JP2007116629A - 送受信回路及び通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アンテナからの反射波の無線送信が簡単な構成で効率良く行えるようにする。
【解決手段】送信処理系12が出力する送信信号を、デュプレクサ15を介してアンテナ16に供給して無線送信し、アンテナ16で受信した信号を、デュプレクサ15を介して受信処理系17に供給して受信処理し、アンテナ16とは別の補助アンテナ21で受信した信号を補助受信処理系24で受信処理する送受信回路において、送信処理系12が出力する送信信号を、第1のサーキュレータ14を介してデュプレクサ15に供給し、デュプレクサ15から第1のサーキュレータ14に戻る送信信号を、第1のサーキュレータ14で送信処理系とは別の系に取り出して、補助アンテナ21に接続された第2のサーキュレータ22を介して補助アンテナ21に供給して無線送信させる構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】送信処理系12が出力する送信信号を、デュプレクサ15を介してアンテナ16に供給して無線送信し、アンテナ16で受信した信号を、デュプレクサ15を介して受信処理系17に供給して受信処理し、アンテナ16とは別の補助アンテナ21で受信した信号を補助受信処理系24で受信処理する送受信回路において、送信処理系12が出力する送信信号を、第1のサーキュレータ14を介してデュプレクサ15に供給し、デュプレクサ15から第1のサーキュレータ14に戻る送信信号を、第1のサーキュレータ14で送信処理系とは別の系に取り出して、補助アンテナ21に接続された第2のサーキュレータ22を介して補助アンテナ21に供給して無線送信させる構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、携帯電話端末が備える回路に適用して好適な送受信回路、及びその送受信回路を備えた通信端末装置に関する。
携帯電話端末などの通信端末装置においては、送信用のアンテナと受信用のアンテナとを1つのアンテナで兼用させる構成が一般的である。図5は、この種の従来の一般的な送受信回路の構成例を示した図である。端末装置90の送信回路91は、無線送信する送信信号を作成する。送信回路91が出力する送信信号は、既に送信周波数に周波数変換された信号である。送信回路91が出力する送信信号は、送信アンプ92に供給して増幅し、その増幅された送信信号を、アイソレータ93を介してデュプレクサ94に供給する。アイソレータ93は、端子♯1に得られる信号を、端子♯2に伝えると共に、端子♯2に得られる信号を、端子♯1側に伝えないように構成された回路部品である。端子♯2に得られる信号は、アイソレータ93に接続された抵抗器R側に送られる構成としてある。
送信アンプ92側からアイソレータ93の端子♯2に得られた送信信号は、デュプレクサ94に供給されて、デュプレクサ94に接続されたアンテナ95から無線送信される。そして、デュプレクサ94には、受信回路96が接続してあり、アンテナ95で受信された信号の受信処理が受信回路96で行われる。
デュプレクサ94は、例えば、送信周波数帯の信号を、アイソレータ93側からアンテナ95に伝え、受信周波数帯の信号を、アンテナ95から受信回路96に伝える回路部品である。
この図5に示すように構成してあることで、アンテナインピーダンス変動によるインピーダンス不整合により、アンテナ95の給電部で反射波が発生して、その反射波がデュプレクサ94側から送信系に戻った場合でも、その信号がアイソレータ93から送信アンプ92に伝わらず、抵抗器Rで損失として消費されて、送信回路91を送信反射波から保護することができる。なお、アイソレータは、後述するサーキュレータと実質的に同じ回路部品である。
特許文献1には、送信系の回路にサーキュレータを配置して、アンテナからの反射波を送信回路に戻さない構成とすることについての記載がある。
特開2002−26643号公報
特許文献1には、送信系の回路に配置したサーキュレータに入力されたアンテナからの反射波を、別のサブアンテナに送って無線送信させて、反射波についても無線送信させて、送信効率を向上させる点についての記載がある。特許文献1に記載の手法では、反射波を無線送信させるサブアンテナを、スイッチを介してサーキュレータと直接接続する構成としてあり、反射波を送信しない期間は、スイッチを切り替えて、サブアンテナを受信系に接続して、ダイバーシティ受信を行う構成としてあり、受信と送信で切り替える構成としてある。
このように送信信号の反射波を、スイッチでの切り替えで、サブアンテナから無線送信させる構成とすると、スイッチの切り替え制御が必要であり、通信制御構成が複雑になる問題がある。また、このようなスイッチ切り替えを行う方式は、基本的に送信タイミングと受信タイミングが異なる時分割送受方式(TDM方式)に適用されるものであり、送信と受信を同時に行う通信には適用不可能である。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、アンテナからの反射波の無線送信が簡単な構成で効率良く行えるようにすることを目的とする。
本発明は、送信処理系が出力する送信信号を、デュプレクサを介してアンテナに供給して無線送信し、アンテナで受信した信号を、デュプレクサを介して受信処理系に供給して受信処理し、アンテナとは別の補助アンテナで受信した信号を補助受信処理系で受信処理する送受信回路において、送信処理系が出力する送信信号を、第1のサーキュレータを介してデュプレクサに供給し、デュプレクサから第1のサーキュレータに戻る送信信号を、当該第1のサーキュレータで送信処理系とは別の系に取り出し、その別の系に取り出された送信信号を、補助アンテナに接続された第2のサーキュレータを介して補助アンテナに供給して無線送信させる構成としたものである。
このように構成したことで、第1のサーキュレータで送信信号とアンテナからの反射波とを振り分けることができ、さらに、第2のサーキュレータで、アンテナからの反射波としての送信信号の補助アンテナへの供給と、補助アンテナで受信した信号の受信系への供給とを振り分けることができる。
本発明によると、第2のサーキュレータで、アンテナからの反射波としての送信信号の補助アンテナへの供給と、補助アンテナで受信した信号の受信系への供給とを振り分けることができ、スイッチなどを使用することなく、アンテナからの反射波の送信と補助アンテナでの受信とを共用させることができ、簡単な制御で反射波の無線送信ができる。この場合、送信と受信とを同時に行うことができ、送信と受信を同時に行う無線通信システム用の端末装置に適用できるという効果を有する。
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1及び図2を参照して説明する。本例においては、無線基地局と双方向の無線通信を行う通信端末装置である携帯電話端末に適用したものである。
図1を参照して本例の携帯電話端末装置10の構成を説明すると、データ処理部11で得られた送信データは、送信回路12に供給し、送信回路12で無線送信用の変調処理、フィルタリング、送信周波数への周波数変換などの送信処理を行い、送信信号を作成する。送信回路12で作成された送信信号は、送信アンプ13に供給して、設定された無線送信出力に増幅する。
送信アンプ13で増幅された送信信号は、第1のサーキュレータ14の第1端子♯1に供給する。この第1のサーキュレータ14は、3つの端子♯1,♯2,♯3を有する構成である。サーキュレータの具体的構成例については後述するが、端子♯1に入力した信号は端子♯2から取り出され、端子♯2に入力した信号は端子♯3から取り出され、端子♯3に入力した信号は端子♯1から取り出される構成である。
第1のサーキュレータ14の第2端子♯2から出力された信号は、デュプレクサ15を介してメインアンテナ16に供給して、無線送信させる。デュプレクサ15は、送信信号と受信信号とを振り分ける回路部品であり、送信信号と受信信号とで周波数帯が異なることを利用して振り分ける構成としてある。
メインアンテナ16で受信した信号は、デュプレクサ15を介してメイン受信回路17に供給する。メイン受信回路17は、受信アンプ、フィルタリング、復調などの受信処理が行われ、無線伝送された受信データを得る。メイン受信回路17で得た受信データは、合成回路18に供給し、後述するサブ受信回路24で得られた受信データと合成する処理を行う。合成回路18では、メイン受信回路17で受信されたデータと、サブ受信回路24で受信されたデータとの内で、良好に受信できたデータを選択して、その選択された受信データをデータ処理部11に供給する。
そして本例の端末装置10は、メインアンテナ16とは別にサブアンテナ21を備える。サブアンテナ21についても、メインアンテナと同様に送信と受信の双方が可能なアンテナとして構成してあり、サブアンテナ21を、第2のサーキュレータ22に接続してある。第2のサーキュレータ22についても、第1のサーキュレータ14と同様に、3つの端子♯1,♯2,♯3を有する構成である。
第2のサーキュレータ22の第1端子♯1は、第1のサーキュレータ14の端子♯3と接続してあり、第2のサーキュレータ22の第2端子♯2をサブアンテナ21と接続してある。さらに、第2のサーキュレータ22の第3端子♯3は、受信フィルタ23を介してサブ受信回路24に接続してある。サブ受信回路24は、基本的にメイン受信回路17と同様の構成であり、受信アンプ、フィルタリング、復調などの受信処理が行われ、サブアンテナ21で受信した信号に基づいて受信データを得る。サブ受信回路24で得られた受信データは、既に説明した合成回路18に供給して、メイン受信回路17が出力する受信データと合成(選択)させる。
図2は、第1及び第2のサーキュレータ14及び22に適用される、3端子型のサーキュレータの構成の一例を分解して示した図である。図示のように、それぞれの先端が2つに別れた3本の導体31,32,33を交互に重なるように、120°間隔で配置してある。そして、それぞれの導体31,32,33から端子31a,32a,33aが引き出す構成としてある。各31,32,33を配置した個所の上下には、円盤状のフェライト34,35が配置される。
このように構成される3端子型のサーキュレータを使用することで、端子♯1(端子31a)に入力した信号は端子♯2(端子32a)から取り出され、端子♯2に入力した信号は端子♯3(端子33a)から取り出され、端子♯3に入力した信号は端子♯1から取り出される構成とすることができる。なお、図2に示した構成は一例であり、これ以外の構成のサーキュレータを使用してもよい。また、ここでは3端子型のサーキュレータを示したが、奇数個の端子数であれば、5端子型など他の端子数でも構成できる。
次に、図1に示した本実施の形態の構成の動作について説明すると、送信アンプ13から出力される送信信号は、第1のサーキュレータ14の第1端子♯1に入力し、この第1のサーキュレータ14の第2端子♯2から取り出されて、デュプレクサ15介してメインアンテナ16に供給され、メインアンテナ16から無線送信される。ここで、そのときの通信環境に応じてアンテナインピーダンスは変動する可能性があり、そのインピーダンスの変動によりインピーダンス不整合が発生する場合がある。インピーダンス不整合が発生する要因としては、例えばアンテナ近傍への人物、金属などの接近がある。このインピーダンス不整合が発生すると、メインアンテナ16の給電部(アンテナ接続部)で送信反射波が発生し、送信系回路である送信回路12側から供給される送信信号が、第1サーキュレータ14に戻されてしまう。
この送信反射波が第1サーキュレータ14の第2端子♯2に入力すると、第1サーキュレータ14の第3端子♯3から出力されて、第2サーキュレータ22の第1端子♯1に入力される。さらに、この第2サーキュレータ22の第1端子♯1に入力された送信反射波は、第2サーキュレータ22の第2端子♯2から出力されて、サブアンテナ21に供給され、このサブアンテナ21から無線送信される。図1に破線で示した経路は、この送信反射波が無線送信されるまでの経路を示したものである。
このように2つのサーキュレータ14,22を接続して、メインアンテナ側で発生した送信反射波をサブアンテナ21に供給して無線送信させることで、切り替えスイッチなどを設けることなく、送信反射波を無線送信させることができ、複雑な通信制御処理を必要とすることなく、常時送信反射波を無線送信させることができ、効率の良い無線送信が行える。
なお、サブアンテナ21でのインピーダンス不整合が発生した場合には、このサブアンテナ21からさらに送信反射波が第2サーキュレータ22に戻ることになるが、サブ受信回路24の前段には受信フィルタ23を設けて、受信周波数帯だけを通過させる構成としてあるので、サブ受信回路24への反射波の入力を阻止できる。サブアンテナ21で発生する送信反射波は、メインアンテナ16で発生する送信反射波に比べてレベルが非常に低く、受信フィルタ23を設けるだけで実用上十分である。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図3を参照して説明する。本例においても、無線基地局と双方向の無線通信を行う通信端末装置である携帯電話端末に適用したものであり、上述した第1の実施の形態で説明した図1に対応する部分には同一符号を付す。
図3は、本例の携帯電話端末装置の構成例を示したものである。本例の携帯電話端末装置10′は、データ処理部11で得られた送信データを送信回路12に供給し、送信回路12で作成された送信信号を送信アンプ13に供給し、送信アンプ13で増幅された送信信号を、第1のサーキュレータ14の第1端子♯1に供給する。この第1のサーキュレータ14は、3つの端子♯1,♯2,♯3を有する構成である。
第1のサーキュレータ14の第2端子♯2から出力された信号は、デュプレクサ15を介してメインアンテナ16に供給し、無線送信させる。
そして、メインアンテナ16で受信した信号は、デュプレクサ15を介してメイン受信回路17に供給する。メイン受信回路17で得た受信データは、合成回路18に供給し、サブ受信回路24で得られた受信データと合成する処理を行う。合成回路18では、メイン受信回路17で受信されたデータと、サブ受信回路24で受信されたデータとの内で、良好に受信できたデータを選択して、その選択された受信データをデータ処理部11に供給する。
ここまでは第1の実施の形態で説明した構成と同じであるが、本例の端末装置10′は、メインアンテナ16とは別にサブアンテナ21を備え、サブアンテナ21にデュプレクサ25が接続してある。そして、このデュプレクサ25を介して、サブアンテナ21が第2のサーキュレータ22に接続してある。第2のサーキュレータ22についても、第1のサーキュレータ14と同様に、3つの端子♯1,♯2,♯3を有する構成である。
第2のサーキュレータ22の第1端子♯1は、第1のサーキュレータ14の端子♯3と接続してあり、第2のサーキュレータ22の第2端子♯2をデュプレクサ25の送信信号入力部に接続してある。第2のサーキュレータ22の第3端子♯3は、抵抗器Rに接続してある。抵抗器Rの抵抗値は、伝送線路のインピーダンスにより決まる。
そして、デュプレクサ25の受信信号出力部を、サブ受信回路24に接続してあり、サブアンテナ21で受信した信号を、デュプレクサ25を介してサブ受信回路24に入力させる。
その他の部分は、第1の実施の形態で説明した図1の構成と同様に構成する。
図3に示した本実施の形態の構成としたことで、第1の実施の形態の構成の場合と同様に、送信反射波を良好にサブアンテナ21から無線送信させることができる。そして本例においては、サブアンテナ21をデュプレクサ25を介して接続する構成としてあることで、このデュプレクサ25で送信信号と受信信号とが分けられ、サブアンテナ21でさらに送信反射波が発生した場合には、第2のサーキュレータ22に戻され、第3端子♯3に接続された抵抗器Rで消費され、サブ受信回路24への送信反射波の入力を阻止できる。従って、図3の構成の場合には、サブ受信回路24の前段に送信反射波を除去するフィルタなどが不要となる。
次に、本発明の第3の実施の形態を、図4を参照して説明する。本例においても、無線基地局と双方向の無線通信を行う通信端末装置である携帯電話端末に適用したものであり、上述した第1及び第2の実施の形態で説明した図1,図3に対応する部分には同一符号を付す。
図4は、本例の携帯電話端末装置の構成例を示したものである。本例の携帯電話端末装置10″は、データ処理部11で得られた送信データを送信回路12に供給し、送信回路12で作成された送信信号を送信アンプ13に供給し、送信アンプ13で増幅された送信信号を、サーキュレータ41の第1端子♯1に供給する。サーキュレータ41は、5つの端子♯1,♯2,♯3,♯4,♯5を備えたものであり、第1端子♯1に得られる信号が第2端子♯2から出力され、第2端子♯2に得られる信号が第3端子♯3から出力され、第3端子♯3に得られる信号が第4端子♯4から出力され、第4端子♯4に得られる信号が第5端子♯5から出力され、第5端子♯5に得られる信号が第1端子♯1から出力される構成である。
このサーキュレータ41の第2端子♯2から出力された信号は、デュプレクサ15を介してメインアンテナ16に供給し、無線送信させる。
そして、メインアンテナ16で受信した信号は、デュプレクサ15を介してメイン受信回路17に供給する。メイン受信回路17で得た受信データは、合成回路18に供給し、サブ受信回路24で得られた受信データと合成する処理を行う。合成回路18では、メイン受信回路17で受信されたデータと、サブ受信回路24で受信されたデータとの内で、良好に受信できたデータを選択して、その選択された受信データをデータ処理部11に供給する。
そして本例においては、サーキュレータ41の第3端子♯3をサブアンテナ21に接続してあり、サーキュレータ41の第4端子♯4を、受信フィルタ23を介してサブ受信回路24に接続してある。さらに、サーキュレータ41の第5端子♯5を、抵抗器Rを介して接地させてある。
その他の部分は、第1の実施の形態で説明した図1の構成と同様に構成する。
図4に示した本実施の形態の構成としたことで、第1の実施の形態の構成の場合と同様に、送信反射波を良好にサブアンテナ21から無線送信させることができる。即ち、メインアンテナ16で発生した送信反射波は、図4に破線で示すようにサーキュレータ41からサブアンテナ21に供給されて、無線送信される。そして、サブアンテナ21で受信した信号については、サーキュレータ41から受信フィルタ23を介してサブ受信回路24に供給され、サブ受信回路24でも良好に受信できる。このように、5端子型のサーキュレータ41を使用し、このサーキュレータ41に直接サブアンテナ21を接続してあることで、1つのサーキュレータ41が、図1に示した2つのサーキュレータ14,22を設けた場合と同様の動作を行うようになり、より簡単に構成できるようになる。
なお、ここまで説明した各実施の形態では、携帯電話端末に適用した例としたが、本発明は、その他の無線信号の送信及び受信を行う各種通信端末装置にも適用可能である。
10,10′,10″…端末装置、11…データ処理部、12…送信回路、13…送信アンプ、14…第1のサーキュレータ、15…デュプレクサ、16…メインアンテナ、17…メイン受信回路、18…合成回路、21…サブアンテナ、22…第2のサーキュレータ、23…受信フィルタ、24…サブ受信回路、25…デュプレクサ、41…サーキュレータ
Claims (4)
- 送信処理系が出力する送信信号を、デュプレクサを介してアンテナに供給して無線送信し、前記アンテナで受信した信号を、前記デュプレクサを介して受信処理系に供給して受信処理し、
前記アンテナとは別の補助アンテナで受信した信号を補助受信処理系で受信処理する送受信回路において、
前記送信処理系が出力する送信信号を、第1のサーキュレータを介して前記デュプレクサに供給し、
前記デュプレクサから前記第1のサーキュレータに戻る送信信号を、当該第1のサーキュレータで前記送信処理系とは別の系に取り出し、
前記第1のサーキュレータで別の系に取り出された送信信号を、前記補助アンテナに接続された第2のサーキュレータを介して前記補助アンテナに供給して無線送信させることを特徴とする
送受信回路。 - 請求項1記載の送受信回路において、
前記第2のサーキュレータは、前記デュプレクサとは別の第2のデュプレクサを介して前記補助アンテナに接続してあり、
前記第1のサーキュレータで別の系に取り出された送信信号を、前記第2のサーキュレータ及び前記第2のデュプレクサを介して前記補助アンテナに供給することを特徴とする
送受信回路。 - 請求項1記載の送受信回路において、
前記第1のサーキュレータと前記第2のサーキュレータとを、5つの端子を有する1個のサーキュレータで構成したことを特徴とする
送受信回路。 - 送信処理系が出力する送信信号を、デュプレクサを介してアンテナに供給して無線送信し、前記アンテナで受信した信号を、前記デュプレクサを介して受信処理系に供給して受信処理し、
前記アンテナとは別の補助アンテナで受信した信号を補助受信処理系で受信処理する通信端末装置において、
前記送信処理系が出力する送信信号を、第1のサーキュレータを介して前記デュプレクサに供給し、
前記デュプレクサから前記第1のサーキュレータに戻る送信信号を、当該第1のサーキュレータで前記送信処理系とは別の系に取り出し、
前記第1のサーキュレータで別の系に取り出された信号を、前記補助アンテナに接続された第2のサーキュレータを介して前記補助アンテナに供給して無線送信させることを特徴とする
通信端末装置。
Priority Applications (1)
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EP2512038A4 (en) * | 2009-12-07 | 2016-04-27 | Ntt Docomo Inc | WIRELESS COMMUNICATION APPARATUS |
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2005
- 2005-10-24 JP JP2005308756A patent/JP2007116629A/ja not_active Withdrawn
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