JPS6029247Y2 - 平衡形混合回路 - Google Patents

平衡形混合回路

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Publication number
JPS6029247Y2
JPS6029247Y2 JP7315480U JP7315480U JPS6029247Y2 JP S6029247 Y2 JPS6029247 Y2 JP S6029247Y2 JP 7315480 U JP7315480 U JP 7315480U JP 7315480 U JP7315480 U JP 7315480U JP S6029247 Y2 JPS6029247 Y2 JP S6029247Y2
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JP
Japan
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input
circuit
input terminal
differential amplifier
frequency
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Expired
Application number
JP7315480U
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English (en)
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JPS56176556U (ja
Inventor
俊博 目時
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばテレビジョン受像機等のチューナにお
ける混合回路に関するものである。
一般にテレビジョン受像機等のVHFチューナはローハ
ンド(LowBand )、ハイハンド(HighBa
nd)の2バンド方式を採用している。
ローバンドは概ね100M Hz、ハイバンドは概ね2
00MHz帯と周波数に二倍の差がある。
このように二つのバンドのため、VHFチューナでは、
利得偏差が大きくなるという問題があった。
これらの対策のため従来より、それぞれの回路の段間を
抵抗によりダンピングすること、混合回路との結合容量
を加えること等により、ローバンド、ハイバンドの利得
偏差を少なくしていた。
このように各回路の段間をダンピングすると、無線周波
特性の悪化を伴うのですそ切れが悪くなり、混合やビー
トが発生する原因となっていた。
そのため利得偏差が少なく、無線周波特性の良いチュー
ナ特性が要求されていた。
本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、トランジ
スタ等で構成した差動増幅器よりなる平衡形混合器の一
方の入力端子に高周波信号を供給し、他方の入力端子に
接地容量等の受動素子を接続し、これらを適切に切り換
えることにより、混合器の入力電圧を切り換え、ローバ
ンド、ハイバンドの利得偏差を低減させ、かつ段間の無
線周波特性を良くする混合器を提供することを目的とす
る。
以下本考案に係る平衡形混合器の一実施例について図面
に基づいて説明するが、本考案の基となった原理につい
て先ず述べることにする。
本考案に係る平衡形混合器は、差動増幅器を応用したも
のである。
差動増幅器には、二つの入力端子に印加される入力信号
電圧の差を増幅するようにした平衡形のものと、一方の
入力端子に信号を入力すると共に他方の入力端子を接地
して動作させる不平衡形のものとがあることは周知の通
りである。
ところで、不平衡形の差動増幅器は接地された他方の入
力端子のインピーダンスの値が零であれば一方の入力端
子に入力される信号電圧は最大とすることができる。
しかしながら、他方の入力端子のインピーダンスの値が
高いと同相の電圧が他方の入力端子を接地するために設
けた電極に発生するため、この同相電圧と一方の入力端
子に入力される電圧とで差がとられて入力電圧が減少し
てしまう。
本考案は、以上述べた原理を応用したものである。
図には本考案に係る一実施例を示した回路図が示されて
いる。
この図において、符号1は、高周波信号入力端子であっ
てアンテナコイル2H及び2Lを介して接地されている
このアンテナコイル2H及び2Lは二次コイル3H及び
3Lにそれぞれ電磁M結合されるようになっている。
さらに二次コイル3H及び3Lの各一方は、共通にされ
ると共に、コイル3Lの他方を接地し、コイル3Hの他
方をコンデンサ4を介して差動増幅器を構成するトラン
ジスタ5,6における一方のトランジスタ5のベースに
接続されている。
トランジスタ5、及び6は各エミッタを共通にして抵抗
7を介して接地され、各コレクタを抵抗8及び9を介し
て電源Vccに接続されて差動増幅器を構成したもので
ある。
尚、ベース直流バイアスは、省略しである。
そして、両ベースに入力信号を供給し、両コレクタから
信号を取り出すようにしである。
符号10.11は両コレクタから取り出した、出力端子
である。
この差動増幅器には、両エミッタに局部発振回路にから
コンデンサ13を介して局部発振周波数信号が供給され
るようになっていて、各ベースに高周波信号を入力して
平衡形の混合回路を構成している。
すなわち、トランジスタ6のベースは、コンデンサ14
を介して接地されると共に、コンデンサ15及びダイオ
ード16からなる直列回路(この場合、コンデンサ15
側がカソードになる如く)を介してスイッチ17の接点
aに接続されている。
この接点aは、ダイオード18を介してコ、イル3H及
び3Lの接続点に接続されると共に、ダイオード19を
介してコイル2H及び2Lの接続点に接続されている。
尚この場合、ダイオード16.18,19は接点aにカ
ソードが接続されるようにしである。
又、スイッチ17の接点すは空接点としておき、接点C
は接地しておくものとする。
以上のような構成になる本考案の動作を説明する。
入力端子1に入力された信号は、コイル2及び3のM結
合により混合器におけるトランジスタ5のベースに入力
される。
混合器におけるトランジスタ6の入力端子(ベース)は
ローバンド受信時には、スイッチングダイオード16が
オフ状態であるため、コンデンサ14の容量で接地され
ている。
ハイバンド受信時は、スイッチングダイオード16がオ
ン状態であるため、コンデンサ15の容量で接地される
コンデンサ14の容量はローバンドに対してインピーダ
ンスを持つように選び、コンデンサ15の容量はハイバ
ンドに対して低インピーダンスになるように選ぶものと
する。
混合器の入力電圧は、コンデンサ14の容量とコンデン
サ15の容量とに比例して入力されるため、利得偏差の
少ないチューナが得られることになる。
すなわち、コンデンサ15の容量の値を大きい値とし、
コンデンサ14の容量の値を適当に選び、切り換えスイ
ッチ17によってスイッチングダイオード16,18.
19をスイッチングさせることにより、バンド切り換え
と同時に混合器の入力電圧を切り換える混合器を構成し
たものである。
これにより段間の無線周波特性を改善し、利得偏差の少
ない混合器が得られることになる。
以上述べたように本考案によれば、段間の無線周波特性
を悪化させることなく、スイッチングダイオードで混合
器の入力電圧を切り換えるようにしてなるので、利得偏
差を少なくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る平衡形混合回路を示した回路図である
。 1・・・・・・信号入力端子、11,12・・・・・・
出力端子、14・・・・・・ローバンド接地容量、15
・・・・・・ハイバンド接地容量、5,6・・・・・・
トランジスタ、16.18,19・・・・・・スイッチ
ングダイオード、17・・・・・・切り換えスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つのトランジスタで構成した差動増幅器と、この差動
    増幅器に供給する局部発振信号を発生する局部発振回路
    と、高周波入力回路とからなる平衡形混合回路において
    、この差動増幅器の一方の入力端子に高周波信号を入力
    するよう接続した高周波入力回路と、他方の入力端子に
    接続した前記高周波信号の周波数に対してそれぞれ異な
    るインピーダンスを呈する受動素子と、これら受動素子
    を接地するために選択的切換える切換スイッチとからな
    り、このインピーダンスを高周波信号に対して最適とな
    るよう切換ることにより混合回路の入力電圧を変化させ
    て利得偏差を少なくすることを特徴とする平衡形混合回
    路。
JP7315480U 1980-05-29 1980-05-29 平衡形混合回路 Expired JPS6029247Y2 (ja)

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JP7315480U JPS6029247Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29 平衡形混合回路

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JPS56176556U JPS56176556U (ja) 1981-12-26
JPS6029247Y2 true JPS6029247Y2 (ja) 1985-09-04

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