JP2001039574A - 写真処理装置における搬送機構 - Google Patents

写真処理装置における搬送機構

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JP2001039574A
JP2001039574A JP11221009A JP22100999A JP2001039574A JP 2001039574 A JP2001039574 A JP 2001039574A JP 11221009 A JP11221009 A JP 11221009A JP 22100999 A JP22100999 A JP 22100999A JP 2001039574 A JP2001039574 A JP 2001039574A
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JP
Japan
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motor
conveying
rotation speed
speed
brushless
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11221009A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ueno
浩史 上野
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転数が一定である交流モータに代えて、回転
数を変更しやすいモータを使用することによって、種々
の条件に対して容易に対応可能な搬送機構を提供するこ
と。 【解決手段】写真処理装置の搬送機構1は、ブラシレス
直流モータ等の回転数可変モータ5と、該回転数可変モ
ータの回転数を設定された回転数に制御する制御手段6
と、前記回転数可変モータによって回転駆動されて感光
材料を搬送する搬送ローラ2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理装置にお
ける感光材料の搬送機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真処理装置における印画紙
等の感光材料の搬送機構では、交流モータが使用されて
いた。交流モータは電源の周波数に基づいて安定した回
転数が得られるので、安定した回転数を安価に得ること
ができる。そのために、感光材料の搬送機構に用いられ
てきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来の交流モータによる搬送機構の場合は、モータ
の構造と電源周波数と減速機構によって回転数が決定さ
れるので、搬送速度が異なる場合には減速機構を変更す
るなどの対応が必要であった。その場合、減速機構はギ
アの組合せ等で構成されているので、減速機構の変更は
取りつけスペースの問題や微調整が困難であるという問
題等があった。搬送速度が異なる装置の場合には、同一
のモータを用いても減速比が異なる減速機構を用いる必
要があるが、このような減速比が異なる減速機構はその
外形寸法も異なることが多く、設置スペースが大きくな
ったりして、同一の筐体には収納できない等の問題もあ
った。
【0004】また、交流モータを使用しているため、電
源の周波数が一定である場合にはその搬送速度も一定で
あるが、電源の周波数が不安定であったり、周波数の異
なる地域や国で使用する場合には、交流モータの回転数
が変わってしまうため搬送速度が変わってしまうという
問題があった。その場合には、減速機構の変更等の機械
的な対応が必要になって、取りつけスペースの問題や微
調整が困難であるという問題等があった。特に、出願人
が製造して広く世界中に納入している写真処理装置のよ
うに、電源事情の優れない国・地域で使用される可能性
の高い装置の場合は、いくら製造出荷時点で正確に所定
の周波数の電源を用いて調整しても、実際の稼働環境に
おいては所期の搬送速度が保証できないという問題があ
った。また、処理工程における負荷条件の大小によって
搬送速度が変化しないように十分大きなトルクを持った
交流モータが使用されているので、モータでの発熱も大
きくなり、冷却のためのファンが必要となっていた。
【0005】そこで、本発明は、回転数が一定である交
流モータに代えて、回転数を制御しやすいモータを使用
することによって、種々の条件に対して容易に対応可能
な搬送機構を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1では、
写真処理装置における感光材料の搬送機構において、搬
送機構は、回転数可変モータと、該回転数可変モータの
回転数を設定された回転数に制御する制御手段と、前記
回転数可変モータによって回転駆動されて感光材料を搬
送する搬送ローラとを備えるという手段を講じた。
【0007】請求項2では、回転数可変モータはブラシ
レス直流モータであり、制御手段は前記ブラシレス直流
モータの励磁コイルに励磁電流を供給するタイミングを
制御する制御手段であることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる写真処理
装置における搬送機構を、その実施の形態を示した図面
に基づいて詳細に説明する。図1において、1は写真処
理装置の例えば印画紙供給部に備えられた搬送機構であ
る。搬送機構1は、搬送対象の印画紙Pをはさんで搬送
する複数の搬送ローラ2と、この搬送ローラ2を例えば
減速機構3とスクリューシャフト4を介して駆動するブ
ラシレス直流モータ5と、このブラシレス直流モータ5
の回転数を制御する制御回路6とを備えている。なお、
印画紙供給部に限らずフィルムを含む種々の搬送機構に
適用することができる。
【0009】前記ブラシレス直流モータ5回りを示した
図2において、C1,C2,C3,C4はブラシレス直
流モータ5を構成する励磁コイル、Q1,Q2,Q3,
Q4は前記励磁コイルC1,C2,C3,C4へ供給さ
れる励磁電流をそれぞれオンオフするスイッチングトラ
ンジスタである。これらの励磁コイルには安定化された
直流電圧(24ボルト)が供給されている。61は当該モ
ータの回転子の回転角度を検出するためのホール素子で
ある。6は制御回路であり、図示しない中央コントロー
ラから搬送速度を指定する制御信号Cと、前記ホール素
子61からの回転角度信号とが入力され、前記制御信号
Cと前記回転角度信号に基づいたタイミングで各スイッ
チングトランジスタへドライブ信号を出力する。
【0010】上記構成によって、各トランジスタがオン
オフされる時間差が短い場合には回転数は高くなり、時
間差が長い場合には回転数は低くなる。より正確な速度
を維持するためには、ブラシレス直流モータ5の駆動軸
に設けられたタコジェネレータからの回転数信号を前記
ドライバー回路にフィードバック信号として入力し、負
荷条件の変動によって回転数が変動しないように、フィ
ードバック制御してもよい。
【0011】このようにして、制御信号Cを変化させる
ことにより、前記制御回路6から出力されるドライブ信
号のタイミングが変化し、各スイッチングトランジスタ
をオンオフするタイミングが変化するので、各励磁コイ
ルが順次励磁されるタイミングが変化する。従って、当
該ブラシレス直流モータ5の回転数が変化して、搬送速
度が変化するのである。なお、ブラシレス直流モータの
励磁電流は安定化された直流電圧(24ボルト)によって
一定であるので、回転数はドライブ信号によってのみ変
化させることができる。従って、商用電源の周波数が変
化しても搬送速度は変化しないのである。
【0012】以上の構成によれば、制御信号Cによって
搬送速度を自由に変えることができるので、早い搬送速
度が要求される装置でも、遅い搬送速度が必要な装置で
も、同一のモータを使用でき、部品の共通化がはかれる
という効果が得られるのである。例えば、搬送速度が毎
秒10cmの搬送機構の場合でも、搬送速度が毎秒12cmの搬
送機構の場合でも、同じモータと制御回路を用いて、制
御信号Cを調整するだけで対応できる。また、商用電源
の周波数が異なる場合でも、減速機構の取り替え等の作
業が不必要である。特に、多数のモータを用いる場合に
は、それらの速度変更は大変な作業であったが、本発明
によって、制御信号を変更するだけで同時に多数のモー
タの速度変更が可能になるのである。制御信号Cによっ
てドライブ信号の位相を変えることによってモータを正
逆回転させることも容易であるので、前進と後退の2方
向に搬送可能な搬送機構を実現することも容易となる。
【0013】さらに、前記ブラシレス直流モータは、ス
パークノイズの発生源となったり経年劣化しやすいブラ
シとコミュテータを備えていないので、誤動作も少なく
長期間安定して運転することができるのである。このよ
うなブラシレス直流モータは、急激な加速特性や大きな
起動トルクが得られる点等において優れた特性を持って
いるので、搬送速度を制御する制御手段と組みあわせる
ことによって、写真処理装置の搬送機構に用いるモータ
として適したものとなる。
【0014】さらには、回転数可変モータであればブラ
シレス直流モータに限定されるものではなく、インダク
ションモータ(誘導モータ)やシンクロナスモータ(同
期モータ)等の交流モータを、周波数を制御できるイン
バータ装置等の制御回路と組みあわせて回転数可変モー
タとして用いることも可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明の写真処理装置における搬送機構
によれば、回転数可変モータと回転数を制御する制御手
段とを備えたので、同一のモータを用いて、種々の搬送
速度を容易に実現することが可能となった。また、設置
後においても、搬送速度を容易に変更することが可能と
なった。従って、負荷変動や運転条件の変化を見越し
て、無理やり大型のモータを用いなくても、条件に応じ
た搬送速度に適宜調節することが可能となった。無理に
大型のモータを用いなくてもよいので、無駄な発熱も抑
制でき、エネルギー効率がよくなると共に、冷却ファン
等を必要としないという効果も得られる。
【0016】また、回転数可変モータとしてブラシレス
直流モータを用いることにより、安価なシステムで上記
効果の得られる搬送機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる写真処理装置における搬送機構
の実施の形態の要部構成図である。
【図2】前記搬送機構のブラシレス直流モータ回りの回
路図である。
【符号の説明】
1 搬送機構 2 搬送ローラ 3 減速機構 5 ブラシレス直流モータ 6 制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真処理装置における感光材料の搬送機構
    において、搬送機構は、回転数可変モータと、該回転数
    可変モータの回転数を設定された回転数に制御する制御
    手段と、前記回転数可変モータによって回転駆動されて
    感光材料を搬送する搬送ローラとを備えていることを特
    徴とする写真処理装置における搬送機構。
  2. 【請求項2】回転数可変モータはブラシレス直流モータ
    であり、制御手段は前記ブラシレス直流モータの励磁コ
    イルに励磁電流を供給するタイミングを制御する制御手
    段であることを特徴とする請求項1に記載の写真処理装
    置における搬送機構。
JP11221009A 1999-08-04 1999-08-04 写真処理装置における搬送機構 Withdrawn JP2001039574A (ja)

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JP11221009A JP2001039574A (ja) 1999-08-04 1999-08-04 写真処理装置における搬送機構

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JP2001039574A true JP2001039574A (ja) 2001-02-13

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JP11221009A Withdrawn JP2001039574A (ja) 1999-08-04 1999-08-04 写真処理装置における搬送機構

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Effective date: 20061107