JPS623948Y2 - - Google Patents

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JPS623948Y2
JPS623948Y2 JP7315380U JP7315380U JPS623948Y2 JP S623948 Y2 JPS623948 Y2 JP S623948Y2 JP 7315380 U JP7315380 U JP 7315380U JP 7315380 U JP7315380 U JP 7315380U JP S623948 Y2 JPS623948 Y2 JP S623948Y2
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JP
Japan
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circuit
vhf
uhf
tuning
reception
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JP7315380U
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JPS56176555U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビジヨン受像機のチユーナに係
り、特に、UHF受信時の画質をVHF受信時に比
べてソフトにし、UHF弱電界地区におけるテレ
ビ画面の質を向上させ得るテレビジヨン受像機の
チユーナに関する。
一般に、UHFチユーナの雑音指数は、VHFチ
ユーナのそれと比べて数dB悪化することは周知
の通りである。従つて、VHF放送信号とUHF放
送信号との電界強度が双方とも同じであるとする
ならば、受像画面の信号対雑音比(以下S/Nと
いう)は、UHFの方が劣化する。特に、弱電界
地域においては、それが顕著であり、UHFにお
けるS/Nの向上が望まれている。
上記問題の解決策の一方法として、チユーナの
出力帯域特性をVHF受信時とUHF受信時とで変
化させるようにした方法がある。これは、複同調
出力回路の結合を変えるものであり、すでに実用
化されている。しかしながら、複同調出力回路に
よる方法は、単同調回路による方法に比べ調整が
難しいため、自動化等することが困難であるとい
う欠点を有していた。
さらに、第1図に示した回路構成の集積回路
(IC)の場合は次のような欠点があつた。
以下、この第1図の回路図を参照して説明す
る。この図において、符号11はIC全体を示
し、12及至19はトランジスタ、20及び21
は電流源である。又、符号1〜6はIC11の入
力端子である。そして、トランジスタ12及び1
3はエミツタを共通にして電流源20を介して接
地し、それらベースをそれぞれVHF信号の高周
波増幅器(図示せず)からの出力が供給される入
力端子4,5に接続してある。又トランジスタ1
4及び15のエミツタを共通にしてトランジスタ
12のコレクタに接続し、且つトランジスタ16
及び17のエミツタを共通にしてトランジスタ1
3のコレクタに接続してある。又、トランジスタ
15及び16のベースを共通にし、トランジスタ
14及び17を共通にして、これら共通端子間に
OSC(局部発振回路)の出力を供給するように
してある。この結果、入力VHF信号とOSC出力
とがこの差動トランジスタ回路12〜17によつ
て混合され、出力には中間周波信号が取り出され
る。さらに、トランジスタ14及び16のコレク
タは、共通にして出力端子3に接続すると共にト
ランジスタ18のベースに接続してある。そし
て、このトランジスタ18のベースは、UHFチ
ユーナからのUHF信号に対応した中間周波信号
が供給される端子6に接続してある。加えて、ト
ランジスタ15及び17のコレクタは、共通にさ
れて出力端子2に接続されると共に、トランジス
タ19のベースに接続されている。
而して、トランジスタ18,19のエミツタ
は、共通にして電流源21を介して接地してあ
る。トランジスタ18のコレクタは出力端子1に
接続されており、トランジスタ19のコレクタは
電源Vccに接続されている。
勿論UHF信号受信時及びVHF信号受信時には
夫々必要とする回路のみを動作させるからトラン
ジスタ18及び19には両信号に基づく中間周波
信号の両者が同時に加わる事はなく、いずれかの
中間周波信号が印加されるのみである。従つてト
ランジスタ18,19は共通の増幅器として動作
している事となる。
このような第1図に示される構成のIC等を用
いた場合、混合回路の出力端子とIF(中間周
波)増幅回路の入力端子とがIC内で結線されて
いるため、混合回路の出力端子において、複同調
回路を設けることが困難であるという問題があつ
た。
本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、
複同調回路と同等の広帯域特性と高選択度特性と
を有すると共に調整が容易であつて自動調整化等
に好適なスタガー同調増幅回路を構成させるため
に混合回路の出力端子とIF増幅回路の出力端子
とにそれぞれ単同調回路を接続し、これら単同調
回路をUHF受信時における画質の劣化を補正す
るよう調整できるようにしたテレビジヨン受像機
のチユーナを提供することを目的とする。
以下、本考案の一実施例について第2図以下の
図面に基づいて説明する。
第2図には、本考案の基礎となつた回路図が示
されている。すなわち第2図は第1図のIC化、
VHF混合回路及びIF増幅回路の各出力端子にそ
れぞれ単同調回路を設け、それぞれの同調周波数
を所望の周波数だけ異なるところに設
定することによつてスタガー同調増幅回路を構成
させた点に特徴がある。
さらに詳説すると、第2図において第1図と同
一要素には同一符号を付して説明するものとし、
説明に直接関係しない部分については省略してあ
るが、端子4,5,6についても同様に結線され
ており、同じ動作をするものである。そしてイン
ダクタンスL1とコンデンサC1とからなる並列回
路(第一の同調回路)を端子2及び3の間に接続
し、この回路を周波数に共振するようにして
おくものとする。又、インダクタンスL2とコン
デンサC2とからなる並列回路(第二の同調回
路)を端子1とアースとの間に接続し、この回路
を周波数に共振するようにしておくものとす
る。尚、他の回路構成は、第1図と同一である。
このように構成したことにより第2図に示すスタ
ガー同調増幅回路は、第3図に示すような広帯域
特性と高選択度特性を有するものとなる。すなわ
ち、横軸に周波数を示し、縦軸に利得を示すと台
形の特性となる。ところでVHF受信時に比べ
UHF受信時に画質をソフトにするため、例え
ば、VHF時の特性を第3図とすれば第4図のよ
うに、(破線は第3図の特性)それに比べて映像
周波数側(図のP部分)を持ち上げることによ
り、可能となることはすでに明らかである。従つ
てこれを実現させる一例として、インダクタンス
L2とコンデンサC2からなる共振回路側の同調周
波数をUHF受信時だけ高い方に移動させれ
ば可能となる。
第5図には本考案の一実施例の回路図が示され
ている。この図において、第2図と同一要素には
同一符号を付して説明する。第5図は、第2図の
回路における同調回路L2及びC2に図に示すよう
に並列コンデンサC3とスイツチSWとからなる直
列回路をコンデンサC2に並列に接続し、UHF受
信時、あるいはVHF受信時に連動してスイツチ
SWを開閉させることによつて帯域特性を変える
ことができるようにした点に特徴がある。
この実施例においては、UHF受信時にスイツ
チSWが開として同調回路の同調容量がコンデン
サC2のみとなるようにし、VHF受信時には、閉
となるようにして、その同調容量がコンデンサ
C2+C3となるようにしたものである。このよう
にしたのでUHF受信時にはVHF受信時に比較し
てスタガー同調増幅回路の一方の同調回路である
インダクタンスL2とコンデンサC2からなる第二
の同調回路の同調周波数が高い方に移動する
ことになり、映像周波数側の帯域を上げることが
可能となる。
第6図には、本考案実施例に具体的数値を与え
て構成した際に本実施例から得られた特性図が示
されている。第6図には、すなわち、第5図にお
いてコンデンサC2に18pF、コンデンサC3
0.5pFの容量を使用したときの帯域特性の実測値
を作図した例である。第6図は横軸に周波数を、
縦軸に利得がとられている。この図において、実
線がVHFであり、一点鎖線がUHFである。とこ
ろで、第5図に示すスイツチSWは、機械的に連
動させるように記載してあるが電子的なスイツチ
を使用するのが実際的である。電子同調チユーナ
においては、VHF、UHF各専用の電源を有して
いるから、それをスイツチング信号として利用す
れば比較的容易に構成することができるものであ
る。
第7図は本考案の他の実施例を示した回路図が
示されている。この図は、スイツチング用ダイオ
ードDとVHF専用電源(VHF受信時のみ出力電
圧がある電源)Bvにより構成した点に特徴があ
る。すなわち、コンデンサC3とダイオードDと
を直列接続し、この直列回路をコンデンサC2
並列接続し、且つダイオードDとコンデンサC3
との接続点と電源Bvとの間に抵抗Rを接続した
構成である。この実施例の動作は、第5図の機械
的スイツチと全く同様で、VHF受信時にはBvに
電圧がかかり、ダイオードDが導通してコンデン
サC3がコンデンサC2に並列に入り、同調容量は
C2+C3となる。また、UHF受信時には、Bvには
電圧がかからないのでダイオードDはオープン状
態となり、同調容量は、コンデンサC2のみとな
る。
以上述べたように本考案によれば、VHF混合
回路の出力端子に複同調回路が構成できない回路
において、複同調回路に比較して調整が容易で自
動調整化等に適しているスタガー同調増幅回路を
構成しVHF受信時に比べUHF受信時に、映像周
波数側の帯域周波数を上昇させることができるよ
うにしてなるので、UHF弱電界地域における画
質の向上することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、テレビジヨン受像機のチユーナ用
ICの一実施例を示した回路図、第2図は、第1
図のICのVHFミキサ出力とVHF、UHF、IF増幅
出力でスタガー同調増幅回路を構成した回路図、
第3図は、スタガー同調増幅回路の帯域特性を示
した特性図、第4図は、UHF受信時に、映像周
波数側の帯域を上げたことを説明するための説明
図、第5図は、本考案の一実施例を示した回路
図、第6図は、第5図の回路に具体数値を与えた
場合の特性データの一例を示した特性図、第7図
は電子的スイツチを使用した場合の本考案に係る
他の一実施例を示した回路図である。 C1,C2,C3…コンデンサ、L1,L2…インダク
タンス、SW…スイツチ、D…ダイオード、R…
抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. VHF混合回路とVHF及びUHF用中間周波増幅
    回路を内蔵する集積回路(IC)を使用したテレ
    ビジヨン受像機のチユーナにおいて、VHF混合
    回路の出力端とVHF及びUHF用中間周波増幅回
    路の出力端のそれぞれに第1及び第2の同調回路
    を設けて、スタガー同調増幅回路を構成し、
    VHF受信時とUHF受信時とで第一又は第二のい
    ずれか一方の同調回路の同調周波数をその受信が
    最良になるよう変えることによつてVHF、UHF
    各受信時の出力帯域特性を変えることを特徴とす
    るテレビジヨン受像機のチユーナ。
JP7315380U 1980-05-29 1980-05-29 Expired JPS623948Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7315380U JPS623948Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29

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JP7315380U JPS623948Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS56176555U JPS56176555U (ja) 1981-12-26
JPS623948Y2 true JPS623948Y2 (ja) 1987-01-29

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