JP3863538B2 - 衛星放送用コンバータのスイッチ回路 - Google Patents

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Description

この発明は、衛星放送用コンバータのスイッチ回路に関し、特に、衛星放送の受信信号帯域を選択する衛星放送用コンバータ(BSコンバータ)のスイッチ回路に関する。
BS放送は、ディジタル化、チャンネル数の増加等に伴い使用周波数が広帯域化しており、例えば、10.7GHz〜12.75GHzの受信周波数においては、ローバンドの10.7GHz〜11.7GHz帯とハイバンドの11.7GHz〜12.75GHz帯とに分割され、受信側の受信機構成としては各周波数帯の受信のためにアンテナとBSコンバータとの組を互いに独立して2組設けることが必要となる。
これに対し、周波数帯域が分割されたBS放送を1台のアンテナとBSコンバータとにより受信するために、BSコンバータに内蔵されている周波数変換用の局部発振器の発振周波数を該BSコンバータに接続されるBSチューナ側からの電源電圧に重畳した22KHzのバンド切替用パルス信号により切り替えるスイッチング回路を備えるように構成したBSコンバータが知られている(特許文献1参照)。
図9は従来のBSコンバータのスイッチング回路の構成を示す図である。BSコンバータ1に内蔵するところの異なる発振周波数を有する2つの局部発振器87を、BSチューナ2から送出されるバンド切換用パルス信号が重畳されたパルス信号に応じて切り換えるためのBSコンバータのスイッチング回路であって、前記BSチューナ2からのパルス信号を取り込んで前記バンド切換用パルス信号の周波数成分のみを抽出するフィルタ回路81と、前記フィルタ回路81からのパルス信号を増幅する増幅回路82と、前記増幅回路82によって増幅されたパルス信号を整流するダイオード回路83とフィルタ回路84からなる整流回路と、前記整流回路からの直流電圧と基準電圧とを比較して、前記パルス信号に前記バンド切換用パルス信号が重畳されているか否かを表す信号を出力する比較器85と、前記比較器85からの信号を受けて、前記比較結果に応じた発振周波数の局部発振器87を駆動するドライブ回路86と、から構成されている。
図9に示すBSコンバータのスイッチング回路の動作は以下のとおりである。BSチューナ2からの入力はバンドパスフィルタ又はローパスフィルタによりパルス信号成分が抽出され増幅回路82で所定レベルに増幅される。次に、増幅されたパルス信号成分はダイオード整流回路83により整流されRCフィルタ回路84により包絡線検波(AM検波)される。RCフィルタ回路84からの包絡線検波出力は比較器85において基準電圧と比較されバンド切換用パルス信号の存否が判定される。前記判定結果はドライブ回路86に出力され、ドライブ回路86はバンド切換用パルス信号の存否に応じた何れかの局部発振器の発振の駆動を行う。
特許第2988844号公報
しかし、図9に示す従来のBSコンバータのスイッチング回路は以下のような点で問題がある。すなわち、従来のスイッチング回路は、電源電圧に重畳されたバンド切替用パルス信号をバンドパスフィルタ又はローパスフィルタにより22KHzのトーン信号として抽出し、該トーン信号をダイオード整流してフィルタ回路で平滑し包絡線検波を行うという最も一般的なAM検波技術を利用するものであるから、前記各フィルタの特性により本来の信号である22KHzのトーン信号以外の信号であっても大きな振幅を有する信号が入力した場合には、正規のトーン信号として誤検出をするという問題がある。
例えば、BSチューナ2から受信偏波の切り替え制御のDC信号として電源電圧を兼ねる13V又は18VのDC信号の切り替え時のスパイクノイズや、自動車やバイク等から発生されるスパイクノイズなどにより誤検出が起こり得る。したがって、図9に示すようなスイッチング回路によりBSコンバータ1を誤動作することなくスイッチング動作させるのは非常に困難である。
また、前記電源電圧に重畳される前記パルス信号のパルス波高値は0.6V±0.2Vと非常に小さく、パルス波高値が小さ過ぎることによる感度の悪化が問題となる。
更に、パルス信号の検出にバンドパスフィルタやローパスフィルタ等のフィルタ回路を使用するため、該フィルタ回路の振幅−周波数特性(通過特性)の上下限のなだらかな振幅変化によりトーン信号の存否の判定感度が非常に悪いという問題がある。
本発明の目的は、ノイズによる誤動作を防止できる衛星放送用コンバータのスイッチ回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、高精度かつ高感度のスイッチング動作を確保できる衛星放送用コンバータのスイッチ回路を提供することにある。
本発明の衛星放送用コンバータのスイッチ回路は、衛星放送用コンバータに内蔵された異なる発振周波数を有する2つの局部発振器を、衛星放送用チューナから送出される電源電圧に所定周波数のバンド切替用パルス信号が重畳されているか否かに応じて切り替える衛星放送用コンバータのスイッチ回路であって、前記衛星放送用チューナからの前記電源電圧を入力し、入力パルスを所定の時間幅のパルスに変換する単安定回路と、前記単安定回路の出力に基づき積分し、前記単安定回路の出力のデューティファクターに応じたレベルの信号を出力する第1の積分回路と、前記単安定回路の出力を入力する遅延回路を有し前記遅延回路の出力のタイミングで前記第1の積分回路の出力が所定の範囲にあるか否かを判断する判定回路と、前記判定回路の出力に応じた発振周波数の局部発振器を駆動するドライブ回路と、を備え、更に、前記判定回路は、前記第1の積分回路の出力と前記所定の範囲の上限及び下限の基準電圧とそれぞれ比較する第1の比較器及び第2の比較器と、前記遅延回路の出力のタイミングで、前記第1の比較器の出力及び第2の比較器の出力をそれぞれラッチ出力する第1のラッチ回路及び第2のラッチ回路と、前記第1のラッチ回路の出力及び前記第2のラッチ回路の出力を入力し、前記第1の積分回路の出力が前記所定の範囲内にあるか否かに応じた2値の信号を出力する論理回路とを備え、又は、前記判定回路は、前記第1の積分回路の出力を入力とするウインドウ型の比較特性を有する比較器と、前記遅延回路の出力のタイミングで、前記ウインドウ型の比較特性を有する比較器の出力をラッチ出力するラッチ回路とを備えることを特徴とする。
また、前記単安定回路は、前段に前記電源電圧を入力するハイパスフィルタ回路と前記ハイパスフィルタ回路の出力を所定レベルで検出するレベル検出器とを備え、前記レベル検出器の出力によりトリガされ、前記レベル検出器は、ヒステリシス特性を有するスイッチング回路で構成されることを特徴とする。
また、前記発明の前記遅延回路は、前記単安定回路の出力に基づき積分する第2の積分回路と、前記第2の積分回路の出力を特定レベルで検出するレベル検出器と、前記レベル検出器の出力を微分する微分回路と、前記微分回路の微分出力を全波整流する整流回路とを備えることを特徴とする。
本発明の衛星放送用コンバータのスイッチ回路は、ディジタル回路によっても構成可能であり、その際前記第1の積分回路は、クロック信号を計数するアップダウンカウンタ回路で構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、衛星放送用チューナから送出されるバンド切替用パルス信号をその信号レベルを判断して検出するのではなく、周波数値を直接判断してその有無を検出するものであるから、スパイクノイズ等のレベルの大きい信号によりスイッチ回路が誤動作することを防止できる。
特に、スイッチ回路へ入力する信号の周波数が所定の周波数範囲内にあるか否かを、周波数を電圧に変換して周波数検出(比較)することによりバンド切替用パルス信号の有無を判断するものであるから、予定する周波数外の周波数成分や単発の信号に基づく誤動作を防止することが可能である。
更に、入力信号の周波数を電圧に変換し、該電圧を所定の電圧範囲か否かを入力信号の到来以降の所定時間後の最適なタイミングで検出することにより、高い周波数を誤検出することを防止することが可能である。
本発明によれば、AM検波出力の周波数対振幅の傾斜特性を利用するものと比べて、パルス信号の検出/非検出の識別感度の高い急峻な検出特性が実現される。また、周波数電圧変換回路の出力を2つの閾値と比較するウインドウ型コンパレータを使用することにより、前記周波数値の識別範囲を高精度に設定することができるとともに、2つの閾値を制御可能に構成することによりパルス信号の検出/非検出の識別範囲を自由に設定することが可能である。
また、スイッチ回路に入力する信号の信号振幅に関しては、レベル検出器を使用して所定レベル以上の信号振幅の信号のみを周波数電圧変換回路に入力することにより、低いノイズによる誤動作を防止することを可能としている。特に、レベル検出器の入力部にはハイパス特性を有する回路(増幅器)を設け、また、レベル検出器自体にはシュミット回路のような高いノイズマージンを持つヒステリシス特性を持たせることにより、所望の周波数以上かつ振幅以上の信号のみを周波数電圧変換回路に入力とすることにより周波数及び振幅の検出精度を高めることが可能である。
衛星放送の受信システムは、パラボラアンテナにより受信した信号を該アンテナに設けたLow Noise Down coverter Block(LNB)の衛星放送用コンバータ(以下「BSコンバータ」という)で中間周波信号に変換し、Set Top Box(LNB、以下「BSチューナ」という)へケーブルにより伝送する構成でなり、BSチューナからは前記ケーブルを介してLNBに内蔵する高周波FET(GaAs−FET)等の負バイアスを生成するための電源と制御信号とをBSコンバータ側に供給する構成を有する。
また、前記制御信号は電源電圧の高低2種類(13V/18V)の電圧による切り替えDC電圧とこれに重畳した22KHzの信号(トーン信号)とからなり、該制御信号のDC電圧の切り替え及び22KHzのトーン信号の有無により、それぞれBSコンバータの受信偏波及び周波数変換用の局部発振周波数の切り替えを制御する。なお、BSコンバータでの電源供給は前記DC電圧より安定化電圧(8V)を出力する3端子レギュレータを使用するのが一般的である。以下、本発明の衛星放送用コンバータの一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(構成の説明)
図1は本実施の形態のBSコンバータのスイッチ回路を具備する構成を示すブロック図である。屋外のパラボラアンテナに設けられたBSコンバータ1と、BSコンバータ1に同軸ケーブル(ケーブル)により接続された屋内のBSチューナ2とから構成される。
衛星から送信されたBS信号(12GHz帯のマイクロ波信号)は、パラボラアンテナで反射されBSコンバータ1のフィードホーンを介して受信される。BSコンバータ1は受信したBS信号を前記ケーブルで伝送可能な1GHzの中間周波数のBS信号(以下、「BS−IF信号」という)に周波数変換した後、このBS−IF信号を屋内のBSチューナ2に供給する。
BSコンバータ1の動作用の電源電圧はBSチューナ2から前記ケーブルを介して高い電圧値(18V)と低い電圧値(13V)の何れかとして供給されるとともに、前記電源電圧にはバンド切換制御用の22±4KHzの信号(「バンド切替用パルス信号」という)がBSチューナ1でハイバンド(11.7GHz〜12.75GHz)を選択する際に重畳される。ここで、バンド切替用パルス信号の22±4KHzはBS−IF信号の周波数(950MHz〜2150MHz)に対して非常に低い周波数でありBS−IF信号には影響を与えない設定周波数である。
図1に示すBSコンバータ1の内部回路は、受信信号を増幅し周波数変換する受信系回路Aと、前記周波数変換動作等を切り替える制御系回路Bとから構成される。
受信系回路Aは、パラボラアンテナで反射され受信された円偏波又は垂直偏波のBS信号をそれぞれ増幅する初段の増幅器と、初段の増幅器のいずれかの出力を増幅する2段目の増幅器からなる高電子移動度トランジスタ(HEMT)等により構成される低ノイズの高周波増幅器31と、2段目の増幅器の出力をBS−IF信号に周波数変換する周波数変換器(ミキサー)32と、BS−IF信号を増幅する中間周波増幅器33と、前記周波数変換器32に対し分割された周波数に対応する周波数のローカル信号を出力する2つの局部発振器34、35とから構成される。
制御系回路Bは、BSチューナ2から供給される電源電圧に重畳された前記バンド切替用パルス信号の有無を検出して検出信号を出力する周波数電圧変換回路を含む比較回路(周波数検出回路)4及び前記検出信号により前記2つの局部発振器34、35の何れかに動作バイアスを供給し発振を駆動するドライブ回路5とから構成されるBSコンバータのスイッチ回路6と、アンテナ切替回路7と、を備える。なお、アンテナ切替回路7はBSチューナから供給された電源電圧が前述の高い電圧値(18V)か低い電圧値(13V)かにより制御され、その電圧に応じてスイッチ動作を行い増幅器31の2つの初段増幅器の何れかの高電子移動度トランジスタを動作させるようにバイアスを切り替え、円偏波又は垂直偏波の何れかのBS信号の受信を選択する切替器であるが、アンテナ切替回路7のより詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、バンド切替用パルス信号の存在が検出された場合にのみハイバンド(11.7GHz〜12.75GHz)用の局部発振器35が発振状態に制御され、ローバンド(10.7GHz〜11.7GHz)用の局部発振器34は非発振状態に制御される。バンド切替用パルス信号の存在が検出されない場合には、上記とは逆にローバンド用の局部発振器34が発振状態に制御され、ハイバンド用の局部発振器35が非発振状態に制御される。いずれの場合も周波数変換器32から出力される周波数変換後の信号は規定の中間周波数のBS−IF信号として中間周波増幅器33及びケーブルを介してチューナ2に出力される。
図2は、周波数電圧変換回路を備える比較回路の構成を示す図である。図2(a)はそのブロック構成であり、図2(b)はより具体的な構成を示す図である。
図2(a)に示すように、本実施の形態のBSコンバータのスイッチ回路6は、BSチューナからの22±4KHzのバンド切替用パルス信号を増幅するハイパス構成の増幅器41と、バンド切替用パルス信号を所定閾値(レベル)で検出するレベル検出器42と、レベル検出器42の出力を入力とし、その立ち上がり又は立ち下がりでトリガ(以下、立ち上がりでトリガ)される単安定回路(ワンショット回路)43と、該単安定回路43の出力を積分する積分回路44と、該積分回路44の出力と所定の基準電圧とを比較する比較器及び比較器の出力により入力信号の周波数を判断して前記バンド切替用パルス信号か否かを判断する判断回路とからなる判定回路45と、前記判定回路45の出力により2つの局部発振器34、35の発振/非発振を制御するドライブ回路46とから構成される。
また、BSコンバータのスイッチ回路6の各部のより具体的な構成は図2(b)に示すように、増幅器41には入力部にコンデンサを備えた差動増幅器でなる負帰還構成の増幅器411を使用し、レベル検出器42にはヒステリシス特性を有する差動増幅器構成でなるスイッチング回路421を使用する。
また、単安定回路43にはスイッチング回路421の出力の立ち上がりによりトリガされ、予め設定された一定期間の間、直前の出力論理レベル(Lowレベル等)と異なる論理レベル(Highレベル等)のパルス信号を出力する機能を有し、例えばトランジスタ又は論理ゲート等で構成された単安定マルチバイブレータ等により構成される。
積分回路44には単安定回路431の出力のパルス信号をタイオードを介して抵抗とコンデンサの充放電回路でなる積分回路441とし、該積分回路441は単安定回路431の出力を積分することにより、その周波数に応じた電圧値を出力する。
判定回路45は、比較器として2つの差動型比較器451−1、451−2を有し、それぞれの反転入力端子及び非反転入力端子に前記積分回路441の出力を入力し、それぞれの非反転入力端子及び反転入力端子に上限の第1の基準電圧VHと下限の第2の基準電圧VLを入力した構成を備える。更に、判断回路として前記2つの差動型比較器451−1、451−2の出力の論理レベルをそれぞれラッチする2つのラッチ回路452−1、452−2と、両ラッチ回路の出力は判定結果を出力する論理積回路(AND回路)453に入力する構成を備える。また、前記ラッチ回路452−1、452−2のラッチタイミングを与える遅延回路454を備える。
そして前記AND回路453の出力により逆相関係の信号を出力するドライブ回路461を備え、前記判定結果に基づいて2つの局部発振器34、35の一方のみを発振状態にするように発振/非発振の切替を制御する。
本実施の形態の比較器451−1、451−2及びAND回路453は、入力信号が前記高低閾値の電圧範囲でのみ2値の一方の論理レベル(Highレベル)を出力し前記電圧範囲を外れた場合には他の論理レベル(Lowレベル)を出力するウインドウ型コンパレータ特性を有する。
(動作の説明)
次に本実施の形態の衛星放送用コンバータのスイッチ回路の動作を説明する。
図3は、本実施の形態の動作例のタイムチャートを示す図であり、図3(a)はBSコンバータ1のレベル検出器42の出力、同図(b)は単安定回路43と積分回路44の各出力、同図(c)はAND回路の出力である。
本実施の形態のBSコンバータ1のスイッチ回路6の増幅器41は、BSコンバータのケーブル接続部よりBSチューナ2から供給された電源電圧を入力し、増幅器411を介して前記電源電圧に22±4KHzのバンド切替用パルス信号等、交流信号が含まれる場合に該信号を増幅して出力し、レベル検出器42は図3(b)に示すように電源電圧に重畳されている信号を所定閾値でレベル検出しパルス信号として出力する。
通常、レベル検出器42の入力部に入力するノイズ等をも含む信号は、高域成分が減衰した交流状の信号であり、BSチューナ2からの22±4KHzの繰り返し周波数の本来のバンド切替用パルス信号も鈍った波形となり、図3(a)に示すようにレベル検出器42により波形整形されほぼデューティファクター50%程度のパルス信号となる。
ここで、レベル検出器42のスイッチング閾値又は電圧比較特性としてシュミットトリガ回路のようなヒステリシス特性を持たせることにより良好なノイズマージンを得ることができ、バンド切替用パルス信号等に重畳する振幅の低いノイズ成分の影響を除去することができる。
単安定回路431は、図3(b)に示すようにレベル検出器42が出力する整形後の各パルスの立ち上がりでトリガされ、個々のパルスを一定幅のパルスに変換して出力し、結果的にデューティファクターを変更する。変換後のパルスのパルス幅としては、例えば22±4KHzの繰り返し周波数のパルス信号の周期の半分以下又はそれ以上のパルス信号とすることができる。例えばレベル検出器42が出力するパルス信号のデューティファクターは略50%程度であり、これより小さく設定することができる。デューティファクターを極端に大きく設定すると、単安定回路43はトリガ後の一定期間、新たなトリガに応動しないところの時間的な不感帯を生じるから高い入力信号の場合に分周動作を行うことがあり、誤動作を起こす(バンド切替用パルス信号と誤検出する)ことがあり得る。
積分回路44は原理的には抵抗とコンデンサにより構成することができ、このように構成した積分回路441では単安定回路431からのパルス信号をそのHighレベルとLowレベルによりコンデンサを充放電することにより、図3(b)に示すように波形の安定する所定時間後にパルス信号のデューティファクターに応じたレベルの充放電信号を出力する。
つまり、22±4KHzのバンド切替用パルス信号の場合は、該パルス信号の最初のパルスの到来から充放電を繰り返し、デューティファクターに応じた所定のレベルの信号にまで次第に上昇して安定する。これに対し、22±4KHzより低い周波数のパルス信号の場合は、放電期間が充電期間と比べて相対的に長いので上昇する信号のレベルは22±4KHzの場合より低くなり、22±4KHzより高い周波数のパルス信号の場合は、放電期間が充電期間と比べて短いので上昇する信号のレベルは22±4KHzの場合より高くなる。
2つの比較器451−1、451−2はそれぞれ上限と下限の閾値VH、VLの間に22±4KHzのバンド切替用パルス信号の場合の上昇した充放電電圧を含むように前記閾値が設定される。比較器451−1、451−2は積分回路441の積分電圧が下限の閾値VLより低い場合にはそれぞれHighレベル及びLowレベルを出力し、積分電圧が上限の閾値VHより高い場合にはそれぞれLowレベル及びHighレベルを出力する。また、積分電圧が上限と下限の閾値VH、VLの間の場合には何れの出力もHighレベルを出力する。2つの比較器451−1、451−2の出力はそれぞれラッチ回路452−1、452−2に入力する。
遅延回路454は、単安定回路431の出力のパルス列を入力することによりスイッチ回路6の入力部に何らかの信号列の到来を検出し、図3(a)(b)に示すように当該パルス列の開始時点t0より所定遅延時間後にラッチ回路452−1、452−2が入力をラッチするタイミング信号であるラッチタイミング信号を出力する。この遅延時間は前記パルス列により積分回路441の出力が上昇し安定するまでの時間を設定すると好適である。
遅延回路454がラッチタイミング信号を出力しラッチ回路452−1、452−2が2つの比較器451−1、451−2の出力をそれぞれラッチすると、その出力状態は本スイッチ回路6が何らかのパルス列を検出したことを意味し、AND回路453はその出力状態からスイッチ回路6に入力したパルス列がバンド切替用パルス信号か否かを判定する。
AND回路453の出力がLowレベルの場合はラッチ回路の出力の何れかがLowレベルであり、積分値は前記閾値の範囲外であることを意味し、入力信号は22±4KHzより高いか低いかの何れかの判断結果である。AND回路453の出力がHighレベルの場合はラッチ回路の出力が何れもHighレベルであり、積分値は前記上限及び下限の閾値の間の範囲内の値を意味し、入力のパルス列は22±4KHz(バンド切替用パルス信号)の判断結果である。
ここで22±4KHzより高い入力信号が到来した場合は、積分値として一旦前記上限及び下限の閾値の範囲を通過して上昇するが、当該閾値の範囲の通過時には遅延回路454からラッチタイミング信号が出力されることがなく、当該積分値をラッチしないからAND回路453からはHighレベルが出力されずバンド切替用パルス信号と誤判定することが回避される。
図4は、遅延回路の例を示す図であり、図4(a)はその構成例、図4(b)は動作例である。遅延回路454の構成は、単安定回路431の出力を積分する積分回路4621と、該積分回路の積分値のレベルを検出するヒステリシス特性を有するレベル検出器4622と、該レベル検出器の出力を微分する微分回路4623と、該微分出力の極性を全波整流する整流回路4624とで構成される。本遅延回路は以下のように動作する。
ケーブルからの信号により単安定回路431がパルス列を出力すると(b1)、積分回路4621の積分値が次第に上昇し(b2)、所定数のパルスが連続する場合にレベル検出器4622の高い閾値THhに達してレベル検出器4622の出力がHighレベルに遷移する(b3)。また、パルス列が停止した場合は積分値が次第に下降し(b2)、レベル検出器4622の低い閾値THlに達するとレベル検出器4622の出力がLowレベルに遷移する(b3)。
微分回路4623はレベル検出器4622の出力(b3)の前後縁から微分信号を出力し、整流回路4624は前後縁からの微分信号を全波整流してラッチタイミング信号(b4)を出力する。ラッチタイミング信号(b5)の2つのパルスは、ケーブルに到来した信号によるパルス列の発生時と停止時の判断に利用される。
本遅延回路ではラッチタイミング信号(b4)のパルス列の開始からの遅延時間は、連続したパルス列の入力に対し、該パルス列の繰り返し周波数が高いほど短くなる傾向があるが、積分回路の時定数を所定値以上に設定することによりバンド切替用パルス信号の検出への影響は回避できる。
ドライブ回路461はAND回路453の出力により逆相関係の駆動信号を出力し、それぞれ2つの局部発振器34、35の一方の局部発振器のみを発振状態に駆動する。
以上の動作により、BSコンバータ1は電源電圧に該バンド切替用パルス信号が重畳されている場合にはハイバンド帯を規定の中間周波数に変換し、前記バンド切替用パルス信号が重畳されていない場合にはローバンド帯を規定の中間周波数に変換する。
図5は、BSコンバータのスイッチ回路6のスイッチ特性(振幅―周波数特性)を示す図である。縦軸に振幅を横軸に周波数をとっている。本実施の形態では図5(a)に示すように、22±4KHzの上下の所定の周波数箇所で振幅が急峻に切り替わるスイッチング特性を有している。図5(b)は従来のフィルタ及びAM検波を利用するスイッチ特性を示しており、AM検波のフィルタのなだらかな傾斜特性により切替点は鈍った特性となる。本実施の形態の特性はAM検波を利用するものと比べてバンド切替パルス信号の有無に対し高い精度の検出感度を示すことが分かる。
以上の本実施の形態は具体的な回路構成において各種の変更が可能である。例えば積分回路441に抵抗及びコンデンサの充放電回路を用いた例を説明したが、回路のIC化等のためには小容量のコンデンサを定電流回路で充放電する構成とすると好適である。また、遅延回路としては各種の回路が採用可能である。
図6は定電流構成の充放電回路を採用した例を示す図である。高電位側に抵抗R1を介してエミッタを接続したnpn型の差動対トランジスタQ1、Q2でなる電流切替スイッチと、低電位側に抵抗R2を介してエミッタを接続したpnp型の差動対トランジスタQ3、Q4でなる電流切替スイッチを互いにコレクタを共通接続し、共通接続したトランジスタQ1、Q3のコレクタを接地し、トランジスタQ2、Q4のコレクタを充放電用のコンデンサに接続し、トランジスタQ2、Q4のベースに固定バイアスを与え、トランジスタQ1、Q3のベースにスピードアップコンデンサ回路等を介して単安定回路の出力を印加する構成を備える。
充電側の差動対トランジスタQ1、Q2の電流iに対し、放電側の差動対トランジスタQ3、Q4の電流をi/M(M:正の整数、M>1)とすると、パルスのHighレベルではトランジスタQ1、Q4がオフ、Q2、Q3がオンでコンデンサはトランジスタQ2からの電流iで充電され、パルスのLowレベルではトランジスタQ1〜Q4のオン、オフ関係が逆になり、コンデンサはトランジスタQ4への電流i/Mで放電される。小容量のコンデンサにより充放電電圧の発生が可能である。
図7は、遅延回路の他の例を示す図であり、図7(a)はその構成例、図7(b)は動作例である。遅延回路の構成は単安定回路431の出力を積分する積分回路4621と、該積分回路の積分値のレベルを検出するヒステリシス特性を有するレベル検出器4622と、該レベル検出器の出力パルスの前後縁を微分する微分整流回路4626と、該微分出力をトリガとして一定のパルス幅のパルスを出力する単安定回路4627と、該単安定回路4627の出力パルスの後縁を微分する後縁微分回路4628とからなる。この遅延回路の動作は次のとおりである。
ケーブルからの信号により単安定回路431がパルス列を出力すると(b1)、積分回路4621は積分値が順次上昇し(b2)、所定数のパルスが連続する場合にレベル検出器4622の高い閾値THhに達してレベル検出器4622の出力がHighレベルに遷移する(b3)。また、パルス列の出力が停止した場合は積分値が下降し(b2)、レベル検出器4622の低い閾値THlに達するとレベル検出器4622の出力がLowレベルに遷移する(b3)。積分回路4621は以上の動作によりケーブル上のノイズ等の単発のパルス又はバンド切替用パルス信号の瞬断によるラッチタイミング信号の発生を防止する。
微分整流回路4626はレベル検出器4622の出力(b3)の前後縁から微分信号(b4)を出力し、単安定回路4627は、それぞれの微分信号によりトリガされ所望の時間幅のパルス(b5)を出力する。後縁微分回路4628はパルス(b5)の後縁を微分し、ラッチタイミング信号(b5)を出力する。
本構成例ではラッチタイミング信号(b6)の遅延時間は、連続したパルス列の入力に対し、積分回路4621による遅延と単安定回路4627の出力パルスの継続時間の合計値として与えられ、前記出力パルスの継続時間をパルス列の周期より充分大きく設定することにより、異なる周波数のパルス列に対してほぼ同様な遅延時間と見なせるようにすることができる。ラッチタイミング信号(b6)の2つのパルスはケーブルに到来した信号によるパルス列の発生時と停止時の判断に利用される。
(他の実施の形態)
以上の実施の形態では本発明のスイッチ回路をアナログ的な処理により実現する構成例を示したが、本発明はカウンタ等を使用して処理するように構成することができる。
図8はかかる構成の実施の形態を示す図である。本実施の形態では図2に示す実施の形態の単安定回路をフリップフロップ(F/F)回路とカウンタ回路とにより構成し、同積分回路をアップダウン(U/D)カウンタ回路により構成したものである。
各カウンタ回路の計数用の高い周波数のクロック信号を発生する発振器475の出力を入力とする単安定回路432及びU/Dカウンタ回路442と、U/Dカウンタ回路442のディジタル出力と第1の基準閾値(高い閾値)と第2の基準閾値(低い閾値)に相当する2つのディジタル閾値DH、DLとを比較し2値の比較結果を出力するそれぞれディジタル比較器471−1、471−2と、を備える。ディジタル比較器471−1、471−2とAND回路472はディジタル値のウインドウ型コンパレータを構成し、AND回路472の出力側に1個のラッチ回路473を設け、遅延回路474は単安定回路432の出力を入力しパルス列の開始及び停止から一定時間後に前記ラッチ回路473へのラッチタイミング信号を出力する。
なお遅延回路474自体もアップダウン(U/D)カウンタ回路により構成することができる。その場合はU/Dカウンタ回路442と同様に発振器475からのクロック信号を入力し、単安定回路432の出力レベルに応じてアップ/ダウン計数を行い積分機能を与え、カウント値を2つの閾値を有するヒステリシス特性を与えたディジタル比較器により図4と同様なラッチタイミング信号を出力するように構成する。
本実施の形態の単安定回路432はレベル検出回路421からのパルスによりF/F回路がセットされるとF/F回路の出力の反転によりカウンタ回路が発振器475からの高い周波数のクロック信号を計数し、計数値が所定値に達するとキャリー信号によりF/F回路をリセットする。F/F回路のセットからリセットの間のクロック信号の計数時間に相当するパルス幅のHighレベルの単安定出力を発生する。また、U/Dカウンタ回路442は、単安定回路のHighレベルのパルス期間にアップカウントし、Lowレベルの期間にダウンカウントするようにアップ/ダウン制御端子(U/D)が単安定回路の出力で制御される。例えば発振器475からはN対1の関係の高低2つの周波数のクロック信号を入力し、アップカウントをダウンカウントよりN倍の計数となるように2つのクロック信号を切り替えて計数することにより、図2に示す積分回路の動作と類似のディジタル的な積分動作を行い、ディジタル比較器471−1、471−2へ計数値を出力する。
ディジタル比較器471−1、471−2とAND回路472はウインドウ型コンパレータを構成し、BSチューナ2のケーブルから入力する信号の周波数に応じ、U/Dカウンタ回路442が2つのディジタル閾値DH、DLの間のディジタル値を出力するか否かにより、AND回路472の出力レベルが切り替わる。しかし、遅延回路474が出力するラッチタイミング信号の遅延時間として、バンド切替用パルス信号の周波数の場合にのみU/Dカウンタ回路442の出力のディジタル値が前記2つのディジタル閾値DH、DLの間となる時点までに設定されることにより、バンド切替用パルス信号の場合にのみラッチ回路473はHighレベル等の予定された論理状態をラッチしドライブ回路461にバンド切替用パルス信号の検出結果を出力する。ウインドウ型コンパレータ特性の2つのディジタル閾値DH、DLは制御可能に構成することによりパルス信号の検出/非検出の識別範囲を適宜設定することが可能である。
本実施の形態の衛星放送用コンバータのスイッチ回路を具備する受信系の構成を示すブロック図である。 周波数電圧変換回路を備える比較回路の構成を示す図である。 本実施の形態の動作原理を示す図である。 遅延回路の構成及び動作例を示す図である。 衛星放送用コンバータのスイッチ回路のスイッチ特性を示す図である。 IC化に適した充放電回路を示す図である。 他の遅延回路の構成及び動作例を示す図である。 本発明の他の実施の形態の構成を示す図である。 従来の技術を示す図である。
符号の説明
1 BSコンバータ
2 BSチューナ
31 高周波増幅器(低ノイズ増幅器)
33 BS−IF増幅器
32 ミキサー
34 ローバンド局部発振器
35 ハイバンド局部発振器
4 スイッチ回路
41、411 高域通過型増幅器
42、421 レベル検出器
442 アップダウンカウンタ回路
43、431、432 単安定回路
44、441 積分回路
45 判定回路
46、461 ドライブ回路
451−1、451−2 比較器
452−1、452−2、473 ラッチ回路
453、473 AND回路
454、474 遅延回路
475 発振器
5 ドライブ回路
6 スイッチ回路
7 アンテナ切替回路
Q1〜Q4 バイポーラ型トランジスタ

Claims (7)

  1. 衛星放送用コンバータに内蔵された異なる発振周波数を有する2つの局部発振器を、衛星放送用チューナから送出される電源電圧に所定周波数のバンド切替用パルス信号が重畳されているか否かに応じて切り替える衛星放送用コンバータのスイッチ回路であって、
    前記衛星放送用チューナからの前記電源電圧を入力し、入力パルスを所定の時間幅のパルスに変換する単安定回路と、前記単安定回路の出力に基づき積分し、前記単安定回路の出力のデューティファクターに応じたレベルの信号を出力する第1の積分回路と、前記単安定回路の出力を入力する遅延回路を有し前記遅延回路の出力のタイミングで前記第1の積分回路の出力が所定の範囲にあるか否かを判断する判定回路と、前記判定回路の出力に応じた発振周波数の局部発振器を駆動するドライブ回路と、を備えることを特徴とする衛星放送用コンバータのスイッチ回路。
  2. 前記判定回路は、前記第1の積分回路の出力と前記所定の範囲の上限及び下限の基準電圧とそれぞれ比較する第1の比較器及び第2の比較器と、前記遅延回路の出力のタイミングで、前記第1の比較器の出力及び第2の比較器の出力をそれぞれラッチ出力する第1のラッチ回路及び第2のラッチ回路と、前記第1のラッチ回路の出力及び前記第2のラッチ回路の出力を入力し、前記第1の積分回路の出力が前記所定の範囲内にあるか否かに応じた2値の信号を出力する論理回路とを備えることを特徴とする請求項1記載の衛星放送用コンバータのスイッチ回路。
  3. 前記判定回路は、前記第1の積分回路の出力を入力とするウインドウ型の比較特性を有する比較器と、前記遅延回路の出力のタイミングで、前記ウインドウ型の比較特性を有する比較器の出力をラッチ出力するラッチ回路とを備えることを特徴とする請求項1記載の衛星放送用コンバータのスイッチ回路。
  4. 前記単安定回路は、前段に前記電源電圧を入力するハイパスフィルタ回路と前記ハイパスフィルタ回路の出力を所定レベルで検出するレベル検出器とを備え、前記レベル検出器の出力によりトリガされることを特徴とする請求項1、2又は3記載の衛星放送用コンバータのスイッチ回路。
  5. 前記レベル検出器は、ヒステリシス特性を有するスイッチング回路で構成されることを特徴とする請求項4記載の衛星放送用コンバータのスイッチ回路。
  6. 前記遅延回路は、前記単安定回路の出力に基づき積分する第2の積分回路と、前記第2の積分回路の出力を特定レベルで検出するレベル検出器と、前記レベル検出器の出力を微分する微分回路と、前記微分回路の微分出力を全波整流する整流回路とを備えることを特徴とする請求項1ないし5の何れかの請求項記載の衛星放送用コンバータのスイッチ回路。
  7. 前記第1の積分回路は、クロック信号を計数するアップダウンカウンタ回路で構成されたことを特徴とする請求項1ないし6の何れかの請求項記載の衛星放送用コンバータのスイッチ回路。
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