JPH06311064A - 電子チューナ - Google Patents

電子チューナ

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Publication number
JPH06311064A
JPH06311064A JP9770693A JP9770693A JPH06311064A JP H06311064 A JPH06311064 A JP H06311064A JP 9770693 A JP9770693 A JP 9770693A JP 9770693 A JP9770693 A JP 9770693A JP H06311064 A JPH06311064 A JP H06311064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
lock
tuning
terminal
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9770693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Konya
和夫 紺谷
Takeshi Ikeda
武志 池田
Tadashi Kasagi
忠志 笠置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9770693A priority Critical patent/JPH06311064A/ja
Publication of JPH06311064A publication Critical patent/JPH06311064A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アンテナに強電界が印加されてもPLLが誤動
作することなく正常に選局動作ができるようにする。 【構成】PLL26のロック端子26bと高周波増幅回
路6,20のAGC信号入力部との間にスイッチングト
ランジスタTRを設け、アンロックモード時にはロック
端子26bからのアンロック信号に応答してスイッチン
グトランジスタTRをオンにして高周波増幅回路6,2
0にはAGC信号が印加されないようにし、ロックモー
ド時にはロック端子26bからのロック信号に応答して
スイッチングトランジスタTRをオフにして高周波増幅
回路6,20にはAGC信号が印加されるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機と
かビデオテープレコーダなどに使用される電子チューナ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来例の電子チューナのブロック
図であり、この電子チューナは、UHFとVHF両用の
ものであって、UHFを受信する場合は、アンテナで受
信されたUHF受信信号を、アンテナ受信信号のUHF
/VHF共通入力部2、入力同調回路4、高周波増幅回
路6、段間複同調回路8、混合回路10、IF同調回路
12、混合回路14、同調回路16を経て端子17から
UHFの中間周波出力として出力し、VHFを受信する
場合は、アンテナで受信されたVHF受信信号を、同様
に、UHF/VHF共通入力部2、入力同調回路18、
高周波増幅回路20、段間複同調回路22、混合回路1
4、同調回路16を経て端子17からVHFの中間周波
出力として出力するようになっている。また、この電子
チューナは、このUHF,VHFそれぞれの中間周波出
力を中間周波(ViF)回路24(SAWフィルタ24
aとViF回路24bからなる)で処理したうえでAG
C信号として高周波増幅回路6,20のAGC信号入力
部に出力して該高周波増幅回路6,20のそれぞれにA
GCをかけられるようになっている。
【0003】このような電子チューナは、PLL26を
有している。このPLL26は同調電圧出力端子26
a、ロック端子26b、およびデータ端子26cを備え
ており、そのデータ端子26cに入力された受信周波数
データを所定の発振周波数データ(UHF側、VHF側
それぞれの発振回路28,32とLC同調回路30,3
4とからなる発振周波数出力回路から誘導結合36,3
8(容量結合でもよい)で与えられるデータ)に基づい
て選局のための同調電圧信号として同調電圧出力端子2
6aから各同調回路4,8,12,30;18,22,
34に出力し、かつ、その発振周波数データを端子26
dからの水晶基準信号と位相比較し、位相が合っていな
いときは所定の周波数に選局されていないアンロックモ
ードとして例えば5Vのアンロック信号を、また選局さ
れたときにはロックモードとして例えばOVのロック信
号をそれぞれロック端子26bから図示していないテレ
ビジョン受像機とかビデオテープレコーダなどのセット
側に出力するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アンテナに
強電界が印加された場合には、PLL26が誤動作して
正常な選局動作ができなくなってしまう。
【0005】また、アンテナに強電界が印加された場合
には、混合回路10,14の出力に多くのスプリアス成
分を含むことになり、そのスプリアス成分によってもP
LLが誤動作する。
【0006】本発明では、アンテナに弱電界は勿論のこ
と強電界が印加されたような場合でも、要するにいかな
る電界状況の下でもPLLが何等誤動作することなく正
常に選局動作が確実にできるようにすることを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の電子チューナにおいては、同調電圧
信号に応答してアンテナの受信信号に同調動作する入力
同調段と、この入力同調段に接続されて入力同調段で同
調した受信信号を、中間周波段からAGC信号入力部に
入力されたAGC信号に応答して高周波増幅する高周波
増幅段と、同調電圧出力端子、ロック端子およびデータ
端子を備え、かつ、データ端子に入力された受信周波数
データを所定の発振周波数データに基づいて選局のため
の所定の同調電圧信号として同調電圧出力端子から前記
入力同調回路を含む他の同調段に出力し、かつ、所定の
周波数に選局されていないときにはアンロックモードで
あるとしてアンロック信号を、また選局されたときには
ロックモードとしてロック信号をそれぞれロック端子か
ら出力するPLLとを備えたものであって、前記PLL
のロック端子と高周波増幅段のAGC信号入力部との間
にスイッチング素子を設け、アンロックモード時には該
ロック端子からのアンロック信号に応答して該スイッチ
ング素子をオンにして高周波増幅段にはAGC信号が印
加されないようにし、ロックモード時には該ロック端子
からのロック信号に応答して該スイッチング素子をオフ
にして高周波増幅段にはAGC信号が印加されるように
構成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】所定の周波数に選局されていないときは、該P
LLはアンロックモードにあるから、PLLのロック端
子からのアンロック信号に応答してスイッチング素子は
オンになるから、高周波増幅段にはAGC信号がかから
ない。そして、このアンロックモードではアンテナに強
電界が印加されても高周波増幅段での増幅度は小さいか
ら、PLLおよび混合回路には何等の影響を及ぼさず、
したがって、PLLはコントロール端子から与えられる
受信周波数データに基づいて所定の選局のための正常な
同調電圧信号を出力することができる。また、その選局
の終了後はPLLはロックモードとなりそのロック端子
からはロック信号が出力されるからスイッチング素子は
オフとなり、したがって、高周波増幅段にはAGCがか
かるようになり、所定の高周波増幅をすることができ
る。この時点では選局が終了しているからアンテナへの
強電界の入力があってもその選局動作には何等の影響も
ない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施例に係る電子チュー
ナのブロック図であり、図2の従来例に対応する部分に
は同一の符号を付している。この実施例においては、P
LL26のロック端子26bと高周波増幅回路6,20
それぞれのAGC信号入力部との間にスイッチングトラ
ンジスタTRが接続されている。具体的には、このスイ
ッチングトランジスタTRはそのベースがバイアス/電
流制限抵抗R1を介してPLL26のロック端子26b
に、またコレクタが高周波増幅回路6,20のAGC信
号入力部それぞれ接続されているとともに、そのベース
はバイアス抵抗R2を介して接地されており、かつロッ
ク端子26bからの5Vのアンロック信号がそのベース
に印加されることによってオンし、0Vのロック信号が
そのベースに印加されることによってオフするようにな
っている。
【0011】したがって、このPLL26がアンロック
モードにあるときにはそれのロック端子26bからのア
ンロック信号に応答してスイッチングトランジスタTR
はオンになり、これによって高周波増幅回路6,20に
はAGC信号が印加されなくなる。この状態でアンテナ
に強電界が印加されても、その強電界の高周波増幅回路
6,20での増幅度は小さいから、PLL26および混
合回路10,14に影響を与えることがなくなり、PL
L26からの選局のための同調電圧信号によってUHF
またはVHFの選局動作が正常に行われる。
【0012】また、PLL26からの同調電圧信号によ
って所定の選局が終了し、そして、PLL26からロッ
ク信号が出力されるとスイッチングトランジスタTRは
オフするから、高周波増幅回路6,20にはAGCがか
かるようになるが、そのときには選局が終了しているか
ら、PLL26による選局動作には何等の影響もない。
【0013】なお、ロック端子26bには、保護ダイオ
ードD1のアノードが接続され、また、この保護ダイオ
ードD1のカソードと接地との間には保護抵抗R3が接
続されている。そして、この保護ダイオードD1のカソ
ード側はロック端子26b′として図示していないこの
電子チューナの金属ケースの外部に導出され、この電子
チューナを搭載したセット側の回路に接続されている。
この保護ダイオードD1はセット側の回路から電圧が印
加されたときに、その電圧がスイッチングトランジスタ
TRのベースに印加されないようにして該スイッチング
トランジスタTRの誤動作を防止するようになってい
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、PLLの
ロック端子と高周波増幅段のAGC信号入力部との間に
スイッチング素子を設け、アンロックモード時には該ロ
ック端子からのアンロック信号に応答して該スイッチン
グ素子をオンにして高周波増幅段にはAGC信号が印加
されないようにし、ロックモード時には該ロック端子か
らのロック信号に応答して該スイッチング素子をオフに
して高周波増幅段にはAGC信号が印加されるように構
成したから、PLLが選局動作中にアンテナに強電界が
印加されてもその強電界の高周波増幅段での増幅度は小
さいことになるから、PLLおよび混合回路には何等の
影響を及ぼさず、したがって、PLLは所定の選局のた
めの正常な動作を行うことができるとともに、選局の終
了後はPLLのロック端子からはロック信号が出力され
るからスイッチング素子はオフとなり、したがって、高
周波増幅段にはAGCがかかるようになり、所定の高周
波増幅をすることができ、結果、アンテナに強電界が印
加されるような場合でもPLLが誤動作することなく正
常にかつ確実に選局動作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子チューナのブロッ
ク図である。
【図2】従来例の電子チューナのブロック図である。
【符号の説明】
2 UHF/VHF共通入力部 4 入力同調回路 6 高周波増幅回路 8 段間複同調回路 10 混合回路 12 IF同調回路 14 混合回路 16 同調回路 18 入力同調回路 20 高周波増幅回路 22 段間複同調回路 24 中間周波回路 26 PLL 26a 同調電圧出力端子 26b ロック端子 26c コンロール端子 TR スイッチングトランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同調電圧信号に応答してアンテナの受信
    信号に同調動作する入力同調段と、 この入力同調段に接続されて入力同調段で同調した受信
    信号を、中間周波段からAGC信号入力部に入力される
    AGC信号に応答して高周波増幅する高周波増幅段と、 同調電圧出力端子と、ロック端子と、データ端子を備
    え、かつ、データ端子に入力された受信周波数データを
    所定の発振周波数データに基づいて選局のための所定の
    同調電圧信号として同調電圧出力端子から前記入力同調
    回路を含む他の同調段に出力し、かつ、所定の周波数に
    選局されていないときにはアンロックモードとしてアン
    ロック信号を、また選局されたときにはロックモードと
    してロック信号をそれぞれロック端子から出力するPL
    Lとを備えた電子チューナであって、 前記PLLのロック端子と高周波増幅段のAGC信号入
    力部との間にスイッチング素子を設け、アンロックモー
    ド時には該ロック端子からのアンロック信号に応答して
    該スイッチング素子をオンにして高周波増幅段にはAG
    C信号が印加されないようにし、ロックモード時には該
    ロック端子からのロック信号に応答して該スイッチング
    素子をオフにして高周波増幅段にはAGC信号が印加さ
    れるように構成したことを特徴とする電子チューナ。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子は、スイッチング
    トランジスタで構成されており、該スイッチングトラン
    ジスタはベースが前記PLLのロック端子に、またコレ
    クタが高周波増幅段にそれぞれ接続されており、かつロ
    ック端子からのアンロック信号によってオンし、ロック
    信号によってオフするものであることを特徴とする請求
    項1に記載の電子チューナ。
JP9770693A 1993-04-23 1993-04-23 電子チューナ Pending JPH06311064A (ja)

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JP9770693A JPH06311064A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 電子チューナ

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JP9770693A JPH06311064A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 電子チューナ

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JP9770693A Pending JPH06311064A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 電子チューナ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167860A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Murata Mfg Co Ltd デジタルテレビ放送受信モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167860A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Murata Mfg Co Ltd デジタルテレビ放送受信モジュール
JP4539089B2 (ja) * 2003-12-04 2010-09-08 株式会社村田製作所 デジタルテレビ放送受信モジュール

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