JP2011249982A - テレビジョンチューナの入力同調回路 - Google Patents

テレビジョンチューナの入力同調回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2011249982A
JP2011249982A JP2010119254A JP2010119254A JP2011249982A JP 2011249982 A JP2011249982 A JP 2011249982A JP 2010119254 A JP2010119254 A JP 2010119254A JP 2010119254 A JP2010119254 A JP 2010119254A JP 2011249982 A JP2011249982 A JP 2011249982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuning circuit
band
tuning
vhf
frequency band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010119254A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hashimoto
亜紀良 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2010119254A priority Critical patent/JP2011249982A/ja
Priority to US13/096,763 priority patent/US20110292298A1/en
Priority to CN201110148020XA priority patent/CN102263915A/zh
Publication of JP2011249982A publication Critical patent/JP2011249982A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/24Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection
    • H03J5/242Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection used exclusively for band selection
    • H03J5/244Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection used exclusively for band selection using electronic means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/41Structure of client; Structure of client peripherals
    • H04N21/426Internal components of the client ; Characteristics thereof
    • H04N21/42607Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream
    • H04N21/4263Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream involving specific tuning arrangements, e.g. two tuners
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/455Demodulation-circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/50Tuning indicators; Automatic tuning control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

【課題】コストアップ及び回路大型化を最小限に抑えつつ、UHF帯域内のテレビジョン信号受信時における妨害特性を改善することができる入力同調回路を実現すること。
【解決手段】UHF帯域内のテレビジョン信号受信時に、スイッチングダイオード21をオンして、同調回路部3をUHF帯域に同調させ、また、スイッチングダイオード9をオンして同調回路部2BをUHF帯域内の受信信号周波数より低い周波数帯域内におけるトラップ回路として作用させるようにした。これにより、同調回路部3の通過特性が狭くなって、妨害特性を改善できる。しかも、既存の同調回路部2をトラップ回路として利用することから、専用のトラップ回路を別途設ける必要がないため、コストアップを最小限に抑えることができ、回路が大型化することもない。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビジョンチューナの入力段に用いることのできる入力同調回路に関する。
従来、テレビジョンチューナの入力同調回路として、VHF−Lowバンド、VHF−Hightバンド及びUHFバンドの各バンドに同調するように構成されたバンド切替型の入力同調回路がある(例えば、特許文献1参照)。このバンド切替型入力同調回路は、VHF−Low/Hightバンドのテレビジョン信号に同調する第1の同調回路部と、UHFバンドのテレビション信号に同調する第2の同調回路部とを有し、スイッチングダイオード等のスイッチ手段を用いて第1又は第2の同調回路へ切替えている。
実用新案登録第3101830号公報
ところで、従来の入力同調回路においては、UHFバンド受信時における妨害特性を改善したいという要望がある。UHF受信側となる第2の同調回路部にトラップ回路を付加することで妨害特性を改善できるが、トラップ回路を付加することで、回路が大型化及びコストアップを招く問題が発生する。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、コストアップの抑制と回路の小型化を図りつつ、UHFバンド受信時における妨害特性を改善することができる入力同調回路を提供することを目的とする。
本発明のテレビジョンチューナの入力同調回路は、入力端に接続され第1の周波数バンド及び前記第1の周波数バンドより周波数の高い第2の周波数バンドを選択的に受信可能な第1の同調回路部と、前記入力端に前記第1の同調回路部と並列に接続され前記第2の周波数バンドより周波数の高い第3の周波数バンドを受信可能な第2の同調回路部と、前記入力端と前記第2の同調回路部との間に設けられた第1のスイッチ素子と、を備えたテレビジョンチューナの入力同調回路であり、前記第1の同調回路部は、複数の同調用インダクタと、前記複数の同調用インダクタと共に同調回路を構成する可変容量素子と、前記第1の周波数バンド受信時は非導通であり前記第2の周波数バンド受信時に導通して前記同調回路内のインダクタンス値を下げる第2のスイッチ素子とを有し、前記第3の周波数バンド受信時に、前記第1のスイッチ素子を導通させると共に、前記第2のスイッチ素子を導通させ、前記第3の周波数バンドの受信信号周波数より低い周波数帯域内にトラップを形成することを特徴とする。
この構成によれば、第3の周波数バンド受信時に、第1のスイッチ素子を導通させて、第2の同調回路部を第3の周波数バンドに同調させ、また、第2のスイッチ素子を導通させて第2の同調回路部に接続された第1の同調回路部で第3の周波数バンドの受信周波数より低い周波数にトラップを形成するようにしたので、第2の同調回路部のQが改善されて、妨害特性が改善される。しかも、第3の周波数バンド受信時に形成するトラップは第1の同調回路部を利用することから、部品点数の増加が無く、コストアップを最小限に抑えることができるとともに、回路規模の大型化を防止することもできる。
また本発明は、上記テレビジョンチューナの入力同調回路において、前記第1の同調回路部は、入力端に一端がそれぞれ接続された第1及び第2のインダクタと、前記第1のインダクタの他端とグランド間に接続された第3のインダクタと、前記第2のインダクタの他端とグランド間に接続された前記可変容量素子と、前記第1のインダクタの他端と前記第2のインダクタの他端との間に接続された前記第2のスイッチ素子と、前記第1のインダクタの他端と前記第2のインダクタの他端間で、前記第2のスイッチ素子に直列接続されるか又は前記第2のインダクタの他端と前記可変容量素子との間に介挿される第4のインダクタとで構成されていることを特徴とする。
この構成により、第3の周波数バンド受信時に、前記第1のスイッチ素子を導通させて第2の同調回路部に第1の同調回路部を接続し、前記第2のスイッチ素子を導通させて第4のインダクタが投入されることで第1の同調回路部のインダクタンス値を下げられ、第3の周波数バンドの受信信号周波数より低い周波数帯域内にトラップを形成することができる。
また本発明は、上記テレビジョンチューナの入力同調回路において、前記可変容量素子に対して並列に接続可能なキャパシタを設け、前記第1、第2の周波数バンド受信時には前記キャパシタを接続し、前記第3の周波数バンド受信時には前記キャパシタを非接続とするようにしたことを特徴とする。
この構成により、第1、第2の周波数バンドを受信する場合は、可変容量素子に並列にキャパシタを接続し、第3の周波数バンド受信時にはキャパシタを非接続にして容量を小さくする。第3の周波数バンド受信時に第1の同調回路部の容量を小さくすることで、第1の同調回路部を第3の周波数バンドの受信周波数より低い周波数帯域内におけるトラップ回路として作用させることができ、第2の同調回路部のQを改善でき、妨害特性を更に改善することができる。
また本発明は、上記テレビジョンチューナの入力同調回路において、前記可変容量素子に対して直列に接続可能なキャパシタを設け、前記第1、第2の周波数バンド受信時に、前記キャパシタを非接続とし、前記第3の周波数バンド受信時に、前記キャパシタを接続するようにしたことを特徴とする。
この構成により、可変容量素子に直列にキャパシタを接続することで、可変容量素子とキャパシタの合成容量を該キャパシタの非接続時よりも小さくできる。したがって、第3の周波数バンド受信時に、第1、第2の周波数バンド受信時よりも合成容量が小さくなるように制御することで、第1の同調回路部により第3の周波数バンドの受信周波数より低い周波数帯域にトラップを形成できる。
上記テレビジョンチューナの入力同調回路において、前記第1の周波数バンドはVHF帯域のローバンドであり、前記第2の周波数バンドはVHF帯域のハイバンドであり、前記第3の周波数バンドはUHF帯域であることとしても良い。
本発明によれば、バンド切替型の入力同調回路において、コストアップの抑制と回路の小型化を図りつつ、UHFバンド受信時における妨害特性を改善することができる。
本発明の実施の形態1に係る入力同調回路の回路構成を示す図である。 図1の入力同調回路でVHF−Low/Hightバンド及びUHFバンドそれぞれのテレビジョン信号を受信するときのスイッチングダイオードのオン・オフ状態を示す図である。 図1の入力同調回路のVHFバンド用の同調回路部をトラップ回路として利用したときの概略構成を示す図である。 図3のVHFバンド用の同調回路部の等価回路を示す図である。 図1の入力同調回路におけるUHFバンド用の同調回路部の通過特性を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る入力同調回路のVHFバンド用の同調回路部をトラップ回路として利用したときの概略構成を示す図である。 図6の入力同調回路におけるUHFバンド用の同調回路部の通過特性を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る入力同調回路のVHFバンド用の同調回路部をトラップ回路として利用したときの概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る入力同調回路の回路構成を示す図である。同図において、本実施の形態の入力同調回路1は、VHF−Lowバンド、VHF−Hightバンド及びUHFバンドの各バンドに同調するように構成されたバンド切替型の同調回路であり、VHF−Low/Hightバンドの信号に同調するVHF同調回路部2と、UHFバンドの信号に同調するUHF同調回路部3とを有する。
VHF同調回路部2は、RF入力端50に共に一端が接続された同調用インダクタ4及び5(第1及び第2のインダクタ)と、同調用インダクタ4の他端とグランド間に接続された同調用インダクタ(第3のインダクタ)6と、一端が同調用インダクタ5の他端に接続された同調用インダクタ(第4のインダクタ)7と、カソードが同調用インダクタ5の他端に接続され、アノードがグランドに接続された同調用バラクタダイオード(可変容量素子)8と、アノードが同調用インダクタ4の他端に接続され、カソードが同調用インダクタ7の他端に接続されたスイッチングダイオード(第2のスイッチ素子)9と、を有している。このVHF同調回路部2は、VHF−Lowバンドのテレビジョン信号受信時には、同調用インダクタ7の他端をオープンにしたVHF同調回路部2Aとなり、VHF−Hightバンドのテレビジョン信号受信時には、同調用インダクタ7を投入したVHF同調回路部2Bとなる。
VHF同調回路部2の同調用バラクタダイオード8のカソード側には同調電圧Vtuが印加される。VHF−Low/Hightバンド内での選局時にチャンネルの周波数に応じた同調電圧Vtuが同調用バラクタダイオード8に印加される。VHF同調回路部2に同調したVHF−Low/Hightバンドのテレビジョン信号は、バラクタダイオード10、直流カットキャパシタ11を通り、VHF出力端51から出力される。VHF出力端51とRF入力端50との間には補助的な容量(同調用バラクタダイオード8に印加される電圧が高いときに容量を補う容量)であるキャパシタ12が介挿されている。
UHF同調回路部(第2の同調回路部)3は、一端が信号ライン側に接続され、他端がグランドに接続された同調用インダクタ15と、アノードが同調用インダクタ15の一端に接続され、カソードが直流カットキャパシタ17を介して接地される同調用バラクタダイオード(可変容量素子)16と、を有している。UHF同調回路部3は、インピーダンス調整用インダクタ18及び19、直流カットキャパシタ20、スイッチングダイオード(第1のスイッチ素子)21を介してRF入力端50に接続されている。スイッチングダイオード21は、カソードをRF入力端50側に向けて介挿されている。
UHF同調回路部3の同調用バラクタダイオード16及び同調用バラクタダイオード22それぞれのカソード側には同調電圧Vtuが印加される。UHFバンドでの選局時にチャンネルの周波数に応じた同調電圧Vtuが同調用バラクタダイオード16及び22に印加される。UHF同調回路部3に同調したUHFバンドのテレビジョン信号は、同調用バラクタダイオード22、直流カットコンデンサ23を通り、UHF出力端52から出力される。なお、同調用バラクタダイオード22の両端間にはコンデンサ24が並列に接続されている。また、UHF出力端52とインピーダンス調整用のインダクタ18及び19の入力側との間には補助的な容量(同調用バラクタダイオード16及び22に印加される電圧が高いときに容量を補う容量)であるコンデンサ25が並列に介挿されている。
図2は、VHF−Low/Hightバンド及びUHFバンドそれぞれのテレビジョン信号を受信するときのスイッチングダイオード21,9のオン/オフ状態を示す図である。VHF−Lowバンドのテレビジョン信号を受信するときは、スイッチングダイオード21及び9を共にオフする。これにより、UHF受信側では信号経路P2が遮断されてUHF同調回路部3側はオープンとなる。一方、VHF受信側では、同調用インダクタ7の他端がオープンとなり、同調帯域がVHF−Lowバンドに合わせ込まれたVHF同調回路部2Aが構成され、VHF−Lowバンドのテレビジョン信号を受信可能になる。
また、VHF−Hightバンドのテレビジョン信号を受信するときは、図2に示すように、スイッチングダイオード21をオフし、スイッチングダイオード9をオンする。スイッチングダイオード21をオフすることで、VHF−Lowバンドのテレビジョン信号を受信するときと同様にUHF受信側の信号経路P2が遮断される。一方、VHF受信側ではスイッチングダイオード9をオンすることで、インダクタ7が投入されて同調帯域がVHF−Hightバンドに併せ込まれたVHF同調回路部2Bが構成され、VHF−Hightバンドのテレビジョン信号を受信可能になる。
また、UHFバンドのテレビジョン信号を受信するときは、図2に示すように、スイッチングダイオード21及び9を共にオンする。スイッチングダイオード21をオンすることで、直流カットコンデンサ20を通る信号経路P2にUHFバンドのテレビジョン信号が伝搬し、同調用インダクタ15と同調用バラクタダイオード16とで構成されるUHF同調回路部3にてUHFバンドのテレビジョン信号を受信可能になる。
一方、VHF同調回路部2のスイッチングダイオード9をオンすることで、RF入力端50にはUHF同調回路部3とは並列にVHF−Hightバンドに対応した構成のVHF同調回路部2Bが接続されることになる。同調電圧VtuはUHF同調回路部3と並列にVHF同調回路部2Bにも印加されるので、VHF同調回路部2Bの状態はUHF同調回路部3と連動して変化する。このとき、VHF同調回路部2BはVHF−Hightバンドのテレビジョン信号の受信用として用いられるのではなく、UHFバンド内の受信信号周波数より低い周波数帯域に減衰極を有するトラップ回路として機能する。
図3は、UHFバンド受信時において、VHF同調回路部2Bをトラップ回路として利用したときの入力同調回路1の概略構成を示す図である。スイッチングダイオード9はオンしているので、同調用インダクタ7を含むVHF同調回路部2Bがトラップ回路としてUHF同調回路部3に付加される。
図4は、スイッチングダイオード9はオンしているときのVHF同調回路部2Bの等価回路を示す図である。インダクタLは、同調用インダクタ5〜7を1つのインダクタに置き換えたものである。キャパシタC1は、主に同調用バラクタダイオード8の容量である。
UHFバンド受信時において、UHF同調回路部3に対して、図4に示すトラップ回路が接続されることで、UHF同調回路部3の通過特性は狭くなる。すなわち、急峻な特性になる。UHF同調回路部3のQ値が高くなるということができる。
図5は、図4に示すトラップ回路が接続されたUHF同調回路部3の通過特性を示す図である。VHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2Bによるトラップ回路が無い場合は実線で示す特性Caとなり、VHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2Bによるトラップ回路が接続された場合は、特に低い周波数帯域内において点線で示す特性Cbとなる。すなわち、VHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2Bがトラップ回路として接続されることでUHFバンド用のUHF同調回路部3の低域側の通過特性は急峻にすることができる。UHFバンド内の受信信号周波数より低い周波数帯域内において通過特性が急峻になることで、同帯域内において妨害電波の抑圧が可能となり、UHFバンド用のUHF同調回路部3における妨害特性を改善することができる。
このように本実施の形態の入力同調回路1では、UHFバンド受信時に、スイッチングダイオード21、9をオンして、VHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2BをUHF同調回路部3に接続してトラップ回路として作用させることで、UHFバンド低域側の減衰量を確保するようにしたので、UHF同調回路部3のQを改善できて(急峻な特性に)、妨害特性を改善できる。しかも、既存のVHF同調回路部2をトラップ回路として利用することから、専用のトラップ回路を別途設ける必要がないため、コストアップを最小限に抑えることができる。また、回路が大型化することもない。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る入力同調回路の回路構成を示す図である。なお、同図において前述した図1及び図3と共通する素子には同一の符号を付けている。本実施の形態2は、UHFバンド受信時にVHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2B−1をトラップ回路として利用する。
本実施の形態の入力同調回路30は、VHFバンド用のVHF同調回路部2の同調用バラクタダイオード8に対して並列にキャパシタ31とスイッチングダイオード32からなる直列回路を接続し、VHF−Low/Hightバンドのテレビジョン信号受信時には、スイッチングダイオード32をオンしてキャパシタ31を投入し、UHFバンド受信時には、スイッチングダイオード32をオフしてキャパシタの影響を排除するようにしたものである。
トラップ回路として利用するVHFバンド用のVHF同調回路部2の同調用バラクタダイオード8の静電容量を本来の値(図1の回路構成を前提とした値)より小さくすることで、VHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2B−1をトラップ回路として利用したときに、UHFバンド用のUHF同調回路部3のQを更に改善することができる。これにより、UHFバンド受信時のUHF同調回路部3における妨害特性を更に改善することができる。
図7は、UHFバンド受信時におけるUHF同調回路部3の通過特性を示す図である。VHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2B−1によるトラップ回路が無い場合は実線で示す特性Caとなり、VHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2B−1によるトラップ回路が有ると、特に低い周波数帯域内において1点鎖線で示す特性Ccとなる。すなわち、VHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2B−1によるトラップ回路が有ることで、UHFバンド用のUHF同調回路部3の通過特性は狭くなる。UHFバンド内の受信信号周波数より低い周波数帯域内において通過特性が狭くなることで、同帯域内において妨害電波を抑圧することができ、UHFバンド用のUHF同調回路部3における妨害特性が改善される。
ところで、VHF同調回路部2の同調用バラクタダイオード8の静電容量をトラップ回路用に設定すると、VHF−Low/Hightバンドのテレビジョン信号を受信する時には元の静電容量に戻す必要がある。その場合は、スイッチングダイオード32をオンして同調用バラクタダイオード8に並列にキャパシタ31を接続する。この場合、VHF−Low/Hightバンドのテレビジョン信号受信時の同調用バラクタダイオード8の静電容量をC1とし、トラップ回路として利用したときの同調用バラクタダイオード8の静電容量をC1’とし、同調用バラクタダイオード8に並列に接続するキャパシタ31の静電容量をC0とすると、C1はC1’+C0となる。
このように本実施の形態の入力同調回路30では、VHFバンド用のVHF同調回路部2の同調用バラクタダイオード8に並列にキャパシタ31を接続可能とし、VHF−Low/Hightバンドのテレビジョン信号を受信する時にはキャパシタ31を投入し、UHFバンドのテレビジョン信号を受信する時にはキャパシタ31を高周波的にみえなくするようにしたので、UHFバンド受信時にUHF同調回路部3における通過特性を更に狭くすることができ、UHF同調回路部3における妨害特性を更に改善できる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る入力同調回路の回路構成を示す図である。なお、同図において前述した図1、図3及び図6と共通する素子には同一の符号を付けている。実施の形態3は、UHFバンド受信時に、VHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2B−2をトラップ回路として利用する。
本実施の形態の入力同調回路40は、VHF同調回路部2の同調用バラクタダイオード8に対して、キャパシタ33とスイッチングダイオード32からなる並列回路を直列に接続し、VHF−Low/Hightバンドのテレビジョン信号受信時には、スイッチングダイオード32をオンしてキャパシタ33を高周波的に非接続とし、UHFバンド受信時には、スイッチングダイオード32をオフしてキャパシタ33を接続するようにしたものである。すなわち、同調用バラクタダイオード8へのキャパシタ33の接続を前述した実施の形態2の入力同調回路30と逆にしたものである。
同調用バラクタダイオード8にキャパシタ33を直列に接続することで、同調用バラクタダイオード8との合成静電容量が同調用バラクタダイオード8単独での静電容量より小さくなるので、VHF同調回路部2をVHF−Hightバンド用のVHF同調回路部2B−2にして、このVHF同調回路部2B−2をトラップ回路として利用した場合に、UHFバンド用のUHF同調回路部3の通過特性を更に狭くすることができる。したがって、この場合もUHFバンド用のUHF同調回路部3における妨害特性を更に改善することができる。
このように本実施の形態の入力同調回路40では、VHFバンド用のVHF同調回路部2の同調用バラクタダイオード8に直列に接続可能なキャパシタ33を設け、VHF−Low/Hightバンドのテレビジョン信号を受信する時にはキャパシタ33を非接続とし、UHFバンドのテレビジョン信号を受信する時にはキャパシタ33を接続するようにしたので、UHFバンドのテレビジョン信号受信時にはUHFバンド用のUHF同調回路部3の通過特性を更に狭くすることができ、UHFバンド用のUHF同調回路部3における妨害特性を更に改善できる。
本発明は、テレビジョンの入力同調回路として適用可能である。
1 入力同調回路 2 VHF同調回路部
2B VHF同調回路部 2B−1 VHF同調回路部
2B−2 VHF同調回路部 3 UHF同調回路部
4〜7 同調用インダクタ 8 同調用バラクタダイオード
9 スイッチングダイオード 10 結合用バラクタダイオード
11 直流キャパシタ 12 キャパシタ
15 同調用インダクタ 16 同調用バラクタダイオード
17 直流カットキャパシタ
18、19 インピーダンス調整用インダクタ 20 直流カットキャパシタ
21 スイッチングダイオード 22 同調用バラクタダイオード
23 直流カットコンデンサ 24 コンデンサ
25 コンデンサ 30 入力同調回路
31 キャパシタ 32 スイッチングダイオード
33 キャパシタ 40 入力同調回路
50 RF入力端 51 VHF出力端
52 UHF出力端

Claims (5)

  1. 入力端に接続され第1の周波数バンド及び前記第1の周波数バンドより周波数の高い第2の周波数バンドを選択的に受信可能な第1の同調回路部と、前記入力端に前記第1の同調回路部と並列に接続され前記第2の周波数バンドより周波数の高い第3の周波数バンドを受信可能な第2の同調回路部と、前記入力端と前記第2の同調回路部との間に設けられた第1のスイッチ素子と、を備えたテレビジョンチューナの入力同調回路であり、
    前記第1の同調回路部は、複数の同調用インダクタと、前記複数の同調用インダクタと共に同調回路を構成する可変容量素子と、前記第1の周波数バンド受信時は非導通であり前記第2の周波数バンド受信時に導通して前記同調回路内のインダクタンス値を下げる第2のスイッチ素子とを有し、
    前記第3の周波数バンド受信時に、前記第1のスイッチ素子を導通させると共に、前記第2のスイッチ素子を導通させ、前記第3の周波数バンドの受信信号周波数より低い周波数帯域内にトラップを形成することを特徴とするテレビジョンチューナの入力同調回路。
  2. 前記第1の同調回路部は、入力端に一端がそれぞれ接続された第1及び第2のインダクタと、前記第1のインダクタの他端とグランド間に接続された第3のインダクタと、前記第2のインダクタの他端とグランド間に接続された前記可変容量素子と、前記第1のインダクタの他端と前記第2のインダクタの他端との間に接続された前記第2のスイッチ素子と、前記第1のインダクタの他端と前記第2のインダクタの他端間で、前記第2のスイッチ素子に直列接続されるか又は前記第2のインダクタの他端と前記可変容量素子との間に介挿される第4のインダクタとで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のテレビジョンチューナの入力同調回路。
  3. 前記可変容量素子に対して並列に接続可能なキャパシタを設け、
    前記第1、第2の周波数バンド受信時には前記キャパシタを接続し、
    前記第3の周波数バンド受信時には前記キャパシタを非接続とするようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテレビジョンチューナの入力同調回路。
  4. 前記可変容量素子に対して直列に接続可能なキャパシタを設け、
    前記第1、第2の周波数バンド受信時に、前記キャパシタを非接続とし、
    前記第3の周波数バンド受信時に、前記キャパシタを接続するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のテレビジョンチューナの入力同調回路。
  5. 前記第1の周波数バンドはVHF帯域のローバンドであり、
    前記第2の周波数バンドはVHF帯域のハイバンドであり、
    前記第3の周波数バンドはUHF帯域であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のテレビジョンチューナの入力同調回路。

JP2010119254A 2010-05-25 2010-05-25 テレビジョンチューナの入力同調回路 Withdrawn JP2011249982A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010119254A JP2011249982A (ja) 2010-05-25 2010-05-25 テレビジョンチューナの入力同調回路
US13/096,763 US20110292298A1 (en) 2010-05-25 2011-04-28 Input tuning circuit of television tuner
CN201110148020XA CN102263915A (zh) 2010-05-25 2011-05-25 电视调谐器的输入调谐电路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010119254A JP2011249982A (ja) 2010-05-25 2010-05-25 テレビジョンチューナの入力同調回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011249982A true JP2011249982A (ja) 2011-12-08

Family

ID=45010348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010119254A Withdrawn JP2011249982A (ja) 2010-05-25 2010-05-25 テレビジョンチューナの入力同調回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20110292298A1 (ja)
JP (1) JP2011249982A (ja)
CN (1) CN102263915A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105379110B (zh) * 2013-08-08 2018-01-05 株式会社索思未来 并联谐振电路
CN113630116A (zh) * 2020-05-08 2021-11-09 广州海格通信集团股份有限公司 锁相环反馈电路、锁相环电路和对讲通信设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01139639U (ja) * 1987-11-18 1989-09-25
JPH06120851A (ja) * 1991-03-08 1994-04-28 Alps Electric Co Ltd アンテナ入力回路
JP2003309455A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Alps Electric Co Ltd テレビジョンチューナの入力回路

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4368541A (en) * 1980-06-30 1983-01-11 Evans Robert M Multiplexing arrangement for a plurality of voltage controlled filters
US4397037A (en) * 1981-08-19 1983-08-02 Rca Corporation Diplexer for television tuning systems
DE3703406A1 (de) * 1987-02-05 1988-08-18 Philips Patentverwaltung Kombinierter zf-saug- und parallelkreis fuer einen fernseh-tuner
US5752179A (en) * 1995-08-17 1998-05-12 Zenith Electronics Corporation Selective RF circuit with varactor tuned and switched bandpass filters
JP3765974B2 (ja) * 2000-08-22 2006-04-12 アルプス電気株式会社 テレビジョンチューナ
JP2002300065A (ja) * 2000-11-29 2002-10-11 Alps Electric Co Ltd テレビジョンチューナ
DE60222607T3 (de) * 2001-06-08 2013-01-03 Alps Electric Co., Ltd. Integrierter Fernsehtuner mit Schaltungsanordnung zur Bereichsumschaltung
JP2003283352A (ja) * 2002-03-20 2003-10-03 Sharp Corp 高周波受信装置
US7414675B2 (en) * 2003-08-25 2008-08-19 Alps Electric Co., Ltd Television tuner being capable of receiving FM broadcast signal
JP2005109799A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Sharp Corp 受信装置
JP2007036445A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Sharp Corp テレビジョンチューナ
JP2009194517A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Alps Electric Co Ltd テレビジョンチューナ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01139639U (ja) * 1987-11-18 1989-09-25
JPH06120851A (ja) * 1991-03-08 1994-04-28 Alps Electric Co Ltd アンテナ入力回路
JP2003309455A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Alps Electric Co Ltd テレビジョンチューナの入力回路

Also Published As

Publication number Publication date
CN102263915A (zh) 2011-11-30
US20110292298A1 (en) 2011-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10283252B2 (en) Tunable inductor arrangement, transceiver, method and computer program
US20190356052A1 (en) Antenna System and Terminal
KR930004133B1 (ko) 동조 가능한 단계간 결합회로
US7106149B2 (en) Switchable tuneable bandpass filter with optimized frequency response
US9564858B2 (en) Parallel resonant circuit
US20080030625A1 (en) 3 Band Tv-Rf Input Circuit
JP2011249982A (ja) テレビジョンチューナの入力同調回路
JP2005109799A (ja) 受信装置
US6864924B2 (en) Television tuner input circuit having satisfactory selection properties at high band reception
KR20100027174A (ko) 루프 쓰루 기능을 갖는 튜너 회로
US11146242B2 (en) Filter device, multiplexer, radio frequency front end circuit, and communication device
US20090201429A1 (en) Television tuner
EP2091104A1 (en) Antenna device
US8155609B2 (en) Switch-able band-tracking input filter for combination tuner
JP2010154232A (ja) 周波数可変フィルタ回路
US7295251B2 (en) Television tuner capable of improving image disturbance with receiving UHF band
JP2010288125A (ja) テレビジョン放送チューナ
JP2011019168A (ja) 受信チューナ
JP3130461U (ja) テレビジョンチューナ
EP1237276A2 (en) Television tuner
JPH11220362A (ja) テレビジョンチュ−ナ
JP3108419U (ja) 複同調回路
EP2139112A1 (en) Double-tuned circuit
JP2011254452A (ja) テレビジョンチューナの複同調回路
US20110051015A1 (en) Television signal receiving tuner

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20130611

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130620