JPH0724826Y2 - チューナ装置 - Google Patents

チューナ装置

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JPH0724826Y2
JPH0724826Y2 JP1988080918U JP8091888U JPH0724826Y2 JP H0724826 Y2 JPH0724826 Y2 JP H0724826Y2 JP 1988080918 U JP1988080918 U JP 1988080918U JP 8091888 U JP8091888 U JP 8091888U JP H0724826 Y2 JPH0724826 Y2 JP H0724826Y2
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JP
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uhf
circuit
vhf
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郁雄 安井
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、テレビジョン受像機等に使用されるチューナ
装置に関する。
(ロ)従来の技術 テレビジョン受像機用のチューナ装置は例えば実公昭58
-4284号公報(H04B1/18)等に記載されているが、特に
第4図はアンテナ端子を共有し、IF(中間周波数)トラ
ップ回路、CB(アマチュア無線の市民バンド)トラップ
を通して、バンドスイッチによってVHFとUHFの切替えを
行っているチューナ装置の回路図を示している。
同図において、(ANT)はオン・エアー・テレビ放送のV
HF、UHF信号やCATV(ケーブルテレビ)信号が供給され
るアンテナ入力端子、(T1)(T2)はコイル(L1
(L7)とコンデンサ(C1)(C2)で形成されるIFトラッ
プ回路、(B)はコンデンサ(C2)(C3)及びコイル
(L2)(L3)よりなるCBトラップ回路、(1)はコイル
(L4)、スイッチングダイオード(D2)、コンデンサ
(C8)及びバイアス抵抗(R2)よりなるシャント回路、
(R6)は帰路抵抗、(D1)はUHF/VHF切換用スイッチン
グダイオード、(R1)は前記スイッチングダイオード
(D1)をバイアスするための抵抗、(2)はバンド切換
え用のUHF電源端子、(C4)は結合用コンデンサ、
(L5)は共振線路からなるUHFアンテナコイル、(K−
A)は入力同調用共振線路、(D3)は可変容量ダイオー
ド、(R3)は可変容量ダイオード(D3)のバイアス用抵
抗、(3)は同調電圧供給端子、(C5)は同調容量、
(Tr)は高周波増幅用FET(電界効果トランジスタ)、
(C6)は結合コンデンサ、(L6)は前記FETのゲート電
極に接続されたマッチングコイル、(C7)はバイパスコ
ンデンサ、(R4)(R5)は前記FET用のバイアス抵抗、
(4)はUHF電源端子、(5)はVHFチューナ部である。
VHF受信時には、UHF電源端子(2)に電源電圧が印加さ
れないので、スイッチングダイオード(D1)(D2)はオ
フ状態にあり、アンテナ入力端子(ANT)に入力された
信号はUHFチューナ部(6)には供給されず、VHFチュー
ナ部(5)の入力同調回路に供給される。
UHF受信時には、UHF電源端子(2)に電源電圧が印加さ
れるので、スイッチングダイオード(D1)(D2)はオン
状態にあり、アンテナ入力端子(ANT)に入力された信
号はスイッチングダイオード(D1)を介して、コンデン
サ(C4)、共振線路(L5)(K−A)、可変容量ダイオ
ード(D3)、コンデンサ(C5)(C6)及びコイル(L6
よりなる入力同調回路に供給される。またスイッチング
ダイオード(D2)もオン状態になっているので、アンテ
ナ入力端子(ANT)に供給されたVHF信号をスイッチング
ダイオード(D2)及びバイパスコンデンサ(C8)を介し
て地絡するが、UHF信号は微小インダクタンスを有する
コイル(L4)の存在のために地絡されない。従って、前
記シャント回路は、UHF受信時にUHF電源電圧(バンド切
換え信号)に応じてVHF回路部(5)とUHF回路部(6)
とを実質的に遮断する働きをなす。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、前記UHFチューナ部(6)のUHF入力同調回路
(7)はアンテナ入力端子(ANT)から供給されるUHF信
号に対する整合をとるようにしている。すなわち、この
第4図に示されるチューナのUHF入力同調回路の整合度
特性は第5図の如くなり、この整合度特性はコンデンサ
(C4)、共振線路(L5)(K−A)、可変容量ダイオー
ド(D3)、コンデンサ(C7)(C6)、コイル(L6)及び
FET(Tr)の入力容量によって決まり、同調電圧を変化
させることにより可変容量ダイオードの容量を変化させ
ることによって所望の周波数(fD)で最良の整合特性が
得られるようにしている。しかし、前記整合点(fD)の
他にも別の整合点(fi)がVHF帯に生じるが、この整合
点(fi)は意図して形成されたものではなくコイル
(L4)、コンデンサ(C6)、コイル(L6)、FET(Tr)
が有する固定及び浮遊容量等によって発生したものであ
る。このため、UHF信号受信時に前記整合点(fi)付近
のVHF信号がUHF入力同調回路に入り、UHF帯の希望信号
と干渉を起こす。
このため、従来は第4図に示すように、コンデンサ
(C4)の前にコンデンサ(C10)、コイル(L8)からな
るハイパスフイルタ(8)を設けて、VHF信号を地絡す
る方法が考えられているがこのようなハイパスフイルタ
(8)を設けると、UHF帯での整合がとれなくなり、雑
音指数特性、利得等の性能が劣化し所望の性能が得られ
なくなってしまうという欠点がある。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであり、UHF帯で
の整合特性を犠牲にすることなく、UHF受信時に於けるV
HF妨害性能を向上させたチューナ装置を提供しようとす
るものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、第4図のVHF信号阻止用のハイパスフイル
タ(8)を削除し、その代わりにシャント回路を構成す
る素子及び前記UHF入力同調回路を構成する素子の値
を、UHF受信時にVHF帯に生じる前記UHF入力同調回路の
整合点がオン・エア・テレビ放送のVHFハイバンドとUHF
バンドとの間に存在し且つその整合点に於ける整合度が
小さくなるように選定した。
また、更に上記シャント回路をインダクタンスとコンデ
ンサの直列回路を備える構成とし、その直列回路の共振
によるトラップ周波数を前記整合点に選定するようにし
た。
(ホ)作用 上記の構成に依れば、UHF入力同調回路に生じる不所望
な整合点がVHF帯外に移行する。そして、更に前述の直
列共振によるトラップを設けると、その整合点での整合
度を大きく低下させることができる。
(ハ)実施例 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図を参照しつつ説
明する。
第1図は本考案を実施したチューナ装置の回路図を示し
ており、この実施例では第4図と同一部分は同一符号を
付してその説明は省略するが、従来例とは異なりハイパ
スフィルタ(8)を削除し、その代わりにシャント回路
及び入力同調回路(7)を構成する各素子の値を次のよ
うに選定したことを特徴とする。
すなわち、先ず第1の実施例では、シャント回路を構成
するコイル(L4)の値を10nH程度にし、また入力同調回
路(7)を構成するコンデンサ(C6)の値を5〜6pF程
度、コイル(L6)の値を50〜70nH程度に選定している。
このように選定すれば、第2図(a)に示すように不所
望な整合点(fi)が電界強度が高い(即ち、妨害を与え
やすい)オン・エアーのテレビジョン放送のVHFハイバ
ンドからこのVHFハイバンドとUHFバンドとの間に存在す
る電界強度の弱い(即ち、妨害を与えにくい)CATVチャ
ンネル帯に移行すると共に、その整合点(fi)での整合
損失が増大即ち整合度が減少するので、第3図に一点鎖
線で示す如く、UHF受信時のVHF信号妨害排除能力が改善
される。
しかし、CATV放送は電界強度が比較的弱くて妨害を与え
にくいとは云うものの、上述のようにすることによって
その妨害を完全に排除できるとは言えない。そのため、
更に好適な第2の実施例では入力同調回路(7)内の前
記コンデンサ(C6)及びコイル(L6)の値は何れも先の
第1の実施例と同一の値にするが、シャント回路(1)
のコンデンサ(C8)を30〜40pFに選定し、インダクタン
ス(L4)を数nHに選定している。そして、それによって
このコンデンサ(C8)とインダクタンス(L4)との共振
によるトラップ周波数が前述のCATVチャンネル帯に存在
する整合点(fi)になるようにして、この整合点での整
合損失が第2図(b)の如く充分大きく(即ち、整合度
が小さく)なるようになし、それによってUHF受信時に
於けるCATV及びVHFテレビバンドの妨害排除性能を第3
図の実線の如く更に改善することができるのである。
尚、先の第3図に於いて破線は第4図の従来回路による
特性を示している。
(ト)考案の効果 本考案に依れば、UHF受信時におけるVHFテレビバンド及
びCATVバンド妨害排除性能を簡単且つ低コストで大幅に
向上せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のチューナ装置の実施例を示す要部回路
図、第2図(a)(b)はその作用を説明するための
図、第3図は本考案の効果を説明するための図、第4図
は従来のチューナ装置の要部回路図、第5図は従来の欠
点を説明するための図である。 (1)……シヤント回路、(5)……VHFチューナ部、
(6)……UHFチューナ部、(7)……UHF入力同調回
路、(ANT)……アンテナ入力端子、(D1)……スイッ
チングダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】VHF及びUHF信号が供給されるアンテナ入力
    端子と、前記アンテナ入力端子から入力された信号をバ
    ンド切換え信号に応じてVHF回路部またはUHF回路部に導
    くスイッチング手段と、前記VHF回路部とUHF回路部間に
    設けられUHF受信時にバンド切換え信号に応じてVHF回路
    部とUHF回路部間を実質的に遮断するシャント回路と、
    前記UHF回路部に設けられたUHF入力同調回路とを備えた
    チューナ装置において、 前記シャント回路をインダクタンスとコンデンサの直列
    回路で構成し、該シャント回路を構成する素子及び前記
    UHF入力同調回路を構成する素子の値を、UHF受信時にVH
    F帯に生じる前記UHF入力同調回路の整合点がオン・エア
    ー・テレビ放送のVHFハイバンドとUHFバンドとの間に存
    在し且つその整合点に於ける整合度が小さくなるように
    選定してなると共に、前記シャント回路における直列回
    路の共振によるトラップ周波数を前記整合点に選定して
    なることを特徴とするチューナ装置。
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