JPH046259Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH046259Y2 JPH046259Y2 JP1986150977U JP15097786U JPH046259Y2 JP H046259 Y2 JPH046259 Y2 JP H046259Y2 JP 1986150977 U JP1986150977 U JP 1986150977U JP 15097786 U JP15097786 U JP 15097786U JP H046259 Y2 JPH046259 Y2 JP H046259Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- circuit board
- conductive pattern
- printed circuit
- capacitive element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は高周波同調回路に関し、特に同調回路
の選択度であるＱを向上できる同調回路に関す
る。
の選択度であるＱを向上できる同調回路に関す
る。
従来の技術
従来UHF電子チユーナは銅板等を打抜成形し
たステータを用い分布定数による同調回路を構成
していたが、最近では電子チユーナの小型化の要
求を満たすため空芯コイルを用いている。
たステータを用い分布定数による同調回路を構成
していたが、最近では電子チユーナの小型化の要
求を満たすため空芯コイルを用いている。
第２図は電子チユーナの同調回路の一部を示
し、１はコイルで一端が接地されている。２は可
変容量ダイオードで、コイル１の他端に逆方向接
続されている。３はバイパス用コンデンサで、一
端はダイオード２のカソードに接続され他端は接
地されている。４はダイオード２とコンデンサ３
の接続点にバイアス電圧を供給する抵抗を示す。
各コイル１，１間は誘導結合されている。なお
５，６は入出力端子を示す。
し、１はコイルで一端が接地されている。２は可
変容量ダイオードで、コイル１の他端に逆方向接
続されている。３はバイパス用コンデンサで、一
端はダイオード２のカソードに接続され他端は接
地されている。４はダイオード２とコンデンサ３
の接続点にバイアス電圧を供給する抵抗を示す。
各コイル１，１間は誘導結合されている。なお
５，６は入出力端子を示す。
この同調回路のコイル１とダイオード２の接続
部分を第３図に示す。図中７はプリント基板で、
絶縁基板８に電子部品のリードを挿入する穴８ａ
が穿設され、コイル１やダイオード２が挿通支持
されている。９は絶縁基板８の電子部品実装面と
反対の面に形成され、電子部品間を電気的に接続
して回路を構成する導電パターンで、コイル１と
ダイオード２間を電気的に接続している。１０は
導電パターン９上の要部を窓明けして他の部分を
被覆したレジスト膜、１１は電子部品と導電パタ
ーンとを電気的、機械的に接続する半田を示す。
部分を第３図に示す。図中７はプリント基板で、
絶縁基板８に電子部品のリードを挿入する穴８ａ
が穿設され、コイル１やダイオード２が挿通支持
されている。９は絶縁基板８の電子部品実装面と
反対の面に形成され、電子部品間を電気的に接続
して回路を構成する導電パターンで、コイル１と
ダイオード２間を電気的に接続している。１０は
導電パターン９上の要部を窓明けして他の部分を
被覆したレジスト膜、１１は電子部品と導電パタ
ーンとを電気的、機械的に接続する半田を示す。
考案が解決しようとする問題点
ところで、小型のテレビジヨン装置は表示装置
として陰極線管から液晶表示装置のように小型、
薄型のものに置き換えられると、電子チユーナも
ますます小型化が要求されるようになつている。
として陰極線管から液晶表示装置のように小型、
薄型のものに置き換えられると、電子チユーナも
ますます小型化が要求されるようになつている。
それに伴つて、コイルも、より細い線材を用い
小径にして小型化しなければならないため、コイ
ル１自体の選択度であるQCが低下する上、プリ
ント基板７自体の面積も縮小化されると、導電パ
ターン９も細くしなければならないため、コイル
１と可変容量ダイオード２とを接続する導電パタ
ーンのインダクタンスが大きくなり、その分、コ
イル１のインダクタンスを小さくしなければなら
ず、ダイオード２に接続されるインダクタンスの
選択度であるQL低下が著しく、同調回路の選択
度であるＱが下がつて、電気的特性、例えばイメ
ージ周波数妨害除去比が悪化するという問題があ
つた。
小径にして小型化しなければならないため、コイ
ル１自体の選択度であるQCが低下する上、プリ
ント基板７自体の面積も縮小化されると、導電パ
ターン９も細くしなければならないため、コイル
１と可変容量ダイオード２とを接続する導電パタ
ーンのインダクタンスが大きくなり、その分、コ
イル１のインダクタンスを小さくしなければなら
ず、ダイオード２に接続されるインダクタンスの
選択度であるQL低下が著しく、同調回路の選択
度であるＱが下がつて、電気的特性、例えばイメ
ージ周波数妨害除去比が悪化するという問題があ
つた。
このような問題を改善するにはコイル１と可変
容量ダイオード２をできるだけ近接配置すればよ
いが、他の部品の配置によつてコイル１とダイオ
ード２の配置も制約され実施に当たつては困難な
場合が多かつた。
容量ダイオード２をできるだけ近接配置すればよ
いが、他の部品の配置によつてコイル１とダイオ
ード２の配置も制約され実施に当たつては困難な
場合が多かつた。
問題点を解決するための手段
本考案は上記問題に鑑み提案されたもので、プ
リント基板上に実装した同調回路を構成するコイ
ルと容量素子とをプリント基板の両面に平行導電
体として形成した導電パターンを介して接続する
ことにより選択度Ｑ低下を防止したものである。
リント基板上に実装した同調回路を構成するコイ
ルと容量素子とをプリント基板の両面に平行導電
体として形成した導電パターンを介して接続する
ことにより選択度Ｑ低下を防止したものである。
作 用
同調回路を構成するコイルと容量素子とをプリ
ント基板の両面で導電パターンを介し接続するこ
とにより、表、裏の導電パターンが、平行導体の
役目を果たし、超高周波帯域でも低インダクタン
ス分を有する分布定数線路として作用して、コイ
ルと容量素子間のインダクタンスを小さくでき、
また抵抗分も小さくできるため、コイルのインダ
クタンスを大きくでき同調回路の選択度Ｑを向上
できる。
ント基板の両面で導電パターンを介し接続するこ
とにより、表、裏の導電パターンが、平行導体の
役目を果たし、超高周波帯域でも低インダクタン
ス分を有する分布定数線路として作用して、コイ
ルと容量素子間のインダクタンスを小さくでき、
また抵抗分も小さくできるため、コイルのインダ
クタンスを大きくでき同調回路の選択度Ｑを向上
できる。
実施例
以下に本考案の実施例を第１図から説明する。
図において第３図と同一符号は同一物を示し説明
を省略する。図中第３図と相異するのは、プリン
ト基板として両面プリント基板を用い、コイル１
と可変容量ダイオード（容量素子）２を接続する
導電パターンを従来のプリント基板裏面側導電パ
ターン９と、部品１，２実装面側導電パターン１
２とで並列接続したことのみである。
図において第３図と同一符号は同一物を示し説明
を省略する。図中第３図と相異するのは、プリン
ト基板として両面プリント基板を用い、コイル１
と可変容量ダイオード（容量素子）２を接続する
導電パターンを従来のプリント基板裏面側導電パ
ターン９と、部品１，２実装面側導電パターン１
２とで並列接続したことのみである。
コイル１、容量素子２のリードを挿入する穴８
ａ，８ａにスルーホール導電膜（図示せず）を形
成することにより、裏面側導電パターン１２の半
田付け時に、表面側に半田１１を吸い上げ、各部
品１，２と導電パターン１２の半田付けができ
る。
ａ，８ａにスルーホール導電膜（図示せず）を形
成することにより、裏面側導電パターン１２の半
田付け時に、表面側に半田１１を吸い上げ、各部
品１，２と導電パターン１２の半田付けができ
る。
これにより、プリント基板８の寸法により、導
電パターンの幅を細くせざるを得ず、さらにはコ
イルと容量素子とを近接配置できないような場合
でも、コイルと容量素子とを接続する導電パター
ン９，１２が実質的に太くなり、導電パターンの
インダクタンスを小さくできるため同調回路の選
択度Ｑを向上できる。
電パターンの幅を細くせざるを得ず、さらにはコ
イルと容量素子とを近接配置できないような場合
でも、コイルと容量素子とを接続する導電パター
ン９，１２が実質的に太くなり、導電パターンの
インダクタンスを小さくできるため同調回路の選
択度Ｑを向上できる。
尚、上記実施例では第２図、点線で囲まれた接
続線Ａのみ本考案を適用して説明したが、コイル
１に接続される容量素子、即ち可変容量ダイオー
ド２、バイパスコンデンサ３の接続線（第２図接
続線Ｂ）、バイパスコンデンサ３、コイル１の接
地線（第２図接続線Ｃ）の間にも本考案を適用す
ることにより、顕著な効果が得られることは言う
までもない。
続線Ａのみ本考案を適用して説明したが、コイル
１に接続される容量素子、即ち可変容量ダイオー
ド２、バイパスコンデンサ３の接続線（第２図接
続線Ｂ）、バイパスコンデンサ３、コイル１の接
地線（第２図接続線Ｃ）の間にも本考案を適用す
ることにより、顕著な効果が得られることは言う
までもない。
また、容量素子２，３はリード付のものだけで
なく、チツプ素子を用い、プリント基板のコイル
１とは反対の面に実装した場合にも本考案を適用
できることは言うまでもない。
なく、チツプ素子を用い、プリント基板のコイル
１とは反対の面に実装した場合にも本考案を適用
できることは言うまでもない。
効 果
以下のように、本考案によれば小型化の要求か
らコイルが小型化し、プリント基板の導電パター
ンの幅も細くせざるを得ず、またコイルと容量素
子の配置位置が制約されるなどの悪条件にもかか
わらず、同調回路の選択度Ｑの低下を押さえるこ
とができイメージ妨害除去比の良好な電子チユー
ナを実現できる。
らコイルが小型化し、プリント基板の導電パター
ンの幅も細くせざるを得ず、またコイルと容量素
子の配置位置が制約されるなどの悪条件にもかか
わらず、同調回路の選択度Ｑの低下を押さえるこ
とができイメージ妨害除去比の良好な電子チユー
ナを実現できる。
第１図は本考案の実施例を示す同調回路装置の
要部断面図、第２図は同調回路の一例を示す回路
図、第３図は同調回路装置の従来例を示す要部断
面図である。 １……コイル、２……容量素子、８……絶縁基
板、９，１２……導電パターン。
要部断面図、第２図は同調回路の一例を示す回路
図、第３図は同調回路装置の従来例を示す要部断
面図である。 １……コイル、２……容量素子、８……絶縁基
板、９，１２……導電パターン。
Claims (1)
- プリント基板上に実装した同調回路を構成する
コイルと容量素子とを、プリント基板の両面に平
行導電体として形成した導電パターンを介して接
続したことを特徴とする高周波同調回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986150977U JPH046259Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986150977U JPH046259Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6356815U JPS6356815U (ja) | 1988-04-15 |
| JPH046259Y2 true JPH046259Y2 (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=31067611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986150977U Expired JPH046259Y2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH046259Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2676921B2 (ja) * | 1989-06-14 | 1997-11-17 | 株式会社村田製作所 | ノイズフィルタの取付け構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5714470B2 (ja) * | 1973-08-15 | 1982-03-24 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5714470U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-25 | ||
| JPS60176568U (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-22 | 明治ナシヨナル工業株式会社 | 回路基板 |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP1986150977U patent/JPH046259Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5714470B2 (ja) * | 1973-08-15 | 1982-03-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6356815U (ja) | 1988-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100313590B1 (ko) | 튜너의구조체및이를사용한케이블모뎀튜너 | |
| US4796079A (en) | Chip component providing rf suppression | |
| US7369018B2 (en) | Dielectric filter | |
| US4306205A (en) | High frequency apparatus | |
| EP0384326B1 (en) | Unitary capacitance trimmer | |
| TW535352B (en) | Surface-mounting type electronic circuit unit | |
| JPH046259Y2 (ja) | ||
| US4041399A (en) | Semiconductor varactor device and electronic tuner using same | |
| JPS62139395A (ja) | 多機能回路基板 | |
| US3755764A (en) | Antenna coil support for a tuner | |
| US5408207A (en) | Electronic device for high frequencies comprising a printed circuit and process for manufacturing such a circuit | |
| JPH088499A (ja) | 分布定数回路のプリント回路基板構造 | |
| US4549246A (en) | Air dielectric variable capacitor utilizing a stator formed as part of the circuit layout on the substrate | |
| JP3661326B2 (ja) | 印刷配線基板装置 | |
| JPS6210056B2 (ja) | ||
| JP3205694B2 (ja) | チューナ回路 | |
| JPS5819174B2 (ja) | テレビジョン用チュ−ナ | |
| US4790030A (en) | Tuner with insertable antenna coupler | |
| JP2000114906A (ja) | ローパスフィルタ | |
| JPS62142395A (ja) | 多機能回路基板 | |
| US4625183A (en) | Low-cost VCO using lumped elements in microwave band | |
| US6901250B2 (en) | Mounting structure of antenna switching circuit in which reception interference is suppressed | |
| JP4043209B2 (ja) | 複同調回路 | |
| JPH1127074A (ja) | 高周波フィルタ回路及びこれを用いたｒｆモジュール | |
| TW517447B (en) | Semiconductor electronic circuit unit |