JPH0141221Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0141221Y2 JPH0141221Y2 JP1984062823U JP6282384U JPH0141221Y2 JP H0141221 Y2 JPH0141221 Y2 JP H0141221Y2 JP 1984062823 U JP1984062823 U JP 1984062823U JP 6282384 U JP6282384 U JP 6282384U JP H0141221 Y2 JPH0141221 Y2 JP H0141221Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching
- circuit
- catv
- diode
- parallel resonant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Television Systems (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は特に、アメリカ、カナダ向けのテレビ
受信機であつて、無線による一般テレビ放送(以
下一般放送という)とケーブルテレビ放送(以下
CATVという)とを容易に切換え可能としたテ
レビ受信機のトラツプ回路に関するものである。
受信機であつて、無線による一般テレビ放送(以
下一般放送という)とケーブルテレビ放送(以下
CATVという)とを容易に切換え可能としたテ
レビ受信機のトラツプ回路に関するものである。
[従来の技術]
アメリカのテレビ放送の周波数帯域は、54〜
88MHzの低域(第2〜第6チヤンネル)と174M
Hz以上の高域(第7チヤンネル以上)に分かれて
おり、これらの中間の88〜108MHzはFM放送が
使用している。
88MHzの低域(第2〜第6チヤンネル)と174M
Hz以上の高域(第7チヤンネル以上)に分かれて
おり、これらの中間の88〜108MHzはFM放送が
使用している。
したがつて、一般放送のテレビ受信時には、第
3図の実線の特性Aに示すように、FM放送帯域
をトラツプすることが要求される。ところが、
CATVでは、54〜88MHzと174MHz以上の帯域の
みならず、中間の88〜174MHz帯もI,H,…A,
A−1,…A−6などのチヤンネルとして使用し
ている。
3図の実線の特性Aに示すように、FM放送帯域
をトラツプすることが要求される。ところが、
CATVでは、54〜88MHzと174MHz以上の帯域の
みならず、中間の88〜174MHz帯もI,H,…A,
A−1,…A−6などのチヤンネルとして使用し
ている。
したがつて、CATVの受信時には、第3図の
点線の特性Bに示すように、FM放送帯域の周波
数をトラツプせずに平坦な特性であることが必要
である。
点線の特性Bに示すように、FM放送帯域の周波
数をトラツプせずに平坦な特性であることが必要
である。
このような目的のための従来のトラツプ回路が
第2図に示される。この第2図において、入力端
子1は、コイル2,3とコンデンサ4,5をそれ
ぞれ並列に結合した並列共振回路6,7を介して
出力端子8に結合され、また、これらの並列共振
回路6,7の結合点からコイル9とコンデンサ1
0を直列に結合した直列共振回路11を経、さら
にスイツチングダイオード12と直流阻止コンデ
ンサ13を介して接地されている。また、前記入
出力端子1,8間はスイツチングダイオード14
と高周波バイパス用とコンデンサ15の直列回路
を結合し、このダイオード14のアノード側は抵
抗16を介してCATV切換電源+Bの端子20
に結合され、このダイオード14のカソード側は
抵抗17を介して前記ダイオード12のカソード
に結合され、さらに抵抗18を介して接地されて
る。また、前記ダイオード12のアノード側は抵
抗19を介して一般放送切換電源+Bの端子21
に結合されている。そしてこのようにして構成さ
れたFMトラツプ回路の外部に、一般放送と
CATVの切換回路が付加形成されて、前記端子
20,21への切換信号を制御するようになつて
いた。
第2図に示される。この第2図において、入力端
子1は、コイル2,3とコンデンサ4,5をそれ
ぞれ並列に結合した並列共振回路6,7を介して
出力端子8に結合され、また、これらの並列共振
回路6,7の結合点からコイル9とコンデンサ1
0を直列に結合した直列共振回路11を経、さら
にスイツチングダイオード12と直流阻止コンデ
ンサ13を介して接地されている。また、前記入
出力端子1,8間はスイツチングダイオード14
と高周波バイパス用とコンデンサ15の直列回路
を結合し、このダイオード14のアノード側は抵
抗16を介してCATV切換電源+Bの端子20
に結合され、このダイオード14のカソード側は
抵抗17を介して前記ダイオード12のカソード
に結合され、さらに抵抗18を介して接地されて
る。また、前記ダイオード12のアノード側は抵
抗19を介して一般放送切換電源+Bの端子21
に結合されている。そしてこのようにして構成さ
れたFMトラツプ回路の外部に、一般放送と
CATVの切換回路が付加形成されて、前記端子
20,21への切換信号を制御するようになつて
いた。
[考案が解決しようとする問題点]
以上のように、従来はFMトラツプ回路と別個
に切換回路が設けられていたので、回路が大型に
なり、しかも組立コストが高くなるという問題点
があつた。
に切換回路が設けられていたので、回路が大型に
なり、しかも組立コストが高くなるという問題点
があつた。
[問題を解決するための手段]
本考案は、入出力間に、コイルとコンデンサか
らなる2個の並列共振回路を直列に挿入し、これ
らの並列共振回路の結合点と接地間に直列共振回
路を挿入してなるトラツプ回路において、直列に
挿入された前記2個の並列共振回路と並列に
CATV用スイツチイングダイオードを、入力側
からみ逆向にして結合し、前記2個の並列共振回
路の結合点と直列共振回路の間に一般放送用スイ
ツチイングダイオードを並列共振回路側からみて
逆向にして挿入し、前記CATV用スイツチイン
グダイオードのアノード側をトラツプ回路に内蔵
したスイツチイング回路のCATV用切換接点に
結合し、カソード側を抵抗を介して接地し、前記
一般放送用スイツチングダイオードのアノード側
を、前記スイツチング回路の一般放送用切換接点
に結合してなるものである。
らなる2個の並列共振回路を直列に挿入し、これ
らの並列共振回路の結合点と接地間に直列共振回
路を挿入してなるトラツプ回路において、直列に
挿入された前記2個の並列共振回路と並列に
CATV用スイツチイングダイオードを、入力側
からみ逆向にして結合し、前記2個の並列共振回
路の結合点と直列共振回路の間に一般放送用スイ
ツチイングダイオードを並列共振回路側からみて
逆向にして挿入し、前記CATV用スイツチイン
グダイオードのアノード側をトラツプ回路に内蔵
したスイツチイング回路のCATV用切換接点に
結合し、カソード側を抵抗を介して接地し、前記
一般放送用スイツチングダイオードのアノード側
を、前記スイツチング回路の一般放送用切換接点
に結合してなるものである。
[作用]
スイツチング回路を、一般放送用切換接点側に
切換えると、一般放送用スイツチングダイオード
が導通し、2個の並列共振回路と1個の直列共振
回路が作用してFM放送周波数をトラツプする。
このとき、CATV用スイツチングダイオードに
は逆バイアスが加えられオフ状態となる。つぎ
に、CATV用切換接点側に切換えると、CATV
用スイツチングダイオードが導通し、テレビ信号
はトラツプされることなく通過する。このとき、
一般放送用スイツチングダイオードには逆バイア
スが加えられオフ状態となる。
切換えると、一般放送用スイツチングダイオード
が導通し、2個の並列共振回路と1個の直列共振
回路が作用してFM放送周波数をトラツプする。
このとき、CATV用スイツチングダイオードに
は逆バイアスが加えられオフ状態となる。つぎ
に、CATV用切換接点側に切換えると、CATV
用スイツチングダイオードが導通し、テレビ信号
はトラツプされることなく通過する。このとき、
一般放送用スイツチングダイオードには逆バイア
スが加えられオフ状態となる。
[実施例]
本考案の一実施例を第1図に基づき説明する。
なお、第2図と同一部分は同一符号とする。
なお、第2図と同一部分は同一符号とする。
1はテレビ信号の入力端子、8は出力端子であ
る。これらの入出力端子1,8間には、コイル
2,3とコンデンサ4,5をそれぞれ並列に接続
して構成した並列共振回路6,7が直列に挿入さ
れている。また、これらの並列共振回路6,7と
並列に、入力側からみて逆向きのCATV用スイ
ツチングダイオード14と高周波バイパス用コン
デンサ15の直列回路が結合されている。
る。これらの入出力端子1,8間には、コイル
2,3とコンデンサ4,5をそれぞれ並列に接続
して構成した並列共振回路6,7が直列に挿入さ
れている。また、これらの並列共振回路6,7と
並列に、入力側からみて逆向きのCATV用スイ
ツチングダイオード14と高周波バイパス用コン
デンサ15の直列回路が結合されている。
前記2個の並列共振回路6,7の結合点とアー
ス間には、並列共振回路6,7側からみて逆向き
の一般放送用スイツチングダイオード12と、コ
ンデンサ10とコイル9を直列に接続して構成し
た直列共振回路11とが挿入されている。
ス間には、並列共振回路6,7側からみて逆向き
の一般放送用スイツチングダイオード12と、コ
ンデンサ10とコイル9を直列に接続して構成し
た直列共振回路11とが挿入されている。
前記CATV用スイツチングダイオード14の
カソード側は抵抗17を介して接地され、アノー
ド側は抵抗16を介してスイツチング回路22の
CATV用切換接点20に結合されている。また、
前記一般放送用スイツチングダイオード12のア
ノードは抵抗19を介して前記スイツチング回路
22の一般放送用切換接点21に結合されてい
る。さらに、前記スイツチング回路22の共通接
点23は電源+Bに結合されている。このように
してスイツチング回路22はFMトラツプ回路2
4に内蔵した状態となつている。
カソード側は抵抗17を介して接地され、アノー
ド側は抵抗16を介してスイツチング回路22の
CATV用切換接点20に結合されている。また、
前記一般放送用スイツチングダイオード12のア
ノードは抵抗19を介して前記スイツチング回路
22の一般放送用切換接点21に結合されてい
る。さらに、前記スイツチング回路22の共通接
点23は電源+Bに結合されている。このように
してスイツチング回路22はFMトラツプ回路2
4に内蔵した状態となつている。
このような構成において、スイツチング回路2
2を一般放送用切換接点21に切換えると、抵抗
19を介してスイツチングダイオード12、コイ
ル2、抵抗17の回路が形成され、このダイオー
ド12を導通する。このとき、他方のスイツチン
グダイオード14は逆バイアスが加わりオフとな
る。したがつて、2個の並列共振回路6,7と1
個の直列共振回路11とが作用し、第3図の実線
の特性Aのようなトラツプとなる。
2を一般放送用切換接点21に切換えると、抵抗
19を介してスイツチングダイオード12、コイ
ル2、抵抗17の回路が形成され、このダイオー
ド12を導通する。このとき、他方のスイツチン
グダイオード14は逆バイアスが加わりオフとな
る。したがつて、2個の並列共振回路6,7と1
個の直列共振回路11とが作用し、第3図の実線
の特性Aのようなトラツプとなる。
つぎに、スイツチング回路22をCATV用切
換端子20に切換えると、抵抗16を介してスイ
ツチングダイオード14、抵抗17の回路が形成
されて、このダイオード14を導通する。このと
き、抵抗17に電圧が発生するため他方のダイオ
ード12はオフとなる。したがつて、入力端子1
からダイオード14とコンデンサ15を通して出
力端子8へテレビ信号が送られトラツプされない
ので、第3図の点線の特性Bのように平坦な周波
数特性となる。
換端子20に切換えると、抵抗16を介してスイ
ツチングダイオード14、抵抗17の回路が形成
されて、このダイオード14を導通する。このと
き、抵抗17に電圧が発生するため他方のダイオ
ード12はオフとなる。したがつて、入力端子1
からダイオード14とコンデンサ15を通して出
力端子8へテレビ信号が送られトラツプされない
ので、第3図の点線の特性Bのように平坦な周波
数特性となる。
[考案の効果]
(1) 従来のトラツプ回路に、一般放送用と
CATV用の2個のスイツチングダイオードの
切換端子を設けるだけであるから、使い勝手が
よく、しかも別個の切換回路を必要としないの
で小形になる。
CATV用の2個のスイツチングダイオードの
切換端子を設けるだけであるから、使い勝手が
よく、しかも別個の切換回路を必要としないの
で小形になる。
(2) トラツプ回路に、スイツチング回路を内蔵し
ているので組立コストが大巾に低減される。
ているので組立コストが大巾に低減される。
第1図は本考案によるテレビ受信機のトラツプ
回路の一実施例を示す電気回路図、第2図は従来
のFMトラツプ回路図、第3図は周波数特性図で
ある。 1……入力端子、2,3,9……コイル、4,
5,10,13,15……コンデンサ、6,7…
…並列共振回路、11……直列共振回路、12,
14……スイツチングダイオード、16,17,
18,19……抵抗、20……CATV用切換接
点、21……一般放送用切換接点、22……スイ
ツチング回路、23……共通接点、24……FM
トラツプ回路。
回路の一実施例を示す電気回路図、第2図は従来
のFMトラツプ回路図、第3図は周波数特性図で
ある。 1……入力端子、2,3,9……コイル、4,
5,10,13,15……コンデンサ、6,7…
…並列共振回路、11……直列共振回路、12,
14……スイツチングダイオード、16,17,
18,19……抵抗、20……CATV用切換接
点、21……一般放送用切換接点、22……スイ
ツチング回路、23……共通接点、24……FM
トラツプ回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 入出力間に、コイルとコンデンサからなる2
個の並列共振回路を直列に挿入し、これらの並
列共振回路の結合点と接地間に直列共振回路を
挿入してなるトラツプ回路において、直列に挿
入された前記2個の並列共振回路と並列に
CATV用スイツチイングダイオードを、入力
側からみて逆向にして結合し、前記2個の並列
共振回路の結合点と直列共振回路の間に一般放
送用スイツチイングダイオードを、並列共振回
路側からみて逆向にして挿入し、前記CATV
用スイツチイングダイオードのアノード側をト
ラツプ回路に内蔵したスイツチイング回路の
CATV用切換接点に結合し、カソード側を抵
抗を介して接地し、前記一般放送用スイツチン
グダイオードのアノード側を、前記スイツチン
グ回路の一般放送用切換接点に結合してなるこ
とを特徴とするテレビ受信機のトラツプ回路。 (2) 直列共振回路のコンデンサを、スイツチイン
グダイオードをオン、オフするための直流電流
の遮断兼用とした実用新案登録請求の範囲第1
項記載のテレビ受信機のトラツプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984062823U JPS60174367U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | テレビ受信機のトラツプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984062823U JPS60174367U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | テレビ受信機のトラツプ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60174367U JPS60174367U (ja) | 1985-11-19 |
JPH0141221Y2 true JPH0141221Y2 (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=30592396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984062823U Granted JPS60174367U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | テレビ受信機のトラツプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60174367U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5142371A (en) * | 1990-08-06 | 1992-08-25 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Fm trap for a television tuner permitting both tv and fm reception through the same tuner |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP1984062823U patent/JPS60174367U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60174367U (ja) | 1985-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR860006871A (ko) | 다대역 튜너용 튜닝 회로 | |
JPS61257012A (ja) | 2個の周波数帯の切換を行うチユ−ナ用切換回路配置 | |
JPH0141221Y2 (ja) | ||
US4710973A (en) | Varactor diode tuner with band switched coils and lines | |
JPH03184404A (ja) | 混合器 | |
US6665022B1 (en) | Input circuit of TV tuner | |
JPH0224284Y2 (ja) | ||
JPH0132434Y2 (ja) | ||
JPH066619Y2 (ja) | 入力同調回路 | |
US7365802B2 (en) | Television receiver with isolated inputs | |
JPS58994Y2 (ja) | アンテナ切換装置 | |
JPH09130285A (ja) | テレビジョンチューナの入力回路 | |
JPH0246096Y2 (ja) | ||
JPS63177622A (ja) | アンテナ回路 | |
JPH0134442Y2 (ja) | ||
JPS63184424A (ja) | 光受信機 | |
JPS62131616A (ja) | フイルタ回路 | |
KR100298888B1 (ko) | 브이에이취에프 단간동조회로 | |
JPH0227643Y2 (ja) | ||
JPS61239727A (ja) | チユ−ナの入力回路 | |
US3351712A (en) | Simplified time-sampling stereophonic receiver circuit | |
JPH0117876Y2 (ja) | ||
JPS6022685Y2 (ja) | Fmステレオ復調回路 | |
JPS6126338U (ja) | アクテイブアンテナ | |
JPS5816944U (ja) | Vhf電子チユ−ナ |