JPH0131974Y2 - - Google Patents

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JPH0131974Y2
JPH0131974Y2 JP9639781U JP9639781U JPH0131974Y2 JP H0131974 Y2 JPH0131974 Y2 JP H0131974Y2 JP 9639781 U JP9639781 U JP 9639781U JP 9639781 U JP9639781 U JP 9639781U JP H0131974 Y2 JPH0131974 Y2 JP H0131974Y2
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JP
Japan
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terminal
transmitter
antenna
vswr
receiver
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JP9639781U
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JPS582684U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、アマチユア無線家が他局と交信を
行なう場合に、自局の送信機或いは受信機とアン
テナとの間に接続し、その両者の電気的な接続状
態が良好なものとなつているか否かを知る為に用
いられるVSWR指示装置に関するものである。
従来のVSWR指示装置にあつては、第3図に
示される如く送信機9f或いは受信機を接続する
第1端子2fとアンテナ11fを接続する第2端
子3fとの間の電気的な長さが、送受信に用いる
周波数での波長と無関係な長さとなつている。こ
の為、送受信を行なうに当り第3図の状態で指示
メーター4fの指示を見て送受信機とアンテナと
の接続状態が良好となるようにしても、送信を行
なうに当つて送信機9fの出力の100%をアンテ
ナ11fに伝えたいような場合に、第4図に示さ
れる如くこのVSWRの指示装置を外して送信機
9fとアンテナ11fとを直結すると、その時点
ではそれら両者の接続状態はミスマツチング状態
となり、送信機9fからアンテナ11fへの信号
の伝達効率が低下してしまう欠点があつた。
そこで本考案は上記欠点を除くようにしたもの
で、送受信機とアンテナとの間のVSWRを目視
確認でき、しかもその状態でこの装置を取外して
送信機とアンテナとを直結しても両者をマツチン
グよく接続し得るようにしたVSWR指示装置を
提供しようとするものである。
以下本願の実施例を示す図面第1図及び第2図
について説明する。1はケースを示し、通常プラ
スチツク材料或いは金属材料で形成される。2,
3はケース1に取付けた夫々第1端子及び第2端
子を示し、夫々例えば接栓座が用いられる。4は
VSWR指示メーターを示し、通常のVSWR指示
計が用いられる。5は補正回路で、第1端子2と
第2端子3との間の電気的な長さが使用周波数に
おける波長の2分の1の整数倍となるようにした
回路である。この回路において、6はケース1に
取付けた第1の切替スイツチを示し、その共通端
子6dは第1端子2に接続してある。又この第1
スイツチ6はケース1の外部に備えられた操作部
を操作することにより、共通端子6dを切替接点
6a,6b,6cに切替接続し得るように構成し
てある。7はケース1に取付けた第2の切替スイ
ツチを示し、前記第1スイツチ6と同様に構成さ
れている。8a,8b,8cは夫々補正要素を示
し、夫々使用周波数に応じて切替利用されるもの
であり、各々の補正要素は、使用周波数において
第1端子2と第2端子3との間の電気的な長さ
が、その使用周波数における波長の2分の1或い
はその整数倍の長さとなるような値に選ばれてい
る。尚これらの補正要素8a,8b,8cは例え
ば数10cm程度の同軸ケーブル、基板で形成した迂
回回路、コンデンサとコイルで構成した直列或い
は並列共振回路をもつて構成される。次に9は周
知の送信機、10は給電線で、例えば10cmないし
1m程度(20〜30cmが多い)の同軸ケーブルが用
いられる。11は屋外に設置されたアンテナ、1
2は給電線で、数m或いは数10mの同軸ケーブル
が用いられる。
上記構成のものにあつては、第1端子2に送信
機側の給電線10を接続し、又第2端子3にはア
ンテナ側の給電線12を接続する。又使用周波数
(アマチユア無線の場合には3.5MHz,7MHz,…
…或いは435MHz等)に応じて第1スイツチ6及
び第2スイツチ7を切替え、上記使用周波数に応
じた補正要素8a,8b,8cを選ぶ。この状態
において指示メーター4が最も小さいVSWR値
を示すよう周知の如く送信機9或いはアンテナ1
1の調整を行なう。このように調整した状態で送
信機9から信号を出力しアンテナ11に伝えるこ
とによつて、効率よく電波を発射することができ
る。
又上記送信を行なう場合、送信機9の出力の
100%をアンテナ11に伝えたい場合には、第2
図に示される如く送信機側の給電線10とアンテ
ナ側の給電線12とを直接に接続(即ち送信機9
とアンテナ11とを直結)する。このような接続
状態においても、VSWR指示装置の第1端子2
と第2端子3との間の電気的な長さが前記のよう
に構成されている為、送信機9とアンテナ11と
はマツチング状態が極めて良好な接続状態とな
る。この為送信機9の出力はその100%がアンテ
ナ11に伝えられ、効率的な送信を行なうことが
できる。
尚以上は送信の場合を例にとつて説明したが、
受信の場合には送信機9に代えてそこに受信機を
接続することにより受信を行なうことができ、又
その場合の受信機とアンテナ11との間の
VSWR値は指示メーター4によつて同様に知る
ことができる。また送信機と受信機とが一体とな
つた通信機を用いる場合も同様である。
以上のようにこの考案にあつては、送受信機を
接続するようにした第1端子2とアンテナを接続
し得るようにした第2端子3との間にVSWR指
示メーター4を接続しているから、他局との間で
送受信を行なう場合に、自局の送受信機とアンテ
ナとの間のVSWRを目視確認できる特長がある。
このことは、上記送受信を行なうに当たつて送受
信機やアンテナの調整を周知の如く行なう場合
に、上記メーター4の指示を頼りにして送受信機
とアンテナとの接続状態を最もマツチングの良い
状態に調整することができて、効率の良い送受信
を行ない得るようにすることのできる効果があ
る。しかも上記第1端子2と第2端子3との間に
おいては、上記指示メーター4と補正回路5とを
直列に接続して、上記両端子2,3間の電気的長
さが波長の2分の1の整数倍となるようにしてあ
るから、上記送信時において送信機の出力の100
%をアンテナに送り込む為に、このVSWR指示
装置を外して送信機とアンテナとを直結した場合
においても、上記最良のマツチング状態をそのま
まに維持でき、指示メーター4によるロスを無く
することができるは勿論のこと、上記最良のマツ
チング状態の維持によつて、このVSWR指示装
置を取り外すことによる出力増の効果を享受でき
る利点がある。
その上上記補正回路5は、夫々異なる周波数に
おいて上記の第1第2両端子2,3間の電気的な
長さを上記のような値にし得るようにした複数の
補正要素8a,8b,8cとそれらの切替を行な
い得るようにしたスイツチ6,7とを備えている
から、上記送受信の周波数を違えた場合にも前記
二つのいずれの効果をも享受できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はブ
ロツク回路図、第2図は送信機とアンテナとを直
結した状態を示す図、第3図及び第4図は従来例
を示すもので夫々第1図及び第2図と類型の図。 1……ケース、2……第1端子、3……第2端
子、4……指示メーター、5……補正回路、6,
7……切替スイツチ、8a,8b,8c……補正
要素、9……送信機、11……アンテナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースには送受信機を接続し得るようにした第
    1端子と、アンテナを接続し得るようにした第2
    端子とを付設し、上記第1端子と第2端子との間
    にはVSWR指示メーターと補正回路とを直列に
    接続し、しかも上記補正回路は、夫々異なる周波
    数において上記第1端子と第2端子との間の電気
    的長さを各々の周波数における波長の2分の1の
    整数倍にし得るようにした複数の補正要素と、そ
    れら複数の補正要素を選択的に上記VSWR指示
    メーターと直列接続させ得るようにした切替スイ
    ツチとにより構成したことを特徴とするVSWR
    指示装置。
JP9639781U 1981-06-29 1981-06-29 Vswr指示装置 Granted JPS582684U (ja)

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JP9639781U JPS582684U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 Vswr指示装置

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JP9639781U JPS582684U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 Vswr指示装置

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JPS582684U JPS582684U (ja) 1983-01-08
JPH0131974Y2 true JPH0131974Y2 (ja) 1989-10-02

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044859U (ja) * 1983-08-31 1985-03-29 日伸精機株式会社 門型洗車機
JPS6252066U (ja) * 1985-09-21 1987-03-31
JPS62117158U (ja) * 1985-09-21 1987-07-25
JPS6252065U (ja) * 1985-09-21 1987-03-31

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JPS582684U (ja) 1983-01-08

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