JP2000333391A - 永久磁石式回転電機 - Google Patents

永久磁石式回転電機

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JP2000333391A
JP2000333391A JP11138556A JP13855699A JP2000333391A JP 2000333391 A JP2000333391 A JP 2000333391A JP 11138556 A JP11138556 A JP 11138556A JP 13855699 A JP13855699 A JP 13855699A JP 2000333391 A JP2000333391 A JP 2000333391A
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torque
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Manabu Sasaki
学 佐々木
Haruo Oharagi
春雄 小原木
Satoshi Kikuchi
菊地  聡
Miyoshi Takahashi
身佳 高橋
Keiji Noma
啓二 野間
Kazuo Sato
和雄 佐藤
Masaharu Senoo
正治 妹尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モータの効率を向上させ、かつコギングトルク
の低減を図ることができる永久磁石式回転電機を提供す
る。 【解決手段】各永久磁石9の磁極間の最も狭い幅部の両
端と回転中心Sとで形成される角度をθ、固定子鉄心2
のスロット開口部の回転子6に対向している側の両端と
回転中心Sとで形成される角度をθ、固定子鉄心2の
ティース部2aにおいてギャップ5を介して回転子6に
対向している部分の両端と回転中心Sとで形成される角
度をθとしたとき、θ≦θ≦θとすることによ
り、トルクの向上によるモータ効率の向上及びコギング
トルクの低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転子鉄心に複数
の永久磁石が埋め込まれている永久磁石式回転電機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に採用されているこの種の永
久磁石式回転電機は、回転子鉄心に埋め込まれている複
数の永久磁石の各磁極間の幅が狭くなっている。これ
は、永久磁石の外周側が円弧状の永久磁石においては、
できるだけ各永久磁石を大きくして主磁束によるトルク
を大きくするためである。
【0003】外周側が円弧状に形成された複数の永久磁
石が回転子鉄心に埋め込まれている永久磁石式回転電機
については、特開平9−247880号公報に開示され
ているように、周方向に隣接する各永久磁石間に介在す
る回転子鉄心の厚み寸法を、回転子鉄心外周面と永久磁
石外周面との間に介在する回転子鉄心の厚み寸法より大
きくしたものがある。これにより、永久磁石による主磁
束トルクとリラクタンストルクとの和を大きくし、モー
タ効率を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、永久磁石によ
る主磁束トルクやリラクタンストルクは、固定子鉄心形
状に関係し、その形状によっては、リラクタンストルク
の効果が小さく、また、騒音の原因となるコギングトル
ク(無負荷時に回転子を回転させたときに生じるトルク
の脈動)が大きくなる問題点があることを実験等により
見出した。
【0005】本発明の目的は、以上の点に鑑みなされた
ものであり、モータの効率を向上させ、かつコギングト
ルクの低減を図ることができる永久磁石式回転電機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における永久磁石式回転電機の特徴とすると
ころは、各永久磁石の磁極間の最も狭い幅部の両端と回
転中心とで形成される角度をθ、固定子鉄心のスロット
開口部の回転子に対向している側の両端と回転中心とで
形成される角度をθ、固定子鉄心のティース部におい
てギャップを介して回転子に対向している部分の両端と
回転中心とで形成される角度をθとしたとき、θ
θ≦θとすることにある。
【0007】具体的には本発明は次に掲げる回転電機を
提供する。
【0008】本発明は、固定子鉄心及び該固定子鉄心に
巻回された固定子巻線を有する固定子と、該固定子鉄心
にギャップを有して対向し、複数の永久磁石が周方向に
配置内蔵された回転子鉄心を有する回転子とを備え、前
記固定子巻線に通電することにより前記回転子を回転駆
動させる永久磁石式回転電機において、 前記各永久磁
石の磁極間の最も狭い幅部の両端と回転中心とで形成さ
れる角度をθ、前記固定子鉄心のスロット開口部の前記
回転子に対向している側の両端と回転中心とで形成され
る角度をθ、前記固定子鉄心のティース部において前
記ギャップを介して前記回転子に対向している部分の両
端と回転中心とで形成される角度をθとしたとき、θ
≦θ≦θであることを特徴とする永久磁石式回転電
機を提供する。
【0009】また、本発明は、固定子鉄心及び該固定子
鉄心に巻回された固定子巻線を有する固定子と、該固定
子鉄心にギャップを有して対向し、複数の永久磁石が周
方向に配置内蔵された回転子鉄心を有する回転子とを備
え、前記固定子のスロット数と前記回転子の極数の比が
3:1であり、前記固定子巻線に通電することにより前
記回転子を回転駆動させる回転電機において、前記各永
久磁石の磁極間の最も狭い幅部の両端と回転中心とで形
成される角度をθ、前記固定子鉄心のスロット開口部の
前記回転子に対向している側の両端と回転中心とで形成
される角度をθ、前記固定子鉄心のティース部におい
て前記ギャップを介して前記回転子に対向している部分
の両端と回転中心とで形成される角度をθとしたと
き、θ≦θ≦θであることを特徴とする永久磁石式
回転電機を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例に係
る永久磁石式回転電機を、図を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明の第一の実施の形態例に係
る永久磁石式回転電機の回転軸方向の断面を示し、図2
は、図1のA−A’断面を示す。本実施の形態例におい
ては、スロット数が12、極数が4、モータ出力が1kW
の永久磁石式回転電機を示している。
【0012】永久磁石式回転電機のスロット数は、三相
交流によって駆動する場合3の倍数となり、極数は2の
倍数となる。しかし、スロット数が多いと、固定子巻線
3を覆う絶縁材料が増えるため、インバータ出力電流の
高周波成分がアースへ漏れやすくなり、電源側に悪影響
を及ぼす。よって、毎極毎相のスロット数が1、すなわ
ち、スロット数と極数との比が3:1であることが望ま
しい。
【0013】モータ出力が1kW程度の回転電機において
は、普通毎極、毎相のスロット数が1〜2程度である。
よって、極数が4のモータにおいては、スロット数が1
2か24になる。
【0014】永久磁石式回転電機は、固定子1と該固定
子1の内部に回転自在に配置された回転子6とから構成
されている。固定子1は、フレーム12の内周側に積層
形成した固定子鉄心2を備え、固定子鉄心2の固定子ス
ロット15内に固定子巻線3を巻回されて構成されてい
る。
【0015】回転子6は、主に回転子鉄心8と、永久磁
石9と、回転軸10とから構成されている。すなわち、
積層形成した回転子鉄心8を、打抜穴7を有するものと
打抜穴7を有さない両端に設ける端板鉄心材8a,8b
とで構成し、打抜穴7に永久磁石9を埋め込んだ後、リ
ベット等(図示せず)で回転子鉄心8と端板8a、8b
を固着し、その後回転軸10が挿入され構成されてい
る。
【0016】回転子6は、回転軸10の両端側に嵌合し
たベアリング11a,11bがエンドブラケット4a,4
bで支持され、固定子1の内周面と所定のギャップ5を
介して回転するように形成されている。
【0017】また、回転子6は、特に、次のように形成
されている。すなわち、各永久磁石9の磁極間の最も狭
い幅部の両端と回転中心Sとで形成される角度をθ、固
定子鉄心2のスロット開口部の回転子6に対向している
側の両端と回転中心Sとで形成される角度をθ、固定
子鉄心2のティース部2aにおいてギャップ5を介して
回転子6に対向している部分の両端と回転中心Sとで形
成される角度をθ(ただし、0<θかつ θ≦θ
である半閉スロット )としたとき、 θ≦θ≦θ を満たすように形成されている。図2においては、
θは、スロット数が12の回転電機において
は、円一周が360°であるから、 θ+θ=360/12=30° を満たす値になる。
【0018】θが小さいと、巻線機によるスロット開
口部からの巻線の挿入が困難となる。θが小さいと、
永久磁石によって発生する磁束のうち、ティース部2a
を通って電機子巻線を鎖交する磁束量が減って誘導起電
力が低下し、ひいてはモータ特性が低下する。生産性及
びモータ特性を考慮すると、θ/θの値は2〜4程
度が適当である。図2では、θ/θの値は3.5の
場合を示している。
【0019】図3は、図2の永久磁石式回転電機との比
較例である永久磁石式回転電機の断面を示す。図3にお
いて、永久磁石式回転電機の基本構成は図2と同じであ
るが、永久磁石9の磁極間の幅が狭く、永久磁石9の磁
極間の最も狭い幅部の両端と回転中心とで形成される角
度θは1.8°となっている。
【0020】次に、図2のように形成された永久磁石式
回転電機と図3に示す比較例の永久磁石式回転電機とに
ついて、永久磁石式回転電機の定格回転数,定格電流,
電流位相誘導起電力に対して電気角で20°進みの運転
におけるトルク特性の実験結果について説明する。
【0021】図4に、図3のθの値を5°から5°ピッ
チで30°まで設定したとき永久磁石式回転電機のトル
ク特性の実験結果を示す。このときのトルクは、各々の
モータにカップリングを介して負荷装置に直結し、固定
子巻線3に定格電流を流したときの直流トルク(脈動分
を含まない)である。トルクはトルク検出器によって測
定する。永久磁石式回転電機のトルクは、永久磁石9に
よる主磁束トルクと、回転子6の突極性によるリラクタ
ンストルクの和となる。
【0022】θ≦6.7°において本実施の形態例は、
θを増加させていくとθ=1.8°の比較例に比べてト
ルクが減少する。これは、永久磁石7の磁極間漏れ磁束
のために磁極間が飽和し、固定子1からの電機子反作用
磁束の流入が少なく、リラクタンストルクの効果が小さ
いためであると考える。
【0023】θを25°以上増加させると、固定子巻線
3に鎖交する永久磁石7による磁束量は減少し、リラク
タンストルク自体は電流一定で考えればおのずと上限が
存在し、全体としてトルクが減少する。
【0024】しかしながら、6.7°≦θ≦25°にお
いては、磁極間が大きくなるため磁極間漏れ磁束による
飽和が解消され、リラクタンストルクの効果が大きくな
り、比較例に比べてトルクが大きくなる領域が存在する
ことを実験で確認した。
【0025】図5に、本実施の形態例と比較例との無負
荷時のギャップ5の磁束密度分布の測定結果を示す。測
定としては、回転子表面にホール素子を貼り付け、回転
子3を外部からゆっくり回転させて行った。
【0026】本実施の形態例における磁束密度分布は、
比較例に比べて磁極の中央部ではほぼ同じであるが、両
側部において少なくなっている。比較例に比べて全磁束
量は少なくなるが、波形の形状が正弦波に近い分布にな
っていることがわかる。これにより、高調波成分が少な
くなり、コギングトルクが減少する。
【0027】これを数値的に確かめるために、本実施の
形態例と比較例との磁束密度スペクトルの基本波に対す
る構成比を求めた。これを図6に示す。磁束密度スペク
トルの算出方法は、図5の波形をフーリエ級数展開して
求めた。
【0028】図6より、本実施の形態例の場合には、比
較例に比べてコギングトルクの原因となる3次以上の高
調波が減少していることがわかる。
【0029】モータが発生するトルクは、脈動トルクを
発生させ鉄損を増加させる高調波成分がない正弦波が望
ましい。本実施の形態例は、この理想的な磁束密度分布
に近づける手法の1つである。
【0030】図7に、本実施の形態例と比較例とで発生
するコギングトルクの波形の実測結果を示す。コギング
トルクの測定方法は、モータをトルク検出器を介して外
部駆動用のモータに直結し、外部駆動用モータをゆっく
りと回転し、そのときのトルクを測定する。図7より、
従来例に比べて本実施例のコギングトルクの脈動幅(最
大値から最小値を引いた値、以下P−P値と称す)が小
さくなっていることがわかる。これにより、本実施の形
態例ではコギングトルクを低減していることがわかる。
【0031】図3のθの値をパラメータとしたときのコ
ギングトルクを評価するにあたり、そのモータの出力を
考慮する必要がある。そこで、コギングトルクの低減比
Kを以下の式で定義する。
【0032】 K=(Tcθ/Tθ)/(Tcz/T) ただし、 K:コギングトルクの低減比(p.u.) Tcθ:磁極間のなす角がθのときのコギングトルク
(P−P値)[kg-cm] Tθ:磁極間のなす角がθのときの定格時のトルク[kg-
cm] Tcz:比較例のコギングトルク(P−P値)[kg-cm] T:比較例の定格トルク[kg-cm] Tθ, Tは、図4のトルクの値を用いる。低減比K
の値が小さいほど、実効的にコギングトルクを低減でき
たことになる。
【0033】図8に、図3のθの値をパラメータとした
ときのコギングトルクの低減比の実測結果を示す。図8
より、1.8≦θ≦23.3のときコギングトルクの低減
比が比較例より小さくなる。15≦θにおいてコギング
トルクの低減比が大きくなるのは、定格時のトルクが減
少するためである。コギングトルクを比較例より低減す
るには、1.8≦θ≦23.3にするのがよい。
【0034】図4と図8とにより、トルクが向上しコギ
ングトルクが低減する磁極間角度θの範囲をまとめたの
が図9である。図9より、トルクが向上しコギングトル
クが低減する磁極間角度θは、θ≦θ≦θとするの
が最適である。これらの結果は、前述した実験を通して
確認したものである。
【0035】図10は、本発明の第二の実施の形態例に
係る永久磁石式回転電機の断面を示す。なお、図1〜図
2と同一部材には同一符号を付したので、各部の詳細説
明は省略する。図10では4極24スロットの永久磁石
式回転電機について示している。
【0036】図10の永久磁石式回転電機においても、
第一の実施の形態例と同様の測定を行った結果、特性の
絶対値は異なるものの、θ≦θ≦θのときトルクが
向上しコギングトルクが低減することを実験を通して確
認した。
【0037】また、本実施の形態例で示した測定例の他
に、図示していないが、2極6スロット、2極12スロ
ット、8極24スロット、8極48スロットの永久磁石
式回転電機についても同様の測定を行った。その結果、
特性の絶対値は異なるものの、磁極間角度θがθ≦θ
≦θのときトルクが向上しコギングトルクが低減でき
ることを確認している。
【0038】図11は、本発明の第三の実施の形態例に
係る永久磁石式回転電機の断面を示す。なお、図1〜図
2と同一部材には同一符号を付したので、各部の詳細説
明は省略する。図11では、図2に示す外周側は円弧
状、内周側が直線の蒲鉾形永久磁石に代えて、外周側も
内周側も円弧状のC形永久磁石を用いた例を示してい
る。図11の永久磁石式回転電機においても、前述した
第一の実施の形態例と同様に、θ≦θ≦θのとき、
トルクの向上及びコギングトルクの低減を図ることがで
きる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、各永久磁石の磁極間の
最も狭い幅部の両端と回転中心とで形成される角度を
θ、固定子鉄心のスロット開口部の回転子に対向してい
る側の両端と回転中心とで形成される角度をθ1、固定
子鉄心のティース部においてギャップを介して回転子に
対向している部分の両端と回転中心とで形成される角度
をθとしたとき、θ≦θ≦θとすることにより、
トルクの向上によるモータ効率の向上及びコギングトル
クの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態例に係る永久磁石式
回転電機の回転軸方向の断面図である。
【図2】図1のA−A’断面図である。
【図3】図2の永久磁石式回転電機との比較例である永
久磁石式回転電機の断面図である。
【図4】永久磁石の磁極間と回転中心とで形成される角
度θとトルク特性との関係を示す図である。
【図5】第一の実施の形態例と比較例との無負荷時のギ
ャップの磁束密度分布の測定結果を示す図である。
【図6】第一の実施の形態例と比較例とのギャップの磁
束密度スペクトルの構成比を示す図である。
【図7】第一の実施の形態例と比較例とで発生するコギ
ングトルクの波形の実測結果を示す図である。
【図8】第一の実施の形態例の永久磁石の磁極間と回転
中心とで形成される角度θに対するコギングトルクの低
減比特性を示す図である。
【図9】第一の実施の形態例の永久磁石の磁極間と回転
中心とで形成される角度θの範囲を表す説明図である。
【図10】本発明の第二の実施の形態例に係る永久磁石
式回転電機の断面図である。
【図11】本発明の第三の実施の形態例に係る永久磁石
式回転電機の断面図である。
【符号の説明】
1…固定子、2…固定子鉄心、2a…ティース部、3…
固定子巻線、4a,4b…エンドブラケット、5…ギャ
ップ、6…回転子、7…打抜穴、8…回転子鉄心、8
a,8b…端板、9…永久磁石、10…回転軸、11a,
115b…ベアリング、12…フレーム、15…固定子
スロット、S…回転の中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 聡 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 高橋 身佳 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 野間 啓二 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 佐藤 和雄 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 妹尾 正治 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 Fターム(参考) 5H622 AA02 CA02 CA13 CB04 CB05 PP03 PP10 PP19 QB02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子鉄心及び該固定子鉄心に巻回された
    固定子巻線を有する固定子と、該固定子鉄心にギャップ
    を有して対向し、複数の永久磁石が周方向に配置内蔵さ
    れた回転子鉄心を有する回転子とを備え、前記固定子巻
    線に通電することにより前記回転子を回転駆動させる永
    久磁石式回転電機において、 前記各永久磁石の磁極間の最も狭い幅部の両端と回転中
    心とで形成される角度をθ、前記固定子鉄心のスロット
    開口部の前記回転子に対向している側の両端と回転中心
    とで形成される角度をθ、前記固定子鉄心のティース
    部において前記ギャップを介して前記回転子に対向して
    いる部分の両端と回転中心とで形成される角度をθ
    したとき、 θ≦θ≦θ であることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  2. 【請求項2】固定子鉄心及び該固定子鉄心に巻回された
    固定子巻線を有する固定子と、該固定子鉄心にギャップ
    を有して対向し、複数の永久磁石が周方向に配置内蔵さ
    れた回転子鉄心を有する回転子とを備え、前記固定子の
    スロット数と前記回転子の極数の比が3:1であり、前
    記固定子巻線に通電することにより前記回転子を回転駆
    動させる回転電機において、 前記各永久磁石の磁極間の最も狭い幅部の両端と回転中
    心とで形成される角度をθ、前記固定子鉄心のスロット
    開口部の前記回転子に対向している側の両端と回転中心
    とで形成される角度をθ、前記固定子鉄心のティース
    部において前記ギャップを介して前記回転子に対向して
    いる部分の両端と回転中心とで形成される角度をθ
    したとき、 θ≦θ≦θ であることを特徴とする永久磁石式回転電機。
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