JPH0611674Y2 - 電子同調チューナ - Google Patents

電子同調チューナ

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JPH0611674Y2
JPH0611674Y2 JP1987172136U JP17213687U JPH0611674Y2 JP H0611674 Y2 JPH0611674 Y2 JP H0611674Y2 JP 1987172136 U JP1987172136 U JP 1987172136U JP 17213687 U JP17213687 U JP 17213687U JP H0611674 Y2 JPH0611674 Y2 JP H0611674Y2
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JP
Japan
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tuning
circuit
tuner
tuning circuit
coil
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Application number
JP1987172136U
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JPH0177040U (ja
Inventor
啓三 宮本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等に使用されるチユーナに
関し、特に可変容量ダイオードを同調素子として用いた
電子同調チユーナに関する。
(ロ)従来の技術 電子同調型のチユーナにとってイメージ周波数妨害の阻
止能力は重要性能の1つである。
しかも近年におけるケーブルテレビ放送の普及に伴ない
電子同調型チユーナのVHF帯における受信範囲の大幅
な拡大が必要になったが、斯る受信範囲の拡大なチユー
ナの性能低下をもたらし、とりわけイメージ周波数妨害
に関する性能低下は大きな問題となっている。尚、一般
的なイメージ周波数妨害の改善策としては第4図に示す
ようにインダクタンスコイル(Lm)とコンデンサ(C
m)よりなるイメージトラツプ回路(1)をチユーナの入
力側に挿入するという方法が採られてきた。
しかし、このようなトラツプ回路によるイメージ周波数
妨害信号を阻止できる周波数範囲は極めて狭く、受信帯
域の一部のチヤンネルにおける改善がなされるに過ぎな
い。尚、第4図において、(2)は入力端子、(3)は入力同
調回路、(4)はRF増幅回路、(5)は段間複同調回路、
(6)は局部発振回路、(7)は混合回路、(8)はIF出力端
子である。
このため、本件出願人は特開昭60−105327号公
報(H04B1/10)において、段間複同調回路にお
ける信号伝送構成を工夫し、広い周波数に亘ってイメー
ジ周波数妨害を改善した第5図の如き電子同調チユーナ
を提案した。
すなわち第5図において(TR)はVHFチユーナの
RF増幅用の第1トランジスタ、(TR)は混合用の
第2トランジスタを示し、(R)(R)はエミツタ
抵抗、(Cp)(Cp)はバイパスコンデンサである。
前記第1トランジスタ(TR)のコレクタと第2トラ
ンジスタ(TR)のベース間に段間複同調回路(9)が
接続されており、その一次側同調回路(10)と二次側同調
回路(11)は、それぞれ対称的に直流阻止コンデンサ(C
)(C)、同調用の可変容量ダイオード(D
(D)、直流阻止コンデンサ(C)(C)、同調
コイル(L)(L)及び(L)(L)高バンド
受信時に低バンド用の同調コイル(L)(L)を短
絡するためのスイツチングダイオード(D
(D)、直流阻止コンデンサ(C)(C)等から
形成されている。スイツチングダイオード(D)(D
)には端子(12)から電流制限抵抗(R)(R)を
通して制御電圧が与えられ、可変容量ダイオード
(D)(D)には端子(13)から電流制限抵抗
(R)(R)を介してチユーニング電圧が与えられ
る。
さて、ここで、一次側の同調コイル(L)(L
と、二次側の同調コイル(L)(L)は二次側に逆
相出力が得られるような極性に誘導結合させている。ま
た、一次側同調回路(10)の点(イ)から二次側同調回路(1
1)の点(ロ)に微小な容量(Cx)を設け、この微小容量
(Cx)によって(イ)点から僅かな信号を正相のまま(ロ)
点に伝送させるようになしている。この微小容量(C
x)はコンデンサ部品を(イ)(ロ)点間に接続することによ
り形成できることは勿論であるが、この従来技術では、
チユーナのプリント基板の導電パターンを使って形成し
ている。第6図は、そのような導電パターンによって微
小容量(Cx)を形成した場合を示しており、同図(a)
の場合は(イ)点に繋がるパターン(14)を半分囲むように
(ロ)点側のパターン(15)が対接しており、同図(b)では
(イ)点側のパターンは単なる部品取り付け用のパターン
(16)を利用し、このパターン(16)に(b)点側のパターン
(17)が対接して容量を形成している。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 ところが、最近のチユーナの小型化に伴ない、銅箔によ
り微少容量を得ることが難しいという問題点が生じてき
た。本考案は、斯かる問題点を解決しようとするもので
ある。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案の電子同調チユーナは、段間複同調回路における
一次と二次の同調コイルを二次側に逆相出力が得られる
ような極性で誘導結合をなすとともに、一次側同調回路
から同相の信号を二次側同調回路側に伝送する微小容量
をリード線によって形成した構成である。
(ホ)作用 上記のようにリード線を用いると、該リード線によって
形成される微小容量の値を可変できる。
(ヘ)実施例 以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図を参照しつつ
説明する。
すなわち第2図は本考案を実施した電子同調チユーナの
要部回路図を示しており、第5図と同一部分には同一符
号を付してその説明は省略するが、従来と異なる点は、
結合コンデンサ(C)の一端を高抵抗(R)を介し
てアースに接続し、この抵抗(R)のリード線(l)
と段間一次側同調回路を形成する同調コイル(L)と
の間に微小容量(Cx)を形成せしめ、この微小容量
(Cx)を介して一次側同調回路から同相の信号を二次
側同調回路に伝送するようにしたものである。具体的に
は、第1図の如くチユーナ筐体内のプリント板(10)に挿
着された一次側同調回路の同調コイル(L)に対し、
同一のプリント板(10)に挿着された高抵抗(R)のリ
ード線(l)を近接せしめるようになす。尚、第1図の
点及び点は夫々第2図の点及び点に対応する。
また、(11)はシールド板である。
このように、リード線(l)によって微小容量(Cx)
を形成するようにすれば、プリント板の導体パターンに
制約が生じず、微小容量(Cx)の値も容易に可変でき
る。
第3図はチユーナのイメージ信号排除能力を従来例(第
4図)と本考案(第2図)とを比較したものであって、
実線は従来例、破線は本考案の場合を示している。
尚、上記第2図の実施例では点を高抵抗(R)を介
してアースに接続しているが、これに代えて′点を高
抵抗(R)を介してアースに接続してもよい。また、
本実施例では高抵抗(R)を用いているが、これは信
号ラインをダンピングしないようにするためであり、信
号レベルを低下させたい場合には、抵抗(R)の値を
適当に小さなものとしてやればよい。また、上記抵抗
(R)のようなデイスクリート部品でなく、単なるリ
ード線をまたは′点を接続しこれによって微小容量
(Cx)を形成してもよく、その際リード線はアースか
ら浮かせておくものとする。
(ト)考案の効果 以上の通り本考案の電子同調チユーナに依れば、プリン
ト板の導体パターンに制約をもたらすことがなく、イメ
ージ周波数妨害を十分且つ広帯域に亘って排除すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した電子同調チユーナの要部斜視
図、第2図は同チユーナの要部回路図、第3図は本考案
の効果を説明するための図、第4図は従来のチユーナの
ブロツク図、第5図は他の従来例の要部回路図、第6図
はその説明図である。 (D)(D)……可変容量ダイオード、(9)……段
間複同調回路、(L)(L)……一次側同調コイ
ル、(L)(L)……二次側同調コイル、(Cx)
……微小容量、(l)……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】段間複同調回路における一次と二次の同調
    コイルを二次側に逆相出力が得られるような極性で誘導
    結合をなすとともに、一次側同調回路から同相の信号を
    二次側同調回路側に伝送する微小容量を設けた電子同調
    チューナにおいて、 前記微小容量を一端が2次側同調回路に接続されるとと
    もに他端が前記一次側同調回路を形成する同調コイルに
    近接するリード線によって形成し、該リード線の他端と
    同調コイルとの間の距離を可変自在と成して微小容量値
    を可変できるようにしたことを特徴とする電子同調チュ
    ーナ。
JP1987172136U 1987-11-11 1987-11-11 電子同調チューナ Expired - Lifetime JPH0611674Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0177040U JPH0177040U (ja) 1989-05-24
JPH0611674Y2 true JPH0611674Y2 (ja) 1994-03-23

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