JP2000049528A - 無指向性アンテナおよびアレイアンテナ - Google Patents

無指向性アンテナおよびアレイアンテナ

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JP2000049528A
JP2000049528A JP10217159A JP21715998A JP2000049528A JP 2000049528 A JP2000049528 A JP 2000049528A JP 10217159 A JP10217159 A JP 10217159A JP 21715998 A JP21715998 A JP 21715998A JP 2000049528 A JP2000049528 A JP 2000049528A
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antenna
parasitic element
metal body
present
cylindrical metal
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JP10217159A
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Masataka Karikomi
正敞 苅込
Hiroyuki Hayashi
宏行 林
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Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯域幅を従来より広くできる無指向性アンテ
ナを提供する。 【解決手段】 アンテナから放射される放射波の波長よ
り幅の狭い誘電体基板(1)上に形成された一次放射素
子と、前記一次放射素子の周囲に、その軸長が放射波の
半波長と同一、または放射波の半波長よりもやや短い第
1の筒状金属体からなる第1の無給電素子(3)とを備
える無指向性アンテナにおいて、前記第1の無給電素子
の周囲に第2の無給電素子を備える。また、この第2の
無給電素子は、前記第1の無給電素子の周囲に配置され
る2枚以上の短冊状の金属薄板(7)、あるいは、第2
の筒状金属体(17)で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無指向性アンテナ
およびアレイアンテナに係わり、特に、移動通信システ
ム等に使用される高利得で、水平面内において無指向性
のアンテナに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話に代表される移動通信システム
に使用される移動通信用基地局アンテナとしては、基地
局を中心とした円形のエリアを受け持つ無指向性アンテ
ナ、あるいは、基地局を中心として開き角が60°、9
0°、120°等の扇形のエリアを受け持つセクターア
ンテナが使用される。前記した無指向性アンテナ、即
ち、水平面内の指向性が無指向性の垂直偏波アンテナに
は、従来、他段の同軸交差型あるいはコイルを用いたフ
ランクリン型のアンテナが使用されていたが、これらの
タイプのアンテナは、アレイを構成する各アンテナ素子
に供給される励振電力の振幅および位相を所定値に調整
することが困難であった。そこで、本発明者は、以下に
示すような水平面内において無指向性のアンテナを提案
している(特願平9−213103号参照)。
【0003】図10は、本発明者により提案されている
無指向性アンテナの構成を示す斜視図であり、図11
は、図10に示す誘電体基板の構成を示す図であり、同
図(a)はその平面図を、同図(b)は、同図(a)に
示すA−A’線で切断した断面を示す断面図である。
【0004】図10において、1は誘電体基板、2は一
次放射素子を構成する矩形状(長方形)の環状スロット
アンテナ、3は無給電素子を構成する筒状金属体、4は
マイクロストリップ線路、6は給電端子である。また、
図11に示すように、誘電体基板1の表面側には、例え
ば、金属薄膜からなる導電膜5が形成されており、この
導電膜5は、環状スロットアンテナ2により囲まれてい
る第2の部分5bと、それ以外の第1の部分5aとから
構成される。この導電膜5の第1の部分5aは接地導体
を構成し、この接地導体(5a)とマイクロストリップ
線路4とで給電回路を構成する。また、マイクロストリ
ップ線路4の先端は、導電膜5の第2の部分5bまで延
長されており、これにより、一次放射素子を構成する環
状スロットアンテナ2に電磁結合給電を行う。なお、マ
イクロストリップ線路4および導電膜5は、例えば、エ
ッチング法によるプリント配線手法で形成される。
【0005】無給電素子を構成する筒状金属体3は、環
状スロットアンテナ2の全表面を覆うように配置され
る。誘電体基板1と筒状金属体3との固着方法として
は、筒状金属体3の内径を誘電体基板1の幅とほぼ等し
くし、筒状金属体3へ誘電体基板1を嵌入し、必要に応
じて両者間を接着剤等を用いて固着するか、あるいは、
筒状金属体3の内径を誘電体基板1の幅より適宜大きく
し、両者間に適当な絶縁体よりなる支持体を介在させて
両者を一体に結合する。
【0006】この図10に示す無指向性アンテナでは、
給電端子6に入力された励振電力が、マイクロストリッ
プ線路4を介して環状スロットアンテナ2に給電され、
環状スロットアンテナ2が励振される。この環状スロッ
トアンテナ2から放射された電磁波によって、筒状金属
体3の外表面に高周波電流が誘起される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】移動通信システムに使
用される移動通信用基地局アンテナは、多くの場合送受
共用アンテナである。即ち、移動通信用基地局アンテナ
は、送信周波数帯域と受信周波数帯域との両方をカバー
しなければない。そのため、この移動通信用基地局アン
テナの帯域幅として広帯域特性が要求される。例えば、
800MHz帯の携帯電話基地局用アンテナでは、比帯
域幅17%の帯域幅が要求される。しかしながら、図1
0に示す無指向性アンテナでは、その帯域幅が狭く、移
動通信システムに使用される移動通信用基地局アンテナ
として使用できないという問題点があった。
【0008】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、無指向
性アンテナおよびアレイアンテナにおいて、その帯域幅
を従来よりも広くすることが可能となる技術を提供する
ことにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0011】即ち、本発明は、アンテナから放射される
放射波の波長より幅の狭い誘電体基板上に形成された一
次放射素子と、前記一次放射素子の周囲に、その軸長が
放射波の半波長と同一、または放射波の半波長よりもや
や短い第1の筒状金属体からなる第1の無給電素子とを
備える無指向性アンテナにおいて、前記第1の無給電素
子の周囲に第2の無給電素子を備えることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明は、前記第2の無給電素子
が、前記第1の無給電素子の周囲に配置される2枚以上
の短冊状の金属薄板で構成され、当該2枚以上の短冊状
の金属薄板は、長辺が放射波の半波長と同一、または放
射波の半波長よりもやや短いことを特徴とする。
【0013】また、本発明は、第2の無給電素子が、前
記第1の無給電素子の周囲に配置される第2の筒状金属
体で構成され、当該第2の筒状金属体は、その軸長が放
射波の半波長と同一、または放射波の半波長よりもやや
短いことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、アレイアンテナにおい
て、前記した無指向性アンテナを垂直方向に複数個多段
に配置し、同一の給電点より分岐・励振することを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0016】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0017】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の無指向性アンテナの構成を示す斜視図である。
同図において、1は誘電体基板であり、この誘電体基板
1には、前記図10、図11と同様、矩形状(長方形)
の環状スロットアンテナ(図11の2)と、マイクロス
トリップ線路4と、金属薄膜からなる導電膜(図11の
5)とが形成されている。この場合に、導電膜は、前記
図10、図11と同様、環状スロットアンテナにより囲
まれている第2の部分(図11の5b)と、それ以外の
第1の部分(図11の5a)とから構成されている。ま
た、3は第1の無給電素子を構成する第1の筒状金属体
であり、この筒状金属体3は、環状スロットアンテナの
周囲に、環状スロットアンテナの全表面を覆うように配
置される。7は第2の無給電素子を構成する4個の短冊
状の金属薄板であり、この4個の短冊状の金属薄板7
は、筒状金属体3の周囲に、互いに90°の間隔を開け
て配置される。4個の短冊状の金属薄板7と筒状金属体
3との固着方法としては、両者間に適当な絶縁体よりな
る支持体を介在させて両者を一体に結合する。
【0018】本実施の形態において、環状スロットアン
テナ2の周囲長(Lo)、第1の無給電素子を構成する
筒状金属体3の軸長(Lk)、および第2の無給電素子
を構成する4個の短冊状の金属薄板7の軸長(Lp)
は、下記(1)式を満足する必要がある。
【0019】
【数1】 Lo=λo×(0.6〜1) Lk=(λo/2)×(0.6〜1) Lp=(λo/2)×(0.6〜1) ・・・・・・・・・・ (1) ここで、λoは環状スロットアンテナ2の設計中心周波
数における自由空間波長である。なお、環状スロットア
ンテナ2のスロット幅は、特に限定されないが、数ミリ
程度が望ましい。また、筒状金属体3と、4個の短冊状
の金属薄板7との間隔(h)は、狭すぎても、また広す
ぎても、所望の帯域幅を得られないので、筒状金属体3
と、4個の短冊状の金属薄板7との間隔(h)は、4個
の短冊状の金属薄板7の大きさに合わせて適宜調整する
必要がある。
【0020】図2は、本実施の形態の無指向性アンテナ
の一例の電界面(E面)内指向特性を示すグラフであ
り、図3は、本実施の形態の無指向性アンテナの一例の
磁界面(H面)内指向特性を示すグラフである。この図
3から明らかなように、本実施の形態の無指向性アンテ
ナでは、水平面内指向特性、即ち、磁界面(H面)内指
向特性において、ほぼ無指向性の指向特性を有してい
る。
【0021】図4は、本実施の形態の無指向性アンテ
ナ、および本発明者により提案されている従来の無指向
性アンテナにおける、整合をとった時の比帯域幅を示す
グラフである。同図において、実線が本実施の形態の無
指向性アンテナの比帯域幅を、破線が本発明者により提
案されている従来の無指向性アンテナの比帯域幅を表し
ている。なお、図4では、筒状金属体3の軸長(Lk)
を0.389λo、筒状金属体3の直径(φ)を0.1
12λo、4個の短冊状の金属薄板7の軸長(Lp)を
0.383λo、4個の短冊状の金属薄板7の幅(W)
を0.065λo、筒状金属体3と4個の短冊状の金属
薄板7との間隔(h)を0.059λoとした場合の比
帯域幅を示している。また、比帯域幅は、反射減衰量
(dB)特性において、入力電圧定在比(VSWR)が
1.5以下となる帯域幅の比帯域幅を表している。
【0022】図4から明らかなように、本発明者により
提案されている従来の無指向性アンテナの比帯域幅は約
12%であるのに対して、本実施の形態の無指向性アン
テナの比帯域幅は約25%であり、本実施の形態の無指
向性アンテナは、本発明者により提案されている従来の
無指向性アンテナより大きな帯域幅を有している。
【0023】なお、本実施の形態では、前記図10、図
11に示す無指向性アンテナと同様、環状スロットアン
テナ(図10、図11の2)を、誘電体基板1の長手方
向の中心線から左側の位置に設け、また、給電端子6
を、誘電体基板1の長手方向の中心線から右側の位置に
設け、この給電端子6と環状スロットアンテナの給電点
までの間を、折り曲げられたマイクロストリップ線路4
で接続している。これは、後述するように、本実施の形
態の無指向性アンテナを垂直方向に複数個多段に配置
し、誘電体基板に並列分配給電回路を設ける場合を想定
しており、本実施の形態の無指向性アンテナを1段のみ
設ける場合には、給電端子6を、誘電体基板1の長手方
向の中心線から左側の位置に設け、給電端子6と環状ス
ロットアンテナの給電点までの間を直線状のマイクロス
トリップ線路4で接続するようにしてもよい。この場合
に、環状スロットアンテナ、および給電端子6を、誘電
体基板1の長手方向の中心線上に設けるようにしてもよ
いことは言うまでもない。さらに、長方形の環状スロッ
トアンテナは、長円形の環状スロットアンテナであって
もよい。
【0024】[実施の形態2]図5は、本発明の実施の
形態2の無指向性アンテナの構成を示す斜視図である。
本実施の形態の無指向性アンテナは、第2の無給電素子
として、2個の短冊状の金属薄板を使用した点で前記実
施の形態1の無指向性アンテナと相違する。本実施の形
態においても、筒状金属体3と、2個の短冊状の金属薄
板7との間隔(h)を、2個の短冊状の金属薄板7の大
きさに合わせて適宜調整することにより、その比帯域幅
を、本発明者により提案されている従来の無指向性アン
テナより大きくすることができる。なお、本実施の形態
の無指向性アンテナにおいても、第2の無給電素子を構
成する2個の短冊状の金属薄板7の軸長(Lp)は、前
記(1)式を満足する必要がある。また、前記実施の形
態および本実施の形態において、短冊状の金属薄板7に
代えて、金属棒を使用することも可能である。
【0025】[実施の形態3]図6は、本発明の実施の
形態3の無指向性アンテナの構成を示す斜視図である。
本実施の形態の無指向性アンテナは、第2の無給電素子
として、第2の筒状金属体17を使用した点で前記実施
の形態1の無指向性アンテナと相違する。本実施の形態
においても、筒状金属体3と筒状金属体17との間隔
(h)を、筒状金属体17の大きさに合わせて適宜調整
することにより、その比帯域幅を、本発明者により提案
されている従来の無指向性アンテナより大きくすること
ができる。なお、本実施の形態の無指向性アンテナにお
いても、第2の無給電素子を構成する筒状金属体17の
軸長(Lp)は、前記(1)式を満足する必要がある。
なお、本実施の形態において、第2の筒状金属体17に
代えて、格子を打ち抜いた金属板を使用することも可能
である。
【0026】[実施の形態4]図7は、本発明の実施の
形態4のアレイアンテナの構成を示す斜視図である。同
図において、21は共通の誘電体基板、23a〜23d
は第1の無給電素子を構成する第1の筒状金属体、24
はマイクロストリップ線路、26は給電端子、27a〜
27dはそれぞれ第2の無給電素子を構成する4個の短
冊状の金属薄板である。本実施の形態のアレイアンテナ
は、前記実施の形態1の無指向性アンテナを垂直方向に
複数個多段に(図7では4段)に配設し、同一の給電端
子26より分岐・励振するようにしたものである。ここ
で、共通の誘電体基板21には、筒状金属体(23a〜
23d)に対応して、一次放射素子を構成する4個の環
状スロットアンテナ(図示せず)と給電回路が構成され
ていることは言うまでもない。また、本実施の形態のア
レイアンテナにおいて、環状スロットアンテナの周囲長
は、放射波の波長(λo)よりやや短く、また、筒状金
属体(23a〜23d)の軸長、および4個の短冊状の
金属薄板(27a〜27d)は、放射波の半波長(λo
/2)よりもやや短くされる。
【0027】図8は、本実施の形態のアレイアンテナの
一例の電界面(E面)内指向特性を示すグラフであり、
図9は、本実施の形態のアレイアンテナの一例の磁界面
(H面)内指向特性を示すグラフである。この図9から
明らかなように、本実施の形態のアレイアンテナでは、
水平面内指向特性、即ち、磁界面(H面)内指向特性に
おいて、ほぼ無指向性の指向特性を有している。
【0028】前記各実施の形態の無指向性アンテナは、
筒状金属体(23a〜23d)の直径対波長比が比較的
大きい領域での使用に適しており、本実施の形態のアレ
イアンテナでは、その直径を大きくすることができるの
で、アレイアンテナの耐風性能を向上させることがで
き、また、アレイアンテナの内部に給電ケーブルを施設
することが可能となる。なお、前記各実施の形態におい
ては、一次放射素子として環状スロットアンテナを使用
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一次
放射素子として図12に示すパッチアンテナを使用する
ことも可能である。同図において、31は誘電体基板、
32は一次放射素子を構成するパッチアンテナ、33は
無給電素子を構成する筒状金属体、34はマイクロスト
リップ線路、36は給電端子である。以上、本発明者に
よってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的
に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0030】本発明によれば、例えば、水平面内で無指
向性パターンを呈する無指向性アンテナの帯域幅を、従
来よりも大きくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の無指向性アンテナの構
成を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態1の無指向性アンテナの一例の電
界面(E面)内指向特性を示すグラフである。
【図3】本実施の形態1の無指向性アンテナの一例の磁
界面(H面)内指向特性を示すグラフである。
【図4】本実施の形態1の無指向性アンテナ、および本
発明者により提案されている従来の無指向性アンテナに
おける、整合をとった時の比帯域幅を示すグラフであ
る。
【図5】本発明の実施の形態2の無指向性アンテナの構
成を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態3の無指向性アンテナの構
成を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態4の無指向性アンテナの構
成を示す斜視図である。
【図8】本実施の形態4の無指向性アンテナの一例の電
界面(E面)内指向特性を示すグラフである。
【図9】本実施の形態4の無指向性アンテナの一例の磁
界面(H面)内指向特性を示すグラフである。
【図10】本発明者により提案されている従来の無指向
性アンテナの構成を示す斜視図である。
【図11】図10に示す誘電体基板の構成を示す図であ
り、同図(a)はその平面図を、同図(b)は、同図
(a)に示すA−A’線で切断した断面を示す断面図で
ある。
【図12】本発明の各実施の形態に使用可能な一次放射
素子の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1,21,31…誘電体基板、2…環状スロットアンテ
ナ、3,17,23a〜23d,33…筒状金属体、
4,24,34…マイクロストリップ線路、5,5a,
5b…導電膜、6,26,36…給電端子、7,27a
〜27d…短冊状の金属薄板、32…パッチアンテナ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月18日(1999.8.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】即ち、本発明は、アンテナから放射される
放射波の中心周波数の波長より幅の狭い誘電体基板上に
形成された一次放射素子と、前記一次放射素子の周囲に
前記一次放射素子を覆うように設けられ、その軸長が放
射波の中心周波数の半波長と同一、または放射波の中心
周波数の半波長よりもやや短い第1の筒状金属体からな
る第1の無給電素子とを備える無指向性アンテナにおい
て、前記第1の無給電素子の周囲に第2の無給電素子を
設けたことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、本発明は、前記第2の無給電素子
が、前記第1の無給電素子の周囲に設けられる2枚以上
の短冊状の金属薄板で構成され、当該2枚以上の短冊状
の金属薄板は、長辺が放射波の中心周波数の半波長と同
一、または放射波の中心周波数の半波長よりもやや短い
ことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、本発明は、前記第2の無給電素子
が、前記第1の無給電素子の周囲に前記第1の無給電素
子を覆うように設けられる第2の筒状金属体で構成さ
れ、当該第2の筒状金属体は、その軸長が放射波の中心
周波数の半波長と同一、または放射波の中心周波数の
波長よりもやや短いことを特徴とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J020 AA03 BA02 BA04 BA08 BC12 BC13 DA01 DA04 5J021 AA01 AA05 AA07 AB05 AB06 BA01 CA03 DB03 GA07 GA08 HA05 HA10 JA02 5J045 AA02 DA06 DA10 EA07 FA01 GA03 HA02 LA01 MA04 NA01 5J046 AA04 AB02 AB08 AB13 TA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナから放射される放射波の波長よ
    り幅の狭い誘電体基板上に形成された一次放射素子と、 前記一次放射素子の周囲に、その軸長が放射波の半波長
    と同一、または放射波の半波長よりもやや短い第1の筒
    状金属体からなる第1の無給電素子とを備える無指向性
    アンテナにおいて、 前記第1の無給電素子の周囲に第2の無給電素子を備え
    ることを特徴とする無指向性アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記第2の無給電素子は、前記第1の無
    給電素子の周囲に配置される2枚以上の短冊状の金属薄
    板で構成され、 当該2枚以上の短冊状の金属薄板は、長辺が放射波の半
    波長と同一、または放射波の半波長よりもやや短いこと
    を特徴とする請求項1に記載の無指向性アンテナ。
  3. 【請求項3】 第2の無給電素子は、前記第1の無給電
    素子の周囲に配置される第2の筒状金属体で構成され、 当該第2の筒状金属体は、その軸長が放射波の半波長と
    同一、または放射波の半波長よりもやや短いことを特徴
    とする請求項1に記載の無指向性アンテナ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3に記載の無指向
    性アンテナを垂直方向に複数個多段に配置し、同一の給
    電点より分岐・励振することを特徴とするアレイアンテ
    ナ。
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JP2004289473A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Hitachi Cable Ltd 基板型アンテナ
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