JPH0666707B2 - 受信機 - Google Patents

受信機

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JPH0666707B2
JPH0666707B2 JP60234976A JP23497685A JPH0666707B2 JP H0666707 B2 JPH0666707 B2 JP H0666707B2 JP 60234976 A JP60234976 A JP 60234976A JP 23497685 A JP23497685 A JP 23497685A JP H0666707 B2 JPH0666707 B2 JP H0666707B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/1009Placing the antenna at a place where the noise level is low and using a noise-free transmission line between the antenna and the receivers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/24Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction
    • H01Q21/245Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction provided with means for varying the polarisation 
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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    • H04B1/16Circuits
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例(第2図〜第16図) G1受信チャンネルの選局の説明 G2音声系の説明 G3ファインチューニングの説明 G4受信禁止装置の説明 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、隣接チャンネル間で偏波面の異なる放送信号
を受信する受信機に関する。
B 発明の概要 本発明は、隣接チャンネル間で偏波面の異なる放送信号
を受信する受信機において、順次選局時は、第1の偏波
面を有する1つおきのチャンネルを順次選局した後に、
自動的に受信偏波面を切換えて第2の偏波面を有する1
つおきのチャンネルを順次選局するようにしたことによ
り、使用者の受信偏波面の切換の必要なく、選局速度を
高めるようにしたものである。
C 従来の技術 例えば、衛星放送の場合には、第17図に示すように、1
チャンネルの必要帯域幅27MHzに対して、各チャンネル
の周波数間隔は約20MHzとされている。したがって、隣
接チャンネル間の混信保護のために、隣接チャンネル間
で放送信号の偏波面を異ならせることが知られている。
例えば水平偏波と垂直偏波、右旋円偏波と左旋円偏波等
である。
D 発明が解決しようとする問題点 このように隣接チャンネル間で偏波面の異なる放送信号
を受信する従来の受信機において、全チャンネルの順次
選局を行うときには1チャンネル、2チャンネル、・・
・というように選局され、チャンネルの切換毎に受信偏
波面が切換えられるので、選局速度が遅いという問題が
あった。尚、受信偏波面を固定とし1つおきのチャンネ
ルを選局するものも提案されているが、これによれば他
の1つおきのチャンネルを選局するときには、使用者の
手動での受信偏波面等の切換操作が必要で煩わしいもの
であった。
本発明は斯る点に鑑み、使用者が受信偏波面を切換える
煩わしさもなく、選局速度が速くなるようにしたもので
ある。
E 問題点を解決するための手段(第1図) 本発明は、第1図に示すように、隣接チャンネル間で偏
波面の異なる(例えば水平と垂直)放送信号を受信する
受信手段(1)と、この受信手段(1)の受信偏波面を
切換える切換手段(2)と、受信手段(1)及び切換手
段(2)の動作を制御する制御手段(3)、例えばマイ
クロコンピュータを有するものである。そして、制御手
段(3)の制御により、まず受信手段(1)は放送信号
が第1の偏波面である1つおきのチャンネルを順次選局
する。次に、切換手段(2)は受信偏波面を第1の偏波
面から第2の偏波面に切換える。次に受信手段(1)は
放送信号が第2の偏波面である1つおきのチャンネルを
順次選局する。
F 作用 第1の偏波面を有する1つおきのチャンネルを順次選局
した後に、受信偏波面を切換えて第2の偏波面を有する
1つおきのチャンネルを順次選局するので、全チャンネ
ルの選局をする間に受信偏波面の切換はわずか1回とな
る。しかも、受信偏波面の切換は自動的におこなわれ
る。
G 実施例 以下、第2図を参照しながら本発明の一実施例について
説明しよう。本例は12GHzのkuバンド、4GHz帯のcバン
ドを受信する衛星放送用受信機に適用した例である。
同図において、放送衛星(10)からのkuバンド(12GHz
帯=11.7〜12.2GHz)あるいはcバンド(4GHz帯=3.7〜
4.2GHz)の衛星放送信号SBSは、BSアンテナ(11)を介
してS/Uコンバータ(12)に供給される。このS/U
コンバータ(12)では周波数変換がなされて、kuバン
ド、cバンドの双方とも950〜1450MHzの信号SBS′とさ
れる。
即ち、S/Uコンバータ(12)における周波数変換のた
めのローカル周波数は、kuバンドの場合は10.75GHzに固
定され、cバンドの場合は2.75GHzに固定される。尚、
第2図には、BSアンテナ及びS/Uコンバータを1系統
しか図示していないが、実際にはkuバンド受信時とcバ
ンド受信時とは別系統のBSアンテナ及びS/Uコンバー
タが切換使用される。
衛星放送信号SBSは、第3図に示すように、最高周波数
4.2MHzの映像信号Sに、この映像信号Sの上側周波
数帯、例えば5〜8.5MHz帯に搬送波が位置するFM音声信
号SAFMを多重した信号で12GHz帯あるいは4GHz帯の搬送
波が夫々FM変調されたものであり、従って信号SBS′も
FM信号である。
ここで、衛星放送信号SBSの音声モードには、モノラ
ル、マルチプレックス、ディスクリート、マトリ
ックスの夫々がある。モノラルモードの場合のFM音声信
号SAFMは、モノラル音声信号Sで5〜8.5MHz帯の単
一搬送波がFM変調されてなり、その周波数偏移は、例え
ば75KHzとされる。また、マルチプレックスモードの場
合のFM音声信号SAFMは、左音声信号Lと右音声信号R
の和信号(L+R)と、差信号(L−R)で副搬送波を
FM変調した信号との合成信号で5〜8.5MHz帯の単一搬送
波がFM変調されてなり、その周波数偏移は、例えば100K
Hzとされる。
また、ディスクリートモードの場合のFM音声信号SAFM
は、左音声信号L及び右音声信号Rで夫々5〜8.5MHz帯
の第1及び第2の搬送波がFM変調されてなり、その周波
数偏移は、例えば75KHzとされる。この場合、第1及び
第2の搬送波の間隔は、例えば0.18MHzとされることが
多い。さらに、マトリックスモードの場合のFM音声信号
AFMは和信号(L+R)及び差信号(L−R)で夫々
5〜8.5MHz帯の第1及び第2の搬送波がFM変調されてな
り、その周波数偏移は、例えば100KHzとされる。この場
合、第1及び第2の搬送波の間隔は、例えば1.00MHzと
されることが多い。
尚、上述の各モードのFM音声信号SAFMの搬送波の位置
は、画一的には決まっておらず、5.0〜8.5MHz帯で任意
であるが、頻度の最も高いものとしては、第4図A〜D
に示すように、モノラルモードとマルチプレックスモー
ドの場合は6.80MHz、ディスクリートモードの場合は5.5
8MHz、5.76MHz、マトリックスモードの場合は5.80MHz、
6.80MHzである。
尚、kuバンド及びcバンドのチャンネル数は、例えば24
チャンネルである。各チャンネルの放送信号SBSの偏波
面は隣接チャンネル間で異ならされる。例えば、1,3,・
・・,23の奇数チャンネルは水平、2,4,・・・,24の偶数
チャンネルは垂直とされる。これは1チャンネルあたり
の必要帯域幅が例えば27MHzに対して、各チャンネルの
周波数間隔は約20MHzであり、隣接チャンネルの混信保
護のためである。
また、第2図において、S/Uコンバータ(12)からの
信号SBS′は、端子(13)を介してチューナ(100)の
信号処理回路(14)に供給される。この信号処理回路
(14)では、950〜1450MHzの信号SBS′が、例えば402.
78MHzの中間周波信号に変換された後、FM復調され、上
述第3図に示すような、映像信号SとFM音声信号S
AFMとの合成信号Sが取り出される。
この場合、周波数変換のためPLL回路(15)より供給さ
れるローカル信号Sの周波数を変えることにより受信
チャンネルの選局が行われる。このPLL回路(15)の制
御は、操作パネル(16)上の使用者の操作に基づいて、
マイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)(1
7)によって行われ、PLL回路(15)の分周器の分周比が
チャンネルに応じて制御されることで行われる。また、
処理回路(14)より中間周波数の変化を示す信号SAFM
がマイコン(17)に供給され、中間周波信号が正しく40
2.78MHzとなるようにAFT動作が行われる。
G1受信チャンネルの選局の説明 ここで、受信チャンネルは、操作パネル(16)上のテン
キー「1」〜「0」でランダムに選局されると共に、ア
ップキー(161)、ダウンキー(162)で順次に選局され
る。
まずランダム選局について説明する。使用者が操作パネ
ル(16)上のテンキー「1」〜「0」で所望のチャンネ
ルに対応する数字を押して最後にエンターキー「ENTE
R」を押すと、マイコン(17)によってPLL回路(15)の
分周器の分周比が変えられ、従ってPLL回路(15)から
のローカル信号Sの周波数が変えられ、所望のチャン
ネルが選局される。
ところで、上述したように、各チャンネルに対応して放
送信号SBSの偏波面は水平あるいは垂直にに決まってい
る。したがって、受信チャンネルを変える場合、その受
信チャンネルに受信偏波面を合わせる必要がある。操作
パネル(16)上のキー(163)は受信偏波面の切換えの
ためのものである。即ち、マイコン(17)よりアンプ
(18)を介して端子(19)に出力され、S/Uコンバー
タ(12)を制御して受信偏波面を変える切換信号SPO
状態が、このキー(163)の操作で順次変えられ、これ
により受信偏波面の切換えが行われる。
次に、順次選局について説明する。使用者が操作パネル
(16)上のアップキー(161)あるいはダウンキー(16
2)を押すと、マイコン(17)によってPLL回路(15)の
分周器の分周比が順次変えられ、従って、PLL回路(1
5)からのローカル信号Sの周波数が順次変えられ、
受信チャンネルが順次切換り選局される。この場合、ア
ップキー(161)が押されるときには、1→3→・・・
→23→2→4→・・・→24→1→3→・・・のように受
信チャンネルが選局され、一方ダウンキー(162)が押
されるときには、23→21→・・・→1→24→22→・・・
→2→23→21→・・・のようにチャンネルが選局され
る。即ち、奇数チャンネルと偶数チャンネルとが交互に
選局される。また、上述したように、例えば奇数チャン
ネルの偏波面は水平、偶数チャンネルの偏波面は垂直と
されているので、偶数チャンネルから奇数チャンネル、
奇数チャンネルから偶数チャンネルに移るときに受信偏
波面が切換えられる。即ち、このときに、マイコン(1
7)からの切換信号SPOの状態が変えられ受信偏波面が
切換えられる。
第5図のフローチャートは、この順次選局のときの動作
を示すものである。即ち、アップキー(161)が押され
ると、チャンネル数CHが2だけ加算される。次に、
チャンネル数CHが25以上か否かの判断がされる。25以
上でないときには、そのチャンネル数CHのチャンネルが
選局される。一方、25以上のときには、偶数か奇数か
の判断がされる。奇数のときにはチャンネル数CHは2
とされ、偶数のときにはチャンネル数CHは1とされる
。そして、受信偏波面が反転されて、チャンネル数
CHのチャンネルが選局される。アップキー(161)が
押されている間以上の動作が繰り返され、押すのを止め
たときの受信チャンネルが最終的に選局されることとな
る。
また、ダウンキー(162)が押されると、チャンネル
数CHが2だけ減算される。次に、チャンネル数CHが0
以下か否かの判断がされる。0以下でないときには、
そのチャンネル数CHのチャンネルが選局される。一
方、0以下のときには、偶数か奇数かの判断がされる
。奇数のときにはチャンネル数CHは24とされ、偶数
のときにはチャンネル数CHは23とされる。そして、受
信偏波面が反転されて、チャンネル数CHのチャンネル
が選局される。ダウンキー(162)が押されている間
以上の動作が繰り返され、押すのを止めたときの受信チ
ャンネルが最終的に選局されることとなる。
尚、この選局時、表示パネル(20)の表示部(201)に
は選局された受信チャンネルのチャンネル数が表示され
る。図の例では、6チャンネルの選局状態であることが
示されている。また、受信偏波面が水平あるいは垂直に
切換えられるとき、夫々表示パネル(20)の表示部(20
2)あるいは(203)が点灯表示される。ここで、表示パ
ネル(20)の表示部(204)は放送受信時に点灯表示さ
れる。また、表示部(205)はkuバンドあるいはcバン
ドの受信時例えばcバンドの受信時に点灯表示される。
また、信号処理回路(14)より出力される合成出力S
(第3図参照)は、デエンファシス回路(21)に供給さ
れ、送信側でプリエンファシスされた信号が元に戻され
る。このデエンファシス回路(21)の出力はローパスフ
ィルタ(22)に供給され、映像信号Sが取り出され、
この映像信号Sはアンプ(23)で増幅された後エネル
ギー拡散信号除去回路(24)に供給される。この除去回
路(24)では、送信側で映像信号Sに重畳された3角
波のエネルギー拡散信号が除去され、この除去回路(2
4)からの映像信号Sはミューティング回路(25)を
介して出力端子(26)に出力される。ミューティング回
路(25)は、処理回路(14)において、中間周波数402.
78MHzの搬送波の有無から形成される制御信号SMVによ
って制御され、中間周波数402.78MHzの搬送波が無いと
きにミューティング状態とされる。
G2音声系の説明 また、処理回路(14)より出力される合成出力Sは、
バンドパスフィルタ(30)に供給され、5.0〜8.5MHz帯
に搬送波が位置するFM音声信号SAFMが取り出される。
そして、このFM音声信号SAFMはミキサを含み周波数変
換器を構成するPLL回路(31)及び(32)に供給され
る。これらPLL回路(31)及び(32)はFM音声信号SAFM
の搬送波を10.7MHzに変換するためのものである。この
場合、上述したように音声モードがモノラルモードある
いはマルチプレックスモードのときには5.0〜8.5MHz帯
の単一搬送波が使用されているので、例えばPLL回路(3
1)より変換出力が得られるようにされる。一方、ディ
スクリートモードあるいはマトリックスモードのときに
は5.0〜8.5MHz帯の第1及び第2の搬送波が使用されて
いるので、PLL回路(31)及び(32)の双方より変換出
力が得られるようになされる。
ここで、上述したように各モードのFM音声信号SAFM
搬送波の位置は、画一的には決まっておらず、5.0〜8.5
MHz帯で任意である。そこで、所望のFM音声信号SAFM
受信するために、つまりそのFM音声信号SAFMの搬送波
を10.7MHzの中間周波数に変換するために、使用者の操
作パネル(16)上のキー操作に基づいてマイコン(17)
からPLL回路(31)及び(32)には夫々分周比制御信号S
N1及びSN2が供給され、PLL回路(31)及び(32)の分周
器の分周比が制御されていわゆるチューニングが行われ
る。
ところで、上述したように、各モードのFM音声信号S
AFMの搬送波の位置は、5.0〜8.5MHz帯で任意であるが、
第4図A〜Dに示すように、モノラルモードとマルチプ
レックスモードの場合は6.80MHz、ディスクリートモー
ドの場合は5.58MHzと5.76MHz、さらにマトリックスモー
ドの場合は5.80MHzと6.80MHzであることが多い。操作パ
ネル(16)上のキー(164)は音声モード選択用のキー
であり、このキー(164)を順次押すことにより音声モ
ードをモノラル→マルチプレックス→ディスクリート→
マトリックス→モノラル→・・・というように選択され
る。この場合、モノラルモード及びマルチプレックスモ
ードへの切換時にはPLL回路(31)における同調周波数f
1が6.80MHzとなるように自動的にチューニングされる。
また、ディスクリートモードへの切換時にはPLL回路(3
1)及び(32)の同調周波数f1及びf2が夫々5.58MHz及び
5.76MHzとなるように自動的にチューニングされる。さ
らに、マトリックスモードへの切換時にはPLL回路(3
1)及び(32)の同調周波数f1及びf2が夫々5.80MHz及び
6.80MHzとなるように自動的にチューニングされる。
第6図のフローチャートは、以上のモード切換時の動作
を示すものである。即ち、音声モード選択用のキー(16
4)が押されると、現在のモードの判別がなされる。
モードがモノラルモードである場合にはマルチプレック
スモードに切換えられる。そして、PLL回路(31)に
おける同調周波数f1が6.80MHzとなるように自動的にチ
ューニングされる。また、モードがマルチプレックス
モードである場合にはディスクリートモードに切換えら
れる。そして、PLL回路(31)及び(32)における同
調周波数f1及びf2が5.58MHz及び5.76MHzとなるように自
動的にチューニングされる。また、モードがディスク
リートモードである場合にはマトリックスモードに切換
えらる。そして、PLL回路(31)及び(32)における
同調周波数f1及びf2が5.80MHz及び6.80MHzとなるように
自動的にチューニングされる。さらに、モードがマト
リックスモードである場合にはモノラルモードに切換え
られる。そして、PLL回路(31)における同調周波数f
1が6.80MHzとなるように自動的にチューニングされる。
尚、モノラルモード、マルチプレックスモード、ディス
クリートモード及びマトリックスモードに夫々切換えら
れるとき、表示パネル(20)の表示部(206),(20
7),(208)及び(209)が発光表示される。
尚、上述したように、信号処理回路(14)において、受
信チャンネルが切換えられるとき、音声モードとしては
モノラルモードが選択され、PLL回路(31)の同調周波
数f1が6.80MHzとなるように自動的にチューニングされ
る。
このように、各モードの切換時に同調周波数が一定とさ
れるが、FM音声信号SAFMの搬送波の位置がこの同調周
波数にないときには、使用者は操作パネル(16)上のキ
ー操作でチューニングするようにされる。ここで、チュ
ーニングは操作パネル(16)の音声チューニング用のキ
ー(165)を押した後にテンキー「1」〜「0」あるい
はアップキー(161)、ダウンキー(162)を用いて行わ
れる。以下、ディスクリートモードの場合を例にとって
説明する。
音声チューニング用のキー(165)を押すと、表示パネ
ル(20)の表示部(210)が点灯し、音声チューニング
状態であることが表示されると共に、表示部(201)に
第7図Aに示すような表示がなされる。図において、
「1」はPLL回路(31)における同調周波数f1を示して
おり、「5.58」は同調周波数f1の値を示している。次
に、テンキー「1」〜「0」によるキーインあるいはア
ップキー(161)、ダウンキー(162)を押すことにより
同調周波数f1がディスクリートモードの第1の搬送波の
FM音声信号SAFMを受信するようにセットされる。そし
て、表示パネル(20)の表示部(201)には、第7図B
に示すように新たにセットされた同調周波数f1が表示さ
れる。
この場合、アップキー(161)、ダウンキー(162)を押
すことによりチューニングを行う場合には、例えば10KH
zステップで行われる。そして、中間周波数の搬送波の
有無を基に、搬送波かないときにはスイープ速度は速く
され、搬送波があるときにはスイープ速度が遅くされ
る。
ところで、上述したようにディスクリートモードの場
合、第1及び第2の搬送波の間隔は統計的に0.18MHzで
あることが多い。そこで、この同調周波数f1のチューニ
ング時には、PLL回路(32)における同調周波数f2はf1
+0.18MHzに自動的にセットされる。即ち、第7図Bに
示すようにf1が5.30MHzとされると、f2=5.30+0.18=
5.48MHzとされる。この同調周波数f2でディスクリート
モードの第2の搬送波のFM信号SAFMが受信されるときに
は、これでチューニングが完了する。
これに対して、この同調周波数f2でディスクリートモー
ドの第2の搬送波のFM音声信号SAFMの受信ができないと
きには、再び音声チューニング用のキー(165)を押
す。このとき、表示パネル(20)の表示部(201)に第
7図Cに示すような表示がなされる。図において、
「2」はPLL回路(32)における同調周波数f2を示して
おり、「5.48」はその値を示している。次に、テンキー
「1」〜「0」によるキーインあるいはアップキー(16
1)、ダウンキー(162)を押すことにより同調周波数f2
がディスクリートモードの第2の搬送波のFM音声信号S
AFMを受信するようにセットされる。この場合も、アッ
プキー(161)、ダウンキー(162)を押すことによりチ
ューニングを行う場合には、例えば10KHzステップで行
われ、また、中間周波数の搬送波がないときにはスイー
プ速度は速くされ、搬送波があるときにはスイープ速度
が遅くされる。尚、この同調周波数f2のチューニングは
単独で行われる。
以上はディスクリートモードの場合を例にとって説明し
たが、マトリックスモードの場合も略同様であり、この
場合、同調周波数f1のチューニング時には、同調周波数
f2は、f2+1.00MHzに自動的にセットされる。
また、モノラルモード及びマルチプレックスモードの場
合は、同調周波数f1だけのチューニングでよい。
第8図のフローチャートは、以上のチューニング時の動
作を示すものである。即ち、音声チューニング用のキー
(165)が押されると、周波数f1又はf2のチューニン
グ状態とされる。つまり、キー(165)を押すごとにf
1あるいはf2のチューニング状態とされる。テンキー
「1」〜「0」で所定の周波数がキーインされると、
周波数f1のチューニング状態か否か判断される。周波
数f1のチューニング状態のときは、PLL回路(31)にお
ける同調周波数f1はキーインされた周波数にセットされ
る。次に、ディスクリートモードまたはマトリックス
モードか否か判断される。これらのモードでないモノ
ラルあるいはマルチプレックスモードのときにはキーセ
ンスの状態に戻り、一方これらのモードのときには、デ
ィスクリートモードか否か判断される。ディスクリー
トモードのときには周波数f2はf1+0.18MHzとされ、
ディスクリートモードでないマトリックスモードのとき
には周波数f2はf1+1.00MHzとされる。次に、周波数f
2が8.5MHzより大きいか否か判断される。8.5MHzより
大でないときにはそのままで、8.5MHzより大であるとき
にはf2=8.5MHzとされて、PLL回路(32)における同
調周波数f2がセットされる。そして、キーセンスの状
態に戻される。
一方、周波数f1のチューニング状態でなく、周波数f2
チューニング状態であるときは、PLL回路(32)におけ
る同調周波数f2はキーインされた周波数にセットされる
。そして、キーセンスの状態に戻される。
また、アップキー(161)が押されると、周波数f1
チューニング状態か否か判断される。周波数f1のチュ
ーニング状態のときは、周波数f1はf1+10KHzとされる
。次に、周波数f1が8.5MHzより大であるか否か判断さ
れる。8.5MHzより大でないときにはそのままで、8.5M
Hzより大であるときにはf1=5.0MHzとされて、PLL回
路(31)における同調周波数f1がセットされる。以
下、上述した〜の動作が成される。
一方、周波数f1のチューニング状態でなく、周波数f2
チューニング状態であるときは、周波数f2はf2+10KHz
とされる。次に周波数f2が8.5MHzより大であるか否か
判断される。8.5MHzより大でないときにはそのまま
で、8.5MHzより大であるときにはf2=5.0MHzとされて
、PLL回路(32)における同調周波数f2がセットされ
る。
アップキー(161)が押されている間以上の動作が繰り
返される。
また、ダウンキー(162)が押されると、周波数f1
チューニング状態か否か判断される。周波数f1のチュ
ーニング状態のときは、周波数f1はf1−10KHzとされる
。次に、周波数f1が5.0MHzより小であるか否か判断さ
れる。5.0MHzより小でないときにはそのままで、小で
あるときにはf1=8.5MHzとされて、PLL回路(31)に
おける同調周波数f1がセットされる。以下、上述した
〜の動作がなされる。一方、周波数f1のチューニン
グ状態でなく、周波数f2のチューニング状態であるとき
は、周波数f2はf2−10KHzとされる。次に、周波数f2
が5.0MHzより小であるか否か判断される。5.0MHzより
小でないときにはそのままで、小であるときにはf2=8.
5MHzとされて、PLL回路(32)における同調周波数f2
がセットされる。
ダウンキー(162)が押されている間以上の動作が繰り
返される。
第2図において、PLL回路(31)より得られる搬送波が1
0.7MHzの音声信号SA1は狭帯域バンドパスフィルタ(3
3)及び広帯域バンドパスフィルタ(34)を介して夫々
切換スイッチ(35)のA側及びB側の固定端子に供給さ
れる。また、PLL回路(32)より得られる搬送波が10.7M
Hzの音声信号SA2は狭帯域バンドパスフィルタ(36)及
び広帯域バンドパスフィルタ(37)を介して夫々切換ス
イッチ(38)のA側及びB側の固定端子に供給される。
音声モードがモノラルモード及びディスクリートモード
の場合、上述したように周波数偏移が75KHzと比較的狭
いので、切換スイッチ(35)及び(38)はA側に切換え
られ、この切換スイッチ(35)及び(38)からは狭帯域
バンドパスフィルタ(33)及び(36)を通過した音声信
号SA1及びSA2が得られる。一方、音声モードがマルチ
プレックスモード及びマトリックスモードの場合、上述
したように周波数偏移が100KHzと比較的広いので、切換
スイッチ(35)及び(38)からは広帯域バンドパスフィ
ルタ(34)及び(37)を通過した音声信号SA1及びSA2
が得られる。
切換スイッチ(35)及び(38)の切換は次のように行わ
れる。即ち、マイコン(17)からは、音声モードの選択
に対応して2ビットの信号〔A,B〕が発生される。つま
り、モノラルモードのときには〔1,1〕、マルチプレッ
クスモードのときには〔0,0〕、ディスクリートモード
のときには〔1,0〕、マトリックスモードのときには
〔0,1〕が発生される。第9図のフローチャートは、こ
の2ビットの信号〔A,B〕の発生動作を示すものであ
る。即ち、音声モード選択用のキー(164)が押される
と、現在のモードの判別がなされる。モードがモノラ
ルモードである場合にはマルチプレックスモードに切換
えられ、2ビットの信号〔0,0〕が発生される。モ
ードがマルチプレックスモードである場合にはディスク
リートモードに切換えられ、2ビットの信号〔1,0〕
が発生される。モードがディスクリートモードである
場合にはマトリックスモードに切換えられ、2ビット
の信号〔0,1〕が発生される。モードがマトリックス
モードである場合にはモノラルモードに切換えられ、
2ビットの信号〔1,1〕が発生される。
このように、信号Aはモノラルモード及びディスクリー
トモードでは“1"、マルチプレックスモード及びマトリ
ックスモードでは“0"であり、切換スイッチ(35)及び
(38)にはこの信号Aが切換信号として供給される。そ
して、信号Aが“1"のときにはA側に、“0"のときには
B側に切換えられる。
切換スイッチ(35)及び(38)より取り出される音声信
号SA1及びSA2は夫々FM復調器(39)及び(40)に供給
される。そして、これらFM復調器(39)及び(40)から
の復調出力は音声処理回路(41)に供給される。
音声処理回路(41)では各音声モードに応じた処理がな
される。即ち、マイコン(17)からの2ビットの信号
〔A,B〕はデコーダ(42)に供給され、このデコーダ(4
2)で4ビットの信号〔a,b,c,d〕に変換されて音声処理
回路(41)に制御信号として供給される。例えば、モノ
ラルモードの場合の〔1,1〕は〔1,0,0,0〕に、マルチプ
レックスモードの場合の〔0,0〕は〔0,1,0,0〕に、ディ
スクリートモードの場合の〔1,0〕は〔0,0,1,0〕に、マ
トリックスリモードの場合の〔0,1〕は〔0,0,0,1〕に変
換される。これによって、音声処理回路(41)が制御さ
れ、各音声モードに応じた処理がなされる。
そして、モノラルモードの場合、処理回路(41)の第1
及び第2の出力よりモノラル音声信号が取り出され、夫
々アンプ(43)及び(44)、ミューティング回路(45)
及び(46)を介して出力端子(47)及び(48)に出力さ
れる。また、マルチプレックスモード、ディスクリート
モード、マトリックスモードの場合、処理回路(41)の
第1及び第2の出力より夫々左音声信号L及び右音声信
号Rが取り出され、夫々アンプ(43)及び(44)、ミュ
ーティング回路(45)及び(46)を介して出力端子(4
7)及び(48)に出力される。
また、FM復調回路(39)及び(40)からは夫々音声信号
A1及びSA2が有るときには低レベル“0"、無いときに
は高レベル“1"となる信号SM1及びSM2が出力され、夫
々アンド回路(49)に供給される。そして、このアンド
回路(49)の出力が高レベル“1"、即ち音声信号SA1
A2も無いときミューティング回路(45)及び(46)が
動作するようになされる。
また、FM復調回路(39)及び(40)からの信号SM1及び
M2はマイコン(17)に供給され、上述したようにアッ
プキー(161)あるいはダウンキー(162)による音声信
号のチューニング時のスイープ速度制御に使用される。
G3ファインチューニングの説明 また、操作パネル(16)のキー(166)はファインチュ
ーニング用のキーである。即ち、放送衛星からの放送信
号(SHF波)と地上通信信号(SHF波)との緩衝によるビ
ート妨害を防止するためのものであり、信号処理回路
(14)における受信チャンネルの選局のためのチューニ
ングの中心周波数をわずかにずらすものである。
ファインチューニング用のキー(166)が押されると、
表示パネル(20)の表示部(201)には、第10図Aに示
すように表示がなされる。図において、「0,00」はチュ
ーニングの中心周波数がずれていないことを示してい
る。次に、アップキー(161)あるいはダウンキー(16
2)が押されると、チューニングの中心周波数が例えば
0.2MHzステップでずらされる。この場合、表示部(20
1)には、第10図Bに示すようにずらされた周波数が表
示される。このずらし量は妨害が例えば画面より目立た
なくなる程度の量とされ、最大±10MHz程度とされる。
あまりずらすと画面が乱れてくるからである。また、こ
のときAFT動作は禁止され、ずらした周波数が元にもど
らないようにされる。受信チャンネルを切換えると、こ
のAFT動作の禁止が解除される。尚、AFT動作はパワーオ
ン時に開始される。第11図において、fは妨害周波数
で、fが本来のチューニングの中心周波数であると
き、例えばfのように中心周波数が強制的にずらされ
る。
第12図のフローチャートは以上のファインチューニング
に関する動作を示すものである。即ち、パワーオン時に
AFT動作が開始される。そして、ファインチューニン
グ用のキー(166)が押されると、チューニングの中
心周波数をずらし得る状態とされる。アップキー(16
1)が押されると、ずらし量Δfが+10MHzか否か判断
される。+10MHzでないときにはチューニングの中心
周波数f0がf0+0.2MHzとされ、+10MHzであるときに
はチューニングの中心周波数f0はそのままでチューニン
グされる。そして、AFT動作が禁止され、キーセン
スの状態に戻される。アップキー(161)が押されてい
る間以上の動作が繰り返される。一方、ダウンキー(16
2)が押されると、ずらし量Δfが−10MHzか否か判断
される。−10MHzでないときにはチューニングの中心
周波数f0がf0−0.2MHzとされ、−10MHzであるときに
はチューニングの中心周波数f0はそのままでチューニン
グされる。そして、AFT動作が禁止され、キーセン
スの状態に戻される。ダウンキー(162)が押されてい
る間以上の動作が繰り返される。
また、テンキー「1」〜「0」によるキーインがあると
、AFT動作の禁止は解除され、その後チューニング
され、キーインされた数字の受信チャンネルが選局さ
れる。
G4受信禁止装置の説明 また、第2図例においては、所定の選局チャンネルの受
信を禁止することができる。即ち、所定のチャンネルが
選局されている状態(第13図Aに表示部(201)を図
示)で操作パネル(16)のキー(ペアレントキー)(16
7)が押されると、表示部(20)には第13図Bに示すよ
うに表示がなされる。次に、テンキー「1」〜「0」で
3桁のインデックス信号IDを入力すると、表示部(20
1)には第13図Cに示すように表示がなされる。次に、
エンターキー「ENTER」が押されると、入力したインデ
ックス信号IDが不揮発性メモリ(50)に予め記憶されて
いる所定チャンネルに対応するインデックス信号ID0
一致する場合は、表示部(201)には第13図Dに示すよ
うな表示が成され、この所定チャンネル、図示の例では
6チャンネルの受信が禁止状態とされる。一方、インデ
ックス信号IDがID0と不一致の場合には、表示部(201)
には第13図Eに示すように元の表示がなされ、所定のチ
ャンネルの受信は禁止状態とされない。
この場合、受信禁止状態とするため、PLL回路(15)の
分周比が変えられてローカル信号Sの周波数が変えら
れ、チューニングの中心周波数が950〜1450MHz帯の帯域
外例えば1480MHzとなるようにされる。したがって、こ
の受信禁止状態とされるとき、信号処理回路(14)にお
いて、402.78MHzの搬送波はなく、ミューティング回路
(25)が動作して映像ミューティング状態となる。また
このとき、FM復調回路(39)及び(40)からの信号SM1
及びSM2は共に高レベル“1"となるので、ミューティン
グ回路(45)及び(46)が動作して音声ミューティング
状態となる。
また、所定のチャンネルが選局され、このチャンネルが
受信禁止状態とされている状態(第14図Aに表示部(20
1)を図示)で、操作パネル(16)のキー(167)が押さ
れると、表示部(201)には、第14図Bに示すように表
示がなされる。次に、テンキー「1」〜「0」で3桁の
インデックス信号IDを入力すると、表示部(201)には
第14図Cに示すように表示がなされる。次に、エンター
キー「ENTER」が押されると、入力したインデックス信
号IDが不揮発性メモリ(50)に予め記憶されている所定
チャンネルに対応するインデックス信号ID0と一致する
場合は、第14図Dに示すような表示がなされ、この所定
チャンネル、図示の例では6チャンネルの受信禁止状態
が解除される。一方、インデックス信号IDがID0と不一
致の場合には、表示部(201)には第14図Eに示すよう
に元の表示がなされ、所定のチャンネルの受信禁止状態
は解除されない。
この場合、受信禁止状態が解除されると、チューニング
の中心周波数が正しい位置に戻され、従って、ミューテ
ィング回路(25),(45)及び(46)の動作も停止して
ミューティング状態が解除される。
また、不揮発性メモリ(50)に記憶される所定チャンネ
ルに対応するインデックス信号ID0を変える場合には次
のようにされる。即ち、所定のチャンネルが選局されて
いる状態(第15図Aに表示部(201)を図示)で操作パ
ネル(16)のキー(167)が押されると、表示部(201)
には第15図Bに示すような表示がなされる。次にテンキ
ー「1」〜「0」で3桁のインデックス信号ID1を入力
すると、表示部(201)には第15図Cに示すような表示
がなされる。続いて、3桁のインデックス信号ID2を入
力すると表示部(201)には第15図Dに示すような表示
がなされる。次に、エンターキー「ENTER」が押される
と、入力したインデックス信号ID1が不揮発性メモリ(5
0)に予め記憶されている所定チャンネルに対応するイ
ンデックス信号ID0と一致する場合は、インデックス信
号ID2がインデックス信号ID0としてメモリ(50)に記憶
され、このとき表示部(201)には第15図Eに示すよう
にインデックス信号ID2、図の例では「111」が表示され
る。一方、インデックス信号ID1とID0とが不一致の場
合、表示部(201)には第15図Fに示すように表示さ
れ、メモリ(50)に記憶されるインデックス信号ID0
そのままとされる。
尚、メモリ(50)には、工場出荷時には各チャンネルに
対応して各セット共通のインデックス信号ID0が記憶さ
れる。
また、メモリ(50)に記憶されているインデックス信号
ID0を忘れた場合には、ファクトリーコード、即ちマス
ターキー的なインデックス信号、例えば「999」が用意
されており、最悪の場合にはこれが用いられる。
第16図のフローチャートは以上の動作を示すものであ
る。即ち、所定の受信チャンネルの選局状態において、
操作パネル(16)のキー(167)が押されると、表示
部(201)に「P」が表示され、受信禁止、禁止解除あ
るいはインデックス信号ID0の登録状態とされる。次
にテンキー「1」〜「0」でインデックス信号が入力さ
れ、そして、エンターキー「ENTER」が押されると
、3桁か否かの判断がなされる。3桁の場合にはテ
ンキー「1」〜「0」で1つのインデックス信号IDが入
力されたことであるので、次に、この入力インデックス
信号IDが不揮発性メモリ(50)に予め記憶されているイ
ンデックス信号ID0と一致するか否か判断される。一
致していない場合には表示部(201)の表示が元に戻さ
れて、キーセンス状態とされる。一致する場合には受
信禁止状態であるか否か判断される。受信禁止状態で
ない場合には、受信禁止状態とするための操作と判断さ
れ受信禁止状態とされる。そして、チューニングの中
心周波数が帯域外とされ、表示部(201)に「PL」が
表示されて、キーセンスの状態とされる。また、受信
禁止状態である場合には、解除するための操作と判断さ
れ、受信禁止状態が解除される。そして、チューニン
グの中心周波数が所定チャンネルを受信できるように元
の位置に戻され、表示部(201)の「PL」が消されて
、キーセンスの状態に戻される。
また、3桁か否かの判断で、3桁でない場合には、次に
6桁か否かの判断がなされ、6桁でもない場合には元
の表示に戻され、キーセンスの状態とされる。6桁の
場合にはテンキー「1」〜「0」でインデックス信号ID
1とID2とが連続して入力されたことであるので、次に入
力インデックス信号ID1が不揮発性メモリ(50)に予め
記憶されているインデックス信号ID0と一致するか否か
判断される。一致していない場合には、ファクトリー
コードであるか否か判断される。ファクトリーコード
でもない場合には、「≡≡≡」の表示がなされて、キ
ーセンス状態とされる。一方、インデックス信号ID1とI
D0とが一致する場合、あるいはインデックス信号ID1が
ファクトリーコードである場合には、入力インデックス
信号ID2がインデックス信号ID0としてメモリ(50)に記
憶される。そして、このインデックス信号ID2が表示
部(201)に表示されて、キーセンス状態とされる。
尚、操作パネル(16)のキー(168)は、出力端子(2
6),(47),(48)に出力される信号を外部入力信号
とするためのキーである。第2図には図面の簡単のた
め、外部入力端子、切換スイッチ等は図示していない。
また、例えば外部入力側に切換えられるとき、表示パネ
ル(20)の表示部(211)は点灯表示される。
このように本例によれば、所定チャンネルの選局状態
で、その所定チャンネルの受信の禁止あるいは禁止解除
が、その所定チャンネルに対応して不揮発性メモリ(5
0)に予め記憶されているインデックス信号ID0と同じイ
ンデックス信号を入力しなければ行うことができない。
さらに新たなインデックス信号ID0の登録も実質的に
(ファクトリーコードではできる)できない。
したがって、インデックス信号IDを知らないときには、
受信禁止状態の解除は困難であり、例えば子供が勝手に
禁止状態を解除することを確実に防止でき、受信禁止の
機能を充分に発揮させることができる。
また、受信禁止状態とするとき、映像及び音声は自動的
にミューティング状態とされるので、受信禁止状態のチ
ャンネルを選局するとき、乱れた画面および雑音の視聴
を回避することができる。
また、音声モードの切換時に、各モードで最も頻度の高
い搬送波位置に自動的にチューニングされるので、多く
の場合、音声モードの切換と同時に音声の受信を良好に
行うことができる。
また、ディスクリートモード及びマトリックスモードの
場合の音声チューニング時には、PLL回路(31)におけ
る同調周波数f1とPLL回路(32)における同調周波数f2
とがf2−f1を一定(第1及び第2搬送波のもっとも多い
周波数間隔)としてチューニングされるので、これらの
モードのチューニングの煩わしさが軽減される。
また、ファインチューニング機能を持つので、地上通信
波との干渉を良好に防止もしくは軽減することができ
る。
また、受信チャンネルの順次選局時には、偏波面の異な
る奇数チャンネルと偶数チャンネルとを交互に行うよう
になされているので、受信偏波面の切換が少ないことか
ら、選局速度を高めることができる。また、受信偏波面
の切換が自動的になされるので使用者の受信偏波面の切
換の必要もない。
また、各音声モードの周波数偏移に応じて中間周波フィ
ルタ(33)〜(37)の切換が自動的になされるので、中
間周波フィルタの帯域幅の選択誤りによって生じる雑音
あるいは音の歪を良好に防止することができる。
尚、例えばインデックス信号による受信禁止等は上述実
施例に限らず、その他の受信機にも同様に適用すること
ができる。また、上述実施例では、奇数チャンネルの偏
波面が水平、偶数チャンネルの偏波面が垂直の場合で説
明したが、この逆の場合、あるいは右旋円偏波と左旋円
偏波の場合も同様である。また、受信禁止状態とするの
に帯域外(950〜1450MHz帯外)としたものであるが、帯
域内でも局間の受信不可能な値とすればよい。
H 発明の効果 以上述べた本発明によれば、順次選局時は、第1の偏波
面を有する1つおきのチャンネルを順次選局した後に、
自動的に受信偏波面を切換えて第2の偏波面を有する1
つおきのチャンネルを順次選局するようにしたので、使
用者の受信偏波面の切換の煩わしさもなく、選局速度を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の一実施例を
示す構成図、第3図〜第16図はその説明のための図、第
17図は従来例の説明のための図である。 (16)は操作パネル、(17)はマイクロコンピュータ、
(50)は不揮発性メモリ、(100)はチューナである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接チャンネル間で偏波面の異なる放送信
    号を受信する受信手段と、この受信手段の受信偏波面を
    切換える切換手段と、上記受信手段及び切換手段の動作
    を制御する制御手段とを有し、 上記制御手段の制御により、上記受信手段は放送信号が
    第1の偏波面である1つおきのチャンネルを順次選局
    し、その後上記切換手段は受信偏波面を上記第1の偏波
    面から第2の偏波面に切換え、その後上記受信手段は放
    送信号が第2の偏波面である1つおきのチャンネルを順
    次選局することを特徴とする受信機。
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