JPH0132428Y2 - - Google Patents

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JPH0132428Y2
JPH0132428Y2 JP1982104524U JP10452482U JPH0132428Y2 JP H0132428 Y2 JPH0132428 Y2 JP H0132428Y2 JP 1982104524 U JP1982104524 U JP 1982104524U JP 10452482 U JP10452482 U JP 10452482U JP H0132428 Y2 JPH0132428 Y2 JP H0132428Y2
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JP
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band
circuit
diodes
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switching
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JP1982104524U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はCATVバンドをも受信することが可
能な広帯域受信用テレビチユーナに関するもので
ある。
従来一般のテレビチユーナにおいては通常空中
線による電波、即ち標準放送を受信することを目
的としていたが、最近米国等ではCATVバンド
をも同時に受信することを目的としたテレビチユ
ーナが要望されている。
米国におけるCATVバンドの割当では、従来
一般のVHFバンドのローバンドとハイバンドと
の間にミドルバンド(A5ch〜A1ch及びAch〜
Ich)が、またVHFバンドとUHFバンドとの間
にスーパーバンド(Jch〜Wch)及びハイパーバ
ンド(W+1ch〜W+29ch)がそれぞれ配置されて
いる。
このようなCATVバンドをも受信可能とする
広帯域受信用テレビチユーナを電子同調型チユー
ナで構成する場合、可変容量ダイオードの容量変
化比の限界及びその性能指数により数バンドに切
換えて受信する必要がある。
そこで従来斯種のテレビチユーナでは、VHF
受信部において55MHz〜470MHzのVHFバンド
(ここではハイパーバンドまで含む)を3バンド
に分割し、即ちローバンドとミドルバンドの一部
をB1バンドとし、次にこのミドルバンドの残り
とハイバンドとスーパーバンドの一部とをB2
ンドとしさらにこのスーパーバンドの残りとハイ
パーバンドとをB3バンドとしてそれぞれ受信処
理し、一方UHF受信部において470MHz〜890M
HzのUHFバンドを1バンドとして受信処理して
いた。
ところがこの場合VHF受信部において高変化
比の可変容量ダイオードを用いて3バンドの周波
数範囲を受信しようとした場合、ダイオード自身
の性能指数Qの劣化に起因して挿入損失、帯域幅
の変化や電力利得PG、或いは雑音指数NFの性能
変化が大となる。
第1図に従来から用いられている広帯域受信用
テレビチユーナの特にVHF受信部の一例を示す。
第1図において、1はVHF用RF増幅回路、2は
同VHF用局部発振回路、3は同VHF用混合回路
である。
これら各回路の動作は周知であり、特にここで
は詳しく説明しないが、簡単に説明すると、RF
増幅回路1においてTr1はRF増幅用のデユアル
ゲート型MOSトランジスタ、D1,D2は同調用可
変容量ダイオード、D3〜D7はバンド切換用ダイ
オード、L1,L2はB3バンド受信用コイル、L3
L4はB2バンド受信用コイル、L5,L6はB1バンド
受信用コイル、R1〜R5は負荷抵抗、C1〜C5はバ
イパス用コンデンサ、SW1はバンド切換スイツチ
であり、ここでまずアンテナ回路からのアンテナ
入力信号は入力回路を通してトランジスタTr1
ゲート電極G1に加えられる。このトランジスタ
Tr1により増幅されたRF信号は可変容量ダイオ
ードD1,D2、及び各バンド受信用コイルL1〜L6
の共振回路からなる複同調回路を通しさらに結合
コンデンサC6を介して次段の混合回路3へ供給
される。
いまここでB1バンド(VHFローバンドとミド
ルバンドの一部)受信時にはバンド切換スイツチ
SW1は図示するように接点側に切換えられ、こ
のときバンド切換用ダイオードD7がオンされ他
のダイオードD3〜D6はカツトオフ状態となる。
従つてこのB1バンド受信時には共振回路は等価
的に第2図aに示す如く構成され、可変容量ダイ
オードD1,D2とコイルL1〜L6とによつて複同調
回路が形成される。またB2バンド(VHFハイバ
ンドとミドルバンド及びスーパーバンドの各一
部)の受信時にはバンド切換スイツチSW1は接点
側に切換えられ、このときダイオードD5,D6
がオンされるとともにダイオードD3,D4,D7
カツトオフとなり、この場合共振回路は等価的に
第2図bに示す如く構成される。同様にまたB3
バンド(ハイパーバンドとスーパーバンドの一
部)受信時にはバンド切換スイツチSW1は接点
側に切換えられ、このときダイオードD3,D4
オンされるとともにダイオードD5〜D7はカツト
オフとなり、この場合共振回路は等価的に第2図
cに示す如く構成される。
こうして上記回路ではバンド切換スイツチSW1
の切換に応じて各バンド切換用ダイオードD3
D7がオンまたはオフされ、これによつてバンド
受信用コイルL1〜L6が適宜切換えられ、このと
き入力回路から供給されるRF信号中、特に各可
変容量ダイオードD1,D2に印加される同調電圧
VTに応じた所望チヤンネルのRF信号が選択的に
導出され、次段の混合回路3に加えられる。ここ
で混合回路3では、2つのトランジスタTr2
Tr3がカスケード型に接続され、上記RF信号と
局部発振回路2から結合コンデンサC7を介して
得られる局部発振信号とが混合され、出力端子4
より所定のIF信号が導出される。なお、第2図
に示す等価回路において、Cieは混合用トランジ
スタTr2の入力容量、Gieは同入力コンダクタン
スであり、またC9,C10は直流阻止用コンデンサ
である。
ところが上記第1図に示す従来のテレビチユー
ナでは、MOSトランジスタTr1の出力容量Cosや
出力コンダクタンスGosが50MHz〜470MHzの受
信周波数の間で2倍以上に変化し、また可変容量
ダイオードD1,D2のQも同様に受信周波数及び
同調電圧VTにより変化するため、複同調回路の
1次側負荷QL1が大きく変化する。一方また混合
用トランジスタTr2の入力インピーダンスCie,
Cieが200Ω〜40Ω変化するため、複同調回路の2
次側負荷QL2も各バンド間で大きく変化し、また
同一バンド内でも受信周波数により変化する。こ
ような結果各バンド間で挿入損失や帯域幅が変化
し、また電力利得や雑音指数特性が劣化してい
た。
本考案はこのような点に鑑みなされたものであ
り、上記従来回路の欠点を除去し各バンド間での
特性変化を補償できる広帯域テレビチユーナを提
供するものである。
以下図面に示す実施例とともに本考案を説明す
る。第3図は本考案の1実施例、特にここでは第
1図と同様にRF増幅回路の段間結合回路に実施
した場合の回路図を示し、ここで第1図と同一部
分には同一符号を附記している。
ここでは特に上記同調用可変容量ダイオード
D1,D2の陽極とアース間にコンデンサC11,C12
と抵抗R6,R7とをそれぞれ挿入するとともにさ
らにコンデンサC13,C14,C15,C16とスイツチン
グダイオードD8,D9,D10,D11との直列回路を
それぞれ挿入し、バンド切換に応じてこれらスイ
ツチングダイオードD8,D9,D10,D11を適宜オ
ン・オフするものである。なおここで各コンデン
サの容量値は、 C9>C11+C13+C15,C10>C12+C14+C16 C13>C15>C11,C14>C16>C12 なる関係式なるよう設定するものとする。
この場合まずB1バンド受信時、即ちバンド切
換スイツチSW1が接点側に切換えられたときに
は、第1図の従来回路の場合と同様にバンド切換
用ダイオードD7がオンされ他のバンド切換用ダ
イオードD3〜D6はカツトオフ状態となる。これ
と同時にスイツチングダイオードD8,D9もオン
状態となり、一方スイツチング用ダイオード
D10,D11はカツトオフ状態となる。この結果こ
のB1バンド受信時には共振回路は等価的に第4
図aに示す如く構成され、このとき可変容量ダイ
オードD1,D2、コイルL1〜L6とによつて複同調
回路が形成され、この際可変容量ダイオードD1
D2と直列にコンデンサC11,C13及びC12,C14がそ
れぞれ接続される。
またB2バンドの受信時、即ちバンド切換スイ
ツチSW1が接点側に切換えられた場合には、バ
ンド切換用ダイオードD5,D6がオンされるとと
もにスイツチング用ダイオードD10,D11がオン
状態となり、他のダイオードD3,D4,D7,D8
D9はカツトオフ状態となり、このとき共振回路
の等価回路は第4図bに示す如くなる。この場合
可変容量ダイオードD1,D2と直列にコンデンサ
C11,C15及びC12,C16がそれぞれ接続される。
さらにB3バンド受信時、即ちバンド切換スイ
ツチSW1が接点側に切換えられた場合には、バ
ンド切換用ダイオードD3,D4がオンされ、他の
ダイオードD5〜D11はともにカツトオフ状態とな
り、このとき共振回路の等価回路は第4図cに示
す如くなる。この場合可変容量ダイオードD1
D2と直列にコンデンサC11,C12がそれぞれ接続
されることになる。
こうして本実施例の広帯域受信用テレビチユー
ナでは、バンド切換スイツチSW1の切換に応じて
各バンド切換用ダイオードD3〜D7がオンまたは
オフされるとともにスイツチング用ダイオード
D8〜D11がオンまたはオフされ、これよつてバン
ド受信用コイルL1〜L6が適宜切換えられるとと
もに可変容量ダイオードD1,D2に直列に挿入さ
れる容量値が適宜変化される。
このような結果各コンデンサC11〜C16の容量値
を予め適当に選定しておくことにより、B1,B2
B3の各バンドごとに可変容量ダイオードD1,D2
の変化範囲を適宜可変設定でき、トラツキング補
正が容易となる。またこの場合周波数範囲の広い
B3バンドにおける複同調回路の負荷QLを最も高
く設定し、次にB2バンド、B1バンドの順に高く
設定できるため、挿入損失の周波数依存性を最小
にできる。
以上のように本考案の広帯域受信用テレビチユ
ーナによれば、各バンド間での特性変化を十分補
償することができ、実用的価値の大なる考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の広帯域受信用テレビチユーナの
VHF受信部回路図、第2図a,b,cは同テレ
ビチユーナにおけるB1,B2,B3の各バンド受信
時の等価回路図、第3図は本考案の広帯域受信用
テレビチユーナの1実施例の回路図、第4図a,
b,cは同実施例におけるB1,B2,B3の各バン
ド受信時の等価回路図である。 D1,D2……同調用可変容量ダイオード、D8
D11……スイツチングダイオード、C11〜C16……
コンデンサ、SW1……バンド切換スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力回路、RF増幅回路、及び混合回路を有し
    てなり、 前記RF増幅回路の、 各バンド選択に応じて切換接続されるM結合さ
    れた各バンド受信用コイルと、該受信用コイルの
    1次側及び2次側にそれぞれ並列接続された同調
    用可変容量ダイオードの共振回路からなる復同調
    回路部において、 前記それぞれ同調用可変容量ダイオードに直列
    にコンデンサとスイツチングダイオードとの直列
    回路を複数個並列に接続し、前記受信用コイルの
    切換接続に応じて前記スイツチングダイオードを
    オン・オフ制御し、前記各同調用可変容量ダイオ
    ードの容量変化比を可変するようにしたことを特
    徴とする広帯域受信用テレビチユーナ。
JP10452482U 1982-07-09 1982-07-09 広帯域受信用テレビチユ−ナ Granted JPS599635U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10452482U JPS599635U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 広帯域受信用テレビチユ−ナ

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JP10452482U JPS599635U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 広帯域受信用テレビチユ−ナ

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Publication Number Publication Date
JPS599635U JPS599635U (ja) 1984-01-21
JPH0132428Y2 true JPH0132428Y2 (ja) 1989-10-04

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JP10452482U Granted JPS599635U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 広帯域受信用テレビチユ−ナ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5686538A (en) * 1979-12-17 1981-07-14 Fujitsu General Ltd Electronic tuner circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5686538A (en) * 1979-12-17 1981-07-14 Fujitsu General Ltd Electronic tuner circuit

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JPS599635U (ja) 1984-01-21

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