JP2552030B2 - 衛星信号受信装置 - Google Patents
衛星信号受信装置Info
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- JP2552030B2 JP2552030B2 JP2258196A JP25819690A JP2552030B2 JP 2552030 B2 JP2552030 B2 JP 2552030B2 JP 2258196 A JP2258196 A JP 2258196A JP 25819690 A JP25819690 A JP 25819690A JP 2552030 B2 JP2552030 B2 JP 2552030B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/005—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using remotely controlled antenna positioning or scanning
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/125—Means for positioning
- H01Q1/1257—Means for positioning using the received signal strength
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、人工衛星から送られてくる垂直偏波及び水
平偏波の電波を受信する衛星信号受信装置に関する。
平偏波の電波を受信する衛星信号受信装置に関する。
[従来の技術] 従来より、例えば日本通信衛星(株)のJCSATや宇宙
通信(株)のスーパーバード等、通信周波数を有効に利
用するために、送信電波の偏波面を隣接するチャンネル
毎に交互に変更して、送出するようにした通信衛星が知
られている。
通信(株)のスーパーバード等、通信周波数を有効に利
用するために、送信電波の偏波面を隣接するチャンネル
毎に交互に変更して、送出するようにした通信衛星が知
られている。
こうした通信衛星からの電波を受信する衛星信号受信
装置においては、例えば特開昭61-195094号公報に開示
されているように、屋外に設置される受信アンテナに、
水平偏波及び垂直偏波の信号を各々所定周波数帯の伝送
信号に変換する2つのコンバータと、各コンバータにて
周波数変換された2種の信号の内のいずれか一方を選択
出力する切替器とを設け、屋内に設置される選局装置側
より切替器を制御することにより、選局装置側で所望の
偏波信号が得られるようにしている。
装置においては、例えば特開昭61-195094号公報に開示
されているように、屋外に設置される受信アンテナに、
水平偏波及び垂直偏波の信号を各々所定周波数帯の伝送
信号に変換する2つのコンバータと、各コンバータにて
周波数変換された2種の信号の内のいずれか一方を選択
出力する切替器とを設け、屋内に設置される選局装置側
より切替器を制御することにより、選局装置側で所望の
偏波信号が得られるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記従来の装置では、選局装置側から受信アン
テナ側に切替器の駆動信号を伝送するために特別な信号
線を設けていたため、受信施設の設置時には、受信アン
テナと選局装置とを結ぶ受信信号伝送用の伝送線の他
に、この信号線の接続を行わなければならず、その設置
作業が面倒であるといった問題があった。
テナ側に切替器の駆動信号を伝送するために特別な信号
線を設けていたため、受信施設の設置時には、受信アン
テナと選局装置とを結ぶ受信信号伝送用の伝送線の他
に、この信号線の接続を行わなければならず、その設置
作業が面倒であるといった問題があった。
そこで本願発明者らは、こうした問題を解決するため
に、選局装置側に受信アンテナに供給する電源電圧を大
小2種の電圧に切り替える切替回路を、受信アンテナ側
に選局装置側より供給される電源電圧の大小に応じて切
替器を制御する制御回路を、夫々設けることにより、切
替器制御用の特別な信号線を用いることなく切替器を制
御できるようにすることを考えた。
に、選局装置側に受信アンテナに供給する電源電圧を大
小2種の電圧に切り替える切替回路を、受信アンテナ側
に選局装置側より供給される電源電圧の大小に応じて切
替器を制御する制御回路を、夫々設けることにより、切
替器制御用の特別な信号線を用いることなく切替器を制
御できるようにすることを考えた。
即ち、衛星信号受信装置では、受信アンテナ側より選
局装置側に受信信号を伝送する伝送線を利用して、選局
装置側より受信アンテナ側に電源供給を行なうようにし
ているため、上記のように電源電圧を変更して偏波面の
切替制御を行なうようにすれば、受信アンテナと選局装
置とを1本の伝送線で接続するだけでよく、設置工事が
簡単となる。
局装置側に受信信号を伝送する伝送線を利用して、選局
装置側より受信アンテナ側に電源供給を行なうようにし
ているため、上記のように電源電圧を変更して偏波面の
切替制御を行なうようにすれば、受信アンテナと選局装
置とを1本の伝送線で接続するだけでよく、設置工事が
簡単となる。
しかしこのように電源電圧を変更するようにした場
合、受信アンテナ側には、大小2種の電源電圧によって
コンバータを作動させるために、入力電圧の許容変動レ
ベルが大きい定電圧回路を設けなければならず、また大
小2種の電源電圧の内、大きい方の電源電圧が供給され
た場合には、定電圧回路において入力電圧を大幅に降下
させるので、定電圧回路からの発熱量が大きくなるとい
った問題がある。またコンバータは温度が上昇すると雑
音指数等の電気的特性が劣化するため、形状を大きくす
る等、放熱のための対策を行わなければならないといっ
た問題もある。
合、受信アンテナ側には、大小2種の電源電圧によって
コンバータを作動させるために、入力電圧の許容変動レ
ベルが大きい定電圧回路を設けなければならず、また大
小2種の電源電圧の内、大きい方の電源電圧が供給され
た場合には、定電圧回路において入力電圧を大幅に降下
させるので、定電圧回路からの発熱量が大きくなるとい
った問題がある。またコンバータは温度が上昇すると雑
音指数等の電気的特性が劣化するため、形状を大きくす
る等、放熱のための対策を行わなければならないといっ
た問題もある。
一方、定電圧回路に入力される電源電圧は伝送線の線
路長に応じて降下し、しかも伝送線の線路長は受信装置
の設置場所等によって変動する。そしてこうした伝送線
の線路長の変化に影響されることなく電源電圧の大小判
定を行ない、切替器の切替制御を正確に実行できるよう
にするには、選局装置側より出力する大小2種の電源電
圧の差を大きくすればする程よい。しかしこのように2
種の電源電圧の差を大きくすると、選局装置側より大き
い方の電源電圧が出力された場合に、伝送線の線路長が
短い場合に定電圧回路に非常に大きな電源電圧が入力さ
れてしまう。従って上記のように受信アンテナ側に供給
する電源電圧を変更することにより偏波信号の切替を行
なう場合には、選局装置側より出力する電源電圧の設定
が非常に難しいといった問題もある。
路長に応じて降下し、しかも伝送線の線路長は受信装置
の設置場所等によって変動する。そしてこうした伝送線
の線路長の変化に影響されることなく電源電圧の大小判
定を行ない、切替器の切替制御を正確に実行できるよう
にするには、選局装置側より出力する大小2種の電源電
圧の差を大きくすればする程よい。しかしこのように2
種の電源電圧の差を大きくすると、選局装置側より大き
い方の電源電圧が出力された場合に、伝送線の線路長が
短い場合に定電圧回路に非常に大きな電源電圧が入力さ
れてしまう。従って上記のように受信アンテナ側に供給
する電源電圧を変更することにより偏波信号の切替を行
なう場合には、選局装置側より出力する電源電圧の設定
が非常に難しいといった問題もある。
そこで本発明は、上記のように、受信アンテナ側で、
垂直及び水平偏波の電波を受信し、その受信信号のいず
れかを選択して出力するようにした衛星信号受信装置に
おいて、偏波信号の切り替えのために特別な信号線を使
用することなく、しかも発熱等の影響を受けることなく
偏波信号の切替を行うことができるようにすることを目
的としてなされた。
垂直及び水平偏波の電波を受信し、その受信信号のいず
れかを選択して出力するようにした衛星信号受信装置に
おいて、偏波信号の切り替えのために特別な信号線を使
用することなく、しかも発熱等の影響を受けることなく
偏波信号の切替を行うことができるようにすることを目
的としてなされた。
[課題を解決するための手段] 即ち上記目的を達するためになされた本発明は、 人工衛星から送信された垂直偏波及び水平偏波の電流
を各々受波する受波部、及び該受波部から出力される垂
直偏波信号及び水平偏波信号のいずれか一方を所定周波
数帯の伝送信号に変換して伝送線に出力する周波数変換
回路を備えた受信部と、 該受信部と上記伝送線を介して接続され、該伝送線を
介して入力される伝送信号の中から所定周波数の伝送信
号を抽出して復調する選局回路、及び該選局回路が復調
する伝送信号の周波数を外部から指定するための選局操
作部を備えた選局部と、 からなる衛星信号受信装置において、 上記選局部に、上記受信部に供給する電源電圧を生成
する電源電圧生成回路、上記周波数変換回路が周波数変
換して上記伝送線に出力する偏波信号を垂直偏波信号に
するか水平偏波信号にするかを指定するための偏波信号
指定操作部、該偏波信号指定操作部により予め設定され
た水平・垂直いずれかの偏波信号が指定されたとき、上
記電源電圧に所定のパルス列を重畳して、該電源電圧を
該パルス列にて所定電圧分だけ低下させるパルス列重畳
回路、及び該パルス列重畳回路を通過した電源電圧を上
記伝送線に出力する電源電圧出力回路、を設けると共
に、 上記受信部に、上記伝送線から電源電圧を抽出する電
源電圧抽出回路、該電源電圧抽出回路により抽出された
電源電圧を平滑化する平滑回路、該平滑回路にて平滑化
された電源電圧を所定電圧に変換して当該受信部内の各
部に供給する定電圧回路、上記電源電圧抽出回路により
抽出された電源電圧からパルス列を検出するパルス列検
出回路、及び該パルス列検出回路にてパルス列が検出さ
れたか否かによって上記偏波信号指定操作部にて指定さ
れた偏波信号が垂直偏波信号であるか水平偏波信号であ
るかを特定し、上記周波数変換回路が周波数変換して上
記伝送線に出力する偏波信号を該特定した偏波信号に切
り替える偏波信号切替制御回路、を設けたことを特徴と
している。
を各々受波する受波部、及び該受波部から出力される垂
直偏波信号及び水平偏波信号のいずれか一方を所定周波
数帯の伝送信号に変換して伝送線に出力する周波数変換
回路を備えた受信部と、 該受信部と上記伝送線を介して接続され、該伝送線を
介して入力される伝送信号の中から所定周波数の伝送信
号を抽出して復調する選局回路、及び該選局回路が復調
する伝送信号の周波数を外部から指定するための選局操
作部を備えた選局部と、 からなる衛星信号受信装置において、 上記選局部に、上記受信部に供給する電源電圧を生成
する電源電圧生成回路、上記周波数変換回路が周波数変
換して上記伝送線に出力する偏波信号を垂直偏波信号に
するか水平偏波信号にするかを指定するための偏波信号
指定操作部、該偏波信号指定操作部により予め設定され
た水平・垂直いずれかの偏波信号が指定されたとき、上
記電源電圧に所定のパルス列を重畳して、該電源電圧を
該パルス列にて所定電圧分だけ低下させるパルス列重畳
回路、及び該パルス列重畳回路を通過した電源電圧を上
記伝送線に出力する電源電圧出力回路、を設けると共
に、 上記受信部に、上記伝送線から電源電圧を抽出する電
源電圧抽出回路、該電源電圧抽出回路により抽出された
電源電圧を平滑化する平滑回路、該平滑回路にて平滑化
された電源電圧を所定電圧に変換して当該受信部内の各
部に供給する定電圧回路、上記電源電圧抽出回路により
抽出された電源電圧からパルス列を検出するパルス列検
出回路、及び該パルス列検出回路にてパルス列が検出さ
れたか否かによって上記偏波信号指定操作部にて指定さ
れた偏波信号が垂直偏波信号であるか水平偏波信号であ
るかを特定し、上記周波数変換回路が周波数変換して上
記伝送線に出力する偏波信号を該特定した偏波信号に切
り替える偏波信号切替制御回路、を設けたことを特徴と
している。
[作用] 以上のように構成された本発明の衛星信号受信装置に
おいて、選局部には、受信部に設けられた周波数変換回
路が周波数変換して伝送線に出力する偏波信号を垂直偏
波信号にするか水平偏波信号にするかを指定するための
偏波信号指定操作部が備えられ、この偏波信号指定操作
部により予め設定された水平・垂直いずれかの偏波信号
が指定されると、パルス列重畳回路が、電源電圧生成回
路にて生成された電源電圧に所定のパルス列を重畳し
て、電源電圧をそのパルス列にて所定電圧分だけ低下さ
せる。そして、電源電圧出力回路が、このパルス列重畳
回路を通過してきた電源電圧を伝送信号伝送用の伝送線
に出力することにより、受信部に電源供給を行なう。
おいて、選局部には、受信部に設けられた周波数変換回
路が周波数変換して伝送線に出力する偏波信号を垂直偏
波信号にするか水平偏波信号にするかを指定するための
偏波信号指定操作部が備えられ、この偏波信号指定操作
部により予め設定された水平・垂直いずれかの偏波信号
が指定されると、パルス列重畳回路が、電源電圧生成回
路にて生成された電源電圧に所定のパルス列を重畳し
て、電源電圧をそのパルス列にて所定電圧分だけ低下さ
せる。そして、電源電圧出力回路が、このパルス列重畳
回路を通過してきた電源電圧を伝送信号伝送用の伝送線
に出力することにより、受信部に電源供給を行なう。
一方この選局部から電源供給を受ける受信部では、電
源電圧抽出回路が伝送線から電源電圧を抽出し、平滑回
路がこの抽出された電源電圧を平滑化し、定電圧回路が
この平滑化された電源電圧を所定電圧に変換することに
より、周波数変換回路等の受信部内の各部に動作用の電
源電圧(定電圧)を供給する他、パルス列検出回路が電
源電圧抽出回路により抽出された電源電圧からパルス列
を検出する。そして、偏波信号切替制御回路が、パルス
列検出回路にてパルス列が検出されたか否かによって、
選局部側の偏波信号指定操作部にて指定された偏波信号
が垂直偏波信号であるか水平偏波信号であるかを特定
し、周波数変換回路が周波数変換して伝送線に出力する
偏波信号を、その特定した偏波信号に切り替える。
源電圧抽出回路が伝送線から電源電圧を抽出し、平滑回
路がこの抽出された電源電圧を平滑化し、定電圧回路が
この平滑化された電源電圧を所定電圧に変換することに
より、周波数変換回路等の受信部内の各部に動作用の電
源電圧(定電圧)を供給する他、パルス列検出回路が電
源電圧抽出回路により抽出された電源電圧からパルス列
を検出する。そして、偏波信号切替制御回路が、パルス
列検出回路にてパルス列が検出されたか否かによって、
選局部側の偏波信号指定操作部にて指定された偏波信号
が垂直偏波信号であるか水平偏波信号であるかを特定
し、周波数変換回路が周波数変換して伝送線に出力する
偏波信号を、その特定した偏波信号に切り替える。
即ち本発明の衛星信号受信装置においては、受信部に
供給する電源電圧の値を切り替えるのではなく、その電
源電圧にパルス列を重畳することにより、受信部が出力
する偏波信号の種類を切り替えるようにしている。
供給する電源電圧の値を切り替えるのではなく、その電
源電圧にパルス列を重畳することにより、受信部が出力
する偏波信号の種類を切り替えるようにしている。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず第2図は本実施例の衛星信号受信装置全体の構成
を表す構成図である。
を表す構成図である。
図に示す如く本実施例では、受信アンテナとしてオフ
セット型のパラボラアンテナ1が用いられている。パラ
ボラアンテナ1の反射鏡2は、当該パラボラアンテナ1
を屋上や地面の上に固定するための固定台3に立設され
た支柱4に、反射鏡2の仰角及び方位角を調整可能な支
持具5を介して取り付けられている。また支持具5に
は、反射鏡2の焦点位置に屋外ユニット6の電波導入部
6aが位置するように屋外ユニット6を支持する支持腕7
が取り付けられている。尚屋外ユニット6は、前述の受
信部に相当し、反射鏡2により集波された通信衛星から
の垂直及び水平偏波の電波を各々受信し、いずれかの偏
波信号を所定周波数帯(例えば1GHz帯)の伝送信号に変
換して出力するローノイズブロックダウンコンバータ
(LNB)である。
セット型のパラボラアンテナ1が用いられている。パラ
ボラアンテナ1の反射鏡2は、当該パラボラアンテナ1
を屋上や地面の上に固定するための固定台3に立設され
た支柱4に、反射鏡2の仰角及び方位角を調整可能な支
持具5を介して取り付けられている。また支持具5に
は、反射鏡2の焦点位置に屋外ユニット6の電波導入部
6aが位置するように屋外ユニット6を支持する支持腕7
が取り付けられている。尚屋外ユニット6は、前述の受
信部に相当し、反射鏡2により集波された通信衛星から
の垂直及び水平偏波の電波を各々受信し、いずれかの偏
波信号を所定周波数帯(例えば1GHz帯)の伝送信号に変
換して出力するローノイズブロックダウンコンバータ
(LNB)である。
屋外ユニット6から出力された伝送信号は、出力端子
6bに接続された伝送線(同軸ケーブル)8を介して、屋
内のテレビ受像機9近傍に置かれた受信機10に入力され
る。受信機10は、前述の選局部に相当し、屋外ユニット
6から出力された伝送信号の中から選局操作部としての
選局キー11を介して指定されたチャンネルに対応する周
波数の伝送信号(本実施例ではテレビ信号)を抽出して
復調し、その復調したテレビ信号を接続線12を介してテ
レビ受像機9に入力する。また受信機10には、屋外ユニ
ット6が出力する伝送信号を、垂直偏波信号にするか水
平偏波信号にするかを指定するための偏波信号指定操作
部としての偏波選択キー13が備えられている。
6bに接続された伝送線(同軸ケーブル)8を介して、屋
内のテレビ受像機9近傍に置かれた受信機10に入力され
る。受信機10は、前述の選局部に相当し、屋外ユニット
6から出力された伝送信号の中から選局操作部としての
選局キー11を介して指定されたチャンネルに対応する周
波数の伝送信号(本実施例ではテレビ信号)を抽出して
復調し、その復調したテレビ信号を接続線12を介してテ
レビ受像機9に入力する。また受信機10には、屋外ユニ
ット6が出力する伝送信号を、垂直偏波信号にするか水
平偏波信号にするかを指定するための偏波信号指定操作
部としての偏波選択キー13が備えられている。
次に受信機10及び屋外ユニット6は、夫々第1図
(a)及び(b)に示す如く構成されている。
(a)及び(b)に示す如く構成されている。
第1図(a)に示す如く、受信機10には、伝送線8を
接続するための入力端子20及び接続線12を接続するため
の出力端子21が備えられており、屋外ユニット6から出
力された伝送信号は伝送線8及び入力端子20を介して入
力される。そしてこの入力された伝送信号は、電源分離
フィルタ22を通って選局回路としてのチューナ回路23に
入力され、チューナ回路23にて、選局キー11による指定
チャンネルに対応した周波数のテレビ信号が復調され
る。またこの復調されたテレビ信号は、出力端子21及び
接続線12を介してテレビ受像機9に入力される。
接続するための入力端子20及び接続線12を接続するため
の出力端子21が備えられており、屋外ユニット6から出
力された伝送信号は伝送線8及び入力端子20を介して入
力される。そしてこの入力された伝送信号は、電源分離
フィルタ22を通って選局回路としてのチューナ回路23に
入力され、チューナ回路23にて、選局キー11による指定
チャンネルに対応した周波数のテレビ信号が復調され
る。またこの復調されたテレビ信号は、出力端子21及び
接続線12を介してテレビ受像機9に入力される。
また受信機10は、ACプラグ24を介して取り込んだ商用
電源を変圧器25により降圧し、これを整流回路26にて全
波整流して、平滑用コンデンサ27を介して定電圧回路28
に入力するようにされている。定電圧回路28は、前述の
電源電圧生成回路に相当し、当該受信機10及び屋外ユニ
ット6の内部回路に電源供給を行なうのに必要な電源電
圧Vbを生成するためのもので、その生成された電源電圧
Vbは、チューナ回路23等,当該受信機10内の各部に供給
される他、後述のパルス列重畳回路29,電源分離フィル
タ22,及び入力端子20を介して、伝送線8に出力され
る。尚電源分離フィルタ22は、前述の電源電圧出力回路
に相当し、入力端子20を介して入力された屋外ユニット
6からの伝送信号をコンデンサC1を介してチューナ回路
23に入力すると共に、パルス列重畳回路29を通過してき
た電源電圧をコイルL1を介して入力端子20側に出力す
る。
電源を変圧器25により降圧し、これを整流回路26にて全
波整流して、平滑用コンデンサ27を介して定電圧回路28
に入力するようにされている。定電圧回路28は、前述の
電源電圧生成回路に相当し、当該受信機10及び屋外ユニ
ット6の内部回路に電源供給を行なうのに必要な電源電
圧Vbを生成するためのもので、その生成された電源電圧
Vbは、チューナ回路23等,当該受信機10内の各部に供給
される他、後述のパルス列重畳回路29,電源分離フィル
タ22,及び入力端子20を介して、伝送線8に出力され
る。尚電源分離フィルタ22は、前述の電源電圧出力回路
に相当し、入力端子20を介して入力された屋外ユニット
6からの伝送信号をコンデンサC1を介してチューナ回路
23に入力すると共に、パルス列重畳回路29を通過してき
た電源電圧をコイルL1を介して入力端子20側に出力す
る。
次にパルス列重畳回路29は、偏波選択キー13に連動し
てON・OFF状態が切り替わる切替スイッチ29aを備え、切
替スイッチ29aが図に示すOFF状態にある時には、水平偏
波信号が選択指定されているとして、定電圧回路28から
の電源電圧Vbをそのまま電源分離フィルタ22に出力し、
切替スイッチ29aが図とは反対のON状態にある時には、
垂直偏波信号が選択指定されているとして、後述のパル
ス発生回路30から出力されたパルス列を定電圧回路28か
らの電源電圧Vbに重畳して電源分離フィルタ22に出力す
る。
てON・OFF状態が切り替わる切替スイッチ29aを備え、切
替スイッチ29aが図に示すOFF状態にある時には、水平偏
波信号が選択指定されているとして、定電圧回路28から
の電源電圧Vbをそのまま電源分離フィルタ22に出力し、
切替スイッチ29aが図とは反対のON状態にある時には、
垂直偏波信号が選択指定されているとして、後述のパル
ス発生回路30から出力されたパルス列を定電圧回路28か
らの電源電圧Vbに重畳して電源分離フィルタ22に出力す
る。
即ち、パルス列重畳回路29は、上記切替スイッチ29a
の他、切替スイッチ29aのON時にパルス発生回路30から
の出力パルスを受けてON・OFFされるトランジスタTR1
と、このトランジスタTR1のON時に電源電圧Vbをツェナ
ーダイオードD1の降伏電圧で決定される所定電圧まで降
下させる抵抗器R1,R2を備えたトランジスタTR2と、を備
え、第3図(c)〜(e)に示す如く、切替スイッチ29
aのOFF時には、定電圧回路28からの電源電圧Vbをそのま
ま電源分離フィルタ22に出力し、切替スイッチ29aのON
時には、電源電圧Vbにパルス発生回路30からの出力パル
スを重畳して(具体的には、電源電圧Vbを出力パルスに
よって所定電圧まで降下させて)、電源分離フィルタ22
に出力する。
の他、切替スイッチ29aのON時にパルス発生回路30から
の出力パルスを受けてON・OFFされるトランジスタTR1
と、このトランジスタTR1のON時に電源電圧Vbをツェナ
ーダイオードD1の降伏電圧で決定される所定電圧まで降
下させる抵抗器R1,R2を備えたトランジスタTR2と、を備
え、第3図(c)〜(e)に示す如く、切替スイッチ29
aのOFF時には、定電圧回路28からの電源電圧Vbをそのま
ま電源分離フィルタ22に出力し、切替スイッチ29aのON
時には、電源電圧Vbにパルス発生回路30からの出力パル
スを重畳して(具体的には、電源電圧Vbを出力パルスに
よって所定電圧まで降下させて)、電源分離フィルタ22
に出力する。
尚、パルス発生回路30は、NAND回路N1,N2,抵抗器R3,R
4及びコンデンサC2からなり、第3図(a)に示す如く
所定周波数(例えば20〜30kHz)のパルス信号を発生す
る周知の無安定マルチバイブレータ31と、NAND回路N3,N
4,抵抗器R5,R6及びコンデンサC3からなり、第3図
(b)に示す如く無安定マルチバイブレータ31からの出
力パルスの立下がりから一定時間Lowレベルとなるパル
ス信号を発生する周知の単安定マルチバイブレータ32
と、抵抗器R7,R8及びトランジスタTR3からなり、単安定
マルチバイブレータからの出力パルスを反転して電源電
圧Vbに重畳するための第3図(c)に示すパルス信号を
生成する反転回路33と、から構成され、定電圧回路28か
らツェナーダイオードD2を介して電源供給(+B1)を受
けることにより動作する。
4及びコンデンサC2からなり、第3図(a)に示す如く
所定周波数(例えば20〜30kHz)のパルス信号を発生す
る周知の無安定マルチバイブレータ31と、NAND回路N3,N
4,抵抗器R5,R6及びコンデンサC3からなり、第3図
(b)に示す如く無安定マルチバイブレータ31からの出
力パルスの立下がりから一定時間Lowレベルとなるパル
ス信号を発生する周知の単安定マルチバイブレータ32
と、抵抗器R7,R8及びトランジスタTR3からなり、単安定
マルチバイブレータからの出力パルスを反転して電源電
圧Vbに重畳するための第3図(c)に示すパルス信号を
生成する反転回路33と、から構成され、定電圧回路28か
らツェナーダイオードD2を介して電源供給(+B1)を受
けることにより動作する。
一方屋外ユニット6では、第1図(b)に示す如く、
電波導入部6aに集波された通信衛星からの垂直及び水平
偏波の電波が円形導波管40により各偏波面の電波を受波
する受波部としてのプローブ41,42まで導かれ、各プロ
ーブ41,42からの出力信号,即ち垂直偏波信号及び水平
偏波信号が、夫々、垂直偏波信号増幅回路43及び水平偏
波信号増幅回路44に入力される。これら各偏波信号増幅
回路43,44は、正負の電源電圧を受けて動作する高電子
移動度トランジスタ(HEMT)を中心に構成された周知の
低雑音増幅回路からなっており、後述の偏波信号切替制
御回路45から供給される正の電源電圧により何れか一方
が選択的に駆動される。
電波導入部6aに集波された通信衛星からの垂直及び水平
偏波の電波が円形導波管40により各偏波面の電波を受波
する受波部としてのプローブ41,42まで導かれ、各プロ
ーブ41,42からの出力信号,即ち垂直偏波信号及び水平
偏波信号が、夫々、垂直偏波信号増幅回路43及び水平偏
波信号増幅回路44に入力される。これら各偏波信号増幅
回路43,44は、正負の電源電圧を受けて動作する高電子
移動度トランジスタ(HEMT)を中心に構成された周知の
低雑音増幅回路からなっており、後述の偏波信号切替制
御回路45から供給される正の電源電圧により何れか一方
が選択的に駆動される。
また各偏波信号増幅回路43,44からの出力信号は、混
合回路46を介して高周波増幅回路47に入力され、高周波
増幅回路47にて更に増幅された後、ミキサ回路48にて局
部発振回路49からの出力信号と混合されて、所定周波数
帯(例えば1GHz帯)の伝送信号に変換される。そしてこ
の伝送信号は、中間周波増幅回路50にて増幅された後、
電源分離フィルタ51,出力端子6bを介して、伝送線8に
出力される。尚本実施例においては、垂直偏波信号増幅
回路43,水平偏波信号増幅回路44,混合回路46,高周波増
幅回路47,ミキサ回路48,局部発振回路49,及び中間周波
増幅回路50が、前述の周波数変換回路に相当する。
合回路46を介して高周波増幅回路47に入力され、高周波
増幅回路47にて更に増幅された後、ミキサ回路48にて局
部発振回路49からの出力信号と混合されて、所定周波数
帯(例えば1GHz帯)の伝送信号に変換される。そしてこ
の伝送信号は、中間周波増幅回路50にて増幅された後、
電源分離フィルタ51,出力端子6bを介して、伝送線8に
出力される。尚本実施例においては、垂直偏波信号増幅
回路43,水平偏波信号増幅回路44,混合回路46,高周波増
幅回路47,ミキサ回路48,局部発振回路49,及び中間周波
増幅回路50が、前述の周波数変換回路に相当する。
次に電源分離フィルタ51は、前述の電源電圧抽出回路
に相当し、上記伝送信号をコンデンサC11を介して出力
端子6b側に出力すると共に、出力端子6bを介して入力さ
れた受信機10側からの電源電圧をコイルL11を介して抽
出する。そしてこの抽出された電源電圧は、コンデンサ
C12とコイルL12とからなる平滑回路52にて平滑化された
後、定電圧回路53に入力されて所定電圧に変換され、更
に平滑用コンデンサ54にて平滑化されて、当該屋外ユニ
ット6駆動用の電源電圧(+B2)となる。尚電源分離フ
ィルタ51にて抽出した電源電圧を平滑回路52で平滑化し
た後、定電圧回路53に入力するのは、既述したように、
本実施例では、受信機10側より供給される電源電圧にパ
ルス列が重畳されることがあり、これを定電圧回路53に
直接入力すると、定電圧回路53からの出力電圧が不安定
になってしまうからであるためと、パルス列が重畳され
た電源電圧が定電圧回路の影響を受けないで、コンパレ
ータ60へ加わるようにするためである。また当該屋外ユ
ニット6には、この電源電圧(+B2)を受けて、上記各
偏波信号増幅回路43,44駆動用の負の電源電圧を生成す
る負電圧発生回路56が備えられており、各偏波信号増幅
回路43,44には、この負電圧発生回路56にて生成された
負電圧が常時供給されている。
に相当し、上記伝送信号をコンデンサC11を介して出力
端子6b側に出力すると共に、出力端子6bを介して入力さ
れた受信機10側からの電源電圧をコイルL11を介して抽
出する。そしてこの抽出された電源電圧は、コンデンサ
C12とコイルL12とからなる平滑回路52にて平滑化された
後、定電圧回路53に入力されて所定電圧に変換され、更
に平滑用コンデンサ54にて平滑化されて、当該屋外ユニ
ット6駆動用の電源電圧(+B2)となる。尚電源分離フ
ィルタ51にて抽出した電源電圧を平滑回路52で平滑化し
た後、定電圧回路53に入力するのは、既述したように、
本実施例では、受信機10側より供給される電源電圧にパ
ルス列が重畳されることがあり、これを定電圧回路53に
直接入力すると、定電圧回路53からの出力電圧が不安定
になってしまうからであるためと、パルス列が重畳され
た電源電圧が定電圧回路の影響を受けないで、コンパレ
ータ60へ加わるようにするためである。また当該屋外ユ
ニット6には、この電源電圧(+B2)を受けて、上記各
偏波信号増幅回路43,44駆動用の負の電源電圧を生成す
る負電圧発生回路56が備えられており、各偏波信号増幅
回路43,44には、この負電圧発生回路56にて生成された
負電圧が常時供給されている。
一方電源分離フィルタ51にて抽出された電源電圧は、
第3図(f)に示す如く、電源電圧が所定値以下である
時にHighレベルの信号を出力する、抵抗器R11〜R14及び
演算増幅器OP1からなるパルス列検出回路としてのコン
パレータ60に入力される。そしてこのコンパレータ60か
らの出力信号は、抵抗器R15,R16,コンデンサC13,C14及
びNAND回路N11,N12からなり、第3図(g)に示す如
く、コンパレータ60からの出力信号の立上がりから一定
時間Highレベルとなるパルス信号を発生する周知の単安
定マルチバイブレータ61に入力される。
第3図(f)に示す如く、電源電圧が所定値以下である
時にHighレベルの信号を出力する、抵抗器R11〜R14及び
演算増幅器OP1からなるパルス列検出回路としてのコン
パレータ60に入力される。そしてこのコンパレータ60か
らの出力信号は、抵抗器R15,R16,コンデンサC13,C14及
びNAND回路N11,N12からなり、第3図(g)に示す如
く、コンパレータ60からの出力信号の立上がりから一定
時間Highレベルとなるパルス信号を発生する周知の単安
定マルチバイブレータ61に入力される。
また単安定マルチバイブレータ61からの出力信号は、
この信号を抵抗器R17及びコンデンサC15からなる積分回
路にて平滑化し、演算増幅器OP2からなるボルテージフ
ォロワを介して出力する平滑回路62に入力される。そし
てこの平滑回路62にて平滑化された第3図(h)に示す
如き信号は、抵抗器R18,R19及び演算増幅器OP3からなる
波形整形回路63にて、第3図(i)に示す如く、この信
号が所定レベル以上であるときHighレベルとなるように
波形整形された後、偏波信号切替制御回路45に入力させ
る。
この信号を抵抗器R17及びコンデンサC15からなる積分回
路にて平滑化し、演算増幅器OP2からなるボルテージフ
ォロワを介して出力する平滑回路62に入力される。そし
てこの平滑回路62にて平滑化された第3図(h)に示す
如き信号は、抵抗器R18,R19及び演算増幅器OP3からなる
波形整形回路63にて、第3図(i)に示す如く、この信
号が所定レベル以上であるときHighレベルとなるように
波形整形された後、偏波信号切替制御回路45に入力させ
る。
偏波信号切替制御回路45は、抵抗器R20〜R23,ツェナ
ーダイオードD11,及びトランジスタTR11〜TR13により、
波形整形回路63からの出力信号がHighレベルであると
き、定電圧回路53にて生成された電源電圧+B2を垂直偏
波信号増幅回路43に正の電源電圧として供給し、波形整
形回路63からの出力信号がLowレベルであるとき、定電
圧回路53にて生成された電源電圧+B2を水平偏波信号増
幅回路44に正の電源電圧として供給するようにされてい
る。
ーダイオードD11,及びトランジスタTR11〜TR13により、
波形整形回路63からの出力信号がHighレベルであると
き、定電圧回路53にて生成された電源電圧+B2を垂直偏
波信号増幅回路43に正の電源電圧として供給し、波形整
形回路63からの出力信号がLowレベルであるとき、定電
圧回路53にて生成された電源電圧+B2を水平偏波信号増
幅回路44に正の電源電圧として供給するようにされてい
る。
即ち、第3図から明かな如く、受信機10の切替スイッ
チ29aがON状態で、偏波選択キー13により垂直偏波信号
が選択指定されているときには、コンパレータ60,単安
定マルチバイブレータ61,平滑回路62の動作によって、
波形整形回路63からHighレベルの信号が出力されるよう
になるため、この状態では、当該屋外ユニット6から垂
直偏波の伝送信号を出力させるべく、上記各偏波信号増
幅回路43,44の内の垂直偏波信号増幅回路43のみに正の
電源電圧を供給して、第3図(j)に示す如く垂直偏波
信号増幅回路43を動作させ、逆に受信機10の切替スイッ
チ29aがOFF状態で、偏波選択キー13により水平偏波信号
が選択指定されているときには、コンパレータ60,単安
定マルチバイブレータ61,平滑回路62の動作によって、
波形整形回路63からLowレベルの信号が出力されるよう
になるため、この状態では、当該屋外ユニット6から水
平偏波の伝送信号を出力させるべく、各偏波信号増幅回
路43,44の内の水平偏波信号増幅回路44のみに正の電源
電圧を供給して、第3図(k)に示す如く水平偏波信号
増幅回路44を動作させるようにするのである。
チ29aがON状態で、偏波選択キー13により垂直偏波信号
が選択指定されているときには、コンパレータ60,単安
定マルチバイブレータ61,平滑回路62の動作によって、
波形整形回路63からHighレベルの信号が出力されるよう
になるため、この状態では、当該屋外ユニット6から垂
直偏波の伝送信号を出力させるべく、上記各偏波信号増
幅回路43,44の内の垂直偏波信号増幅回路43のみに正の
電源電圧を供給して、第3図(j)に示す如く垂直偏波
信号増幅回路43を動作させ、逆に受信機10の切替スイッ
チ29aがOFF状態で、偏波選択キー13により水平偏波信号
が選択指定されているときには、コンパレータ60,単安
定マルチバイブレータ61,平滑回路62の動作によって、
波形整形回路63からLowレベルの信号が出力されるよう
になるため、この状態では、当該屋外ユニット6から水
平偏波の伝送信号を出力させるべく、各偏波信号増幅回
路43,44の内の水平偏波信号増幅回路44のみに正の電源
電圧を供給して、第3図(k)に示す如く水平偏波信号
増幅回路44を動作させるようにするのである。
以上説明したように、本実施例の衛星信号受信装置に
おいては、切替スイッチ29aがON状態で、偏波選択キー1
3にて垂直偏波信号が選択指定されているときには、定
電圧回路28にて生成した電源電圧Vbにパルス列を重畳し
た電源電圧を受信機10から屋外ユニット6に供給し、逆
に切替スイッチ29aがOFF状態で、偏波選択キー13にて水
平偏波信号が選択指定されているときには、定電圧回路
28にて生成した電源電圧をそのまま屋外ユニット6に供
給するようにし、屋外ユニット6側では、この供給され
た電源電圧にパルス列が重畳されていれば垂直偏波信号
増幅回路43を動作させ、電源電圧にパルス列が重畳され
ていなければ水平偏波信号増幅回路44を動作させるよう
にしている。
おいては、切替スイッチ29aがON状態で、偏波選択キー1
3にて垂直偏波信号が選択指定されているときには、定
電圧回路28にて生成した電源電圧Vbにパルス列を重畳し
た電源電圧を受信機10から屋外ユニット6に供給し、逆
に切替スイッチ29aがOFF状態で、偏波選択キー13にて水
平偏波信号が選択指定されているときには、定電圧回路
28にて生成した電源電圧をそのまま屋外ユニット6に供
給するようにし、屋外ユニット6側では、この供給され
た電源電圧にパルス列が重畳されていれば垂直偏波信号
増幅回路43を動作させ、電源電圧にパルス列が重畳され
ていなければ水平偏波信号増幅回路44を動作させるよう
にしている。
このため本実施例によれば、屋外ユニット6が伝送信
号に変換して出力する偏波信号を、偏波切替用の特別な
信号線を用いることなく、切り替えることができ、設置
工事を簡便化できる。また偏波信号の切り替えのために
電源電圧を変更しないので、屋外ユニット6には常に適
正な電源電圧を供給することができ、定電圧回路28,53
の発熱等、偏波信号の切り替えを1本の伝送線8にて行
なうために新たな問題を生ずることなく、簡単に実現で
きる。また伝送線の線路長によって電源電圧が変動して
も、偏波信号の切り替え特性が劣化することはなく、常
に安定して偏波信号の切替を行うことができる。
号に変換して出力する偏波信号を、偏波切替用の特別な
信号線を用いることなく、切り替えることができ、設置
工事を簡便化できる。また偏波信号の切り替えのために
電源電圧を変更しないので、屋外ユニット6には常に適
正な電源電圧を供給することができ、定電圧回路28,53
の発熱等、偏波信号の切り替えを1本の伝送線8にて行
なうために新たな問題を生ずることなく、簡単に実現で
きる。また伝送線の線路長によって電源電圧が変動して
も、偏波信号の切り替え特性が劣化することはなく、常
に安定して偏波信号の切替を行うことができる。
また特に本実施例では、屋外ユニット6から垂直偏波
の伝送信号を出力させる場合にのみ、受信機10から屋外
ユニット6に供給する電源電圧にパルス列を重畳し、屋
外ユニット6から水平偏波の伝送信号を出力させる場合
には、電源電圧にパルス列を重畳しないように構成して
いることから、受信機10側にて偏波信号切替用のパルス
列を重畳したり、屋外ユニット6側にてそのパルス列か
ら出力すべき偏波信号の種類を特定するための回路を簡
単にすることができる。つまり、例えば電源電圧に重畳
するパルス列の種類等を変更することにより、偏波面切
替えを行うようにすると、受信機10側にて、偏波信号の
種類(垂直又は水平)に対応して2種類のパルス列を生
成しなければならず、また屋外ユニット6側では、電源
電圧に重畳されたパルス列の種類を識別しなければなら
ず、これら各部の回路構成が複雑になるが、本実施例で
は、パルス列を重畳するか否かによって偏波信号の種類
を切り替えるようにしているため、そのための回路構成
を簡素化して、容易に実現できるようになる。
の伝送信号を出力させる場合にのみ、受信機10から屋外
ユニット6に供給する電源電圧にパルス列を重畳し、屋
外ユニット6から水平偏波の伝送信号を出力させる場合
には、電源電圧にパルス列を重畳しないように構成して
いることから、受信機10側にて偏波信号切替用のパルス
列を重畳したり、屋外ユニット6側にてそのパルス列か
ら出力すべき偏波信号の種類を特定するための回路を簡
単にすることができる。つまり、例えば電源電圧に重畳
するパルス列の種類等を変更することにより、偏波面切
替えを行うようにすると、受信機10側にて、偏波信号の
種類(垂直又は水平)に対応して2種類のパルス列を生
成しなければならず、また屋外ユニット6側では、電源
電圧に重畳されたパルス列の種類を識別しなければなら
ず、これら各部の回路構成が複雑になるが、本実施例で
は、パルス列を重畳するか否かによって偏波信号の種類
を切り替えるようにしているため、そのための回路構成
を簡素化して、容易に実現できるようになる。
また更に本実施例では、パルス発生回路からの出力パ
ルスによって電源電圧を所定電圧まで降圧することによ
り、電源電圧にパルス列を重畳しているため、伝送線8
の線路長が長くなっても、重畳したパルス列が電源電圧
に埋もれてしまい、屋外ユニット6側でのパルス列の判
定精度が低下するようなことはなく、偏波信号の切替え
をより確実に行うことができる。
ルスによって電源電圧を所定電圧まで降圧することによ
り、電源電圧にパルス列を重畳しているため、伝送線8
の線路長が長くなっても、重畳したパルス列が電源電圧
に埋もれてしまい、屋外ユニット6側でのパルス列の判
定精度が低下するようなことはなく、偏波信号の切替え
をより確実に行うことができる。
また更に上記実施例では、切替スイッチ29aの切替を
偏波選択キー13によって行なうように構成したが、チュ
ーナ回路23が選局するチャンネルに対する電波の偏波面
は既知であるため、選局キー11或はチューナ回路23に連
動して切替スイッチ29aを駆動するようにしてもよい。
偏波選択キー13によって行なうように構成したが、チュ
ーナ回路23が選局するチャンネルに対する電波の偏波面
は既知であるため、選局キー11或はチューナ回路23に連
動して切替スイッチ29aを駆動するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の衛星信号受信装置にお
いては、選局部から受信部に供給する電源電圧にパルス
列を重畳することにより、受信部が伝送信号として出力
する偏波信号の種類を切り替えるようにしているため、
選局部と受信部とを1本の伝送線で接続するだけでよ
く、設置工事を簡便化できる。
いては、選局部から受信部に供給する電源電圧にパルス
列を重畳することにより、受信部が伝送信号として出力
する偏波信号の種類を切り替えるようにしているため、
選局部と受信部とを1本の伝送線で接続するだけでよ
く、設置工事を簡便化できる。
また本発明では、偏波信号の切り替えのために電源電
圧を変更しないので、受信部側には常に適正な電源電圧
を供給することができる。従って偏波信号の切り替えを
実現するために、定電圧回路の放熱対策を行なう必要が
なく、容易に実現できる。また伝送線の線路長によって
電源電圧が変動しても、偏波信号の切り替え特性が劣化
することはなく、常に安定して偏波信号の切替を行うこ
とができる。
圧を変更しないので、受信部側には常に適正な電源電圧
を供給することができる。従って偏波信号の切り替えを
実現するために、定電圧回路の放熱対策を行なう必要が
なく、容易に実現できる。また伝送線の線路長によって
電源電圧が変動しても、偏波信号の切り替え特性が劣化
することはなく、常に安定して偏波信号の切替を行うこ
とができる。
また特に本発明では、選局部において、伝送線を介し
て受信部に供給する電源電圧にパルス列を重畳するの
は、偏波信号指定操作部にて指定された偏波信号が水平
・垂直いずれかの偏波信号であるときだけであり、受信
部側では、電源電圧にパルス列が重畳されているか否か
によって、その指定された偏波信号の種類を特定し、そ
の特定した垂直又は水平偏波信号を周波数変換回路から
伝送線に出力させるようにしているため、選局部におい
て電源電圧にパルス列を重畳するパルス列重畳回路、及
び受信部においてパルス列から偏波信号の種類を特定す
る偏波信号切替制御回路の構成が簡単になり、容易に実
現できる。
て受信部に供給する電源電圧にパルス列を重畳するの
は、偏波信号指定操作部にて指定された偏波信号が水平
・垂直いずれかの偏波信号であるときだけであり、受信
部側では、電源電圧にパルス列が重畳されているか否か
によって、その指定された偏波信号の種類を特定し、そ
の特定した垂直又は水平偏波信号を周波数変換回路から
伝送線に出力させるようにしているため、選局部におい
て電源電圧にパルス列を重畳するパルス列重畳回路、及
び受信部においてパルス列から偏波信号の種類を特定す
る偏波信号切替制御回路の構成が簡単になり、容易に実
現できる。
また本発明では、パルス列を電源電圧に重畳すること
により、電源電圧をパルス列の電圧分だけ低下させるよ
うにしているため、線路長が長くなっても電源電圧の変
化状態からパルス列を有無を確実に判定でき、偏波信号
の切替えをより確実に行うことができる。
により、電源電圧をパルス列の電圧分だけ低下させるよ
うにしているため、線路長が長くなっても電源電圧の変
化状態からパルス列を有無を確実に判定でき、偏波信号
の切替えをより確実に行うことができる。
第1図(a)は実施例の衛星信号受信装置における受信
機の回路構成を表す電気回路図、第1図(b)は同じく
屋外ユニットの回路構成を表す電気回路図、第2図は実
施例の衛星信号受信装置全体の構成を表す概略構成図、
第3図は受信機及び屋外ユニットの動作を説明するタイ
ムチャート、である。 1……パラボラアンテナ、6……屋外ユニット 8……伝送線、10……受信機 11……選局キー、13……偏波選択キー 22,51……電源分離フィルタ 23……チューナ回路、28,53……定電圧回路 29……パルス列重畳回路、29a……切替スイッチ 30……パルス発生回路、40……円形導波管 41,42……プローブ 43……垂直偏波信号増幅回路 44……水平偏波信号増幅回路 45……偏波信号切替制御回路、46……混合回路 47……高周波増幅回路、48……ミキサ回路 49……局部発振回路、50……中間周波増幅回路 51……電源分離フィルタ、52,62……平滑回路 60……コンパレータ、63……波形整形回路 61……単安定マルチバイブレータ
機の回路構成を表す電気回路図、第1図(b)は同じく
屋外ユニットの回路構成を表す電気回路図、第2図は実
施例の衛星信号受信装置全体の構成を表す概略構成図、
第3図は受信機及び屋外ユニットの動作を説明するタイ
ムチャート、である。 1……パラボラアンテナ、6……屋外ユニット 8……伝送線、10……受信機 11……選局キー、13……偏波選択キー 22,51……電源分離フィルタ 23……チューナ回路、28,53……定電圧回路 29……パルス列重畳回路、29a……切替スイッチ 30……パルス発生回路、40……円形導波管 41,42……プローブ 43……垂直偏波信号増幅回路 44……水平偏波信号増幅回路 45……偏波信号切替制御回路、46……混合回路 47……高周波増幅回路、48……ミキサ回路 49……局部発振回路、50……中間周波増幅回路 51……電源分離フィルタ、52,62……平滑回路 60……コンパレータ、63……波形整形回路 61……単安定マルチバイブレータ
Claims (1)
- 【請求項1】人工衛星から送信された垂直偏波及び水平
偏波の電波を各々受波する受波部、及び該受波部から出
力される垂直偏波信号及び水平偏波信号のいずれか一方
を所定周波数帯の伝送信号に変換して伝送線に出力する
周波数変換回路を備えた受信部と、 該受信部と上記伝送線を介して接続され、該伝送線を介
して入力される伝送信号の中から所定周波数の伝送信号
を抽出して復調する選局回路、及び該選局回路が復調す
る伝送信号の周波数を外部から指定するための選局操作
部を備えた選局部と、 からなる衛星信号受信装置において、 上記選局部に、上記受信部に供給する電源電圧を生成す
る電源電圧生成回路、上記周波数変換回路が周波数変換
して上記伝送線に出力する偏波信号を垂直偏波信号にす
るか水平偏波信号にするかを指定するための偏波信号指
定操作部、該偏波信号指定操作部により予め設定された
水平・垂直いずれかの偏波信号が指定されたとき、上記
電源電圧に所定のパルス列を重畳して、該電源電圧を該
パルス列にて所定電圧分だけ低下させるパルス列重畳回
路、及び該パルス列重畳回路を通過した電源電圧を上記
伝送線に出力する電源電圧出力回路、を設けると共に、 上記受信部に、上記伝送線から電源電圧を抽出する電源
電圧抽出回路、該電源電圧抽出回路により抽出された電
源電圧を平滑化する平滑回路、該平滑回路にて平滑化さ
れた電源電圧を所定電圧に変換して当該受信部内の各部
に供給する定電圧回路、上記電源電圧抽出回路により抽
出された電源電圧からパルス列を検出するパルス列検出
回路、及び該パルス列検出回路にてパルス列が検出され
たか否かによって上記偏波信号指定操作部にて指定され
た偏波信号が垂直偏波信号であるか水平偏波信号である
かを特定し、上記周波数変換回路が周波数変換して上記
伝送線に出力する偏波信号を該特定した偏波信号に切り
替える偏波信号切替制御回路、を設けたことを特徴とす
る衛星信号受信装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2258196A JP2552030B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 衛星信号受信装置 |
US07/766,195 US5206954A (en) | 1990-09-27 | 1991-09-26 | Satellite signal receiving apparatus |
GB9120574A GB2251146B (en) | 1990-09-27 | 1991-09-27 | Satellite signal receiving apparatus |
DE4132287A DE4132287A1 (de) | 1990-09-27 | 1991-09-27 | Satelliten-signalempfangsanlage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2258196A JP2552030B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 衛星信号受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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