JP3360934B2 - ブラシレスモータの通電位相角制御装置 - Google Patents

ブラシレスモータの通電位相角制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシレスモータの通
電位相角制御装置に係り、特に、モータ回転数の可変速
が広い範囲で要求される電気掃除機に採用して好適な通
電位相角制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータコイルに流れる電流の立ち上がり
時間は、巻線コイルの抵抗とインダクタンスにより決定
されるものであって、高速回転のモータでは電流の遅れ
が問題となっていた。
【0003】これに対し、従来においては、転流の位相
をモータの誘起電圧に対して機械的に一義的に進ませる
ようにしていた。
【0004】ところで、前記した従来技術は、一定速で
回転するモータであれば問題はないが、可変速の必要な
モータにおいては低速時の転流の状態が悪化することに
ついて配慮されておらず、効率低下の問題、具体的には
消費電力の増加、およびモータの脱調という問題があっ
た。
【0005】なお、「ブラシレスモータの駆動装置」と
題する特開平1−174288号公報には、モータの回
転数に応じて最適な位相角を得るという記載がある。
【0006】また、「直流ブラシレスモータの駆動装
置」と題する特開平3−285591号公報には、モー
タの回転数に応じてステータ電圧の位相を推移させると
いう記載がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブラシレスモ
ータの回転数を基に位相角を制御する場合、モータの回
転検出系にノイズが混入する場合があり得、このような
場合、正確な位相角制御を行い得なくなる不具合を生じ
る。
【0008】本発明の目的は、ブラシレスモータの回転
範囲全域においてその効率を向上させることができ、し
たがってモータ回転数の可変速が広い範囲で要求される
電気掃除機に採用して消費電力の低減、およびモータの
脱調防止のいずれの点でも好適であり、特に、従来のよ
うに、ブラシレスモータの回転数を基に位相角を制御す
る場合の不具合、すなわちモータの回転検出系にノイズ
が混入した場合、正確な位相角制御を行い得なくなると
いう不具合を無くした、改良されたブラシレスモータの
通電位相角制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的は、磁極検出の
センサ信号を基にモータに流す電流の位相を決定する手
段を有するブラシレスモータの通電位相角制御装置にお
いて、磁極センサがモータの最高回転数に合うように当
該センサの位相を進み方向に配置し、かつモータの回転
数が最高回転数以外のときには、磁極センサ信号の位相
を遅らせ、モータの誘起電圧と通電電流の位相が合うよ
うに、前記モータに流れる電流を基に通電位相角を制御
する手段を具備することによって達成される。
【0010】
【作用】モータに流れる電流を基に通電位相角を制御す
ることは、モータの発生するトルクを制御することにな
る。
【0011】そして、本発明によれば、磁極センサがモ
ータの最高回転数に合うように当該センサの位相を進み
方向に配置し、かつモータの回転数が最高回転数以外の
ときには、磁極センサ信号の位相を遅らせ、モータの誘
起電圧と通電電流の位相が合うように制御することによ
り、ブラシレスモータの回転範囲全域においてその効率
を向上させることができる。
【0012】また、本発明によれば、モータに流れる電
流を基に通電位相角を制御することにより、従来のよう
に、ブラシレスモータの回転数を基に位相角を制御する
場合の不具合、すなわちモータの回転検出系にノイズが
混入した場合、正確な位相角制御を行い得なくなるとい
う不具合を無くすことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を、図面の一実施例に基づいて
説明する。
【0014】図1は本発明を電気掃除機に適用した場合
の一実施例を示すブラシレスモータ1の縦断面図であ
る。
【0015】構成について簡単に説明する。
【0016】回転部分はシャフト2と、シャフト2に取
り付けられたヨーク3と、その外周部に設けられた永久
磁石4と、永久磁石4の保護に用いる保護カバー5とか
ら構成される。
【0017】また、回転部分は2個のベアリング6によ
ってハウジング7に支持される。
【0018】ハウジング7には固定部に相当する、コイ
ル8の巻かれたステータ9が圧入される。
【0019】回転部分の永久磁石4に対向して磁極セン
サ10が配置される。
【0020】シャフト2の端部にはファン11が取り付
けられ、その下部には風のガイドに相当するディフュー
ザ12が配置され、それらの外側を囲むようにファンカ
バー13が配置される。
【0021】風の流れは破線で示した通りであり、ファ
ン11によってファンカバー13の中央から吸い込まれ
た風はディフューザ12によってモータ内部に導かれ、
ステータ9のコイル8を冷却し、ハウジング7の底部か
ら排出される。
【0022】図2は電気掃除機の全体構成を示したもの
である。
【0023】本体20には先に述べたブラシレスモータ
1と、吸込口21と、集塵空間22と、1次フィルタ2
3と、表示部24と、2次フィルタ25と、制御回路2
6と、車輪27とを備える。
【0024】風の流れは波線で示したように吸込口21
から集塵空間22を通って1次フィルタ23を通り、清
浄された空気はブラシレスモータ1の内部を通ってモー
タ1を冷却し、2次フィルタ25で再度清浄されて本体
20から外部に排出される。
【0025】図3は従来型ブラシレスモータのコイルに
通電するときのモータの誘起電圧と磁極センサ信号との
位相関係を示したものである。
【0026】本方式は誘起電圧の中心部の120度の部
分に電流を流す120度通電方式であり、各相の誘起電
圧の零クロスの点から電気角で30度遅れたところから
120度分電流を流す。
【0027】したがって、磁極センサU相、V相、W相
はモータの誘起電圧に対して図示したように誘起電圧の
零クロスの点から電気角で30度位相の遅れたところに
取り付けられる。
【0028】そして、U相の磁極センサ信号とV相の磁
極センサ信号の排他的論理和を取ったものがU+信号
で、同様にV相の磁極センサ信号とW相の磁極センサ信
号の排他的論理和でV+信号が、またU相磁極センサ信
号とW相磁極センサ信号の排他的論理和でW+が作成さ
れる。
【0029】また、U−、V−、W−信号も同様にそれ
ぞれの排他的論理和を取ることで得られる。
【0030】そしてU相を例に取れば、図示したように
U相に流す電流のタイミングはU+信号とU−信号の論
理和となり、U相誘起電圧の中心部の120度の区間と
なる。
【0031】ところで、モータに流れる電流は抵抗とイ
ンダクタンスの影響を受け、ステップの電流指令に対し
抵抗とインダクタンスから決定される時定数で立ち上が
る。このとき定数はモータの抵抗とインダクタンスによ
って決定されるもので、モータの極数や回転数には影響
されず、一定であり、したがって従来のブラシレスモー
タでは前記したごときタイミングとなるようにしてい
た。
【0032】しかし、モータの極数が多極になるものや
回転数が高いものは、時定数が大きいと電流の立上がり
が遅くなるため、モータの誘起電圧の一番大きいところ
から後側の誘起電圧の小さいところに電流を流すような
タイミングになってしまう。
【0033】つまり、モータの誘起電圧と通電する電流
との積がトルクになるため、発生トルクが低下し、最悪
の場合には脱調に至る場合がある。
【0034】そこで、高速回転するモータの電流の遅れ
分を予め考慮して、磁極センサがモータの最高回転数に
合うように当該センサの位相を進み方向に配置し、高速
回転でもトルクの減少を抑えるようにする。
【0035】図4はその様子を説明するためのもので、
図3で示したU相、V相、W相の磁極センサを、それぞ
れの誘起電圧位相の零クロス点に合わせたものであり、
このように磁極センサの位相を進ますことで、U相に流
れる電流は図示したようにU相の誘起電圧の位相に合う
ようになり、発生トルクの減少を低減することができ
る。
【0036】しかし、モータ回転数の可変速が広い範囲
で要求される、例えば電気掃除機においては、回転数が
低速になったとき、誘起電圧の低いところに電流を流す
タイミングとなってしまう。つまり、発生トルクが減少
し効率が低下してしまう。ただし、この問題に対しては
以下のように対処することができる。
【0037】図5は本発明を実現するためのモータの駆
動回路構成について示したものである。
【0038】まず、構成について説明する。
【0039】商用電源から受電した交流電圧は整流回路
30によって直流に変換され、その電圧は平滑コンデン
サ31により平滑され、インバータ32に印加される。
【0040】インバータ32の各相の出力は、ブラシレ
スモータ1のコイルにそれぞれ与えられる。
【0041】ブラシレスモータ1には先に述べたよう
に、磁極センサ10がモータの最高回転数に合うように
センサ10の位相を進ませて配置されている。
【0042】磁極センサ10の磁極信号101は、ドラ
イブ信号作成部51と演算処理部52とに入力される。
【0043】演算処理部52からは指令信号53が出力
され、演算処理部52の入力部には電流検出抵抗54の
電流検出値55が入力されている。
【0044】ドライブ信号作成部51は磁極センサ10
の信号を基に、インバータ32の相切り替えを行い、ブ
ラシレスモータ1のロータの位置に対して最適な電流を
流せるようになっている。
【0045】演算処理部52は、磁極センサ10の磁極
信号101からモータ1の速度を演算し、電流検出抵抗
54からの電流検出値の値55を基に指令信号53を出
力し、磁極センサ信号の位相を遅らせ、モータ1の誘起
電圧と通電電流の位相が合うようにしている。
【0046】図6は、モータに流れる電流を基に通電位
相角を制御する場合のフローチャートである。
【0047】通電位相角の制御のオン、オフは通電位相
角制御フラグにより行われるものとして以下説明してい
く。
【0048】まず、初期設定として前回の電流値を保存
しておく前回の電流値メモリーに最大電流値をセットす
る。
【0049】次に、通電位相角制御フラグがセットされ
ていなければ終了とする。
【0050】通電位相角制御フラグがセットされている
場合は、現在流れている電流を検出し、その値が前回の
電流値に対して大きいかどうかを比較する。
【0051】その結果、前回の電流値よりも小さくなっ
た場合には通電位相角をより一層遅らせる指令信号53
を出力する。そして、今回測定した電流値を前回の電流
値メモリーに保存する。
【0052】一方、通電位相制御フラグがセットされた
ままで今回の検出電流値が前回よりも大きくなった場合
には、通電位相角を進ませる処理を行う。このときヒス
テリシスを付けた方が制御は安定しやすい。
【0053】以上述べた処理を繰り返し行うことで電流
の最も低い電流位相に制御することができる。
【0054】次に、モータ1に流れる電流を基に通電位
相角を制御する手段が故障したときその代替手段として
モータ1の回転数を基に通電位相角を制御する場合につ
いて図7を用いて説明する。
【0055】この制御は、モータ1の抵抗値とインダク
タンスから決まる時定数とモータ1の極数と回転数か
ら、モータ回転数に対する通電位相角を予め測定したデ
ータを、先に示した演算処理部52の内部のROMに書
き込んでおき、順次モーター回転数に対する通電位相角
データを出力する。
【0056】フローチャートで示せば、まずモータ1の
回転数を磁極センサ10の磁極信号101を基に演算
し、先にも述べたように通電位相制御フラグがセットさ
れていれば、演算した回転数に対する通電位相角をRO
Mデータから読み出し、通電位相角として演算処理部5
2からドライブ信号作成部51に指令信号53が出力さ
れる。
【0057】また、通電位相制御フラグがリセットされ
た場合にはこれらの処理を中止する。
【0058】このように、モータ1に流れる電流を基に
通電位相角を制御する手段が故障したときその代替手段
としてモータ1の回転数を基に通電位相角を制御すれ
ば、前記モータ1の回転数を基に通電位相角を制御する
手段は、使用優先順位第1位の通電位相角制御手段、つ
まりモータに流れる電流を基に通電位相角を制御する手
段の後備保護手段として機能する。
【0059】そして、前記2つの通電位相角制御手段が
同時に故障するという発生頻度は極めて低く、モータ1
の回転数を基に通電位相角を制御する手段に既述したご
とき不具合が存在していても、運転の途中でブラシレス
モータが停止してしまうというトラブル発生を未然に回
避することができる。
【0060】なお、モータ1に流れる電流を基に通電位
相角を制御する手段が故障したときには、その旨を表示
器に表示して利用者に修理の必要を知らせるようにすれ
ば良い。
【0061】ここで、磁極センサ10の位置をアクチュ
エータによって機械的にずらす場合について、図8およ
び図9を用いて説明する。
【0062】図8は、ブラシレスモータ1のステータ9
に超音波モータ300を配置した図である。
【0063】ステータ9には超音波モータ用ステータ3
02が配置され、その超音波モータ用ステータ302の
振動面に対向して超音波モータ用ロータ301が配置さ
れる。
【0064】超音波モータ用ロータ301には磁極セン
サ10が配置されている。
【0065】次に動作について説明する。
【0066】先に述べたように、磁極センサ10の取り
付けられた超音波モータ用ロータ301を回転するよう
に制御し、モータ電流が最低になる位置に制御すること
でモータ効率を上げることができる。
【0067】図9は、図8で示した超音波モータ300
を駆動する回路について示したものである。
【0068】回路構成は図5とほとんど同じであるので
詳細な説明はしないが、基本的に同記号は同じものであ
る。
【0069】図5と異なるのは、演算処理部52の指令
信号53が超音波モータ300の駆動信号になっている
ことである。
【0070】なお、以上の説明は電気掃除機について説
明したが、エアコンや一般的なブラシレスモータを用い
た用途にも同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0071】
【発明の効果】以上本発明によれば、ブラシレスモータ
の回転範囲全域においてその効率を向上させることがで
き、したがってモータ回転数の可変速が広い範囲で要求
される電気掃除機に採用して消費電力の低減、およびモ
ータの脱調防止のいずれの点でも好適であり、特に本発
明によれば、ブラシレスモータに流れる電流を基に通電
位相角を制御するものであり、従来のように、ブラシレ
スモータの回転数を基に位相角を制御する場合の不具
合、すなわちモータの回転検出系にノイズが混入した場
合、正確な位相角制御を行い得なくなるという不具合を
無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を電気掃除機に適用した場合の一実施例
を示すブラシレスモータ1の縦断面図である。
【図2】電気掃除機の全体構成を示す図である。
【図3】従来型ブラシレスモータのコイルに通電すると
きのモータの誘起電圧と磁極センサ信号との位相関係を
示すタイミングチャートである。
【図4】本発明においてブラシレスモータのコイルに通
電するときのモータの誘起電圧と磁極センサ信号との位
相関係を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明を実現するためのモータの駆動回路図で
ある。
【図6】モータ電流を基に通電位相制御を行う場合のフ
ローチャートである。
【図7】モータの回転数で通電位相角制御を行う場合の
フローチャートである。
【図8】磁極センサ10の位置を機械的に移動させるた
めに、ブラシレスモータ1のステータ9に超音波モータ
300を配置して示す図である。
【図9】図8で示した超音波モータ300の駆動回路図
である。
【符号の説明】
1…ブラシレスモータ、2…シャフト、3…ヨーク、4
…永久磁石、5…保護カバー、6…ベアリング、7…ハ
ウジング、8…コイル、9…ステータ、10…磁極セン
サ、11…ファン、12…ディフューザ、13…ファン
カバー、20…掃除機本体、21…吸込口、22…集塵
空間、23…1次フィルタ、24…表示部、25…2次
フィルタ、26…制御回路、27…車輪、30…整流回
路、31…平滑コンデンサ、32…インバータ、35…
ドライブ信号、51…ドライブ信号作成部、52…演算
処理部、53…指令信号、54…電流検出抵抗、101
…磁極信号、200…ロータ、300…超音波モータ、
301…超音波モータ用ロータ、302…超音波モータ
用ステータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−219494(JP,A) 特開 昭55−29213(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/00 - 6/24 H02K 29/00 - 29/14 H02K 11/00 - 11/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁極検出のセンサ信号を基にモータに流す
    電流の位相を決定する手段を有するブラシレスモータの
    通電位相角制御装置において、磁極センサがモータの最
    高回転数に合うように当該センサの位相を進み方向に配
    置し、かつモータの回転数が最高回転数以外のときに
    は、前記磁極センサの位置を可変とし、磁極センサから
    の磁極検出信号によってモータに流す電流のタイミング
    を可変として、磁極センサ信号の位相を遅らせ、モータ
    の誘起電圧と通電電流の位相が合うように、前記モータ
    に流れる電流を基に通電位相角を制御する手段を具備す
    ることを特徴とするブラシレスモータの通電位相角制御
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、モータに流れる電流を
    基に通電位相角を制御する使用優先順位第1位の通電位
    相角制御手段と、前記モータに流れる電流を基に通電位
    相角を制御する手段が故障したときその代替手段として
    モータの回転数を基に通電位相角を制御する手段とを具
    備することを特徴とするブラシレスモータの通電位相角
    制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、磁極センサか
    らの磁極検出信号によってモータに流す電流のタイミン
    グを可変する場合に、前記磁極センサの位置を制御する
    手段はアクチュエータであるブラシレスモータの通電位
    相角制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、磁極センサの位置を制
    御するアクチュエータ、当該磁極センサの位置を回転
    させて制御する超音波モータであるブラシレスモータの
    通電位相角制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の通電
    位相角制御装置を備えたブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】電動送風機の駆動モータに請求項5に記載
    のブラシレスモータを備えた電気掃除機。
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