JPH0349471Y2 - - Google Patents

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JPH0349471Y2
JPH0349471Y2 JP7945185U JP7945185U JPH0349471Y2 JP H0349471 Y2 JPH0349471 Y2 JP H0349471Y2 JP 7945185 U JP7945185 U JP 7945185U JP 7945185 U JP7945185 U JP 7945185U JP H0349471 Y2 JPH0349471 Y2 JP H0349471Y2
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band
coil
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tuning circuit
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はCATV(ケーブルテレビ)バンドをも
受信可能な広帯域受信用テレビジヨンチユーナに
関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、可変容量ダイオードを可変同調素子とし
た所謂電子同調チユーナでは、一般にVHFバン
ドを受信する場合可変容量ダイオードとともに並
列共振回路を構成するインダクタンスコイルをス
イツチング素子により切換え、VHFローバンド
及びVHFハイバンドの2バンドを受信できるよ
うになつている。
ところで上記一般のテレビジヨンチユーナにお
いては、通常空中線による電波、即ち標準放送を
受信することを目的としているが、米国等におい
てはこのような標準放送を受信する以外に
CATVバンドも受信可能な広帯域受信用テレビ
チユーナが要望されている。
例えば米国におけるCATVバンドは、VHFバ
ンドのローバンドとハイバンド間に在るミツドバ
ンドと、VHFハイバンドとUHFバンド間に在る
スーパーバンドに割合てられており、これらの全
周波数範囲は54MHz〜470MHzにまで及んでいる。
従つて、このような広帯域の信号を電子同調チユ
ーナで受信するに当り、可変容量ダイオードの容
量変化比から、上記周波数範囲を例えば第1バン
ドを54MHz〜120MHz、第2バンドを120MHz〜
300MHz、第3バンドを300MHz〜470MHzという
具合いに3バンドに分割して受信するようにして
いる。
第5図は上記第1〜第3バンドを受信する従来
の広帯域テレビチユーナの概略構成を示してお
り、斯る構成のチユーナは例えば実開昭59−6331
号公報に記載されている。
第5図において、Fは入力フイルター回路、
C1,C11,C12は直流カツト用コンデンサ、D4
D5は入力切換用の第1、第2スイツチングダイ
オード、R1,R2,R5は前記第1、第2スイツチ
ングダイオードD4,D5用のバイアス抵抗、1は
第1バンド及び第2バンドを受信する2バンドチ
ユーナ部、2は第3バンドを受信する1バンドチ
ユーナ部、3は中間周波(IF)増幅部である。
第1バンド及び第2バンド受信時は、第1バン
ドまたは第2バンド切換用電源電圧+B1,+B2
端子5に印加され、端子6には電源電圧が印加さ
れないので第1スイツチングダイオードD5は導
通し、第2スイツチングダイオードD4は遮断さ
れる。従つて、アンテナ端子4からの入力信号
は、入力フイルター回路F、直流カツト用コンデ
ンサC1、第1スイツチングダイオードD5、直流
カツト用コンデンサC11を介して2バンドチユー
ナ部1において、第1バンドまたは第2バンドが
選択的に受信され、該第2バンドチユーナ部1で
周波数変換された後、IF増幅部3で増幅されて
IF出力端子7から出力される。
一方、第3バンド受信時には、第3バンド受信
用電源+B3が端子6に印加され、端子5には電
源電圧が印加されないので、第1スイツチングダ
イオードD5は遮断され、第2スイツチングダイ
オードD4は導通する。従つて、アンテナ端子4
からの入力信号は、入力フイルター回路F、直流
カツト用コンデンサC1、第2スイツチングダイ
オードD4、直流カツト用コンデンサC12を介して
1バンドチユーナ部2において第3バンドが受信
され、該1バンドチユーナ部2で周波数変換され
た後、IF増幅部3で増幅されてIF出力端子7か
ら出力される。
しかしながら、上記従来の回路構成では、2バ
ンドチユーナ部1及び1バンドチユーナ部2に入
力信号を選択的に供給するための切換え手段とし
てスイツチングダイオードD4,D5を使用してい
るので、該スイツチングダイオードD4,D5の抵
抗分による特性劣化を招来する。このような特性
劣化は、特にUHF帯に近い第3バンド受信時に
おいて、その影響が著しい。また、第3バンド受
信時において、遮断状態にある第1スイツチング
ダイオードD5の逆方向容量を介して2バンドチ
ユーナ部1の影響が不所望なトラツプ等として顕
れる事があり、この対策として第6図に示す如く
短絡用コンデンサC13、スイツチングダイオード
D6、接地用コンデンサC14、及びバイアス用抵抗
R6,R7を用いて、第3バンド受信時に2バンド
チユーナ部1の入力側を短絡させる方法が考えら
れるが、多くの部品を必要とし、コスト高となる
欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記欠点を解消し、特性劣化が生じず
しかも低コストで実現できる広帯域受信用チユー
ナを提供しようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、中心周波数1なる第1バンドを受信
するとき同調回路となる第1入力同調回路と前記
1より高い中心周波数2なる第2バンドを受信す
るとき同調回路となる第2入力同調回路と該第
1、第2入力同調回路を選択的に切り替えるスイ
ツチング手段を備える2バンドチユーナ部と、該
2より高い中心周波数3なる第3バンドを受信す
るとき同調回路となる第3入力同調回路を備える
1バンドチユーナ部とからなり、共通の入力端子
から与えられる前記第1、第2、第3バンドの信
号を選択して前記各チユーナ部で受信する広帯域
受信用チユーナにおいて、第1コイルL8と第2
コイルL9と第1コンデンサC8の直列回路で構成
され、一端が前記共通の入力端子に、他端が前記
第3入力同調回路に接続され、前記第3バンドの
みを通過させる第1マツチング回路と、第3コイ
ルL1と第4コイルL2と第2コンデンサC3の直列
回路で構成され、一端が前記第1コイルL8と前
記第2コイルL9との接続点に、他端が前記第2
入力同調回路に接続され、前記第2バンドのみを
通過させる第2マツチング回路と、第5コイル
L3と第3コンデンサC2の直列回路で構成され、
一端が前記第3コイルL1と前記第4コイルL2
の接続点に、他端が前記第1入力同調回路に接続
され、前記第1バンドのみを通過させる第3マツ
チング回路とを設け、少なくとも前記第1、第2
バンドを受信するときに前記第1マツチング回路
は前記第3バンドをトラツプすることを特徴とす
る広帯域受信用チユーナである。
(ホ) 作用 上記のように構成すれば、第1バンド及び第2
バンドの信号はそれぞれ第1、第2バンド用選択
回路を通り2バンドチユーナ部に供給され、第3
バンド信号は第3バンド用選択回路を通り1バン
ドチユーナ部に供給される。
(ヘ) 実施例 第1図は、CATV放送も受信可能な本考案の
広帯域受信用チユーナの一実施例を示す要部回路
図であつて、コイルL8,L9及びコンデンサC8
第3バンド受信用マツチング回路、コイルL1
L2及びコンデンサC3は第2バンド用マツチング
回路、コイルL3及びコンデンサC2は第1バンド
用マツチング回路をそれぞれ構成する。L10,L11
は第3バンド用同調コイル、L7,L6は第2バン
ド用同調コイル、L5,L4は第1バンド用同調コ
イルを構成する。C6及びD2はそれぞれ2バンド
チユーナ部の同調容量及び第1可変容量ダイオー
ド、C9及びD3は1バンドチユーナ部の同調容量
および第2可変容量ダイオード、C7,C10はそれ
ぞれ2バンドチユーナ部及び1バンドチユーナ部
の結合コンデンサ、Q1は2バンドチユーナ部用
の高周波増幅用トランジスタ、Q2は1バンドチ
ユーナ部用の高周波増幅用トランジスタ、C1
C4,C5は直流カツト用コンデンサ、D1は2バン
ドチユーナ部において第1バンド第2バンドの受
信切換えを行なうためのバンド切換用スイツチン
グダイオード、R1,R2,R3,R5は前記スイツチ
ングダイオードD1のバイアス用抵抗、R4,R6
同調電圧供給端子5から与えられる同調電圧を前
記第1、第2可変容量ダイオードD2,D3に供給
するための同調電圧供給用抵抗、4はアンテナ入
力端子、Fは入力フイルタ回路である。
また、上記コイルL1,L2,L3,L8,L9及びコ
ンデンサC2,C3,C8の値は 0<L1,0L2,0<L8,0L9,L3<<L1
+L2,L1<<L3,C8<C3<<C2 なる関係に選定されているものとする。
次に、まず2バンドチユーナ部における受信動
作を説明する。
第1バンドまたは第2バンドを受信する2バン
ドチユーナ部で第1バンドを受信する場合、第1
バンド切換端子5aにバンド切換電圧が印加さ
れ、第2バンド切換端子5bには印加されない。
従つて、スイツチングダイオードD1は遮断され、
その等価回路は第2図のようになる。
すなわち、第1バンドにおける周波数に対して
コイルL1,L8,L11は無視し得るようなインダク
タンス値に選定されているので、第1バンド受信
時はコイルL9及びコンデンサC8によつて形成さ
れるトラツプ回路6とコイルL2とL6及びコンデ
ンサC3,C5によつて形成されるトラツプ回路7
が付加され、直流カツト用コンデンサC1を介し
て入力される入力信号のうち第1バンドの信号は
第1バンド用マツチング回路8を介してコイル
L5,L7,L4、可変容量ダイオードD2及び同調用
コンデンサC6から構成される第1バンド用入力
同調回路9に供給される。このとき、前記トラツ
プ回路6は第3バンドの周波数に対して作用し、
トラツプ回路7は、第2バンドの周波数に対して
作用するので、この結果、第1バンド受信時、第
1バンドの最高周波数よりも高い周波数の信号が
除去される。
次に第2バンドを受信する場合、第2バンド切
換端子5bにバンド切換電圧が印加され、第1バ
ンド切換端子5aには印加されない。従つて、ス
イツチングダイオードD1は導通し、その等価回
路は第3図のようになる。
すなわち、この場合においても、コイルL8
L11は第2バンドにおける周波数に対して略無視
し得るようなインダクタンス値に設定されている
ので、第2図と同様のトラツプ回路6が付加さ
れ、直流カツト用コンデンサC1を介して入力さ
れた入力信号のうち第2バンドの信号は第2バン
ド用マツチング回路10を介してコイルL6,L7
同調容量C6直流カツト用コンデンサC5及び可変
容量ダイオードD2から構成される第2バンド用
入力同調回路11に供給される。このとき、前記
トラツプ回路6は第3バンド周波数に対して作用
する。尚、第1バンド及び第2バンド受信時には
第1高周波トランジスタQ1は作動状態になされ、
第2高周波トランジスタQ2は不作動状態になさ
れる。
次に第3バンドの受信を行なう1バンドチユー
ナ部における受信動作を説明する。
第3バンド受信時においては、2バンドチユー
ナ部の入力回路部の状態が、第1バンド受信状態
或は第2バンド受信状態であつても第1バンド用
マツチング回路8及び第2バンド用マツチング回
路10のインピーダンスは極めて高いので、第3
バンドに対する等価回路は第4図の如くなる。従
つて、直流カツト用コンデンサC1を介して入力
された入力信号のうち第3バンドの信号は第3バ
ンド用マツチング回路12を介してコイルL10
L11、同調用コンデンサC9及び可変容量ダイオー
ドD8からなる第3バンド用の入力同調回路13
に供給され、前記可変容量ダイオードD8の容量
変化によつて選択された所望のチヤンネル信号が
結合コンデンサC10を介して作動状態の第2高周
波トランジスタQ2に与えられる。尚、この第3
バンド受信時においては第1高周波トランジスタ
Q1は不作動状態になされる。
以上の如き回路構成にすれば、第1バンド及び
第2バンドの信号を2バンドチユーナ部へ供給
し、第3バンドの信号を1バンドチユーナ部へ供
給するための信号切換えをスイツチングダイオー
ドを用いることなしに行なうことができる。従つ
て、チユーナの特性劣化を防止できるとともに従
来のスイツチングダイオードの代用となるマツチ
ング回路を一部不要信号を抑圧するためのトラツ
プ回路として作用させているので、更に性能向上
を図ることができる。また入力信号を2バンドチ
ユーナ部と1バンドチユーナ部に切換えるための
スイツチングダイオードを使用しないので、その
ためのバイアス抵抗も不要となり、低コスト化に
寄与するところも大きい。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、第1バンド及び第2バンドを
受信する2バンドチユーナ部と第3バンドを受信
する1バンドチユーナ部とを備えたCATV放送
も受信可能な広帯域受信用チユーナにおいて、極
めて簡単な構成によつて性能向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の広帯域受信用チユーナの一実
施例を示す要部回路図、第2図、第3図及び第4
図はそれぞれ第1バンド、第2バンド、第3バン
ドの周波数の信号に対する第1図の等価回路を示
す図、第5図及び第6図はそれぞれ異なる従来の
広帯域受信用チユーナの要部回路図である。 L1……第3コイル、L2……第4コイル、L3
…第5コイル、L8……第1コイル、L9……第2
コイル、C2……第3コンデンサ、C3……第2コ
ンデンサ、C8……第1コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心周波数1なる第1バンドを受信するとき同
    調回路となる第1入力同調回路と該1より高い中
    心周波数2なる第2バンドを受信するとき同調回
    路となる第2入力同調回路と該第1、第2入力同
    調回路を選択的に切り替えるスイツチング手段を
    備える2バンドチユーナ部と、該2より高い中心
    周波数3なる第3バンドを受信するとき同調回路
    となる第3入力同調回路を備える1バンドチユー
    ナ部とからなり、共通の入力端子から与えられる
    前記第1、第2、第3バンドの信号を選択して前
    記各チユーナ部で受信する広帯域受信用チユーナ
    において、第1コイルL8と第2コイルL9と第1
    コンデンサC8の直列回路で構成され、一端が前
    記共通の入力端子に、他端が前記第3入力同調回
    路に接続され、前記第3バンドのみを通過させる
    第1マツチング回路と、第3コイルL1と第4コ
    イルL2と第2コンデンサC3の直列回路で構成さ
    れ、一端が前記第1コイルL8と前記第2コイル
    L9との接続点に、他端が前記第2入力同調回路
    に接続され、前記第2バンドのみを通過させる第
    2マツチング回路と、第5コイルL3と第3コン
    デンサC2の直列回路で構成され、一端が前記第
    3コイルL1と前記第4コイルL2との接続点に、
    他端が第1入力同調回路に接続され、前記第1バ
    ンドのみを通過させる第3マツチング回路とを設
    け、少なくとも前記第1、第2バンドを受信する
    ときに前記第1マツチング回路は前記第3バンド
    をトラツプすることを特徴とする広帯域受信用チ
    ユーナ。
JP7945185U 1985-05-28 1985-05-28 Expired JPH0349471Y2 (ja)

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JPS61195631U JPS61195631U (ja) 1986-12-05
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