JP2525443Y2 - チューナ回路 - Google Patents
チューナ回路Info
- Publication number
- JP2525443Y2 JP2525443Y2 JP1989050664U JP5066489U JP2525443Y2 JP 2525443 Y2 JP2525443 Y2 JP 2525443Y2 JP 1989050664 U JP1989050664 U JP 1989050664U JP 5066489 U JP5066489 U JP 5066489U JP 2525443 Y2 JP2525443 Y2 JP 2525443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vhf
- circuit
- peaking
- channel
- uhf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はCATV用UHF−VHFコンビネーションチューナに
おける混合回路、特に混合段入力部に並列ピーキング回
路を有するチューナ回路に関する。
おける混合回路、特に混合段入力部に並列ピーキング回
路を有するチューナ回路に関する。
一般的なTV用UHF−VHFコンビネーションチューナで
は、VHFハイチャンネル受信時に、その受信周波数帯域
が広いためにその低域でVHF同調回路のゲイン損失が増
加し易い傾向にあり、そこでゲイン損失を補償するた
め、VHF混合回路の前段入力部にVHFハイチャンネル用並
列ピーキング回路を有するチューナ回路を使用するのが
通常である。尚、VHFロウチャンネル受信時には、その
受信周波数帯域が比較的狭いため、VHF同調回路のゲイ
ン損失は無視できる程度であり、VHFロウチャンネル用
並列ピーキング回路を必要としない。
は、VHFハイチャンネル受信時に、その受信周波数帯域
が広いためにその低域でVHF同調回路のゲイン損失が増
加し易い傾向にあり、そこでゲイン損失を補償するた
め、VHF混合回路の前段入力部にVHFハイチャンネル用並
列ピーキング回路を有するチューナ回路を使用するのが
通常である。尚、VHFロウチャンネル受信時には、その
受信周波数帯域が比較的狭いため、VHF同調回路のゲイ
ン損失は無視できる程度であり、VHFロウチャンネル用
並列ピーキング回路を必要としない。
この種チューナ回路（１）は、第３図に示すようにUH
F−VHFコンビネーションチューナのVHF混合回路（２）
の前段入力部に、結合コンデンサ（３）を介して直列接
続のピーキングコイル（４）及びコンデンサ（５）を接
地接続したVHFハイチャンネル用並列ピーキング回路
（６）を設けたものである。また、上記VHF混合回路
（２）の前段には、結合コンデンサ（７）を介して可変
容量ダイオード（８）、VHFハイチャンネル用同調コイ
ル（９）及びVHFロウチャンネル用同調コイル（10）並
びにバンド切換え用スイッチングダイオード（11）で回
路構成されたVHF同調回路（12）が接続される。尚、上
記VHF混合回路（２）は、UHF受信時にUHFのIF信号が入
力されるアンプ回路として作用する。
F−VHFコンビネーションチューナのVHF混合回路（２）
の前段入力部に、結合コンデンサ（３）を介して直列接
続のピーキングコイル（４）及びコンデンサ（５）を接
地接続したVHFハイチャンネル用並列ピーキング回路
（６）を設けたものである。また、上記VHF混合回路
（２）の前段には、結合コンデンサ（７）を介して可変
容量ダイオード（８）、VHFハイチャンネル用同調コイ
ル（９）及びVHFロウチャンネル用同調コイル（10）並
びにバンド切換え用スイッチングダイオード（11）で回
路構成されたVHF同調回路（12）が接続される。尚、上
記VHF混合回路（２）は、UHF受信時にUHFのIF信号が入
力されるアンプ回路として作用する。
上記チューナ回路（１）では、VHFハイチャンネル受
信時、BH端子から所定の電圧を印加することによりスイ
ッチングダイオード（11）をONさせてVHFハイチャンネ
ル用同調コイル（９）をコンデンサ（13）を介して高周
波的に接地して受信チャンネルを切換える。一方、並列
ピーキング回路（６）では、ピーキングコイル（４）が
コンデンサ（５）を介して高周波的に接地されてVHFハ
イチャンネルのピーキング状態となってVHF同調回路（1
2）での周波数帯域特性を改善している。
信時、BH端子から所定の電圧を印加することによりスイ
ッチングダイオード（11）をONさせてVHFハイチャンネ
ル用同調コイル（９）をコンデンサ（13）を介して高周
波的に接地して受信チャンネルを切換える。一方、並列
ピーキング回路（６）では、ピーキングコイル（４）が
コンデンサ（５）を介して高周波的に接地されてVHFハ
イチャンネルのピーキング状態となってVHF同調回路（1
2）での周波数帯域特性を改善している。
ところで、前述した従来のチューナ回路（１）を一般
的なTV用UHF−VHFコンビネーションチューナに適用する
場合には問題がないが、最近ではCATV用UHF−VHFコンビ
ネーションチューナに適用する場合がある。この場合、
CATV用UHF−VHFコンビネーションチューナでは、VHFハ
イチャンネルばかりでなくVHFロウチャンネルの受信周
波数帯域も広く、同調電圧も２〜25V程度の広い範囲で
使用することになる。従ってVHFロウチャンネル受信時
にも受信周波数帯域の低域でVHF同調回路のゲイン損失
が増加し易い傾向となる。
的なTV用UHF−VHFコンビネーションチューナに適用する
場合には問題がないが、最近ではCATV用UHF−VHFコンビ
ネーションチューナに適用する場合がある。この場合、
CATV用UHF−VHFコンビネーションチューナでは、VHFハ
イチャンネルばかりでなくVHFロウチャンネルの受信周
波数帯域も広く、同調電圧も２〜25V程度の広い範囲で
使用することになる。従ってVHFロウチャンネル受信時
にも受信周波数帯域の低域でVHF同調回路のゲイン損失
が増加し易い傾向となる。
そこで、本考案は上記問題点に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、VHFハイチャンネル及び
ロウチャンネルに発生するVHF同調回路のゲイン損失を
補償して両チャンネルでの周波数帯域特性を改善し得る
チューナ回路を提供することにある。
で、その目的とするところは、VHFハイチャンネル及び
ロウチャンネルに発生するVHF同調回路のゲイン損失を
補償して両チャンネルでの周波数帯域特性を改善し得る
チューナ回路を提供することにある。
本考案における上記目的を達成するための技術的手段
は、UHF−VHFコンビネーションチューナのVHF混合回路
の前段入力部に、VHFハイチャンネル受信時に第１のス
イッチングダイオードをONさせて第１のピーキングコイ
ルを第１のコンデンサを介して高周波接地し、VHFロウ
チャンネル受信時に第２のスイッチングダイオードをON
させて直列接続の第１及び第２のピーキングコイルを第
２のコンデンサを介して高周波接地するVHFハイチャン
ネル・ロウチャンネル用並列ピーキング回路を設け、UH
F受信時に上記第１及び第２のスイッチングダイオード
に逆バイアス電圧を印加するようにしたことにある。
は、UHF−VHFコンビネーションチューナのVHF混合回路
の前段入力部に、VHFハイチャンネル受信時に第１のス
イッチングダイオードをONさせて第１のピーキングコイ
ルを第１のコンデンサを介して高周波接地し、VHFロウ
チャンネル受信時に第２のスイッチングダイオードをON
させて直列接続の第１及び第２のピーキングコイルを第
２のコンデンサを介して高周波接地するVHFハイチャン
ネル・ロウチャンネル用並列ピーキング回路を設け、UH
F受信時に上記第１及び第２のスイッチングダイオード
に逆バイアス電圧を印加するようにしたことにある。
本考案に係るチューナ回路では、UHF−VHFコンビネー
ションチューナのVHF混合回路の前段入力部にVHFハイチ
ャンネル・ロウチャンネル用並列ピーキング回路を設け
たことにより、VHFハイチャンネル及びロウチャンネル
受信時、VHFハイチャンネル及びロウチャンネルのピー
キング状態を生成してCATV用UHF−VHFコンビネーション
チューナへの適用を可能とする。この時、UHF受信時、
並列ピーキング回路がVHFロウチャンネルのピーキング
状態となり、VHF混合回路に入力されるUHF IF信号が妨
害されて並列ピーキング回路よりIF帯域特性に悪影響を
及ぼす。そこで、UHF受信時、上記並列ピーキング回路
の第１、第２のスイッチングダイオードに逆バイアス電
圧を印加することにより、第１、第２のピーキングコイ
ルを高周波的に切り離し、VHFロウチャンネルのピーキ
ング状態が生成されないようにしてUHF IF信号の周波数
帯域特性を改善する。
ションチューナのVHF混合回路の前段入力部にVHFハイチ
ャンネル・ロウチャンネル用並列ピーキング回路を設け
たことにより、VHFハイチャンネル及びロウチャンネル
受信時、VHFハイチャンネル及びロウチャンネルのピー
キング状態を生成してCATV用UHF−VHFコンビネーション
チューナへの適用を可能とする。この時、UHF受信時、
並列ピーキング回路がVHFロウチャンネルのピーキング
状態となり、VHF混合回路に入力されるUHF IF信号が妨
害されて並列ピーキング回路よりIF帯域特性に悪影響を
及ぼす。そこで、UHF受信時、上記並列ピーキング回路
の第１、第２のスイッチングダイオードに逆バイアス電
圧を印加することにより、第１、第２のピーキングコイ
ルを高周波的に切り離し、VHFロウチャンネルのピーキ
ング状態が生成されないようにしてUHF IF信号の周波数
帯域特性を改善する。
本考案に係るチューナ回路をCATV用UHF−VHFコンビネ
ーションチューナに適用した実施例を以下説明する。
尚、第１図は本考案の一実施例を示す回路図、第２図は
本考案の前提を示す回路図である。但し、第３図のチュ
ーナ回路（１）と同一部分には同一参照符号を付して重
複説明は省略する。
ーションチューナに適用した実施例を以下説明する。
尚、第１図は本考案の一実施例を示す回路図、第２図は
本考案の前提を示す回路図である。但し、第３図のチュ
ーナ回路（１）と同一部分には同一参照符号を付して重
複説明は省略する。
本考案の特徴と、UHF−VHFコンビネーションチューナ
のVHF混合回路（２）の前段入力部にVHFハイチャンネル
・ロウチャンネル用並列ピーキング回路（20）（21）を
設けたことにある。
のVHF混合回路（２）の前段入力部にVHFハイチャンネル
・ロウチャンネル用並列ピーキング回路（20）（21）を
設けたことにある。
まず、本考案の前提となるチューナ回路（22）を第２
図に基づいて説明する。このチューナ回路（22）の並列
ピーキング回路（20）は、直列接続の第１、第２のピー
キングコイル（24）（25）及び第２のコンデンサ（26）
を接地接続し、上記第１のピーキングコイル（24）と第
２のピーキングコイル（25）間に直列接続の第１のスイ
ッチングダイオード（27）及び第１のコンデンサ（28）
を接地接続する。尚、第１のピーキングコイル（24）が
VHFハイチャンネル用で、第２のピーキングコイル（2
5）がVHFロウチャンネル用である。また、第２のピーキ
ングコイル（25）と第２のコンデンサ（26）間にVHF混
合回路の電源電圧供給用BM端子が接続され、第１のスイ
ッチングダイオード（27）と第１のコンデンサ（28）間
にスイッチング電圧供給用BH端子が接続される。
図に基づいて説明する。このチューナ回路（22）の並列
ピーキング回路（20）は、直列接続の第１、第２のピー
キングコイル（24）（25）及び第２のコンデンサ（26）
を接地接続し、上記第１のピーキングコイル（24）と第
２のピーキングコイル（25）間に直列接続の第１のスイ
ッチングダイオード（27）及び第１のコンデンサ（28）
を接地接続する。尚、第１のピーキングコイル（24）が
VHFハイチャンネル用で、第２のピーキングコイル（2
5）がVHFロウチャンネル用である。また、第２のピーキ
ングコイル（25）と第２のコンデンサ（26）間にVHF混
合回路の電源電圧供給用BM端子が接続され、第１のスイ
ッチングダイオード（27）と第１のコンデンサ（28）間
にスイッチング電圧供給用BH端子が接続される。
上記並列ピーキング回路（20）では、VHFハイチャン
ネル受信時、BH端子からのスイッチング電圧により第１
のスイッチングダイオード（27）をONさせて第１のピー
キングコイル（24）を第１のコンデンサ（28）を介して
高周波的に接地してVHFハイチャンネルのピーキング状
態となる。これによりVHFハイチャンネルでの受信周波
数帯域の低域でVHF同調回路（12）のゲイン損失を補償
する。次に、VHFロウチャンネル受信時BH端子がオープ
ンとなるためにBM端子から第１のスイッチングダイオー
ド（27）に逆バイアス電圧が印加され、直列接続の第
１、第２のピーキングコイル（24）（25）が第２のコン
デンサ（26）を介して高周波的に接地されてVHFロウチ
ャンネルのピーキング状態となり、VHFロウチャンネル
での受信周波数帯域の低域でVHF同調回路（12）のゲイ
ン損失を補償する。
ネル受信時、BH端子からのスイッチング電圧により第１
のスイッチングダイオード（27）をONさせて第１のピー
キングコイル（24）を第１のコンデンサ（28）を介して
高周波的に接地してVHFハイチャンネルのピーキング状
態となる。これによりVHFハイチャンネルでの受信周波
数帯域の低域でVHF同調回路（12）のゲイン損失を補償
する。次に、VHFロウチャンネル受信時BH端子がオープ
ンとなるためにBM端子から第１のスイッチングダイオー
ド（27）に逆バイアス電圧が印加され、直列接続の第
１、第２のピーキングコイル（24）（25）が第２のコン
デンサ（26）を介して高周波的に接地されてVHFロウチ
ャンネルのピーキング状態となり、VHFロウチャンネル
での受信周波数帯域の低域でVHF同調回路（12）のゲイ
ン損失を補償する。
このようにしてVHFハイチャンネルとVHFロウチャンネ
ルの両受信周波数帯域が広いCATV用UHF−VHFコンビネー
ションチューナにおいてVHF同調回路（12）のゲイン損
失が補償できてその周波数帯域特性を改善できる。しか
しながら、上記チューナ回路（22）では、UHF受信時、
並列ピーキング回路（20）がVHFロウチャンネルのピー
キング状態となり、VHF混合回路（２）に入力されるUHF
IF信号が妨害されて並列ピーキング回路（20）によりI
F帯域特性に悪影響を及ぼす。
ルの両受信周波数帯域が広いCATV用UHF−VHFコンビネー
ションチューナにおいてVHF同調回路（12）のゲイン損
失が補償できてその周波数帯域特性を改善できる。しか
しながら、上記チューナ回路（22）では、UHF受信時、
並列ピーキング回路（20）がVHFロウチャンネルのピー
キング状態となり、VHF混合回路（２）に入力されるUHF
IF信号が妨害されて並列ピーキング回路（20）によりI
F帯域特性に悪影響を及ぼす。
そこで、上記IF帯域特性の改善を図るチューナ回路
（23）を第１図に基づいて説明する、このチューナ回路
（23）の並列ピーキング回路（21）は、第２図の並列ピ
ーキング回路（20）に第２のスイッチングダイオード
（29）を付加し、UHF受信時、第１、第２のスイッチン
グダイオード（27）（29）に逆バイアス電圧を印加する
ようにした。即ち、直列接続の第１のピーキングコイル
（24）、第２のスイッチングダイオード（29）、第２の
ピーキングコイル（25）及び第２のコンデンサ（26）を
接地接続し、第１のピーキングコイル（24）と第２のス
イッチングダイオード（29）間に、直列接続の第１のス
イッチングダイオード（27）及び第１のコンデンサ（2
8）を接地接続すると共にVHF混合回路（２）の電源電圧
供給用BM端子を接続する。また、第１のスイッチングダ
イオード（27）と第１のコンデンサ（28）にスイッチン
グ電圧供給用BH端子を接続し、第２のピーキングコイル
（25）と第２のコンデンサ（26）間にスイッチング電圧
供給用BL端子を接続する。
（23）を第１図に基づいて説明する、このチューナ回路
（23）の並列ピーキング回路（21）は、第２図の並列ピ
ーキング回路（20）に第２のスイッチングダイオード
（29）を付加し、UHF受信時、第１、第２のスイッチン
グダイオード（27）（29）に逆バイアス電圧を印加する
ようにした。即ち、直列接続の第１のピーキングコイル
（24）、第２のスイッチングダイオード（29）、第２の
ピーキングコイル（25）及び第２のコンデンサ（26）を
接地接続し、第１のピーキングコイル（24）と第２のス
イッチングダイオード（29）間に、直列接続の第１のス
イッチングダイオード（27）及び第１のコンデンサ（2
8）を接地接続すると共にVHF混合回路（２）の電源電圧
供給用BM端子を接続する。また、第１のスイッチングダ
イオード（27）と第１のコンデンサ（28）にスイッチン
グ電圧供給用BH端子を接続し、第２のピーキングコイル
（25）と第２のコンデンサ（26）間にスイッチング電圧
供給用BL端子を接続する。
この並列ピーキング回路（21）では、VHFハイチャン
ネル受信時、BH端子からのスイッチング電圧により第１
のスイッチングダイオード（27）をONさせて第１のピー
キングコイル（24）を第１のコンデンサ（28）を介して
高周波的に接地してVHFハイチャンネルのピーキング状
態となり、VHFハイチャンネルでの受信周波数帯域の低
域でVHF同調回路（２）のゲイン損失を補償する。ま
た、VHFロウチャンネル受信時、BL端子からのスイチン
グ電圧により直列接続の第１、第２のピーキングコイル
（24）（25）が第２のコンデンサ（26）を介して高周波
的に接地されてVHFロウチャンネルのピーキング状態と
なり、VHFロウチャンネルでの受信周波数帯域の低域でV
HF同調回路（12）のゲイン損失を補償する。更に、UHF
受信的、BH端子及びBL端子がオープンとなるためにBM端
子から第１、第２のスイッチングダイオード（27）（2
9）に逆バイアス電圧が印加され、第１のピーキングコ
イル（24）と第２のピーキングコルイ（25）とを高周波
的に切り離す。これにより、第１のピーキングコル（2
4）のみが高周波的に接地されることになり、共振周波
数が非常高くなってIF帯域の範囲外へずれるので、VHF
混合回路（２）に入力されるUHF IF信号が妨害されるこ
とはない。尚、上記並列ピーキング回路（21）はUHF IF
同調及びIF出力回路が単同調方式の場合に好適である。
ネル受信時、BH端子からのスイッチング電圧により第１
のスイッチングダイオード（27）をONさせて第１のピー
キングコイル（24）を第１のコンデンサ（28）を介して
高周波的に接地してVHFハイチャンネルのピーキング状
態となり、VHFハイチャンネルでの受信周波数帯域の低
域でVHF同調回路（２）のゲイン損失を補償する。ま
た、VHFロウチャンネル受信時、BL端子からのスイチン
グ電圧により直列接続の第１、第２のピーキングコイル
（24）（25）が第２のコンデンサ（26）を介して高周波
的に接地されてVHFロウチャンネルのピーキング状態と
なり、VHFロウチャンネルでの受信周波数帯域の低域でV
HF同調回路（12）のゲイン損失を補償する。更に、UHF
受信的、BH端子及びBL端子がオープンとなるためにBM端
子から第１、第２のスイッチングダイオード（27）（2
9）に逆バイアス電圧が印加され、第１のピーキングコ
イル（24）と第２のピーキングコルイ（25）とを高周波
的に切り離す。これにより、第１のピーキングコル（2
4）のみが高周波的に接地されることになり、共振周波
数が非常高くなってIF帯域の範囲外へずれるので、VHF
混合回路（２）に入力されるUHF IF信号が妨害されるこ
とはない。尚、上記並列ピーキング回路（21）はUHF IF
同調及びIF出力回路が単同調方式の場合に好適である。
本考案によれば、UHF−VHFコンビネーションチューナ
のVHF混合回路の前段入力部にVHFハイチャンネル・ロウ
チャンネル用ピーキング回路を設けたことにより、VHF
ハイチャンネル及びロウチャンネル受信時、VHFハイチ
ャンネルばかりでなくVHFロウチャンネルの受信周波数
帯域の低域でVHF同調回路のゲイン損失を補償できて、
受信周波数帯域が広いCATV用UHF−VHFコンビネーション
チューナへの適用が可能となって良好な帯域特性が得ら
れる。また、UHF受信時、第１、第２のスイッチングダ
イオードに逆バイアス電圧を印加するようにしたから、
第１、第２のピーキングコイルを高周波的に切り離すこ
とができ、VHF混合回路に入力されるUHF IF信号が妨害
されることなく良好なIF帯域特性が得られる。
のVHF混合回路の前段入力部にVHFハイチャンネル・ロウ
チャンネル用ピーキング回路を設けたことにより、VHF
ハイチャンネル及びロウチャンネル受信時、VHFハイチ
ャンネルばかりでなくVHFロウチャンネルの受信周波数
帯域の低域でVHF同調回路のゲイン損失を補償できて、
受信周波数帯域が広いCATV用UHF−VHFコンビネーション
チューナへの適用が可能となって良好な帯域特性が得ら
れる。また、UHF受信時、第１、第２のスイッチングダ
イオードに逆バイアス電圧を印加するようにしたから、
第１、第２のピーキングコイルを高周波的に切り離すこ
とができ、VHF混合回路に入力されるUHF IF信号が妨害
されることなく良好なIF帯域特性が得られる。
第１図は本考案に係るチューナ回路の実施例を示す回路
図、第２図は本考案の前提となるチューナ回路を示す回
路図である。 第３図はチューナ回路の従来例を示す回路図である。 （２）……VHF混合回路、（20）（21）……並列ピーキ
ング回路、（22）（23）……チューナ回路、（24）……
第１のピーキングコイル、（25）……第２のピーキング
コイル、（26）……第２のコンデンサ、（27）……第１
のスイッチングダイオード、（28）……第１のコンデン
サ、（29）第２のスイッチングダイオード。
図、第２図は本考案の前提となるチューナ回路を示す回
路図である。 第３図はチューナ回路の従来例を示す回路図である。 （２）……VHF混合回路、（20）（21）……並列ピーキ
ング回路、（22）（23）……チューナ回路、（24）……
第１のピーキングコイル、（25）……第２のピーキング
コイル、（26）……第２のコンデンサ、（27）……第１
のスイッチングダイオード、（28）……第１のコンデン
サ、（29）第２のスイッチングダイオード。
Claims (1)
- 【請求項１】UHF−VHFコンビネーションチューナのVHF
混合回路の前段入力部に、VHFハイチャンネル受信時に
第１のスイッチングダイオードをONさせて第１のピーキ
ングコイルを第１のコンデンサを介して高周波接地し、
VHFロウチャンネル受信時に第２のスイッチングダイオ
ードをONさせて直列接続の第１及び第２のピーキングコ
イルを第２のコンデンサを介して高周波接地するVHFハ
イチャンネル・ロウチャンネル用並列ピーキング回路を
設け、 前記第２のスイッチングダイオードは前記第１及び第２
のピーキングコイル間に配置されており、UHF受信時に
上記第１及び第２のスイッチングダイオードに逆バイア
ス電圧を印加するようにしたことを特徴とするチューナ
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989050664U JP2525443Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | チューナ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989050664U JP2525443Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | チューナ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02141145U JPH02141145U (ja) | 1990-11-27 |
| JP2525443Y2 true JP2525443Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=31569406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989050664U Expired - Lifetime JP2525443Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | チューナ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525443Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5959047U (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-17 | アルプス電気株式会社 | Ｕｈｆ−ｖｈｆコンビネ−シヨン・チユ−ナ |
| JPS6433234U (ja) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1989050664U patent/JP2525443Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02141145U (ja) | 1990-11-27 |
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