JPH0434591Y2 - - Google Patents

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JPH0434591Y2
JPH0434591Y2 JP2943286U JP2943286U JPH0434591Y2 JP H0434591 Y2 JPH0434591 Y2 JP H0434591Y2 JP 2943286 U JP2943286 U JP 2943286U JP 2943286 U JP2943286 U JP 2943286U JP H0434591 Y2 JPH0434591 Y2 JP H0434591Y2
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビ受像機やCATVコンバータ等
に使用されるUV(UHF・VHF)一体型チユーナ
に関する。
(ロ) 従来の技術 序述の如きUV一体型チユーナでは、その
UHFチユーナ部及びVHFチユーナ部が共通の入
力端子に接続されるようになつている場合が多い
が、そのような場合には上記各チユーナ部の入力
回路が互いに影響を与え合わないように、その各
チユーナ部の入力端をそれぞれスイツチングダイ
オードを介して前記入力端子に接続し、その各ダ
イオードのオン、オフを選択的に切換えるように
している。このような構成は、例えば実開昭59−
6331号公報に記載されたCATVチユーナに見受
けられる。
ところで、一般にダイオードは逆バイアスによ
るオフ状態では2〜3pF程度の接合容量を呈する
ので、この容量の影響が問題になる。特にUHF
受信時には、VHFチユーナ部の入力端に接続さ
れたスイツチングダイオードがオフになるので、
UHFチユーナ部の入力端にはこのダイオードの
接合容量を介してVHFチユーナ部の入力回路が
接続されることになる。そして、その2〜3pFの
接合容量はUHF帯に対して比較的低いインピー
ダンスを呈するので、UHF信号に対する一種の
トラツプ回路が構成され、UHF信号が十分な大
きさでUHFチユーナ部に供給されないと言う問
題が生じる訳である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、UV一体型チユーナに於ける上記の
如き欠点即ちVHFチユーナ部側の回路がUHF信
号に与える影響を除去することを目的としてい
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、VHFチユーナ部の入力端をUHF
信号阻止用のインダクタンスを介してチユーナの
入力端子に接続すると共に、その入力端子と上記
インダクタンスとの接続点にスイツチングダイオ
ードを介してUHFチユーナ部の入力端を接続す
るようにした。
(ホ) 作用 上記構成に依れば、UHF受信時に上記入力端
子に入力されたUHF信号は、前記インダクタン
スに阻止されてVHFチユーナ部側に漏れないの
で、UHFチユーナ部に充分な大きさで供給され
ることになる。
(ヘ) 実施例 図面は本考案を採用したCATV放送受信用の
UV一体型チユーナの入力回路部を示しており、
1はチユーナの高周波入力端子、2はVHF帯〜
UHF帯を通過帯域とする入力フイルタ回路、3
は第1のVHFチユーナ部、4は第2のVHFチユ
ーナ部、5はUHFチユーナ部である。
前記第1VHFチユーナ部3は、通常のテレビ放
送帯の1〜12チヤンネル及びCATV放送帯のミ
ツドバンドからハイパーバンドまでを受信する2
バンドタイプのものであつて、可変容量ダイオー
ドVD1、バンド切換用スイツチングダイオード
D1及びその他のコイルやコンデンサ等からなる
入力同調回路6が高周波増幅用のデユアルゲート
FET7の前段に配置されている。そして、その
VHFチユーナ部のハイバンド用電圧端子HBに
+12Vの直流電圧が印加されたとき、この電圧が
逆流阻止用ダイオードD2を通り抵抗R1,R5で分
圧されて前記FET7のバイアスとして、また、
抵抗R2を介して前記スイツチングダイオードD1
の導通バイアスとして印加されることによつてハ
イバンド受信状態となる。他方、ロウバンド用電
圧端子LBに+12Vの直流電圧が印加されたとき
に、この電圧が逆流阻止用ダイオードD3を通り
抵抗R4,R5で分圧されて前記FET7のバイアス
としてのみ印加される(即ち、スイツチングダイ
オードD1には印加されない)ことにより、ロウ
バンド受信状態となるようになつている。
次に前記第2VHFチユーナ部4はCATV放送
帯のスーパーバンドを受信する1バンドタイプの
ものであつて、コイルL1,L2、コンデンサC1
C3、可変容量ダイオードVD2等からなる入力同
調回路8が高周波増幅用FET9の前段に配置さ
れており、スーパーバンド用電圧端子SBに+
12Vの直流電圧が印加されたときに、この電圧が
抵抗R6,R7で分圧されて上記FET9のバイアス
として与えられるようになつている。
また、前記UHFチユーナ部5は、高周波増幅
用FET11の前段に共振導体l1,l2、コンデンサ
C4〜C6、可変容量ダイオードVD3からなる同調
回路10が配置されており、UHF用電圧端子UB
に+12Vの直流電圧が印加されたときに、この電
圧が抵抗R8,R9で分圧されて上記FET11のバ
イアスとして与えられるようになつている。
なお、TUは前記各チユーナ部3,4,5の可
変容量ダイオードVD1,VD2,VD3に対して共通
に設けられたチユーニング電圧印加端子である。
また、本実施例では、入力フイルタ回路2の出
力端(A点)に対して、先ず第1のスイツチング
ダイオードD4を介してUHFチユーナ部5の入力
端(B点)が接続され、このB点が抵抗R10
R11を介して前記UHF用電圧端子VBに接続され
ている。一方、第2VHFチユーナ部4の入力端
(C点)には第2のスイツチングダイオードD5
アノード側が接続され、且つ、このC点が抵抗
R12を介して前記スーパーバンド用電圧端子SB
に、また、抵抗R13を介して前記抵抗R10,R11
接続中点(E点)にそれぞれ接続されている。そ
して、前記第2スイツチングダイオードD5のカ
ソード側が第1VHFチユーナ部3の入力コイルLi
の入力端側と共通接続され、その共通接続点(D
点)がUHF信号阻止用のインダクタンスコイル
(Lx)を介して前記入力フイルタ回路2の入力端
(A点)に接続されている。
前記インダクタンスコイル(Lx)は空心コイ
ルを数ターン巻回してなる数nH程度のものであ
り、本実施例ではこのようなインダクタンスコイ
ルを含む上記接続構成を特徴としている。
さて、斯る実施例に於いて、まず、UHF受信
時には、端子UBからの前述の直流電圧が抵抗
R11を通つたのち同一抵抗値の抵抗R10,R13をそ
れぞれ通つて第1第2のスイツチングダイオード
D4,D5に印加されるので、この各ダイオードD4
D5は一点鎖線で示す経路で電流がそれぞれ流れ
てオンになる。従つて、入力フイルタ回路2から
のUHF信号は、第1スイツチングダイオードD4
を通つてUHFチユーナ部5に供給されると共に、
第1第2VHFチユーナ部4,5の各入力端D,C
側の方向に対してはインダクタンスコイルLxに
よつて阻止されることになる。
なお、上記UHF受信時に第2のスイツチング
ダイオードD5をオンさせるようにしているが、
それはUHF信号に対する阻止作用を助長するた
めである。即ち、このとき第2スイツチングダイ
オードR5をオフ状態にしておくと、その接合容
量と第2VHFチユーナ部4のコンデンサC1及びコ
イルL1とによつてUHF帯域内の或る周波数成分
に対するトラツプ回路が形成されるので、コイル
LxによるUHF信号の阻止作用が充分でない場合
には、上記周波数成分が上記トラツプ回路によつ
て減衰されるからである。従つて、このようなト
ラツプ回路が形成されないように上記ダイオード
D5による容量を零にしているのである。
次に、第2VHFチユーナ部4によるスーパーバ
ンド受信時には、端子SBからの直流電圧が抵抗
R12を介して第2スイツチングダイオードD5に印
加され、他方、第1スイツチングダイオードD4
には抵抗R12,R13,R10を介して上記直流電圧が
印加されるが、上記抵抗R13,R10の合成抵抗値
が抵抗R12よりも充分大きいので、この場合は第
2スイツチングダイオードD5のみオンとなり、
第1スイツチングダイオードD4はオフとなつて
いる。従つて、入力フイルタ回路2からのスーパ
ーバンドの信号がコイルLx及び第2スイツチン
グダイオードD5を介して第2VHFチユーナ部4
の入力端Cに供給される。
ここで前記コイルLxはスーパーバンドの信号
に対しては充分低インピーダンスを呈するので、
上記スーパーバンド信号が減衰されることはな
い。また、第1スイツチングダイオードD4がオ
フであるから、A点にはこのダイオードD4の接
合容量の一端が継がつていることになるが、この
容量はスーパーバンドの信号に対しては比較的高
インピーダンスを呈するので、その信号のB点側
への進入を充分阻止できる。更に上記スーパーバ
ンド信号は前記コイルLxを通つて第1VHFチユ
ーナ部3にも導かれるが、この第1VHFチユーナ
部3の入力同調回路6は上記スーパーバンド信号
に対しては高インピーダンスを呈するので、この
スーパーバンド信号がここで減衰されることもな
い。
また、第1VHFチユーナ部3のロウバンド及び
ハイバンド受信時には、端子SB,UBの何れにも
電圧が印加されないから、第1第2スイツチング
ダイオードD4、D5は共にオフとなつており、そ
のためA点及びD点にはそれぞれ上記各ダイオー
ドD4,D5の接合容量が継がつていることになる
が、これらは上記各バンドの信号に対して充分高
インピーダンスを呈する。従つて、入力フイルタ
回路2からの上記各バンドの信号は、B点及びC
点側に導かれずコイルLxを介して充分な大きさ
で第1VHFチユーナ部3に供給されるのである。
なお、前記実施例では第1VHFチユーナ部3の
入力端にはスイツチングダイオードを設けていな
いが、破線の位置に第3のスイツチングダイオー
ドD6を接続して、このダイオードD6を端子LBの
直流電圧によつてオンさせるようにしてもよい。
また、それぞれ一つのUHFチユーナ部とVHFチ
ユーナ部を設けたUV一体型チユーナにも、本考
案は勿論適用できる。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、入力端子を共用するUV一体
型チユーナに於いて、VHFチユーナ部側の入力
回路の影響を受けずに、UHF信号をUHFチユー
ナ部に充分な大きさで導くことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を採用したUV一体型チユーナの
要部を示す回路図である。 1……入力端子、2……入力フイルタ回路、3
……第1VHFチユーナ部、4……第2VHFチユー
ナ部、5……UHFチユーナ部、D4,D5……第1
第2スイツチングダイオード、Lx……UHF信号
阻止用のインダクタンスコイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) UHFチユーナ部及びVHFチユーナ部が共通
    の入力端子に接続されるUV一体型チユーナに
    於いて、前記VHFチユーナ部の入力端をUHF
    信号阻止用のインダクタンスを介して前記入力
    端子に接続すると共に、その入力端子と上記イ
    ンダクタンスとの接続点に第1のスイツチング
    ダイオードを介して前記UHFチユーナ部の入
    力端を接続してなるUV一体型チユーナの入力
    回路。 (2) 前記チユーナは受信バンドの異なる二種の
    VHFチユーナ部を有し、その一方のVHFチユ
    ーナ部の入力端は前記インダクタンスに直結さ
    れ、他方のVHFチユーナ部の入力端は第2の
    スイツチングダイオードを介して前記インダク
    タンスに接続されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のUV一体型チ
    ユーナの入力回路。 (3) 前記第1のスイツチングダイオードはUHF
    受信時のみオンとなり、第2のスイツチングダ
    イオードはUHF受信時及び前記他方のVHFチ
    ユーナ部の受信時にオンとなることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第2項記載のUV一
    体型チユーナの入力回路。
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