JPH10233707A - 短波受信用の外部アンテナ装置 - Google Patents

短波受信用の外部アンテナ装置

Info

Publication number
JPH10233707A
JPH10233707A JP9035843A JP3584397A JPH10233707A JP H10233707 A JPH10233707 A JP H10233707A JP 9035843 A JP9035843 A JP 9035843A JP 3584397 A JP3584397 A JP 3584397A JP H10233707 A JPH10233707 A JP H10233707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
cable
voltage
contact
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9035843A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yamamoto
斉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9035843A priority Critical patent/JPH10233707A/ja
Priority to US09/019,826 priority patent/US6054965A/en
Priority to KR1019980005046A priority patent/KR19980071485A/ko
Publication of JPH10233707A publication Critical patent/JPH10233707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/50Structural association of antennas with earthing switches, lead-in devices or lightning protectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q23/00Antennas with active circuits or circuit elements integrated within them or attached to them

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手のよい短波受信用の外部アンテナ装
置を提供する。 【解決手段】 アンテナ部10と、制御部と、アンテナ
部10と制御部とを接続する第1のケーブル21と、制
御部と短波受信機の外部アンテナ端子とを接続する第2
のケーブルとを設ける。アンテナ部10は、ループアン
テナL11および可変容量ダイオードD12が、高周波的に
互いに並列接続されて構成された同調回路11と、この
同調回路11により選択された受信信号の供給される高
周波アンプ12とから構成する。電源の電圧および制御
電圧を第1のケーブル21を通じてアンテナ部10に供
給するとともに、高周波アンプ12の出力信号を、第1
のケーブル21および制御部を通じて第2のケーブルか
ら取り出して短波受信機に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、短波受信用の外
部アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブルタイプの短波受信機には、一
般にロッドアンテナが設けられているが、ロッドアンテ
ナだけでは受信感度が不足するので、一部の短波受信機
は、外部アンテナを接続できるようにされている。
【0003】そして、その外部アンテナとして、ワイヤ
ーアンテナやロッドアンテナなどが知られている。この
場合、ワイヤーアンテナは、単なるワイヤーあるいはリ
ード線であり、受信した信号をそのまま受信機に供給す
るだけであるが、十分な長さとすることにより必要な感
度を得ることができる。また、ロッドアンテナは、高周
波アンプと組み合わせてアクティブ形式とすることによ
り、やはり必要な感度を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ワイヤーア
ンテナは非同調タイプなので、不要な放送波信号も受信
機に供給してしまい、妨害特性の点で不利である。
【0005】また、ロッドアンテナは、アンテナを短く
して小型化すると、高周波アンプを組み合わせていても
感度の不足することがあり、十分な感度を得るためにア
ンテナを長くすると、大型化してしまう。さらに、ロッ
ドアンテナには、指向性がないので、やはり妨害特性な
どの点で不利である。
【0006】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、アンテナ部と、制御部と、上記アンテナ部と上
記制御部とを接続する第1のケーブルと、上記制御部と
短波受信機の外部アンテナ端子とを接続する第2のケー
ブルとを有し、上記アンテナ部は、ループアンテナおよ
び可変容量ダイオードが、高周波的に互いに並列接続さ
れて構成された同調回路と、この同調回路により選択さ
れた受信信号の供給される高周波アンプとを有し、上記
制御部は、上記可変容量ダイオードの制御電圧を形成す
る制御回路と、上記アンテナ部および上記制御回路の電
源とを有し、上記電源の電圧および上記制御電圧が上記
第1のケーブルを通じて上記アンテナ部に供給されると
ともに、上記高周波アンプの出力信号が、上記第1のケ
ーブルおよび上記制御部を通じて上記第2のケーブルか
ら取り出されて上記短波受信機に供給されるようにした
短波受信用の外部アンテナ装置とするものである。した
がって、ループアンテナにより放送波信号が受信させる
とともに、同調回路により受信周波数の選択が行われ、
その選択された放送波信号が高周波アンプで増幅されて
短波受信機に供給される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および図2は、この発明を、
受信帯域が13mバンド〜75mバンドの外部アンテナ装置
に適用した場合であり、図1および図2において、符号
10はアンテナ部、符号20は制御部を示す。
【0009】そして、アンテナ部10には、ループアン
テナL11が設けられる。このループアンテナL11は、ピ
アノ線などのように、導電性を有するとともに、可撓性
あるいは弾性を有する線材により、全体が円形に構成さ
れるとともに、例えば、その直径は40cm、巻き回数は1
回のコイルとされている。
【0010】また、このループアンテナ(コイル)L11
は、補助の同調コイルL12および可変容量ダイオードD
12とともに、入力同調回路11を構成している。すなわ
ち、ループアンテナL11の一端がコイルL12および直流
カットコンデンサC11を通じてFET(Q11)のゲート
に接続され、他端がバイパスコンデンサC12を通じてコ
ネクタジャックJ11の接地接点Dに接続される。また、
素子L12、C11の直列回路に、スイッチングダイオード
D11と、直流カット用のコンデンサC13との直列回路が
並列に接続され、FET(Q11)のゲートと、ジャック
J11の接点Dとの間に、可変容量ダイオードD12と、直
流カット用のコンデンサC14とが直列接続されるととも
に、バイアス用の抵抗器R11が接続される。
【0011】さらに、FET(Q11)は高周波アンプ1
2を構成しているもので、ソース接地とされ、そのドレ
インが高周波トランスM11の1次コイルの一端に接続さ
れるとともに、その他端がバイパスコンデンサC15を通
じてジャックJ11の接地接点Dに接続される。また、ト
ランスM11の2次コイルの一端がジャックJ11の電源接
点Aに接続され、その他端が1次コイルとコンデンサC
15との接続点に接続される。
【0012】さらに、トランスM11の1次コイルおよび
2次コイルと、コンデンサC15との接続点が、スイッチ
用のトランジスタQ12のエミッタに接続され、そのコレ
クタが抵抗器R13および高周波チョークコイルL13を通
じてダイオードD11に接続される。また、ジャックJ11
の接点Bが、バッファ用の抵抗器R12を通じて素子D1
2、C14の接続点に接続され、ジャックJ11の接点C
が、バッファ用の抵抗器R15を通じて素子L11、C12の
接続点に接続されるとともに、抵抗器R16を通じてトラ
ンジスタQ12のベースに接続される。
【0013】一方、制御部20には、これを、アンテナ
部10に接続するためのコネクタプラグP21およびケー
ブル21と、短波受信機(図示せず)に接続するための
ケーブル22およびコネクタプラグP22とが接続され
る。この場合、プラグP21は、ジャックJ11に接続され
るものであり、ジャックJ11に接続されたとき、その接
点A〜Dにそれぞれ接続される接点A〜Dを有する。
【0014】そして、プラグP21の接点Aが、ケーブル
21を通じ、さらに、高周波チョークコイルL21および
電源スイッチS21を通じて直流電源、例えば2本の単3
電池23に接続されるとともに、ケーブル21とチョー
クコイルL21との接続点が、直流カット用のコンデンサ
C21を通じ、さらに、ケーブル22を通じてプラグP22
のホット側の接点に接続される。また、プラグP21の接
点Dがケーブル21を通じて電池23に接続されるとと
もに、ケーブル22を通じてプラグP22の接地側の接点
に接続される。
【0015】また、スイッチS21の出力側に得られる電
池電圧がDC−DCコンバータ24に供給されて所定の
直流電圧に昇圧されるとともに、安定化される。そし
て、この直流電圧が制御回路25に供給されてメーター
バンドの切り換え用の制御電圧VMBが形成される。
【0016】図の例においては、制御回路25が、第1
〜第9の分圧電圧V1 〜V9 を形成する抵抗分圧回路2
51と、その分圧電圧V1 〜V9 を選択して取り出すス
イッチS22とから構成されている場合であり、電圧V1
〜V9 のどれかが制御電圧VMBとして取り出される。そ
して、この取り出された制御電圧VMBが、ケーブル21
を通じてプラグP21の接点Bと、接点Dとの間に出力さ
れる。なお、電圧V1〜V9 は、V1 >V2 >………>
V9 であるとする。
【0017】さらに、図の例においては、スイッチS22
に連動するスイッチS23が設けられ、このスイッチS23
からは、スイッチS22がVMB=V1 〜V5 となる切り換
え位置のときに“0”レベルとなり、VMB=V6 〜V9
の切り換え位置のときに“1”レベルとなる電圧VHLが
取り出される。そして、この電圧VHLが、ケーブル21
を通じてプラグP21の接点Cと、接点Dとの間に出力さ
れる。
【0018】図3は、上述した装置の形状および使用形
態の一例を示すもので、ループアンテナL11の端部に箱
体14が設けられるとともに、この箱体14に、アンテ
ナ部10のうち、ループアンテナL11を除く回路、すな
わち、回路11、12およびジャックJ11などが設けら
れる。また、ループアンテナL11には、これを窓ガラス
などに取り付けるための吸盤15が設けられている さらに、制御部20も、箱体27に収納されて構成さ
れ、この箱体27からケーブル21、22が引き出され
ている。また、つまみ28をまわすと、これにより箱体
27の内部のリール(図示せず)が回転してケーブル2
1を箱体27の内部に巻き取るようにされている。な
お、符号30は短波受信機を示し、その受信バンドは、
75mバンド〜13mバンドである。
【0019】このような構成において、短波放送の受信
時には、プラグP21をジャックJ11に差し込み、プラグ
P22を受信機30の外部アンテナの入力ジャック(図示
せず)に差しこむ。また、ループアンテナL11を窓ぎわ
などの電波の受信状況の良いところに配置する。なお、
このとき、吸盤15によりループアンテナL11を窓ガラ
スに取り付けることができる。
【0020】そして、電源スイッチS21をオンにする
と、電池23の直流電圧が、スイッチS21→高周波チョ
ークコイルL21→ケーブル21→プラグP21の接点A
(およびD)→ジャックJ11の接点A(およびD)のラ
インを通じて高周波アンプ12に供給される。したがっ
て、高周波アンプ12は、その増幅動作を行うことがで
きる。
【0021】また、スイッチS21がオンなので、DC−
DCコンバータ24から直流電圧が出力され、制御回路
25からはスイッチS23の切り換え位置に対応した値の
制御電圧VMBが出力される。
【0022】そして、この制御電圧VMBが、制御回路2
5→ケーブル21→プラグP21の接点B→ジャックJ11
の接点B→抵抗器R12→可変容量ダイオードD12→抵抗
器R11→ジャックJ11の接点D→プラグP21の接点D→
ケーブル21→制御回路25のラインを通じて可変容量
ダイオードD12に供給される。したがって、可変容量ダ
イオードD12の容量は、制御電圧VMBに対応した値とな
る。
【0023】そして、VMB=V1 〜V5 の場合には、V
HL=“0”であり、この電圧VHLが、ケーブル21→プ
ラグP21の接点C→ジャックJ11の接点C→抵抗器R16
のラインを通じてトランジスタQ12のベースに供給され
るので、トランジスタQ12はオンとなる。
【0024】したがって、高周波アンプ12に供給され
た直流電圧が、さらに、トランジスタQ12のエミッタ・
コレクタ間→抵抗器R13→高周波チョークコイルL13→
ダイオードD11→ループアンテナL11→抵抗器R15→ジ
ャックJ11の接点C(VHL=“0”)のラインに供給さ
れるので、ダイオードD11はオンとなる。
【0025】この結果、コイルL12がダイオードD11に
よりショートされるとともに、ループアンテナL11と、
可変容量ダイオードD12とが高周波的に並列接続され、
その並列回路がFET(Q11)のゲート・ソース間に接
続される。したがって、同調回路11は、ループアンテ
ナL11の値および可変容量ダイオードD12の値で決まる
周波数が同調周波数f11となり、その周波数f11の受信
信号がFET(Q11)により増幅される。
【0026】そして、その増幅された受信信号が、FE
T(Q11)のドレインに取り出され、さらに、トランス
M11の2次コイル→ジャックJ11の接点A(およびコン
デンサC15→接点D)→プラグP21の接点A(および
D)→ケーブル21→コンデンサC21→ケーブル22→
プラグP22のラインを通じて受信機30に供給される。
そして、このとき、上記のように制御電圧VMBに対応し
て可変容量ダイオードD12の容量が変化するので、同調
回路11の同調周波数f11も制御電圧VMBに対応して変
化し、その同調周波数f11は、例えば、 VMB=V1 のとき、f11=13m〜15mバンド VMB=V2 のとき、f11=16m〜19mバンド VMB=V3 のとき、f11=22mバンド VMB=V4 のとき、f11=25mバンド VMB=V5 のとき、f11=31mバンド となる。
【0027】したがって、今の場合、13mバンドから31
mバンドまでの受信信号をメーターバンドごとに切り換
えて受信できることになる さらに、VMB=V6 〜V9 の場合には、VHL=“1”で
あり、この電圧VHLが、上記のようにトランジスタQ12
のベースに供給されるので、トランジスタQ12はオフと
なる。したがって、ダイオードD11もオフとなる。
【0028】この結果、コイルL12がループアンテナL
11に高周波的に直列接続されるとともに、その直列回路
と、可変容量ダイオードD12とが高周波的に並列接続さ
れ、その並列回路がFET(Q11)のゲート・ソース間
に接続される。したがって、同調回路11は、コイルL
11、L12の値および可変容量ダイオードD12の値で決ま
る周波数が同調周波数f11となり、その周波数f11の受
信信号がFET(Q11)により増幅される。そして、そ
の増幅された受信信号が上記のように制御部20を通じ
て受信機30に供給される。
【0029】そして、このとき、制御電圧VMBに対応し
て可変容量ダイオードD12の容量が変化するので、同調
回路11の同調周波数f11が制御電圧VMBに対応して変
化し、その同調周波数f11は、例えば、 VMB=V6 のとき、f11=41mバンド VMB=V7 のとき、f11=49mバンド VMB=V8 のとき、f11=60mバンド VMB=V9 のとき、f11=75mバンド となる。
【0030】したがって、今の場合、41mバンドから75
mバンドまでの受信信号をメーターバンドごとに切り換
えて受信できることになる こうして、制御電圧VMBを変更すると、すなわち、スイ
ッチS22、S23を切り換えると、その切り換えにしたが
って13mバンドから75mバンドをメーターバンド単位で
選択し、その選択したメーターバンドの受信信号を増幅
して短波受信機30に供給することができる。
【0031】したがって、目的とする短波放送を高感度
に受信することができる。そして、その場合、特に上述
の装置によれば、同調回路11を設けて受信周波数に選
択性を持たせているので、不要な放送波信号が後段に供
給されることがなく、妨害特性が向上する。
【0032】また、受信アンテナをループアンテナL11
としているので、ロッドアンテナやワイヤーアンテナに
比べ、小型で受信感度を高くすることができる。さら
に、ループアンテナL11をひっかけることにより、ある
いは吸盤15を使用することにより、アンテナL11を窓
などの受信状況の良好なところに配置できる。
【0033】しかも、ループアンテナL11を窓などの受
信状況のよいところに配置した場合でも、メーターバン
ドは受信機30の近くにおいた制御部20から選択する
ことができる。また、ループアンテナL11には指向性が
あるので、これを利用して妨害特性を改善することもで
きる。
【0034】さらに、ループアンテナL11をピアノ線な
どの可撓性あるいは弾性を有する線材により構成してい
るので、使用しない場合には、例えば、図4Aに示すよ
うに、ループアンテナL11を3つの部分によじるととも
に、図4Bに示すように、その3つの部分をたたむこと
により、全体を小さくすることができ、持ち運びのじゃ
まになることがない。また、プラグP21をジャックJ11
から抜き取ることができ、つまみ28をまわせば、ケー
ブル21が箱体27の内部に巻き取られる。したがっ
て、このアンテナ装置は、受信機30がポータブル機の
とき、容易に一緒に携帯することができる。
【0035】図5は、制御部20の他の例を示す。すな
わち、DC−DCコンバータ24の出力側に、抵抗器R
21〜R29と、トランジスタQ21〜Q29のエミッタ・コレ
クタとがそれぞれ直列接続され、そのエミッタに電圧V
MBが取り出され、その電圧VMBがケーブル21を通じて
プラグP21の接点Bに供給される。なお、抵抗器R21〜
R29は、電圧V1 〜V9 に対応した値とされる。
【0036】さらに、トランジスタQ21〜Q29のベース
と、ケーブル21のうちのプラグP21の接点Dに接続さ
れたケーブルとの間に、抵抗器R31〜R39と、トランジ
スタQ31〜Q39のコレクタ・エミッタ間が、それぞれ直
列接続される。
【0037】また、メーターバンド切り換え用のスイッ
チS24が設けられ、その第1〜第9の子接点のどれか
に、電池23の電圧が選択的に取り出され、その取り出
された電圧が、トランジスタQ31〜Q39のうちの対応し
たトランジスタのベースに供給される。
【0038】さらに、スイッチS24の第1〜第5の子接
点のどれかに得られる電圧が、ダイオードにより構成さ
れたオア回路29を通じてエミッタ接地のトランジスタ
Q41のベースに供給され、そのコレクタ出力が電圧VHL
として取り出され、ケーブル21を通じてプラグP21の
接点Cに供給される。
【0039】このような構成によれば、スイッチS24の
親接点が例えば第1の子接点に接続されている場合に
は、トランジスタQ31がオンとなり、これによりトラン
ジスタQ21がオンとなる。したがって、抵抗器R21に対
応した値の電圧V1 がトランジスタQ21のコレクタに取
り出され、この電圧V1 がプラグP21の接点Bに電圧V
MBとして出力される。
【0040】また、同様に、スイッチS24の親接点が第
2〜第9の子接点のどれかに接続されている場合には、
トランジスタQ32〜Q39のうちの対応するトランジスタ
がオンとなり、これによりトランジスタQ22〜Q29のう
ちの対応するトランジスタがオンとなる。したがって、
抵抗器R22〜R29に対応した値の電圧V2 〜V9 がトラ
ンジスタQ22〜Q29のコレクタに取り出され、この電圧
V2 〜V9 がプラグP21の接点Bに電圧VMBとして出力
される。
【0041】さらに、スイッチS24の親接点が第1〜第
5の子接点のどれかに接続されている場合には、トラン
ジスタQ41がオンとなるので、そのコレクタ出力である
電圧VHLは“0”となり、この電圧VHLがプラグP21の
接点Cに出力される。
【0042】また、スイッチS24の親接点が第5〜第9
の子接点のどれかに接続されている場合には、トランジ
スタQ41がオフとなるので、そのコレクタ出力である電
圧VHLは“1”となり、この電圧VHLがプラグP21の接
点Cに出力される。
【0043】したがって、スイッチS24の切り換え位置
に対応して電圧VMB、VHLが図2の場合と同様に変化す
るので、アンテナ部10は電圧VMB、VHLによりメータ
ーバンドを選択し、そのメーターバンドの受信信号を増
幅して受信機30に供給することができる。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、受信周波数に選択性
を持たせているので、不要信号に対する妨害特性が向上
する。また、小型で受信感度を高くすることができる。
さらに、アンテナを窓などの受信状況の良好なところに
配置できる。しかも、アンテナに指向性があるので、こ
れを利用して妨害特性を改善することもできる。さら
に、短波受信機がポータブル機のとき、容易に一緒に携
帯することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態の一部を示す接続図である。
【図2】図1の続きを示す接続図である。
【図3】この発明の一形態を示す外観図である。
【図4】この発明を説明するための図である。
【図5】この発明の他の形態の一部を示す接続図であ
る。
【符号の説明】
10=アンテナ部、11=入力同調回路、12=高周波
アンプ、14=箱体、20=制御部、21および22=
ケーブル、23=電池、24=DC−DCコンバータ、
25=制御回路、27=箱体、28=つまみ、D11=ス
イッチングダイオード、D12=可変容量ダイオード、J
11=コネクタジャック、L11=ループアンテナ、L12=
同調コイル、P21およびP22=コネクタプラグ、Q11=
FET、S21〜S23=スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナ部と、 制御部と、 上記アンテナ部と上記制御部とを接続する第1のケーブ
    ルと、 上記制御部と短波受信機の外部アンテナ端子とを接続す
    る第2のケーブルとを有し、 上記アンテナ部は、 ループアンテナおよび可変容量ダイオードが、高周波的
    に互いに並列接続されて構成された同調回路と、 この同調回路により選択された受信信号の供給される高
    周波アンプとを有し、 上記制御部は、 上記可変容量ダイオードの制御電圧を形成する制御回路
    と、 上記アンテナ部および上記制御回路の電源とを有し、 上記電源の電圧および上記制御電圧が上記第1のケーブ
    ルを通じて上記アンテナ部に供給されるとともに、 上記高周波アンプの出力信号が、上記第1のケーブルお
    よび上記制御部を通じて上記第2のケーブルから取り出
    されて上記短波受信機に供給されるようにした短波受信
    用の外部アンテナ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の短波受信用の外部アンテ
    ナ装置において、 上記アンテナ部と上記第1のケーブルとの間がコネクタ
    により着脱自在に接続されるようにした短波受信用の外
    部アンテナ装置。
JP9035843A 1997-02-20 1997-02-20 短波受信用の外部アンテナ装置 Pending JPH10233707A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9035843A JPH10233707A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 短波受信用の外部アンテナ装置
US09/019,826 US6054965A (en) 1997-02-20 1998-02-06 External antenna device for short-wave receivers
KR1019980005046A KR19980071485A (ko) 1997-02-20 1998-02-18 단파수신기용 외부 안테나장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9035843A JPH10233707A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 短波受信用の外部アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10233707A true JPH10233707A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12453274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9035843A Pending JPH10233707A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 短波受信用の外部アンテナ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6054965A (ja)
JP (1) JPH10233707A (ja)
KR (1) KR19980071485A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012510227A (ja) * 2008-11-27 2012-04-26 ジェムアルト エスアー オフセットアンテナを備えた無線通信装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000174651A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Sony Corp 短波受信機およびそのアンテナアダプタ
JP4363936B2 (ja) * 2002-09-26 2009-11-11 パナソニック株式会社 無線端末装置用アンテナおよび無線端末装置
DE10352290A1 (de) * 2003-11-08 2005-06-02 Robert Bosch Gmbh Antennenverstärker
JP2009049868A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Hitachi Cable Ltd 周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール及びその製造方法
JP4730673B2 (ja) * 2008-06-27 2011-07-20 トヨタ自動車株式会社 アンテナ装置
DE102008053296A1 (de) * 2008-10-27 2010-04-29 Atmel Automotive Gmbh Schaltung für eine Schleifenantenne und Verfahren zur Abstimmung

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3818480A (en) * 1971-07-12 1974-06-18 Magnavox Co Method and apparatus for controlling the directivity pattern of an antenna
US4381566A (en) * 1979-06-14 1983-04-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electronic tuning antenna system
JPS58172566A (ja) * 1982-04-05 1983-10-11 Taiyo Musen Kk 自動方向探知機
CA1249052A (en) * 1984-11-08 1989-01-17 Junzo Ohe Automobile antenna system
JPH0626283B2 (ja) * 1985-08-09 1994-04-06 トヨタ自動車株式会社 自動車用アンテナ装置
US5243356A (en) * 1988-08-05 1993-09-07 Seiko Epson Corporation Antenna circuit and wrist radio instrument
EP0367555A3 (en) * 1988-11-02 1991-10-30 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Reception system on window glass
DE69221355T2 (de) * 1991-03-26 1998-01-22 Nippon Sheet Glass Co Ltd Scheibenantennensystem für Kraftfahrzeug

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012510227A (ja) * 2008-11-27 2012-04-26 ジェムアルト エスアー オフセットアンテナを備えた無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR19980071485A (ko) 1998-10-26
US6054965A (en) 2000-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06169266A (ja) 無線装置
JPS6347058Y2 (ja)
JPH10233707A (ja) 短波受信用の外部アンテナ装置
CN103023435A (zh) 卫星广播接收机的低噪声变频器
JP2000174651A (ja) 短波受信機およびそのアンテナアダプタ
JP4249367B2 (ja) アンテナ装置
US2984743A (en) Transistor audio amplifier
KR20030024412A (ko) 텔레비젼수상기의 아날로그/디지털방송 수신장치
JPS60160225A (ja) 送信機能付fmラジオ
JP2006041840A (ja) 携帯電話装置
US4063177A (en) Plural band, single/double conversion radio receiver
JPS6127228Y2 (ja)
JPS58994Y2 (ja) アンテナ切換装置
JPH0134442Y2 (ja)
JPS623948Y2 (ja)
JPH08316738A (ja) Rfモジュレータ
JPS59128834A (ja) 周波数帯切換装置
JPH0728743Y2 (ja) ラジオ受信機の局部発振回路
JP3100019U (ja) テレビジョンチューナ
JPH046266Y2 (ja)
JPH0718190Y2 (ja) チューナ回路
JPS6145657Y2 (ja)
JPS60212036A (ja) Am受信機
JPS60103716A (ja) バンド切換回路
JPS60224308A (ja) 局部発振器