JPH0427229Y2 - - Google Patents

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JPH0427229Y2
JPH0427229Y2 JP18029786U JP18029786U JPH0427229Y2 JP H0427229 Y2 JPH0427229 Y2 JP H0427229Y2 JP 18029786 U JP18029786 U JP 18029786U JP 18029786 U JP18029786 U JP 18029786U JP H0427229 Y2 JPH0427229 Y2 JP H0427229Y2
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transistor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の詳細な説明〕 本考案は、AM/FMラジオ受信機等の音響機
器に好適なシヨツクノイズを低減することのでき
るミユーテイング回路を提供するにある。
〔従来の技術〕
第3図は、従来のミユーテイング回路の一例を
示しており、1は音声信号が入力される入力端
子、2は出力端子、3はミユーテイング信号が入
力される制御端子、4は増幅回路である。出力端
子2には、コンデンサ6の一端が接続され、その
他端がトランジスタ5を介して接地されている。
トランジスタ5がオンとなると、増幅回路4の出
力は交流的に接地され、交流信号は遮断される。
又、ミユーテイング回路の他の一例としては、交
流信号を遮断する為に、FET(電界効果型トラン
ジスタ)等を用いてシヨツクノイズの発生を防止
するものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第3図のミユーテイング回路では、ミユーテイ
ング動作時、トランジスタ5がオンすると同時に
コンデンサ6を介して充電電流が流れる為、直流
レベルが変動してシヨツクノイズが発生するおそ
れがある。又、コンデンサ6には周波数特性があ
り、特定の周波数が通過して歪んだ出力信号が出
力される問題があり、不快音が発生する原因とな
り、完全な信号遮断ができない欠点を有してい
る。又、FETを用いた場合には、半導体集積回
路化が困難であつて高価となる原因となる。
更に、ラジオ受信機のように出力の直流レベル
が、同調状態によつて変動するようなものにあつ
ては、一定のバイアス電圧を供給して、信号源の
みを遮断したとしてもシヨツクノイズは低減する
ことはできない。即ち、受信状態が中心周波数を
ずれた離調時には、出力の直流レベルが基準レベ
ルから変動している。その時点でミユーテイング
回路が作動すると、出力の直流レベルと基準電圧
との電位差によつてシヨツクノイズが発生する原
因とる。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、ミユーテイング動作時に発生
しがちなシヨツクノイズを低減できるミユーテイ
ング回路を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案のミユーテイング回路は、上述の如き目
的を達成するべくなされたもので、音声信号等を
増幅する増幅回路等の出力段が比較的高い出力イ
ンピーダンス特性を有し、バイアス電圧が同一で
ある第一と第二の出力を導出するように構成さ
れ、その第一の出力端子がボルテージホロワ回路
の入力側に接続され、且つ第二の出力端子がボル
テージホロワ回路の出力側に接続されており、ミ
ユーテイング信号によりボルテージホロワ回路を
動作させたとしてもシヨツクノイズを発生させる
ことなく音声信号を遮断できる。
〔考案の実施例〕
第1図は、本考案のミユーテイング回路の一実
施例を示す回路図である。図に於いて、1は差動
増幅器で構成された中間周波増幅回路から互いに
位相の反転した音声信号等が入力される入力端
子、2は出力端子、3はミユーテイング信号が入
力される制御端子、7は電源端子、8は接地端
子、9は出力電圧の平均電圧を得る出力端子、1
0は増幅回路、11乃至14は電流ミラー回路、
15はボルテージホロワ回路である。
増幅回路10は、差動対トランジスタQ1,Q2
と定電流源回路I1からなり、その能動負荷回路で
ある電流ミラー回路11,12が具えられてい
る。電流ミラー回路11は、ダイオードD1とト
ランジスタQ3,Q4で構成され、電流ミラー回路
12は、ダイオードD2とトランジスタQ5,Q6
構成されている。電流ミラー回路11の出力段の
トランジスタQ3,Q4は電流ミラー回路13,1
4の入力側のダイオードD3,D4のアノードに接
続され、電流ミラー回路12のトランジスタQ5
Q6のコレクタが夫々電流ミラー回路13,14
のトランジスタQ7,Q8のコレクタと共通接続さ
れて相補型のコレクタ出力段を形成している。相
補型コレクタ出力段のトランジスタQ5,Q7及び
トランジスタQ6,Q8の夫々共通接続されたコレ
クタの接続点をP1,P2とする。この接続点P1
P2間に負荷抵抗R1,R2が接続され、負荷抵抗R1
R2の接続点P3に出力のバイアス電圧である基準
電圧源E1が接続されている。接続点P1は出力端
子9に接続されてコンデンサC1の一端に接続さ
れ、出力端子9からは、増幅回路10からの出力
電圧が平滑され平均化された直流電圧が得られ
る。又、接続点P2は負荷抵抗R2に接続されてお
り、基準電圧E1を基準とする負荷抵抗R2の端子
間に発生する出力電圧が出力端子2から得られ
る。一方、増幅回路10の出力端子9はボルテー
ジホロワ回路15の入力端子に接続され、ボルテ
ージホロワ回路15の出力端子は、接続点P2
即ち出力端子2に接続されている。
入力端子1には、中間周波増幅回路から夫々互
いに反転した出力信号が入力される。入力信号が
供給されてトランジスタQ1がオン状態に、トラ
ンジスタQ2がオフ状態の場合、電流ミラー回路
11からトランジスタQ1にコレクタ電流が流れ
込み、同時にトランジスタQ3,Q4を介して電流
ミラー回路13,14に夫々信号成分であるミラ
ー電流が流れ込む。トランジスタQ2は、オフ状
態であるので、電流ミラー回路12のトランジス
タQ5,Q6からはミラー電流は流れない。従つて、
抵抗R1,R2との接続点に基準電圧E1が印加され
ているので、抵抗R1,R2を介して電流ミラー回
路13,14の夫々のトランジスタQ7,Q8に信
号成分の電流が流れ込む。出力端子2からは、基
準電圧E1に重畳された抵抗R2の端子間電圧が出
力電圧VOUTとして出力される。又、出力端子9
からは、抵抗R1の端子間電圧が出力され、コン
デンサC1に供給される。
一方、トランジスタQ1がオン状態からオフ状
態に変化し、トランジスタQ2がオフ状態からオ
ン状態に変化したとすると、電流ミラー回路11
から電流ミラー回路13,14に供給されていた
ミラー電流は遮断され、トランジスタQ2がオン
状態となるので、電流ミラー回路12のトランジ
スタQ5,Q6から抵抗R1,R2を介して基準電圧源
E1に流れ込む。従つて、出力端子2からは、抵
抗R2を負荷回路とする出力電圧VOUTが得られる。
一方、出力端子9は、コンデンサC1に接続され
ており、その端子間から信号強度に応じた平滑化
された直流出力が得られる。このコンデンサC1
の充電電圧は、AFC電圧やミユーテイング時の
出力端子2の直流レベルの維持に用いられる。
ボルテージホロワ回路15は、差動対トランジ
スタQ9,Q10と、その能動負荷回路を形成するダ
イオードD5とトランジスタQ11と出力を100%帰
還する為のトランジスタQ12から構成されてい
る。信号切換時等にポツプノイズが発生するのを
防止するための制御信号であるミユーテイング信
号によつて、ミユーテイング期間中、ボルテージ
ホロワ回路15の動作状態が保持されるべく、制
御端子3に正電圧の信号が供給される。トランジ
スタQ9は、コンデンサC1の端子間電圧によつて
バイアスされ、ダイオードD5、トランジスタQ11
からなる電流源回路からトランジスタQ9に電流
が供給されると共に、電流ミラー回路を介してト
ランジスタQ10に供給される。又、帰還用トラン
ジスタQ12によつてトランジスタ差動対に帰還が
掛かつており、トランジスタQ9のベースに供給
される入力側電圧とトランジスタQ10のベース側
の電圧が等しくなるように制御されている。出力
端子2からみたボルテージホロワ回路15のイン
ピーダンスは、トランジスタQ10のベース・エミ
ツタ間と電流源回路I2の動作時のインピーダンス
であるので、小さなものとなる。従つて、トラン
ジスタQ10のベースに印加される音声信号(交流
信号)は、電流源回路I2を介して流れる為に出力
端子2からは出力されない。同時に出力端子2の
電位は、トランジスタQ9のベース電圧とトラン
ジスタQ10のベース電圧が等しくなるようにボル
テージホロワ回路によつて制御されている。即
ち、出力端子2がボルテージホロワ回路15の入
力側の電位と同じになり、ミユーテイング回路が
作動しても遮断時の直流レベルは常に遮断直前の
直流レベルを保持しているので、出力段の直流バ
イアス電圧変動に伴うシヨツクノイズが発生する
ことがない。
さて、第2図は、FM受信機のFMクオドラチ
ヤ検波回路に本考案に係るミユーテイング回路を
適用した場合の実施例を示す回路図である。第2
図の実施例は、第1図の増幅回路10がFMクオ
ドラチヤ検波回路16で形成されている。FMク
オドラチヤ検波回路16に移相回路18が付加さ
れている。移相回路18は、差動対トランジスタ
Q1,Q2の夫々のベースを共通とするトランジス
タQ15,Q16からなる差動増幅器が対に構成され
ており、その負荷が移相用コイル17に接続され
ている。ダイオードD6及びトランジスタQ17等で
形成されたレベルシフト回路は、FMクオドラチ
ヤ検波回路16のバイアス電圧源である。他の回
路は、第1図と同様な回路構成となつている。入
力端子1には、10.7MHzの中間周波増幅信号が入
力されている。出力端子9からは、FMクオドラ
チヤ検波回路の出力電圧を平均化した直流電圧が
出力されており、完全同調時は所定の電位を保持
し、離調すると電位が上下する。所謂、S字特性
を有するAFC(自動周波数制御)電圧が導出され
る。
斯るFM受信機の受信状態が離調してAFC回路
での制御範囲外となると、このような受信状態で
は所定レベルであるべき出力の直流レベルがずれ
た状態となる。このような受信状態で、ミユーテ
イング回路が作動すると、ボルテージホロワ回路
15の入力端子に同調周波数の離調レベルに応じ
た、AFC電圧が出力端子9からボルテージホロ
ワ回路15を介して出力端子2に供給される。従
つて、ミユーテイング回路が動作してもミユーテ
イング動作直前の直流出力が出力端子2に供給さ
れているので、出力の直流レベルの変動がなく、
交流信号が遮断されても直流レベルは、その離調
時の直流レベルを保つているのでシヨツクノイズ
が発生することがない。
〔考案の効果〕
本考案のミユーテイング回路によれば、動作時
にAFC電圧をボルテージホロワ回路を介して出
力端子に供給することにより、遮断直前の出力端
子の直流レベルを保持すると共に、コンデンサを
用いることなく、音声信号等の交流信号のみをボ
ルテージホロワ回路で吸収して、ミユーテイング
動作時であつても、シヨツクノイズの発生しない
ミユーテイング回路を提供することができる。
又、本考案のミユーテイング回路は、FM受信
機に適しており、離調時であつても出力の直流レ
ベルを保持することによつて、シヨツクノイズの
発生しないミユーテイング回路を提供することが
でき極めて効果的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るミユーテイング回路の
一実施例を示す回路図、第2図は、FM受信機の
FMクオドラチヤ検波回路に本考案に係るミユー
テイング回路を適用した一実施例を示す回路図、
第3図は、従来のミユーテイング回路の例を示す
回路図である。 1……入力端子、2……出力端子、3……ミユ
ーテイング信号の入力端子、7……電源端子、8
……接地端子、9……AFC電圧の出力端子、1
0……信号導出回路、11,12……電流ミラー
回路からなる能動負荷回路、13,14……電流
ミラー回路、15……ボルテージホロワ回路、1
6……FMクオドラチヤ検波回路、17……移相
用コイル、18……移相回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 増幅回路或いは検波回路の出力段が互いに位相
    の反転した信号を出力する第1と第2の相補型コ
    レクタ出力段で形成され、該第1と該第2の相補
    型コレクタ出力段の夫々の第1と第2の出力端子
    間に第1と第2の抵抗が接続され、該第1と該第
    2の抵抗の接続点に出力電圧の直流電圧を設定す
    る基準電圧源が接続され、該第1の相補型コレク
    タ出力段と該第1の抵抗との接続点に平滑用のコ
    ンデンサが接続され、該第1と該第2の出力端子
    にミユーテイングが掛かつている期間中作動する
    ボルテージホロワ回路の入力端子と出力端子が
    夫々接続されており、ミユーテイング動作時、該
    ボルテージホロワ回路によつて該第2の出力端子
    から出力される直流レベルを維持するとともに信
    号成分のみを吸収することによつてミユーテイン
    グを掛けることを特徴とするミユーテイング回
    路。
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