JPH0724827Y2 - Uhfチューナの混合回路 - Google Patents

Uhfチューナの混合回路

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JPH0724827Y2
JPH0724827Y2 JP1988004535U JP453588U JPH0724827Y2 JP H0724827 Y2 JPH0724827 Y2 JP H0724827Y2 JP 1988004535 U JP1988004535 U JP 1988004535U JP 453588 U JP453588 U JP 453588U JP H0724827 Y2 JPH0724827 Y2 JP H0724827Y2
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JP
Japan
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circuit
inductance element
tuning
uhf tuner
uhf
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守一 和田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はUHFチューナの混合回路に関する。
(ロ)従来の技術 チューナ回路は例えば実開昭62-5722号公報(H03J3/2
0)や実開昭62-68331号公報(H03J3/06)等の種々の文
献に記載されているが、第5図及び第6図はそのような
チューナのうちのUHFチューナの要部回路図を示してい
る。
第5図は同調回路が分布定数回路で構成されたUHFチュ
ーナの要部回路図を示しており、(D1)(D2)(D3)は図示し
ない系路から同調電圧が逆バイアス電圧として与えられ
る可変容量ダイオード、(C4)(C5)(C9)(C10)はバイパス
コンデンサ、(C1)(C7)(C8)は同調用コンデンサ、(C2)(C
6)は結合コンデンサ、(R1)(R2)(R3)(R4)はバイパス用抵
抗、(L1)はアンテナ入力コイル、(L3)はチョークコイ
ル、(Q1)は高周波増幅用の電界効果トランジスタ、(Q2)
は混合用トランジスタ、(L2)(L4)(L5)(L6)はインダクタ
ンス素子、(1)は局部発振回路、(+B)はUHF用電
源電圧であり、この第5図では前記インダクタンス素子
として共振導体を使用している。
前記インダクタンス素子(L2)、可変容量ダイオード
(D1)、及び同調用コンデンサ(C1)はUHF入力同調回路
(2)を構成する。前記トランジスタ(Q1)、抵抗(R1)及
びコンデンサ(C4)は高周波増幅回路(3)を構成する。
前記可変容量ダイオード(D2)、同調用コンデンサ(C7)及
びインダクタンス素子(L4)は段間複同調回路(4)の段
間1次同調回路を構成し、可変容量ダイオード(D3)、同
調コンデンサ(C8)及びインダクタンス素子(L5)は段間複
同調回路(4)の段間2次同調回路を構成する。前記混
合用トランジスタ(Q2)、抵抗(R3)、コンデンサ(C9)及び
インダクタンス素子(L6)は混合回路(5)を構成する。
上記のようにして構成されたUHFチューナは、アンテナ
コイル(L1)、入力同調回路(2)を経て伝送された所望
の周波数帯のUHF信号を高周波増幅回路(3)で増幅し
た後、更に段間複同調回路(4)において選択特性を上
げてから混合回路(5)に導く。そして、混合回路
(5)の混合用トランジスタ(Q2)において段間複同調回
路(4)から伝送される所望の信号と、局部発振回路
(1)からの局部発振信号とが混合されて、周波数変換
が行なわれ、所望の中間周波数信号が得られる訳であ
る。この際、段間複同調回路(4)から希望信号を混合
用トランジスタ(Q2)に導く手段としては、容量結合と誘
導結合による方法があるが、UHFチューナにおいては誘
導結合を用いるがのが一般的であり、具体的には段間2
次同調回路のインダクタンス素子(L5)と、混合用トラン
ジスタ(Q2)のエミッタに接続されたインダクタンス素子
(L6)を誘導結合させて行っている。このように誘導結合
を用いる方式は第5図に示す分布定数型回路のみなら
ず、第6図に示す集中定数型回路でも同じである。尚、
第6図に示されるUHFチューナにおいて、第5図のもの
と同一部分には同一符号を付しているが、第5図と異な
る点はインダクタンス素子(L2)(L4)(L5)(L6)として、コ
イルを使用しているだけであり、その他の構成は同一で
あるのでその説明は省略する。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、UHFチューナのように広い受信帯域を要する
ものにおいて、全受信帯域で全く同じ増幅度を得る事は
非常に困難である。特に周波数が高くなれば、信号の伝
達の損失や、高周波増幅回路に使用されるトランジスタ
の周波数特性により電力利得が低下することがある。
従って、本考案はUHFチューナにおいて生じる受信帯域
の高域における電力利得の低下を低減しようとするもの
である。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、UHFチューナの混合用トランジスタの入力
電極に接続される高周波信号伝送用のインダクタンス素
子に並列に微小容量を接続せしめている。
(ホ)作用 上記のように構成すれば、インダクタンス素子と微小容
量からなる同調回路の同調点をチューナの受信帯域中の
最も高い周波数付近になるようにすれば、この同調点に
おいて段間複同調回路と混合回路との間のマッチングが
良好となる。
(ヘ)実施例 以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図を参照しつつ
説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るUHFチューナの要部回
路図を示しており、第6図と同一部分には同一符号を付
すとともに図示されていない部分については第6図と同
一の構成であるのでその説明は省略する。
すなわち、本考案では第1図に示すように、混合用トラ
ンジスタ(Q2)のエミッタに接続される高周波信号伝送用
のインダクタンス素子(L6)に並列に微小容量(CX)を接続
し、前記インダクタンス素子(L6)と容量(CX)によって形
成される同調回路(6)の同調点をUHF受信帯域中の最
高周波数(例えば760MHz)もしくはその近傍になるよう
に前記インダクタンス素子(L6)と容量(CX)の値を選定す
るようにしている。尚、(C10)は結合用コンデンサであ
る。
斯かる構成にすれば、混合用トランジスタ(Q2)のエミッ
タに接続された同調回路(6)のインピーダンスが、前
記同調点(760MHz)で第2図の如くもち上がるため、段
間複同調回路(4)の段間2次同調回路と混合用トラン
ジスタ(Q2)のエミッタに接続された同調回路(6)との
間のマッチング(誘導結合)が前記同調回路(6)の同
調点で良好となり、第3図に示す如く実線で示す従来例
の場合に比較して点線で示す如く電力利得が向上する。
これによって、UHFチューナの受信帯域中の高域におけ
る電力利得の低下を低減できるので、UHF受信帯域の全
域に亘り、比較的均一な電力利得が得られることにな
る。
尚、第4図は本考案の他の実施例に係るUHFチューナの
要部回路図を示しており、第5図と同一部分には同一符
号を付すとともに図示されていない部分については第6
図と同一の構成であるのでその説明は省略するが、この
チューナでは共振導体で構成されるインダクタンス素子
(L6)と並列に微小容量(CX)を接続している。この第4図
の実施例は第1図が集中定数型であるのに対し、分布定
数型になっているだけであるので、その作用・効果も第
1図の実施例の場合と同等のものが得られる。
(ト)考案の効果 以上のように本考案のUHFチューナの混合回路に依れ
ば、受信帯域中の高域における電力利得の低下を低減で
きるので、UHF受信帯域の全域に亘り、比較的均一な電
力利得が得られ、しかもその構成が簡単且つ低コストで
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のUHFチューナの混合回路の一実施例を
示す図、第2図及び第3図はその特性図、第4図は本考
案の他の実施例を示す図、第5図及び第6図は従来のUH
Fチューナの回路図である。 (Q2)……混合用トランジスタ、(L6)……インダクタンス
素子、(CX)……微小容量。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】UHFチューナの混合用トランジスタの入力
    電極に接続される高周波信号伝送用のインダクタンス素
    子に並列に微小容量を接続せしめ、前記インダクタンス
    素子及び微小容量とで構成される同調回路の同調点をUH
    F受信帯域中の最高周波数付近になるように、前記イン
    ダクタンス素子及び微小容量の値を選定したことを特徴
    とするUHFチューナの混合回路。
JP1988004535U 1988-01-18 1988-01-18 Uhfチューナの混合回路 Expired - Lifetime JPH0724827Y2 (ja)

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JPH01108633U JPH01108633U (ja) 1989-07-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622829Y2 (ja) * 1980-06-30 1987-01-22
JPS6117613U (ja) * 1984-07-06 1986-02-01 三菱自動車工業株式会社 操舵角検出装置

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JPH01108633U (ja) 1989-07-24

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