JPH08101610A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08101610A
JPH08101610A JP6236157A JP23615794A JPH08101610A JP H08101610 A JPH08101610 A JP H08101610A JP 6236157 A JP6236157 A JP 6236157A JP 23615794 A JP23615794 A JP 23615794A JP H08101610 A JPH08101610 A JP H08101610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
time
image forming
forming apparatus
integrated value
Prior art date
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Pending
Application number
JP6236157A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Futami
和幸 二見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08101610A publication Critical patent/JPH08101610A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防塵フィルタ又は、オゾン除去フィルタの最
適な交換時期を操作者に認識させて、防塵フィルタ又は
オゾン除去フィルタの目づまりによる防塵機能又はオゾ
ン除去機能の低下を未然に防止し、機内の空気循環を良
好に行なって機内の温度上昇による障害を防止する。 【構成】 送風ファンと、防塵フィルタもしくはオゾン
除去フィルタとを備えた送風装置を有する画像形成装置
において、前記送風ファンの稼働時間を積算して得られ
る積算値が、ある一定値以上になったとき、操作者に前
記防塵フィルタの交換時期又は清掃時期を伝達すること
を特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ等
の画像形成装置に関する。詳しくは、外気を機内に給気
する給気手段または、機内の空気を機外に排出する排気
手段を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを利用した画像形成装
置においては、その定着工程において、熱と圧力により
定着を行うものが一般的である。また、帯電、除電工程
においては、コロナ放電器を利用したものが一般的であ
る。上記定着工程において発生する熱は機内全体の温度
上昇の原因となり、他の部材に悪影響を及ぼす。また、
コロナ放電器を利用した場合は、同時にオゾンが発生
し、オゾンが機内に滞留すると感光体等の寿命を縮める
原因となる。そのため、機外の空気を機内に給気した
り、機内の空気を機外に排気したりして機内に滞留する
オゾンの除去や、機内の温度上昇を防止していた。一般
的な給気、排気方法としては、外装カバーに給気口又
は、排気口となる開口部を設け、この開口部近辺に給気
ファンや排気ファン等の送風ファンを設置し、気流の循
環を行っていた。また、給気経路の途中には防塵フィル
タを設け、外気の粉塵や埃が機内に流入するのを防止し
ていた。また、排気経路の途中には防塵フィルタ、又は
オゾン除去フィルタが設けられており、機内で発生する
トナー粉やオゾン等が機外に排出されるのを防止してい
た。送風装置としては、画像形成装置の電源の投入と同
時に常時回転させているものや、待機時には、ファンの
回転を停止させたり、回転数を低下させたりして、送風
量を調節している送風モードを有しているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記防塵フィ
ルタ、前記オゾン除去フィルタは、設置後時間が経てば
経つほど目づまりを生じてしまい、その防塵機能やオゾ
ン除去機能を果たせないばかりでなく、送風量をも規制
してしまい機内の温度上昇を招いてしまう。このため前
記防塵フィルタまたは、前記オゾン除去フィルタの交換
が必要になるが、どの時点で交換すれば良いのか一般ユ
ーザーには判断することが困難である。また、この目づ
まり具合は、画像形成装置本体の設置場所や使用状態に
よって大きく変化するので、定期メンテナンス時に交換
することは、不必要な交換や、それとは逆に、交換時期
の遅れを招いてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、送風ファ
ンと、防塵フィルタもしくはオゾン除去フィルタとを備
えた送風装置を有する画像形成装置において、前記送風
ファンの稼働時間を積算して得られる積算値が、ある一
定値間以上になったとき、操作者に前記防塵フィルタの
交換時期又は清掃時期を伝達することを特徴とする画像
形成装置を提供することにより解決する。さらに、前記
送風装置が少なくとも2種類の送風量に変更可能な送風
モードを有する場合は、夫々の送風モードにおいて稼働
した時間に、夫々の送風モードに与えられる係数を掛け
た値が積算されることを特徴とする画像形成装置を提供
することにより解決する。もしくは、送風ファンと、防
塵フィルタもしくはオゾン除去フィルタとを備えた送風
装置を有する画像形成装置において、前記送風ファンの
稼働時間を積算して得られる積算値に、前記画像形成装
置周辺の粉塵度合いからなる係数を掛けた値がある一定
値以上になったとき、操作者に前記防塵フィルタの交換
時期又は清掃時期を伝達することを特徴とする画像形成
装置を提供することにより解決する。
【0005】
【作用】このように構成した画像形成装置によれば、送
風ファンの稼働時間を積算した積算値から防塵フィルタ
もしくはオゾン除去フィルタの目づまりの状態が監視さ
れ、ユーザーに交換又は清掃の最適な時期を伝達するこ
とができる。更に少なくとも2種類の送風量に変更可能
な送風モードを有する場合は、夫々の送風モードにおい
て稼働した時間に、夫々の送風モードに与えられる係数
を掛けた値が積算されて得られる積算値から防塵フィル
タもしくはオゾン除去フィルタの目づまりの状態が監視
され、ユーザーに交換もしくは清掃の最適な時期を伝達
することができる。または、送風ファンの稼働時間を積
算した積算値に画像形成装置周辺の粉塵度合いからなる
係数を掛けた値から防塵フィルタもしくはオゾン除去フ
ィルタの目づまりの状態が監視され、ユーザーに交換も
しくは清掃の最適な時期を伝達することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を複写機に応用した実施例を添
付図面を参照して説明する。複写機の基本構成は図1に
示すように感光体1、帯電器2、クリーニング装置3、
現像器4、転写器5、分離器6、定着器7、除電器8、
よりなる。画像プロセスは、まず、帯電器2で感光体1
の表面を均一に帯電し露光器により画像部以外のところ
に光をあて、静電潜像を形成する。現像器4では、静電
潜像と逆極性に帯電したトナーを静電潜像に付着させ可
視像化させる。そして、記録紙10をこのトナー像に重
ね、前記記録紙10の裏側の転写器5からトナーの帯電
極性とは逆極性の電荷を与え、静電力によりトナーを前
記記録紙10に転写させる。転写後、前記記録紙10の
静電吸着力を低減させるため、分離器6により前記記録
紙10の除電が行なわれる。転写されたトナー像を担持
した前記記録紙10は定着器7により加熱及び、加圧さ
れ定着された後、排紙口8より排紙される。また、転写
後、感光体1上に残った電荷は除電器により除電され、
転写されずに感光体1上に残った残留トナーはクリーニ
ング装置3により除去される。前述の帯電器2、転写器
5、分離器6、にはコロナワイヤを備えるコロナ放電器
が用いられている。そして各々の装置でコロナ放電が行
なわれるとき大気中の酸素分子がイオン化しオゾンが発
生し機内に滞留することになる。また、使用されるトナ
ーの平均粒径はかなり細かいため、現像器4、クリーニ
ング装置3、等に振動が与えられたり、風圧が掛ったり
すると、トナーは飛散し、機内を浮遊することになる。
そのため、機内に滞留するオゾンや、飛散トナーを除去
するために機内には排気装置が設けてある。該排気装置
は、排気ダクト9と、該排気ダクト9内に設けられた排
気ファン11と、オゾン除去フィルタ12(又は防塵フ
ィルタ)とから構成されている。前記定着器7は前記記
録紙10にたいして、熱と圧力で定着を行なうため、定
着器7内は高温を保つように制御されているが、この高
温は、定着器7以外の各装置にも影響を及ぼし、前記現
像器4内や前記クリーニング装置3内のトナーを溶解さ
せたり、各機械要素の耐久性を低下させてしまう恐れも
有る。このため、上記排気装置はオゾン除去や、飛散ト
ナーの除去の他に、機内の熱を機外に放出させ、機内温
度の冷却の役割も果たしている。また、前記排気ファン
11の回転数は2種類や3種類に変更することが可能で
あり、オゾンの発生具合や、トナーの飛散具合、更には
機内の温度状況によって設定されている。本実施例で
は、画像プロセスが稼動している時にはファンを高回転
させ、単位時間あたりの風量を増加させる高速モード
を、待機時には低回転させる低速モードを有するように
制御が行なわれている。更に、給気ファン13、防塵フ
ィルタ14からなる給気装置は機内(特に光学系15)
に外気を導入し、冷却を行なっている。
【0007】ここで、排気ファン及び給気ファンと防塵
フィルタの関係について説明する。排気ファンを常時回
転させた場合(a)と、排気ファンを不定期に回転させ
た場合(b)の防塵フィルタの目づまりの状態を示す実
験結果1を図3に示す。このことから前記防塵フィルタ
の目づまりはファンの稼動時間に対応し、稼働時間が長
いほど早く目づまりすることが確認された。次に、排気
ファンを常時高速で回転させる場合(c)と、排気ファ
ンを常時低速で回転させる場合(d)と、排気ファンの
回転速度を低速、高速、低速の順に変換させた場合
(e)での防塵フィルタの目づまりの状態を示す実験結
果2を図4に示す。このことから前記防塵フィルタは排
気ファンを高速で回すほど早く目づまりすることが確認
された。次に、給気ファンを常時回転させ、室内の粉塵
度合いが高い場合(f)、室内の粉塵度合いが中程度の
場合(g)、室内の粉塵度合いが低い場合(h)の防塵
フィルタの目づまり状態を示す実験結果3を図5に示
す。このことから前記防塵フィルタは周囲の粉塵度合い
が高いほど早く目づまりすることが確認された。
【0008】ここで、上記実験結果1及び2から以下に
示す制御動作Aを行なう。(図6はこの制御動作のフロ
ーチャートを示す。) 図示しない制御部で高速モード時の前記排気ファンの稼
働時間Sと低速モード時の前記排気ファンの稼動時間T
を計測する。この稼動時間S,Tに各モードの実験によ
り得られる係数Ks,Ktを掛けた値Uが前回までの積
算値U′に加算され新たな積算値U″となる。この積算
値U″が所定の値UUを超えたとき、ユーザーにフィル
タの交換時期、又は清掃時期を伝達する。この伝達手段
としては、図2に示すように、外装カバーに設けられた
操作パネル16上のキャラクタ17を点灯もしくは点滅
させても良いし、置数表示部18に所定の情報(例えば
J0)を表示させても良い。
【0009】また、上記実験3から以下に示す制御動作
をB行なう。(図7はこの制御動作のフローチャートを
示す。)図示しない制御部に、予め、周囲の環境の粉塵
度合いに応じた係数Kvを設定しておく。次にこの制御
部で給気ファンの稼動時間Vを計測する。この稼働時間
Vに前回までの積算値V′を加算した新たな積算値V″
を求め、この積算値V″に係数Kvを掛けた値が所定の
値VVを超えたとき、ユーザーにフィルタの交換時期、
又は清掃時期を伝達する。この伝達手段としては、図2
に示すように、操作パネル16上のキャラクタ17を排
気用の防塵フィルタまたはオゾン除去フィルタと区別可
能に、点灯もしくは点滅させても良いし、置数表示部1
8に所定の情報(例えばJ1)を表示させても良い。
【0010】本実施例は排気装置として、高速モードと
低速モードとの2種類を設定しているが、給気装置に応
用することも可能であり、3種類以上のモードを設定す
ることも当然可能である。さらに、ファンの回転速度が
1種類の場合は、図8に示す制御動作Cのフローチャー
トが示すようにファンの稼動時間Xを計測し、この稼働
時間Xに前回までの積算値X′を加算した新たな積算値
X″を求め、この積算値X″が所定の値XXを超えたと
きユーザーにフィルタの交換時期、又は清掃時期を伝達
すれば良い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、防塵フィルタ又は、オゾン除去フィルタの最適な交
換時期を操作者が認識できるため、防塵フィルタ又はオ
ゾン除去フィルタの目づまりによる防塵機能又はオゾン
除去機能の低下を未然に防止でき、機内の空気循環が良
好に行なわれるため、機内の温度上昇による障害を防止
できる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の断面概略図である。
【図2】外装カバーに設けられた操作パネルを示す図で
ある。
【図3】排気ファンと防塵フィルタの関係についての実
験結果1を示す図である
【図4】排気ファンと防塵フィルタの関係についての実
験結果2を示す図である
【図5】給気ファンと防塵フィルタの関係についての実
験結果3を示す図である
【図6】フィルタの交換又は清掃をユーザーに伝達する
までの制御動作Aを示す図である。
【図7】フィルタの交換又は清掃をユーザーに伝達する
までの制御動作Bを示す図である。
【図8】フィルタの交換又は清掃をユーザーに伝達する
までの制御動作Cを示す図である。
【符号の説明】
2 帯電器 3 クリーニング装置
4 現像器 5 転写器 6 分離器
7 定着器 9 排気ダクト 11 排気ファン 12 オゾン除去フィルタ 13 給気ファ
ン 14 防塵フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風ファンと、防塵フィルタもしくはオゾ
    ン除去フィルタとを備えた送風装置を有する画像形成装
    置において、前記送風ファンの稼働時間を積算して得ら
    れる積算値が、ある一定値以上になったとき、操作者に
    前記防塵フィルタの交換時期又は清掃時期を伝達するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、前記送
    風装置が少なくとも2種類の送風量に変更可能な送風モ
    ードを有する場合は、夫々の送風モードにおいて稼働し
    た時間に、夫々の送風モードに与えられる係数を掛けた
    値が積算されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】送風ファンと、防塵フィルタもしくはオゾ
    ン除去フィルタとを備えた送風装置を有する画像形成装
    置において、前記送風ファンの稼働時間を積算して得ら
    れる積算値に、前記画像形成装置周辺の粉塵度合いから
    なる係数を掛けた値がある一定値以上になったとき、操
    作者に前記防塵フィルタの交換時期又は清掃時期を伝達
    することを特徴とする画像形成装置。
JP6236157A 1994-09-30 1994-09-30 画像形成装置 Pending JPH08101610A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015198A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 送風システム
JP2009107737A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの防塵装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015198A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 送風システム
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