JP2003283352A - 高周波受信装置 - Google Patents

高周波受信装置

Info

Publication number
JP2003283352A
JP2003283352A JP2002078069A JP2002078069A JP2003283352A JP 2003283352 A JP2003283352 A JP 2003283352A JP 2002078069 A JP2002078069 A JP 2002078069A JP 2002078069 A JP2002078069 A JP 2002078069A JP 2003283352 A JP2003283352 A JP 2003283352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high frequency
circuit
signal
frequency signal
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002078069A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Katagiri
好貴 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2002078069A priority Critical patent/JP2003283352A/ja
Priority to CNB031074707A priority patent/CN100411315C/zh
Priority to US10/391,770 priority patent/US20030181177A1/en
Publication of JP2003283352A publication Critical patent/JP2003283352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/18Input circuits, e.g. for coupling to an antenna or a transmission line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/1027Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal
    • H04B1/1036Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference assessing signal quality or detecting noise/interference for the received signal with automatic suppression of narrow band noise or interference, e.g. by using tuneable notch filters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、受信を希望する周波数帯域以外の
信号をできるだけ除去し妨害信号群が流入する周波数帯
域を軽減させることができる高周波受信装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明に係る高周波受信装置は、受信し
た複数個の高周波信号から不要混入信号を除去するトラ
ップ回路29を、入力端子21と入力同調回路23との
間に設けたので、入力端子21に入力された高周波信号
が、例えばVHF帯およびUHF帯の信号であり、受信
を希望する高周波信号がVHF帯の信号であった場合、
トラップ回路29はUHF帯の高周波信号をできるだけ
除去するように作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
機の電子チューナなどに用いられる高周波受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、多チャンネルのテレビ放
送信号を受信可能にすると共に鮮明な画像を得るなどの
ため、CATV(ケーブルテレビ)などのように専用の
ケーブルを用いた有線放送が増加する傾向にある。この
ような有線放送では、多チャンネルを得るため、各テレ
ビ放送信号の搬送波中心周波数が互いに近接し、周波数
帯域幅も狭く取っている。したがって、多チャンネルの
テレビ放送信号が増えるにつれて、希望する受信チャン
ネル信号以外の信号群が妨害波として受信する場合があ
る。このような信号群が電子チューナの内部の増幅回路
などに妨害波として加わることによって受信チャンネル
信号の増幅に歪が生じたり、前記妨害波同士のミキシン
グによる周波数変換によって希望受信チャンネル周波数
帯域に妨害波が現れたりするので、テレビ画像の鮮明度
に悪影響を与える場合があった。
【0003】例えば、図1に示すように受信を希望する
チャンネルのテレビ放送信号の搬送波中心周波数が10
0MHz(VHF)で、その周波数帯域幅が±3MHzであ
り、その他、各チャンネルのテレビ放送信号の搬送波中
心周波数が800MHz(UHF)、700MHz(UH
F)、400MHz(UHF)、302MHz(VHF)、
300MHz(VHF)、202MHz(VHF)であった
場合を仮定する。これにより800MHzの信号と700
MHzの信号とのミキシングにより100MHzの妨害波が
発生し、また、400MHzの信号と302MHzの信号と
のミキシングにより98MHzの妨害波が発生し、さら
に、300MHzの信号と202MHzの信号とのミキシン
グにより98MHzの妨害波が発生したとすると、受信希
望のチャンネルのテレビ放送信号(搬送波中心周波数が
100MHz)内の100MHzの信号に、前記ミキシング
により生じた100MHzの信号によるスプリアスが発生
すると共に同じく受信希望のチャンネルのテレビ放送信
号(搬送波中心周波数が100MHz)内の98MHzの信
号に、前記ミキシングにより生じた98MHzの2つの信
号によるスプリアスが発生する。なお、図1において、
1は搬送波中心周波数が100MHz(VHF)で、その
周波数帯域幅が±3MHzである受信希望信号の周波数帯
域を示し、2は前記ミキシングにより発生した100M
Hzの妨害波、3は前記ミキシングにより発生した98M
Hzの妨害波を示す。
【0004】図2は、従来の高周波受信装置(電子チュ
ーナ)の構成を示すブロック図である。この高周波受信
装置は、図示しないアンテナまたはケーブルが接続され
る入力端子21、この入力端子21に入力された高周波
信号を増幅する入力プリアンプ22、この入力プリアン
プ22から出力された高周波信号から希望する周波数の
信号を選択する入力同調回路23、この入力同調回路2
3で選択された高周波信号を増幅するRFアンプ24、
このRFアンプ24から出力された高周波信号の選択精
度を高めるための段間同調回路25、前記高周波信号を
中間周波信号に変換するための発振信号を発生する局部
発振回路26、および段間同調回路25から出力された
高周波信号と局部発振回路26から出力された発振信号
とをミキシングして中間周波信号を作成するミキシング
回路27を備えている。
【0005】次に、この従来の高周波受信装置の動作に
ついて説明する。アンテナまたはケーブルに接続された
入力端子21に入力された放送局の高周波信号は入力プ
リアンプ22に与えられて増幅され、この増幅された高
周波信号は入力同調回路23に与えられる。この入力同
調回路23ではチャンネル選択により希望する放送局の
高周波信号を取り出せるように、その放送局の高周波信
号の周波数に同調させ希望する放送局の高周波信号を選
択して取り出す。この取り出された高周波信号は、RF
アンプ24で増幅され、更に段間同調回路25で同調が
取られて信号の選択精度を高め、ミキシング回路27に
与えられる。また、ミキシング回路27には、段間同調
回路25からの高周波信号の周波数よりも中間周波数分
だけ高い周波数の発振信号を作成する局部発振回路26
からの発振信号も与えられる。これにより、ミキシング
回路27は、段間同調回路25からの高周波信号と局部
発振回路26からの発振信号とをミキシングし、中間周
波信号を作成する。この中間周波信号は図示しない中間
周波増幅回路に与えられる。
【0006】次に、この従来の高周波受信装置におい
て、前述したような妨害波が希望放送局の高周波信号の
周波数帯域内に混入した場合の動作を、図3に基づいて
説明する。図3(a)は入力端子21に入力されたVH
F帯31およびUHF帯32の高周波信号33を示し、
図3(b)は前記高周波信号33が入力プリアンプ22
で増幅された高周波信号34を示す。また、図3(c)
は前記高周波信号34が入力同調回路23に与えられ選
択されたVHF帯31の希望放送局の高周波信号35を
示す。
【0007】この希望放送局の高周波信号35の中には
図1で説明したように妨害波群も含まれる。これは入力
プリアンプ22が飽和のため、この入力プリアンプ22
に与えられた高周波信号33中の互いの信号の周波数の
和と差の成分の周波数成分が妨害波となって発生する。
これにより、入力プリアンプ22の出力信号である高周
波信号34には妨害波群が含まれ、したがって入力同調
回路23を通過した希望放送局の高周波信号35にも入
力同調回路23を通過する周波数の妨害波群が含まれる
ことになる。そして、この妨害波群を含む高周波信号3
5は、RFアンプ24で更に増幅され、段間同調回路2
5を通過し、ミキシング回路27で希望周波数帯域内の
妨害波は希望の高周波信号と共に中間周波信号に周波数
変換される。この結果、ミキシング回路27から出力さ
れる中間周波信号には妨害波が含まれることになる。
【0008】このような妨害波が発生する原因は、入力
プリアンプ22がVHF帯とUHF帯の両方の周波数帯
域の高周波信号を増幅させるようにするために、入力プ
リアンプ22のゲインが予め高く設定されており、飽和
状態に成り易いためである。そこで、このような飽和状
態を防ぐため入力プリアンプ22の前段に予め定めた周
波数帯域の信号を減衰させる減衰回路(ピン・アッテネ
ータ等)を設けた別の従来の高周波受信装置が知られて
いる。
【0009】なお、実用新案登録番号第3034543
号公報に示される無線通信機は、VHF帯の高周波信号
とUHF帯の高周波信号とを送信する場合に、VHF帯
の高周波信号の出力とUHF帯の高周波信号の出力とが
同じ位にするための考案であり、本件のような受信信号
の処理に関するものとは異なる。
【0010】図4は、この別の従来の高周波受信装置の
構成を示すブロック図である。この高周波受信装置は、
アンテナまたはケーブルが接続される入力端子21、こ
の入力端子21から入力された高周波信号を減衰させる
減衰回路28、この減衰回路28で減衰された高周波信
号を増幅する入力プリアンプ22、この入力プリアンプ
22から出力された高周波信号から希望する周波数の信
号を選択する入力同調回路23、この入力同調回路23
で選択された高周波信号を増幅するRFアンプ24、こ
のRFアンプ24から出力された高周波信号の選択精度
を高めるための段間同調回路25、前記高周波信号を中
間周波信号に変換するための発振信号を発生する局部発
振回路26、および段間同調回路25から出力された高
周波信号と局部発振回路26から出力された発振信号と
をミキシングして中間周波信号を作成するミキシング回
路27を備えている。
【0011】次に、この別の従来の高周波受信装置の動
作について説明する。アンテナまたはケーブルに接続さ
れた入力端子21に入力された放送局の高周波信号は減
衰回路28に与えられて減衰される。この減衰された高
周波信号は入力プリアンプ22に与えられて増幅され、
この増幅された高周波信号は入力同調回路23に与えら
れる。この入力同調回路23ではチャンネル選択により
希望する放送局の高周波信号を取り出せるように、その
放送局の高周波信号の周波数に同調させ、希望する放送
局の高周波信号を選択して取り出す。この取り出された
高周波信号はRFアンプ24で増幅され、更に段間同調
回路25で同調が取られ、選択精度を高め、ミキシング
回路27に与えられる。また、ミキシング回路27に
は、段間同調回路25からの高周波信号の周波数よりも
中間周波数分だけ高い周波数の発振信号を作成する局部
発振回路26からの発振信号も与えられる。これによ
り、ミキシング回路27は、段間同調回路25からの高
周波信号と局部発振回路26からの発振信号とをミキシ
ングし、中間周波信号を作成する。この中間周波信号は
図示しない中間周波増幅回路に与えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
この別の従来の高周波受信装置では、飽和して動作の歪
みが発生する入力プリアンプ22の前段に入力信号のレ
ベルを減衰させる減衰回路28を設け、入力プリアンプ
22の飽和を防いでいるが、その減衰回路28により全
周波数帯域の入力信号レベルを減衰させるので、受信を
希望する放送局の高周波信号のレベルも減衰し、周波数
に対する雑音指数を示す雑音特性に関して不利になり、
受信を希望する高周波信号の精度が劣ることにもなる。
【0013】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、受信を希望する周波数帯域以外の信
号をできるだけ除去し、妨害信号群が流入する周波数帯
域を軽減させることができる高周波受信装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】斯かる課題を解決するべ
く本発明は、入力端子から異なる周波数の高周波信号を
複数個受信して増幅し、それらの高周波信号の中から希
望する周波数の高周波信号を入力同調回路により選択す
る高周波受信装置において、受信した複数個の高周波信
号から不要混入信号を除去するトラップ回路を、前記入
力端子と前記入力同調回路との間に設けたことを特徴と
する高周波受信装置を提供する。
【0015】斯かる発明によれば、前記入力端子に入力
された高周波信号が、例えばVHF帯およびUHF帯の
信号であり、受信を希望する高周波信号がVHF帯の信
号であった場合、前記トラップ回路はUHF帯の高周波
信号をできるだけ除去するように作用するので、不要混
入信号による妨害波が少なくなり、前記入力同調回路の
選択精度が高まる。即ち、前記トラップ回路により、受
信を希望する周波数帯域以外の信号をできるだけ除去
し、これにより妨害信号群が流入する周波数帯域が軽減
され、結果的に希望の高周波信号に含まれる妨害波が少
なくなって、希望の高周波信号の精度が上がる。
【0016】また、本発明は、入力端子から異なる周波
数の高周波信号を複数個受信して増幅し、それらの高周
波信号の中から希望する周波数の高周波信号を入力同調
回路により選択する高周波受信装置において、受信した
複数個の高周波信号から不要混入信号を除去するトラッ
プ回路を、前記入力端子と前記入力同調回路との間に設
け、前記トラップ回路による入力インピーダンスの不整
合を修正するためのバッファアンプを、前記入力端子と
前記トラップ回路との間に設けたことを特徴とする高周
波受信装置を提供する。
【0017】斯かる発明によれば、前記入力端子に入力
された高周波信号が、例えばVHF帯およびUHF帯の
信号であり、受信を希望する高周波信号がVHF帯の信
号であった場合、前記トラップ回路はUHF帯の高周波
信号をできるだけ除去するように作用するので、不要混
入信号による妨害波が少なくなり、前記入力同調回路の
選択精度が高まる。即ち、前記トラップ回路により、受
信を希望する周波数帯域以外の信号をできるだけ除去
し、これにより妨害信号群が流入する周波数帯域が軽減
され、結果的に希望の高周波信号に含まれる妨害波が少
なくなって、希望の高周波信号の精度が上がる。また、
前記トラップ回路を設けることにより、前記入力端子か
ら見た入力インピーダンスが劣化する場合があるが、前
記バッファアンプを設けることにより、前記入力インピ
ーダンスの不整合を修正でき、アンテナやケーブルから
の高周波信号を効率よく前記入力端子で受けることがで
き、歪みの少ない高周波信号を得ることができる。
【0018】斯かる発明の高周波受信装置において、前
記トラップ回路は、第1の周波数帯の高周波信号を通過
させるように回路形成された第1のトラップと、第2の
周波数帯の高周波信号を通過させるように回路形成され
た第2のトラップとを備えて構成したので、第1の周波
数帯(VHF帯)の高周波信号の受信時には、第2のト
ラップ(UHF用トラップ)が回路形成されることによ
り、第2の周波数帯(UHF帯)の高周波信号が減衰
し、第2の周波数帯(UHF帯)の高周波信号の受信時
には、第1のトラップ(VHF用とラップ)が回路形成
されることにより第1の周波数帯(VHF帯)の高周波
信号が減衰する。このようなトラップ回路を設けたこと
により、受信を希望する高周波信号に混入される妨害波
が減少することになる。
【0019】斯かる発明の高周波受信装置において、前
記トラップ回路は、第1の周波数帯の高周波信号を通過
させるように回路形成された第1のトラップと、第2の
周波数帯の高周波信号を通過させるように回路形成され
た第2のトラップと、第1の周波数帯の高周波信号の受
信時には前記第2のトラップを回路形成すると共に第2
の周波数帯の高周波信号の受信時には第1のトラップを
回路形成するように回路を切り換えるトラップ切換手段
とを備えて構成したので、第1の周波数帯(VHF帯)
の高周波信号の受信時には、前記トラップ切換手段の動
作により第2のトラップ(UHF用トラップ)が回路形
成され、第2の周波数帯(UHF帯)の高周波信号が減
衰し、第2の周波数帯(UHF帯)の高周波信号の受信
時には、前記トラップ切換手段の切換動作により第1の
トラップ(VHF用とラップ)が回路形成され、第1の
周波数帯(VHF帯)の高周波信号が減衰する。このよ
うなトラップ回路を設けたことにより、受信を希望する
高周波信号に混入される妨害波が減少することになる。
【0020】斯かる発明の高周波受信装置において、前
記トラップ切換手段は、第1の周波数帯の高周波信号を
受信する時または第2の周波数帯の高周波信号を受信す
る時に、それぞれ設定される制御電圧により切換動作を
行うので、前記第1のトラップと前記第2のトラップと
の切換を簡単な回路構成で行うことができる。
【0021】斯かる発明の高周波受信装置において、前
記トラップ切換手段としては、前記制御電圧によりオン
/オフ制御される高周波スイッチングダイオードを用い
るので、前記第1のトラップと前記第2のトラップとの
切換を、高速で簡単に行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施の形態について説明する。
【0023】図5は本発明の一実施形態による高周波受
信装置の構成を示すブロック図である。この高周波受信
装置は、アンテナまたはケーブルが接続される入力端子
21、この入力端子21から入力されたVHF帯の高周
波信号およびUHF帯の高周波信号の何れかを選択して
減衰させるバンド切換式のトラップ回路29、このトラ
ップ回路29で減衰された以外の高周波信号を増幅する
入力プリアンプ22、この入力プリアンプ22から出力
された高周波信号から希望する周波数の信号を選択する
入力同調回路23、この入力同調回路23で選択された
高周波信号を増幅するRFアンプ24、このRFアンプ
24から出力された高周波信号の選択精度を高めるため
の段間同調回路25、前記高周波信号を中間周波信号に
変換するための発振信号を発生する局部発振回路26、
および段間同調回路25から出力された高周波信号と局
部発振回路26から出力された発振信号とをミキシング
して中間周波信号を作成するミキシング回路27を備え
ている。
【0024】本実施形態の特徴であるトラップ回路29
は、UHF帯の高周波信号の受信時にVHF帯の高周波
信号を除去するようにVHF用トラップ29aを回路形
成すると共に、VHF帯の高周波信号の受信時にUHF
帯の高周波信号を除去するようにUHF用トラップ29
bを回路形成する。
【0025】図6は前記トラップ回路29の回路図であ
る。図6において、トラップ回路29は、トラップ用の
コイルLと、トラップ用のコンデンサC1,C2と、高周
波スイッチングダイオードDと、この高周波スイッチン
グダイオードDのバイアス用の抵抗R1,R2とを備えて
いる。コイルLは、一端が入力端子21と入力プリアン
プ22間の信号線30に接続され、他端がコンデンサC
1の一端と抵抗R1の一端と高周波スイッチングダイオ
ードDのカソードに接続されている。コンデンサC1の
他端および抵抗R1の他端は接地されている。高周波ス
イッチングダイオードDのアノードはコンデンサC2の
一端および抵抗R2の一端に接続されている。コンデン
サC2の他端は接地されている。抵抗R2の他端は、V
HFとUHFとのバンド切換を行うためのバンド切換信
号を発生するバンド切換回路の出力端子に接続されてい
る。なお、例えば、前記バンド切換回路としては電子チ
ューナのバンド切換電源回路を用い、高周波スイッチン
グダイオードDへの制御電圧は、そのバンド切換回路に
おけるVHFスイッチング電源電圧(VHFに切り換え
たときに発生する電源電圧)を用いることができる。
【0026】このように構成されたトラップ回路29の
動作を図7および図8を参照して説明する。図7は、V
HF帯の高周波信号を受信時に、UHF帯の高周波信号
を除去するUHF用トラップの回路が形成され場合の信
号の流れを説明するための回路図である。VHF帯の高
周波信号を受信するときは、図示しないバンド切換回路
はローレベル信号を出力し、このローレベル信号が抵抗
R2を介して高周波スイッチングダイオードDのアノー
ドに与えられる。これにより、高周波スイッチングダイ
オードDはオフ状態になり、コイルLとコンデンサC1
のみによるトラップ回路(同調回路)が形成される。コ
イルLのインダクタンスとコンデンサC1の容量はUH
F帯の高周波信号が接地側へ通過し易い値に設定されて
いる。したがって、VHF帯の高周波信号の受信時には
コイルL1とコンデンサC1のみによるトラップ回路に
よってUHF帯の高周波信号が信号線30から少なくな
り、入力プリアンプ22は飽和する周波数帯域が軽減さ
れる。その結果、本高周波受信装置では妨害波を流入す
る周波数帯域が少なくなり、希望放送局の精度の高いV
HF帯の高周波信号を得ることができる。
【0027】図8は、UHF帯の高周波信号を受信時
に、VHF帯の高周波信号を除去するVHF用トラップ
の回路が形成され場合の信号の流れを説明するための回
路図である。UHF帯の高周波信号を受信するときは、
図示しないバンド切換回路はハイレベル信号を出力し、
このハイレベル信号が抵抗R2を介して高周波スイッチ
ングダイオードDのアノードに与えられる。これによ
り、高周波スイッチングダイオードDはオン状態にな
り、コイルLとコンデンサC1とコンデンサC2とによ
るトラップ回路(同調回路)が形成される。コイルLの
インダクタンスとコンデンサC1の容量の値は前述した
ようにUHF帯の高周波信号が接地側へ通過し易い値
で、かつ、コンデンサC1にコンデンサC2が並列接続
されることにより、VHF帯の高周波信号が接地側へ通
過し易い値にコンデンサC2の容量が設定されている。
したがって、UHF帯の高周波信号の受信時には、コイ
ルL1とコンデンサC1とコンデンサC2とによるトラ
ップ回路によってVHF帯の高周波信号が信号線30か
ら少なくなり、入力プリアンプ22は飽和する周波数帯
域が軽減される。その結果、本高周波受信装置では妨害
波を流入する周波数帯域が少なくなり、希望放送局の精
度の高いUHF帯の高周波信号を得ることができる。
【0028】図9は前記トラップ回路29による効果を
説明するための信号の周波数帯域図である。ここの説明
では、VHF帯の高周波信号を受信する場合について説
明する。図9(a)は入力端子21に入力されたVHF
帯91およびUHF帯92の高周波信号93を示し、図
9(b)は前記VHF帯91と、UHF用トラップ29
b(図5参照)を通過した後のUHF帯95との高周波
信号94を示す。また図9(c)は前記高周波信号94
が入力プリアンプ22で増幅された高周波信号96を示
す。この図9(c)に示すように、UHF帯95の所定
部分がカットされているので、入力プリアンプ22にお
いて飽和する周波数帯域が軽減されていることが分か
る。
【0029】次に、図5に示した高周波受信装置の全体
の動作について説明する。先ず、VHF帯の希望する高
周波信号を取り出す場合の動作について説明する。VH
F帯の高周波信号を受信する場合は、トラップ回路29
は前述したようにバンド切換回路からのローレベル信号
を受けてUHF用トラップ29bを回路形成する。そし
てアンテナまたはケーブルに接続された入力端子21に
入力された放送局の高周波信号のうちUHF帯の高周波
信号は、所定周波数成分(トラップの同調特性に応じた
周波数成分)がUHF用トラップ29bを通過すること
により減衰し、入力プリアンプ22にはVHF帯の高周
波信号と減衰したUHF帯の高周波信号とが与えられて
増幅される。この入力プリアンプ22では与えられたU
HF帯の高周波信号の所定周波数成分がカットされてい
るので飽和する周波数帯域が軽減され、これにより妨害
波群の発生が少なくなる。
【0030】次に、それらの増幅された高周波信号は入
力同調回路23に与えられる。この入力同調回路23で
はチャンネル選択により希望する放送局のVHF帯の高
周波信号を取り出せるように、その放送局の高周波信号
の周波数に同調させ、希望する放送局のVHF帯の高周
波信号を選択して取り出す。この取り出されたVHF帯
の高周波信号は、RFアンプ24で増幅され、更に段間
同調回路25で同調が取られて信号の選択精度を高め、
ミキシング回路27に与えられる。また、ミキシング回
路27には、段間同調回路25からの高周波信号の周波
数よりも中間周波数分だけ高い周波数の発振信号を作成
する局部発振回路26からの発振信号も与えられる。こ
れにより、ミキシング回路27は、段間同調回路25か
らの高周波信号と局部発振回路26からの発振信号とを
ミキシングし、中間周波信号を作成する。この中間周波
信号は図示しない中間周波増幅回路に与えられる。
【0031】このようにトラップ回路29を入力端子2
1と入力プリアンプ22間に設けたので、VHF帯の高
周波信号の受信時には信号線21上のUHF帯の高周波
が減衰し、これにより入力プリアンプ22で発生する妨
害波が減少し、受信を希望するVHF帯の高周波信号の
精度が高まる。
【0032】次にUHF帯の希望する高周波信号を取り
出す場合の動作について説明する。UHF帯の高周波信
号を受信する場合は、トラップ回路29は前述したよう
に、バンド切換回路からのハイレベル信号を受けてVH
F用トラップ29aを回路形成する。そして、アンテナ
またはケーブルに接続された入力端子21に入力された
放送局の高周波信号のうちVHF帯の高周波信号は、V
HF用トラップ29aを通過することにより減衰し、入
力プリアンプ22にはUHF帯の高周波信号と減衰した
VHF帯の高周波信号が与えられて増幅される。この入
力プリアンプ22では、与えられたVHF帯の高周波信
号の所定周波数成分がカットされているので飽和する周
波数帯域が軽減され、これにより妨害波群の発生が少な
くなる。
【0033】次に、それらの増幅された高周波信号は入
力同調回路23に与えられる。この入力同調回路23で
はチャンネル選択により希望する放送局のUHF帯の高
周波信号を取り出せるように、その放送局の高周波信号
の周波数に同調させ、希望する放送局のUHF帯の高周
波信号を選択して取り出す。この取り出されたUHF帯
の高周波信号は、RFアンプ24で増幅され、更に段間
同調回路25で同調が取られて信号の選択精度を高め、
ミキシング回路27に与えられる。また、ミキシング回
路27には、段間同調回路25からの高周波信号の周波
数よりも中間周波数分だけ高い周波数の発振信号を作成
する局部発振回路26からの発振信号も与えられる。こ
れにより、ミキシング回路27は、段間同調回路25か
らの高周波信号と局部発振回路26からの発振信号とを
ミキシングし、中間周波信号を作成する。この中間周波
信号は図示しない中間周波増幅回路に与えられる。
【0034】このようにトラップ回路29を入力端子2
1と入力プリアンプ22間に設けたので、UHF帯の高
周波信号の受信時には信号線21上のVHF帯の高周波
信号が減衰し、これにより入力プリアンプ22で発生す
る妨害波が減少し、受信を希望するUHF帯の高周波信
号の精度が高まる。
【0035】図10は、本発明の他の実施形態による高
周波受信装置の構成を示すブロック図である。この高周
波受信装置は、アンテナまたはケーブルが接続される入
力端子21、この入力端子21に接続されたバッファア
ンプ31と、このバッファアンプ31から出力されたV
HF帯の高周波信号およびUHF帯の高周波信号の何れ
かを選択して減衰させるバンド切換式のトラップ回路2
9、このトラップ回路29で減衰された以外の高周波信
号を増幅する入力プリアンプ22、この入力プリアンプ
22から出力された高周波信号から希望する周波数の信
号を選択する入力同調回路23、この入力同調回路23
で選択された高周波信号を増幅するRFアンプ24、こ
のRFアンプ24から出力された高周波信号の選択精度
を高めるための段間同調回路25、前記高周波信号を中
間周波信号に変換するための発振信号を発生する局部発
振回路26、および段間同調回路25から出力された高
周波信号と局部発振回路26から出力された発振信号と
をミキシングして中間周波信号を作成するミキシング回
路27を備えている。
【0036】特に、この高周波受信装置では、トラップ
回路29を入力前段に設けるにあたり、入力端子21側
から見た入力インピーダンスの不整合を防止するため、
入力端子21とトラップ回路29との間に適切な入力イ
ンピーダンスを有するバッファアンプ31を設けてい
る。これにより、入力端子21に入力される高周波信号
が劣化されずに信号線30に伝達することができ、トラ
ップ回路29を設けたことによる弊害を防ぐことができ
る。
【0037】次に、図10に示した高周波受信装置の全
体の動作について説明する。先ず、VHF帯の希望する
高周波信号を取り出す場合の動作について説明する。V
HF帯の高周波信号を受信する場合は、トラップ回路2
9は前述したようにバンド切換回路からのローレベル信
号を高周波スイッチングダイオードD(図7参照)が受
けてUHF用トラップ29bを回路形成する。そして、
アンテナまたはケーブルに接続された入力端子21に入
力された放送局の高周波信号はバッファアンプ31によ
りインピーダンス整合が取られた後、信号線30に伝送
され、その高周波信号のうちUHF帯の高周波信号は、
所定周波数成分(トラップの同調特性に応じた周波数成
分)がUHF用トラップ29bを通過することにより減
衰し、入力プリアンプ22にはVHF帯の高周波信号と
減衰したUHF帯の高周波信号とが与えられて増幅され
る。この入力プリアンプ22では与えられたUHF帯の
高周波信号の所定周波数成分がカットされているので飽
和する周波数帯域が軽減され、これにより妨害波群の発
生が少なくなる。
【0038】次に、それらの増幅された高周波信号は入
力同調回路23に与えられる。この入力同調回路23で
はチャンネル選択により希望する放送局のVHF帯の高
周波信号を取り出せるように、その放送局の高周波信号
の周波数に同調させ、希望する放送局のVHF帯の高周
波信号を選択して取り出す。この取り出されたVHF帯
の高周波信号は、RFアンプ24で増幅され、更に段間
同調回路25で同調が取られて信号の選択精度を高め、
ミキシング回路27に与えられる。また、ミキシング回
路27には、段間同調回路25からの高周波信号の周波
数よりも中間周波数分だけ高い周波数の発振信号を作成
する局部発振回路26からの発振信号も与えられる。こ
れにより、ミキシング回路27は、段間同調回路25か
らの高周波信号と局部発振回路26からの発振信号とを
ミキシングし、中間周波信号を作成する。この中間周波
信号は図示しない中間周波増幅回路に与えられる。
【0039】このようにトラップ回路29を入力端子2
1と入力プリアンプ22間に設けたので、VHF帯の高
周波信号の受信時には信号線30上のUHF帯の高周波
信号が減衰し、これにより入力プリアンプ22で発生す
る妨害波が減少し、受信を希望するVHF帯の高周波信
号の精度が高まる。
【0040】次にUHF帯の希望する高周波信号を取り
出す場合の動作について説明する。UHF帯の高周波信
号を受信する場合は、トラップ回路29は前述したよう
に、バンド切換回路からのハイレベル信号を受けてVH
F用トラップ29aを回路形成する。そして、アンテナ
またはケーブルに接続された入力端子21に入力された
放送局の高周波信号は、バッファアンプ31によりイン
ピーダンス整合が取られた後、その高周波信号のうちV
HF帯の高周波信号は、VHF用トラップ29aを通過
することにより減衰し、入力プリアンプ22にはUHF
帯の高周波信号と減衰したVHF帯の高周波信号が与え
られて増幅される。この入力プリアンプ22では、与え
られたVHF帯の高周波信号の所定周波数成分がカット
されているので、飽和する周波数帯域が軽減され、これ
により妨害波群の発生が少なくなる。
【0041】次に、それらの増幅された高周波信号は入
力同調回路23に与えられる。この入力同調回路23で
はチャンネル選択により希望する放送局のUHF帯の高
周波信号を取り出せるように、その放送局の高周波信号
の周波数に同調させ、希望する放送局のUHF帯の高周
波信号を選択して取り出す。この取り出されたUHF帯
の高周波信号は、RFアンプ24で増幅され、更に段間
同調回路25で同調が取られて信号の選択精度を高め、
ミキシング回路27に与えられる。また、ミキシング回
路27には、段間同調回路25からの高周波信号の周波
数よりも中間周波数分だけ高い周波数の発振信号を作成
する局部発振回路26からの発振信号も与えられる。こ
れにより、ミキシング回路27は、段間同調回路25か
らの高周波信号と局部発振回路26からの発振信号とを
ミキシングし、中間周波信号を作成する。この中間周波
信号は図示しない中間周波増幅回路に与えられる。
【0042】このようにトラップ回路29を入力端子2
1と入力プリアンプ22間に設けたので、UHF帯の高
周波信号の受信時には信号線30上のVHF帯の高周波
信号が減衰し、これにより入力プリアンプ22で発生す
る妨害波が減少し、受信を希望するUHF帯の高周波信
号の精度が高まる。また、前記トラップ回路を設けるこ
とにより、入力端子21から見た入力インピーダンスが
劣化する場合があるがバッファアンプ31を設けること
により、前記入力インピーダンスの不整合を修正でき、
アンテナやケーブルからの高周波信号を効率よく入力端
子21で受けることができ、歪みの少ない高周波信号を
得ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力端子
から異なる周波数の高周波信号を複数個受信して増幅
し、それらの高周波信号の中から希望する周波数の高周
波信号を入力同調回路により選択する高周波受信装置に
おいて、受信した複数個の高周波信号から不要混入信号
を除去するトラップ回路を、前記入力端子と前記入力同
調回路との間に設けて構成したので、前記入力端子に入
力された高周波信号が、例えばVHF帯およびUHF帯
の信号であり、受信を希望する高周波信号がVHF帯の
信号であった場合、前記トラップ回路はUHF帯の高周
波信号をできるだけ除去するように作用するので、不要
混入信号による妨害波が少なくなり、前記入力同調回路
の選択精度が高まる。即ち、前記トラップ回路により、
受信を希望する周波数帯域以外の信号をできるだけ除去
し、これにより妨害信号群が流入する周波数帯域が軽減
され、結果的に希望の高周波信号に含まれる妨害波が少
なくなって、希望の高周波信号の精度が上がる。
【0044】また、本発明は、入力端子から異なる周波
数の高周波信号を複数個受信して増幅し、それらの高周
波信号の中から希望する周波数の高周波信号を入力同調
回路により選択する高周波受信装置において、受信した
複数個の高周波信号から不要混入信号を除去するトラッ
プ回路を、前記入力端子と前記入力同調回路との間に設
け、前記トラップ回路による入力インピーダンスの不整
合を修正するためのバッファアンプを、前記入力端子と
前記トラップ回路と間に設けて構成したので、前記入力
端子に入力された高周波信号が、例えばVHF帯および
UHF帯の信号であり、受信を希望する高周波信号がV
HF帯の信号であった場合、前記トラップ回路はUHF
帯の高周波信号をできるだけ除去するように作用するの
で、不要混入信号による妨害波が少なくなり、前記入力
同調回路の選択精度が高まる。即ち、前記トラップ回路
により、受信を希望する周波数帯域以外の信号をできる
だけ除去し、これにより妨害信号群が流入する周波数帯
域が軽減され、結果的に希望の高周波信号に含まれる妨
害波が少なくなって、希望の高周波信号の精度が上が
る。また、前記トラップ回路を設けることにより、前記
入力端子から見た入力インピーダンスが劣化する場合が
あるが、前記バッファアンプを設けることにより、前記
入力インピーダンスの不整合を修正でき、アンテナやケ
ーブルからの高周波信号を効率よく前記入力端子で受け
ることができ、歪みの少ない高周波信号を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の高周波受信装置において妨害波発生の
仕組みを説明するための高周波信号の周波数帯域図であ
る。
【図2】 従来の高周波受信装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】 図2に示す高周波受信装置における高周波信
号の流れ図である。
【図4】 別の従来の高周波受信装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 本発明の一実施形態による高周波受信装置の
構成を示すブロック図である。
【図6】 図5中のトラップ回路の回路図である。
【図7】 図6に示すトラップ回路においてUHF用ト
ラップが回路形成された場合を説明するための回路図で
ある。
【図8】 図6に示すトラップ回路においてVHF用と
ラップが回路形成された場合を説明するための回路図で
ある。
【図9】 図5に示す高周波受信装置における高周波信
号の流れ図である。
【図10】 本発明の他の実施形態による高周波受信装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
21・・・入力端子、23・・・入力同調回路、29・
・・トラップ回路、29a・・・VHF用トラップ(第
1のトラップ)、29b・・・UHF用トラップ(第2
のトラップ)、31・・・バッファアンプ、D・・・高
周波スイッチングダイオード(トラップ切換手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子から異なる周波数の高周波信号
    を複数個受信して増幅し、それらの高周波信号の中から
    希望する周波数の高周波信号を入力同調回路により選択
    する高周波受信装置において、受信した複数個の高周波
    信号から不要混入信号を除去するトラップ回路を、前記
    入力端子と前記入力同調回路との間に設けたことを特徴
    とする高周波受信装置。
  2. 【請求項2】 入力端子から異なる周波数の高周波信号
    を複数個受信して増幅し、それらの高周波信号の中から
    希望する周波数の高周波信号を入力同調回路により選択
    する高周波受信装置において、受信した複数個の高周波
    信号から不要混入信号を除去するトラップ回路を、前記
    入力端子と前記入力同調回路との間に設け、前記トラッ
    プ回路による入力インピーダンスの不整合を修正するた
    めのバッファアンプを、前記入力端子と前記トラップ回
    路との間に設けたことを特徴とする高周波受信装置。
  3. 【請求項3】 前記トラップ回路は、第1の周波数帯の
    高周波信号を通過させるように回路形成された第1のト
    ラップと、第2の周波数帯の高周波信号を通過させるよ
    うに回路形成された第2のトラップとを備えたことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の高周波受信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記トラップ回路は、第1の周波数帯の
    高周波信号を通過させるように回路形成された第1のト
    ラップと、第2の周波数帯の高周波信号を通過させるよ
    うに回路形成された第2のトラップと、第1の周波数帯
    の高周波信号の受信時には前記第2のトラップを回路形
    成すると共に第2の周波数帯の高周波信号の受信時には
    第1のトラップを回路形成するように回路を切り換える
    トラップ切換手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の高周波受信装置。
  5. 【請求項5】 前記トラップ切換手段は、第1の周波数
    帯の高周波信号を受信する時または第2の周波数帯の高
    周波信号を受信する時に、それぞれ設定される制御電圧
    により切換動作を行うことを特徴とする請求項4に記載
    の高周波受信装置。
  6. 【請求項6】 前記トラップ切換手段としては、前記制
    御電圧によりオン/オフ制御される高周波スイッチング
    ダイオードを用いることを特徴とする請求項5に記載の
    高周波受信装置。
JP2002078069A 2002-03-20 2002-03-20 高周波受信装置 Pending JP2003283352A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002078069A JP2003283352A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 高周波受信装置
CNB031074707A CN100411315C (zh) 2002-03-20 2003-03-18 高频接收机装置
US10/391,770 US20030181177A1 (en) 2002-03-20 2003-03-20 High-frequency receiver apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002078069A JP2003283352A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 高周波受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003283352A true JP2003283352A (ja) 2003-10-03

Family

ID=28035556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002078069A Pending JP2003283352A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 高周波受信装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20030181177A1 (ja)
JP (1) JP2003283352A (ja)
CN (1) CN100411315C (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3108714U (ja) * 2004-11-11 2005-04-28 アルプス電気株式会社 テレビジョンチューナの中間周波回路
JP2007300300A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Alps Electric Co Ltd テレビジョンチューナ用集積回路及びテレビジョンチューナ
KR20080014437A (ko) * 2006-08-11 2008-02-14 엘지이노텍 주식회사 튜너
US8575942B2 (en) * 2009-12-30 2013-11-05 Electric Power Research Institute, Inc. Non-contacting method and apparatus for determining contact voltage sources and providing a warning for same
JP2011249982A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Alps Electric Co Ltd テレビジョンチューナの入力同調回路

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4361909A (en) * 1980-05-30 1982-11-30 Rca Corporation Pre-tuner tracking traps responsive to a tuning voltage
CN1003757B (zh) * 1985-04-01 1989-03-29 菲利浦光灯制造公司 高频信号接收装置
JPH0396180A (ja) * 1989-09-08 1991-04-22 Sony Corp 受信装置
JP3178031B2 (ja) * 1991-09-06 2001-06-18 ソニー株式会社 ディスパーサル信号除去装置
JPH10225675A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Hitachi Ltd 廃棄物処理方法
US6760079B2 (en) * 1998-09-22 2004-07-06 Funai Electric Co., Ltd. TV tuner unit having a resonance network
JP2001223954A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Alps Electric Co Ltd テレビジョンチューナの入力回路

Also Published As

Publication number Publication date
US20030181177A1 (en) 2003-09-25
CN100411315C (zh) 2008-08-13
CN1445934A (zh) 2003-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100312998B1 (ko) 케이블모뎀용튜너
US20070042734A1 (en) Tuner and broadcasting signal receiver including the same
US8457574B2 (en) Front-end integrated circuit for television receivers
KR20070020910A (ko) 튜너 및 이를 포함하는 방송 신호 수신 장치
JP2006060767A (ja) 無線受信装置、無線通信システムおよび電子機器
US8315584B2 (en) Semiconductor integrated circuit and broadcast receiver
JPH09162766A (ja) 衛星放送受信チューナ
JP4235560B2 (ja) チューナ用の自動利得制御
JP3948466B2 (ja) 高周波信号受信装置
JP2003283352A (ja) 高周波受信装置
KR100896627B1 (ko) 루프쓰루 내장형 칩 튜너 타입 tv 수신기
US9094634B2 (en) Amplifier for television tuner chip and method therefor
JP4385661B2 (ja) テレビ多方向受信装置
KR20020030379A (ko) 트랩 회로를 이용한 더블 컨버젼 방식의 튜너
JP2002290942A (ja) ケーブルモデム用チューナ
KR100235351B1 (ko) 개선된 방송용 복합튜너
JP2007142712A (ja) 高周波装置
JP2005203935A (ja) チューナ装置とこれに用いる集積回路
KR100862519B1 (ko) 불요파 배제성능을 개선한 위성방송 수신기 및 멀티 방송수신 시스템
KR100261862B1 (ko) 고주파 채널 동조장치
JP2008263307A (ja) 放送受信装置及び放送受信方法
JP3036880B2 (ja) バンドパスフィルタの分割方法
JP2006217013A (ja) Cofdm変調信号受信機
KR0134265B1 (ko) 위성 및 케이블방송용 튜너
KR100560000B1 (ko) 위성방송튜너회로

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070116