JPH0718191Y2 - 電子同調チューナの入力回路 - Google Patents

電子同調チューナの入力回路

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JPH0718191Y2
JPH0718191Y2 JP16680188U JP16680188U JPH0718191Y2 JP H0718191 Y2 JPH0718191 Y2 JP H0718191Y2 JP 16680188 U JP16680188 U JP 16680188U JP 16680188 U JP16680188 U JP 16680188U JP H0718191 Y2 JPH0718191 Y2 JP H0718191Y2
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JP
Japan
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vhf
band
signal
uhf
series circuit
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JP16680188U
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JPH0288339U (ja
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泰治 鹿田
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Toshiba Corp
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  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、テレビジョン受信機などに用いられる電子
同調チューナの入力回路に関する。
(従来の技術) アンテナからのVHF帯及びUHF帯信号を1つの入力端子に
導入して選局を行なう電子同調チューナがある。第3図
はこの種のチューナの入力回路であり、VHF受信状態とU
HF受信状態とで信号経路を切換えることができるように
なっている。即ち、入力端子21は、コイル24を介して接
地されるとともに結合コンデンサ25の一端に接続されて
いる。コンデンサ25の他端は、抵抗26を介して接地され
るとともに、スイッチングダイオード27と40のカソード
に接続されている。
スイッチングダイオード27のアノードは、VHFフィルタ
を構成するコイル28を介したのち、コンデンサ29を介し
て接地されるとともに、コイル30の一端に接続される。
コイル30の他端は、抵抗31を介して切換え電圧入力端子
32に接続されるとともに端子33を介してVHFチューナに
接続されている。
他方、スイッチングダイオード40のアノードは、結合コ
イル41及びコンデンサ42を介して接地される。結合コイ
ル41とコンデンサ42の接続点には、端子44からの切換え
電圧が抵抗43を介して供給される。結合コイル41は、同
調インダクタ45に電磁結合している。同調インダクタ45
の一端は接地され、他端は、可変容量ダイオード48及び
コンデンサ49を介して接地され、可変容量ダイオード48
のカソード側には、端子51からの同調電圧が抵抗50を介
して供給される。同調インダクタ45に同調したUHF信号
は、結合コンデンサ46、端子47を介してミキサ段に伝送
される。
上記の電子同調チューナの入力回路によると、VHF受信
状態のときは、端子32がハイレベル、端子44がローレベ
ルに切換えられる。これにより、ダイオード40はオフ、
ダイオード27はオンして、VHF帯域の信号がVHFチューナ
に導かれる。ダイオード40側の回路は、VHF帯の信号が
損失を受けないように遮断されることになる。逆に、UH
F受信状態のときは、端子32がローレベル、端子44がハ
イレベルに切換えられる。これにより、ダイオード40は
オン、ダイオード27はオフして、UHF帯域の信号が結合
コイル41に導かれる。ダイオード27側の回路は、UHF帯
域の信号が損失を受けないように遮断されることにな
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記した回路によると、次のような問題がある。アマ
チュア無線信号やCB帯の入力信号が強電界であった場
合、その影響でスイッチングダイオード27や40の部分で
歪み信号を生じることがる。UHF受信状態とVHF受信状
態とを切換えるために2か所の端子44,32が必要であ
り、それだけ入力回路における配線引回しが多くなりパ
ターン配線構造が複雑になる。さらにUHF受信状態の
時に、ダイオード27の逆容量と,VHF入力回路とにより共
振が発生することがある。
そこでこの考案は、上記したようにVHFとUHF帯域の受信
範囲が連続しているような電子同調チューナにおいて、
各帯域の受信状態のときに互いの性能に悪影響を及ぼす
ような要因を除去し、しかも構成を簡素化することがで
きる電子同調チューナの入力回路を提供することを目的
とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案は、VHF帯とUHF帯の信号受信範囲が連続してお
り,アンテナからの入力端子を1端子としている電子同
調チューナにおいて、前記入力端子の信号をVHFチュー
ナに導くためのVHFフィルタと、前記入力端子とUHF用の
同調インダクタに信号を電磁結合する結合インダクタと
の間に接続されたコンデンサと可変容量ダイオードとに
よる直列回路と、前記可変容量ダイオードの容量を可変
するための特性切換え電圧供給手段とを具備し、VHF受
信状態では前記直列回路を低域フィルタ特性に切換えて
前記入力端子におけるVHF帯域信号の損失を防ぎ、UHF受
信状態では前記直列回路を高域フィルタ特性に切換えて
前記入力端子におけるUHF帯域信号の損失を防ぎ、CB帯
域信号に対しては前記コンデンサによる損失を与え,か
つVHF帯域のハイバンド受信時には前記直列回路及び結
合インダクタが可変イメージトラップとして機能するよ
うに構成したものである。
(作用) 上記の手段により、VHF受信状態では前記直列回路が低
域フィルタ特性に切換えられて前記入力端子におけるVH
F帯域信号の損失を防ぐことができ、UHF受信状態では前
記直列回路が高域フィルタ特性に切換えられて前記入力
端子におけるUHF帯域信号の損失を防ぐことができ、CB
帯域信号に対しては前記コンデンサによる損失を与える
ことができ,かつVHF帯域のハイバンド受信時には前記
直列回路及び結合インダクタが可変イメージトラップと
して機能することができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの考案の一実施例である。入力端子11にはア
ンテナからの信号が導入される。入力端子1は、コイル
2を介した後,コンデンサ3を介して接地されるととも
に、コイル4の一端に接続されている。コイル4の他端
は、出力端子5を介してVHFチューナに接続されてい
る。コイル2,4,コンデンサ3は、VHFフィルタを構成し
ている。
更に入力端子1は、コンデンサ6と可変容量ダイオード
7の直列回路8の一端に接続されている。この直列回路
8の他端は、結合コイル9を介して接地されている。結
合コイル9は、同調インダクタ10と電磁結合している。
同調インダクタ10の一端は接地され、他端は、可変容量
ダイオード13およびコンデンサ14を介して接地されてい
る。そして、この可変容量ダイオード13のカソードに
は、端子16からの同調電圧が抵抗15を介して供給され
る。またこの電圧は、抵抗17を介して先の可変容量ダイ
オード7のカソードにも供給される。
UHF受信時に同調インダクタ10に、誘導されたUHF帯域の
信号は結合コンデンサ11及び端子12を介してミキサに導
かれる。
この考案の実施例は上記のように構成される。
まずUHF受信状態のときは、VHFチューナはオフされ、UH
Fチューナ側がオンされる。この場合、入力端子1のUHF
信号は、直列回路8を介して結合コイル9に導かれる。
他方、コイル2,4及びコンデンサ3は、VHFフィルタとし
て機能しているので、UHF信号を阻止する。更に、UHF帯
域信号は、可変容量ダイオード13に与えられる同調電圧
VTにより受信チャンネルが選択されるが、更に同調電圧
は、抵抗17により減衰されて可変容量ダイオード7にも
供給されている。従って、このときに抵抗17を介して供
給される電圧が、直列回路8を高域フィルタ特性に設定
するように、抵抗17の値を選定(例えば10KΩ)するこ
とにより、UHF帯域信号の損失を生じることなくチュー
ナ部に導くことができる。このときの直列回路8と結合
コイル9による特性は、第2図(a)のようになり、高
域フィルタ特性を呈する。尚、第2図(a)で実線は同
調電圧VTが1Vのとき、点線は20Vのときであり、VTの変
化に応じて点線から実線の特性の間で変化する。
次に、VHF受信状態のときは、UHFチューナはオフされ、
VHFチューナ側がオンされる。ここで、VHFローバンド受
信状態のときは、直列回路8は低域フィルタとして機能
し、VHFハイバンドの信号を落とす。このときの特性を
第2図(b)に示す。この機能設定は、抵抗17を介して
供給される電圧調整により容易に設定できる。しがたっ
て、直列回路8及び結合コイル9、コイル2,4,コンデン
サ3は、総合的にはVHFローバンドのフィルタとして機
能することになり、VHF信号に損失を与えることなくVHF
チューナに導入することができる。
次に、VHFハイバンド受信状態においては、直列回路8
及び結合コイル9によるの特性は、第2図(c)のよう
になり、可変イメージトラップとして設定される。これ
により、イメージ妨害のない安定したVHF信号をVHFチュ
ーナに導入することができる。
さらに、強電界によるCB帯域の信号が入力した場合、こ
の信号はコンデンサ6により低減される。このために、
入力端子1からの信号に影響を受ける唯一の可変容量ダ
イオード7が、CB帯域の信号のために歪み成分を発生す
るような現象が低減される。
上記にように、この回路によると、従来の如くVHF経路
とUHF経路とを断続関係により切換えるのではなく、使
用しない方の素子を積極的に,使用している経路の特性
を向上するように切換えられるようにしている。しか
も、従来のように信号入力端子からの信号が供給される
2つのスイッチングダイオードは不要となっている。こ
のために、切換え電圧供給用の回路パターンの配線が簡
略化され、端子16のみに電圧を切換えて供給するだけで
よい。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、上記したように
VHFとUHF帯域の受信範囲が連続しているような電子同調
チューナにおいて、各帯域の受信状態のときに互いの性
能に悪影響を及ぼすような要因を除去し、しかも構成を
簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第2図はこ
の考案の回路による特性を示す特性図、第3図は従来の
電子同調チューナの入力回路を示す回路図である。 1……入力端子、2,4……コイル、3,14……コンデン
サ、6,11……結合コンデンサ、7、13……可変容量ダイ
オード、8……直列回路、9……結合コイル、10……同
調インダクタ、15,17……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】VHF帯とUHF帯の信号受信範囲が連続してお
    り,アンテナからの入力端子を1端子としている電子同
    調チューナにおいて、 前記入力端子の信号をVHFチューナに導くためのVHFフィ
    ルタと、 前記入力端子とUHF用の同調インダクタに信号を電磁結
    合する結合インダクタとの間に接続されたコンデンサと
    可変容量ダイオードとによる直列回路と、 前記可変容量ダイオードの容量を可変するための特性切
    換え電圧供給手段とを具備し、 VHF受信状態では前記直列回路を低域フィルタ特性に切
    換えて前記入力端子におけるVHF帯域信号の損失を防
    ぎ、UHF受信状態では前記直列回路を高域フィルタ特性
    に切換えて前記入力端子におけるUHF帯域信号の損失を
    防ぎ、CB帯域信号に対しては前記コンデンサによる損失
    を与え,かつVHF帯域のハイバンド受信時には前記直列
    回路及び結合インダクタが可変イメージトラップとして
    機能するように構成したことを特徴とする電子同調チュ
    ーナの入力回路。
JP16680188U 1988-12-26 1988-12-26 電子同調チューナの入力回路 Expired - Lifetime JPH0718191Y2 (ja)

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JPH0288339U JPH0288339U (ja) 1990-07-12
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