JP2003324875A - ブラシレスdcモータ、ブラシレスdcモータ駆動装置、および圧縮機 - Google Patents
ブラシレスdcモータ、ブラシレスdcモータ駆動装置、および圧縮機Info
- Publication number
- JP2003324875A JP2003324875A JP2002130655A JP2002130655A JP2003324875A JP 2003324875 A JP2003324875 A JP 2003324875A JP 2002130655 A JP2002130655 A JP 2002130655A JP 2002130655 A JP2002130655 A JP 2002130655A JP 2003324875 A JP2003324875 A JP 2003324875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- brushless
- rotor
- barrier
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
リラクタンストルクを有効に使うことができ、かつ、誘
起電圧を正弦波状に近似できる。 【解決手段】 電磁鋼板などを積層してなる回転子コア
1aの内部に永久磁石を配置しているとともに、永久磁
石とその外周方向に隣接している磁性体1cとの両端
に、磁石厚みよりも大きい空隙もしくは非磁性体からな
るバリア部1dを、バリア部1dは、回転子コア1aの
表面と対向する部分の一部が直線状に切除されたのと等
価な形状を有している。
Description
を埋め込んでなる回転子を有するブラシレスDCモー
タ、このブラシレスDCモータを駆動する装置、および
この装置により駆動されるブラシレスDCモータを駆動
源とする圧縮機に関する。
なる回転子を有するブラシレスDCモータとして、特開
平9−140076号公報に示す永久磁石モータ、およ
び特開2000−116043号公報に示すブラシレス
DCモータが提案されている。
磁石モータは、図1、図2に示すように、磁石両端部を
尖端形状(θを約90°)として、リラクタンストルク
の向上、トルクリプルの軽減を達成するものである。た
だし、高調波騒音(固定子にかかる法線方向の電磁力)
に対しての言及はなく、騒音に対しての最適な設計には
なっていない。また、この永久磁石モータでは、磁石両
面側の鉄心(Pa1、Pa2)に磁束を流す必要があるた
め、回転子の最外周に位置する永久磁石の両端部を尖端
形状にすることが必須条件となっている。
ブラシレスDCモータは、図3に示すように、モータ駆
動時の回転子から固定子に流れ込む磁束の急激な変化
を、回転子外周に凹部31を設けることにより緩和する
ものである。この構成は、制御性を向上するため誘起電
庄を正弦波状にするためのものであり、また、誘起電圧
を正弦波状にすると、固定子にかかる法線方向の電磁力
の高調波成分を緩和することができ、騒音に対しても有
効である。しかし、このブラシレスDCモータでは、回
転子−固定子間のエアギャップを不均一にすることが必
要なため、コギングトルク(無負荷トルク脈動)が発生
し、効率よく騒音を低減することはできない。
タ、特にリラクタンストルクを併用する永久磁石を回転
子に埋め込んでなるブラシレスDCモータにおいては、
回転子鉄芯が回転子の表面に存在するため、固定子と回
転子との間の磁気的エアギャップが小さく、回転子表面
の鉄芯形状により複雑な磁束が流れ、ひいてはその磁束
の急激な変化などで高調波成分の磁束が発生する。
には寄与しない法線方向の電磁力をも発生させ、それが
高調波のモータ加振力となり振動騒音の要因となってい
た。
音以外に鉄損の増加の原因となっていた。
部を設ける場合には、モータ組立時に、固定子−回転子
の芯を出す工程が困難になってしまう。
によるトルクとリラクタンストルクを有効に使うことが
でき、かつ、騒音低減のため誘起電圧を正弦波状にでき
るモータ形状が望まれている。
たものであり、簡単な回転子構造で磁石磁束によるトル
クとリラクタンストルクを有効に使うことができ、か
つ、誘起電圧を正弦波状に近似できるブラシレスDCモ
ータ、このブラシレスDCモータを駆動する装置、およ
びこの装置により駆動されるブラシレスDCモータを駆
動源とする圧縮機を提供することを目的としている。
Cモータは、内部に永久磁石を埋め込んでなる回転子を
有するものであって、回転子内の各永久磁石とその外周
方向に隣接している磁性体との、回転子の中心軸を含む
所定の平面と直交する方向の両端に、永久磁石の厚みよ
りも大きい空隙もしくは非磁性体からなるバリア部を設
けてなり、このバリア部として、回転子極に面する側の
バリア部先端部を所定量だけ削ってなるのと等価な形状
を有しているものを採用するものである。
バリア部の先端部と極側面とのなす角度を、90°以
上、かつ121°以下の所定角度に設定したものであ
る。
バリア部の先端部の削り始めに相当する位置を、バリア
部の幅の75%以内の所定位置に設定したものである。
回転子として、真円筒形状を有しているものを採用する
ものである。
久磁石を基準として、両側のバリア部を、回転子極に面
する側のバリア部先端部を所定量だけ削ってなるのと等
価な形状を有するものとしたものである。
久磁石を基準として、回転子の回転側のバリア部を、回
転子極に面する側のバリア部先端部を所定量だけ削って
なるのと等価な形状を有するものとしたものである。
子として、直巻巻線を有するものを採用するものであ
る。
は、固定子印加電圧、モータ電流、および請求項1から
請求項7の何れかのブラシレスDCモータの機器定数を
用いて所定の演算を行って回転子の回転位置を推定し、
推定された回転位置に基づいて、請求項1から請求項7
の何れかのブラシレスDCモータに電圧もしくは電流を
供給するためのインバータを制御するインバータ制御手
段を有するものである。
スDCモータ駆動装置により駆動されるブラシレスDC
モータを駆動源とするものである。
部に永久磁石を埋め込んでなる回転子を有するものであ
って、回転子内の各永久磁石とその外周方向に隣接して
いる磁性体との、回転子の中心軸を含む所定の平面と直
交する方向の両端に、永久磁石の厚みよりも大きい空隙
もしくは非磁性体からなるバリア部を設けてなり、この
バリア部として、回転子極に面する側のバリア部先端部
を所定量だけ削ってなるのと等価な形状を有しているも
のを採用するのであるから、磁束の急激な変化を抑制し
て磁束の高調波成分を緩和し、ひいては、効率を低下さ
せることなく、低騒音化、低振動化を実現することがで
きる。
ば、前記バリア部の先端部と極側面とのなす角度を、9
0°以上、かつ121°以下の所定角度に設定するので
あるから、トルクリプルの6次、12次、18次の高調
波成分を抑制できるほか、請求項1と同様の作用を達成
することができる。
ば、前記バリア部の先端部の削り始めに相当する位置
を、バリア部の幅の75%以内の所定位置に設定したの
であるから、トルクリプルの18次、24次の高調波成
分を抑制できるほか、請求項1または請求項2と同様の
作用を達成することができる。
ば、前記回転子として、真円筒形状を有しているものを
採用するのであるから、風損の増加を防止できるととも
に、ブラシレスDCモータ組立時の工程を容易にできる
ほか、請求項1から請求項3の何れかと同様の作用を達
成することができる。
ば、各永久磁石を基準として、両側のバリア部を、回転
子極に面する側のバリア部先端部を所定量だけ削ってな
るのと等価な形状を有するものとしているので、双方向
に回転可能なブラシレスDCモータに好適であるほか、
請求項1から請求項4の何れかと同様の作用を達成する
ことができる。
ば、各永久磁石を基準として、回転子の回転側のバリア
部を、回転子極に面する側のバリア部先端部を所定量だ
け削ってなるのと等価な形状を有するものとしているの
で、一方向のみに回転可能なブラシレスDCモータに好
適であるほか、請求項1から請求項4の何れかと同様の
作用を達成することができる。
ば、固定子として、直巻巻線を有するものを採用するの
であるから、騒音低減効果を高めることができるほか、
請求項1から請求項6の何れかと同様の作用を達成する
ことができる。
であれば、固定子印加電圧、モータ電流、および請求項
1から請求項7の何れかのブラシレスDCモータの機器
定数を用いて所定の演算を行って回転子の回転位置を推
定し、推定された回転位置に基づいて、請求項1から請
求項7の何れかのブラシレスDCモータに電圧もしくは
電流を供給するためのインバータを制御するインバータ
制御手段を有するのであるから、ブラシレスDCモータ
を高温高圧環境下で使用する場合であってもブラシレス
DCモータを安定に駆動することができる。
ラシレスDCモータ駆動装置により駆動されるブラシレ
スDCモータを駆動源とするのであるから、安定に駆動
することができるとともに、騒音を低減することができ
る。
発明のブラシレスDCモータ、ブラシレスDCモータ駆
動装置、および圧縮機の実施の態様を詳細に説明する。
一実施態様に組み込まれる回転子の構成を示す縦断面図
である。なお、固定子の構成は従来公知であるから、説
明を省略する。
なる回転子コア1aの内部に永久磁石1bを配置してい
るとともに、永久磁石1bとその外周方向に隣接してい
る磁性体1cとの両端に、磁石厚みよりも大きいバリア
部1dを設けている。なお、1eは回転軸、1fはバリ
ア部1d同士の間に位置するリブである。
石、希土類磁石などが例示できる。そして、各永久磁石
1bは、回転子1の中心軸と平行、かつ極対数に基づい
て定まる所定の半径方向と直交する平面上に位置するよ
うに、埋め込み状に装着されている。
束短絡を防止するためのものであり、空隙もしくは非磁
性体で構成されている。そして、各バリア部1dは、永
久磁石1bの延長方向に所定長さだけ延び、続いて回転
子コア1aの表面に向かって延びる形状を有している。
なお、バリア部1dは、回転子コア1aの表面までは延
びておらず、回転子コア1aの表面との間にブリッジ部
1gを形成している(図5参照)。
は、回転子コア1aの表面と対向する部分の一部が直線
状に切除された1d'のと等価な形状を有している。な
お、Wはバリア部1dの幅を、θは削り角度(バリア部
の先端と極側面とのなす角度)を、η×Wは削り始めま
での距離を、それぞれ表している。
は、回転子コア1aの表面と対向する部分の一部が円弧
状に切除されたのと等価な形状を有していてもよい。な
お、ブリッジ部に対応する部分の接線と円弧状部の接線
とのなす角Ψが0以上に設定される。
は次のとおりである。
に鎖交する磁束は誘起電圧として考えることができる
(V=dφ/dt:ここでφは電機子巻線に鎖交する磁
束)。図7は回転子を無負荷にて回転させたときの巻線
両端にかかる誘起電圧を測定したものである。
は、回転子外周の極とバリア部の境界が固定子歯部先端
付近を通過するポイントと一致する。
部を鎖交せず再び回転子に戻っていた磁束(図8を参
照)が完全になくなってしまったために起こる。
ることができれば、誘起電庄の歪率を抑えると共に磁束
の高調波成分を緩和することが可能になる。
の形状を、回転子極に面する側のバリア部先端を削った
のと等価な形状とすることにより(図4参照)、磁束の
急激な変化を抑制し、磁束の高調波成分を緩和してい
る。
中(B)参照}と従来のブラシレスDCモータの磁束の
流れ{図9中(A)参照}とを示したもので、この実施
態様を採用することによって、回転子外周付近の磁束の
急激な変化を緩和していることが分かる。
例を図10に示す。なお、黒四角が従来のブラシレスD
Cモータにおける高調波次数毎の誘起電圧を、黒菱形が
この実施態様のブラシレスDCモータにおける高調波次
数毎の誘起電圧を、それぞれ示している。この図では5
次の成分が大きくなっているが、この例は、8f、10
f、14f(おもに7次、11次、13次の電流高調波
が原因となる)の騒音を低減するために設計したもので
ある。なお、fは駆動信号の基本周波数(例えば、電源
周波数)である。
=118°、η=0.5に設定した時の振動への効果
を、図11に示す。図11から、電磁力の高調波成分が
軽減されて、振動が低減していることが分かる。
90°<θ<121°を満足するように設定することが
好ましい。
磁束の不均一を緩和することができる(図9参照)が、
削り角度θが大きくなりすぎると飽和が難しくなり振動
が大きくなってしまう。
化を示す図である。図12から分かるように、6f、1
2f、18fは削り角度θを大きくすることにより一度
は小さくなるが、その後は増加する傾向を示す。6fに
ついてみれば、削り角度θ121°以上で従来形状のバ
リア部を採用した場合よりも大きくなってしまう。この
ことより、θは90°<θ<121°を満足するように
設定することが好ましく、トルクリプルを小さくするこ
とができる。
先端の削り始めの位置をバリア幅の75%以内に設定す
る(η≦0.75に設定する)ことが好ましい。
高調波成分の変化を測定したところ、図13に示す結果
が得られた。図13から分かるように、18f、24f
はηを大きくすることにより一度は小さくなるが、その
後は増加する傾向を示す。図13の傾向から分かるよう
に、削り始め位置を75%以内(η≦0.75)に設定
することが好ましく、トルクリプルを小さくすることが
できる。
円筒状にすることが好ましい。
ータ組立て時の工程を容易にすることができる。
基準とする両端のバリア部1dの形状を、回転子極に面
する側のバリア部先端を削ったのと等価な形状としても
よいが、各永久磁石1bを基準とする一方の端のバリア
部1dの形状を、回転子極に面する側のバリア部先端を
削ったのと等価な形状としてもよい。
あればよく(図14参照)、法線方向の電磁力低減は両
側のバリア部の最適化がなされた場合にも同様に達成さ
れる。
る場合と片側にある場合とバリア部最適化がなされない
場合(従来の場合)との電磁化振力を比較した図であ
る。
レスDCモータの場合には、バリア部最適化を極の両側
において実現することが好ましく、逆に、一方向のみに
回転されるブラシレスDCモータの場合には、バリア部
最適化を極の一方の側において実現することが好まし
い。
を施すことが好ましい。
違いにより、直巻よりも分布巻の方が極数を多く作るこ
とができる。そのため分布巻は、固定子歯部1つにかか
る電磁力を分散することができ(図16参照)、一般的
に直巻巻線よりも電磁力が原因で発生する騒音が低い。
騒音として問題になるのはトルクリプルによる騒音では
なく、電磁力高調波成分による騒音であり、特に高調波
周波数の中では8f、10f、14f、16f{fは駆
動信号の基本周波数(例えば、電源周波数)}による騒
音となっている(図17参照)。
合いを示す図である。
18に示すように、8f、10f、14f、16fの電
磁力の低減に効果があり、騒音を低減する効果は分布巻
よりも直巻のほうが大きいといえる。
タを駆動するための駆動装置の一実施態様を示すブロッ
ク図である。
流電源11を入力とする整流回路12の出力端子間に平
滑用コンデンサ13を接続し、平滑化された直流電圧を
入力として交流電圧もしくは電流をブラシレスDCモー
タ15に供給するインバータ14を有している。
子巻線への印加電圧を検出する固定子印加電圧検出部1
5a、モータ電流を検出するモータ電流検出部15b
と、検出された固定子印加電圧、およびモータ電流を入
力とし、ブラシレスDCモータの機器定数を用いて所定
の演算を行って回転子の回転位置、および回転速度を検
出する位置・速度検出部16と、速度指令および同定さ
れた回転速度を入力として速度制御演算を行い、電流指
令を出力する速度制御部17と、電流指令および位相指
令を入力として位相制御演算を行う位相制御部18と、
位相制御部18からの出力、回転子の回転位置、および
モータ電流を入力として電流制御演算を行い、電圧指令
を出力し、インバータ14に供給する電流制御部19と
を有している。
センサーを用いることなく回転子の回転位置、および回
転速度を検出することができるものであり、具体的に
は、内部にブラシレスDCモータの数式モデルを持ち、
推定位置と推定速度起電力とに基づいて演算された推定
電流と実際に流れているモータ電流とにより、ロータの
位置と速度を同定するもの(「電流推定誤差に基づくセ
ンサレスブラシレスDCモータ制御」:竹下他、平成7
年 電学論 D−115,420参照)、ブラシレスD
Cモータの数式モデルを突極型モータヘ拡張することで
突極性を持つブラシレスDCモータの位置推定を行うも
の(速度起電力推定に基づくセンサレス突極形ブラシレ
スDCモータ制御」:竹下他、平成9年 電学論 D−
117,98参照)が例示できる。したがって、ブラシ
レスDCモータに印加する通電期間の影響を受けず、原
理的には180°区間すべての位置検出が可能となり、
ひいては180°すべての位相を制御できることにな
る。
電流制御部19の作用は従来公知であるから、詳細な説
明は省略する。
用した場合には、高温高圧部にセンサーを内蔵すること
無しに、安価に、かつ高信頼性での回転子の位置検出が
可能となり、また、ブラシレスDCモータに供給する電
流の通電期間を制限することが無くなるため、正弦波通
電が可能となり、ブラシレスDCモータの高効率化に寄
与し、また、電流位相を自由に進める制御を行うことが
できることにより、磁石トルクとリラクタンストルクと
の併用ができ、さらに高効率なモータ駆動ができ、か
つ、弱め磁界制御も行うことができるためモータの運転
範囲の拡大も達成することができる。このようにモータ
電流、電圧を正確に検出する必要があるが、上記の構成
のブラシレスDCモータを用いることで、電圧の歪を小
さくすることができ、モータ電流、電圧をより正確に検
出することができる。
であり、ブラシレスDCモータの位置検出を直接行うた
めのセンサを内蔵することは難しい。しかし、図19の
ブラシレスDCモータ駆動装置により駆動されるブラシ
レスDCモータを駆動源として圧縮機の密閉容器に格納
することができる。
タ振動とが共振し、大きな騒音を発生する可能性がある
が、上記のブラシレスDCモータを用いることで騒音を
大幅に低減できる。
抑制して磁束の高調波成分を緩和し、ひいては、効率を
低下させることなく、低騒音化、低振動化を実現するこ
とができるという特有の効果を奏する。
12次、18次の高調波成分を抑制できるほか、請求項
1と同様の効果を奏する。
次、24次の高調波成分を抑制できるほか、請求項1ま
たは請求項2と同様の効果を奏する。
るとともに、ブラシレスDCモータ組立時の工程を容易
にできるほか、請求項1から請求項3の何れかと同様の
効果を奏する。
ラシレスDCモータに好適であるほか、請求項1から請
求項4の何れかと同様の効果を奏する。
なブラシレスDCモータに好適であるほか、請求項1か
ら請求項4の何れかと同様の効果を奏する。
ことができるほか、請求項1から請求項6の何れかと同
様の効果を奏する。
を高温高圧環境下で使用する場合であってもブラシレス
DCモータを安定に駆動することができるという特有の
効果を奏する。
できるとともに、騒音を低減することができるという特
有の効果を奏する。
ある。
示す縦断面図である。
の回転子の構成を示す縦断面図である。
シレスDCモータとの磁束線を比較する図である。
である。
す図である。
ータの回転子の構成を示す縦断面図である。
に対応させて法線方向の電磁力高調波成分の比較を示す
図である。
図である。
を示す図である。
タ駆動装置の構成を示すブロック図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 内部に永久磁石(1b)を埋め込んでな
る回転子(1)を有するブラシレスDCモータであっ
て、 回転子内の各永久磁石(1b)とその外周方向に隣接し
ている磁性体(1c)との、回転子(1)の中心軸を含
む所定の平面と直交する方向の両端に、永久磁石(1
b)の厚みよりも大きい空隙もしくは非磁性体からなる
バリア部(1d)を設けてなり、このバリア部(1d)
は、回転子極に面する側のバリア部先端部を所定量だけ
削ってなるのと等価な形状を有していることを特徴とす
るブラシレスDCモータ。 - 【請求項2】 前記バリア部(1d)の先端部と極側面
とのなす角度は、90°以上、かつ121°以下の所定
角度である請求項1に記載のブラシレスDCモータ。 - 【請求項3】 前記バリア部(1d)の先端部の削り始
めに相当する位置は、バリア部(1d)の幅の75%以
内の所定位置である請求項1または請求項2に記載のブ
ラシレスDCモータ。 - 【請求項4】 前記回転子(1)は、真円筒形状を有し
ている請求項1から請求項3の何れかに記載のブラシレ
スDCモータ。 - 【請求項5】 各永久磁石(1b)を基準として、両側
のバリア部(1d)は、回転子極に面する側のバリア部
先端部を所定量だけ削ってなるのと等価な形状を有して
いる請求項1から請求項4の何れかに記載のブラシレス
DCモータ。 - 【請求項6】 各永久磁石(1b)を基準として、回転
子(1)の回転側のバリア部(1d)は、回転子極に面
する側のバリア部先端部を所定量だけ削ってなるのと等
価な形状を有している請求項1から請求項4の何れかに
記載のブラシレスDCモータ。 - 【請求項7】 固定子は、直巻巻線を有している請求項
1から請求項6の何れかに記載のブラシレスDCモー
タ。 - 【請求項8】 固定子印加電圧、モータ電流、および請
求項1から請求項7の何れかのブラシレスDCモータ
(15)の機器定数を用いて所定の演算を行って回転子
の回転位置を推定し、推定された回転位置に基づいて、
請求項1から請求項7の何れかのブラシレスDCモータ
(15)に電圧もしくは電流を供給するためのインバー
タ(14)を制御するインバータ制御手段(16)(1
7)(18)(19)を有することを特徴とするブラシ
レスDCモータ駆動装置。 - 【請求項9】 請求項8のブラシレスDCモータ駆動装
置により駆動されるブラシレスDCモータを駆動源とす
る圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002130655A JP3874348B2 (ja) | 2002-05-02 | 2002-05-02 | ブラシレスdcモータ、ブラシレスdcモータ駆動装置、および圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002130655A JP3874348B2 (ja) | 2002-05-02 | 2002-05-02 | ブラシレスdcモータ、ブラシレスdcモータ駆動装置、および圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003324875A true JP2003324875A (ja) | 2003-11-14 |
JP3874348B2 JP3874348B2 (ja) | 2007-01-31 |
Family
ID=29543622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002130655A Expired - Fee Related JP3874348B2 (ja) | 2002-05-02 | 2002-05-02 | ブラシレスdcモータ、ブラシレスdcモータ駆動装置、および圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3874348B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006238678A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Daikin Ind Ltd | 磁性体、回転子、電動機 |
US7362025B2 (en) | 2004-05-24 | 2008-04-22 | Denso Corporation | Internal permanent magnet rotor having improved configuration of magnetic flux barriers |
DE102008057391A1 (de) | 2007-11-16 | 2009-05-28 | Denso Corporation, Kariya | Synchronmaschine eines Innenpermanentmagnettyps |
CN101783561A (zh) * | 2010-01-22 | 2010-07-21 | 苏州太通电气有限公司 | 高效节能永磁同步电动机 |
US7786641B2 (en) * | 2005-02-28 | 2010-08-31 | Daikin Industries, Ltd. | Magnetic member, rotor and motor |
CN103475124A (zh) * | 2012-06-06 | 2013-12-25 | 日立空调·家用电器株式会社 | 永久磁铁同步电动机 |
JP2014108025A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Suzuki Motor Corp | Ipm型電動回転機 |
JP2015216845A (ja) * | 2015-09-04 | 2015-12-03 | 三菱電機株式会社 | 電動機を搭載した電気機器 |
US9692264B2 (en) | 2012-12-12 | 2017-06-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotor of permanent magnet motor having air gaps at permanent magnet end portions |
WO2023084590A1 (ja) * | 2021-11-09 | 2023-05-19 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102868242A (zh) * | 2012-10-18 | 2013-01-09 | 太仓东元微电机有限公司 | 一种电机转子磁钢结构 |
-
2002
- 2002-05-02 JP JP2002130655A patent/JP3874348B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7362025B2 (en) | 2004-05-24 | 2008-04-22 | Denso Corporation | Internal permanent magnet rotor having improved configuration of magnetic flux barriers |
US7786641B2 (en) * | 2005-02-28 | 2010-08-31 | Daikin Industries, Ltd. | Magnetic member, rotor and motor |
JP2006238678A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Daikin Ind Ltd | 磁性体、回転子、電動機 |
DE102008057391B4 (de) | 2007-11-16 | 2019-09-12 | Denso Corporation | Synchronmaschine eines Innenpermanentmagnettyps |
DE102008057391A1 (de) | 2007-11-16 | 2009-05-28 | Denso Corporation, Kariya | Synchronmaschine eines Innenpermanentmagnettyps |
US8227952B2 (en) | 2007-11-16 | 2012-07-24 | Denso Corporation | IPM type of synchronous machine |
CN101783561A (zh) * | 2010-01-22 | 2010-07-21 | 苏州太通电气有限公司 | 高效节能永磁同步电动机 |
CN103475124A (zh) * | 2012-06-06 | 2013-12-25 | 日立空调·家用电器株式会社 | 永久磁铁同步电动机 |
CN103475124B (zh) * | 2012-06-06 | 2016-05-04 | 日立空调·家用电器株式会社 | 永久磁铁同步电动机 |
CN105743250A (zh) * | 2012-06-06 | 2016-07-06 | 日立空调·家用电器株式会社 | 永久磁铁同步电动机 |
JP2014108025A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Suzuki Motor Corp | Ipm型電動回転機 |
US9692264B2 (en) | 2012-12-12 | 2017-06-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotor of permanent magnet motor having air gaps at permanent magnet end portions |
JP2015216845A (ja) * | 2015-09-04 | 2015-12-03 | 三菱電機株式会社 | 電動機を搭載した電気機器 |
WO2023084590A1 (ja) * | 2021-11-09 | 2023-05-19 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3874348B2 (ja) | 2007-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9893660B2 (en) | Electric motor and motor control | |
JP4314816B2 (ja) | ブラシレスdcモータおよびブラシレスdcモータ制御装置 | |
JP3690341B2 (ja) | ブラシレスdcモータ駆動方法およびその装置 | |
US8084970B2 (en) | Electrical machine and method of controlling the same | |
JP5524925B2 (ja) | 電気機械の制御方法 | |
CN105915005B (zh) | 用于人工心脏泵的直斜复合定子绕组无槽电机及优化方法 | |
US20080018194A1 (en) | Claw-pole type singel-phase motor, claw-pole type single-phase motor system and electric pump, electric fan and vehicle provided with claw-pole type single-phase motor | |
JP2001186787A (ja) | 永久磁石形モータ、永久磁石形モータの制御方法、永久磁石形モータの制御装置、圧縮機、冷凍・空調装置。 | |
JP2006223097A (ja) | 永久磁石形モータ、永久磁石形モータの制御方法、永久磁石形モータの制御装置、圧縮機、冷凍・空調装置。 | |
JP2002044888A (ja) | モータおよびモータ制御装置 | |
JP3874348B2 (ja) | ブラシレスdcモータ、ブラシレスdcモータ駆動装置、および圧縮機 | |
JP3360934B2 (ja) | ブラシレスモータの通電位相角制御装置 | |
JPH05211796A (ja) | ブラシレスdcモータ駆動方法およびその装置 | |
JP5985119B1 (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
JP2005117771A (ja) | 永久磁石式同期電動機及びこれを用いた圧縮機 | |
Wang et al. | Study on rotor structure with different magnet assembly in high-speed sensorless brushless DC motors | |
JP2000333391A (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
JP2019193352A (ja) | 回転電機 | |
CA2543413C (en) | Electrical machine and method of controlling the same | |
JP2003037967A (ja) | 集中巻磁石モータ | |
JP2004064981A (ja) | ブラシレスdcモータおよび圧縮機 | |
JP2004096842A (ja) | スイッチドリラクタンスモータ制御装置 | |
Yao et al. | Optimum design of 4/3 SRM for Fuel Pump in HEV Considering Output Torque and Vibration | |
CA2544557C (en) | Electrical machine and method of controlling the same | |
KR200143546Y1 (ko) | 브러시레스 직류전동기의 회전자구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040427 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050427 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060518 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060529 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20060721 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060928 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061020 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3874348 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |