JPH0453062Y2 - - Google Patents

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JPH0453062Y2
JPH0453062Y2 JP1986114074U JP11407486U JPH0453062Y2 JP H0453062 Y2 JPH0453062 Y2 JP H0453062Y2 JP 1986114074 U JP1986114074 U JP 1986114074U JP 11407486 U JP11407486 U JP 11407486U JP H0453062 Y2 JPH0453062 Y2 JP H0453062Y2
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variable capacitance
capacitance diode
circuit
capacitor
variable
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、UHF等の高い周波数帯のチヤン
ネルの受信が可能とされたTVチユーナ等に用い
られる入力同調回路に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、UHF等の高い周波数帯のチヤン
ネルの受信が可能とされたTVチユーナ等に用い
られる入力同調回路において、トラツプ回路を構
成する入力信号に対して直列に挿入された並列共
振回路の従来固定とされていた容量を直列接続さ
れた可変容量ダイオードとコンデンサとによる可
変容量とすることにより、影像信号妨害等をロー
チヤンネルからハイチヤンネルまで全帯域にわた
つて追従する形で一様に改善するようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
従来のTVチユーナにおいては、VHF帯(90
〜222MHz)より高い周波数のUHF帯(470〜
770MHz)のチヤンネル及びUHF帯に近い
CATV(有線テレビジヨン放送)のチヤンネル等
の受信が可能とされたものが知られている。これ
らの高い周波数帯域のチヤンネルを受信する場合
には回路のQが低下するために選択度が劣化し、
影像妨害等の影響を受け易く問題が生じる。この
ため、従来のUHF等用のTVチユーナにおいて
は、入力同調回路にトラツプ回路を設けて影像信
号成分を除去するように構成されている。
第3図は、従来の入力同調回路の構成を示すも
のである。第3図において21で示されるのがテ
レビジヨン放送受信用のアンテナである。アンテ
ナ21の受信出力がハイパスフイルタ22に供給
され、ハイパスフイルタ22において例えば
UHF帯成分が分離される。ハイパスフイルタ2
2の出力が入力同調回路に供給される。
入力同調回路は、第3図に示すように、コンデ
ンサ23、コイル26及び可変容量ダイオード2
7からなるトラツプ回路33と、可変容量ダイオ
ード27、コイル28及びコンデンサ29からな
る同調回路34とにより構成され、可変容量ダイ
オード27を共用する構成とされている。
端子25に供給される選局電圧が抵抗24を介
して可変容量ダイオード27のカソードに供給さ
れ、可変容量ダイオード27の容量が選局電圧に
対応したものとされる。可変容量ダイオード27
の容量が可変とされることにより、同調回路34
の共振周波数が変化し、ハイパスフイルタ22か
らのUHF帯域の高周波信号から所定のチヤンネ
ルの周波数帯域の成分が選択される。また、トラ
ツプ回路33の共振周波数も変化し、UHF帯域
の所定の周波数成分が除去される。同調出力がコ
ンデンサ30を介してRFアンプ31に供給され、
RFアンプ31において増幅された同調出力が出
力端子32から取り出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の入力同調回路においては、可変
容量ダイオード27を共用する構成とされている
ため、トラツプ回路33のコンデンサ23の容量
は、同調回路34の共振周波数に影響を与えない
程度の小容量例えば1pFとされていた。このた
め、従来の入力同調回路は、トラツプ周波数の可
変範囲が狭く、UHF帯のローチヤンネルからハ
イチヤンネルにわたる全帯域について一様に影像
信号成分を除去することができない欠点を有する
ものであつた。また、トラツプ回路33と同調回
路34とを別個に設けることにより、全帯域にわ
たつて一様に影像信号成分を除去する構成が提案
されているが、この場合にはコイル26を夫々の
回路に設けなければならず回路規模の点で不利と
なるものであつた。
従つて、この考案の目的は、簡単な構成で影像
信号妨害等をローチヤンネルからハイチヤンネル
まで全帯域にわたつて改善することが可能とされ
た入力同調回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、入力信号に直列に挿入された第1
のコイル8から接地された第2のコイル9と第1
の可変容量ダイオード10のアノードとが接続さ
れ、第1の可変容量ダイオード10のカソードが
コンデンサ11により接地された入力同調回路に
おいて、第1のコイル8の入力側の一端と、第1
の可変容量ダイオード10とコンデンサ11との
接続点との間に第2の可変容量ダイオードが接続
され、第1及び第2の可変容量ダイオード5,1
0に対して共通の選局電圧が印加されることを特
徴とする入力同調回路である。
〔作用〕
同調回路を構成する可変容量ダイオード10の
カソードとコンデンサ11との接続点とコイル8
の入力側の一端との間に直列に接続されたコンデ
ンサ3及び可変容量ダイオード5が挿入され、入
力信号に対して直列に挿入される並列共振回路の
従来固定とされていた容量が可変とされる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。第1図は、この考案の一実施例を
示すもので、第1図において1で示されるのがテ
レビジヨン放送受信用のアンテナである。アンテ
ナ1の受信出力がハイパスフイルタ2に供給さ
れ、ハイパスフイルタ2において例えばUHF帯
成分が分離される。ハイパスフイルタ2の出力が
同調回路及びトラツプ回路とからなる入力同調回
路に供給される。
第1図に示すように、ハイパスフイルタ2の出
力端子がマツチング用のコイル8の一端に接続さ
れ、コイル8の他端が可変容量ダイオード10の
アノードに接続されると共に、コイル9を介して
接地されている。また、ハイパスフイルタ2の出
力端子がコンデンサ3の一端に接続され、コンデ
ンサ3の他端が可変容量ダイオード5のアノード
に接続されると共に、抵抗4を介して接地されて
いる。可変容量ダイオード5のカソードと可変容
量ダイオード10のカソードとが接続され、この
接続点が抵抗6を介して選局電圧が供給される端
子7に接続されると共に、コンデンサ11を介し
て接地されている。また、可変容量ダイオード5
のカソードと可変容量ダイオード10のカソード
との接続点にコンデンサ12の一端が接続され、
コンデンサ12の他端がRFアンプ13の入力端
子に接続されている。
コイル9、可変容量ダイオード10及びコンデ
ンサ11によりタンク回路が形成され、このタン
ク回路が同調回路とされている。また、コンデン
サ3、可変容量ダイオード5、コイル8及び可変
容量ダイオード10により入力信号に対して直列
に挿入された並列共振回路が形成され、この並列
共振回路がトラツプ回路とされている。
端子7に供給される選局電圧に対応して可変容
量ダイオード5及び10の容量が可変とされる。
可変容量ダイオード10の容量が選局電圧に対応
して可変とされることにより同調回路の共振周波
数が変化し、ハイパスフイルタ2から出力される
UHF帯域の高周波信号から所定のチヤンネルの
周波数帯域の成分が選択される。また、可変容量
ダイオード5の容量が選局電圧に対応して可変と
されることにより、トラツプ回路の共振周波数が
UHF帯のローチヤンネルからハイチヤンネルに
わたつて追従する形で変化し、ハイパスフイルタ
2からの出力中に含まれる影像信号成分が除去さ
れる。
可変容量ダイオード5のカソードと可変容量ダ
イオード10のカソードとの接続点に発生する影
像信号成分が除去された形の同調出力がRFアン
プ13に供給される。RFアンプ13において所
望のチヤンネルの高周波信号が増幅され、RFア
ンプ13の出力が出力端子14から取り出され
る。出力端子14を介して取り出されたRFアン
プ13の出力が図示せずも混合回路に供給され
る。
第2図は、この考案の一実施例におけるトラツ
プ回路に注目した場合の等価回路を示すものであ
る。一実施例においては、コンデンサ3の容量と
可変容量ダイオード5の容量との合成容量(可変
容量18)が可変とされ、第2図に示すように、
インダクタンス16と可変容量17とによる直列
共振回路とインダクタンス16と可変容量18と
による並列共振回路とによりトラツプ回路が形成
される。つまり、トラツプ回路の共振周波数は、
可変容量ダイオード10の可変容量17と、コン
デンサ3の容量と可変容量ダイオード5の容量と
の可変容量18とにより限定されるものとなる。
一方、従来の入力同調回路におけるトラツプ回路
の共振周波数は、第4図に示すように、可変容量
ダイオード27(第3図参照)の可変容量37
と、コンデンサ33(第3図参照)の固定容量3
8とにより規定されるもので、この考案の一実施
例においては、従来のトラツプ回路に比べて大幅
にトラツプ周波数の可変範囲が大きくされる。
〔考案の効果〕
この考案では、同調回路を構成する可変容量ダ
イオードのカソードとコンデンサとの接続点とマ
ツチング用のコイルの入力側の一端との間に直列
に接続されたコンデンサ及び可変容量ダイオード
が挿入され、入力信号に対して直列に挿入される
並列共振回路の従来固定とされていた容量が可変
とされる。
従つて、この考案に依れば、トラツプ周波数の
可変範囲が従来の入力同調回路に比べて大幅に広
げられ、影像信号妨害等をローチヤンネルからハ
イチヤンネルまで全帯域にわたつて追従する形で
一様に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の接続図、第2図
はこの考案の一実施例におけるトラツプ回路の原
理図、第3図は従来の入力同調回路の接続図、第
4図は従来の入力同調回路におけるトラツプ回路
の原理図である。 図面における主要な符号の説明、3,11,1
2……コンデンサ、4,6……抵抗、5,10…
…可変容量ダイオード、7……選局電圧供給用の
端子、8,9……コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 UHF帯の入力信号に直列に挿入された第1の
    コイルの出力端から、一端が接地された第2のコ
    イルの他端と第1の可変容量ダイオードのアノー
    ドとが接続され、上記第1の可変容量ダイオード
    のカソードがコンデンサにより接地された入力同
    調回路において、 上記第1のコイルの入力側の一端と、上記第1
    の可変容量ダイオードと上記コンデンサとの接続
    点との間に第2の可変容量ダイオードが接続さ
    れ、上記第1及び第2の可変容量ダイオードに対
    して共通の選局電圧が印加されることを特徴とす
    るテレビジヨンチユーナの入力同調回路。
JP1986114074U 1986-07-25 1986-07-25 Expired JPH0453062Y2 (ja)

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JPS6320620U JPS6320620U (ja) 1988-02-10
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