JPH054354Y2 - - Google Patents

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JPH054354Y2
JPH054354Y2 JP7049986U JP7049986U JPH054354Y2 JP H054354 Y2 JPH054354 Y2 JP H054354Y2 JP 7049986 U JP7049986 U JP 7049986U JP 7049986 U JP7049986 U JP 7049986U JP H054354 Y2 JPH054354 Y2 JP H054354Y2
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oscillation
band
frequency
coil
switching
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JP7049986U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は多バンド受信装置の局部発振回路に関
するものである。
(ロ) 従来の技術 近年、FMバンド放送(76MHz〜90MHz)、TV
ローバンド音声放送(95.75MHz〜107.75MHz)
及びTVハイバンド音声放送(175.75MHz〜
221.75MHz)を受信し得る多バンド受信装置が市
販されている。
此種多バンド受信装置では、バンド切換スイツ
チの切換操作に応答して受信すべき周波数に関連
する素子を機械的或は電子的に切換えるようにな
されており、此種多バンド受信装置について第3
図を参照して説明する。
第3図において、1はアンテナ、2は高周波増
幅回路、3は混合回路、4は中間周波増幅回路、
5は検波回路、6は局部発振回路である。
また、局部発振回路6は、発振用トランジスタ
Q1、スイツチングダイオードD1,D2,D3、TV
ハイバンド音声放送用発振コイルL1、発振コイ
ルL1より大なるインダクタンスを有するFM及び
TVローバンド音声放送用発振コイルL2、バリコ
ンCV、TVハイバンド音声放送の発振周波数調
整用のトリマコンデンサCT1、FM及びTVロー
バンド音声放送の発振周波数調整用のトリマコン
デンサCT2、バイアス用抵抗R1〜R7、ハイパス
用のコンデンサC1,C5、発振回路を構成するコ
ンデンサC2,C3,C4及びパテイングコンデンサ
C6より構成されている。
斯る構成において、バンド切換スイツチ(図示
せず)をTVハイバンド音声放送側に設定する
と、バンド選択信号入力端子7にはHレベルの信
号が、またバンド選択信号入力端子8にはLレベ
ルの信号が夫々印加される。
従つて、スイツチングダイオードD1が順バイ
アスされて導通し、発振コイルL1の一端がコン
デンサC5によつて高周波的に接地される。
故に、局部発振回路は、発振コイルL1のイン
ダクターとパテイングコンデンサC1、トリマコ
ンデンサCT1及びバリコンCVの合成容量値によ
り定まる周波数で発振する。この場合、発振コイ
ルL1にてローエンドのカバー周波数を調整し、
トリマコンデンサCT1にてハイエンドのカバー周
波数を調整する。
一方、バンド切換スイツチ(図示せず)をFM
及びTVローバンド音声放送側に設定すると、バ
ンド選定信号入力端子7にはLレベルの信号が、
またバンド選択信号入力端子8にはHレベルの信
号が夫々印加される。
従つて、スイツチングダイオードD2,D3が順
バイアスされて導通し、パテイングコンデンサ
C6が短絡されると共にトリマコンデンサCT2がト
リマコンデンサCT1及びバリコンCVと並列に接
続される。
故に、局部発振回路は、発振コイルL1,L2
合成インダクタンスとトリマコンデンサCT1
CT2及びバリコンCVの合成容量値とにより定ま
る周波数で発振する。この場合、発振コイルL2
にてローエンドのカバー周波数を調整し、トリマ
コンデンサCT2にてハイエンドのカバー周波数を
調整することになるが、発振コイルL1及びトリ
マコンデンサCT1の変化によつても発振周波数が
変化するため、TVハイバンド音声放送用の調整
を先に行う必要がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の技術では、スイツチングダイオード
を用いて各素子の切換制御を達成するようにして
いるが、通常スイツチングダイオードは非導通時
において逆バイアス電圧が零であれば、比較的大
きな容量値を有することが知られており、斯る容
量値が局部発振回路の発振動作に影響を及ぼすと
いう問題があつた。殊にスイツチングダイオード
D3の容量結合により、FM及びTVローバンド音
声放送の調整時、トリマーコンデンサCT2の変化
に対してTVハイバンド音声放送のカバー周波数
変動が非常に大きくなり再度調整をし直さなけれ
ばならないという問題が発生する。
また、スイツチングダイオードD3が非導通の
ときでも比較的大きな結合容量が存在するため、
斯る結合容量とトリマコンデンサCT2の容量値と
が、不要なストレー容量となり、発振動作が不安
定になるという問題があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記の問題点に鑑み、本考案は発振用トランジ
スタと、第1バンドの発振周波数を設定するため
の第1発振コイルと、この第1発振コイルと直列
に接続された第2バンドの発振周波数を設定する
ための第2発振コイルと、この第1及び第2発振
コイルの接続中点に接続され且つ第1バンド選択
信号にて導通せしめられる第1スイツチング素子
と、前記第1及び第2発振コイルの接続中点に接
続され且つ第2バンド選択信号にて導通せしめら
れる第2スイツチング素子と、前記第1発振コイ
ルの一端に接続される第1発振周波数調整用素子
と、前記第2スイツチング素子の導通時、前記第
1及び第2発振コイルの接続中点に接続される第
2発振周波数調整用素子と、発振周波数可変用可
変容量素子とより構成した。
(ホ) 作用 上記の構成において、第1バンド受信時には第
1バンド選択信号にて第1スイツチング素子を導
通せしめ、第1発振コイルの一端及び第2スイツ
チング素子の一端を高周波的に接地し、また第2
バンド受信時には第2バンド選択信号にて第2ス
イツチング素子を導通せしめ、第1及び第2発振
コイルの接続中点に第2発振周波数調整用素子を
接続する。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す図である。
尚、第3図と同一部分には同一符号を付すと共に
その説明を省略する。
第1図では、発振コイルL1,L2の接続中点に
スイツチングダイオードD1,D3のカソードを接
続すると共にスイツチングダイオードD1のアノ
ードと基準電位点間にハイパスコンデンサC5を、
またスイツチングダイオードD3のアノードと基
準電位点間にトリマコンデンサCT2を夫々接続し
ている。
第1図において、TVハイバンド音声放送受信
時には、バンド選択信号入力端子7にはHレベル
の信号が、またバンド選択信号入力端子8にはL
レベルの信号が印加される。
従つて、スイツチングダイオードD1が順バイ
アスされて導通し、発振コイルL1,L2の接続中
点、即ち発振コイルL1の一端及びスイツチング
ダイオードD3のカソードが高周波的に接地され、
斯るTVハイバンド音声放送受信時の発振動作に
対するトリマコンデンサCT2の影響は著しく低減
される。
このとき、局部発振回路は、発振コイルL1
パテイングコンデンサC6、トリマコンデンサCT1
及びバリコンCVにより設定される周波数で発振
する。この場合、発振コイルL1にてローエンド
のカバー周波数を調整し、トリマコンデンサCT1
にてハイエンドのカバー周波数を調整する。
一方、FM及びTVローバンド音声放送受信時
には、バンド選択信号入力端子7にはLレベルの
信号が、またバンド選択信号入力端子8にはHレ
ベルの信号が印加される。
従つて、スイツチングダイオードD2,D3が順
バイアスされて導通し、発振コイルL1,L2の接
続中点にトリマコンデンサCT2を接続すると共に
パテイングコンデンサC6を短絡する。
このとき、局部発振回路は、発振コイルL1
L2,トリマコンデンサCT1,CT2及びバリコン
CVにより設定される周波数で発振する。この場
合、発振コイルL2にてローエンドのカバー周波
数を調整し、トリマコンデンサCT2にてハイエン
ドのカバー周波数を調整する。
第2図は本考案の他の実施例を示す図で、第1
図における発振コイルL2の一端と基準電位点間
に抵抗R8及びハイパスコンデンサC7よりなる逆
バイアス設定回路を設けたものである。
第2図の回路によれば、TVハイバンド音声放
送受信時には、バンド選択信号入力端子7より印
加される直流電圧(例えば、VB)とスイツチン
グダイオードD1の順方向降下電圧VDの差、即ち
(VB−VD)を抵抗R5,R8で分圧した電圧がスイ
ツチングダイオードD2,D3のカソードに印加さ
れ、以つてスイツチングダイオードD2,D3が完
全なカツトオフ状態になるため、その結合容量も
小となる。
一方、FM及びTVローバンド音声放送受信時
には、バンド選択信号入力端子8より印加される
直流電圧(例えば、VB)とスイツチングダイオ
ードD3の順方向降下電圧VDの差、即ち(VB
VD)を抵抗R7,R8で分圧した電圧がスイツチン
グダイオードD1のカソードに印加されるため、
スイツチングダイオードD1が完全なカツトオフ
状態になり、その結合容量も小となる。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、発振用トランジスタと、第1
バンドの発振周波数を設定するための第1発振コ
イルと、この第1発振コイルと直列に接続された
第2バンドの発振周波数を設定するための第2発
振コイルと、この第1及び第2発振コイルの接続
中点に接続され且つ第1バンド選択信号にて導通
せしめられる第1スイツチング素子と、前記第1
及び第2発振コイルの接続中点に接続され且つ第
2バンド選択信号にて導通せしめられる第2スイ
ツチング素子と、前記第1発振コイルの一端に接
続される第1発振周波数調整用素子と、前記第2
スイツチング素子の導通時、前記第1及び第2発
振コイルの接続中点に接続される第2発振周波数
調整用素子と、発振周波数可変用可変容量素子と
より構成したので、安定した発振動作を達成する
ことが出来ると共に例えば第2発振周波数調整用
素子の操作により第1バンドの発振周波数が変動
してしまうという不都合を解決することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図は
他の実施例を示す図、第3図は従来例を示す図で
ある。 Q1……発振用トランジスタ、L1,L2……発振
コイル、D1,D2,D3……スイツチングダイオー
ド、CT1,CT2……トリマコンデンサ、CV……
バリコン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発振用トランジスタと、第1バンドの発振周波
    数を設定するための第1発振コイルと、この第1
    発振コイルと直列に接続された第2バンドの発振
    周波数を設定するための第2発振コイルと、この
    第1及び第2発振コイルの接続中点に接続され且
    つ第1バンド選択信号にて導通せしめられる第1
    スイツチング素子と、前記第1及び第2発振コイ
    ルの接続中点に接続され且つ第2バンド選択信号
    にて導通せしめられる第2スイツチング素子と、
    前記第1発振コイルの一端に接続される第1発振
    周波数調整用素子と、前記第2スイツチング素子
    の導通時、前記第1及び第2発振コイルの接続中
    点に接続される第2発振周波数調整用素子と、発
    振周波数可変用可変容量素子とよりなる多バンド
    受信装置の局部発振回路。
JP7049986U 1986-05-09 1986-05-09 Expired - Lifetime JPH054354Y2 (ja)

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JPS62183434U JPS62183434U (ja) 1987-11-20
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