JP2009049868A - 周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール及びその製造方法 - Google Patents

周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同調周波数などのアンテナ特性バラツキを小さくする周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールを提供する。
【解決手段】アンテナ素子2に可変容量手段3を接続し、その可変容量手段3の容量を周波数制御電源6の制御電圧で変化させ、アンテナ素子2で受信する電波の周波数に応じて同調周波数を変化させる同調型アンテナモジュール1において、周波数制御電源6と可変容量手段3間に、制御電圧を分圧する抵抗からなる分圧回路7を接続し、その分圧回路7で同調周波数を補正するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ素子に接続した可変容量手段の容量を周波数制御電源の制御電圧で変化させ、アンテナ素子で受信する電波の周波数に応じて同調周波数を変化させる同調型アンテナモジュール及びその製造方法に関する。
地上波ディジタルテレビジョン放送は、地上(陸上)のディジタル方式の無線局を用いて行われるテレビジョン放送である。日本においては、1953年に放送が開始されたアナログ方式のテレビジョン放送(VHF1〜12ch)を、2011年7月にUHFチャンネル(470〜770MHz帯で13〜62ch)のみを使用したディジタル方式に置き換える予定である。
地上波ディジタルテレビジョン放送では、マルチチャンネルのOFDM(直交周波数変調)方式を用いており、キャリアを13のセグメントに分割し、セグメントごとに異なるディジタル変調を行うこともできる。
通常のテレビや、デスクトップ型やノート型パソコンなどのコンピュータは3セグメントで4チャンネルを収納でき、ハイビジョンでは12セグメントを用い、残りの1セグメントをデータ伝送用として、ワンセグ(携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス)の放送に用いる。ワンセグの受信は、携帯電話、カーナビ、PDA(携帯型情報通信端末)、ゲーム機などの移動・携帯機器での受信を目的としている。
このような地上波ディジタルテレビジョン放送を受信するアンテナとして、モノポールアンテナや図7に示すような従来の同調型アンテナモジュール71がある。
同調型アンテナモジュール71では、受波素子72に可変容量ダイオード(VCD)73が接続される。VCDはバリキャップダイオード、バリコンともいう。VCD73にはDC(直流)カット用キャパシタ74が接続され、VCD73とDCカット用キャパシタ74間にはRF(高周波)カット用抵抗75が接続され、RFカット用抵抗75の電源側端子には周波数制御電源76が接続される。
この同調型アンテナモジュール71では、VCD73の容量を周波数制御電源76の制御電圧で変化させ、受波素子72で受信する電波の周波数に応じて同調周波数を変化させ、所望のチャンネルの放送を受信する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
特開平10−173426号公報 (同調タイプ、特に図2参照) 特開2000−151448号公報(同調タイプ) 特開2003−298341号公報(同調タイプ、特に図3参照) 特開2006−345042号公報(マイコン制御タイプ)
しかしながら、VCD73は半導体デバイスなので、半導体デバイスを構成する各半導体層中のキャリア濃度等はばらついている。そのため、VCD73には印加電圧−静電容量特性に避けられないバラツキが発生する。周波数制御電源76には、通常予め定められた制御電圧値が設定されている。そのため、VCD73を用いた従来の同調型アンテナモジュール71では、上記印加電圧−静電容量特性のバラツキにより、アンテナ特性の1つである同調周波数にバラツキが生じてしまう。
また、同調型アンテナは一般的に狭帯域(例えば、携帯電話やノートパソコンに搭載した場合、アンテナ長が短くて受波素子の狭い部分で同調させる)のため、同調周波数がずれると受信特性が著しく低下するという問題もある。
さらに、従来の同調型アンテナモジュール71を地上波ディジタルテレビジョン放送の受信に使用する場合は、図8(一般的なモノポールアンテナの例)に示すように広帯域な470〜770MHzもの全帯域で受信特性を維持する必要もある。このため、所望のチャンネルの放送を受信する際、同調周波数のバラツキは受信特性の低下に直結する。
そこで、本発明の目的は、同調周波数などのアンテナ特性バラツキを小さくする周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、アンテナ素子に可変容量手段を接続し、その可変容量手段の容量を周波数制御電源の制御電圧で変化させ、上記アンテナ素子で受信する電波の周波数に応じて同調周波数を変化させる同調型アンテナモジュールにおいて、上記周波数制御電源と上記可変容量手段間に、上記制御電圧を分圧する抵抗からなる分圧回路を接続し、その分圧回路で同調周波数を補正する周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールである。
請求項2の発明は、上記分圧回路は、第1抵抗と該第1抵抗よりも抵抗値が大きい第2抵抗を直列接続すると共に、上記第1抵抗の電源側端子に上記周波数制御電源を接続し、上記第2抵抗のアース側端子を接地し、上記第1抵抗と上記第2抵抗の接続点に上記可変容量手段を並列接続して構成される請求項1記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールである。
請求項3の発明は、上記可変容量手段の印加電圧−静電容量特性に応じて上記抵抗の抵抗値を設定した請求項1または2記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールである。
請求項4の発明は、上記可変容量手段の生産ロットごとに上記可変容量手段をサンプリングし、サンプリングした可変容量手段の静電容量を測定し、それらの測定値を平均化することによって得られたサンプル値に基づき、上記抵抗の抵抗値を設定した請求項3記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールである。
請求項5の発明は、上記可変容量手段は、可変容量ダイオードあるいはMEMS可変容量である請求項1〜4いずれかに記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールである。
請求項6の発明は、上記抵抗は、固定抵抗あるいはトリミング用Cu箔パターンである請求項1〜5いずれかに記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールである。
請求項7の発明は、アンテナ素子と、該アンテナ素子に電気的に接続される可変容量手段と、該可変容量手段の容量を変化させるための制御電圧を発生させる周波数制御電源と、第1抵抗と該第1抵抗よりも抵抗値が大きい第2抵抗を直列接続すると共に、上記第1抵抗の電源側端子に上記周波数制御電源を接続し、上記第2抵抗のアース側端子を接地し、上記第1抵抗と上記第2抵抗の接続点に上記可変容量手段を並列接続して構成される分圧回路とを有する同調型アンテナモジュールの製造方法であって、
上記可変容量手段の生産ロットごとに上記可変容量手段をサンプリングし、該サンプリングした可変容量手段ごとに静電容量を測定し、それらの測定値を平均化することによって上記生産ロットごとの上記可変容量手段の平均静電容量を算出し、所望の平均静電容量特性を示す上記可変容量手段の生産ロットと該所望の平均静電容量特性から外れた平均静電容量特性を示す上記可変容量手段の生産ロットとを分別し、上記所望の平均静電容量特性を示す上記可変容量手段と上記所望外の平均静電容量特性を示す上記可変容量手段との平均静電容量のズレx(%)を式(1)を用いて算出し、
x={(生産ロットごとの可変容量手段の平均静電容量)−(可変容量手段の所望の平均静電容量)}×100/(可変容量手段の所望の平均静電容量) (1)
上記第1抵抗の抵抗値r0及び上記第2抵抗の抵抗値R0と、上記平均静電容量のズレxとを用いて式(2)から抵抗値r1を算出し、
r1=r0+R0×(x/100) (2)
該抵抗値r1に設定された上記第1抵抗と、抵抗値R0に設定された上記第2抵抗と、上記所望外の静電容量特性を示す上記可変容量手段とから同調型アンテナモジュールを作製する周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールの製造方法である。
本発明によれば、同調周波数などのアンテナ特性バラツキを小さくできる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態を示す周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールの回路図である。
図1に示すように、本実施形態に係る周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール(同調型アンテナモジュール)1は、主に地上波ディジタルテレビジョン放送を受信するため、例えば、デスクトップ型やノート型パソコンなどのコンピュータや、携帯電話、カーナビ、PDA、ゲーム機などの移動・携帯機器に搭載(内蔵)されて使用される。その他、同調型アンテナモジュール1をチューナブル受信用アンテナとして用いてもよい。
この同調型アンテナモジュール1では、アンテナ素子としての受波素子2に、可変容量手段3が接続される。本実施形態では、可変容量手段3としてVCDを用いた。受波素子2は、Cu、Alなどの導電性を有する金属板や、プリント回路基板(PCB)上に設けられるマイクロストリップラインで形成される。
本実施形態では、平面視で金属板をほぼF型に形成したアンテナ素子を受波素子2として用いた。受波素子2は、細長い受信部2rと、その受信部2rの一端から側方に突出し、先端が接地される接地部2eと、受信部2rの側端から接地部2eに沿って突出し、電波を受信回路に給電する給電部2dとからなる。給電部2dの先端には、図示しない細径の同軸ケーブルやプリント回路基板が接続される。
受波素子2の受信部2rの他端に可変容量手段3のアノードが直列接続される。可変容量手段3のカソードには、DCカット用キャパシタ4の一方が直列接続され、そのDCカット用キャパシタ4の他方が接地される。可変容量手段3とDCカット用キャパシタ4間にはRFカット用抵抗5の受波素子側端子rが並列接続される。本実施形態では、RFカット用抵抗5の抵抗値を100kΩにした。これら可変容量手段3、DCカット用キャパシタ4、RFカット用抵抗5で同調回路を構成する。
さて、RFカット用抵抗5の電源側端子には、可変容量手段3に周波数制御電圧を逆電圧で印加するための可変直流電源として、周波数制御電源6の+側端子(周波数制御電圧端子)が、抵抗からなる分圧回路7を介して直列接続される。
周波数制御電源6の周波数制御電圧の範囲は、地上波ディジタルテレビジョン放送の場合、約0〜6Vである。また、この周波数制御電圧により、可変容量手段3の静電容量は約1.0〜4.5pFの範囲で変化する。
分圧回路7は、周波数制御電圧を分圧し、周波数補正回路として機能するものである。この分圧回路7は、分圧調整用抵抗としての小抵抗(第1抵抗)7sと、その小抵抗7sよりも抵抗値が大きい分圧用抵抗としての大抵抗(第2抵抗)7bとを直列接続すると共に、小抵抗7sの電源側端子に周波数制御電源6の+側端子を接続し、大抵抗7bのアース側端子を接地し、小抵抗7sと大抵抗7bの接続点jにRFカット用抵抗5を介して可変容量手段3のカソードを並列接続して構成される。
後に製造方法で詳述するが、小抵抗7sと大抵抗7bの抵抗値を設定するには、まず、可変容量手段3の生産ロットごとにいくつかの可変容量手段3をサンプリングし、サンプリングした可変容量手段3の静電容量を測定し、それらの平均値をとる。次に、このようにして得られたサンプリング値に基づき、可変容量手段3に印加される周波数制御電圧の分圧電圧を調整することにより、可変容量手段3の静電容量が所望の値となるよう小抵抗7sと大抵抗7bの抵抗値を設定して行う。なぜなら、可変容量手段3の静電容量が生産ロットごとにバラツクためである。
本実施形態では、サンプリングした可変容量手段3の容量値のズレに応じて、小抵抗7sの抵抗値を0〜50kΩ、好ましくは0〜20kΩとし、大抵抗7bの抵抗値を500kΩとした。また、小抵抗7sと大抵抗7bとして、チップ抵抗などの固定抵抗を用いた。
次に、同調型アンテナモジュール1の製造方法をより詳細に説明する。
まず、可変容量手段3の生産ロットごとに可変容量手段3をサンプリングし、サンプリングした可変容量手段3ごとに静電容量を測定し、それらの測定値を平均化することによって生産ロットごとの可変容量手段3の平均静電容量を算出する。
続いて、所望の平均静電容量特性を示す可変容量手段3の生産ロットと所望の平均静電容量特性から外れた平均静電容量特性を示す可変容量手段3の生産ロットとを分別し、所望の平均静電容量特性を示す可変容量手段3と所望外の平均静電容量特性を示す可変容量手段3との平均静電容量のズレx(%)を式(1)
x={(生産ロットごとの可変容量手段の平均静電容量)−(可変容量手段の所望の平均静電容量)}×100/(可変容量手段の所望の平均静電容量) (1)
を用いて算出する。
そして、所望の平均容量特性を示す可変容量手段3を備えた同調型アンテナモジュール1に用いられる小抵抗7sの抵抗値r0及び大抵抗7bの抵抗値R0と、平均静電容量のズレxとを用いて式(2)
r1=r0+R0×(x/100) (2)
から抵抗値r1を算出する。
最後に、抵抗値r1に設定された小抵抗7sと、抵抗値R0に設定された大抵抗7bと、所望外の静電容量特性を示す可変容量手段3とから図1の同調型アンテナモジュール1を作製する。
可変容量手段3としてVCDを用いた例で、本実施形態の作用を説明する。
同調型アンテナモジュール1では、VCD(可変容量手段3)の容量を周波数制御電源6の周波数制御電圧で変化させ、受波素子2で受信する電波の周波数に応じて同調周波数を変化させ、所所望のチャンネルの放送を受信する。受波素子2で受信した電波は、受信信号として給電部2dから図示しないアンプや受信回路に伝送される。
高周波帯域のチャンネルの放送を受信するには、同調周波数を高く、すなわち、周波数制御電源6の周波数制御電圧を高くしてVCDの静電容量を小さくする必要がある。低周波帯域のチャンネルの放送の場合は、この逆で、周波数制御電圧を低くしてVCDの静電容量を大きくする。
このとき、図7で説明した従来の同調型アンテナモジュール71では、VCD73の静電容量特性がばらついていた場合、同調周波数も同じくばらついてしまう。
しかし、同調型アンテナモジュール1では、周波数制御電源6と可変容量手段3間に、周波数制御電圧を分圧する分圧回路7を接続することで、分圧回路7により同調周波数を補正する。
つまり、同調型アンテナモジュール1では、VCDが静電容量特性にバラツキがあって、容量の平均値が高い方、あるいは低い方にズレていた場合でも、VCDに加わる周波数制御電圧が分圧回路7で分圧され、この分圧された周波数制御電圧がVCDに印加される。このため、VCDの容量値が所望の値となるように調整されるので、同調周波数が大きくズレることはない。
これにより、同調型アンテナモジュール1は、印加電圧−静電容量特性が常に一定の範囲内でVCDを動作させることができ、同調周波数などのアンテナ特性バラツキを小さくできる周波数補正機能を有する。
例えば、50kΩの小抵抗7sと500kΩの大抵抗7bとで分圧回路7を構成すれば、受信に必要な範囲で周波数制御電圧を10%低下させ、受信特性を向上、あるいは維持できる。
また、小抵抗7sを0kΩにする(短絡する)と共に、500kΩの大抵抗7bで分圧回路7を構成した場合には、後述するように、生産ロットにおけるVCDの平均容量値より小さくなるズレを若干補正でき、周波数制御電源6も安定する。
したがって、同調型アンテナモジュール1によれば、VCDの印加電圧−静電容量特性のバラツキによる同調周波数のズレを少なくできる。
通常同調周波数のズレを補正する場合、デバイスごとに印加電圧データを変更したり、マイコンによるフィードバック制御を行う必要がある。本実施形態に係る同調型アンテナモジュール1によれば、アンテナモジュールのみで同調周波数のズレを防止する対策が可能であり、アンテナモジュール側のハードウェアに変更が必要なく、低コストである。
また、本実施形態に係る製造方法によれば、図1の同調型アンテナモジュール1を簡単に作製できる。
ここで、同調型アンテナモジュール1の主要部(分圧回路・同調回路)の実装(レイアウト)例を説明する。
図2に示すように、プリント回路基板21上には、同調型アンテナモジュール1を構成するための回路パターン22a〜22eが互いに絶縁されて形成される。
回路パターン22aは、周波数制御電源6(図1参照)の+側端子と小抵抗7sの電源側端子とを結ぶための配線である。回路パターン22bは小抵抗7sと大抵抗7b間、および小抵抗7sと大抵抗7bの接続点と、RFカット用抵抗5の電源側端子とを結ぶための配線である。回路パターン22cは、大抵抗7bのアース側端子とプリント回路基板21のGND(グランド)とを結ぶための配線である。回路パターン22dは回路パターン22bと対向配置され、VCD(可変容量手段3)とDCカット用キャパシタ4間、およびVCDとDCカット用キャパシタ4の接続点と、RFカット用抵抗5の受波素子側端子とを結ぶための配線である。回路パターン22eは、DCカット用キャパシタ4のアース側端子とプリント回路基板21のGNDとを結ぶための配線である。
プリント基板21上の各回路パターン22a〜22eの所定位置に、小抵抗7s、大抵抗7b、RFカット用抵抗5、DCカット用キャパシタ4、VCDを、チップマウンタなどの実装装置を用いて順不同ではんだ付けして実装すると共に、VCDと受波素子2を接続すると、図1に示した同調型アンテナモジュール1が得られる。
この同調型アンテナモジュール1を上述したコンピュータや移動・携帯機器に実装するには、例えば図3に示すように、ケース(筐体)31内に、その一端部から所定の距離だけ隔ててプリント基板21を実装すると共に、一端部に同調型アンテナモジュール1を実装すればよい。
その際、回路パターン22aの小抵抗7sが実装される側とは反対の端部に、周波数制御電源6(図1参照)と接続するための+側端子32(図3参照)を形成し、受波素子2の給電部2dの先端に、図示しない細径の同軸ケーブルやプリント回路基板21と接続するための受信信号出力端子33(図3参照)を形成する。
上記実施形態では、可変容量手段3としてVCDを用いた例で説明したが、可変容量手段3としてMEMS(Micro Electro Mechanical System)可変容量を用いてもよい。MEMS可変容量にも印加電圧−静電容量特性のバラツキがあるが、本実施形態に係る同調型アンテナモジュール1によれば、そのバラツキによる同調周波数のズレも、上述と同じ理由で少なくできる。
特に、MEMS可変容量は、半導体材料からなるVCDとは異なるため、MEMS可変容量を用いて本実施形態に係る同調型アンテナモジュール1を構成することで、受信アンテナだけでなく、送信アンテナとしても利用できる。
なぜなら、VCDに対して比較的高い周波数(約100MHz以上)のRF(高周波信号)を入力しても、出力されるRFは非線形となってしまうため、比較的高い周波数のRF下で使用される送信アンテナには、VCDを使用できないからである。しかし、MEMS可変容量ならば、比較的高い周波数のRF入力に対して、出力されるRFも線形性を有するため、送信アンテナとしても使用可能となる。
また、上記実施形態では、分圧回路7を構成する小抵抗7sと大抵抗7bとして固定抵抗を用いた例で説明したが、小抵抗7sと大抵抗7bとして、レーザトリミング装置を用いてレーザによるトリミング用Cu箔パターンを使用してもよい。
この場合、例えば、プリント回路基板上にCu箔を形成し、そのCu箔の抵抗値をテスタで測定し、測定した抵抗値に基づき、小抵抗7sと大抵抗7bに設定する抵抗値となるようにCu箔をレーザでトリミングしたり、トリミング後のCu箔上に絶縁体を形成したりすればよい。これにより、分圧回路7をインラインで形成できる。
次に、同調型アンテナモジュール1を携帯電話に用いた例を説明する。ここでは、同調型アンテナモジュール1を送受信用アンテナとして使用するため、可変容量手段3としてMEMS可変容量を用いた。
図4に示すように、携帯電話41は、ヒンジなどの回動手段で2つ折りに開閉自在に設けられるケース42を備える。
ケース42は、周波数制御電源6(図1参照)としても使用されるバッテリーを内蔵したバッテリー側ケース42aと、そのバッテリー側ケース42a側に液晶ディスプレイ(LCD)が収納され、バッテリー側ケース42aとは反対側に、図3と同様にしてプリント回路基板21、同調型アンテナモジュール1が収納されたLCD側ケース42bと、収納したプリント回路基板21、同調型アンテナモジュール1を覆ってLCD側ケース42bに取り付けられるバックカバー42cとからなる。同調型アンテナモジュール1の受波素子2は、送信の場合、アンテナ素子としての放射素子の動作も行う。
プリント回路基板21には、バッテリーと接続されるCPU43、CPU43にそれぞれ独立に接続されるチューナ44、送信回路45、受波素子2の受信部(放射素子の場合は送信部)にそれぞれ独立に接続され、CPU43からの切替信号でチューナ44と送信回路45を切り替える送受信切替スイッチ(SW)46が搭載される。
チューナ44は、同調回路を除き、電波を受信するために一般的に必要な受信用増幅器、高周波回路、復調器などを備える。送信回路45は、電波を送信するために一般的に必要な周波数発生器、送信用増幅器、変調器、電力増幅器などを備える。
携帯電話41では、ワンセグの放送を受信する場合、ボタンを操作して所望のチャンネルを選択すると、CPU43は、切替信号をチューナ44を介してSW46に出力し、SW46が受信側回路に切り替える。
他方、CPU43は、選択したチャンネルの同調周波数に応じた制御信号を、チューナ44を介して同調型アンテナモジュール1の周波数制御電源6(図1参照)に出力し、周波数制御電源6が選択したチャンネルに応じた一定の周波数制御電圧を、分圧回路7を介して可変容量手段3(図1参照)に印加する。
受波素子2で受信した電波は、受信信号として給電部2dからSW46を介してチューナ44に入力された後、LCDに画像が表示される。電波を送信する場合は、送信回路45を介して上述とほぼ逆の動作となる。
このように、同調型アンテナモジュール1を用いれば、従来とは異なり、携帯電話側のハードウェアに変更が必要なく、低コストな携帯電話41を実現できる。
同調型アンテナモジュール1の作製に先立ち、小抵抗7sと大抵抗7bからなる分圧回路7を形成する。まず、可変容量手段3としてのVCDについて、3つの生産ロットA(実施例1の同調型アンテナモジュール1への実装用)、生産ロットB(実施例2の同調型アンテナモジュール1への実装用)、生産ロットC(実施例3の同調型アンテナモジュール1への実装用)ごとに、可変容量手段3をいくつかサンプリングし、サンプリングした各可変容量手段3の静電容量を測定した。
図5は、VCDの生産ロットごとにVCDの容量値と、その容量値を示すVCDの数量との関係についてグラフにプロットしたものである。なお横軸は、式(3)
(容量値のズレ)={(各VCDの容量値測定結果)−(VCDの所望の容量値)}×100/(VCDの所望の容量値) (3)
を用いてVCDが所望の容量値となる場合に容量値のズレが0%となるように規格化を行った。
図5に示すように、実施例1〜3において、サンプリングしたVCDの平均容量値(ピーク値)からのズレ(%)−数量(個)の特性線51a〜51cは、いずれもほぼ正規分布となる。
各特性線51a〜51cを見ると、実施例2が所望の容量値からのズレが最も少なく(0%)、実施例1の測定結果を平均化して求めた容量値のズレ(平均容量のズレ)が実施例2から−2%であり、実施例3の測定結果を平均化して求めた容量値のズレ(平均容量のズレ)が実施例2から+2%であることがわかる。また、平均容量値からのズレが約±2%以内に、各生産ロットA〜CのほぼすべてのVCDを含まれることがわかる。
そこで、大抵抗7bの抵抗値を500kΩに固定した上で、各特性線51a〜51cで得られたサンプリング値に基づき、印加電圧−静電容量特性が非線形領域とならないよう調整抵抗としての小抵抗7sの抵抗値を表1のように設定した。
Figure 2009049868
表1に示すように、実施例1は小抵抗7sの抵抗値を0Ωとし、実施例2は小抵抗7sの抵抗値を10kΩとし、実施例3は小抵抗7sの抵抗値を20kΩとした。その後、実施例1〜3の各小抵抗7sをプリント回路基板21に組み込んで分圧回路7を組み立て実装し、図2のように実装した同調型アンテナモジュール1を作製した。また、比較として、実施例1〜3に用いたVCDと同じVCDをそれぞれ用い、従来の図7のように実装した同調型アンテナモジュール71をそれぞれ作製し、これらを従来例1〜3とした。
従来例1〜3の同調型アンテナモジュール71は、図6(b)に示すように、VCDの印加電圧−静電容量の特性線61ba〜61bcを見ると、特に、低い周波帯域に対応する低い印加電圧の領域において、生産ロットにおけるVCDの平均容量値のバラツキを反映して、VCDの印加電圧−静電容量特性もばらついている。
それに対して、本実施例1〜3の同調型アンテナモジュール1では、図6(a)の印加電圧−静電容量の特性線61に示すように、特に、低い周波数帯域に対応する低い印加電圧の領域において、生産ロットにおけるVCDの平均容量値のバラツキを反映することなく、補正後のVCDの印加電圧−静電容量特性を一定とすることができた。従って、実施例1〜3によれば、同調周波数などのアンテナ特性のバラツキも小さくすることができた。
ここで、具体的な同調型アンテナモジュール1のVCDに印加される周波数制御電圧の調整方法について説明する。
まず、基準となる同調型アンテナモジュール1に実装するVCDの容量値(平均容量のズレが0%)、小抵抗7sの抵抗値r0、及び大抵抗7bの抵抗値R0を決定する。
次に、所望の平均容量値からx%のズレを有するVCDを用いた同調型アンテナモジュール1を作製する場合には、上述した式(1)により平均容量値のズレx(%)を算出してから、上述した式(2)に上記の各値を用いて算出される抵抗値r1に小抵抗7sの抵抗値を変更すれば良い。
これにより、VCDに印加される周波数制御電圧の分圧後の電圧値が最適化され、所望のVCDの容量値が得られるので、平均容量値がずれているVCDを用いる同調型アンテナモジュール1においても、同調周波数がばらつくことはない。
本発明の好適な実施形態を示す周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールの回路図である。 図1の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール主要部の実装例を示す平面図である。 図1に示した周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールの実装例を示す平面図である。 図1に示した周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールを携帯電話に使用した場合を示す分解斜視図である。 実施例における可変容量ダイオードのバラツキ特性を示す図である。 図6(a)は実施例における分圧補正後の可変容量ダイオードの印加電圧−静電容量特性を示す図、図6(b)は従来例における可変容量ダイオードの印加電圧−静電容量特性を示す図である。 従来の同調型アンテナモジュールの回路図である。 日本の地上波ディジタルテレビジョン放送において、一般的なモノポールアンテナのアンテナ利得特性を示す図である。
符号の説明
1 周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール
2 受波素子(アンテナ素子)
3 可変容量手段(VCDの例)
6 周波数制御電源
7 分圧回路
7s 小抵抗(第1抵抗)
7b 大抵抗(第2抵抗)

Claims (7)

  1. アンテナ素子に可変容量手段を接続し、その可変容量手段の容量を周波数制御電源の制御電圧で変化させ、上記アンテナ素子で受信する電波の周波数に応じて同調周波数を変化させる同調型アンテナモジュールにおいて、上記周波数制御電源と上記可変容量手段間に、上記制御電圧を分圧する抵抗からなる分圧回路を接続し、その分圧回路で同調周波数を補正することを特徴とする周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール。
  2. 上記分圧回路は、第1抵抗と該第1抵抗よりも抵抗値が大きい第2抵抗を直列接続すると共に、上記第1抵抗の電源側端子に上記周波数制御電源を接続し、上記第2抵抗のアース側端子を接地し、上記第1抵抗と上記第2抵抗の接続点に上記可変容量手段を並列接続して構成される請求項1記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール。
  3. 上記可変容量手段の印加電圧−静電容量特性に応じて上記抵抗の抵抗値を設定した請求項1または2記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール。
  4. 上記可変容量手段の生産ロットごとに上記可変容量手段をサンプリングし、サンプリングした可変容量手段の静電容量を測定し、それらの測定値を平均化することによって得られたサンプル値に基づき、上記抵抗の抵抗値を設定した請求項3記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール。
  5. 上記可変容量手段は、可変容量ダイオードあるいはMEMS可変容量である請求項1〜4いずれかに記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール。
  6. 上記抵抗は、固定抵抗あるいはトリミング用Cu箔パターンである請求項1〜5いずれかに記載の周波数補正回路付き同調型アンテナモジュール。
  7. アンテナ素子と、該アンテナ素子に電気的に接続される可変容量手段と、該可変容量手段の容量を変化させるための制御電圧を発生させる周波数制御電源と、第1抵抗と該第1抵抗よりも抵抗値が大きい第2抵抗を直列接続すると共に、上記第1抵抗の電源側端子に上記周波数制御電源を接続し、上記第2抵抗のアース側端子を接地し、上記第1抵抗と上記第2抵抗の接続点に上記可変容量手段を並列接続して構成される分圧回路とを有する同調型アンテナモジュールの製造方法であって、
    上記可変容量手段の生産ロットごとに上記可変容量手段をサンプリングし、該サンプリングした可変容量手段ごとに静電容量を測定し、それらの測定値を平均化することによって上記生産ロットごとの上記可変容量手段の平均静電容量を算出し、所望の平均静電容量特性を示す上記可変容量手段の生産ロットと該所望の平均静電容量特性から外れた平均静電容量特性を示す上記可変容量手段の生産ロットとを分別し、上記所望の平均静電容量特性を示す上記可変容量手段と上記所望外の平均静電容量特性を示す上記可変容量手段との平均静電容量のズレx(%)を式(1)を用いて算出し、
    x={(生産ロットごとの可変容量手段の平均静電容量)−(可変容量手段の所望の平均静電容量)}×100/(可変容量手段の所望の平均静電容量) (1)
    上記第1抵抗の抵抗値r0及び上記第2抵抗の抵抗値R0と、上記平均静電容量のズレxとを用いて式(2)から抵抗値r1を算出し、
    r1=r0+R0×(x/100) (2)
    該抵抗値r1に設定された上記第1抵抗と、抵抗値R0に設定された上記第2抵抗と、上記所望外の静電容量特性を示す上記可変容量手段とから同調型アンテナモジュールを作製することを特徴とする周波数補正回路付き同調型アンテナモジュールの製造方法。
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