JPH10174487A - ファンモータ制御装置 - Google Patents

ファンモータ制御装置

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JPH10174487A
JPH10174487A JP8327418A JP32741896A JPH10174487A JP H10174487 A JPH10174487 A JP H10174487A JP 8327418 A JP8327418 A JP 8327418A JP 32741896 A JP32741896 A JP 32741896A JP H10174487 A JPH10174487 A JP H10174487A
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JP
Japan
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signal
fan motor
power supply
rotation speed
sawtooth
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Application number
JP8327418A
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English (en)
Inventor
Takahiro Ito
孝宏 伊藤
Yu Abe
祐 阿部
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Oriental Motor Co Ltd
Original Assignee
Oriental Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンモータの回転数が、交流電源周波数に
よらず、50Hz地区、60Hz地区でも、設定された
回転数付近で一定、かつ安定して回転する。 【解決手段】 ファンモータ2の回転数信号の発生部3
と、基準回転数信号bを発生する基準信号発生部4と、
回転数信号aと基準信号bとの差信号cを発生する第1
比較部6と、ファンモータ2の交流電源7に接続された
スイッチング素子8と、交流電源周波数に同期したのこ
ぎり波信号dの発生部9と、のこぎり波信号dと前記第
1の比較部6から発生された差信号cとを比較して、差
信号cよりものこぎり波信号dが大きいとき、スイッチ
ング素子8を通電させる第2の比較部10とからなり、
基準回転数がすくなくとも、ファンモータ2単独で、複
数種類の交流電源周波数のうち、最も低い周波数におけ
る回転数を超えないように、設定、制御する装置1であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の機器または
装置の冷却などを目的として送風を行うファンモータの
うち、交流電源を使用する交流ファンモータの制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンモータは、機器または装置の冷却
を代表例として、送風用に広く使用されている。このフ
ァンモータ20の基本構成は、図5に示すように、複数
の羽根21を有する羽根部材22が結合されたロータ
と、該ロータを回転自在に支持し、かつ該ロータに同心
的に配設されたステータとで形成されたモータ部23
と、前記羽根部材22の羽根21を含み、前記モータ部
23を内部に装着する枠部24とからなっている。
【0003】モータの種類としては、交流電源を用いる
同期電動機や誘導電動機あるいは直流電源で動作する直
流電動機があるが、一般に使われているのは、前記誘導
電動機が多い。誘導電動機は、電源周波数に概ね比例し
た回転数で回転する特長があり、例えば、本発明者らが
設計する誘導電動機を使用したファンモータでは、電源
周波数50Hzでの回転数は、1分間に約2800回
転、同じく60Hzでは、1分間に約3200回転とな
り、必然的にその回転数に依存するファンモータの特
性、すなわち風量や騒音も電源周波数により、異なった
値を有している。
【0004】他方、ファンモータの制御装置としては、
ファンモータの回転数に比例した信号を発生する信号発
生部と、基準回転数に相当する基準信号を発生する基準
信号発生部と、前記信号発生部から発生された信号と前
記基準信号発生部から発生された基準信号とを比較し
て、その差信号を発生する第1の比較部と、該第1の比
較部から発生された差信号により、前記ファンモータの
交流電源に直列に接続されたスイッチング素子を通電ま
たは非通電させて、該ファンモータの回転数を制御する
ものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記誘導電
動機を用いたファンモータは、前述のような特長を有し
ているため、わが国のように電源周波数が50Hzと6
0Hzの2種類あると、図5に示される従来のファンモ
ータでは、60Hzの地区では回転数が大きく、したが
って、50Hzの地区で使った場合に比べて、騒音が大
きくなるという問題がある。また、60Hzの地区で最
適になるようにファンモータを利用した機器を設計する
と、50Hzの地区では、回転数が低く、風量が不足す
るという問題がある。
【0006】前記問題が発生するのは、誘導電動機や同
期電動機の回転数が交流電源の周波数に依存するためで
あり、直流電源で動作する直流ファンモータや、疑似的
に交流を発生するインバータを用いた場合には、前記の
ような問題はない。しかし、直流電源もインバータも高
価な装置であり、ファンモータだけのためには使えない
のが実状である。
【0007】そこで、本発明者らは、電源の特性は変え
ずに該ファンモータの回転数を一定にする方向で検討を
始めた。目的は異なるが、同じように電源周波数の違い
に対して対策を検討したのが、特開昭60-20793号であ
る。この特開昭60-20793号は、交流1サイクル中の通電
時間を変えて該モータの回転数を変える、いわゆる位相
制御方式において、安定して回転できる最低回転数の設
定を電源周波数によらずに行う方法であるが、仮に、回
転数を固定した値にして、前述の問題解決の手段として
用いたとしても、スイッチによる切り換えが必要であっ
たり、自動で切り換えるには、電源周波数を認識する回
路が必要であるなど、実用的ではなかった。
【0008】また、特開昭59-158543 号に示す方法を応
用すると、ファンモータの回転異常検出機能を利用し
て、ファンモータへの電源の接続、遮断を繰り返すこと
で、電源周波数によらず、異常検出回転数の付近で回転
させることが可能である。
【0009】しかしながら、前述の方法では、接続、遮
断の周期が長くなり、その実施例のタイムチャートにも
見られるように、回転数が周期的に変動し、騒音が周期
的に変動する、うなり音を発生し、この現象は周囲の者
に耳障りな印象を与え、好ましくないという問題があっ
た。
【0010】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、ファンモータが、交流
電源周波数によらず、設定された回転数付近で一定、か
つ安定して回転するファンモータ制御装置を提供するこ
とにある。
【0011】本発明の他の目的は、ファンモータの回転
数が、電源周波数の50Hz地区、60Hz地区にかか
わらず、同じ回転数となり、これにより、該ファンモー
タの風量、騒音などの特性が同じになるファンモータ制
御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、ファンモータの回転数に比例した信
号を発生する信号発生部と、基準回転数に相当する基準
信号を発生する基準信号発生部と、前記信号発生部から
発生された信号と前記基準信号発生部から発生された基
準信号とを比較して、その差信号を発生する第1の比較
部と、前記ファンモータの交流電源に接続されたスイッ
チング素子とからなり、前記第1の比較部から発生され
た差信号により、前記スイッチング素子を通電させて、
該ファンモータの回転数を制御する装置において、次の
とおりである。
【0013】(1) 前記交流電源としては、その周波
数が複数種類の交流電源に適用され、使用される交流電
源の周波数に同期したのこぎり波信号を発生するのこぎ
り波信号発生部と、前記第1の比較部と前記スイッチン
グ素子との間に、該のこぎり波信号発生部から発生され
たのこぎり波信号と前記第1の比較部から発生された差
信号とを比較して、該差信号よりも前記のこぎり波信号
が大きいとき、前記スイッチング素子を通電させる第2
の比較部とからなり、前記基準回転数がすくなくとも、
前記ファンモータ単独で、前記複数種類の交流電源周波
数のうち、最も低い周波数の交流電源における回転数を
超えないように設定し、制御することを特徴とする。
【0014】(2) 前記(1)において、前記のこぎ
り波信号発生部が前記スイチング素子に並列に接続さ
れ、かつ前記複数種類の交流電源の周波数が50Hz及
び60Hzの2種類であることを特徴とする。
【0015】(3) 前記(1)及び(2)において、
前記のこぎり波信号発生部が、前記交流電源の電圧の正
負が反転する時点を検出するフォトカプラと、該フォト
カプラが検出した時点で作動されるトランジスタと、該
トランジスタにより電荷が充放電されるコンデンサとか
らなることを特徴とする。
【0016】本発明は以上のように構成されているの
で、ファンモータの回転数が大きくなると、信号発生部
からの信号は、回転数に比例して大きくなり、スイッチ
ング素子への非通電時間が長く(通電時間が短く)な
り、該回転数が徐々に低下する。また、該ファンモータ
の回転数が小さくなると、前述とは逆になり、スイッチ
ング素子への非通電時間が短く(通電時間が長く)な
り、該回転数は徐々に上昇する。このように、該ファン
モータは、設定された基準回転数の付近で安定して回転
することになる。
【0017】これらの動作は、電源周波数によらずに行
われるため、電源周波数が50Hz地区、60Hz地区
ともに、同じ回転数で、一定かつ安定した回転となり、
ひいては、該ファンモータの風量、騒音などの特性を同
じにすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。図1は、本
発明のファンモータ制御装置の一実施の形態を示す構成
系統図である。
【0019】図1において、ファンモータ制御装置1に
おける軸流ファンモータ2は、外周に複数の送風用の羽
根2aを有する羽根部材2bが結合されたロータと、該
ロータの回転軸を軸受を介して、回転自在に支持し、か
つ該ロータに同心的に配設された、ステータ巻線を有す
るステータとでモータ部2cを形成するとともに、該モ
ータ部2cと、前記羽根部材2bの羽根2aを含み、前
記モータ部2cを内部に装着する枠部2dとからなって
いる。
【0020】前記ファンモータ制御装置1は、該ファン
モータ2の回転軸に結合され、該ファンモータ2の回転
数に比例した交流電圧信号を発生する回転検出器3と、
基準回転数に相当する基準電圧信号bを発生する基準電
圧発生回路4と、前記回転検出器3から発生された交流
電圧信号を、整流平滑回路5で変換した回転検出直流電
圧信号aと前記基準電圧発生回路4から発生された基準
電圧信号bとを比較して、その差信号cを発生する第1
の比較回路6と、前記ファンモータ2の交流電源7に直
列に接続されたスイッチング素子8と、該スイチング素
子8に並列に接続され、かつ該交流電源7の周波数に同
期したのこぎり波信号dを発生するのこぎり波信号発生
回路9と、該のこぎり波信号発生回路9から発生された
のこぎり波信号dと前記第1の比較回路6から発生され
た差信号cとを比較する第2の比較回路10とからな
る。
【0021】前記のこぎり波信号発生回路9は、交流電
源7の周波数に同期して、その電源電圧の半サイクルご
とに、のこぎり波信号dを発生する。この回路9は、例
えば、前記交流電源7の電圧の正負が反転する時点を検
出するフォトカプラと、該フォトカプラが検出した時点
で作動されるトランジスタと、該トランジスタにより電
荷が充放電されるコンデンサとからなり、電源電圧の正
負が反転する時点で、前記コンデンサの電荷の充放電を
繰り返すことにより、のこぎり波信号dを発生させる。
【0022】前記第2の比較回路10は、前記のこぎり
波信号発生回路9から発生されたのこぎり波信号dと前
記第1の比較回路6から発生された差信号cとを比較
し、該差信号cよりも前記のこぎり波信号dが大きいと
き、パルス状信号eを発生して前記スイッチング素子8
を通電させ、交流電源7より前記ファンモータ2に電流
(電圧波形fの斜線部分)を供給する。この第2の比較
回路10については、演算増幅器を利用して回路を構成
できる。
【0023】前記スイッチング素子8については、トラ
イアックが双方向に電流の供給を制御できて、回路が簡
素化できるが、サイリスタやトランジスタを用いること
もできる。前記交流電源7は、その周波数が複数種類、
例えば50Hz,60Hzの2種類、または2種類以上
のそれぞれの交流電源が適用される。また、前記50H
z,60Hz以外の周波数を有する交流電源でもよい。
【0024】次いで、前記ファンモータ制御装置1の動
作を説明する。図2の各部の信号波形a,b,‥‥‥f
のそれぞれは、図1のa点、b点、‥‥‥f点のそれぞ
れにおける信号を示す。
【0025】以上の構成で、今何らかの原因で、前記フ
ァンモータ2の回転数が大きいときは、図2の各部の信
号波形の左端に示されるように、信号aは、回転数に比
例して大きく、基準回転数に相当する基準電圧信号bと
の差信号cも大きくなっており、該信号cと交流電源7
の周波数に同期したのこぎり波信号dとの交点は、のこ
ぎり波の右側に移動している。その結果、第2の比較回
路10から発生されるパルス状信号eのパルス幅は狭く
なり、スイッチング素子8を導通する時間は短くなり、
ファンモータ2への供給電流は図2のfに示すように低
下し、回転数を減少させる。該回転数の減少に従って、
各部の信号波形は、図2で右方に推移して、ファンモー
タ2への供給電流は図2のfに示すように徐々に増加さ
せながら、その回転数を基準回転数に一致させる。
【0026】一方、前記ファンモータ2の回転数が小さ
くなると、図3の各部の信号波形の左端に示されるよう
に、信号aは、回転数に比例して小さくなり、基準回転
数に相当する基準電圧信号bとの差信号cも小さくなっ
て、該信号cと前記のこぎり波信号dとの交点は、のこ
ぎり波の左側に移動する。その結果、第2の比較回路1
0から発生されるパルス状信号eのパルス幅は広くなっ
て、スイッチング素子8を導通する時間は長くなり、フ
ァンモータ2への供給電流は図3のfに示すように増加
し、回転数を増加させる。該回転数の増加に従って、各
部の信号波形は、図3で右方に推移して、ファンモータ
2への供給電流はfに示すように徐々に減少させなが
ら、その回転数を基準回転数に一致させている。
【0027】以上の動作を繰り返すことにより、前記フ
ァンモータ2は、電源周波数によらずに設定された基準
回転数で、一定にかつ安定して回転することができる。
【0028】図4は、前記ファンモータ制御装置1にお
いて、該ファンモータ2単体の50Hzにおける回転数
は、約2850回転/分であるから、基準回転数を28
00回転/分に設定したときの該ファンモータ2の風量
対静圧特性を示す。
【0029】前記ファンモータ制御装置1によらない場
合の該ファンモータ2単体の風量対静圧特性は、図6に
示すように、電源周波数50Hzのときの回転数285
0回転/分に対して、60Hzのときでは3300回転
/分と、電源周波数によって回転数が異なるため、該電
源周波数により風量に大きな差が生ずる。また、騒音に
ついても、電源周波数50Hzのときでは、56dB
(A)に対して、60Hzのときでは、60dB(A)
と、通常、人間が知覚し得る以上の差が生じている。
【0030】本実施の形態においては、該ファンモータ
2は、電源周波数50Hzのときの回転数2800回転
/分に対して、60Hzのときの回転数では2850回
転/分とほぼ同じ値となる。したがって、風量対静圧特
性についても、図4に示すように、電源周波数によら
ず、ほぼ同じ特性になる。また、騒音についても、該フ
ァンモータ2は、電源周波数50Hzのときの騒音が、
56dB(A)に対して、60Hzのときの騒音が、5
7dB(A)と、人間が知覚し得る以上の騒音差は見ら
れず、電源周波数50Hz地区でも、60Hz地区でも
同じ特性が得られることが分かる。
【0031】なお、本発明の技術は前記実施の形態にお
ける技術に限定されるものではなく、同様な機能を果た
す他の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は
前記構成の範囲内において種々の変更、付加が可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
ファンモータ制御装置によれば、請求項1ないし請求項
3については、前記交流電源としては、その周波数が複
数種類の交流電源に適用され、使用される交流電源の周
波数に同期したのこぎり波信号を発生するのこぎり波信
号発生部と、前記第1の比較部と前記スイッチング素子
との間に、該のこぎり波信号発生部から発生されたのこ
ぎり波信号と前記第1の比較部から発生された差信号と
を比較して、該差信号よりも前記のこぎり波信号が大き
いとき、前記スイッチング素子を通電させる第2の比較
部とからなり、前記基準回転数がすくなくとも、前記フ
ァンモータ単独で、前記複数種類の交流電源周波数のう
ち、最も低い周波数の交流電源における回転数を超えな
いように設定し、制御するので、ファンモータが、交流
電源周波数によらず、設定された回転数付近で一定、か
つ安定して回転させることができる。
【0033】また、本発明のファンモータ制御装置によ
れば、請求項2については、前記のこぎり波信号発生部
が前記スイチング素子に並列に接続され、かつ前記複数
種類の交流電源の周波数が50Hz及び60Hzの2種
類であるので、ファンモータの回転数が、電源周波数の
50Hz地区、60Hz地区にかかわらず、同じ回転数
となり、これにより、該ファンモータの風量、騒音など
の特性を同じにすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファンモータ制御装置の一実施の形態
を示す構成系統図である。
【図2】本実施の形態における軸流ファンモータの回転
数増加時の図1の各点の動作を示す波形図である。
【図3】本実施の形態における軸流ファンモータの回転
数減少時の図1の各点の動作を示す波形図である。
【図4】本実施の形態における軸流ファンモータ単体の
風量対静圧特性を示す図である。
【図5】従来の軸流ファンモータを示す斜視図である。
【図6】従来の軸流ファンモータ単体の風量対静圧特性
を示す図である。
【符号の説明】
1 ファンモータ制御装置 2 軸流ファンモータ 3 回転検出器 4 基準電圧発生回路 5 整流平滑回路 6 第1の比較回路 7 交流電源 8 スイッチング素子 9 のこぎり波信号発生回路 10 第2の比較回路 a 回転検出直流電圧信号(整流平滑回路からの信号) b 基準電圧信号(基準電圧発生回路からの信号) c 信号aと信号bとの差信号(第1の比較回路からの
信号) d のこぎり波信号(のこぎり波信号発生回路からの信
号) e パルス状信号(第2の比較回路からの信号) f スイッチング素子を通った後の電源電圧(波形)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンモータの回転数に比例した信号を
    発生する信号発生部と、基準回転数に相当する基準信号
    を発生する基準信号発生部と、前記信号発生部から発生
    された信号と前記基準信号発生部から発生された基準信
    号とを比較して、その差信号を発生する第1の比較部
    と、前記ファンモータの交流電源に接続されたスイッチ
    ング素子とからなり、前記第1の比較部から発生された
    差信号により、前記スイッチング素子を通電させて、該
    ファンモータの回転数を制御する装置において、 前記交流電源としては、その周波数が複数種類の交流電
    源に適用され、使用される交流電源の周波数に同期した
    のこぎり波信号を発生するのこぎり波信号発生部と、前
    記第1の比較部と前記スイッチング素子との間に、該の
    こぎり波信号発生部から発生されたのこぎり波信号と前
    記第1の比較部から発生された差信号とを比較して、該
    差信号よりも前記のこぎり波信号が大きいとき、前記ス
    イッチング素子を通電させる第2の比較部とからなり、
    前記基準回転数がすくなくとも、前記ファンモータ単独
    で、前記複数種類の交流電源周波数のうち、最も低い周
    波数の交流電源における回転数を超えないように設定
    し、制御することを特徴とするファンモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記のこぎり波信号発生部が前記スイチ
    ング素子に並列に接続され、かつ前記複数種類の交流電
    源の周波数が50Hz及び60Hzの2種類であること
    を特徴とする請求項1に記載のファンモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記のこぎり波信号発生部が、前記交流
    電源の電圧の正負が反転する時点を検出するフォトカプ
    ラと、該フォトカプラが検出した時点で作動されるトラ
    ンジスタと、該トランジスタにより電荷が充放電される
    コンデンサとからなることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のファンモータ制御装置。
JP8327418A 1996-12-09 1996-12-09 ファンモータ制御装置 Pending JPH10174487A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010047363A (ko) * 1999-11-19 2001-06-15 김철병 Ac모터 제어회로
CN100362448C (zh) * 2003-02-26 2008-01-16 华为技术有限公司 一种监控风扇运行的方法
CN102374181A (zh) * 2010-08-19 2012-03-14 日本电产株式会社 风扇系统和电子设备

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