JPH0132434Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0132434Y2 JPH0132434Y2 JP3433583U JP3433583U JPH0132434Y2 JP H0132434 Y2 JPH0132434 Y2 JP H0132434Y2 JP 3433583 U JP3433583 U JP 3433583U JP 3433583 U JP3433583 U JP 3433583U JP H0132434 Y2 JPH0132434 Y2 JP H0132434Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- circuit
- switching diode
- diode
- filter circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
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- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はCATVバンドをも受信することが可
能な広帯域受信用テレビチユーナに関するもので
ある。
能な広帯域受信用テレビチユーナに関するもので
ある。
従来一般のテレビチユーナにおいては通常空中
線による電波、即ち標準放送を受信することを目
的としていたが、最近米国等ではCATVバンド
をも同時に受信することを目的としたテレビチユ
ーナが要望されている。
線による電波、即ち標準放送を受信することを目
的としていたが、最近米国等ではCATVバンド
をも同時に受信することを目的としたテレビチユ
ーナが要望されている。
例えば米国におけるCATVバンドの割当は従
来一般のVHFバンドのローチヤンネルとハイチ
ヤンネル間にはミツドバンドが存在し、VHFバ
ンドよりさらに高い周波数領域にスーパーバン
ド、ハイパーバンドに相当するチヤンネルが割当
てられている。これらの全周波数範囲は55MHz〜
438MHzにまで及んでいる。
来一般のVHFバンドのローチヤンネルとハイチ
ヤンネル間にはミツドバンドが存在し、VHFバ
ンドよりさらに高い周波数領域にスーパーバン
ド、ハイパーバンドに相当するチヤンネルが割当
てられている。これらの全周波数範囲は55MHz〜
438MHzにまで及んでいる。
このため、米国におけるCATVバンドをも含
む55MHz〜438MHzにまで亘る全周波数範囲を従
来の２バンド切換の通常のVHF帯受信用のテレ
ビチユーナで受信しようとしても、可変容量ダイ
オードの容量変化比に限界があり、受信範囲の拡
大に伴なう各種性能（NF特性、選択度特性等）
の劣化を来たし、実用性のある広帯域受信用のテ
レビチユーナを得ることは不可能であつた。
む55MHz〜438MHzにまで亘る全周波数範囲を従
来の２バンド切換の通常のVHF帯受信用のテレ
ビチユーナで受信しようとしても、可変容量ダイ
オードの容量変化比に限界があり、受信範囲の拡
大に伴なう各種性能（NF特性、選択度特性等）
の劣化を来たし、実用性のある広帯域受信用のテ
レビチユーナを得ることは不可能であつた。
〈従来技術〉
そこで、55MHz〜440MHzにまで亘る広帯域の
周波数を受信するに当り、３バンドの切換方式を
採用し、例えばVHFローチヤンネル及びミツド
バンドの一部である55〜110MHzをB1バンド（ロ
ーバンド）とし、またミツドバンドの残部及び
VHFハイチヤンネルである110〜220MHzをB2バ
ンド（ミドルバンド）とし、さらにスーパーバン
ド及びハイパーバンドである220MHz〜440MHzを
B3バンド（ハイバンド）として、３つのバンド
に分けて受信する広帯域受信用テレビチユーナが
開発されている。
周波数を受信するに当り、３バンドの切換方式を
採用し、例えばVHFローチヤンネル及びミツド
バンドの一部である55〜110MHzをB1バンド（ロ
ーバンド）とし、またミツドバンドの残部及び
VHFハイチヤンネルである110〜220MHzをB2バ
ンド（ミドルバンド）とし、さらにスーパーバン
ド及びハイパーバンドである220MHz〜440MHzを
B3バンド（ハイバンド）として、３つのバンド
に分けて受信する広帯域受信用テレビチユーナが
開発されている。
第１図にはこのような３バンド分割方式を採用
した従来のテレビチユーナの入力回路部を示し、
ここでTrはデユアルゲート型MOSFETからなる
高周波増幅用トランジスタ、D1〜D3はバンド切
換用ダイオード、D4は同調用可変容量ダイオー
ド、D5はDC切換用ダイオード、C1〜C3及びL1〜
L4はIFフイルタ回路を構成するコンデンサとコ
イル、C4，C5は結合用コンデンサ、C6は短絡用
コンデンサ、C7は直流阻止用コンデンサ、C8〜
C12は接地用コンデンサ、L5〜L10は同調用コイ
ル、R1〜R5はバンド切換用ダイオードD1〜D3の
バイアス用抵抗、R6〜R9はトランジスタTrのバ
イアス用抵抗、R10はダンピング用抵抗、R11は
同調電圧供給用抵抗である。
した従来のテレビチユーナの入力回路部を示し、
ここでTrはデユアルゲート型MOSFETからなる
高周波増幅用トランジスタ、D1〜D3はバンド切
換用ダイオード、D4は同調用可変容量ダイオー
ド、D5はDC切換用ダイオード、C1〜C3及びL1〜
L4はIFフイルタ回路を構成するコンデンサとコ
イル、C4，C5は結合用コンデンサ、C6は短絡用
コンデンサ、C7は直流阻止用コンデンサ、C8〜
C12は接地用コンデンサ、L5〜L10は同調用コイ
ル、R1〜R5はバンド切換用ダイオードD1〜D3の
バイアス用抵抗、R6〜R9はトランジスタTrのバ
イアス用抵抗、R10はダンピング用抵抗、R11は
同調電圧供給用抵抗である。
上記第１図に示す入力回路において、まずB1
バンド受信時には正電源＋Ｂ，＋B1が印加され
（但し正電源＋ＢはB1バンドだけに限らず他のバ
ンドB2，B3受信時にも印加される）、正電源＋B2
及び＋B3は印加されず、従つてバンド切換用ダ
イオードD1〜D3はともにカツトオフ状態またダ
イオードD5はオン状態にあるため、この場合入
力同調回路部は第２図に示す如く、同調用コイル
L7〜L10とコンデンサC5，C7と可変容量ダイオー
ドD4とその他トランジスタTrの入力容Ciと浮遊
容量CSとから単同調型並列共振回路が形成され、
このとき可変容量ダイオードD4に印加される同
調電圧VTに応じたB1バンド内のチヤンネルが選
択的に受信される。
バンド受信時には正電源＋Ｂ，＋B1が印加され
（但し正電源＋ＢはB1バンドだけに限らず他のバ
ンドB2，B3受信時にも印加される）、正電源＋B2
及び＋B3は印加されず、従つてバンド切換用ダ
イオードD1〜D3はともにカツトオフ状態またダ
イオードD5はオン状態にあるため、この場合入
力同調回路部は第２図に示す如く、同調用コイル
L7〜L10とコンデンサC5，C7と可変容量ダイオー
ドD4とその他トランジスタTrの入力容Ciと浮遊
容量CSとから単同調型並列共振回路が形成され、
このとき可変容量ダイオードD4に印加される同
調電圧VTに応じたB1バンド内のチヤンネルが選
択的に受信される。
一方B2バンド受信時には、正電源＋B2が印加
され正電源＋B1，＋B3は印加されないため、バン
ド切換用ダイオードD3がオン状態、ダイオード
D1，D3がカツトオフ状態となり、このとき入力
同調回路部は等価的に第３図に示す如く同調用コ
イルL8〜L10、コンデンサC5，C7、入力容量Ci及
び浮遊容量CSによつて単同調型並列共振回路が形
成され、B2バンド内のチヤンネルが選択的に受
信される。
され正電源＋B1，＋B3は印加されないため、バン
ド切換用ダイオードD3がオン状態、ダイオード
D1，D3がカツトオフ状態となり、このとき入力
同調回路部は等価的に第３図に示す如く同調用コ
イルL8〜L10、コンデンサC5，C7、入力容量Ci及
び浮遊容量CSによつて単同調型並列共振回路が形
成され、B2バンド内のチヤンネルが選択的に受
信される。
さらにまたB3バンド受信時には、正電源＋B3
が印加され正電源＋B2，＋B3は印加されないた
め、バンド切換用ダイオードD1，D2がオン状態、
ダイオードD3がカツトオフ状態となり、このと
き入力同調回路部は等価的に第４図に示すような
共振回路が形成され、B3バンド内のチヤンネル
が選択的に受信される。
が印加され正電源＋B2，＋B3は印加されないた
め、バンド切換用ダイオードD1，D2がオン状態、
ダイオードD3がカツトオフ状態となり、このと
き入力同調回路部は等価的に第４図に示すような
共振回路が形成され、B3バンド内のチヤンネル
が選択的に受信される。
〈問題点〉
ところで第１図に示すような従来の入力回路で
は、バンド切換用ダイオードD1の陰極に電源電
圧＋Ｂを抵抗R1，R2にて分圧した電圧
（R1B／R1＋R2）が印加されているため、B3バンド受 信時のバンド切換用ダイオードD1の順方向電流
に制約を受け、これによりB3バンドの入力回路
系の挿入損失が大きくなつていた。またB1バン
ド受信時やB2バンド受信時には、バンド切換用
ダイオードD1が上記分圧電圧により逆方向バイ
アスされるが、この場合ダイオードD1へのバイ
アス電圧が比較的小さいためダイオード接合容量
と同調用コイルL5とにより直列共振回路が形成
され、受信バンド内での特定周波数でトラツプ動
作を行なう虞れがあつた。
は、バンド切換用ダイオードD1の陰極に電源電
圧＋Ｂを抵抗R1，R2にて分圧した電圧
（R1B／R1＋R2）が印加されているため、B3バンド受 信時のバンド切換用ダイオードD1の順方向電流
に制約を受け、これによりB3バンドの入力回路
系の挿入損失が大きくなつていた。またB1バン
ド受信時やB2バンド受信時には、バンド切換用
ダイオードD1が上記分圧電圧により逆方向バイ
アスされるが、この場合ダイオードD1へのバイ
アス電圧が比較的小さいためダイオード接合容量
と同調用コイルL5とにより直列共振回路が形成
され、受信バンド内での特定周波数でトラツプ動
作を行なう虞れがあつた。
〈目的〉
本考案はこのような点に鑑みなされたものであ
り、上記従来回路の欠点を除去し高周波受信特性
の良好な広帯域受信用テレビチユーナを提供する
ものである。
り、上記従来回路の欠点を除去し高周波受信特性
の良好な広帯域受信用テレビチユーナを提供する
ものである。
〈実施例〉
以下図面に示す実施例とともに本考案を説明す
る。第５図は本考案の一実施例を示すものであ
り、ここで第１図と同一部分に同一符号を附記し
ている。特にここではバイアス抵抗R2の代わり
にDC切換用ダイオードD6を接続し、B1バンド受
信時及びB2バンド受信時に正電源＋B1，＋B2をダ
イオードD2の陽極に印加してなるものである。
即ちここではIFフイルタ回路を構成しているア
ース側コイルL3の一端を接地用コンデンサC8と
バイアス用抵抗R1との並列回路を介して接地す
るとともにDC切換用ダイオードD6の陰極に接続
し、B1バンド受信時及びB2バンド受信時にダイ
オードD6、コイルL3，L4を介してB3バンド切換
用ダイオードD1の陰極に正電源＋B1，＋B2を印加
するものである。
る。第５図は本考案の一実施例を示すものであ
り、ここで第１図と同一部分に同一符号を附記し
ている。特にここではバイアス抵抗R2の代わり
にDC切換用ダイオードD6を接続し、B1バンド受
信時及びB2バンド受信時に正電源＋B1，＋B2をダ
イオードD2の陽極に印加してなるものである。
即ちここではIFフイルタ回路を構成しているア
ース側コイルL3の一端を接地用コンデンサC8と
バイアス用抵抗R1との並列回路を介して接地す
るとともにDC切換用ダイオードD6の陰極に接続
し、B1バンド受信時及びB2バンド受信時にダイ
オードD6、コイルL3，L4を介してB3バンド切換
用ダイオードD1の陰極に正電源＋B1，＋B2を印加
するものである。
従つてこのような入力回路では、B1バンド受
信時及びB2バンド受信時にバンド切換用ダイオ
ードD1の陰極に正電源＋B1，＋B2による大きな逆
方向バイアス電圧が印加されるため、このときダ
イオードD1の接合容量が大きくなつて同調用コ
イルL5との共振トラツプ周波数が受信バンド外
に外れ、インピーダンス整合の条件が良好とな
る。
信時及びB2バンド受信時にバンド切換用ダイオ
ードD1の陰極に正電源＋B1，＋B2による大きな逆
方向バイアス電圧が印加されるため、このときダ
イオードD1の接合容量が大きくなつて同調用コ
イルL5との共振トラツプ周波数が受信バンド外
に外れ、インピーダンス整合の条件が良好とな
る。
さらにまたB3バンド受信時にはDC切換用ダイ
オードD6がカツトオフ状態となるため、このと
きバンド切換用ダイオードD1を流れる順方向電
流が第１図の回路の場合に比較して増大され、こ
の結果B3バンドの入力回路系の挿入損失が少な
くなる。
オードD6がカツトオフ状態となるため、このと
きバンド切換用ダイオードD1を流れる順方向電
流が第１図の回路の場合に比較して増大され、こ
の結果B3バンドの入力回路系の挿入損失が少な
くなる。
〈効果〉
以上のように本考案によれば、B1，B2，B3の
３バンド切換受信する広帯域受信用テレビチユー
ナにおいて、DC切換用ダイオードを用いてB1，
B2バンド受信時にB3バンド切換用ダイオードに
大きな逆方向バイアス電圧を印加するようにして
いるため、不所望なトラツプを除去でき高周波受
信特性を著しく改善できるものである。
３バンド切換受信する広帯域受信用テレビチユー
ナにおいて、DC切換用ダイオードを用いてB1，
B2バンド受信時にB3バンド切換用ダイオードに
大きな逆方向バイアス電圧を印加するようにして
いるため、不所望なトラツプを除去でき高周波受
信特性を著しく改善できるものである。
第１図は従来の広帯域受信用テレビチユーナの
入力回路の回路図、第２図乃至第４図は同テレビ
チユーナにおけるB1，B2，B3の各バンド受信時
の等価回路図、第５図は本考案の一実施例の回路
図である。 D1……B3バンド切換用ダイオード、D6……DC
切換用ダイオード、L3……アース側コイル、R1
……バイアス抵抗、C8……接地用コンデンサ。
入力回路の回路図、第２図乃至第４図は同テレビ
チユーナにおけるB1，B2，B3の各バンド受信時
の等価回路図、第５図は本考案の一実施例の回路
図である。 D1……B3バンド切換用ダイオード、D6……DC
切換用ダイオード、L3……アース側コイル、R1
……バイアス抵抗、C8……接地用コンデンサ。
Claims (1)
- CATVバンド及びVHFバンドを含む広帯域受
信全周波数範囲をローバンドB1、ミドルバンド
B2、ハイバンドB3の３バンドに分割し、IFフイ
ルタ回路の後段に接続されて、各同調用コイルの
接続状態をバンド切換用ダイオードのオン・オフ
により切り換え、それぞれのバンドに対応する単
同調型並列共振回路を形成する広帯域テレビチユ
ーナの入力回路において、IFフイルタ回路を構
成するアース側コイルと直列に接地用コンデンサ
とバイアス用抵抗との並列回路を介して接地する
とともに、ローバンドB1及びミドルバンドB2の
受信時にDC切換用ダイオードと前記IFフイルタ
回路を構成するコイルとを介してハイバンドB3
切換用ダイオードに大きな逆バイアス電圧を印加
するようになしたことを特徴とする広帯域受信用
テレビチユーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3433583U JPS59140552U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 広帯域受信用テレビチユ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3433583U JPS59140552U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 広帯域受信用テレビチユ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59140552U JPS59140552U (ja) | 1984-09-19 |
| JPH0132434Y2 true JPH0132434Y2 (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=30165102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3433583U Granted JPS59140552U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 広帯域受信用テレビチユ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59140552U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4292914B2 (ja) * | 2003-08-07 | 2009-07-08 | パナソニック株式会社 | 携帯受信装置とこれに用いる分波器 |
-
1983
- 1983-03-08 JP JP3433583U patent/JPS59140552U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59140552U (ja) | 1984-09-19 |
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