JP3669331B2 - 送受信共用アンテナ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
この発明は、衛星通信や地上通信を行う携帯端末に用いられる送受信共用アンテナ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
第4図は、従来の携帯端末用の送受信アンテナ装置である。第4図において、1は円偏波動作する4線巻きの送信用ヘリカルアンテナであり、2は同様に円偏波動作する4線巻きの受信用ヘリカルアンテナである。3は送信用ヘリカルアンテナ1へ給電する分配器であり、4は送信信号を出力する高出力増幅器等から構成される送信機である。5は受信用ヘリカルアンテナ2で受信した受信信号を合成する合成器であり、6は低雑音増幅器等から構成される受信機である。
【0003】
この従来の送受信アンテナ装置における送受信の動作について説明する。送信系の送信信号は、送信機4において不要波除去及び高出力増幅等された後、分配器3へ入力される。この送信信号は、分配器3における遅延動作により0°、90°、180°、270°の位相差を有する4つの信号に分配され、4線巻きの送信用ヘリカルアンテナ1に入力される。ここで、分配器3の4つの出力端から送信用ヘリカルアンテナ1までの給電線の線路長は各4線とも同じ長さであり、さらに送信用ヘリカルアンテナ1の各アンテナ素子ともに線路長を同じ長さとする。送信波の波長をλ1とすると、各アンテナ素子の長さをλ1/4、3λ1/4、・・・のいずれかにすることにより各アンテナ素子は送信周波数で共振し、上記の位相差により円偏波信号を送信することができる。また、受信系における合成器5は受信用ヘリカルアンテナ2の4巻線により受信した円偏波信号を0°、90°、180°、270°の位相差を設けて合成している。受信波の波長をλ2とすると、受信用ヘリカルアンテナ2の各アンテナ素子の長さをλ2/4、3λ2/4、・・・のいずれかにすることにより各アンテナ素子は受信周波数で共振し、上記の位相差を設けた合成により円偏波信号を受信することができる。
【0004】
送受信の周波数が異なっていても周波数が近ければ、送受信双方の帯域をカバーする帯域で利得を有する送受信共用ヘリカルアンテナを構成できる。しかし、送受信の周波数が離れている場合や、送受信における利得を最適化したい場合には、2つのヘリカルアンテナを送信用と受信用とにそれぞれ設け、各ヘリカルアンテナのアンテナ素子の長さを送信又は受信の周波数に合う物理寸法に設定する必要がある。
【0005】
また、昨今では各種の地上セルラー通信システムや人口衛星を利用した衛星携帯電話システムなどが開発され、1台の携帯端末で複数の通信事業体との間で通信を行うようなデュアルモード或いはマルチモードの携帯端末が開発されるに至っている。携帯端末が送受信する電波の周波数は通信システムにより個々に定められており、例えば2つの通信システムとの間で通信する携帯端末の場合、送受信するために4つの周波数に対応するアンテナが必要となる。
【0006】
上記のように、従来の携帯端末用アンテナ装置では、送受信の周波数が離れている場合や、アンテナ利得を最適化する場合には、送信用と受信用にそれぞれヘリカルアンテナを設ける必要があり、携帯端末が大型化するという問題があった。また、複数の通信システムとの間で送受信を行う携帯端末においても、これらの通信システムとの間で送受信するためには、複数のヘリカルアンテナが必要であり、同様に携帯端末の大型化を招くという問題点があった。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、周波数が異なる複数の電波に共用して使用するヘリカルアンテナにより構成される携帯端末用の送受信共用アンテナ装置を提供するものである。
【発明の開示】
【0008】
本発明に係る送受信共用アンテナ装置は、送受信に共用するヘリカルアンテナと、このヘリカルアンテナのアンテナ素子への給電線路に設けたバラクタダイオードと、このバラクタダイオードへ印加する逆バイアス電圧を送信時と受信時において切換え、ヘリカルアンテナにより送受信する信号の周波数帯域を切換えるバイアス電圧切換手段とを備えるようにしている。従って、送信時と受信時において共用するヘリカルアンテナの共振周波数を変化させることが可能となり、送信時及び受信時におけるアンテナの周波数特性を向上することができる。
また、バラクタダイオードは、そのカソード側をヘリカルアンテナのアンテナ素子側に設け、上記バイアス電圧切換手段は、バラクタダイオードのカソード側に設けたコイルを介して逆バイアス電圧を供給するようにしている。
従って、給電線路と電圧入力端子との間にコイルを介在させることにより、電圧入力端子側とヘリカルアンテナとの整合をとることができ、給電線路を伝播する送受信信号の損失を小さくすることができる。
【0010】
また、本発明に係る送受信共用アンテナ装置は、円偏波信号の送受信に共用する4線巻きのヘリカルアンテナと、送信信号から4分配した信号を生成し、第1の遅延線路により4分配した信号に位相差を生じさせ、かつヘリカルアンテナからの受信信号を第2の遅延線路を介して合成する分配合成器と、ヘリカルアンテナと分配合成器との間に設けたバラクタダイオードと、このバラクタダイオードへ印加する逆バイアス電圧を送信時と受信時において切換え、ヘリカルアンテナにより送受信する信号の周波数帯域を切換えるバイアス電圧切換手段とを備える。従って、円偏波信号の送受信に共用するヘリカルアンテナについても、送信時と受信時の共振周波数を変化させることが可能となり、送信時及び受信時におけるアンテナの周波数特性を向上することができる。
【0011】
また、本発明に係る送受信共用アンテナ装置は、円偏波信号の送受信に共用する4線巻きのヘリカルアンテナと、送信信号から4分配した信号を生成し、遅延線路により4分配した信号に位相差を生じさせ、かつヘリカルアンテナからの受信信号を遅延線路を介して合成する分配合成器と、ヘリカルアンテナの各アンテナ素子毎に分配合成器との間に設けた4個のバラクタダイオードと、この4個のバラクタダイオードへ印加する逆バイアス電圧を送信時と受信時において切換え、ヘリカルアンテナにより送受信する信号の周波数帯域を切換えるバイアス電圧切換手段とを備え、バイアス電圧切換手段によって送信時又は受信時に印加する逆バイアス電圧がアンテナ素子毎に異なるものである。従って、円偏波信号の送受信に共用するヘリカルアンテナについても、送信時と受信時の共振周波数を変化させることが可能となり、送信時及び受信時におけるアンテナの周波数特性を向上することができる。
【0012】
また、本発明に係る送受信共用アンテナ装置は、送受信に共用するヘリカルアンテナと、このヘリカルアンテナのアンテナ素子への給電線路と接地点との間に設けたバラクタダイオードと、このバラクタダイオードへ印加する逆バイアス電圧を送信時と受信時において切換え、ヘリカルアンテナにより送受信する信号の周波数帯域を切換えるバイアス電圧切換手段とを備える。従って、送信時と受信時において、バラクタダイオードとヘリカルアンテナとの間の整合によりアンテナの共振周波数を変化させることが可能となり、送信時及び受信時におけるアンテナの周波数特性を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
実施の形態1.
第1図は本発明の実施の形態1に係る送受信共用アンテナ装置の構成を示すブロック図である。7は送受信において共用するヘリカルアンテナであり、8はヘリカルアンテナ7への給電線路上に設けたバラクタダイオードである。このバラクタダイオード8は、ヘリカルアンテナ7の各アンテナ素子毎に設けられており、アンテナ素子側をカソードにして直列接続する。9は第1の電圧入力端子、10は第2の電圧入力端子であり、11は電圧入力端子9及び電圧入力端子10を切換えるスイッチである。12はバラクタダイオード8のカソード側に接続した抵抗器であり、この抵抗器の他端はスイッチ11に接続されている。13はバラクタダイード8のアノード側に接続した抵抗器である。14はヘリカルアンテナ7へ給電する分配合成器、15はサーキュレータ、16は高出力増幅器等から構成される送信機、17は低雑音増幅器等から構成される受信機である。
【0014】
送信信号は送信機16にて不要波除去及び高出力増幅等されて、サーキュレータ15を介して分配合成器14へ入力される。サーキュレータ15により送信信号の受信機17への回り込みが防止されている。送信信号は、分配合成器14によりヘリカルアンテナ7のアンテナ素子数に合わせて必要数の給電信号に分配され、給電線路を介してヘリカルアンテナ7へ給電される。第1図の場合には4分配されている。一方、ヘリカルアンテナ7からの受信信号は分配合成器14により合成し、サーキュレータ15を介して受信機17へ入力され低雑音増幅等を行い、図示しない信号処理部等へ入力される。サーキュレータ15により受信信号の送信機16への回り込みが防止されている。
【0015】
分配合成器14によって分配された送信信号は、バラクタダイオード8を介してヘリカルアンテナ7の各アンテナ素子へ給電する。バラクタダイオード8のアノードとカソードとの間には、スイッチ11を介して電圧入力端子9又は電圧入力端子10からの逆バイアス電圧が印加される。この逆バイアス電圧の値に応じてバラクタダイオード8のコンデンサ容量が変化する。ヘリカルアンテナ7の共振周波数は、このバラクタダイオード8のコンデンサ容量と、ヘリカルアンテナ7の各アンテナ素子の電気長とによって決定されるから、上記のようにコンデンサ容量が変化すると共振周波数も変化する。電圧入力端子9及び電圧入力端子10からの印加電圧を互いに異なるものとし、スイッチ11によって切換えることにより送受信において異なる周波数に共振するアンテナを構成することができる。例えば、送信ゲート時には、電圧入力端子9からスイッチ11を介してバラクタダイオード8へ逆バイアス電圧を印加し、受信ゲート時には、電圧入力端子10からスイッチ11を介してバラクタダイオード8へ逆バイアス電圧を印加するようにスイッチ11を切換える。この受信の際にも上記の送信の場合と同様に、バラクタダイオード8のアノードとカソードとの間に印加された電圧入力端子10からの逆バイアス電圧により、このアンテナが受信する共振周波数が決まる。ヘリカルアンテナ7によって受信した受信信号は、分配合成器14で合成された後、サーキュレータ15を介して受信器17へ入力する。
【0016】
ここで、抵抗器12はバラクタダイオード8に逆バイアス電圧を供給し、かつ伝送ラインのインピーダンスに対して十分にインピーダンスを高くして信号の損失を小さくするために設けられる。また、抵抗13はバラクタダイオード8のアノードとカソードとの間の電位差を生じさせるためにアノード側を接地し、かつ伝送ラインのインピーダンスに対して十分にインピーダンスを高くして信号の損失を小さくするために設けられている。
【0017】
第1図においては、バラクタダイオード8への逆バイアス電圧を印加するための電圧供給回路に抵抗器12及び抵抗器13を用いたが、これらの抵抗器をコイルに置き換えてもよい。このようにコイルを使用することによって、バイアス印加用に設けた電圧供給回路及びアノード接地回路と、ヘリカルアンテナ素子各々との間で整合をとることができ、アンテナ放射効率を高めることができる。ここにいう電圧供給回路とは、第1図において電圧入力端子9、電圧入力端子10、スイッチ11、抵抗器12からなる回路であり、アノード接地回路とは、抵抗器13による回路のことである。
【0018】
なお、第1図はヘリカルアンテナ7が4線巻きの場合を例示しており、このヘリカルアンテナ7を2線巻きヘリカルアンテナとしても、この実施の形態を上記の回路によって同様に構成することができる。2線巻きヘリカルアンテナを用いた場合には、アンテナ素子数が減ることにより、各アンテナ素子に接続するバラクタダイオード8の数量を減らすことができ、アンテナ装置を小型化することができる。
【0019】
実施の形態2.
第2図は本発明の実施の形態2に係る送受信共用アンテナ装置の構成を示すブロック図である。第2図において18は、内部に遅延回路を有する分配合成器であり、図の場合には0°、90°、180°、270°の位相差を生じる遅延回路を備えるものである。その他、第2図において第1図と同一符号を付した回路は、実施の形態1における第1図に示す回路の同一又は相当部分を示す。
【0020】
この実施の形態の特徴は、円偏波を形成するために上記のように分配合成器18においてヘリカルアンテナ7へ供給する送信信号を4分配し、この4分配された信号に0°、90°、180°、270°の位相差を与える点である。また受信信号は、位相差を有する遅延回路を介して分配合成器18において合成する点に特徴がある。送受信において異なる周波数を使用する場合、このような位相差を与える回路を有すると、例えば送信時の周波数に合わせて分配合成器18内の遅延回路を設けると、受信時には、周波数が異なるために合成された信号の位相が揃わず、受信信号に位相誤差が生じてしまう。
【0021】
円偏波信号を送受信するヘリカルアンテナ装置において、遅延回路上での送受信における位相誤差を低減するためには、分配合成器18内に送信信号を通過させる遅延線路と、受信信号を通過させる遅延線路とを別々に設ければ良い。このように構成すると、分配合成器18内の遅延回路が大きくなるが、位相誤差の問題は解消する。
【0022】
また、分配合成器18内の遅延回路が大きくならないように送受信信号を通過させる遅延線路を共用する場合、バラクタダイオード8に与える逆バイアス電圧を各アンテナ素子において異なる値とすることによって送受信信号の位相誤差を低減することができる。分配合成器18内の遅延回路は、送受信において共用とし、送受信信号のうち一方、例えば送信信号に対して分配後の位相差が0°、90°、180°、270°となる遅延線路により構成する。したがって、この遅延線路により受信信号を合成すると、送受信信号の周波数が異なるので、位相が揃わない。この位相のずれ分を補正するために、ヘリカルアンテナ7の各アンテナ素子に対応する4つのバラクタダイオード8へ印加する逆バイアス電圧をそれぞれ異なる値に設定し、4つのバラクタダイオード8のコンデンサ容量をそれぞれ異なる値にする。上記の例では、送信時に4つの位相差が0°、90°、180°、270°となるように遅延回路を設けるので、送信時の逆バイアス電圧、例えば電源入力端子9の値は4つのバラクタダイオード8で同じ値に設定する。受信時には位相誤差を補正すべく、4つのバラクタダイオード8に印加する4つの電源入力端子10の値を異なる値に設定する。
【0023】
このようにバラクタダイオード8のコンデンサ容量をヘリカルアンテナ8の各アンテナ素子で異なる値とすると、共振周波数が若干ずれることとなる。バラクタダイオード8のコンデンサ容量を変化させずに異なる周波数の送信信号と受信信号とを送受信した場合に比較して、共振周波数のずれが小さくなるようにする。
【0024】
実施の形態3.
第3図は本発明の実施の形態3に係る送受信共用アンテナの構成を示すブロック図である。第3図において、19はヘリカルアンテナ7への給電線に直列接続した容量性素子である。20は容量性素子19のヘリカルアンテナ7側において、給電線と接地点との間に接続したバラクタダイオードである。その他、第3図において第1図と同一符号を付した回路は、実施の形態1における第1図に示す回路の同一又は相当部分を示す。
【0025】
バラクタダイオード20のカソードとアノードとの間には、スイッチ11を介して、電圧入力端子9及び電圧入力端子10からの逆バイアス電圧が印加される。この逆バイアス電圧により、バラクタダイオード20のコンデンサ容量が変化し、このコンデンサ容量とヘリカルアンテナ7の各アンテナ素子との間の整合によって、アンテナの共振周波数が変化し送信周波数或いは受信周波数を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明に係る送受信共用アンテナ装置の構成を示すブロック図である(実施の形態1)。
【図2】本発明に係る送受信共用アンテナ装置の構成を示すブロック図である(実施の形態2)。
【図3】本発明に係る送受信共用アンテナ装置の構成を示すブロック図である(実施の形態3)。
【図4】従来のアンテナ装置の構成を示すブロック図である。
Claims (2)
- 円偏波信号の送受信に共用する4線巻きのヘリカルアンテナと、送信信号から4分配した信号を生成し、第1の遅延線路により上記4分配した信号に位相差を生じさせ、かつ上記ヘリカルアンテナからの受信信号を第2の遅延線路を介して合成する分配合成器と、上記ヘリカルアンテナと上記分配合成器との間に設けたバラクタダイオードと、このバラクタダイオードへ印加する逆バイアス電圧を送信時と受信時において切換え、上記ヘリカルアンテナにより送受信する信号の周波数帯域を切換えるバイアス電圧切換手段とを備えたことを特徴とする送受信共用アンテナ装置。
- 円偏波信号の送受信に共用する4線巻きのヘリカルアンテナと、送信信号から4分配した信号を生成し、遅延線路により上記4分配した信号に位相差を生じさせ、かつ上記ヘリカルアンテナからの受信信号を上記遅延線路を介して合成する分配合成器と、上記ヘリカルアンテナの各アンテナ素子毎に上記分配合成器との間に設けた4個のバラクタダイオードと、この4個のバラクタダイオードへ印加する逆バイアス電圧を送信時と受信時において切換え、上記ヘリカルアンテナにより送受信する信号の周波数帯域を切換えるバイアス電圧切換手段とを備え、上記バイアス切換手段によって、送信時又は受信時に印加する逆バイアス電圧がアンテナ素子毎に異なることを特徴とする送受信共用アンテナ装置。
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