JPH0354446Y2 - - Google Patents

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JPH0354446Y2
JPH0354446Y2 JP8749686U JP8749686U JPH0354446Y2 JP H0354446 Y2 JPH0354446 Y2 JP H0354446Y2 JP 8749686 U JP8749686 U JP 8749686U JP 8749686 U JP8749686 U JP 8749686U JP H0354446 Y2 JPH0354446 Y2 JP H0354446Y2
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JP
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circuit
tuning
coil
midpoint
capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テレビジヨンチユーナの入力回路に
関する。
〔考案の概要〕
本考案は、テレビジヨンチユーナの入力回路に
おいて、第1の同調コイルと第2の同調コイルと
第3の同調コイルと第4の同調コイルとを直列に
接続し、この第1及び第2の同調コイルの接続中
点と第3及び第4の同調コイルの接続中点との間
にスイツチング素子を接続し、第2及び第3の同
調コイルの接続中点と第3及び第4の同調コイル
の接続中点との間に容量素子を接続し、第1の同
調コイルの第2の同調コイル接続側とは反対側を
可変容量素子を介して接地し、第4の同調コイル
の第3の同調コイル接続側とは反対側を接地し、
第2及び第3の同調コイルの接続中点に受信信号
を供給するようにしたことにより、部品点数の少
ない簡単な回路構成で特性の良好な入力回路が得
られるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、テレビジヨンチユーナの入力回路とし
て、特開昭58−105633号公報等に示される如く、
第8図に示す如き回路が使用されていた。
この第8図に示す入力回路は、入力端子1に得
られる受信信号を、イメージトラツプ回路Aと同
調回路Bとを介して出力端子2に供給する回路で
ある。即ち、入力端子1をコンデンサC1を介し
てイメージトラツプ回路Aの出力端子5に接続す
ると共に、このコンデンサC1と並列にコイルL1
L2とコンデンサC2との直列回路を接続する。ま
た、コンデンサC2と並列に抵抗器R1を接続し、
出力端子5からコイルL1とコイルL2との接続中
点に電流が流れるようにダイオードD1を接続す
る。このようにしてイメージトラツプ回路Aが構
成される。
そして、このイメージトラツプ回路Aの出力端
子5を同調回路Bの入力端子6に接続する。この
同調回路Bは、出力端子2を、コンデンサC3
バリキヤツプVC1、コイルL3、コンデンサC4、コ
イルL4、コンデンサC5、コイルL5、コイルL6
びコンデンサC6の直列回路を介して接地し、コ
イルL4とコンデンサC5との接続中点に入力端子
6を接続する。なお、バリキヤツプVC1は、コイ
ルL3からコンデンサC3側に電流が流れるように
接続する。そして、コイルL4と並列に抵抗器R2
を接続し、コイルL5とコイルL6との接続中点か
らコンデンサC4とコイルL4との接続中点に電流
が流れるようにダイオードD2を接続する。また、
バンド切換信号入力端子3を抵抗器R3を介して
コイルL6とコンデンサC6との接続中点に接続し、
バリキヤツプVC1とコイルL3との接続中点をバリ
キヤツプVC2とコンデンサC7を介して接地し、チ
ユーニング電圧信号入力端子4を抵抗器R5を介
してバリキヤツプVC1とコンデンサC3との接続中
点に接続し、バリキヤツプVC2とコンデンサC7
の接続中点を抵抗器R4に接続する。このように
して同調回路Bが構成される。
この第8図に示す如く、イメージトラツプ回路
Aと同調回路Bを構成したことにより、入力端子
1に得られる受信信号を、イメージトラツプ回路
Aでイメージ妨害の除去を行ない、同調回路Bで
入力端子4に得られるチユーニング電圧信号によ
りバリキヤツプVC1,VC2の容量が変化して同調
が行なわれると共に、同調が可能な受信バンドが
入力端子3に得られる電圧信号によるダイオード
D2の導電状態により変化する。このため、例え
ばVHF帯のハイバンドとローバンドとの同調が
この第8図例の回路で行なわれる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、この第8図例の回路は、多くの構成
部品が必要で構成が複雑となる欠点があつた。ま
た、イメージトラツプ回路AはダイオードD1
使用しているため、同調を行なうバンドによつて
は雑音特性が悪化してしまう不都合があつた。
本考案は之等の点に鑑み、簡単な回路構成で特
性の良好なテレビジヨンチユーナの入力回路を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のテレビジヨンチユーナの入力回路は、
例えば第1図に示す如く、第1の同調コイルL7
と第2の同調コイルL8と第3の同調コイルL9
第4の同調コイルL10とを直列に接続し、第1及
び第2の同調コイルL7及びL8の接続中点と第3
及び第4の同調コイルL9及びL10の接続中点との
間にスイツチング素子D3を接続し、第2及び第
3の同調コイルL8及びL9の接続中点と第3及び
第4の同調コイルL9及びL10の接続中点との間に
容量素子C11を接続し、第1の同調コイルL7の第
2の同調コイルL8接続側とは反対側を可変容量
素子VC3を介して接地し、第4の同調コイルL10
の第3の同調コイルL9接続側とは反対側を接地
し、第2及び第3の同調コイルL8及びL9の接続
中点に受信信号を供給するようにしたものであ
る。
〔作用〕
本考案のテレビジヨンチユーナの入力回路によ
ると、同調コイルがイメージトラツプ回路のコイ
ルを兼ねてイメージトラツプ回路と同調回路とを
兼ね備え、部品点数の少ない簡単な回路構成で特
性の良好な入力回路が得られる。
〔実施例〕
以下、本考案のテレビジヨンチユーナの入力回
路の一実施例を、第1図〜第3図を参照して説明
しよう。
本例の入力回路は、VHF帯のハイバンドとロ
ーバンドの受信を行なう入力回路で、第1図に示
す如く入力端子1に得られる受信信号を出力端子
2に供給する回路である。即ち、出力端子2を、
コイルL7、コンデンサC8、コイルL8、コンデン
サC9、コイルL9、コイルL10及びコンデンサC10
直列回路を介して接地する。そして、入力端子1
をコイルL8とコンデンサC9との接続中点に接続
すると共に、この入力端子1を抵抗器R6を介し
て接地する。そして、コイルL8と並列に抵抗器
R7を接続し、コンデンサC9とコイルL9との直列
回路と並列にコンデンサC11を接続する。また、
バンド切換信号入力端子3を、抵抗器R8とダイ
オードD3の直列回路を介してコンデンサC8とコ
イルL8との接続中点に接続する。そして、コイ
ルL7とコンデンサC8との接続中点を抵抗器R9
介して接地し、出力端子2をバリキヤツプVC3
コンデンサC12との直列回路を介して接地し、チ
ユーニング電圧信号入力端子4を抵抗器R10を介
してバリキヤツプVC3とコンデンサC12との接続
中点に接続する。このようにして、本例の入力回
路が構成される。
このようにして構成される第1図例の入力回路
は、入力端子3に供給するバンド切換信号の電圧
値を変えることで、VHF帯のハイバンドの同調
用回路とローバンドの同調用回路とが切換えられ
る。即ち、ハイバンドの受信時には、入力端子3
にダイオードD3が導通状態となるのに充分な電
圧信号を供給することで、この入力端子3に得ら
れる電圧信号が、抵抗器R8、ダイオードD3
抵抗器R7、抵抗器R6を介して接地側へと供給さ
れる。このため、第1図の回路はダイオードD3
の両側が短絡した状態となり、第2図に示す如き
回路と等価の回路となる。この第2図の回路は、
コンデンサC9とコイルL9との直列回路と、コイ
ルL8と、コンデンサC11との並列回路で、イメー
ジトラツプ回路Aが形成される。そして、このイ
メージトラツプ回路Aの出力信号が同調用コイル
としてコイルL7及びL10と同調用可変容量素子と
してバリキヤツプVC3を備えて形成された同調回
路Bに供給される。そして、この同調回路Bでは
入力端子4に得られる電圧信号により、バリキヤ
ツプVC3の容量が変化して、電圧信号に応じた同
調が行なわれ、出力端子2にVHF帯のハイバン
ドの所望の周波数帯に同調した受信信号が得られ
る。
また、ローバンドの受信時には、入力端子3に
ダイオードD3が導通状態とならない電圧信号、
即ちハイバンド時よりも低い電圧信号を供給する
ことで、第1図例のダイオードD3の導通が阻止
された状態となり、第3図に示す如き回路と等価
の回路となる。この第3図の回路は、コンデンサ
C9とコイルL9とコイルL10とコンデンサC10との直
列回路及びコンデンサC9とコイルL9との直列回
路に並列に接続したコンデンサC11とよりなるイ
メージトラツプ回路Aが形成される。そして、こ
のイメージトラツプ回路Aを含んだ状態で同調回
路Bが形成される。即ち、この同調回路Bは、同
調用コイルとしてコイルL7,L8,L9及びL10と同
調用可変容量素子としてバリキヤツプVC3を備え
た回路となる。このようにして、ハイバンドの受
信時とは同調用コイルが異なる同調回路となり、
入力端子4に得られる電圧信号によりバリキヤツ
プVC3の容量が変化して、電圧信号に応じた同調
が行なわれ、出力端子2にVHF帯のローバンド
の所望の周波数帯に同調した受信信号が得られ
る。
以上のように本例のテレビジヨンチユーナの入
力回路によると、VHF帯のハイバンド、ローバ
ンド双方の同調回路とイメージトラツプ回路とが
形成できる。そして、この入力回路は、従来の様
に同調回路とイメージトラツプ回路とを別に構成
した場合に比べ構成部品が少なく回路構成が簡単
で、低価格に構成できる。また、VHF帯のハイ
バンド時において、イメージトラツプ回路がダイ
オードを含まないので、イメージ妨害の除去のロ
スがなく、効率のよい良好なイメージ妨害の除去
が行なえる。
なお、上述実施例のコンデンサC11は、バリキ
ヤツプに置き換えることもできる。即ち第4図に
示す如く、第1図例のコンデンサC11を設ける代
わりにバリキヤツプVC4を設け、コイルL10とコ
ンデンサC10との接続中点と入力端子4とを抵抗
器R12を介して接続する。また、ダイオードD3
コンデンサC8との間にコンデンサC14を接続し、
ダイオードD3とコイルL10との間にコンデンサ
C13を接続する。そして、抵抗器R7を設ける代わ
りに、ダイオードD3とコンデンサC14との接続中
点を抵抗器R11を介して接地する。その他は、第
1図例の回路と同様に構成する。
このようにして、第4図に示す如く構成したこ
とにより、第1図例と同様に入力端子3に得られ
る電圧信号によりVHF帯のハイバンド時には第
5図に示す如き回路と等価の回路になり、VHF
帯のローバンド時には第6図に示す如き回路と等
価の回路になり、夫々のバンドで入力端子4に得
られるチユーニング電圧信号により同調信号が得
られる。この第4図例の入力回路によると、バリ
キヤツプVC4がイメージトラツプ回路の構成部品
をなり、同調回路の同調特性の変化に同期してバ
リキヤツプVC4の容量が変化するため、イメージ
トラツプ回路のイメージ妨害除去特性が同調特性
に応じて最適な状態に変化する。このため、さら
に良好なイメージトラツプ回路のイメージ妨害の
除去が行なえる。
さらに、第7図に示す如く、コイルL9とコイ
ルL10との間にコイルL11を接続し、抵抗器R8
ダイオードD3との間にダイオードD4を接続し、
コイルL10とコイルL11との接続中点とダイオード
D4と抵抗器R8との接続中点をコンデンサC15で接
続するように構成してもよい。この第7図におい
ても、上述の第1図例と同様の作用・効果が得ら
れることは容易に理解できよう。
さらにまた、本考案は上述実施例に限らず、本
考案の要旨を逸脱することなく、その他種々の構
成が取り得ることは勿論である。
〔考案の効果〕 本考案のテレビジヨンチユーナの入力回路によ
ると、部品点数の少ない簡単な回路構成で特性の
良好な入力回路が得られる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテレビジヨンチユーナの入力
回路の一実施例を示す回路図、第2図は第1図例
の回路のハイバンド時の等価回路図、第3図は第
1図例の回路のローバンド時の等価回路図、第4
図及び第7図は夫々本考案のテレビジヨンチユー
ナの入力回路の他の実施例を示す回路図、第5図
は第4図例のハイバンド時の等価回路図、第6図
は第4図例の回路のローバンド時の等価回路図、
第8図は従来の入力回路の一例を示す回路図であ
る。 1は入力端子、2は出力端子、C11はコンデン
サ、D3はダイオード、L7,L8,L9,及びL10はコ
イルである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1の同調コイルと第1の容量素子と第2の同
    調コイルと第2の容量素子と第3の同調コイルと
    第4の同調コイルと第3の容量素子とをこの順番
    に直列に接続し、 上記第1の容量素子と上記第2の同調コイルの
    接続中点と上記第3及び第4の同調コイルの接続
    中点との間にスイツチング素子を接続し、 上記スイツチング素子の上記第3及び第4の同
    調コイルの接続中点側にバンド切換信号を供給し
    て上記スイツチング素子等をバンド切換手段とな
    し、 上記第2の同調コイルと上記第2の容量素子の
    接続中点と上記第3及び第4の同調コイルの接続
    中点との間に第4の容量素子を接続し、 上記第1の同調コイルの上記第1の容量素子と
    の接続側とは反対側を可変容量素子を介して接地
    し、上記第3の容量素子の上記第4の同調コイル
    接続側とは反対側を接地し、 上記第2の同調コイルと上記第2の容量素子の
    接続中点に受信信号を供給し、 上記第1の同調コイルと上記可変容量素子との
    接続中点から出力信号を取り出すようにされたテ
    レビジヨンチユーナの入力回路。
JP8749686U 1986-06-09 1986-06-09 Expired JPH0354446Y2 (ja)

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