JPH0241934B2 - - Google Patents

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JPH0241934B2
JPH0241934B2 JP57096864A JP9686482A JPH0241934B2 JP H0241934 B2 JPH0241934 B2 JP H0241934B2 JP 57096864 A JP57096864 A JP 57096864A JP 9686482 A JP9686482 A JP 9686482A JP H0241934 B2 JPH0241934 B2 JP H0241934B2
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frequency
signal
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tuning
local oscillation
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/18Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop
    • H03L7/183Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number
    • H03L7/193Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between fixed numbers or the frequency divider dividing by a fixed number the frequency divider/counter comprising a commutable pre-divider, e.g. a two modulus divider
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/02Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings
    • H03J5/0245Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form
    • H03J5/0272Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form the digital values being used to preset a counter or a frequency divider in a phase locked loop, e.g. frequency synthesizer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕 この発明は局部発振信号の周波数を所定の係数
で割つて装置のデジタル部の処理に適する周波数
の分周信号を発生するプリスケーラを含む同調方
式の技術分野に関する。 〔従来技術〕 位相固定ループ(PLL)同調方式はデジタル
制御が容易で局部発振信号を極めて高精度で発生
し得るため、テレビ受像機に利用される。この
PLL同調方式は一般に水晶発振器を含む基準周
波数信号源と、通常プリスケーラと呼ばれ、局部
発振信号を分周して分周信号を生成する固定分周
器と、その分周信号をプログラム化可能の係数で
割つて2次的な分周信号を生成するプログラム式
分周器と、その2次分周信号と基準周波数信号と
の間の位相と周波数の偏差を表わす誤差信号を発
生する位相比較器とを含んでいる。誤差信号はそ
の偏差の大きさと向きをそれぞれ幅と振幅で表わ
すパルスより成り、濾波されて局部発振器の同調
電圧を生成する。上記一定の係数は分周信号をそ
のPLL同調方式の残部より成るデジタル回路で
処理し得るように選択され、プログラム化可能の
係数(通常Nで表わす)は選択されるチヤンネル
のチヤンネル番号に従つて設定される。上記2次
分周信号と基準周波数信号との間の偏差が所定の
小さい値のときそのループが固定されていると呼
び、この点で局部発振信号の周波数がそのプログ
ラム化可能の係数Nにより基準周波数信号の周波
数に比例する。 PLL同調方式に用いられるプリスケーラは一
般にその感度を高めるために高利得の入力増幅回
路を有するが、この増幅回路は一般に発振し易
い。この自励発振は予め選択されたチヤンネル用
の局部発振信号に応じてプリスケーラが発生する
分周信号の周波数またはその近傍の周波数を含む
任意の周波数で起る。 新しいチヤンネルを選択するとき局部発振器が
一時的に発振しない極めて、低振幅の出力信号し
か発しないことがあるが、このような状態ではプ
リスケーラの分周段が局部発振信号ではなく入力
増幅回路の発生する自励発振信号に応動すること
がある。この自励発振信号の周波数が選ばれたチ
ヤンネルの局部発振信号の周波数に等しいかこれ
に近ければ、局部発振器の周波数が正しくなくて
も位相比較器が誤りを検知しないため、同調電圧
が局部発振信号の周波数を修正するように制御さ
れない。この結果同調系が不正確な局部発振周波
数のモードに固定されてしまう。 〔発明の開示〕 この発明によれば、プリスケーラを含むデジタ
ル同調方式において、そのプリスケーラに発振調
節回路を結合して利用チヤンネルのどれにも対応
しない周波数で自励発振するようにそれを制御す
るようになつている。以下添付図面を参照しつつ
この発明を詳細に説明する。 〔発明の実施例〕 第1図のテレビ受像機は放送および有線の無線
周波数(RF)搬送波をヘテロダイン検波して中
間周波数(IF)信号を生成する3つの同調器1,
2,3を含んでいる。IF信号はIF部4で処理さ
れて映像成分と音声成分を生成する。信号処理部
5はその映像成分に応じて映像管6を制御し、画
像を生成すると共に、音声成分に応じてスピーカ
7を制御し、音声応答を生成する。 同調器1,2,3によりヘテロダイン検波され
る米国標準RF搬送波は次表に示す周波数帯域に
ある。
【表】 同調器1はVHF放送帯と中間有線帯、同調器
2は超高有線帯、同調器3はUHF放送帯の各RF
搬送波をそれぞれヘテロダイン検波する。 同調器1,2に接続された入力部eにはVHF
アンテナ回路(図示せず)または有線機器(図示
せず)が選択的に接続されるようになつており、
同調器3に接続された入力部9にはUHFアンテ
ナ回路(図示せず)が接続されるようになつてい
る。 同調器1,2,3はそれぞれ選択したチヤンネ
ルに属するRF搬送波を選択するRF部aと、選ば
れたRF搬送波をヘテロダイン検波する適当な周
波数の局部発振信号を発生する局部発振器(LO)
bと、選ばれたRF搬送波と局部発振信号とを組
合せてIF信号を生成する混合器cを含んでいる。
各同調器のRF部と局部発振器は位相固定ループ
(PLL)同調装置10の発生する同調電圧TVの
大きさに応じて周波数応答を制御される電圧制御
同調回路を含んでいる。 各チヤンネルは10進数0〜9のキーを有する計
算機型キーボードとこのキーを順次押すことによ
つて選択されたチヤンネルに対応するチヤンネル
番号の10位と1位の10進数を表わす第1および第
2の進化2進(BCD)信号群を発生する入力論
理回路(図示せず)とを含むチヤンネル選択器1
1によつて選択される。上記の表から有線チヤン
ネルは文字と数字で表示されることが判るが、ス
イツチ12はチヤンネル選択器11のキーボード
を放送チヤンネルだけでなく有線チヤンネルの選
択にも使用し得るようにするためのもので、これ
を「放送」の位置に倒して放送チヤンネルの番号
の10位と1位の数字を示すチヤンネル選択器11
のキーを順次押すと各放送搬送波の同調が行わ
れ、スイツチ12を「有線」位置に倒して放送チ
ヤンネルの番号の10位と1位の数字を示すチヤン
ネル選択器11のキーを順次押すと、受像機と共
に支給される表に示された放送チヤンネル番号に
割当てられた各有線搬送波の同調が行われる。 チヤンネル選択器11の発生するBCD信号は、
PLL同調装置10のチヤンネル番号表示器13、
帯域選択器14およびプログラム式分周制御ユニ
ツト15に印加される。帯域選択器14もスイツ
チ12の位置に応じて選ばれたチヤンネルの帯域
を表わす帯域選択信号を発生する。帯域選択信号
V1,V2,V3は同調器1が動作し得るように
するためのものであるが、同調器1に3つの帯域
選択信号を用いる理由は第2図について後述す
る。帯域選択信号S,Uはそれぞれ同調器2,3
を付勢するものである。帯域選択器14はさらに
後述の目的で選ばれたチヤンネルがUまたはS帯
域にあるとき信号U/Sを発生する。帯域選択器
14と同調器1,2,3との接続は図の簡明のた
め省略した。 位相固定同調装置10は同調器1,2,3の1
つから印加される局部発振信号の周波数を係数K
で割つて生じた信号の周波数がプログラム式分周
器17として働らく次のデジタルプログラム式計
数器の動作範囲に充分入るようにするプリスケー
ラ16を含んでいる。プログラム式分周器17は
プリスケーラ16の出力信号の周波数を選ばれた
チヤンネルのチヤンネル番号と帯域に従つて制御
器15で決まる係数Nで分周する。位相比較器1
8はこのプログラム式分周器17の出力信号の位
相従つて周波数を基準周波数信号と比較する。こ
の基準周波数は分周器19で水晶発振器20の出
力信号を(Rで)分周して得られる。位相比較器
18はそのプログラム式分周器17と基準分周器
19の出力信号の周波数偏差の大きさと向きにそ
れぞれ幅と遷移方向が関係するパルスを含む誤差
信号を発生する。積分器21はこの誤差信号を濾
波して同調器1,2,3用の同調電圧TVを生ず
る。 チヤンネル選択が終ると正規の動作状態では位
相比較器18の2出力信号間の周波数偏差が無視
可能程度に小さくなるまで誤差信号パルスに従つ
て同調電圧の大きさが制御され、この点で同調器
1,2,3のうちの付勢された1つの局部発振信
号の周波数fLOが次式によつて基準発振器20の
周波数fXTALに関係したものとなる。 fLO=NK/RfXTAL ここで(K/R)fXTALを1MHzに選ぶとNはM
Hzで表した局部発振信号の周波数に等しくなる。
局部発振信号の周波数範囲は上記表1の示されて
いる。 UHFと超高有線帯(SB)の局部発振周波数は
VHFと中間有線帯(MB)の局部発振周波数の
約4倍も高いため、UHFとSBの局部発振信号
VHFとMBの局部発振信号に用いる係数の4倍
の係数で選択的に分周するようにプリスケーラ1
6が構成されている。この目的でプリスケーラ1
6はVHFとMBの局部発振信号を受けるV/M
入力端子22をスイツチ23の第1に直接結合
し、UHFとSBの局部発振信号を受けるU/S入
力端子24をスイツチ23の第2入力に1/4分周
器(÷4)25を介して結合した入力回路を含ん
でいる。スイツチ23の出力は入力信号を例えば
64の共通係数で分周する共通分周器26の出力
に結合され、分周器26の出力は出力端子27を
介して1/N分周器17の入力に結合されてい
る。UHFまたはSチヤンネルが選択されると、
帯域選択器14から帯域制御端子28に印加され
る帯域選択信号U/Sに応じて、スイツチ23が
1/4分周器25の出力信号を1/64分周器26の入
力に印加する。このとき以外スイツチ23は局部
発振信号をV/M入力端子22を介して1/64分周
器26に印加する。 プリスケーラ16として用いるに適する集積回
路型高周波計数器はアール・シー・エー社
(RCA Solid State Division)から商用部品番号
CA3136、CA3179で市販され、このようなプリス
ケーラは米国特許第4127820号明細書に記載され
ている。この形式のプリスケーラはVHFとUHF
入力だけを有する。VHFとMBの局部発振信号
は1つの局部発振で発生されるからこれについて
は問題はないが、UHFとSBの局部発振信号は異
なる2つの局部発振器で発生されるため、U帯域
選択信号に応じてUHF同調器3が発生したUHF
局部発振信号を、S帯域選択信号に応じてSB同
調器2が発生したSB局部発振信号をそれぞれ
U/S入力端子24に印加するU/S入力選択器
29が設けられている。適当な入力選択器は1980
年8月25日付米国特許願第180580号明細書(特開
昭57−72433対応)に記載されている。 局部発振信号に対するプリスケーラ16の感度
を上げるため、帯域スイツチ23は高利得増幅器
を備えているが、残念ながらこの高利得増幅器は
発生可能でまたしばしば発振する。これによる自
励発振信号は選ばれたチヤンネルの局部発振信号
の周波数に対応する周波数を含む任意の周波数を
持つことができる。新しいチヤンネルを選択する
とき、付勢された局部発振器が発振しないか発振
しても極めて小振幅の局部発振信号しか発生しな
いような電圧に同調電圧が一時的に追いやられる
ことがあり、このような状態ではプリスケーラ1
6が局部発振信号でなく自励発振信号に応動する
ことがある。この自励発振信号の周波数が選ばれ
たチヤンネルに対応する周波数に等しいかこれに
近づけば、プリスケーラ16の出力に発生する分
周信号は局部発振器が正しい周波数で発振してい
る場合と実質的に同じ周波数を持つため、局部発
振信号の周波数が間違つていても同調電圧はこれ
を修正するように制御されず、その同調系は新し
いチヤンネルを選択するまで不正周波数に固定さ
れたままになる。 この発明の同調方式では、帯域選択スイツチ2
3にV/M入力端子22を介してプリスケーラ発
振制御回路30が結合され、その増幅器を利用チ
ヤンネルに対応しない周波数すなわち各帯域のど
れにもない周波数で自励発振するように調節する
ようになつている。従つて付勢された局部発振器
がプリスケーラ16の応動し得る閾値以下の局部
発振信号を生成したとき、プリスケーラ16の出
力に生ずる分周信号は絶対に不正確で、PLL同
調装置10はこれを修正するように作用する。 同調電圧の大きさは直接局部発振周波数に関係
し、局部発振器が発振しなかつたりプリスケーラ
16の閾値以下の振幅の出力信号を生ずるその値
は低く、例えばほぼ0ボルトに近い。従つてプリ
スケーラ発振制御回路30が最低の利用チヤンネ
ルに対応する局部発振周波数すなわち第2チヤン
ネルに対応する局部発振周波数101MHzより低い
周波数で発振するようにプリスケーラ16を調節
することが望ましい。このようにすると誤差信号
が局部発振周波数が低過ぎることを示し、同調電
圧が上昇してそれに応じて局部発振信号の周波数
も上昇する。これによつて局部発振器が発振して
振幅の大きい出力信号を発生し始め、この結果局
部発振信号の振幅が増大して実際にプリスケーラ
16の閾値を超える。従つてプリスケーラ16は
この局部発振信号に応動し、PLL同調装置10
が正規の方法で局部発振信号の周波数を制御する
ようになる。 プリスケーラ発振制御回路30を特定の局部発
振器とプリスケーラ回路構成に応用したものを第
2図に示す。図中第1図と同じ素子には同じ引用
数字を用いた。 VHFおよびMBの局部発振信号を発生する同
調器1の局部発振器1bは、その周波数範囲が
101MHz以下から257MHz以上に広がつているた
め、各帯域選択信号V1,V2,V3に応じて3
帯域で選択的に動作する変形コルピツツ発振器を
含んでいる。この3帯域を次表に示す。
【表】 詳言すれば、局部発振器1bは共通ベース型に
接続したNPNトランジスタ31を有し、このト
ランジスタ31は帯域選択信号V1,V2,V3
に対応する正電圧を選択的に受ける抵抗分圧器を
含む帯域選択回路32によりバイアスされる。こ
のバイアス回路32の各素子はトランジスタ31
の帯域選択信号V1,V2によりV3に応動する
とき高い利得を呈するように選定されている。 トランジスタ31のコレクタには同調回路33
が接続されている。この同調回路33は容量性リ
アクタンスと誘導性リアクタンスの2つの分枝を
持つ並列同調回路である。その容量性分枝はトラ
ンジスタ31のコレクタと接地点との間に直列接
続された固定コンデンサ34と陽極に正の同調電
圧TVが印加されたとき逆のバイアスされるよう
に極性を定めたバラクタダイオード35とを含
み、誘導性分枝はトランジスタ31と接地点との
間に直列接続された誘導子36,37,38と側
路コンデンサ39とを含んでいる。側路コンデン
サ39はVHFとMBの帯域で示すインピーダン
スが無視し得るように選定されている。誘導子3
8とコンデンサ39の接続子にRFチヨーク40
を介して帯域選択信号V1が印加されると、3つ
の誘導子36,37,38の全部を介してトラン
ジスタ31のコレクタに動作電圧が印加される。
従つて帯域選択信号V1に応じてこの3つ誘導子
36,37,38は同調装置33に含まれること
になる。VHFおよびMB帯域で極めて高インピ
ーダンスを示すように選定されたRFチヨーク4
1を介して帯域選択信号V2を印加すると、トラ
ンジスタ31のコレクタに動作電圧が印加される
上、スイツチングダイオード42が順バイアスさ
れて導通し、側路コンデンサ43を誘導子37,
38接続点と接地点の間に挿入する。従つて帯域
選択信号V2に応じて誘導子34,37だけが同
調回路33に含まれることになる。誘導子41、
ダイオード42およびコンデンサ43の配置と同
様に、誘導子44、スイツチングダイオード45
および側路コンデンサ46は帯域選択信号に応じ
て誘導子36だけが同調回路33に含まれるよう
にするためその同調装置33に含まれている。 トランジスタ31のコレクタとエミツタの間に
帰還コンデンサ47が挿入され、エミツタと接地
点の間に抵抗48とRFチヨーク49の直列接続
より成る側路が設けられている。 局部発振器1bの周波数範囲の下端を広げるた
めに、固定コンデンサ50と同調電圧に応じて逆
バイアスされるように極性を定めたバラクタダイ
オード51とを含むキヤパシタンス回路がトラン
ジスタ31と接地点との間に直列に挿入されてい
る。この形式の周波数範囲拡大回路は1980年2月
8日付米国特許願第119991号(米国特許第
4288875号)明細書に記載されている。 前述のようにアール・シー・エー社のCA3136
型およびCA3179型集積回路はプリスケーラ16
に適しているが、この形式の集積回路は差動的に
すなわち離相した2つの入力信号によつて駆動す
るようにした回路を含んでいる。これはそのよう
な回路が非平衡終端(シングルエンデツド形)回
路すなわち大地のような基準電位を基準とする単
一入力信号を受ける回路より高感度で雑音を拾わ
ないためである。従つて第1図ではプリスケーラ
16がVHFとMBの局部発振信号およびUHFと
SBの局部発振信号のそれぞれに対して1つずつ
入力端子を持つているが、実際にはVHFとMB
の局部発振信号に対して2つの入力端子22a,
22b、UHFとSBの局部発振信号に対して2つ
の入力端子24a,24bを有する。各入力端子
対は差動局部発振信号受けるためのものである。
プリスケーラ16は差動的に駆動する積りである
が、離相した2つの局部発振信号を発生供給する
必要がなく、姓能も許容し得ることが判つたた
め、非平衡終端入力信号によつて駆動される。 換言すれば、帯域スイツチ23は第1の差動増
幅器55を構成する第1のNPNトランジスタ対
53,54と第2の差動増幅器58を構成する第
2のNPNトランジスタ対56,57を含んでい
る。トランジスタ53,56のコレクタは第1の
出力点において共通の負荷抵抗59に接続され、
トランジスタ54,57のコレクタは第2の出力
点において共通の負荷抵抗60に接続されてい
る。トランジスタ31のエミツタからの局部発振
器1bの第1の出力はその発振器1bの周波数範
囲において無視可能のインピーダンスを示す直流
阻止コンデンサ61を介してトランジスタ53の
ベースへの入力端子22aに供給される。(トラ
ンジスタ31のコレクタからのその局部発振器1
bの第2の出力は直流阻止コンデンサ62を介し
て混合器1cの入力に供給される。)トランジス
タ54のベースは入力端子22bと側路コンデン
サ63を介して接地され、これによつ差動増幅器
55が非平衡終端型の動作をする。 分周器25はそれぞれ離相した2つの入力クロ
ツク信号により駆動されるようになつた2つの縦
続エミツタ結合論理(ECL)親子フリツプフロ
ツプ25a,25bを含んでいるが、入力選択器
29の出力は入力端子24aに接続され、入力端
子24bは側路コンデンサ64を介して接地さ
れ、フリツプフロツプ25が非平衡終端入力信号
を受けて非平衡終端入力動作をするようになつて
いる。フリツプフロツプ25aの離相出力信号は
フリツプフロツプ25bの各入力に印加され、フ
リツプフロツプ25bの離相出力信号はトランジ
スタ56,57の各ベースに印加される。 差動増幅器55,58の一方に差動式に接続し
たNPNトランジスタ66,67から成る、電流
嚮導回路65により選択的に動作電流が供給され
る。電流が差動増幅器55に供給され、差動増幅
器58から除去されたとき、端子22aに生ずる
VHFとMBの局部発振信号がその差動増幅器5
5で増幅されてトランジスタ53,54のコレク
タに差動出力信号が生ずる。この差動出力信号は
同様に縦続ECL親子フリツプフロツプから成る
分周器26に供給される。また電流が差動増幅器
58に供給されたときは、UHFとSBの局部発振
信号が分周器25により分周された後差動増幅器
58で増幅され、得られた差動出力信号が分周器
26に印加される。 上記電流の方向を制御するため、帯域制御器6
8はトランジスタ66のースに、帯域選択信号
U/Sの入力時にはトランジスタ67のベースに
印加される基準電圧VREFより低い電圧を、それ以
外はVREFより高い電圧を印加する。従つて帯域選
択信号U/Sがあるときはトランジスタ67が導
通し、トランジスタ66が非導通であるが、U/
Sがないときはトランジスタ66が導通し、トラ
ンジスタ67が非導通になる。さらに擬似信号の
干渉を最小にするため、帯域制御器68は帯域選
択信号U/Sに応じてバイアス電源69から分周
器25にバイアス電圧を供給するだけである。 上述のように差動増幅器55の高利得と寄生帰
還成分の存在のため、増幅器55は発振すること
ができ、また発振し易い。差動増幅器55は第13
チヤンネルの局部発振周波数すなわち256MHzに
ほぼ対応する周波数で発振することがあり、動作
温度が上昇するにつれて自励発振周波数が低下し
て任意の所定時間後第12、10または10チヤンネル
の局部発振周波数に対応するようになることがあ
ることが判つている。このためこのようなチヤン
ネルを選択するとき前述の「ロツクアツプ」の問
題を生ずることがある。 この問題を解消するには入力端子22aと分路
に比例的高い値(例えば0.7μH程度)の誘導子7
0を設けて差動増幅器55の自励発振周波数を同
調させるのが有効なことが判つた。前述のように
誘導子70は自励発振周波数が最低の適絡局部発
振周波数すなわち第2チヤンネルに対応する周波
数より低くなるように選ぶのが望ましい。この誘
導子70にはこれがトランジスタ53のベースの
直流動作条件を損わないように局部発振器1bの
周波数範囲で無視可能のインピーダンスを示す直
流阻止コンデンサ71が直列に接続されている。
差動増幅器55の自励発振周波数は比較的値の大
きい誘導子によつて同調されるが、この誘導子は
局部発振器1bの発生する局部発振信号に対して
RFチヨークとして働らき、このため局部発振器
1bの動作には顕著に影響しない。 他の入力構成を持つプリスケーラの自励発振周
波数の同調には他のリアクタンス素子を用いるこ
ともできるが、第2図に示す入力端子22a,2
2bに容量性リアクタンスを呈するようなプリス
ケーラ回路では抵抗性はまた容量性の素子より誘
導子の方が自励発振回路の同調に望ましいことが
判つた。またコンデンサは増幅器55の自励発振
周波数の同調には比較的無効であつて、端子22
aに印加される局部発振信号を減衰させる欠点が
あることも判つている。また同様に抵抗も自励発
振周波数の同調に、効果がなく、局部発振信号の
振幅に悪影響を及ぼす。 前述のようにプリスケーラ16の自励発振の問
題は付勢された局部発振器が発振しない、発振し
ても出力信号の振幅が小さいときに大きくなる。
また前述のようにこの問題は新しいチヤンネルを
選んだとき、特にそのチヤンネルが新しい帯域に
あるとき同調電圧が引下げられると生ずる。例え
ば0ボルトのような比較的低い同調電圧で発振を
続け、しかも充分大振幅の出力信号を発生するよ
うに発振器1bを構成することはできるが、この
方法は比較的低い同調電圧でバラクタダイオード
が低い良度指数Qで数学的に明瞭な過大損失を呈
するようになるため不都合である。この問題は回
路設計で補償することができるが、各成分の相互
関係のため比較的広い周波数範囲に跨がる3帯域
で発振するようになつた局部発振器1bのような
局部発振器でこれを行うのは困難である。従つて
帯域外の周波数で発振するようにプリスケーラ1
6を予め調節するプリスケーラ発振制御回路30
は局部発振器1bのそれのような多帯域局部発振
回路を用いた構成で特に望ましい。 この発明はVHFおよび中間有線帯の局部発振
周波数またはその近傍で起る自励発振に関して特
に興味があるが、UHFや超高有線帯に対しても
同様の構成を有いることができる。しかしプリス
ケーラ1bの無線制御局部発振はUHFやSBの局
部発振周波数に対応する周波数では起こらないこ
とが判つているから、プリスケーラ発振制御回路
30と同様の構成をU/S入力端子24bに用い
る必要がないことが判る。それでも帯域スイツチ
23の出力にプリスケーラ発振制御回路を設け、
よりプリスケーラ16の制御発振を第2同調より
低くすることにより、問題の帯域のどれにも属さ
ない自励発振信号に応じてプリスケーラ16が出
力信号を生ずることが認められる。 次表は第2図の回路の各成分の形式および値を
例として示すものである。
【表】
【表】 また不都合な共振を防ぐために黒い長方形で示
した回路位置に損失を題くある種のフエライトビ
ートを設けることがある。 表3から判るように、入力側路コンデンサ63
は側路コンデンサ64より遥かに値が小さく、増
幅器55が誘導子70によつて制御される周波数
で必ず発振するようになつている。出力側路コン
デンサ63が大き過ぎて例えば側路コンデンサ6
4と同じ値を持つと、所要の自励発信周波数は得
られないことが判つている。 その上上述の非平衡終端型動作は単一の入力信
号を用いてのみ得られるが、入力側路コンデンサ
63,64はプリスケーラ16の差動入力回路の
共通モード除去能力を高めるため望ましい。しか
し自励発振制御回路30を実質的に同じ性能で用
いると、経費節減に必要なら入力通路コンデンサ
63を省略することもできる。 有線方式で供給されるRF搬送波の周波数は正
確でないため、位相固定ループ同調方式10に局
部発振器の同調装置を付加することがあるが、こ
のための装置はIF部4に含まれる普通の自動微
同調(AFT)弁別器から取出されるAFT信号
を、位相固定ループ同調装置10が固定された後
付勢された局部発振器に選択的に印加するもの
で、米国特許第4031549号明細書に記載されてい
る。 図ではプリスケーラ発振制御回路30が入力端
子22aを介して差動増幅器55の一方の入力に
結合されているが、入力端子22bを介して差動
増幅器55の他方の入力に側路コンデンサ63の
代りに接続することもでき、これによつて局部発
振器1bが回路30によるあらゆる負荷から絶縁
される。上記以外の種々の改変がこの発明の技術
的範囲内で可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した位相固定ループ同
調装置を含むテレビ受像機のブロツク図、第2図
はこの発明による第1図の同調装置の一部の回路
構成図である。 b……局部発振手段、16……プリスケーラ手
段、15,17,18,21……制御手段、7
0,71……周波数選択手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の周波数範囲内の複数個のチヤンネルの
    1つを選択できるように受信機を同調する同調方
    式であつて:局部発振信号を発生してその周波数
    を同調信号の大きさに応じて制御する局部発振手
    段と、上記局部発振信号の周波数を所定の係数で
    割つて分周信号を発生するプリスケーラ手段と、
    上記分周信号に応じて上記同調信号を発生し、そ
    の分周信号が選択されたチヤンネルに対応する所
    定の周波数になるまでその同調信号の大きさを制
    御する制御手段とを含み、上記プリスケーラ手段
    は増幅器を含んでおりその増幅器は自励発振周波
    数で自励発振し易く、かつ上記プリスケーラ手段
    は上記局部発振信号の大きさが所定の閾値より小
    さいとき上記チヤンネルの1つの周波数に対応す
    る周波数の分周信号を発生するものであり、さら
    に上記プリスケーラ手段の上記増幅器に結合され
    ていて上記自励発振周波数を所定の周波数に同調
    させて上記自励発振に応じて生成された上記分周
    信号の周波数が上記周波数範囲内のどのチヤンネ
    ルの局部発振周波数に応じて生成された分周信号
    の周波数にも対応しないようにする周波数選択手
    段を具備することを特徴とする同調方式。
JP57096864A 1981-06-05 1982-06-04 Funing system Granted JPS57211820A (en)

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JPS57211820A JPS57211820A (en) 1982-12-25
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KR (1) KR900005463B1 (ja)
AT (1) AT394649B (ja)
AU (1) AU553024B2 (ja)
CA (1) CA1175491A (ja)
DE (1) DE3221267A1 (ja)
ES (1) ES512620A0 (ja)
FR (1) FR2507410B1 (ja)
GB (1) GB2100536B (ja)
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IT (1) IT1151280B (ja)

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FR2507410A1 (fr) 1982-12-10
JPS57211820A (en) 1982-12-25
GB2100536A (en) 1982-12-22
ATA218082A (de) 1991-10-15
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GB2100536B (en) 1984-11-14
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AU553024B2 (en) 1986-07-03
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