JP3189735B2 - ヘリカルアンテナ - Google Patents
ヘリカルアンテナInfo
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- JP3189735B2 JP3189735B2 JP11846497A JP11846497A JP3189735B2 JP 3189735 B2 JP3189735 B2 JP 3189735B2 JP 11846497 A JP11846497 A JP 11846497A JP 11846497 A JP11846497 A JP 11846497A JP 3189735 B2 JP3189735 B2 JP 3189735B2
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- dielectric cylinder
- helical
- helical antenna
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q11/00—Electrically-long antennas having dimensions more than twice the shortest operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q11/02—Non-resonant antennas, e.g. travelling-wave antenna
- H01Q11/08—Helical antennas
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信や地上移
動無線に用いられる携帯端末用のアンテナに関し、特に
ヘリカルアンテナに属する。
動無線に用いられる携帯端末用のアンテナに関し、特に
ヘリカルアンテナに属する。
【0001】
【従来の技術】次に、従来の技術のヘリカルアンテナに
ついて図面を用いて説明する。図6は、特開平7−20
2551号公報に記載された従来のヘリカルアンテナの
斜視図を示している。
ついて図面を用いて説明する。図6は、特開平7−20
2551号公報に記載された従来のヘリカルアンテナの
斜視図を示している。
【0002】従来のヘリカルアンテナは、長さの異なる
2本の同軸ケーブル101,102の周囲に、サポート
107を介して、ヘリカル導体103,104及び10
5,106を巻き付ける構造になっている。このとき、
同軸ケーブル101の長さは、同軸ケーブル102の長
さより長く、同軸ケーブル101の上端でUバラン10
8を介して、ヘリカル導体103,104を給電してい
る。ヘリカル導体103,104の巻き終わりの位置の
下方に、同軸ケーブル102の先端が来るような寸法に
なっており、Uバラン108を介して、ヘリカル導体1
05,106を給電している。
2本の同軸ケーブル101,102の周囲に、サポート
107を介して、ヘリカル導体103,104及び10
5,106を巻き付ける構造になっている。このとき、
同軸ケーブル101の長さは、同軸ケーブル102の長
さより長く、同軸ケーブル101の上端でUバラン10
8を介して、ヘリカル導体103,104を給電してい
る。ヘリカル導体103,104の巻き終わりの位置の
下方に、同軸ケーブル102の先端が来るような寸法に
なっており、Uバラン108を介して、ヘリカル導体1
05,106を給電している。
【0003】この場合、同軸ケーブル101、ヘリカル
導体103,104と、同軸ケーブル102、ヘリカル
導体105,106は、それぞれ独立のヘリカルアンテ
ナとして動作するものである。
導体103,104と、同軸ケーブル102、ヘリカル
導体105,106は、それぞれ独立のヘリカルアンテ
ナとして動作するものである。
【0004】従って、衛星通信端末用のアンテナとして
用いられるような場合で送信周波数帯と受信周波数帯が
離れているような場合においては、それぞれのアンテナ
について、一方を送信用、他方を受信用として独立に調
整しておけばよい。以上のように、2段構造のヘリカル
アンテナとすることにより、広い周波数帯域で用いるこ
とが可能となる。
用いられるような場合で送信周波数帯と受信周波数帯が
離れているような場合においては、それぞれのアンテナ
について、一方を送信用、他方を受信用として独立に調
整しておけばよい。以上のように、2段構造のヘリカル
アンテナとすることにより、広い周波数帯域で用いるこ
とが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術に
おいては、独立した2つのヘリカルアンテナが縦方向に
2段に積み上げた構造であるため、広帯化が可能となる
効果を有してはいるが、ヘリカルアンテナ全体の大きさ
が大きくなる問題を有していた。
おいては、独立した2つのヘリカルアンテナが縦方向に
2段に積み上げた構造であるため、広帯化が可能となる
効果を有してはいるが、ヘリカルアンテナ全体の大きさ
が大きくなる問題を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は上記課題を解
決するために、誘電体で形成され円筒状の誘電体円筒
と、第1の周波数帯をカバーする前記誘電体円筒の外壁
に貼り付けられた第1の螺旋状導体と、第2の周波数帯
をカバーする前記誘電体円筒の内壁に貼り付けられた第
2の螺旋状導体と、前記第1、第2の螺旋状導体にそれ
ぞれ高周波電力を供給する第1、第2の給電回路とから
なり、前記第1、第2の螺旋状導体の水平からの傾斜角
をそれぞれ異なる角度とし、さらに、前記第1、第2の
螺旋状導体の長さをそれぞれ異なる長さとすることによ
りビーム放射方向を前記第1、第2の周波数帯で一致さ
せることを特徴とする。
決するために、誘電体で形成され円筒状の誘電体円筒
と、第1の周波数帯をカバーする前記誘電体円筒の外壁
に貼り付けられた第1の螺旋状導体と、第2の周波数帯
をカバーする前記誘電体円筒の内壁に貼り付けられた第
2の螺旋状導体と、前記第1、第2の螺旋状導体にそれ
ぞれ高周波電力を供給する第1、第2の給電回路とから
なり、前記第1、第2の螺旋状導体の水平からの傾斜角
をそれぞれ異なる角度とし、さらに、前記第1、第2の
螺旋状導体の長さをそれぞれ異なる長さとすることによ
りビーム放射方向を前記第1、第2の周波数帯で一致さ
せることを特徴とする。
【0007】具体的には、第1に、円筒状の誘電体の外
壁に巻き付けられた螺旋状の導体と、該螺旋状導体を給
電する給電回路は、1つの独立したヘリカルアンテナを
構成する。
壁に巻き付けられた螺旋状の導体と、該螺旋状導体を給
電する給電回路は、1つの独立したヘリカルアンテナを
構成する。
【0008】第2に、同様に、円筒状の誘電体の内壁に
貼り付けられた螺旋状の導体と、該螺旋状導体を給電す
る給電回路は、1つの独立したヘリカルアンテナを構成
する。
貼り付けられた螺旋状の導体と、該螺旋状導体を給電す
る給電回路は、1つの独立したヘリカルアンテナを構成
する。
【0009】従って、単独のヘリカルアンテナでは、十
分な周波数帯域がとれない場合においても、2つのアン
テナに異なる周波数帯域を割り当てることにより、アン
テナ全体の大きさを大きくしなくても、約2倍の周波数
帯域を得ることができる。
分な周波数帯域がとれない場合においても、2つのアン
テナに異なる周波数帯域を割り当てることにより、アン
テナ全体の大きさを大きくしなくても、約2倍の周波数
帯域を得ることができる。
【0010】特に、衛星通信端末用のアンテナとして用
いられるような場合で送信周波数帯と受信周波数帯が離
れているような場合においては、それぞれのアンテナに
ついて、一方を送信用、他方を受信用として独立に調整
しておけばよい。
いられるような場合で送信周波数帯と受信周波数帯が離
れているような場合においては、それぞれのアンテナに
ついて、一方を送信用、他方を受信用として独立に調整
しておけばよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1に、本発明を実
施するための最良の形態の斜視図を示す。図1を参照す
ると、本発明の最良の形態は、誘電体円筒1と、前記誘
電体円筒1の外側の表面に配置される螺旋状導体2a,
2b,2c,2dと、前記螺旋状導体2a〜2dを、π
/2[rad]づつ異なる位相で高周波電力を給電する
給電回路と、前記誘電体円筒1の内側の表面に配置され
る螺旋状導体3a,3b,3c,3dと、前記螺旋状導
体3a〜3dを、π/2[rad]づつ異なる位相で高
周波電力を給電する給電回路4とから構成される。
て図面を参照して詳細に説明する。図1に、本発明を実
施するための最良の形態の斜視図を示す。図1を参照す
ると、本発明の最良の形態は、誘電体円筒1と、前記誘
電体円筒1の外側の表面に配置される螺旋状導体2a,
2b,2c,2dと、前記螺旋状導体2a〜2dを、π
/2[rad]づつ異なる位相で高周波電力を給電する
給電回路と、前記誘電体円筒1の内側の表面に配置され
る螺旋状導体3a,3b,3c,3dと、前記螺旋状導
体3a〜3dを、π/2[rad]づつ異なる位相で高
周波電力を給電する給電回路4とから構成される。
【0012】次に、本発明のヘリカルアンテナの動作に
ついて図面を参照して説明する。図1において、給電端
子6から給電された高周波電力は給電回路4により、4
つの振幅が等しく、位相がπ/2[rad]づつ異なる
高周波電力に分配され、誘電体円筒1の外側に配置され
る外側螺旋状導体2a,2b,2c,2dにそれぞれ給
電される。高周波電力を加えられた外側螺旋状導体2a
〜2dは、螺旋状導体の配置や傾斜に応じた方向に円偏
波の電波を放射する。同様に、給電端子7から給電され
た高周波電力は給電回路5により、4つの振幅が等し
く、位相がπ/2[rad]づつ異なる高周波電力に分
配され、誘電体円筒1の内側に配置される内側螺旋状導
体3a,3b,3c,3dにそれぞれ給電される。高周
波電力を加えられた内側螺旋状導体3a〜3dは、螺旋
状導体の配置や傾斜に応じた方向に円偏波の電波を放射
する。
ついて図面を参照して説明する。図1において、給電端
子6から給電された高周波電力は給電回路4により、4
つの振幅が等しく、位相がπ/2[rad]づつ異なる
高周波電力に分配され、誘電体円筒1の外側に配置され
る外側螺旋状導体2a,2b,2c,2dにそれぞれ給
電される。高周波電力を加えられた外側螺旋状導体2a
〜2dは、螺旋状導体の配置や傾斜に応じた方向に円偏
波の電波を放射する。同様に、給電端子7から給電され
た高周波電力は給電回路5により、4つの振幅が等し
く、位相がπ/2[rad]づつ異なる高周波電力に分
配され、誘電体円筒1の内側に配置される内側螺旋状導
体3a,3b,3c,3dにそれぞれ給電される。高周
波電力を加えられた内側螺旋状導体3a〜3dは、螺旋
状導体の配置や傾斜に応じた方向に円偏波の電波を放射
する。
【0013】次に、本発明のヘリカルアンテナの構成に
ついて、さらに詳細を図を用いて説明する。
ついて、さらに詳細を図を用いて説明する。
【0014】本発明のヘリカルアンテナの一実施例の斜
視図を図1に、また、図1の螺旋状導体2a〜2d及び
螺旋状導体3a〜3dを配置した誘電体円筒1の展開斜
視図を図2に、図1の誘電体円筒1と図2の展開された
誘電体円筒1の関係を示した斜視図を図3に示す。
視図を図1に、また、図1の螺旋状導体2a〜2d及び
螺旋状導体3a〜3dを配置した誘電体円筒1の展開斜
視図を図2に、図1の誘電体円筒1と図2の展開された
誘電体円筒1の関係を示した斜視図を図3に示す。
【0015】図1において、誘電体円筒1は、通常、ポ
リカーボネイトやアクリルのようなプラスチック材料で
構成されることが多く、その直径は、一般に使用波長の
約0.1波長程度が用いられる。誘電体円筒1の厚さ
は、約0.01波長またはそれ以下の値が望ましい。
リカーボネイトやアクリルのようなプラスチック材料で
構成されることが多く、その直径は、一般に使用波長の
約0.1波長程度が用いられる。誘電体円筒1の厚さ
は、約0.01波長またはそれ以下の値が望ましい。
【0016】特に、誘電体円筒1としてマイラーなどの
ポリエステルフィルムを用いる場合は、その厚さは1m
m以下となる。誘電体円筒1の長さは、螺旋状導体の長
さに応じて様々であるが、最低0.25波長程度の長さ
は必要で、長くなる方向は数十波長にも及ぶ場合があ
る。
ポリエステルフィルムを用いる場合は、その厚さは1m
m以下となる。誘電体円筒1の長さは、螺旋状導体の長
さに応じて様々であるが、最低0.25波長程度の長さ
は必要で、長くなる方向は数十波長にも及ぶ場合があ
る。
【0017】螺旋状導体2a〜2dは、前記誘電体円筒
1の外側表面に配置される。螺旋状導体2a〜2dは、
導体より構成され、通常はシールにように貼り付けた
り、誘電体円筒1自体がプリント基板になっていて、エ
ッチングして構成することも可能である。
1の外側表面に配置される。螺旋状導体2a〜2dは、
導体より構成され、通常はシールにように貼り付けた
り、誘電体円筒1自体がプリント基板になっていて、エ
ッチングして構成することも可能である。
【0018】螺旋状導体3a〜3dは、前記誘電体円筒
1の内側表面に配置される。前記同様に、導体より構成
され、通常はシールのように貼り付けたり、誘電体円筒
1自体がプリント基板になっていて、エッチングして構
成することも可能である。
1の内側表面に配置される。前記同様に、導体より構成
され、通常はシールのように貼り付けたり、誘電体円筒
1自体がプリント基板になっていて、エッチングして構
成することも可能である。
【0019】次に、給電方法に関しては、螺旋状導体2
a〜2dは、給電端子6を備えた給電回路4で分岐され
た、振幅が等しく位相がπ/2[rad]づつ異なる高
周波電力により給電されるように、それぞれの螺旋状導
体に順次接続された構造となっている。また、螺旋状導
体3a〜3dについても同様に、給電端子7を備えた給
電回路5で分岐された、振幅が等しく位相がπ/2[r
ad]づつ異なる高周波電力により給電されるように、
それぞれの螺旋状導体に順次接続された構造となってい
る。
a〜2dは、給電端子6を備えた給電回路4で分岐され
た、振幅が等しく位相がπ/2[rad]づつ異なる高
周波電力により給電されるように、それぞれの螺旋状導
体に順次接続された構造となっている。また、螺旋状導
体3a〜3dについても同様に、給電端子7を備えた給
電回路5で分岐された、振幅が等しく位相がπ/2[r
ad]づつ異なる高周波電力により給電されるように、
それぞれの螺旋状導体に順次接続された構造となってい
る。
【0020】図2は、図1の螺旋状導体2a〜2d及び
螺旋状導体3a〜3dを配置した誘電体円筒1の展開斜
視図を示したものである。
螺旋状導体3a〜3dを配置した誘電体円筒1の展開斜
視図を示したものである。
【0021】図2において、螺旋状導体2a〜2d及び
螺旋状導体3a〜3dは、誘電体円筒1の表面と裏面に
配置されている。
螺旋状導体3a〜3dは、誘電体円筒1の表面と裏面に
配置されている。
【0022】螺旋状導体は、図2の展開図上では、直線
となっているが、2次関数などの曲線でもよい。直線の
場合、水平からの角度θは、電波の放射方向により様々
な値に選ばれる。螺旋状導体が2本または4本の場合
は、一般には、50度から80度程度の値が選ばれるこ
とが多い。螺旋状導体の幅は、一般に0.03波長以下
がよく用いられる。螺旋状導体の長さは、放射パターン
の指向性のビーム幅や利得し、長ければ長いほどビーム
幅が狭くなり、利得が増加する傾向になる。螺旋状導体
が2本または4本の場合は、一般に、0.25波長から
10波長程度の値が選ばれる。
となっているが、2次関数などの曲線でもよい。直線の
場合、水平からの角度θは、電波の放射方向により様々
な値に選ばれる。螺旋状導体が2本または4本の場合
は、一般には、50度から80度程度の値が選ばれるこ
とが多い。螺旋状導体の幅は、一般に0.03波長以下
がよく用いられる。螺旋状導体の長さは、放射パターン
の指向性のビーム幅や利得し、長ければ長いほどビーム
幅が狭くなり、利得が増加する傾向になる。螺旋状導体
が2本または4本の場合は、一般に、0.25波長から
10波長程度の値が選ばれる。
【0023】図3は、図1の誘電体円筒1と図2の展開
された誘電体円筒1の関係を示した斜視図を示してい
る。図2のY−Y′を内側、X−X′を外側として、図
3に示すように、X−Y面をX′−Y′面に接続すれ
ば、図1の様な形状になる。なお図3は、あくまでも、
図1の誘電体円筒1と図2の展開された誘電体円筒1の
関係を示したものであり、本アンテナの実現方法を一義
的に示したものではないが、ここで示した方法での実現
の可能性も考えられる。
された誘電体円筒1の関係を示した斜視図を示してい
る。図2のY−Y′を内側、X−X′を外側として、図
3に示すように、X−Y面をX′−Y′面に接続すれ
ば、図1の様な形状になる。なお図3は、あくまでも、
図1の誘電体円筒1と図2の展開された誘電体円筒1の
関係を示したものであり、本アンテナの実現方法を一義
的に示したものではないが、ここで示した方法での実現
の可能性も考えられる。
【0024】次に、本発明のヘリカルアンテナの動作に
ついて説明する。図1において、給電端子6より給電さ
れた高周波電力は、給電回路4により振幅が等しく位相
がπ/2[rad]づつ異なる4つの高周波電力に分岐
される。分岐された高周波電力は、誘電体円筒1の外側
に配置された螺旋状導体2a〜2dの下端より給電さ
れ、螺旋状導体2a〜2dを放射素子として空間に円偏
波が放射される。
ついて説明する。図1において、給電端子6より給電さ
れた高周波電力は、給電回路4により振幅が等しく位相
がπ/2[rad]づつ異なる4つの高周波電力に分岐
される。分岐された高周波電力は、誘電体円筒1の外側
に配置された螺旋状導体2a〜2dの下端より給電さ
れ、螺旋状導体2a〜2dを放射素子として空間に円偏
波が放射される。
【0025】同様に、給電端子7より給電された高周波
電力は、給電回路5により振幅が等しく位相がπ/2
[rad]づつ異なる4つの高周波電力に分岐される。
分岐された高周波電力は、誘電体円筒1の内側に配置さ
れた螺旋状導体3a〜3dの下端より給電され、螺旋状
導体3a〜3dを放射素子として空間に円偏波が放射さ
れる。
電力は、給電回路5により振幅が等しく位相がπ/2
[rad]づつ異なる4つの高周波電力に分岐される。
分岐された高周波電力は、誘電体円筒1の内側に配置さ
れた螺旋状導体3a〜3dの下端より給電され、螺旋状
導体3a〜3dを放射素子として空間に円偏波が放射さ
れる。
【0026】この場合、給電回路4及び螺旋状導体2a
〜2dと、給電回路5及び螺旋状導体3a〜3dとは、
それぞれ独立したヘリカルアンテナとして動作するもの
である。従って、給電回路4及び螺旋状導体2a〜2d
で構成される単独のヘリカルアンテナでは、十分な周波
数帯域がとれない場合においても、給電回路4及び螺旋
状導体2a〜2dによるヘリカルアンテナと、給電回路
5及び螺旋状導体3a〜3dによるヘリカルアンテナの
2つのヘリカルアンテナで、別々の周波数帯域を割り当
てれば、約2倍の周波数帯域を得ることができる。
〜2dと、給電回路5及び螺旋状導体3a〜3dとは、
それぞれ独立したヘリカルアンテナとして動作するもの
である。従って、給電回路4及び螺旋状導体2a〜2d
で構成される単独のヘリカルアンテナでは、十分な周波
数帯域がとれない場合においても、給電回路4及び螺旋
状導体2a〜2dによるヘリカルアンテナと、給電回路
5及び螺旋状導体3a〜3dによるヘリカルアンテナの
2つのヘリカルアンテナで、別々の周波数帯域を割り当
てれば、約2倍の周波数帯域を得ることができる。
【0027】また、衛星通信端末用のアンテナとして用
いられるような場合で送信周波数帯と受信周波数帯が離
れているような場合においては、それぞれのアンテナに
ついて、一方を送信用、他方を受信用として独立に調整
しておけばよい。
いられるような場合で送信周波数帯と受信周波数帯が離
れているような場合においては、それぞれのアンテナに
ついて、一方を送信用、他方を受信用として独立に調整
しておけばよい。
【0028】
【実施例】次に、本発明のヘリカルアンテナの一実施例
について図を用いて説明する。
について図を用いて説明する。
【0029】図1には、一例として、送信周波数帯と受
信周波数帯の中心周波数をf0 とし、送信周波数帯が
0.949f0 〜0.963f0 、受信周波数帯が1.
037f0 〜1.051f0 の帯域で、仰角20度で利
得2dBiが必要な場合の計算結果を示す。ただし、ヘ
リカルアンテナの高さ、すなわち誘電体円筒1の高さが
1.2波長以下で、ヘリカルの直径、すなわち誘電体円
筒1の直径が0.07波長以下、偏波は円偏波を放射す
るという条件を満たすように計算するものとする。
信周波数帯の中心周波数をf0 とし、送信周波数帯が
0.949f0 〜0.963f0 、受信周波数帯が1.
037f0 〜1.051f0 の帯域で、仰角20度で利
得2dBiが必要な場合の計算結果を示す。ただし、ヘ
リカルアンテナの高さ、すなわち誘電体円筒1の高さが
1.2波長以下で、ヘリカルの直径、すなわち誘電体円
筒1の直径が0.07波長以下、偏波は円偏波を放射す
るという条件を満たすように計算するものとする。
【0030】図4は、給電回路4及び外側螺旋状導体2
a〜2dとから構成される単独のヘリカルアンテナにお
ける、送信及び受信周波数帯をカバーするように最適化
したときの放射パターンを示した図である。また、図5
は、給電回路4及び外側螺旋状導体2a〜2dで構成さ
れるヘリカルアンテナと、給電回路5及び内側螺旋状導
体3a〜3dで構成するヘリカルアンテナとを、送信帯
と受信帯に最適化して計算した放射パターンを示す図で
ある。図4及び図5の結果をもたらすパラメータを以下
に示す。 (1)図4の放射パターンが得られるヘリカルアンテナ
のパラメータ (外側螺旋状導体のみ有するヘリカルアンテナの場合) ・螺旋状導体の数:4 ・誘電体円筒の外側の直径:0.0697波長 ・螺旋状導体の水平からの傾斜角:70度 ・巻き数:1.95回 ・高さ:1.17波長 ・給電損失:1.2dB (2)図5の放射パターンが得られるヘリカルアンテナのパラメータ (本発明のヘリカルアンテナの場合) ・螺旋状導体の数 誘電体円筒の外側の螺旋状導体:4 誘電体円筒の内側の螺旋状導体:4 ・誘電体円筒の外側の直径:0.0705波長 ・誘電体円筒の内側の直径:0.0691波長 ・螺旋状導体の水平からの傾斜角 誘電体円筒の外側の螺旋状導体:71度 誘電体円筒の内側の螺旋状導体:69度 ・巻き数 誘電体円筒の外側の螺旋状導体:1.94回 誘電体円筒の内側の螺旋状導体:1.96回 ・高さ 誘電体円筒の外側の螺旋状導体:1.24波長 誘電体円筒の内側の螺旋状導体:1.12波長 ・給電損失:いずれも1.2dB 図4の結果では、放射パターンの周波数特性による変化
が大きく、送信周波数0.949f0 で利得は、1.2
dBiが最大である。これに対し、図5の結果は、送信
帯と受信帯に最適化して計算したため、送受信帯におい
て、所望の2dBiを仰角20度で満足していることが
わかる。
a〜2dとから構成される単独のヘリカルアンテナにお
ける、送信及び受信周波数帯をカバーするように最適化
したときの放射パターンを示した図である。また、図5
は、給電回路4及び外側螺旋状導体2a〜2dで構成さ
れるヘリカルアンテナと、給電回路5及び内側螺旋状導
体3a〜3dで構成するヘリカルアンテナとを、送信帯
と受信帯に最適化して計算した放射パターンを示す図で
ある。図4及び図5の結果をもたらすパラメータを以下
に示す。 (1)図4の放射パターンが得られるヘリカルアンテナ
のパラメータ (外側螺旋状導体のみ有するヘリカルアンテナの場合) ・螺旋状導体の数:4 ・誘電体円筒の外側の直径:0.0697波長 ・螺旋状導体の水平からの傾斜角:70度 ・巻き数:1.95回 ・高さ:1.17波長 ・給電損失:1.2dB (2)図5の放射パターンが得られるヘリカルアンテナのパラメータ (本発明のヘリカルアンテナの場合) ・螺旋状導体の数 誘電体円筒の外側の螺旋状導体:4 誘電体円筒の内側の螺旋状導体:4 ・誘電体円筒の外側の直径:0.0705波長 ・誘電体円筒の内側の直径:0.0691波長 ・螺旋状導体の水平からの傾斜角 誘電体円筒の外側の螺旋状導体:71度 誘電体円筒の内側の螺旋状導体:69度 ・巻き数 誘電体円筒の外側の螺旋状導体:1.94回 誘電体円筒の内側の螺旋状導体:1.96回 ・高さ 誘電体円筒の外側の螺旋状導体:1.24波長 誘電体円筒の内側の螺旋状導体:1.12波長 ・給電損失:いずれも1.2dB 図4の結果では、放射パターンの周波数特性による変化
が大きく、送信周波数0.949f0 で利得は、1.2
dBiが最大である。これに対し、図5の結果は、送信
帯と受信帯に最適化して計算したため、送受信帯におい
て、所望の2dBiを仰角20度で満足していることが
わかる。
【0031】以上、説明したように、一般にヘリカルア
ンテナの場合、周波数が変化すると、ビーム方向がずれ
ていく性質がある。これは、図4の結果に明らかに現れ
ている。図4において、利得2dBiのカバレッジは、
24度から51度の27度程度になるが、図5のよう
に、本発明のヘリカルアンテナを採用すれば、カバレッ
ジは20度から57度の37度となり、約1.4倍のカ
バレッジが増加する。
ンテナの場合、周波数が変化すると、ビーム方向がずれ
ていく性質がある。これは、図4の結果に明らかに現れ
ている。図4において、利得2dBiのカバレッジは、
24度から51度の27度程度になるが、図5のよう
に、本発明のヘリカルアンテナを採用すれば、カバレッ
ジは20度から57度の37度となり、約1.4倍のカ
バレッジが増加する。
【0032】以上、螺旋状の導体の数が外側4本、内側
4本の場合について、詳しく説明したが、これらの数に
限るものではなく、螺旋状の導体の数が、外側m本、内
側n本(m,nは、1以上の自然数)の場合についても
同様の効果が得られることは明らかである。
4本の場合について、詳しく説明したが、これらの数に
限るものではなく、螺旋状の導体の数が、外側m本、内
側n本(m,nは、1以上の自然数)の場合についても
同様の効果が得られることは明らかである。
【0033】さらに、螺旋状の導体の数が外側2本、内
側2本の場合には、給電回路の位相は、π[rad]異
なる位相でそれぞれ給電することになる。
側2本の場合には、給電回路の位相は、π[rad]異
なる位相でそれぞれ給電することになる。
【0034】
【発明の効果】本発明のヘリカルアンテナは、以上説明
したように、アンテナの周波数帯域を広くし、かつ小さ
なサイズで実現できる効果を有している。
したように、アンテナの周波数帯域を広くし、かつ小さ
なサイズで実現できる効果を有している。
【図1】本発明のヘリカルアンテナの斜視図である。
【図2】本発明のヘリカルアンテナの誘電体円筒を展開
した斜視図である。
した斜視図である。
【図3】図1のヘリカルアンテナの誘電体円筒と、図2
の誘電体円筒の展開図との関係を示した斜視図である。
の誘電体円筒の展開図との関係を示した斜視図である。
【図4】単独のヘリカルアンテナの放射パターン図であ
る。
る。
【図5】本発明のヘリカルアンテナの放射パターン図で
ある。
ある。
【図6】従来技術のヘリカルアンテナの斜視図である。
1 誘電体円筒 2a〜2d 螺旋状導体 3a〜3d 螺旋状導体 4 給電回路 5 給電回路 6 給電端子 7 給電端子 101 同軸ケーブル 102 同軸ケーブル 103 ヘリカル導体 104 ヘリカル導体 105 ヘリカル導体 106 ヘリカル導体 107 サポート 108 バラン 109 レドーム 110 コネクタ 111 コネクタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 11/08
Claims (1)
- 【請求項1】 誘電体で形成され円筒状の誘電体円筒
と、第1の周波数帯をカバーする前記誘電体円筒の外壁
に貼り付けられた第1の螺旋状導体と、第2の周波数帯
をカバーする前記誘電体円筒の内壁に貼り付けられた第
2の螺旋状導体と、前記第1、第2の螺旋状導体にそれ
ぞれ高周波電力を供給する第1、第2の給電回路とから
なり、 前記第1、第2の螺旋状導体の水平からの傾斜角をそれ
ぞれ異なる角度とし、さらに、前記第1、第2の螺旋状
導体の長さをそれぞれ異なる長さとすることによりビー
ム放射方向を前記第1、第2の周波数帯で一致させる こ
とを特徴とするヘリカルアンテナ。
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US20160367824A1 (en) | 2015-06-19 | 2016-12-22 | Biotronik Se & Co. Kg | Implantable Medical Device Including a High-Frequency Electronic Element |
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