JP3824369B2 - 衛星受信システム及び電源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信衛星から送信された相互に偏波面の異なる2種類の電波を受信することにより得られる2種類の受信信号を端末側に選択的に伝送するのに好適な衛星受信システム、及び、このシステムで使用される電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、通信衛星(以下、単にCSともいう)からの送信電波を受信する衛星受信アンテナ(以下、CSアンテナともいう)として、CSから送信された偏波面が直交する2種類の電波、又は偏波面の旋回方向が互いに異なる2種類の電波を受信可能なものが知られている。
【0003】
そして、この種のCSアンテナには、例えば、受信信号の出力端子に偏波切換・電源供給兼用の第1電圧信号(一般には直流11V)を受けると、直交2偏波の内の垂直偏波の電波を所定周波数帯の受信信号に変換して出力し、受信信号の出力端子に偏波切換・電源供給兼用の第2電圧信号(一般には直流15V)を受けると、直交2偏波の内の水平偏波の電波を所定周波数帯の受信信号に変換して出力する受信部を備えたものがある。
【0004】
また、この種のCSアンテナからの受信信号を受けて、映像信号や音声信号を復調する受信端末装置(所謂CSチューナ)は、通常、復調すべき受信信号の偏波面に対応した第1電圧信号又は第2電圧信号を、受信信号の入力端子からCSアンテナ側に出力できるようにされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなCSアンテナを実際に設置し、CSアンテナからの受信信号を分配器等で分配して複数の端末に伝送するようにした場合や、CSアンテナから端末まで受信信号を伝送する伝送経路が長くなった場合等には、CSアンテナから端末までの伝送経路で受信信号が減衰し、端末側に設置したCSチューナで良好な受信特性が得られなくなることがある。
【0006】
このような問題を解決するには、CSアンテナから端末までの伝送経路上に、CSアンテナからの受信信号を増幅可能な増幅器(以下、ブースタともいう)を設ければよいが、ブースタにはCSチューナ側から電源供給を行なうことができない。つまり、CSチューナに内蔵されたCSアンテナ(詳しくは受信部)駆動用の電源回路は、CSアンテナの受信部への電源供給を行なうためのものであるため、偏波切換・電源供給兼用の第1電圧信号及び第2電圧信号を選択的に出力することはできるものの、その電圧信号の電力容量は少なく、これら各電圧信号によりCSアンテナへの電源供給とブースタへの電源供給とを同時に行なうことはできない。
【0007】
このため、CSアンテナから端末までの伝送経路に受信信号増幅用のブースタを設けた場合には、ブースタに商用電源から直接電源供給を行なうようにする必要があり、ブースタを屋外に設置されたCSアンテナの真下に設置することが難しいといった問題があった。つまり、受信信号を劣化させることなく端末側に伝送するには、アンテナ直下にブースタを設けることが望ましいが、このようにするには、防水対策を施した商用電源供給用の電源端子を設置しなければならず、その配線工事が面倒であるとか、漏電等の安全対策が難しいという問題があり、一般家庭における所謂ホーム共同受信等では、アンテナ直下にブースタを設けることができず、受信特性を向上するには限界があった。
【0008】
またこの問題を解決するために、ブースタには、専用の電源装置を用いて、CSアンテナに電源供給を行なう受信信号の伝送経路とは別の電源供給経路で電源供給を行なうようにすることも考えられるが、この場合、受信信号伝送用の伝送経路とは別に電源供給経路を設けなければならず、配線が面倒になる。
【0009】
なお、上記問題は、CSアンテナからの受信信号のみを端末側に伝送する衛星受信システムに限らず、例えば、CSアンテナからの受信信号と、地上のテレビ放送電波を受信するVHFアンテナ,UHFアンテナや放送衛星(BS)からの放送電波を受信するBSアンテナ等の他のアンテナからの受信信号とを混合し、他のアンテナからの受信信号のみを増幅するブースタを設けた共同受信システム等でも同様に発生する。
【0010】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、CSアンテナから端末側への受信信号の伝送経路に増幅器を備えた衛星受信システムにおいて、受信信号の偏波切換,CSアンテナへの電源供給,及び増幅器への電源供給を、受信信号の伝送経路を使って同時に行なえるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の衛星受信システムにおいては、受信信号伝送用の伝送経路を介して端末側より供給される電圧信号を受けて動作し、通信衛星から送信された偏波面の異なる2種類の電波を夫々受信すると共に、その受信した各偏波信号を夫々所定周波数帯の受信信号に変換して伝送経路上(つまり端末側)に出力する衛星信号受信手段を備える。そして、この衛星信号受信手段、又は衛星信号受信手段から端末側に受信信号を伝送する伝送経路上には、伝送経路を介して端末側より供給される電圧信号の電圧レベルに応じて、2種類の受信信号のうちの一方を選択して端末側に出力する偏波切換手段が設けられる。また、受信信号の伝送経路上には、伝送経路を介して端末側より供給される電圧信号を受けて動作し、伝送経路を介して衛星信号受信手段から伝送されてきた受信信号を増幅して端末側に出力すると共に、端末側より供給された電圧信号を前記衛星信号受信手段側に出力する受信信号増幅手段が設けられる。
【0012】
そして、衛星信号受信手段,偏波切換手段及び受信信号増幅手段よりも端末側の伝送経路上には、受信すべき偏波信号に応じて電圧レベルが設定された偏波切換信号を伝送経路又は専用の信号線を介して端末装置から受けて、この偏波切換信号と同レベルで、かつ少なくとも衛星信号受信手段,偏波切換手段,及び受信信号増幅手段を動作させるに充分な電力量の電圧信号を生成し、その生成した電圧信号を伝送経路を介して衛星信号受信手段側に出力すると共に、伝送経路を介して衛星信号受信手段側より伝送されてきた受信信号を端末側に出力する電源供給手段が設けられる。
【0013】
このため、請求項1に記載の衛星受信システムによれば、例えば、端末側に前述のCSチューナを設け、このCSチューナから衛星受信アンテナ側へ偏波切換信号を出力するようにすれば、電源供給手段にて、この偏波切換信号と同レベルで、かつ衛星信号受信手段,偏波切換手段,及び受信信号増幅手段を動作させるに充分な電力量の電圧信号が生成される。そして、その生成された電圧信号は、伝送経路を介して衛星信号受信手段側に伝送されることから、この電圧信号にて、伝送経路上に設けられた受信信号増幅手段,偏波切換手段,及び衛星信号受信手段を夫々動作させることができる。従って、CSチューナ等の端末装置には、衛星信号受信手段にて受信・周波数変換された2種類の偏波面の受信信号の内、端末装置から出力した偏波切換信号に対応した受信信号が伝送されることになり、端末装置では、所望の偏波面の受信信号を得ることができる。
【0014】
そして、本発明によれば、電源供給手段が生成した電圧信号により上記各手段を動作させることができるので、従来のように、伝送経路上に設けた増幅器(受信信号増幅手段)に対して、商用電源から直接電源を供給するとか、或は受信信号の伝送経路とは別系統で電源を供給する、といった必要はない。この結果、受信信号増幅手段を、アンテナ直下に設けることが可能になり、良好な受信特性が得られる衛星受信システムを極めて容易に構築することが可能になる。
【0015】
なお、端末から電源供給手段への偏波切換信号の入力は、受信信号の伝送経路を介して行なうようにしてもよく、この伝送経路とは別の信号線を使って行なうようにしてもよい。これは、電源供給手段は、上記各手段に対して受信信号の伝送経路を介して動作用の電圧信号を供給するものであり、CSチューナ等の端末装置付近に配置できるからである。つまり、電源供給手段としての電源装置を端末装置付近に配置した場合には、端末装置から直接偏波切換信号を入力するようにしても、偏波切換信号入力用の信号線の配線を簡単に行なうことができるので、電源供給手段への偏波切換信号の入力経路については適宜設定すればよい。
【0016】
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の衛星受信システムにおいて、衛星信号受信手段が、伝送経路を介して端末側より第1電圧信号を受けると2種類の偏波信号のうちの第1偏波信号を所定周波数帯の受信信号に変換して伝送経路上に出力し、第1電圧信号とは電圧レベルが異なる第2電圧信号を受けると2種類の偏波信号のうちの第2偏波信号を所定周波数帯の受信信号に変換して伝送経路上に出力する受信部、換言すれば偏波切換手段としての機能を有する受信部、を備えたことを特徴とする。
【0017】
そして、この衛星受信システムにおいても、電源供給手段が生成した電圧信号により、伝送経路上の受信信号増幅手段及び衛星信号受信手段の受信部に電源供給を行い、且つ、衛星信号受信手段に設けられた受信部により、端末側に伝送する受信信号の偏波切換を行うことができるので、請求項1に記載のシステムと同様の効果を得ることができる。
【0018】
一方、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の衛星受信システムにおいて、衛星信号受信手段が、電圧信号を受けることにより2種類の偏波信号を夫々周波数変換し、その周波数変換した2種類の受信信号を各信号伝送用の一対の伝送経路へ夫々出力する一対の周波数変換部を備え、受信信号増幅手段が、一対の伝送経路を介して各周波数変換部から伝送されてきた受信信号を夫々増幅し、出力端子から端末側に出力すると共に、出力端子に端末側から供給された電圧信号を一対の伝送経路を介して各周波数変換部に夫々出力する一対の増幅器を備え、偏波切換手段が、各増幅器の出力端子の一方を一つの伝送経路を介して電源供給手段に接続する信号経路切換手段と、電源供給手段から伝送経路を介して供給された電圧信号が第1電圧信号か第2電圧信号かを判定し、その判定結果に応じて信号経路切換手段を切り換えることにより、電圧信号に対応した受信信号を端末側に出力させる電圧判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】
即ち、通信衛星から送信された偏波面が異なる電波を受信する衛星受信アンテナとしては、偏波切換機能を有する前述の受信部を備えたアンテナの他、2種類の偏波信号を個々に周波数変換可能な一対の周波数変換部(所謂コンバータ)を備えたものや、特定の偏波信号のみを周波数変換可能な周波数変換部を備えたものが知られている。
【0020】
そこで、請求項3に記載の衛星受信システムは、こうした一対の周波数変換部を備えた衛星受信アンテナを使用するか、或いは特定の偏波信号のみを周波数変換可能な周波数変換部を備えた衛星受信アンテナを2個使用することにより、一対の周波数変換部を備えた衛星信号受信手段を構成し、各周波数変換部からの受信信号を一対の増幅器にて夫々増幅し、偏波切換手段にて、その増幅後の受信信号の一方を、電源供給手段にて生成された電圧信号に応じて選択して端末側に伝送するようにしているのである。そして、この衛星受信システムにおいても、電源供給手段が生成した電圧信号により、伝送経路上の受信信号増幅手段(一対の増幅器)及び衛星信号受信手段の各周波数変換部に電源供給を行い、且つ偏波切換手段に受信信号の偏波切換を実行させることができるので、請求項1に記載のシステムと同様の効果を得ることができる。
【0021】
また、本発明では、衛星信号受信手段に一対の周波数変換部が備えられると共に、各周波数変換部に対応して一対の増幅器が備えられるが、偏波切換手段においては、電圧判定手段が、端末側から供給された電圧信号に応じて、信号経路切換手段を切り換えることにより、端末側に伝送する必要のない受信信号を増幅する増幅器及び周波数変換部への電圧信号の供給経路(つまり受信信号の伝送経路)を遮断するので、電源供給手段は、周波数変換部と増幅器とからなる2系統の受信信号処理部の内の一方を動作させることのできる電圧信号を生成すればよく、請求項2に記載の衛星受信システムに比べ、消費電力が増加するといったことはない。
【0022】
次に、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の衛星受信システムにおいて、衛星信号受信手段を、電圧信号を受けることにより2種類の偏波信号を夫々周波数変換し、その周波数変換した2種類の受信信号を各信号伝送用の一対の伝送経路へ夫々出力する一対の周波数変換部を備えたものにて構成すると共に、この衛星信号受信手段よりも端末側に、各周波数変換部からの受信信号を夫々増幅する一対の受信信号増幅手段と、増幅後の受信信号を夫々複数に分配する一対の分配回路を内蔵した衛星信号分配手段とを設けたものである。
【0023】
そして、衛星信号分配手段には、前述の偏波切換手段として、一対の分配回路にて分配された2種類の受信信号を夫々受けて、該信号の内のいずれかを選択し、選択した受信信号を、当該衛星信号分配手段に受信信号の分配数だけ設けられた分配出力端子から伝送経路を介して端末側に出力する複数の分配出力切換手段と、各分配出力端子に伝送経路を介して端末側から入力される信号の電圧レベルが第1電圧信号か第2電圧信号かを夫々判定し、その判定結果に応じて対応する分配出力切換手段を切り換えることにより、端末側から入力された電圧信号に対応した偏波面の受信信号を各分配出力端子から端末側に夫々出力させる複数の電圧判定手段とが設けられ、しかも、複数の分配出力端子の内の少なくとも一つには、分配出力端子に伝送経路を介して端末側から入力された電圧信号を、一対の伝送経路を介して各周波数変換部に夫々出力すると共に、この電圧信号にて当該衛星信号分配手段の内部回路に電源供給を行う電源回路が接続される。また、電源供給手段は、衛星信号分配手段において電源回路が接続された分配出力端子から端末側に至る伝送経路上に配置される。
【0024】
この結果、請求項4に記載の衛星受信システムにおいては、衛星信号分配手段の各分配出力端子から、伝送経路(又は伝送経路と電源供給手段)を介して接続された端末からの偏波切換信号に応じた偏波面の受信信号が出力されることになり、各端末側では、所望の偏波面の受信信号を得ることができる。
【0025】
またこのようにするには、衛星信号受信手段に設けられた一対の周波数変換部及びこれに対応した一対の受信信号増幅手段に対して常時電源を供給して動作させておく必要があるが、本発明では、この電源供給用の電圧信号を、衛星信号分配手段から端末側に至る複数の伝送経路の一つに設けられた電源供給手段にて生成し、更に、この生成された電圧信号を、衛星信号分配手段に設けられた電源回路が各周波数変換部側に出力するようにされているので、一対の受信信号増幅手段及び一対の周波数変換部を、電源供給手段からの電圧信号によって常時動作させることができる。
【0026】
従って、請求項4に記載の衛星受信システムにおいても、請求項1に記載のシステムと同様の効果を得ることができる。
次に、請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4いずれか記載の衛星受信システムにおいて電源供給手段として使用される電源装置である。そして、この電源装置においては、変圧・整流部が、商用電源からの交流電圧を所定電圧に変圧して整流することにより所定の直流電源電圧を生成し、偏波切換信号抽出部が、CSチューナ等の端末より伝送されてきた偏波切換信号を分離・抽出する。
【0027】
また、判定部が、偏波切換信号抽出部にて分離・抽出された偏波切換信号から、第1電圧信号及び第2電圧信号のいずれを衛星信号受信手段側に供給するかを判定し、定電圧電源部が、この判定部による判定結果に応じて、変圧・整流部にて生成された直流電源電圧から、少なくとも衛星信号受信手段,偏波切換手段,及び受信信号増幅手段を動作させるに充分な電力量の第1電圧信号又は第2電圧信号を生成し、電圧信号重畳部が、この定電圧電源部にて生成された第1電圧信号又は第2電圧信号を、伝送経路を介して衛星信号受信手段側に出力すると共に、伝送経路を介して衛星信号受信手段側から伝送されてきた受信信号を端末側に出力する。
【0028】
従って、本発明の電源装置によれば、端末に設置されたCSチューナ等から出力された偏波切換信号と同じ電圧レベルで、しかも、衛星信号受信手段,偏波切換手段,及び受信信号増幅手段を動作させるに充分な電力量の電圧信号を生成することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
[第1実施例]
まず図1は本発明が適用された第1実施例の共同受信システム全体の構成を表わす概略構成図である。
【0030】
図1に示す如く、本実施例の共同受信システムは、一般家庭で、屋外に設置したアンテナからの受信信号を各部屋に伝送する所謂ホーム共同受信用の受信システムであり、テレビ放送受信用のアンテナとして、通信衛星(CS)から送信された直交2偏波の送信電波を受信するオフセット型のパラボラアンテナ(CSアンテナ)2と、地上局から送信されたVHF帯及びUHF帯のテレビ放送電波を夫々受信するVHFアンテナ4及びUHFアンテナ6とを備える。
【0031】
CSアンテナ2は、本発明(詳しくは請求項2に記載)の衛星信号受信手段に相当するものであり、反射鏡2aと、支持腕2bを介して反射鏡2aの焦点位置に配置された受信部2cとからなる。受信部2cは、端末側より受信信号の出力端子に入力される偏波切換・電源供給兼用の電圧信号によって動作し、反射鏡2aにて集波されたCSからの直交2偏波の送信電波を第1偏波信号,第2偏波信号として夫々受信すると共に、出力端子に入力された電圧信号に応じて第1偏波信号,第2偏波信号の内のいずれか一方を選択し、その選択した偏波信号を所定周波数帯(例えば950〜1500MHz)の受信信号に変換して出力する。なお、本実施例では、受信部2cは、第1電圧信号として出力端子に直流11Vを受けると、第1偏波信号としての垂直偏波信号を周波数変換した受信信号を出力端子から出力し、第2電圧信号として出力端子に直流15Vを受けると、第2偏波信号としての水平偏波信号を周波数変換した受信信号を出力端子から出力するものとする。
【0032】
次に、上記各アンテナ2〜6の出力端子は、夫々、同軸ケーブルを介して、受信信号の増幅器であるVU・CSブースタ18の各受信信号用の入力端子に接続されており、上記各アンテナ2〜6からの受信信号は、夫々、VU・CSブースタ18に入力される。VU・CSブースタ18は、本発明の受信信号増幅手段に相当し、出力端子に受ける電圧信号によって動作する。そして、各入力端子に各アンテナ2〜6からの受信信号が入力されると、これら各受信信号を増幅し、更に混合して、出力端子から出力する。また、VU・CSブースタ18においては、出力端子とCSアンテナ2からの受信信号を受ける入力端子とが、チョークコイル等を介して接続されており、出力端子に入力された電圧信号を、同軸ケーブルを介して入力端子からCSアンテナ2側に出力できるようにされている。
【0033】
なお、VU・CSブースタ18は、出力端子に直流11Vが入力された場合であっても直流15Vが入力された場合であっても動作できるように、出力端子に入力された電圧信号から内部回路駆動のための定電圧を生成する電源回路を備える。また、VU・CSブースタ18は、上記各アンテナからの受信信号の全てを増幅するように構成されていてもよく、必要に応じてその受信信号の一部(例えばVHFアンテナ4からの受信信号とUHFアンテナ6からの受信信号)を増幅するように構成されていてもよい。
【0034】
次に、VU・CSブースタ18の出力端子は、同軸ケーブルを介して分配器10の入力端子に接続されており、上記混合された各アンテナ2〜6からの受信信号は分配器10に入力される。そして、この受信信号は、分配器10内で4分配され、分配器10の分配出力端子(4個)から夫々出力される。また、分配器10の4個の分配出力端子の内の一つと、分配器10の入力端子とは、チョークコイル等を介して接続されている。つまり、この分配器10は、所謂電流通過型のものであり、電流通過用の分配出力端子に入力された電圧信号を入力端子からVU・CSブースタ18に出力することができる。
【0035】
次に、分配器10の各分配出力端子は、夫々、同軸ケーブルや各部屋に設けられた端子等を介して、CSチューナ14やテレビ受像機12等の端末装置に接続されるが、分配器10の4個の分配出力端子の内、上記電流通過用の分配出力端子から端末装置に至る伝送経路(同軸ケーブル)上には、本発明の電源供給手段としての電源装置20が設けられている。
【0036】
この電源装置20の受信信号の入力端子TIN(図2参照)には、同軸ケーブルを介して分配器10の分配出力端子が接続され、受信信号の出力端子TOUT (図2参照)には、同軸ケーブル等を介して、CSチューナ14に接続されている。なお、CSチューナ14は、受信信号の入力端子から、CSアンテナ2に対する偏波切換・電源供給用の2種類の電圧信号(垂直偏波受信時には直流11V,水平偏波受信時には直流15Vとなる)を出力できるように構成された一般的なCSチューナである。
【0037】
次に、電源装置20の構成を詳しく説明する。
図2に示すように、電源装置20は、ACプラグを介して入力される商用電源からの交流電圧(例えば交流100V)を、所定の交流電圧(例えば交流24V)に変圧する電源トランス22と、電源トランス22による変圧後の交流電圧を全波整流して直流電源電圧を生成する全波整流回路24と、全波整流回路24からの出力電圧を受けて、所定の直流定電圧(本実施例では直流15V)を生成する定電圧回路26と、定電圧回路26にて生成された直流定電圧15Vを受けて、これよりも低い直流定電圧(本実施例では直流11V)を生成する定電圧回路28とを備える。
【0038】
定電圧回路26,28は、VU・CSブースタ18とCSアンテナの受信部2cとを同時に動作させるに充分な電力量の電圧信号(直流15V又は直流11V)を生成するためのものであり、夫々、15V出力,11V出力の3端子レギュレータ26a,28aを中心に構成されている。そして、定電圧回路26には、3端子レギュレータ26aからの出力(直流15V)を安定化させるためのコンデンサC2,C3及びチョークコイルL3が設けられ、定電圧回路28には、3端子レギュレータ28aからの出力(直流11V)を安定化させるためのコンデンサC4が設けられている。
【0039】
また、電源装置20には、分配器10から入力端子TINに入力された上記各アンテナからの受信信号を、入力端子TIN−出力端子TOUT 間に接続された直流及び低周波信号遮断・高周波信号通過用のコンデンサC1を介して、出力端子TOUT から端末(つまりCSチューナ14)に出力すると共に、定電圧回路26又は28で生成された直流定電圧(直流11V又は直流15V)を、一端が入力端子TINに接続された直流及び低周波信号通過・高周波信号遮断用のチョークコイルL2を介して、入力端子TINから分配器10側に出力し、更に、CSチューナ14から出力され出力端子TOUT に入力された電圧信号(直流11V又は直流15V)を、一端が出力端子TOUT に接続された直流及び低周波信号通過・高周波信号遮断用のチョークコイルL1を介して内部に取り込む、電源分離回路32が備えられている。
【0040】
そして、電源分離回路32のチョークコイルL1を介して入力されたCSチューナ14からの電圧信号は、偏波切換信号として電圧判定回路34に入力され、電圧判定回路34において、その偏波切換信号の電圧レベルから、現在端末側では、垂直偏波及び水平偏波のいずれの受信信号が必要であるのかが判断される。
【0041】
即ち、電圧判定回路34は、カソードが抵抗器R2を介してチョークコイルL1の他端に接続されたツェナーダイオードD1と、コレクタが抵抗器R1及びリレー30のリレーコイル30bを介してチョークコイルL1の他端に接続され、ベースがツェナーダイオードD1のアノードに接続されると共に抵抗器R3を介して接地され、エミッタがそのまま接地されたNPN型のトランジスタTR1とを備え、チョークコイルL1を介して偏波切換信号として入力された電圧信号の電圧レベルが、ツェナーダイオードD1の降伏電圧及び抵抗器R2,R3の抵抗値で決定される判定電圧(例えば直流13V)以上であるとき(つまり、水平偏波の受信信号が必要なとき)には、トランジスタTR1がオンして、リレーコイル30bに電流を流し、逆に、チョークコイルL1を介して入力された電圧信号の電圧レベルが、上記判定電圧よりも低いとき(つまり、垂直偏波の受信信号が必要なとき)には、トランジスタTR1がオフして、リレーコイル30bへの通電を遮断するよう動作する。
【0042】
また、リレー30には、リレーコイル30bの通電時には、電源分離回路32のチョークコイルL2の他端を定電圧回路26の出力に接続し、リレーコイル30bの非通電時には、チョークコイルL2の他端を定電圧回路28の出力に接続するリレースイッチ30aが備えられている。
【0043】
この結果、CSチューナ14の入力端子から、垂直偏波選択用の電圧信号(直流11V)が出力されているときには、電圧判定回路34内のトランジスタTR1がオフ状態となって、リレーコイル30bが非通電状態となり、定電圧回路28にて生成された直流11Vの電圧信号が、分配器10側に出力され、逆に、CSチューナ14の入力端子から、水平偏波選択用の電圧信号(直流15V)が出力されているときには、電圧判定回路34内のトランジスタTR1がオン状態となって、リレーコイル30bが通電状態となり、定電圧回路26にて生成された直流15Vの電圧信号が、分配器10側に出力されることになる。
【0044】
そして、この電圧信号は、分配器10及び同軸ケーブルを介してVU・CSブースタ18の出力端子に入力され、更に、VU・CSブースタ18の入力端子から同軸ケーブルを介してCSアンテナ2の受信部2cの出力端子に入力される。従って、VU・CSブースタ18及び受信部2cは、電源装置20の入力端子TINから出力された電圧信号(11V又は15V)により動作し、且つ、受信部2cは、その電圧信号に応じた垂直又は水平偏波の受信信号を出力端子から出力することになる。
【0045】
そしてこのように本実施例の共同受信システムによれば、VU・CSブースタ18を動作させるために、VU・CSブースタ18に商用電源から電源供給を受けて内部回路駆動用の電源電圧を生成する電圧回路を設けるとか、或は、VU・CSブースタ18に受信信号伝送用の同軸ケーブルとは別系統で電源供給を行なうといった必要はなく、受信信号伝送用の一本の同軸ケーブルだけでVU・CSブースタ18及びCSアンテナ2の受信部2cへの電源供給並びに偏波面切換を行なうことができるので、共同受信システムを実現する上で配線作業を極めて簡単に行なうことができる。また、例えば、地上放送受信用或は地上放送とBS放送受信用の既存の共同受信システムを、CS放送を受信可能な共同受信システムに変更するような場合であっても、ブースタや分配器等の受信機器をCS対応の機器に変更するだけでよく、システムの変更作業も容易である。
【0046】
なお、本実施例においては、電源トランス22及び全波整流回路24が本発明(請求項5)の変圧・整流部に、電源分離回路32内のチョークコイルL1が本発明(請求項5)の偏波切換信号抽出部に、電圧判定回路34及びリレー30を構成するリレーコイル30bが本発明(請求項5)の判定部に、定電圧回路26,28及びリレー30を構成するリレースイッチ30aが本発明(請求項5)の定電圧電源部に、電源分離回路32内のチョークコイルL2及びコンデンサC1が本発明(請求項5)の電圧信号重畳部に、夫々相当する。
【0047】
ここで、本実施例では、電源装置20において、2つの定電圧回路28,26を用いて、第1電圧信号及び第2電圧信号としての直流11V,直流15Vを生成するものとして説明したが、例えば図3に如く、上記2つの定電圧回路26,28に代えて、出力電圧を直流11Vと直流15Vとのいずれかに切り換え可能な出力可変定電圧回路29を設け、電圧判定回路34による判定結果に応じて、この定電圧回路29からの出力電圧を直接切り換えるようにしてもよい。
【0048】
即ち、図3に示す出力可変定電圧回路29は、基本的には、図2に示した定電圧回路26と同じで、3端子レギュレータ29aと、電圧安定化用コンデンサC2,C3とで主要部を構成してある。図2のものと異なる点は、3端子レギュレータ29aの基準電位設定用端子を、抵抗器R4を介して定電圧出力用端子に接続すると共に、リレー30のリレースイッチ30aに接続し、基準電位設定用端子を、リレースイッチ30aにより、直接接地するか、抵抗器R5を介して接地するかを切り換えるようにしたことである。
【0049】
そして、このように構成された出力可変定電圧回路29では、リレースイッチ30aが3端子レギュレータ29aの基準電位設定用端子を直接接地しているときには、出力電圧が予め設定された設定電圧となり、リレースイッチ30aが3端子レギュレータ29aの基準電位設定用端子を抵抗器R5を介して接地しているときには、出力電圧が、設定電圧よりも抵抗器R5の両端電圧分だけ高い電圧となる。
【0050】
そこで、図3に示す出力可変定電圧回路29では、3端子レギュレータ29aに11V出力のものを用い、抵抗器R4,R5の抵抗値を、3端子レギュレータ29aの出力が直流15Vであるときに、抵抗器R5の両端電圧が4Vとなるように設定することにより、リレー30におけるリレーコイル30bの通電・非通電によって出力電圧を11V又は15Vに切り換えることができるようにされている。
【0051】
従って、図2に示した電源装置20において、定電圧回路26,28の代わりに図3に示す出力可変定電圧回路29を用いるようにしても、電圧判定回路34の動作によって、VU・CSブースタ18及びCSアンテナ2の受信部2cに供給する電圧信号を、直流11V及び直流15Vのいずれかに切り換えることが可能になり、しかも、電源装置20の構成をより簡単にできる。
[第2実施例]
また次に、CSアンテナには、複数のCSからの送信電波を受信できるように、反射鏡の焦点位置付近に各CSからの送信電波を受信するための複数の受信部を設けたマルチビームアンテナが知られている。そして、このようなマルチビームアンテナを用いてCS放送を受信する衛星受信システムであっても、本発明を適用することができる。以下、このようにCS放送受信のためにマルチビームアンテナを用いた共同受信システムについて、本発明の第2実施例として説明する。
【0052】
本実施例の共同受信システムにおいては、例えば図4(a)に示すように、CSアンテナとして、2つのCSからの送信電波を受信できるようにしたマルチビームアンテナ40を備えた共同受信システムを構成する場合には、マルチビームアンテナ40に設けられた各CSに対応する2つの受信部40a,40bからの受信信号のいずれかをVU・CSブースタ18に入力する切換器42を設ける。
【0053】
また、電源装置20′には、図5に示す如く、図2に示した電源装置20に、更に、受信信号に比べて周波数が充分小さい低周波(例えば20〜30kHz)のパルス信号を発生するパルス発生回路50、リレー30と電源分離回路32との間の電圧信号(直流11V又は直流15V)の出力経路にパルス信号を重畳するパルス重畳回路52、操作部54aからの信号を受けて、パルス発生回路50からのパルス信号をパルス重畳回路52に入力するか否かを切り換える切換スイッチ(例えばアナログスイッチ)54、を設けたものを使用する。
【0054】
また更に、切換器42は、例えば、図4(b)に示す如く、上記2つの受信部40a,40bからの受信信号を受けて、その内の一方を端末側に出力する高周波スイッチ42aと、端末側から入力される偏波切換・電源供給兼用の電圧信号(直流11V又は直流15V)に上記低周波のパルス信号が重畳されているか否かを判別し、その判別結果(パルス信号の有無)に応じて高周波スイッチ42aを受信部40a側又は受信部40b側に切り換えるパルス判別回路42bとを設ける。
【0055】
なお、共同受信システム全体では、上記説明部分以外は、全て図1,図2に示した前記実施例と全く同様に構成すればよい。
そして、このように構成した共同受信システムによれば、電源装置20′に設けられた操作部54aを操作することにより切換スイッチ54をオンし、パルス発生回路50からのパルス信号をパルス重畳回路52に入力させれば、リレー30から電源分離回路32のチョークコイルL2を介して分配器10側に出力される電圧信号(直流11V又は直流15V)にパルス信号が重畳され、逆に操作部54aを操作することにより切換スイッチ54をオフすれば、リレー30から出力される電圧信号がそのまま分配器10側に出力されることになる。
そして、切換器42は、端末側からの電圧信号にパルス信号が重畳されているか否かによって、受信信号を出力する受信部を切り換えることから、使用者は、電源装置20′に設けられた操作部54aを操作することにより、CSチューナ14にて受信したいCSを切り換えることができるようになる。
【0056】
尚、上記各実施例では、分配器10は、電源装置20,20′が接続される特定の分配出力端子と入力端子との間が電流通過可能になっているものとしたが、例えば、分配器10の各分配出力端子と入力端子とをチョークコイルとダイオードとの直列回路等を介して夫々接続し、全ての分配出力端子と入力端子との間を電流通過が可能になるよう、しかも相互に異なる出力端子同士は電流通過しないよう構成してもよい。そして、このように構成すれば、分配器10のいずれの分配出力端子からでもVU・CSブースタ18及びCSアンテナ2の受信部2c(又はマルチビームアンテナ40の各受信部40a,40b)に電源供給を行なうことができるようになり、電源装置20,20′やCSチューナ14を設ける位置を適宜変更することが可能になる。
【0057】
以上、本発明の実施例として、出力端子から端末側に出力する受信信号の偏波面を端末側から入力される電圧信号に応じて切換可能な受信部(つまり本発明の偏波切換手段としての機能を有する受信部)を備えたCSアンテナ2,40を利用してCS放送を受信する共同受信システムについて説明したが、CSアンテナには、受信部として、偏波切換機能を有する受信部以外に、2種類の偏波信号を個々に周波数変換可能な一対の周波数変換部(所謂コンバータ)を備えたものや、特定の偏波信号のみを周波数変換可能な周波数変換部を備えたもの等が知られている。そして、このような受信部を備えたCSアンテナを利用してCS放送を受信する場合には、CSアンテナから各偏波面に対応した2種類の受信信号が個々に出力されることになり、上記第1,第2実施例の構成では衛星受信システムを構築できない。そこで次に、本発明の第3実施例、及び第4実施例として、2つの周波数変換部を備え、各偏波面の受信信号を専用の出力端子から同時に出力するように構成された受信部を有するCSアンテナを用いてCS放送を受信するシステムについて説明する。
[第3実施例]
図6は第3実施例の衛星受信システムを表す。
【0058】
本実施例の衛星受信システムは、請求項3に記載の発明を適用した基本的な衛星受信システムであり、図6に示す如く、CSから送信された直交2偏波の送信電波を受信するCSアンテナ60として、オフセット型パラボラアンテナを備え、このCSアンテナ60からの受信信号を増幅して、端末側のCSチューナ14に伝送するシステムである。
【0059】
CSアンテナ60は、反射鏡60aと、支持腕60bを介して反射鏡60aの焦点位置に配置された受信部60cとを備えたオフセット型パラボラアンテナであるが、受信部60cは、一般に2出力型コンバータと呼ばれ、反射鏡60aにて集波されたCSからの送信電波を受信・増幅し、夫々独立に偏波の選択をして、所定周波数帯(例えば、950〜1500MHz)の受信信号に変換する一対のコンバータ(つまり周波数変換部)を備えた周知のものである。
【0060】
また受信部60cを構成する一対のコンバータは、自己の出力端子に供給される電圧信号に応じて夫々独立に垂直偏波及び水平偏波を選択するようにされており、その出力端子には、受信信号伝送用の同軸ケーブルを介して、受信信号増幅手段としての増幅器62v,62hの入力端子が夫々接続されている。なお、各増幅器の符号62に付与した添え字v,hは、夫々、垂直偏波,水平偏波を表わし、増幅器62vは垂直偏波の受信信号増幅用であり、増幅器62hは水平偏波の受信信号増幅用である。
【0061】
一方、各増幅器62の出力端子は、経路切換器64の2つの入力端子に夫々接続され、更に、経路切換器64の出力端子(1個)は、同軸ケーブルを介して電源装置20に接続されている。尚、電源装置20は、上記各実施例で使用される電源装置と全く同様のものであり、この電源装置20の端末側には、上記各実施例と同様、CSチューナ14やテレビ受像機12等が配置されている。このため、電源装置20により、CSチューナ14から出力された偏波切換用の電圧信号に対応した偏波切換・電源供給兼用の電圧信号を生成して、増幅器62v,62h及びCSアンテナ60の受信部60c(詳しくは一対のコンバータ)に供給できると共に、CSアンテナ60側からの受信信号をCSチューナ14に伝送できる。
【0062】
また次に、経路切換器64は、本発明(請求項3)の偏波切換手段に相当するものであり、増幅器62v,62hに接続された入力端子の一方を選択的に出力端子に接続する、信号経路切換手段としての切換スイッチ64a、及び、電源装置20からの電圧信号が垂直偏波選択用の第1電圧信号(直流11V)であるか水平偏波選択用の第2電圧信号であるかを判定して、電圧信号が直流11Vであれば、切換スイッチ64aを増幅器62vに接続された入力端子側に、電圧信号が直流15Vであれば、切換スイッチ64aを増幅器62hに接続された入力端子側に切り換える、電圧判定手段としての電圧判別回路64bを備える。
【0063】
この結果、本実施例の衛星受信システムによれば、電源装置20からの電圧信号が垂直偏波選択用の第1電圧信号(直流11V)であれば、CSアンテナ60の受信部60cにおいて垂直偏波信号を受信信号に変換して出力するコンバータから垂直偏波信号増幅用の増幅器62v,電源装置20を介してCSチューナ14に至る伝送経路が形成され、電源装置20からの電圧信号が水平偏波選択用の第2電圧信号(直流15V)であれば、CSアンテナ60の受信部60cにおいて水平偏波信号を受信信号に変換して出力するコンバータから水平偏波信号増幅用の増幅器62h,電源装置20を介してCSチューナ14に至る伝送経路が形成されることになり、電源装置20にて生成された電圧信号にて、その電圧信号に対応した増幅器及びコンバータを動作させることが可能になる。
[第4実施例]
次に図7は請求項4に記載の発明が適用された第4実施例の共同受信システムを表す。
【0064】
本実施例の共同受信システムは、受信アンテナとして、上記第4実施例と同様に構成されたCSアンテナ60を備えると共に、VHFアンテナ4及びUHFアンテナ6を備え、更に、端末側から供給される電圧信号(例えば直流15V)の電圧信号により動作して放送衛星(BS)からの放送電波を受信し、所定周波数帯(例えば1.0〜1.3GHz)の受信信号に変換して出力する受信部66aを備えたBSアンテナ66を備える。尚、CSアンテナ60の受信部60cに設けられた一対のコンバータは、垂直・水平の各偏波信号を、BSアンテナ66からの受信信号よりも高い周波数帯(例えば1.38〜1.88GHz)の受信信号に変換して出力する。
【0065】
そして、VHFアンテナ4,UHFアンテナ6,及びBSアンテナ66からの受信信号(以下、VU・BS信号という)は増幅器68に入力され、この増幅器68において夫々増幅・混合されて、端末側に出力される。そして、この増幅器68の出力端子は、同軸ケーブルを介して分配器70のVU・BS信号専用の入力端子70iに接続され、CSアンテナ60の受信部60cを構成する一対のコンバータの出力端子は、夫々、分配器70の垂直・水平偏波の受信信号専用の入力端子70v,70hに接続されている。
【0066】
分配器70は、本発明(請求項4)の衛星信号分配手段に相当するものであり、上記入力端子70iに入力されたVU・BS信号を入力端子70v及び70hに入力された各偏波面の受信信号と混合して、その混合信号(以下、垂直受信信号,水平受信信号という)を夫々専用の分配回路72v,72hにて4分配し、その4分配した垂直受信信号及び水平受信信号のいずれかを4個の分配出力端子70a〜70dから端末側に出力する。そして、各分配出力端子70a〜70dは、受信信号伝送用の同軸ケーブルを介して、当該共同受信システムが設置される施設の各部屋に配置されたCSチューナ14に夫々接続されている。
【0067】
尚、本実施例では、分配出力端子70dからCSチューナ14に至る伝送経路(同軸ケーブル)上に、上記各実施例と同様の電源装置20が設けられ、この電源装置20にて、CSチューナ14から出力された偏波切換信号に対応した電圧信号を生成し、この生成した電圧信号にて、分配器70の内部回路,増幅器68,BSアンテナの受信部66a,及びCSアンテナ60の受信部60c(詳しくは一対のコンバータ)に電源供給を行うようにされている。また、図に示すように、電源装置からCSチューナ14に至る同軸ケーブル上には、VU・BS信号とCSアンテナ60からの受信信号(以下、CS信号という)とを分離し、CS信号のみをCSチューナに伝送する分波器SP1が設けられており、更にこの分波器SP1にて分離されたVU・BS信号は、VU・BS信号をVU信号とBS信号とに分離してテレビ受像機12に入力する分波器SP2に入力される。
【0068】
次に、分配器70内では、入力端子70iに入力されたVU・BS信号が分配回路72iにて2分配される。そして、この2分配されたVU・BS信号は、夫々、VU・BS信号通過・CS信号遮断用のローパスフィルタ(LPF)74a,74b、及び直流カット・高周波成分通過用のコンデンサC11,C12を介して上記各分配回路72v,72hに入力される。また、入力端子70v,70hに夫々入力された垂直・水平偏波のCS信号は、夫々、直流カット・高周波成分通過用のコンデンサC13,C14を介して、各信号増幅用の増幅回路76v,76hに入力され、これら各増幅回路76v,76hにて増幅された後、CS信号通過・VU・BS信号遮断用のハイパスフィルタ(HPF)78v,78h及び上記各コンデンサC11,C12を介して、上記各分配回路72v,72hに入力される。この結果、分配回路72v,72hには、上記のように、VU・BS信号と垂直・水平各偏波のCS信号とを混合した垂直受信信号,水平受信信号が夫々入力されることになる。
【0069】
一方、上記各分配出力端子70a〜70dには、夫々、本発明(請求項4)の偏波切換信号としての偏波切換回路80a〜80dが接続されている。この偏波切換回路80a〜80dは、上記各分配回路72v,72hにて4分配された垂直受信信号及び水平受信信号を夫々受けて、端末側より分配出力端子70a〜70dに供給された電圧信号に対応した受信信号を選択し、これを対応する分配出力端子70a〜70dから端末側に出力するためのものであり、各分配回路72v,72hから分配・出力された垂直受信信号及び水平受信信号の一方を選択し、直流カット・高周波成分通過用のコンデンサCa〜Cdを介して対応する分配出力端子70a〜70dに出力する、分配出力切換手段としての切換スイッチ82a〜82dと、分配出力端子70a〜70dに端末側より入力された電圧信号(換言すれば偏波切換信号)を、高周波成分カット用のチョークコイルLa〜Ldを介して取り込み、その取り込んだ電圧信号の電圧レベルから、垂直受信信号及び水平受信信号の内のいずれを選択するかを判定し、その判定結果に従い切換スイッチ82a〜82dを駆動する、電圧判定手段としての判定・駆動回路84a〜84dとから構成されている。この結果、本実施例の分配器70においては、分配出力端子70a〜70dに接続されたCSチューナ14等の端末装置に対して、その端末装置が希望する偏波面の受信信号を出力することができる。
【0070】
また次に、上記4個の分配出力端子70a〜70dの内、電源装置20が接続された分配出力端子70dには、チョークコイルLdを介して、電源回路90が接続されている。この電源回路90は、電源装置20が生成した電圧信号を受けて、分配器70に設けられたCS信号増幅用の増幅回路76v,76h、及びCSアンテナ60の受信部60cに設けられた垂直偏波受信用のコンバータを動作させるための電圧信号(直流11V)を生成する3端子レギュレータ92と、BSアンテナ66から入力端子70iに至る伝送経路上に設けられた増幅器68,BSアンテナ66の受信部66a,及びCSアンテナ60の受信部60cに設けられた水平偏波受信用のコンバータを動作させるための電圧信号(直流15V)を生成するDC−DCコンバータ94とから構成されている。そして、3端子レギュレータ92で生成された電圧信号(直流11V)は、各増幅回路76v,76hに直接供給されると共に、チョークコイルL11,入力端子70v及び伝送経路を介してCSアンテナ60側に供給され、DC−DCコンバータ94にて生成された電圧信号(直流15V)は、チョークコイルL12,入力端子70h及び伝送経路を介してCSアンテナ60b側に供給されると共に、チョークコイルL13,LPF74b,分配回路72i,入力端子70i及び伝送経路を介して増幅器68に供給され、更にこの増幅器68を介してBSアンテナ66側に供給される。
【0071】
従って、本実施例の共同受信システムにおいても、上記各実施例のシステムと同様、電源装置20を利用して、CSアンテナ60及びCS信号増幅用の増幅回路76v,76hをはじめとするシステム全体に電源供給を行うことができ、分配器70の各分配出力端子70a〜70dに接続された端末側にて所望の偏波面のCS信号を受信できる複雑なシステムであるにも関わらず、システム全体の電源供給を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の共同受信システムの構成を表わす構成図である。
【図2】 第1実施例の電源装置の構成を表わす構成図である。
【図3】 図2に示した電源装置の変形例を表わす構成図である。
【図4】 第2実施例の共同受信システムの構成を表わす構成図である。
【図5】 第2実施例の共同受信システムで用いられる電源装置の構成を表わす構成図である。
【図6】 第3実施例の衛星受信システムの構成を表す構成図である。
【図7】 第4実施例の共同受信システムの構成を表す構成図である。
【符号の説明】
2,60…CSアンテナ 40…マルチビームアンテナ
2c,40a,40b,60c…受信部 10,70…分配器
14…CSチューナ 18…VU・CSブースタ 20…電源装置
22…電源トランス 24…全波整流回路 26,28…定電圧回路
29…出力可変定電圧回路 30…リレー 30a…リレースイッチ
30b…リレーコイル 26a,28a,29a…3端子レギュレータ
32…電源分離回路 34…電圧判定回路 42…切換器
42a…高周波スイッチ 42b…パルス判別回路
50…パルス発生回路 52…パルス重畳回路 54…切換スイッチ
54a…操作部 C1…コンデンサ L1,L2…チョークコイル
62v,62h,68…増幅器 64…経路切換器
64a,82a〜82d……切換スイッチ 64b…電圧判別回路
66…BSアンテナ 72i,72v,72h…分配回路
76v,76h…増幅回路 80a〜80d…偏波切換回路
84a〜84d…判定・駆動回路 90…電源回路

Claims (5)

  1. 受信信号伝送用の伝送経路を介して端末側より供給される電圧信号を受けて動作し、通信衛星から送信された偏波面の異なる2種類の電波を夫々受信すると共に、該受信した各偏波信号を夫々所定周波数帯の受信信号に変換して前記伝送経路上に出力する衛星信号受信手段と、
    前記衛星信号受信手段又は前記伝送経路上に設けられ、前記伝送経路を介して端末側より供給される電圧信号の電圧レベルに応じて、前記2種類の受信信号のうちの一方を選択して端末側に出力する偏波切換手段と、
    前記伝送経路上に設けられ、前記伝送経路を介して端末側より供給される電圧信号を受けて動作し、前記伝送経路を介して前記衛星信号受信手段から伝送されてきた受信信号を増幅して端末側に出力すると共に、端末側より供給された電圧信号を前記衛星信号受信手段側に出力する受信信号増幅手段と、
    前記衛星信号受信手段,偏波切換手段及び受信信号増幅手段よりも端末側の伝送経路上に設けられ、受信すべき偏波信号に応じて電圧レベルが設定された偏波切換信号を前記伝送経路又は専用の信号線を介して端末装置から受けて、該偏波切換信号と同レベルで、かつ少なくとも前記衛星信号受信手段,偏波切換手段,及び受信信号増幅手段を動作させるに充分な電力量の電圧信号を生成し、該生成した電圧信号を前記伝送経路を介して前記衛星信号受信手段側に出力すると共に、前記伝送経路を介して前記衛星信号受信手段側より伝送されてきた受信信号を端末側に出力する電源供給手段と、
    を備えたことを特徴とする衛星受信システム。
  2. 前記衛星信号受信手段は、前記伝送経路を介して端末側より第1電圧信号を受けると前記2種類の偏波信号のうちの第1偏波信号を所定周波数帯の受信信号に変換して伝送経路上に出力し、該第1電圧信号とは電圧レベルが異なる第2電圧信号を受けると前記2種類の偏波信号のうちの第2偏波信号を所定周波数帯の受信信号に変換して伝送経路上に出力する受信部を備え、該受信部により前記偏波切換手段の機能を実現するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の衛星受信システム。
  3. 前記衛星信号受信手段は、前記電圧信号を受けることにより前記2種類の偏波信号を夫々周波数変換し、該周波数変換した2種類の受信信号を各信号伝送用の一対の伝送経路へ夫々出力する一対の周波数変換部を備え、
    前記受信信号増幅手段は、前記一対の伝送経路を介して前記各周波数変換部から伝送されてきた受信信号を夫々増幅し、出力端子から端末側に出力すると共に、該出力端子に端末側から供給された電圧信号を前記一対の伝送経路を介して各周波数変換部に夫々出力する一対の増幅器を備え、
    前記偏波切換手段は、
    前記各増幅器の出力端子の一方を一つの伝送経路を介して前記電源供給手段に接続する信号経路切換手段と、
    前記電源供給手段から前記伝送経路を介して供給された電圧信号が第1電圧信号か第2電圧信号かを判定し、該判定結果に応じて前記信号経路切換手段を切り換えることにより、前記電圧信号に対応した受信信号を端末側に出力させる電圧判定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の衛星受信システム。
  4. 前記衛星信号受信手段は、前記電圧信号を受けることにより前記2種類の偏波信号を夫々周波数変換し、該周波数変換した2種類の受信信号を各信号伝送用の一対の伝送経路へ夫々出力する一対の周波数変換部を備え、
    前記衛星信号受信手段よりも端末側に、前記各周波数変換部からの受信信号を夫々増幅する一対の受信信号増幅手段と、該増幅後の受信信号を夫々複数に分配する一対の分配回路を内蔵した衛星信号分配手段とを設け、
    該衛星信号分配手段に、
    前記偏波切換手段として、
    前記一対の分配回路にて分配された2種類の受信信号を夫々受けて、該信号の内のいずれかを選択し、該選択した受信信号を、当該衛星信号分配手段に受信信号の分配数だけ設けられた分配出力端子から伝送経路を介して端末側に出力する複数の分配出力切換手段と、
    前記各分配出力端子に伝送経路を介して端末側から入力される信号の電圧レベルが第1電圧信号か第2電圧信号かを夫々判定し、該判定結果に応じて対応する分配出力切換手段を切り換えることにより、端末側から入力された電圧信号に対応した偏波面の受信信号を各分配出力端子から端末側に夫々出力させる複数の電圧判定手段とを設け、
    更に、前記複数の分配出力端子の内の少なくとも一つに、該分配出力端子に伝送経路を介して端末側から入力された電圧信号を、前記一対の伝送経路を介して前記各周波数変換部に夫々出力すると共に、該電圧信号にて当該衛星信号分配手段の内部回路に電源供給を行う電源回路を接続し、
    前記電源供給手段を、前記衛星信号分配手段において前記電源回路が接続された分配出力端子から端末側に至る伝送経路上に配置したことを特徴とする請求項1に記載の衛星受信システム。
  5. 請求項1〜請求項4いずれか記載の衛星受信システムにおいて電源供給手段として使用される電源装置であって、
    商用電源からの交流電圧を所定電圧に変圧して整流することにより所定の直流電源電圧を生成する変圧・整流部と、
    端末より伝送されてきた偏波切換信号を分離・抽出する偏波切換信号抽出部と、
    該偏波切換信号抽出部にて分離・抽出された偏波切換信号から、第1電圧信号及び第2電圧信号のいずれを前記衛星信号受信手段側に供給するかを判定する判定部と、
    該判定部による判定結果に応じて、前記変圧・整流部にて生成された直流電源電圧から、少なくとも前記衛星信号受信手段,偏波切換手段,及び受信信号増幅手段を動作させるに充分な電力量の第1電圧信号又は前記第2電圧信号を生成する定電圧電源部と、
    該定電圧電源部にて生成された第1電圧信号又は第2電圧信号を、前記伝送経路を介して前記衛星信号受信手段側に出力すると共に、前記伝送経路を介して前記衛星信号受信手段側から伝送されてきた受信信号を端末側に出力する電圧信号重畳部と、
    を備えたことを特徴とする電源装置。
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