JP2019193352A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】二相変調制御又は矩形制御が行われた場合であってもモータ出力を向上させることができる回転電機を提供すること。【解決手段】インバータ50に接続される三相の電機子コイル11を有するステータと、ステータに対して相対回転可能なロータとを備えた回転電機1は、三相の電機子コイル11がそれぞれ接続される電機子コイル側の中性点15と、インバータ50の入力側の中性点65と電機子コイル側の中性点15とを接続する中性線16と、を備え、ロータは、ステータ側で発生する回転磁界に対して非同期の磁束が鎖交することにより誘導電流を発生させるロータコイルと、ロータコイルに流れる誘導電流を整流する整流素子と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機に関する。
回転電機として三相交流モータが知られている。三相交流モータは、直流電流をインバータにより所定の駆動周波数を有する三相交流に変換し、変換された三相交流をそれぞれの電機子コイルに通電することでロータを回転させる。
三相交流モータにおいて、電機子コイルに流す電流が大きい高負荷時は電流の大きさに比例してインバータによるスイッチング損失が大きくなってしまう。
特許文献1には、三相インバータの各相のスイッチング素子をオンオフ制御する三相変調制御に加えて、三相インバータのスイッチング損失を低減するために、三相インバータにおける所定の一相のスイッチング素子のオンオフ状態を順番に所定期間固定する二相変調制御を採用した三相交流モータの制御装置が開示されている。この三相交流モータの制御装置は、二相変調制御と三相変調制御とを交互に切り替えている。
三相インバータのスイッチング損失を低減する方法としては、三相変調制御又は二相変調制御から矩形制御に切り替える方法も知られている。矩形制御は、変調せずに矩形波の電流を三相巻線に通電する制御である。
特許第6015346号公報
しかしながら、上述した二相変調制御及び矩形制御は、いずれも三相変調制御と比較して三相交流モータから得られる出力が低く、所望のモータ出力を得ることができないという課題がある。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、二相変調制御又は矩形制御が行われた場合であってもモータ出力を向上させることができる回転電機を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、インバータに接続される三相の電機子コイルを有するステータと、前記ステータに対して相対回転可能なロータと、を備えた回転電機であって、前記三相の電機子コイルがそれぞれ接続される前記電機子コイル側の中性点と、前記インバータの入力側の中性点と前記電機子コイル側の中性点とを接続する中性線と、を備え、前記ロータは、前記ステータ側で発生する回転磁界に対して非同期の磁束が鎖交することにより誘導電流を発生させるロータコイルと、前記ロータコイルに流れる誘導電流を整流する整流素子と、を有する。
本発明によれば、二相変調制御又は矩形制御が行われた場合であってもモータ出力を向上させることができる回転電機を提供することができる。
図1は、本発明の一実施例に係る回転電機を回転軸に直交する平面で切断した断面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る回転電機の電機子コイルの結線図である。 図3は、本発明の一実施例に係る回転電機の整流回路の結線図である。 図4は、本発明の一実施例に係る回転電機の一部を拡大した断面図であって、零相磁束がロータに鎖交している様子を示す図である。 図5は、本発明の一実施例に係る回転電機における磁束の流れを示す図であって、(a)は永久磁石の磁束の流れを示す図、(b)は界磁コイルにより発生する磁束の流れを示す図である。 図6は、本発明の一実施例に係る回転電機を回転軸に直交する平面で切断した断面図であって、(a)は界磁コイルが自励する前の磁束線図、(b)は界磁コイルが自励した後の磁束線図を示している。 図7は、本発明の一実施例に係る回転電機における電機子コイルの結線の変形例を示す結線図である。 図8は、本発明の一実施例に係る回転電機の第1の変形例を示す断面図である。 図9は、本発明の一実施例に係る回転電機の第2の変形例を示す断面図である。 図10は、第2の変形例に係る回転電機の整流回路の結線図である。 図11は、第2の変形例に係る回転電機における磁束の流れを示す図であって、(a)は永久磁石の磁束の流れを示す図、(b)は界磁コイルにより発生する磁束の流れを示す図である。 図12は、本発明の一実施例に係る回転電機の第3の変形例を示す断面図である。
本発明の一実施の形態に係る回転電機は、インバータに接続される三相の電機子コイルを有するステータと、ステータに対して相対回転可能なロータと、を備えた回転電機であって、三相の電機子コイルがそれぞれ接続される電機子コイル側の中性点と、インバータの入力側の中性点と電機子コイル側の中性点とを接続する中性線と、を備え、ロータは、ステータ側で発生する回転磁界に対して非同期の磁束が鎖交することにより誘導電流を発生させるロータコイルと、ロータコイルに流れる誘導電流を整流する整流素子と、を有することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る回転電機は、二相変調制御又は矩形制御が行われた場合であってもモータ出力を向上させることができる。
以下、本発明の一実施例に係る回転電機について説明する。
図1に示すように、回転電機1は、通電により磁束を発生させるW相、V相、U相の三相の電機子コイル11を有するステータ10と、ステータ10で発生した磁束の通過によりステータ10に対して相対回転するロータ20と、を備えている。
(ステータ)
ステータ10は、図示しないモータケースに固定されている。ステータ10は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層させたものからなる環状のステータコア12を備えている。ステータコア12には、径方向の内方側に突出したステータティース13が周方向に沿って複数形成されている。周方向に隣り合うステータティース13の間には、溝状の空間であるスロット14が形成されている。
以下においては、ロータ20の回転軸20Aが延伸する方向を軸方向という。径方向とは、ロータ20の回転軸20Aが延伸する方向と直交する方向を示す。径方向の内方側とは、径方向においてロータ20の回転軸20Aに近い側を示す。径方向の外方側とは、径方向においてロータ20の回転軸20Aから遠い側を示す。周方向とは、ロータ20の回転軸20Aを中心とする円周方向を示す。なお、径方向は、回転軸20Aを中心として放射方向に示される。
ステータコア12の各スロット14には、分布巻によりW相、V相、U相の三相の電機子コイル11がそれぞれ配置されている。W相、V相、U相の各電機子コイル11は、複数のスロット14及び複数のステータティース13を跨いで巻かれている。
ステータ10は、電機子コイル11に三相交流が供給されることで、周方向に回転する回転磁界を発生させる。ステータ10で発生した磁束(以下、この磁束を「主磁束」という)は、ロータ20に鎖交するようになっている。これにより、ステータ10は、ロータ20を回転させることができる。
図2に示すように、W相、V相、U相の各電機子コイル11は、三相交流を出力可能なインバータ50に接続されている。インバータ50としては、入力を電圧源として出力電圧を直接制御する電圧形インバータ(Voltage Source Inverter:VSI)が用いられる。
インバータ50は、電源としてのバッテリ61と、バッテリ61からの直流電力を伝達するための直流バス62を有する電源回路60を含む。直流バス62上には、インバータ50の入力側の中性点として直流バス電圧の中性点65が設けられている。
回転電機1は、W相、V相、U相の各電機子コイル11がそれぞれ接続される電機子コイル側の中性点15と、直流バス電圧の中性点65と電機子コイル側の中性点15とを接続する中性線16とを備えている。
中性線16には、中性線16の導通と非導通とを切り替える切替部としての切替スイッチ16aが設けられている。切替スイッチ16aがオフに切り替えられると、中性線16が非導通状態となり中性線16には電流が流れない。切替スイッチ16aがオンに切り替えられると、中性線16が導通状態となり中性線16に電流を流すことができる。切替スイッチ16aは、インバータ50を制御する図示しないコントローラによってオン又はオフのいずれかに制御される。
(ロータ)
図1に示すように、ロータ20は、外周面がステータコア12の内周面と対向するように、ステータコア12の径方向の内方側に配置されている。ロータ20は、環状のロータコア21と、ロータコイル22とを含んで構成されている。
ロータコア21は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層させたものからなり、ロータ20の回転軸20Aに対して一体回転可能に固定されている。ロータコア21には、ロータコア21から径方向の外方に向けて突出した突極部としてのロータティース23がロータコア21の周方向に沿って所定の間隔をおいて複数形成されている。
ロータ20の回転軸20Aは、ロータコア21の内周面に固定され、ロータコア21の径方向と直交する方向に延伸している。
周方向に隣り合うロータティース23の間には、周方向に隣り合うロータティース23同士を接続する接続部25が設けられている。接続部25には、後述する永久磁石26を保持する保持部25aが一対形成されている。
一対の保持部25aは、ステータコア12の内周面に対向する接続部25の外周面から径方向の外方側に向けて突出するように形成されている。永久磁石26は、一対の保持部25aに挟み込まれた状態で一対の保持部25aに接着によって固定される。
これにより、永久磁石26は、周方向に隣り合うロータティース23の間に配置される。一対の保持部25a及び永久磁石26は、ロータ20において周方向に隣り合うロータティース23の間すべてに設けられている。
永久磁石26は、N極又はS極のうち、一方の磁極がステータ10に対向し、他方の磁極が保持部25aに対向するように保持部25aに保持されている。各永久磁石26は、周方向に隣り合う永久磁石26同士で極性が逆となるように配置されている。
図1において「N」と表示された永久磁石26は、N極がステータ10に対向し、S極が接続部25に対向するように配置されている。図1において「S」と表示された永久磁石26は、S極がステータ10に対向し、N極が接続部25に対向するように配置されている。
図1において「N」と表示された永久磁石26の磁束は、ステータ10に鎖交した後、ステータ10からロータティース23に流れ、ロータティース23から接続部25を介して永久磁石26に戻る閉磁路を形成する。図1において「S」と表示された永久磁石26の磁束は、接続部25からロータティース23に流れ、ステータ10に鎖交した後、永久磁石26に戻る閉磁路を形成する。
このように、接続部25は、周方向に隣り合うロータティース23のそれぞれと永久磁石26との間で磁束が流れる磁路としての機能を有する。
一対の保持部25aとロータティース23との間には、後述する誘導コイル22Aが配置されるスリット21aが形成されている。接続部25の径方向の内方側には、接続部25の内周面と、周方向に隣り合うロータティース23の周方向の側面と、ロータコア21の外周面と、によって囲まれた空隙21bが形成されている。空隙21bには、後述する界磁コイル22Bが配置される。
接続部25、保持部25a、スリット21a及び空隙21bは、ロータコア21を構成する電磁鋼板に対して打ち抜き加工が施されることによって形成される。
ロータコイル22は、誘導コイル22Aと、界磁コイル22Bとを有する。誘導コイル22Aは、界磁コイル22Bよりもステータ10側でロータティース23に巻かれている。誘導コイル22Aは、ステータ10側で発生する回転磁界に対して非同期の磁束変動に基づいて誘導電流を発生するようになっている。以下においては、非同期の磁束変動に伴い発生する磁束を「非同期の磁束」という。
具体的には、インバータ50から電流が電機子コイル11に供給されてステータ10に回転磁界が発生した状態で、後述するように中性点電位変動が生ずると、中性線16に零相電流が流れる。この零相電流は、ステータ10側で発生する回転磁界に対して3倍調波で振動する零相磁束を発生させる。
したがって、零相磁束は、ステータ10側で発生する回転磁界に対して非同期の磁束となる。これにより、誘導コイル22Aは、零相磁束に基づき誘導電流を発生させることができる。中性点電位変動によって生ずる零相磁束が作る磁界は、回転磁界ではなく静止磁界である。
ここで、零相磁束がロータ20に鎖交する様子を図4に示す。図4におけるロータ20は、零相磁束がロータ20に鎖交する様子が分かり易いように本実施例のロータ20の構成を簡略化したものである。
図4に示すように、零相磁束は、ステータ10からロータ20の外周面に近い側に鎖交している。したがって、本実施例においては、ロータ20の外周面に近い側を鎖交する零相磁束を効率よく捕捉するために、誘導コイル22Aをロータティース23の外周面に近い側、すなわち先端部側に巻いている。
界磁コイル22Bは、誘導コイル22Aよりも径方向の内方側でロータティース23に巻かれている。界磁コイル22Bは、後述する整流回路40で整流された直流電流が供給されると、ロータティース23を磁化させる電磁石として機能するようになっている。
界磁コイル22Bは、周方向に隣り合うロータティース23同士で極性が逆となるように、各ロータティース23に巻かれている。また、界磁コイル22Bは、永久磁石26の磁束がロータ20内で短絡する方向に磁束を発生させる向きに巻かれている。
回転電機1は、誘導コイル22Aによって誘起された交流の誘導電流を直流に整流して界磁コイル22Bに供給する整流回路40を備えている。
図3に示すように、整流回路40は、2つのダイオードD1,D2,D3,D4を整流素子として備え、これらダイオードD1,D2,D3,D4と誘導コイル22A及び界磁コイル22Bとを結線した回路として構成されている。
ダイオードD1,D2,D3,D4は、例えば図示しないダイオードケースに収納された状態でロータ20に設けられている。ダイオードD1,D2,D3,D4は、ロータ20の内部に実装するようにしてもよい。
整流回路40において、誘導コイル22Aで発生した交流の誘導電流は、ダイオードD1,D2により整流され、整流後の直流電流は、直列接続されている界磁コイル22Bに界磁電流として供給される。界磁コイル22Bは、直流電流が供給されることにより誘導磁束を発生させる。
(インバータの制御方式)
次に、本実施例に係る回転電機1に三相交流を供給するインバータ50の制御方式について説明する。
インバータ50は、三相変調制御、二相変調制御、及び矩形制御の3つの制御方式のうち、状況に応じていずれかの制御方式を選択して実行することが可能である。インバータ50によって二相変調制御又は矩形制御を行われる際には、インバータ50を制御する図示しないコントローラによって切替スイッチ16aがオンにされる。
三相変調制御は、インバータ50の各相のスイッチング素子をオンオフ制御して三相交流を生成する制御である。二相変調制御は、インバータ50における所定の一相のスイッチング素子のオンオフ状態を順番に所定期間固定する制御である。矩形制御は、変調せずに矩形波の電流を電機子コイル11に通電する制御である。
インバータ50は、スイッチング損失とモータ出力を考慮してシステム全体として効率のよい制御方式を選択するようになっている。具体的には、インバータ50は、回転電機1の回転数が第1の回転数未満である低速域においては三相変調制御を行う。
インバータ50は、回転電機1の回転数が第1の回転数以上、かつ第2の回転数未満である中速域においては二相変調制御を行う。中速域では、二相変調制御を行うことにより目標トルク及び目標回転数を得るために必要な電力が三相変調制御におけるスイッチング動作で損失する損失電力よりも小さくなる。
インバータ50は、回転電機1の回転数が第2の回転数以上である高速域においては矩形制御を行う。高速域では、矩形制御を行うことにより目標トルク及び目標回転数を得るために必要な電力が二相変調制御におけるスイッチング動作で損失する損失電力よりも小さくなる。
上述した第1の回転数及び第2の回転数は、定数であってもよいし、インバータ50の駆動効率及びモータ出力の効率を考慮した変数であってもよい。
インバータ50は、三相変調制御の実行中に、回転電機1に対して永久磁石26による磁束だけではトルクが不足するような大きな要求トルクが入力された場合には、三相変調制御が行われる低速域であっても二相変調制御又は矩形制御に切り替える。これにより、大きな要求トルクが入力された場合には、零相磁束を利用して界磁コイル22Bを自励させることができる。このため、ロータ20から発生する磁束量を変化させて可変界磁を実現することができる。
(回転電機の作用)
次に、本実施例に係る回転電機1の作用について説明する。
(三相変調制御時)
インバータ50によって三相変調制御が行われているときは、中性点電位変動は発生しないか、発生したとしても僅かな変動である。中性点電位変動が生ずると、中性線16に零相電流が流れ、零相磁束が発生する。この零相磁束は、ロータ20又はステータ10において鉄損として発生し、モータ効率を低下させる要因となる。
インバータ50によって三相変調制御が行われている場合であっても、バッテリ間の微小な電位差等に起因して中性線16に中性点電位変動が僅かに発生する場合があり、零相磁束が発生してしまうおそれがある。
本実施例では、こうした三相変調制御時における零相磁束の発生を抑制するために、三相変調制御時は中性線16に設けられた切替スイッチ16aをオフにする。これにより、三相変調制御時は、中性線16に零相電流が流れることがなく、結果として零相磁束も発生しないこととなる。
三相変調制御時は、図5(a)に示すように、永久磁石26によって発生する磁束MFがロータ20からステータ10に鎖交する。また、三相変調制御時は、零相磁束が発生していないため界磁コイル22Bが自励しておらず、界磁コイル22Bの自励による磁束は発生していない。
このため、図6(a)に示すように、ロータ20の外周面近傍において永久磁石26の磁束MFが発生しているが、ロータ20の径方向の内方側には磁束が発生していない。したがって、三相変調制御時、回転電機1は、永久磁石26の磁束MFによってトルクを発生させる。図6においては、磁束線の間隔が狭い部分ほど磁束密度が高いことを示している。
(二相変調制御時又は矩形制御時)
二相変調制御時又は矩形制御時は、中性点電位変動が発生する。例えば、矩形制御時は、各相パルスを発生させる際のスイッチング素子の応答遅れ等によってパルス切替のタイミングに応じて各相のパルス電圧と異なる電圧が発生する。この電圧は、パルス切替のタイミングごとに発生する。この電圧の変動に起因して中性点電位変動が発生する。二相変調制御時は、二相変調制御の特性により電機子コイル側の中性点15に電圧変動が生ずるため、この電圧変動に応じて中性点電位変動が発生する。
中性点電位変動は、ステータ10側で発生する回転磁界の周波数に対して3倍調波で電源電圧の1/3倍で変動する。本実施例では、直流バス電圧の中性点65と電機子コイル側の中性点15とを中性線16によって接続しているので、前述した中性点電位変動によって中性線16に零相電流が流れる。二相変調制御時又は矩形制御時は、中性線16に零相電流を流すために中性線16に設けられた切替スイッチ16aをオンにする。
この零相電流は、三相の各電機子コイル11に同位相かつ同振幅で流れる。これにより、ステータ10側で発生する回転磁界に対して3倍調波で振動する零相磁束が発生する。この零相磁束は、ステータ10側で発生する回転磁界に対して非同期の磁束となる。
これにより、誘導コイル22Aには、ファラデーの法則にしたがい誘導起電力が発生し、誘導電流が流れる。この誘導電流は、整流回路40で整流されて直流電流として界磁コイル22Bに供給される。これにより、界磁コイル22Bが自励し、ロータティース23を磁化させる電磁石として機能する。
この結果、二相変調制御時又は矩形制御時は、図5(b)に示すように、界磁コイル22Bの自励によって発生する磁束EFにより、永久磁石26の磁束MFがロータ20の径方向の内方側の中心に向かって引っ張られるように流れる。これは、ステータ10に鎖交する永久磁石26の磁束MFの量を抑えるように界磁コイル22Bの磁束EFが作用する弱め界磁がなされていることを意味する。加えて界磁コイル22Bの自励による磁束EFがロータ20からステータ10に鎖交する。
このため、図6(b)に示すように、ロータ20の外周面近傍に加えてロータ20の径方向の内方側に永久磁石26の磁束MFが流れている。これは、永久磁石26の磁束MFがロータ20内で短絡する量(以下、「短絡量」という)が増え、磁束MFがステータ10に鎖交する量(以下、「鎖交量」という)が減っていることを意味する。このように、磁束MFのロータ20内での短絡量が増加し、磁束MFのステータ10への鎖交量が減少していることは、図6(a)に示すステータ10の磁束線の間隔よりも、図6(b)に示すステータ10の磁束線の間隔のほうが広くなっていることからも分かる。したがって、二相変調制御時又は矩形制御時、回転電機1は、永久磁石26の磁束MFをロータ20内で短絡させて、電機子コイル11に磁束MFが鎖交することにより生じる誘起電圧の上昇を抑制することにより回転電機1の最大回転速度を向上させている。
これにより、回転電機1の出力が向上する。また、零相電流の大きさを調整することで、界磁コイル22Bの自励により発生する磁束EFの量を調整でき、可変界磁を実現することができる。
このように、本実施例において、二相変調制御時又は矩形制御時は、ロータ20又はステータ10において鉄損として発生し、モータ効率を低下させる要因となる零相磁束をエネルギ源として用いることで界磁コイル22Bを自励させることができる。
以上のように、本実施例の回転電機1によれば、二相変調制御時又は矩形制御時は中性線16に流れる零相電流に基づき発生する零相磁束をエネルギ源として界磁コイル22Bを自励させて永久磁石26の磁束MFが流れるロータ20内の磁路を変更することにより、二相変調制御又は矩形制御が行われた場合であってもモータ出力を向上させることができる。
また、本実施例の回転電機1によれば、中性線16の導通と非導通とを切り替える切替スイッチ16aが中性線16に設けられているので、零相磁束がモータ効率を低下させる要因となり得る三相変調制御時は中性線16を非導通状態とすることができる。これにより、三相変調制御時は、中性線16に励磁電流が流れないため、モータ出力の低下や電磁振動の発生を抑制することができる。
また、本実施例の回転電機1によれば、周方向に隣り合うロータティース23の間に永久磁石26が接続部25を介して配置されているので、三相変調制御時に永久磁石26により発生する磁束をステータ10に鎖交させることができる。さらに、二相変調制御又は矩形制御は、界磁コイル22Bの自励により発生する磁束を永久磁石26の磁束に作用させて、ステータ10に鎖交する永久磁石26の磁束量を少なくしている。
このように、本実施例の回転電機1は、界磁コイル22Bで発生する磁束を永久磁石26の磁束に作用させて、永久磁石26の磁路の一部をロータ20内で短絡する方向に変化させることで、ステータ10に鎖交する永久磁石の磁束量を少なくさせるものである。
本実施例では、永久磁石26の磁束MFがロータ20内で短絡する方向に界磁コイル22Bの磁束EFを発生させる弱め界磁を実現したが、電機子コイル11に発生する誘起電圧の許容値が高ければ、界磁コイル22Bの巻方向を反対方向にして、ステータ10に鎖交する磁束量を増やす強め界磁を行ってトルクを向上させてもよい。
なお、本実施例においては、中性線16に切替スイッチ16aを設けた例について説明したが、中性線16に切替スイッチ16aを設けなくともよい。三相変調制御時は、中性点電位変動は発生しないか、発生したとしても僅かな変動である。このため、三相変調制御時は、切替スイッチ16aによって中性線16を非導通状態としなくとも中性点電位変動による影響が小さい。よって、前述したように、中性線16に切替スイッチ16aを必ずしも設ける必要はない。
また、本実施例においては、インバータ50の入力側の中性点として直流バス62上に中性点65を設けたが、これに限らず、図7に示すように、直流バス62に並列に接続された平滑コンデンサ70の中性点75をインバータ50の入力側の中性点としてもよい。平滑コンデンサ70は、バッテリ61から各スイッチング素子に流れる電流を平滑化するものである。
また、本実施例においては、ロータ20をインナロータとしたが、ロータ20をアウタロータとしてもよい。
(第1の変形例)
また、本実施例においては、一方の磁極がステータ10に対向し、他方の磁極が保持部25aに対向するように永久磁石26を配置したが(図1参照)、これに限らず、図8に示すように、N極及びS極が周方向に並ぶように永久磁石26を配置してもよい。
この第1の変形例では、永久磁石26の磁極が周方向を向いているので、回転電機1の無負荷運転時は、永久磁石26によって発生する磁束がロータ20からステータ10に鎖交することなくロータコア21内を短絡させやすい。
また、回転電機1の無負荷運転時は、零相磁束が発生していないため界磁コイル22Bが自励しておらず、界磁コイル22Bの自励による磁束は発生していない。
このため、回転電機1の無負荷運転時に例えばエンジン等の外部動力によってロータ20を回転させる場合、電機子コイル11に永久磁石26の磁束による誘起電圧が発生しないため、ステータ10で鉄損、すなわち引きずり損が生じて外部動力の駆動効率が低下することを抑制できる。
この場合、第1の変形例における接続部25は、本実施例と比較して径方向に厚みを増大させている。また、径方向に厚みの増大した接続部25には、軸方向に貫通する保持窓27が形成される。第1の変形例では、保持窓27に永久磁石26が保持される。各永久磁石26は、周方向に隣り合う永久磁石26同士で逆の極性が対向するように配置されている。
(第2の変形例)
図9は、本実施例の回転電機1の第2の変形例に係る回転電機101を示す図である。第2の変形例に係る回転電機101は、ロータ120の構成が本実施例のロータ20と異なるが、ステータ10の構成は本実施例と同一である。
図9に示すように、ロータ120は、環状のロータコア121と、周方向に所定の間隔で複数配置された永久磁石126と、周方向に隣り合う永久磁石126の間にそれぞれ配置されたロータコイル122とを含んで構成されている。
ロータコア121には、周方向に所定の間隔で複数のスリット122aが形成されている。各永久磁石126は、スリット122aにそれぞれ保持されている。各永久磁石126は、N極及びS極が周方向に並ぶようにそれぞれ配置されている。各永久磁石126は、周方向に隣り合う永久磁石126同士で逆の極性が対向するように配置されている。
このように、第2の変形例に係る回転電機101は、本実施例及び第1の変形例と比較して、ロータコイル122と永久磁石126とを離れた位置に設けているため、ロータコイル122の熱が永久磁石126に伝達されて永久磁石126が減磁することを防止できる。
また、ロータコア121には、周方向に隣り合う永久磁石126の間にそれぞれ一対の空隙122b及び空隙122cが設けられている。空隙122bと空隙122cとは、径方向に所定の間隔をあけて形成されている。
ロータコイル122は、空隙122bと空隙122cとに径方向で挟まれたロータコア121に巻かれている。これにより、ロータコイル122は、一対の空隙122b及び空隙122cに配置される。ロータコイル122は、永久磁石126の磁束を強める方向に磁束を発生させる向きに巻かれている。
ロータコイル122は、ステータ10側で発生する回転磁界と非同期の磁束が鎖交することにより誘導電流を発生させるようになっている。
スリット122a、空隙122b及び空隙122cは、ロータコア121を構成する電磁鋼板に対して打ち抜き加工が施されることによって形成される。
第2の変形例に係る回転電機101は、図10に示すように、ロータコイル122によって誘起された交流の誘導電流を直流に整流して再びロータコイル122に供給する整流回路140を備えている。整流回路140は、ダイオードDを整流素子として備え、ダイオードDとロータコイル122とを結線した回路として構成されている。
整流回路140は、交流電流において正又は負の両方の方向に流れている電流のどちらか一方だけを流すことによって整流を行う半端整流回路である。
整流回路140において、ロータコイル122で発生した交流の誘導電流は、ダイオードDにより整流され、整流後の直流電流はロータコイル122に界磁電流として供給される。直流電流が供給されたロータコイル122は、誘導磁束を発生させる。
(第2の変形例に係る回転電機の作用)
次に、第2の変形例に係る回転電機101の作用について説明する。
(無負荷運転時)
第2の変形例では、回転電機101の無負荷運転時における零相磁束の発生を抑制するために、無負荷運転時は中性線16に設けられた切替スイッチ16aをオフにする。これにより、無負荷運転時は、中性線16に零相電流が流れなくなり、結果として零相磁束も発生しないこととなる。
図11(a)は、電機子コイル11が通電されていない無負荷状態の回転電機101における磁束の流れを示している。図11(a)に示すように、無負荷運転時は、永久磁石126によって発生する磁束MFがロータ120からステータ10に鎖交することなくロータコア121内を短絡する。
また、無負荷運転時は、零相磁束が発生していないためロータコイル122が自励しておらず、ロータコイル122の自励による磁束は発生していない。
このため、無負荷運転時に例えばエンジン等の外部動力によってロータ120を回転させる場合、電機子コイル11に永久磁石126の磁束による誘起電圧が発生しないため、ステータ10で鉄損、すなわち引きずり損が生じて外部動力の駆動効率が低下することを抑制できる。
(負荷運転時)
回転電機101を力行又は回生する負荷運転時で、かつ高速回転時は、二相変調制御時又は矩形制御時によって中性点電位変動が発生する。
これにより、ロータコイル122には、ファラデーの法則にしたがい誘導起電力が発生し、誘導電流が流れる。この誘導電流は、整流回路140で整流されて直流電流としてロータコイル122に供給される。これにより、ロータコイル122が自励する。
この結果、図11(b)に示すように、永久磁石126による磁束MFとロータコイル122の自励による磁束EFとが干渉し、永久磁石126の磁束MFの磁路が変更される。これにより、磁束MF及び磁束EFがステータ10に鎖交する。このため、回転電機101は、モータ出力を向上させることができる。例えば、力行時は、回転電機101のトルクを向上させることができ、回生時は、回転電機101による発電量を大きくすることができる。
(第3の変形例)
図12は、本実施例の回転電機1の第3の変形例に係る回転電機201を示す図である。第3の変形例に係る回転電機201は、ロータ220の構成がロータコイルを誘導コイルと界磁コイルの2つで構成した点で第2の変形例のロータ120と異なるが、他の構成は第2の変形例と同一である。
図12に示すように、第3の変形例におけるロータ220は、ロータコイル222が誘導コイル222Aと界磁コイル222Bとを有する。第3の変形例における整流回路は、本実施例の整流回路40と同一の構成である。
第3の変形例に係る回転電機201は、ロータコイル222が誘導コイル222Aと界磁コイル222Bとを有するので、第2の変形例と比べて、界磁コイル222Bに供給される整流後の直流電流の脈流を抑えることができ電圧変動を抑制することができる。
上述した第1の変形例、第2の変形例及び第3の変形例に係る回転電機は、界磁コイル22Bで発生する磁束を永久磁石26の磁束に作用させて、ロータ20内で短絡していた永久磁石26の磁路をステータ10側に向かうように変化させることで、ステータ10に鎖交する永久磁石の磁束量を増加させるものである。
以上に説明したように、本実施例、第1の変形例、第2の変形例及び第3の変形例に係る回転電機は、界磁コイル(第2の変形例にあってはロータコイル)で発生する磁束を永久磁石の磁束に作用させて永久磁石の磁路を変化させることで、ステータに鎖交する永久磁石の磁束量を変化させるものである。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更
が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に
含まれることが意図されている。
1、101、201 回転電機
10 ステータ
11 電機子コイル
15 中性点(電機子コイル側の中性点)
16 中性線
16a 切替スイッチ(切替部)
20、120、220 ロータ
21、121 ロータコア
21a スリット
21b 空隙
22、122、222 ロータコイル
22A、222A 誘導コイル
22B、222B 界磁コイル
23 ロータティース(突極部)
25 接続部
25a 保持部
26、126 永久磁石
40、140 整流回路
50 インバータ
62 直流バス
65、75 中性点(インバータの入力側の中性点)
70 平滑コンデンサ
122b 空隙
122c 空隙
D1,D2,D3,D4 ダイオード(整流素子)
D ダイオード(整流素子)

Claims (5)

  1. インバータに接続される三相の電機子コイルを有するステータと、前記ステータに対して相対回転可能なロータと、を備えた回転電機であって、
    前記三相の電機子コイルがそれぞれ接続される前記電機子コイル側の中性点と、
    前記インバータの入力側の中性点と前記電機子コイル側の中性点とを接続する中性線と、を備え、
    前記ロータは、
    前記ステータ側で発生する回転磁界に対して非同期の磁束が鎖交することにより誘導電流を発生させるロータコイルと、
    前記ロータコイルに流れる誘導電流を整流する整流素子と、を有することを特徴とする回転電機。
  2. 前記中性線の導通と非導通とを切り替える切替部を備えることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記ロータは、
    周方向に所定の間隔で突極部が複数形成されたロータコアと、
    周方向に隣り合う前記突極部同士を接続する接続部と、
    周方向に隣り合う前記突極部の間にそれぞれ配置された永久磁石と、を有し、
    前記ロータコイルは、前記突極部に設けられ、
    前記接続部は、前記永久磁石を保持する保持部を有し、
    前記永久磁石は、一方の磁極が前記ステータに対向し、他方の磁極が前記接続部に対向するように前記保持部に保持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。
  4. インバータに接続される三相の電機子コイルを有するステータと、前記ステータに対して相対回転可能なロータと、を備えた回転電機であって、
    前記三相の電機子コイルがそれぞれ接続される前記電機子コイル側の中性点と、
    前記インバータの入力側の中性点と前記電機子コイル側の中性点とを接続する中性線と、を備え、
    前記ロータは、
    周方向に所定の間隔で複数配置された永久磁石と、
    周方向に隣り合う前記永久磁石の間にそれぞれ配置され、前記ステータ側で発生する回転磁界に対して非同期の磁束が鎖交することにより誘導電流を発生させるロータコイルと、
    前記ロータコイルに流れる誘導電流を整流する整流素子と、を有することを特徴とする回転電機。
  5. 前記ロータは、周方向に隣り合う前記永久磁石の間にそれぞれ空隙が設けられ、
    前記空隙は、径方向に所定の間隔をあけて一対形成されており、
    前記ロータコイルは、前記一対の空隙に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
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