JPH0445314Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445314Y2 JPH0445314Y2 JP1985008984U JP898485U JPH0445314Y2 JP H0445314 Y2 JPH0445314 Y2 JP H0445314Y2 JP 1985008984 U JP1985008984 U JP 1985008984U JP 898485 U JP898485 U JP 898485U JP H0445314 Y2 JPH0445314 Y2 JP H0445314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pll
- main body
- vcos
- circuit
- peaking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 16
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、テレビ受像機における周波数シン
セサイザ方式のチユーナ回路に関する。
セサイザ方式のチユーナ回路に関する。
従来の周波数シンセサイザ方式のチユーナ回路
は、例えば第3図に示すように構成されている。
は、例えば第3図に示すように構成されている。
すなわち、同図において、10はチユーナ部を
示し、これは、高周波アンプ14、ミキサ回路1
5及び局部発振信号の形成用のVCO11〜13
などを有している。この場合、VCO11〜13
は、それぞれVHF帯のローバンド用、ハイバン
ド用及びUHF用であり、これらVCO11〜13
のうち、受信チヤンネルに対応したVCOにだけ
選択的に動作電圧が供給されて発振動作が行わ
れ、その発振信号により受信を希望するチヤンネ
ルの受信信号だけが中間周波信号IFに周波数変
換されて取り出される。なお、チユーナ部10
は、全体がシールドケース19に収納されてい
る。
示し、これは、高周波アンプ14、ミキサ回路1
5及び局部発振信号の形成用のVCO11〜13
などを有している。この場合、VCO11〜13
は、それぞれVHF帯のローバンド用、ハイバン
ド用及びUHF用であり、これらVCO11〜13
のうち、受信チヤンネルに対応したVCOにだけ
選択的に動作電圧が供給されて発振動作が行わ
れ、その発振信号により受信を希望するチヤンネ
ルの受信信号だけが中間周波信号IFに周波数変
換されて取り出される。なお、チユーナ部10
は、全体がシールドケース19に収納されてい
る。
また、20は選局部を示し、これは、PLL本
体21などを有している。このPLL本体21は、
正規のPLLからVCOを除いた部分であり、従つ
て、VCOと組み合わせたとき正規のPLLとして
働く。このため、ケース19にはピンジヤツクJ1
が設けられ、VCO11〜13の出力端とジヤツ
クJ1との間に抵抗器R1〜R3が接続されてVCO1
1〜13の発振信号がジヤツクJ1に取り出され、
この発振信号が同軸ケーブル30を通じてPLL
本体21に供給される共に、PLL本体21から
VCO11〜13に制御電圧が供給されて正規の
PLLが構成される。なお、このとき、抵抗器R1
〜R3は、同軸ケーブル30とのインピーダンス
マツチング用である。
体21などを有している。このPLL本体21は、
正規のPLLからVCOを除いた部分であり、従つ
て、VCOと組み合わせたとき正規のPLLとして
働く。このため、ケース19にはピンジヤツクJ1
が設けられ、VCO11〜13の出力端とジヤツ
クJ1との間に抵抗器R1〜R3が接続されてVCO1
1〜13の発振信号がジヤツクJ1に取り出され、
この発振信号が同軸ケーブル30を通じてPLL
本体21に供給される共に、PLL本体21から
VCO11〜13に制御電圧が供給されて正規の
PLLが構成される。なお、このとき、抵抗器R1
〜R3は、同軸ケーブル30とのインピーダンス
マツチング用である。
ところが、このようにチユーナ部10と選局部
20とが別体とされていると、コスト的に不利で
ある。また、組み立て工数などの点においても好
ましくない。
20とが別体とされていると、コスト的に不利で
ある。また、組み立て工数などの点においても好
ましくない。
そこで、第4図に示すようにチユーナ部10と
選局部20とを一体化してケース19に収納する
ことが考えられた。すなわち、このようにすれ
ば、コストや組み立て工数などの点で有利であ
る。
選局部20とを一体化してケース19に収納する
ことが考えられた。すなわち、このようにすれ
ば、コストや組み立て工数などの点で有利であ
る。
とことが、このように一体化すると、別体のと
きにおいても多少問題があつたが事項がより一層
問題になつてしまつた。
きにおいても多少問題があつたが事項がより一層
問題になつてしまつた。
すなわち、VCO11〜13の発振信号をその
まま(あるいは抵抗器R1〜R3及び同軸ケーブル
30を通じて)PLL本体21に供給する場合に
は、第5図に示すように、本体21に供給される
発振信号のレベルVは、使用帯域W(例えば101〜
847MHz)の全域にわたつて一様となる。しかし、
ミキサ回路15において形成された中間周波信号
IFが、VCO11〜13を通じてPLL本体21に
リークし、本体21が誤動作することがある。ま
た、PLL本体21の入力感度Sに対して全体的
にレベルマージンが少ない。
まま(あるいは抵抗器R1〜R3及び同軸ケーブル
30を通じて)PLL本体21に供給する場合に
は、第5図に示すように、本体21に供給される
発振信号のレベルVは、使用帯域W(例えば101〜
847MHz)の全域にわたつて一様となる。しかし、
ミキサ回路15において形成された中間周波信号
IFが、VCO11〜13を通じてPLL本体21に
リークし、本体21が誤動作することがある。ま
た、PLL本体21の入力感度Sに対して全体的
にレベルマージンが少ない。
そこで、第6図に示すように、VCO11〜1
3とPLL本体21との間に、エミツタ接地のト
ランジスタQ1と、コイルL1及びコンデンサC1と
を設けることが考えられた。すなわち、このよう
にすれば、第7図に示すように、コイルL1及び
コンデンサC1の共振特性によりPLL本体21に
リークする中間周波信号IFのレベルが十分に小
さくなり、PLL本体21の誤動作がなくなる。
また、PLL本体21に供給される発振信号のレ
ベルVが大きくなり、レベルマージンが大きくな
る。
3とPLL本体21との間に、エミツタ接地のト
ランジスタQ1と、コイルL1及びコンデンサC1と
を設けることが考えられた。すなわち、このよう
にすれば、第7図に示すように、コイルL1及び
コンデンサC1の共振特性によりPLL本体21に
リークする中間周波信号IFのレベルが十分に小
さくなり、PLL本体21の誤動作がなくなる。
また、PLL本体21に供給される発振信号のレ
ベルVが大きくなり、レベルマージンが大きくな
る。
しかし、この場合には、同図からも明らかなよ
うに使用帯域Wの全域にわたつてレベルマージン
を改善することは不可能であり、帯域Wの両側
(斜線部分)でむしろレベル不足となつてしまつ
た。
うに使用帯域Wの全域にわたつてレベルマージン
を改善することは不可能であり、帯域Wの両側
(斜線部分)でむしろレベル不足となつてしまつ
た。
上記のように、従来の回路においては、コスト
的に不利であり、また組み立て工数などの点でも
好ましくない。あるいは、PLLが誤動作したり、
レベルマージンも小さく、さらにはレベル不足と
なることもある。
的に不利であり、また組み立て工数などの点でも
好ましくない。あるいは、PLLが誤動作したり、
レベルマージンも小さく、さらにはレベル不足と
なることもある。
この考案は、これらの問題点を一掃しようとす
るものである。
るものである。
このため、この考案においては、PLL本体2
1に発振信号の入力端を2つ設けると共に、
VCO11〜13の次段に、エミツタ接地のトラ
ンジスタQ11を共通に設け、このコレクタと、
PLL本体21の2つの入力端との間に、所定の
特性のピーキング回路をそれぞれ設ける。
1に発振信号の入力端を2つ設けると共に、
VCO11〜13の次段に、エミツタ接地のトラ
ンジスタQ11を共通に設け、このコレクタと、
PLL本体21の2つの入力端との間に、所定の
特性のピーキング回路をそれぞれ設ける。
従つて、この考案によれば、ピーキング回路が
PLL本体21にリークしてきた中間周波信号IF
を除去するように作用すると共に、レベルマージ
ンを改善するように作用する。また、コストや組
み立て工数などについても有利に作用する。
PLL本体21にリークしてきた中間周波信号IF
を除去するように作用すると共に、レベルマージ
ンを改善するように作用する。また、コストや組
み立て工数などについても有利に作用する。
すなわち、第1図に示すように、エミツタ接地
のトランジスタQ11が設けられ、そのベースが
VCO11〜13の出力端に共通に接続される。
また、PLL本体21には発振信号の入力端子2
1A,21Bが設けられ、トランジスタQ11のコ
レクタと端子21A,21Bとの間に、ピーキン
グ用のコンデンサC11,C12及びコイルL11,L12の
直列回路がそれぞれ接続される。
のトランジスタQ11が設けられ、そのベースが
VCO11〜13の出力端に共通に接続される。
また、PLL本体21には発振信号の入力端子2
1A,21Bが設けられ、トランジスタQ11のコ
レクタと端子21A,21Bとの間に、ピーキン
グ用のコンデンサC11,C12及びコイルL11,L12の
直列回路がそれぞれ接続される。
なお、端子21A,21Bは、PLL本体21
の内部において受信バンドに対応して切り換えら
れて使用される。また、素子C11,L11によるピー
キングはVHF帯、素子C12,L12によるピーキン
グはUHF帯となるようにそれらの値が選定され
る。さらに、チユーナ部10と選曲部20とは一
体化され、ケース19に収納される。
の内部において受信バンドに対応して切り換えら
れて使用される。また、素子C11,L11によるピー
キングはVHF帯、素子C12,L12によるピーキン
グはUHF帯となるようにそれらの値が選定され
る。さらに、チユーナ部10と選曲部20とは一
体化され、ケース19に収納される。
このような構成によれば、VCO11〜13の
発振信号は、トランジスタQ11により増幅され、
さらに素子L11,C11またはL12,C12によりピーキ
ングされてからPLL本体21に供給される。
発振信号は、トランジスタQ11により増幅され、
さらに素子L11,C11またはL12,C12によりピーキ
ングされてからPLL本体21に供給される。
そして、このとき、この考案によれば、第2図
に示すように、VCO11〜13を通じてPLL本
体21にリークした中間周波信号IFのレベルは、
素子L11,C11またはL12,C12により十分に抑圧さ
れ、PLL本体21が誤動作することがない。ま
た、PLL本体21に供給されるVHF帯及びUHF
帯の発振信号は、素子L11,C11及びL12,C12によ
りそれぞれ同図に示すようなレベルV1,V2にピ
ーキングされるので、使用帯域Wの全域に対して
レベルマージンが大きくり、安定な選局動作がで
きる。特に発振信号のレベルのばらつき、PLL
本体21の入力感度のばらつきや大きなアンテナ
入力が供給されたときなどにおける安定性の面で
大幅に特性が改善される。
に示すように、VCO11〜13を通じてPLL本
体21にリークした中間周波信号IFのレベルは、
素子L11,C11またはL12,C12により十分に抑圧さ
れ、PLL本体21が誤動作することがない。ま
た、PLL本体21に供給されるVHF帯及びUHF
帯の発振信号は、素子L11,C11及びL12,C12によ
りそれぞれ同図に示すようなレベルV1,V2にピ
ーキングされるので、使用帯域Wの全域に対して
レベルマージンが大きくり、安定な選局動作がで
きる。特に発振信号のレベルのばらつき、PLL
本体21の入力感度のばらつきや大きなアンテナ
入力が供給されたときなどにおける安定性の面で
大幅に特性が改善される。
さらに、チユーナ部10と選局部20とが一体
化されるので、コストの点や組み立て工数などの
点で有利である。
化されるので、コストの点や組み立て工数などの
点で有利である。
また、VHF帯及びUHF帯の発振信号をトラン
ジスタQ11により共通に増幅しているので、その
増幅用のトランジスタは1個でよく、従つて、ス
ペース的にも有利である。
ジスタQ11により共通に増幅しているので、その
増幅用のトランジスタは1個でよく、従つて、ス
ペース的にも有利である。
第1図はこの考案の一例の接続図、第2図〜第
7図はその説明のための図である。 11〜13はVCO、21はPLL本体である。
7図はその説明のための図である。 11〜13はVCO、21はPLL本体である。
Claims (1)
- 第1及び第2の受信バンドの局部発振信号を形
成する第1及び第2のVCOの出力端が、アンプ
の入力端に共通に接続され、このアンプの出力端
と、PLL本体の第1及び第2の入力端との間に、
第1及び第2のピーキング回路がそれぞれ接続さ
れてPLLが構成されると共に、上記第1及び第
2のVCOと、上記PLL本体の第1及び第2の入
力端とが選択されて上記PLL本体に供給される
上記第1または第2のVCOの発振信号のピーキ
ングが行われると共に、他の信号に対して抑圧が
行われるようにしたチユーナ回路であつて、上記
第1及び第2のピーキング回路が、それぞれ、一
つのコイルと一つのコンデンサの直列回路で構成
されたことを特徴とするチユーナ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985008984U JPH0445314Y2 (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985008984U JPH0445314Y2 (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61126636U JPS61126636U (ja) | 1986-08-08 |
JPH0445314Y2 true JPH0445314Y2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=30488771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985008984U Expired JPH0445314Y2 (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445314Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5929841B2 (ja) * | 1980-09-04 | 1984-07-24 | 株式会社保谷レンズ | ガラスレンズにコスメテイツク・カラ−・コ−テイングした光学部材 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5929841U (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-24 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 周波数シンセサイザチユ−ナ |
JPS5959049U (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-17 | アルプス電気株式会社 | 周波数シンセサイザ用電子同調チユ−ナ |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP1985008984U patent/JPH0445314Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5929841B2 (ja) * | 1980-09-04 | 1984-07-24 | 株式会社保谷レンズ | ガラスレンズにコスメテイツク・カラ−・コ−テイングした光学部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61126636U (ja) | 1986-08-08 |
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