JPH0136360Y2 - - Google Patents

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JPH0136360Y2
JPH0136360Y2 JP1983171047U JP17104783U JPH0136360Y2 JP H0136360 Y2 JPH0136360 Y2 JP H0136360Y2 JP 1983171047 U JP1983171047 U JP 1983171047U JP 17104783 U JP17104783 U JP 17104783U JP H0136360 Y2 JPH0136360 Y2 JP H0136360Y2
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circuit
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band
capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、テレビジヨン、VTRなどに用い
られるテレビジヨンチユーナの同調回路に関す
る。
「背景技術とその問題点」 CATV(有線テレビジヨン)に用いられるチヤ
ンネル数の増大に伴い、例えばアメリカでは
VHF帯ローバンドからUHF帯までのすべての周
波数をカバーすることができるテレビジヨンチユ
ーナが用いられている。このようにすべての周波
数をカバーするため、テレビジヨンチユーナは
VHF受信時には、例えばVHF帯の2〜6チヤン
ネル及び6チヤンネルと7チヤンネルの間に有す
るCATVのローチヤンネルをカバーするVHFロ
ーバンド、6チヤンネルと7チヤンネルの間に有
するCATVをカバーするVHFミツドバンド、7
チヤンネルから13チヤンネル以上に占有する
CATVをカバーするVHFハイバンドの3バンド
構成とされている。従来用いられていた、上述の
テレビジヨンチユーナのVHF受信時における構
成を第1図を参照して説明する。
第1図において、1で示す入力端子からVHF
のテレビジヨン放送、CATVなどのテレビジヨ
ン信号が、単同調回路2及び3に供給される。単
同調回路2は、VHFローバンド及びミツドバン
ドの2つのバンドをカバーする単同調回路で、ダ
イオードなどの半導体スイツチによりインダクタ
ンス分を制御することによりバンドが切り換えら
れるものである。単同調回路3はVHFハイバン
ドの単同調回路である。
VHFローバンド及びミツドバンドのテレビジ
ヨン信号は、単同調回路2により選択される。単
同調回路2により選択されたテレビジヨン信号が
高周波増幅回路4に供給され、高周波増幅回路4
により増幅されたテレビジヨン信号が複同調回路
6に供給される。複同調回路6は、ダイオードな
どの半導体スイツチによりインダクタンス分を制
御することで、VHFローバンド或はミツドバン
ドが切り換えられるものであり、複同調回路6に
より選択されたテレビジヨン信号が混合回路8に
供給される。
VHFハイバンドのテレビジヨン信号は、単同
調回路3により選択される。単同調回路3により
選択されたテレビジヨン信号が高周波増幅回路5
に供給され、高周波増幅回路5により増幅された
信号が複同調回路7に供給される。複同調回路7
により選択されたテレビジヨン信号が混合回路8
に供給される。
混合回路8には、局部発振回路9或は10から
局部発振出力が供給される。局部発振回路9は、
VHFローバンド及びハイバンドの2つのバンド
をカバーする発振回路で、ダイオードなどを用い
た半導体スイツチによりインダクタンス成分を制
御することで、発振周波数が変えられバンドが切
り換えられる。VHFローバンド及びミツドバン
ドのテレビジヨン信号に対しては局部発振回路9
が作動し、局部発振回路9からの発振出力が混合
回路8に供給される。局部発振回路10はハイバ
ンドをカバーする発振回路で、VHFハイバンド
のテレビジヨン信号に対しては局部発振回路10
が作動し、局部発振回路10からの発振出力が混
合回路8に供給される。
混合回路8によりVHF帯のローバンド、ミツ
ドバンド及びハイバンドのテレビジヨン信号が映
像中間周波信号に変換され、映像中間周波増幅回
路11に供給される。映像中間周波増幅回路11
により増幅され、出力端子12に取り出される。
上述の構成のテレビジヨンチユーナは、局部発
振回路としてVHFローバンド及びミツドバンド
をカバーする局部発振回路9と、VHFハイバン
ドをカバーする局部発振回路10の2つの局部発
振回路が必要であるという欠点があつた。そこ
で、VHFローバンドからハイバンドまで、3つ
のバンドをカバーできる局部発振回路として、第
2図に示す構成の局部発振回路が考えられる。
第2図において13はNPN型のトランジスタ
を示し、トランジスタ13のエミツタがコンデン
サ14を介してトランジスタ13のコレクタに接
続されると共に、抵抗器15及びコンデンサ16
を介して接地される。トランジスタ13のベース
が抵抗器17及びコンデンサ18を介して接地さ
れると共に、抵抗器19の一端に接続される。抵
抗器19の他端が直流電源端子20及びコイル2
1の一端に接続される。コイル21の他端がトラ
ンジスタ13のコレクタに接続される。
トランジスタ13のコレクタが出力端子22及
びコンデンサ23に接続されると共に、トランジ
スタ13のコレクタ及び接地間にコンデンサ24
及び可変容量ダイオード25の直列接続が挿入さ
れ、この直列接続の接続点に抵抗器26を介して
同調電圧供給端子27が接続される。同調電圧供
給端子27には、可変容量ダイオード25に対す
る同調電圧が印加される。
コンデンサ23がコイル28,29,30の直
列接続の一端に接続され、この直列接続の他端が
コンデンサ31を介して接地される。コイル28
と29の接続点がダイオード32のカソードに接
続され、ダイオード32のアノードがコンデンサ
33を介して接地されると共に、抵抗器34を介
して端子35に接続される。コイル29と30の
接続点がダイオード36のカソードに接続され、
ダイオード36のアノードがコンデンサ37を介
して接地されると共に、抵抗器38を介して端子
39に接続される。コイル30とコンデンサ31
の接続点がダイオード40のカソードに接続さ
れ、ダイオード40のアノードが抵抗器41を介
して端子42に接続される。
上述の構成の局部発振回路は、トランジスタ1
3によるコルピツツ発振回路で、発振周波数は主
にコンデンサ23,24、可変容量ダイオード2
5及びコイル28,29,30で決められる。バ
ンドの切り換えは、コイル28,29,30によ
るインダクタンスを切り換えることにより行なわ
れ、そのための切り換え電圧が夫々端子35,3
9,42より供給される。VHFハイバンド受信
時には端子35のみに正の直流電圧が供給され、
ミツドバンド受信時には端子39のみに正の直流
電圧が供給され、ローバンド受信時には端子42
のみに正の直流電圧が供給される。つまり、
VHFハイバンド受信時には端子35に電圧が供
給されることでダイオード32がオン状態とな
り、コイル28と29の接続点がダイオード3
2、コンデンサ33を介して交流的に接地され
る。従つて発振周波数を決めるインダクタンス成
分はコイル28に依るものとなり、ハイバンド領
域の局部発振出力が出力端子22より取り出され
る。
VHF・ミツドバンド受信時には端子39に電
圧が供給されることでダイオード36がオン状態
となり、コイル29と30の接続点がダイオード
36及びコンデンサ37を介して交流的に接地さ
れる。従つて発振周波数を決めるインダクタンス
成分はコイル28とコイル29の直列接続のもの
となり、ミツドバンド領域の発振出力が出力端子
22より取り出される。
VHFローバンド受信時には端子42に電圧が
供給され、ダイオード32,及び36に逆バイア
スがかけられる。コイル30の一端はコンデンサ
31を介して交流的に接地されているので、発振
周波数を決めるインダクタンス成分はコイル2
8,29,30の直列接続のものとなり、ローバ
ンド領域の発振出力が出力端子22より取り出さ
れる。なお、各バンドにおけるチヤンネル切換え
は、端子27より供給される同調電圧により、可
変容量ダイオード25の容量を可変させることで
行なわれる。
上述の従来の局部発振回路は、VHFハイバン
ド受信時に発振周波数が変化したり、発振が停止
したりする問題点があるものであつた。その原因
について第3図に示す等価回路を参照して説明す
る。
第3図は、第2図に示す局部発振回路において
VHFハイバンド受信時におけるコンデンサ23
とコイル28の接続点と接地間の交流的等価回路
である。第3図においてL1,L2,L3が夫々コイ
ル28,29,30のインダクタンスを示す。ハ
イバンド受信時は、ダイオード32がオン状態と
なるがダイオード32にはリードインダクタンス
Ld1及び順方向抵抗Rsが存在している。従つてコ
イル28と29の接続点はリードインダクタンス
Ld1、順方向抵抗Rsを介して接地されるものとな
る。
ハイバンド受信時は、ダイオード36はオフ状
態となるが、ダイオード36には接合容量Cj1
あり、またリードインダクタンスLd2が存在して
いる。従つてコイル29と30の接続点は接合容
量Cj1及びリードインダクタンスLd2を介して接地
されているものとなる。
ハイバンド受信時は、ダイオード40はオフ状
態となるが、ダイオード40には接合容量Cj2
あり、またリードインダクタンスLd3が存在して
いるが、コイル30の一端と接地間にはコンデン
サ31が接続され、コンデンサ31によりコイル
30の一端は交流的に接地されている。
上述の等価回路で示すコイル29のインダクタ
ンスL2と、ダイオード36の接合容量Cj1、リー
ドインダクタンスLd2は、共振回路を形成してい
る。この共振点はVHFハイバンドの帯域内のも
ので、この共振回路によりハイバンド受信時の局
部発振が影響される。コイル30のインダクタン
スL3及びダイオード40の接合容量Cj2、リード
インダクタンスLd3による回路は、コイル30の
一端がコンデンサ31を介して交流的に接地され
ているので、VHFハイバンド時の局部発振に影
響を与えることはない。
「考案の目的」 従つてこの考案は、1つの回路で広い周波数を
カバーでき、しかも安定した発振出力が得られる
テレビジヨンチユーナの局部発振回路などに用い
られる、テレビジヨンチユーナの同調回路の提供
を目的とするものである。
「考案の概要」 この考案は、同調回路のインダクタンス成分と
して少なくとも第1、第2、第3のコイルを直列
接続し、この直列接続の一端を交流的に接地し、
第1及び第2のコイルの接続点に第1の半導体ス
イツチング素子を接続し、第2及び第3のコイル
の接続点に第2の半導体スイツチング素子を接続
し、第1及び第2の半導体スイツチング素子の導
通状態を制御することによりインダクタンス成分
を第1、第2または第3のコイルによるものに切
り替えてバンド切り替えを行なうようになし、オ
フ状態にある半導体スイツチング素子のリードイ
ンダクタンス及び接合容量の影響を小とする第3
の半導体スイツチング素子を挿入するようにした
テレビジヨンチユーナの同調回路である。
「実施例」 この考案を局部発振回路に適用した一実施例に
ついて、図面を参照して説明する。第4図におい
て50がNPN型のトランジスタを示し、トラン
ジスタ50のエミツタがコンデンサ51を介して
トランジスタ50のコレクタに接続されると共
に、抵抗器52及びコンデンサ53を介して接地
される。トランジスタ50のベースが抵抗器54
及びコンデンサ55を介して接地されると共に、
抵抗器56の一端に接続される。抵抗器56の他
端が直流電源端子57及びコイル58の一端に接
続される。コイル58の他端がトランジスタ50
のコレクタに接続される。
トランジスタ50のコレクタが出力端子59及
びコンデンサ60に接続されると共に、トランジ
スタ50のコレクタ及び接地間にコンデンサ61
及び可変容量ダイオード62の直列接続が挿入さ
れ、この直列接続の接続点に抵抗器63を介して
端子64が接続される。端子64は、可変容量ダ
イオード62に対する同調電圧が供給される端子
である。
コンデンサ60がコイル65,66,67の直
列接続の一端に接続され、この直列接続の他端が
コンデンサ68を介して接地される。コイル65
と66の接続点がダイオード69のカソードに接
続され、ダイオード69のアノードがダイオード
70のカソードに接続されると共に抵抗器71を
介して端子72に接続される。ダイオード69及
び抵抗器71の接続点が、コンデンサ73を介し
て接地される。コイル66と67の接続点がダイ
オード70及びダイオード74のカソードに接続
される。ダイオード74のアノードが抵抗器75
を介して端子76に接続されると共に、コンデン
サ77を介して接地される。コイル67とコンデ
ンサ68の接続点がダイオード78のカソードに
接続され、ダイオード78のアノードが抵抗器7
9を介して端子80に接続される。
上述のこの考案の一実施例による局部発振回路
は、トランジスタ50によるコルピツツ発振回路
で、発振周波数は主にコンデンサ60,61、可
変容量ダイオード62及びコイル65,66,6
7、により決められる。バンドの切り換えはコイ
ル65,66,67によるインダクタンスを切り
換えることにより行なわれ、そのための切り換え
電圧が夫々端子72,76,80より供給され
る。VHFハイバンド受信時には端子72にのみ
バンド切り換え電圧が供給され、ミツドバンド受
信時には端子76にのみバンド切り換え電圧が供
給され、ローバンド受信時には端子80にのみバ
ンド切り換え電圧が供給される。つまり、VHF
ハイバンド受信時には端子72に電圧が供給され
ることでダイオード69がオン状態となり、コイ
ル65と66の接続点がダイオード69及びコン
デンサ73を介して交流的に接地される。従つて
発振周波数を決めるインダクタンス成分はコイル
65に依るものとなり、ハイバンド領域の局部発
振出力が出力端子59より取り出される。また、
この時、ダイオード70もオン状態となるもので
ある。
ミツドバンド受信時には端子76に電圧が供給
されることでダイオード74がオン状態となり、
コイル66と67の接続点がダイオード74及び
コンデンサ77を介して交流的に接地される。従
つて発振周波数を決めるインダクタンス成分はコ
イル65とコイル66の直列接続のものとなり、
ミツドバンド領域の発振出力が出力端子59より
取り出される。
ローバンド受信時には端子80に電圧が供給さ
れ、ダイオード69,70,74に逆バイアスが
かけられる。コイル67の一端はコンデンサ68
を介して交流的に接地されているので、発振周波
数を決めるインダクタンス成分はコイル65,6
6,67の直列接続のものとなり、ローバンド領
域の発振出力が出力端子59より取り出される。
なお、各バンドにおけるチヤンネル切り換えは、
端子64より供給される同調電圧により、可変容
量ダイオード62の容量を可変させることで行な
われる。
上述のこの考案の一実施例のハイバンド受信時
におけるコンデンサ60とコイル65の接続点と
接地間の交流的等価回路を第5図に示す。
第5図においてL11,L12,L13が夫々コイル6
5,66,67のインダクタンスを示す。ハイバ
ンド受信時はダイオード69がオン状態となる
が、ダイオード69にはリードインダクタンス
Ld11及び順方向抵抗Rs11が存在している。従つ
て、コイル65と66の接続点はリードインダク
タンスLd11、順方向抵抗Rs11を介して接地される
ものとなる。
ハイバンド受信時は、ダイオード74はオフ状
態となるが、ダイオード74には接合容量Cj11
あり、また、リードインダクタンスLd12が存在し
ている。またコイル66と67の接続点とダイオ
ード69のアノードとの間に接続されたダイオー
ド70はオン状態となつているが、ダイオード7
0にはリードインダクタンスLd14、順方向抵抗
Rs12が存在している。従つて、コイル66と67
の接続点は、ダイオード74の接合容量Cj11、及
びリードインダクタンスLd12を介して接地される
と共に、ダイオード70のリードインダクタンス
Ld14及び順方向抵抗Rs12を介して接地されるもの
となる。従つて、リードインダクタンスLd12
Ld14、接合容量Cj11及び順方向抵抗Rs12により構
成される共振回路のQは、順方向抵抗Rs12によつ
てダンピングされる。このためハイバンド受信時
に上述の共振回路の影響が除去される。
ハイバンド受信時、ダイオード78はオフ状態
であり、ダイオード78には接合容量Cj12及びリ
ードインダクタンスLd13が存在しているが、コイ
ル67の一端と接地間にはコンデンサ68が接続
され、コンデンサ68により交流的に接地されて
いる。
この考案の他の実施例について第6図を参照し
て説明する。第6図に示すようにコイル90,9
1,92,93が直列接続され、コイル93の一
端がコンデンサ94を介して接地される。コイル
90の他端がコンデンサ95,96及び可変容量
ダイオード97の直列接続の一端に接続され、こ
の直列接続の他端である可変容量ダイオード97
のカソードが接地される。コンデンサ96と可変
容量ダイオード97のカソードとの接続点が、抵
抗器98を介して端子99に接続される。
直列に接続されたコイル90,91,92,9
3において、コイル90とコイル91の接続点が
ダイオード100のカソードに接続され、ダイオ
ード100のアノードがコンデンサ101を介し
て接地されると共に、ダイオード102のアノー
ド及び抵抗器103の一端に接続される。抵抗器
103の他端が端子104に接続される。
コイル91とコイル92の接続点がダイオード
102のカソードに接続され、コイル92とコイ
ル93の接続点がダイオード105のカソードに
接続される。ダイオード105のアノードがコン
デンサ106を介して接地されると共に、抵抗器
107を介して端子108に接続される。
コイル93とコンデンサ94の接続点がダイオ
ード109のカソードに接続され、ダイオード1
09のアノードが抵抗器110を介して電源端子
111に接続される。
この他の実施例のバンド切り換えは、電源端子
104,108,111に供給される切り換え電
圧により行なわれる。VHFハイバンド受信時に
は、端子104より切り換え電圧が供給され、ミ
ツドバンド受信時には端子108より切り換え電
圧が供給され、ローバンド受信時には端子111
より切り換え電圧が供給される。
VHFハイバンド受信時には端子104に電圧
が供給されることでダイオード100及び102
がオン状態となり、コイル90の一端がダイオー
ド100及びコンデンサ101を介して交流的に
接地される。従つてインダクタンス成分はコイル
90に依るものとなる。この時、コイル92及び
ダイオード105の接合容量、リードインダクタ
ンスにより共振回路はできるが、ダイオード10
2によりコイル92が共振に寄与しなくなるので
この共振周波数がVHFハイバンドの帯域より高
くなり、ハイバンド受信時の同調回路に影響を及
ぼすことがない。
図示せずも、オフ状態にあるダイオードのリー
ドインダクタンス、接合容量及びインダクタンス
成分により形成される共振回路の共振周波数を、
オン状態にあるダイオードによる同調回路の帯域
より低くすることにより、オン状態の同調回路に
対する影響をなくすことができる。
この考案の一実施例に用いた発振回路は、コル
ピツツ発振回路であるが、例えばICを用いた他
の構成の発振回路にも同様に用いられる。
「応用例」 この考案はテレビジヨンチユーナの局部発振回
路ばかりでなく、段間同調回路にも同様に適用で
きる。また、4バンドのテレビジヨンチユーナに
も同様に適用できる。
「考案の効果」 この考案に依れば、1つの同調回路で、VHF3
バンドの広い周波数をカバーすることができ、し
かも安定した同調出力が得られるテレビジヨンチ
ユーナの同調回路を実現することができる。この
考案によれば、1つのダイオード70を配設する
だけで、ダイオード74のリードインダクタンス
及び接合容量による悪影響を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテレビジヨンチユーナの説明に
用いるブロツク図、第2図は従来の局部発振回路
の接続図、第3図は従来の局部発振回路の説明に
用いる等価回路図、第4図はこの考案の一実施例
の接続図、第5図はこの考案の一実施例の説明に
用いる等価回路図、第6図はこの考案の他の実施
例の接続図である。 65,66,67……コイル、69,70,7
4,78……ダイオード、72,76,80……
バンド切り換え電圧の供給端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同調回路のインダクタンス成分として少なくと
    も第1、第2、第3のコイルを直列接続し、この
    直列接続の一端を交流的に接地し、上記第1及び
    第2のコイルの接続点に第1の半導体スイツチン
    グ素子を接続し、上記第2及び第3のコイルの接
    続点に第2の半導体スイツチング素子を接続し、
    上記第1及び第2の半導体スイツチング素子の導
    通状態を制御することにより上記インダクタンス
    成分を上記第1、第2または第3のコイルによる
    ものに切替えてバンド切替を行なうテレビジヨン
    チユーナの同調回路において、オフ状態にある上
    記第2の半導体スイツチング素子のリードインダ
    クタンス及び接合容量の影響を小とするためにア
    ノードを上記第1の半導体スイツチング素子のア
    ノードに、又カソードを上記第2及び第3のコイ
    ルの接続点に接続する第3の半導体スイツチング
    素子を設けたことを特徴とするテレビジヨンチユ
    ーナの同調回路。
JP17104783U 1983-11-04 1983-11-04 テレビジヨンチユ−ナの同調回路 Granted JPS6079831U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17104783U JPS6079831U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 テレビジヨンチユ−ナの同調回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17104783U JPS6079831U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 テレビジヨンチユ−ナの同調回路

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JPS6079831U JPS6079831U (ja) 1985-06-03
JPH0136360Y2 true JPH0136360Y2 (ja) 1989-11-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015606U (ja) * 1973-06-07 1975-02-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58158531U (ja) * 1982-04-14 1983-10-22 シャープ株式会社 広帯域受信用テレビチユ−ナ

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JPS5015606U (ja) * 1973-06-07 1975-02-19

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JPS6079831U (ja) 1985-06-03

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