JP2018518343A - 調理器具、調理器具の調理制御方法及び調理制御装置 - Google Patents

調理器具、調理器具の調理制御方法及び調理制御装置 Download PDF

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Abstract

調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得するステップS1と、ユーザの調理の好み情報を受信するステップS2と、米の種類の識別子に基づいて対応する米の種類を取得するステップS3と、調理の好み情報と米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得するステップS4と、調理曲線に基づいて調理器具を制御するステップS5と、を含む調理器具の調理制御方法である。該調理制御方法は、ユーザの好み及び米の種類に基づいて調理プロセスを制御して、調理器具の調理効果を大きく向上させ、ユーザの使用満足度を向上させることができる。また、調理器具の調理制御装置及び調理器具をさらに開示する。

Description

本発明は、家電機器の技術分野に関し、特に、調理器具の調理制御方法、調理器具の調理制御装置、及び調理器具に関する。
現在、調理器具(例えば炊飯器など)のほとんどは、単一な調理プログラムを採用して調理機能を制御する。つまり、現在の調理器具は、異なる調理対象、異なるユーザに対していずれも同じ調理プロセス(例えば加熱、炊飯プロセスなど)を提供し、制御方式は単一であり、対応性が欠如し、ユーザの異なる要求を満たしにくく、調理効果が理想的ではない。
本明細書には、先行技術文献は開示されていない。
本発明は、少なくとも関連技術における一つの技術的課題をある程度解決することを目的とする。
このため、本発明の一つ目の目的は、ユーザの好み及び米の種類に基づいて調理方式を調節して、調理器具の調理効果を大きく向上させ、ユーザの使用ニーズに合わせることができる、調理器具の調理制御方法を提供することである。
本発明の二つ目の目的は、調理器具の調理制御装置を提供することである。
本発明の三つ目の目的は、調理器具を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1側面の実施例により提供される調理器具の調理制御方法は、調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得するステップと、ユーザの調理の好み情報を受信するステップと、前記米の種類の識別子に基づいて対応する米の種類を取得するステップと、前記調理の好み情報と前記米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得するステップと、前記調理曲線に基づいて前記調理器具を制御するステップと、を含む。
本発明の実施例における調理器具の調理制御方法によると、先ず、調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得し、取得された米の種類の識別子に基づいて対応する米の種類を照会するとともに、ユーザの調理の好み情報を受信し、取得された米の種類情報及び調理の好み情報に基づいて対応する調理曲線を取得することができ、該調理曲線に基づいて調理プロセスを制御し、調理プロセスが該米の種類に合わせるようにし、該調理器具の調理効果を大きく向上させ、ユーザの使用満足度を向上させる。
また、本発明の上記実施例における調理器具の調理制御方法によると、以下のような付加的な技術的特徴をさらに有する。
本発明の一実施例によると、前記調理曲線は、少なくとも一つの調理段階を含み、各調理段階は、それぞれに対応する制御パラメータを有し、前記調理曲線に基づいて前記調理器具を制御するステップは、具体的に、前記少なくとも一つの調理段階に対応する制御パラメータに基づいて、それぞれ前記少なくとも一つの調理段階において調理しようとする米飯を調理するように前記調理器具を制御するステップを含む。
本発明の一実施例によると、前記米の種類は、長粒米と短粒米とを含み、前記少なくとも一つの調理段階は、吸水段階を含み、前記吸水段階に対応する制御パラメータは、吸水温度及び/又は継続期間を含み、前記長粒米の前記吸水段階における吸水温度は、前記短粒米の前記吸水段階における吸水温度より低く、及び/又は、前記長粒米の前記吸水段階における継続期間は、前記短粒米の前記吸水段階における継続期間より小さい。
本発明の実施例における調理器具の調理制御方法によると、長粒米は短粒米と比べ、吸水率が高く、膨張率が比較的大きく、短粒米は吸水率が低く、膨張率が小さいため、長粒米の吸水段階における吸水温度を短粒米の吸水段階における吸水温度より低くなるように調整し、及び/又は、長粒米の吸水段階における継続期間を短粒米の吸水段階における継続期間より小さくなるように調整することにより、吸水率の高く、膨張率の大きい長粒米が、調理プロセスにおいて水分が早期に吸収されるため、調理された米飯の糊化が不十分であり、且つ調理された米飯の上部がひどく乾くという問題を回避するとともに、吸水率の低く、膨張率の小さい短粒米が、水分の吸収量が比較的少ないため、調理の口当たりが比較的悪くなるという問題も回避することができる。
本発明の一実施例によると、前記長粒米の前記吸水段階における吸水温度は、50℃以下であり、前記短粒米の前記吸水段階における吸水温度は、40℃〜65℃であり、及び/又は、前記長粒米の前記吸水段階における継続期間は、10分間以下であり、前記短粒米の前記吸水段階における継続期間は、2分間〜30分間である。
本発明の一実施例によると、前記米の種類は、長粒米と短粒米とを含み、前記少なくとも一つの調理段階は、加熱段階を含み、前記加熱段階に対応する制御パラメータは、加熱方法と加熱電力とを含み、前記調理の好み情報と前記米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得するステップは、具体的に、前記米の種類が前記長粒米である場合、前記加熱段階における加熱方法を継続加熱に調整し、前記加熱段階における加熱電力を全電力に調整し、前記米の種類が前記短粒米である場合、前記調理しようとする米飯の量に基づいて前記加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整するステップを含む。
本発明の実施例における調理器具の調理制御方法によると、加熱段階において長粒米に対して全電力で継続加熱を行うことにより、調理プロセスにおいて、長粒米が早期かつ過量に吸水して膨張することを回避し、さらに、水分が早期に吸収されるため調理された米飯の上部がひどく乾くという問題を回避し、調理器具が沸騰段階に入る際に、沸騰を維持するための十分な水分を有することが保証される。また、短粒米の量に基づいて短粒米の加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整することにより、短粒米の量が比較的多い場合、連続加熱方法で短粒米を加熱し、及び/又は、比較的大きい加熱電力で短粒米を加熱し、短粒米の量が比較的少ない場合、間欠加熱方法で短粒米を加熱し、及び/又は、比較的小さい加熱電力で短粒米を加熱し、短粒米の吸水がより十分であることが保証されるので、調理された短粒米の口当たりがさらによくなる。
本発明の一実施例によると、前記調理曲線に基づいて前記調理器具を制御するステップは、具体的に、前記加熱段階が終了した後、沸騰段階に入るように前記調理器具を制御するステップを含む。
本発明の実施例における調理器具の調理制御方法によると、沸騰段階に入るように調理器具を制御して、米を調理するプロセスにおいて水分を十分に吸収することができるようにし、さらに、調理された米飯の口当たりを向上させる。具体的には、加熱段階において米を調理する際に十分な水分がある場合、沸騰段階において十足な水分により米の沸騰を維持することができるので、沸騰された米の口当たりがさらによくなる。無論、沸騰段階の後に、さらに、蒸らし段階に入るように調理器具を制御してもよく、これにより、調理された米飯の口当たりを向上させることができる。
本発明の一実施例によると、前記米の種類の識別子は、前記調理器具自身が備えるファインダによりスキャンすることで取得され、又は、ユーザの移動端末によりスキャンすることで取得される。
本発明の一実施例によると、前記の調理器具の調理制御方法は、米袋における二次元コードをスキャンすることにより、前記米の種類の識別子を取得し、又は、前記ユーザの電子商取引購入記録に基づいて、前記米の種類の識別子を取得し、又は、ユーザが調理器具又は移動端末を介して前記米の種類の識別子を入力する。
本発明の一実施例によると、前記ユーザの調理の好み情報は、ユーザに選ばれる米飯の口当たり情報と、粘度情報と、風味情報とのうちの一種又は複数種を含む。
本発明の一実施例によると、前記調理器具は、炊飯器、誘導加熱調理器又は電気圧力鍋を含む。
上記目的を達成するために、本発明の第2側面の実施例により提供される調理器具の調理制御装置は、調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得するための第1取得モジュールと、ユーザの調理の好み情報を受信するための受信モジュールと、前記米の種類の識別子に基づいて対応する米の種類を取得するための第2取得モジュールと、前記調理の好み情報と前記米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得するための第3取得モジュールと、前記調理曲線に基づいて前記調理器具を制御するための制御モジュールと、を含む。
本発明の実施例における調理器具の調理制御装置によると、先ず、第1取得モジュールにより調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得し、受信モジュールによりユーザの調理の好み情報を受信し、その後、第2取得モジュールが第1モジュールにより取得された米の種類の識別子に基づいて対応する米の種類を取得し、最後に、第3取得モジュールが、取得された調理の好み情報と米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得し、制御モジュールが該調理曲線に基づいて調理器具を制御するので、調理器具が対応的にユーザの好み情報と米の種類とに基づいて調理プログラムを制御して、調理器具の調理効果を向上させることができる。
本発明の一実施例によると、前記調理曲線は、少なくとも一つの調理段階を含み、各調理段階は、それぞれに対応する制御パラメータを有し、前記制御モジュールは、具体的に、前記少なくとも一つの調理段階に対応する制御パラメータに基づいて、それぞれ前記少なくとも一つの調理段階において調理しようとする米飯を調理するように前記調理機器を制御するためのものである。
本発明の一実施例によると、前記米の種類は、長粒米と短粒米とを含み、前記少なくとも一つの調理段階は、吸水段階を含み、前記吸水段階に対応する制御パラメータは、吸水温度及び/又は継続期間を含み、前記長粒米の前記吸水段階における吸水温度は、前記短粒米の前記吸水段階における吸水温度より低く、及び/又は、前記長粒米の前記吸水段階における継続期間は、前記短粒米の前記吸水段階における継続期間より小さい。
本発明の実施例における調理器具の調理制御装置によると、長粒米は短粒米と比べ、吸水率が高く、膨張率が比較的大きく、短粒米は吸水率が低く、膨張率が小さいので、長粒米の吸水段階における吸水温度を短粒米の吸水段階における吸水温度より低くなるように調整し、及び/又は、長粒米の吸水段階における継続期間を短粒米の吸水段階における継続期間より小さくなるように調整することにより、吸水率の高く、膨張率の大きい長粒米が、調理プロセスにおいて水分が早期に吸収されるため、調理された米飯の糊化が不十分であり、且つ調理された米飯の上部がひどく乾くという問題を回避するとともに、吸水率の低く、膨張率の小さい短粒米が、水分の吸収量が比較的少ないため、調理の口当たりが比較的悪くなるという問題も回避することができる。
本発明の一実施例によると、前記長粒米の前記吸水段階における吸水温度は、50℃以下であり、前記短粒米の前記吸水段階における吸水温度は、40℃〜65℃であり、及び/又は、前記長粒米の前記吸水段階における継続期間は、10分間以下であり、前記短粒米の前記吸水段階における継続期間は、2分間〜30分間である。
本発明の一実施例によると、前記米の種類は、長粒米と短粒米とを含み、前記少なくとも一つの調理段階は、加熱段階を含み、前記加熱段階に対応する制御パラメータは、加熱方法と加熱電力とを含み、前記第3取得モジュールは、具体的に、前記米の種類が前記長粒米である場合、前記加熱段階における加熱方法を継続加熱に調整し、前記加熱段階における加熱電力を全電力に調整し、前記米の種類が前記短粒米である場合、前記調理しようとする米飯の量に基づいて前記加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整するためのものである。
本発明の実施例における調理器具の調理制御装置によると、加熱段階において長粒米に対して全電力で継続加熱を行うことにより、調理プロセスにおいて長粒米が早期かつ過量に吸水して膨張することを回避し、さらに、水分が早期に吸収されるため、調理された米飯の上部がひどく乾くという問題を回避し、調理器具が沸騰段階に入る際に、沸騰を維持するための十分な水分を有することが保証される。また、短粒米の量に基づいて短粒米の加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整することにより、短粒米の量が比較的多い場合、連続加熱方法で短粒米を加熱し、及び/又は、比較的大きい加熱電力で短粒米を加熱し、短粒米の量が比較的少ない場合、間欠加熱方法で短粒米を加熱し、及び/又は、比較的小さい加熱電力で短粒米を加熱し、短粒米の吸水がより十分であることが保証されるので、調理された短粒米の口当たりがさらによくなる。
本発明の一実施例によると、前記制御モジュールは、具体的に、前記加熱段階が終了した後、沸騰段階に入るように前記調理器具を制御するためのものである。
本発明の一実施例によると、前記米の種類の識別子は、前記調理器具自身が備えるファインダによりスキャンすることで取得され、又は、ユーザの移動端末によりスキャンすることで取得される。
本発明の一実施例によると、前記の調理器具の調理制御装置は、米袋における二次元コードをスキャンすることにより、前記米の種類の識別子を取得し、又は、前記ユーザの電子商取引購入記録に基づいて、前記米の種類の識別子を取得し、又は、ユーザが調理器具又は移動端末を介して前記米の種類の識別子を入力する。
本発明の一実施例によると、前記ユーザの調理の好み情報は、ユーザに選ばれる米飯の口当たり情報と、粘度情報と、風味情報とのうちの一種又は複数種を含む。
本発明の一実施例によると、前記調理器具は、炊飯器、誘導加熱調理器又は電気圧力鍋を含む。
なお、本発明の実施例は、上記調理器具の調理制御装置を含む調理器具をさらに提供する。
該調理器具は、上記調理器具の調理制御装置によりユーザの好み及び米の種類に基づいて調理方法を調節することができるので、調理器具の調理効果を大きく向上させ、ユーザの使用満足度を向上させることができる。
本発明の付加的な特徴及び利点は、一部が以下の説明において示され、一部が以下の説明により明らかになり、又は本発明の実践により理解される。
本発明の実施例に係る調理器具の調理制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る調理器具の調理制御装置のブロック概略図である。 本発明の一実施例に係る調理器具の調理制御装置のブロック概略図である。 本発明の具体的な一実施例に係る調理器具の調理段階における制御方法のフローチャートである。 本発明のもう一つの具体的な実施例に係る調理器具の調理段階における制御方法のフローチャートである。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。前記実施例における例が図面に示され、同一又は類似する符号は、常に同一又は類似する部品、或いは、同一又は類似する機能を有する部品を表す。以下に、図面を参照しながら説明される実施例は例示的なものであり、本発明を解釈するためだけに用いられ、本発明を限定するものと理解してはいけない。
本発明の説明において、「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚み」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「逆時計回り」、「軸方向」、「径方向」、「周方向」などの用語が示す方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づき、単に本発明を便利且つ簡単に説明するためのものであり、指定された装置又は部品が特定の方位にあり、特定の方位において構造され操作されると指示又は暗示するものではないので、本発明を限定するものと理解してはいけない。
なお、「第1」、「第2」の用語は目的を説明するためだけに用いられるものであり、比較的な重要性を指示又は暗示するか、或いは示された技術的特徴の数を黙示的に指示すると理解してはいけない。よって、「第1」、「第2」に限定されている特徴は、少なくとも一つの該特徴を含むことを明示又は暗示するものである。本発明の説明において、明確且つ具体的な限定がない限り、「複数」とは、二つ以上、例えば二つ、三つなどを意味する。
本発明において、明確な規定と限定がない限り、「取り付ける」、「互いに接続する」、「接続する」、「固定する」などの用語の意味は広義に理解されるべきである。例えば、固定接続や、着脱可能な接続や、或いは一体的な接続でも可能である。機械的な接続や、電気的な接続も可能である。明確な限定がない限り、直接的に接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することや、二つの部品の内部が連通することや、或いは二つの部品の間に相互の作用関係があることも可能である。当業者にとって、具体的な場合によって上記用語の本発明においての具体的な意味を理解することができる。
本発明において、明確な規定と限定がない限り、第1特徴が第2特徴の「上」又は「下」にあるとは、第1特徴と第2特徴とが直接的に接触するか、又は第1特徴と第2特徴とが中間媒体を介して間接的に接触してもよい。また、第1特徴が第2特徴の「上」、「上方」又は「以上」にあることは、第1特徴が第2特徴の真上及び斜め上にあるか、又は単に第1特徴の水平高さが第2特徴より高いことを表す。第1特徴が第2特徴の「下」、「下方」又は「以下」にあることは、第1特徴が第2特徴の真下及び斜め下にあるか、又は単に第1特徴の水平高さが第2特徴より低いことを表す。
本発明を説明する前に、先ず、アミロース含有量の大きさと米の料理品質との関係について簡単に説明する。アミロース含有量の大きさは、米飯の硬度と正の相関関係を有し、米の浸漬吸水率と負の相関関係を有する。
具体的に言えばと、米のアミロース含有量が高い場合(例えば長粒米)、米の吸水率が高く、膨張率が比較的大きく、特に80℃以降では、吸水と膨張とがより速くなり、例えば、調理の際にある特定の温度において吸水時間を比較的長く設置すると、水分が早期に吸収され、沸騰の維持時間が不足になるため、米飯の糊化が不十分であり口当たりが悪くなる。それと同時に、中部及び上部の水分が早期に乾くため、より多くの熱量を吸収することができず、中部及び上部がひどく乾き、鍋全体の米飯の口当たりが均一でない。米のアミロース含有量が比較的低い場合(例えば短粒米)、米の吸水率が低く、膨張性が小さく、米飯が十分に水を吸収して糊化され、口当たりが保証されるように、特定の温度で一定の吸水時間を設定する必要がある。しかし、関連技術において提案された調理制御方案は、米の種類の差異を考慮せず、異なる種類の米に対していずれも同じ調理制御方法を採用して調理すると、調理器具による口当たりに影響を及ぼす。
そのため、上記問題を解決するために、本発明は、調理器具の調理制御方法、調理器具の調理制御装置、及び該調理制御装置を有する調理器具を提供する。
以下、図面を参照して本発明の実施例により提供される調理器具の調理制御方法、調理器具の調理制御装置、及び該調理制御装置を有する調理器具を説明する。
本発明の実施例において、調理器具は、炊飯器、誘導加熱調理器又は電気圧力鍋を含むが、これらに限定されない。
図1は、本発明の実施例に係る調理器具の調理制御方法のフローチャートである。図1に示すように、該調理器具の調理制御方法は、以下のステップS1〜S5を含む。
ステップS1において、調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得する。
ここで、米の種類の識別子は、米の種類を一意的に識別するための識別情報である。
本発明の一実施例において、米の種類の識別子は、調理器具により取得されるか、又は移動端末により取得される。具体的には、米の種類の識別子は、調理器具自身が備えるファインダによりスキャンすることで取得されてもよく、又はユーザの移動端末によりスキャンすることで取得されてもよい。ここで、移動端末は、携帯電話、ラップトップ、タブレットPCなどの端末装置を含むが、これらに限定されない。
本発明の一実施例において、米袋における二次元コードをスキャンすることにより、米の種類の識別子を取得し、又はユーザの電子商取引購入記録に基づいて、米の種類の識別子を取得し、又は調理器具若しくは移動端末を介して米の種類の識別子を入力することができる。例えば、調理器具又は移動端末は、ヒューマンコンピュータインタラクションインタフェースを提供し、又は音声入力の提示を行うことにより、ユーザがヒューマンコンピュータインタフェースにより、又は音声により米の種類の識別子を入力するようにする。
ステップS2において、ユーザの調理の好み情報を受信する。
具体的には、調理器具又は移動端末は、操作インタフェース、音声インタラクションインタフェース又は設定オプションなどを提供することができるので、ユーザは、調理器具が提供した操作インタフェースにより調理の好み情報を入力し、又は音声方式により調理の好み情報を入力し、又は設定オプションにより調理の好み情報を選ぶことができる。
本発明の一実施例において、ユーザの調理の好み情報は、ユーザに選ばれる米飯の口当たり情報と、粘度情報と、風味情報とのうちの一種又は複数種を含んでもよい。
ステップS3において、米の種類の識別子に基づいて対応する米の種類を取得する。
具体的には、調理器具又は移動端末は、クラウドサーバーに該米の種類の識別子に対応する米の種類を照会するデータ要求を送信することができる。
ここで、クラウドサーバーは、データ処理モジュールと、米の種類のデータベースと、調理プログラムデータベースとを含んでもよい。米の種類のデータベースには、異なる米の種類の識別子と対応する米の種類との対応関係が記憶されている。調理プログラムデータベースには、異なる米の種類及び異なるユーザの調理の好み情報にそれぞれ対応する調理曲線が記憶されている。
クラウドサーバーのデータ処理モジュールは、上記データ要求を受信し、データ要求に基づいて米の種類のデータベースを照会して、米の種類の識別子に対応する米の種類を取得することができる。
ここで、米の種類は、長粒米と短粒米とを含み、長粒米は、糸苗米、猫牙米、タイ米などを含むが、これらに限定されない。短粒米は、東北米、真珠米、江蘇円米などを含むが、これらに限定されない。
ステップS4において、調理の好み情報と米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得する。
本発明の一実施例において、クラウドサーバー内のデータ処理モジュールは、取得されたユーザの調理の好み情報と米の種類とに基づいて調理プログラムデータベース内の対応する調理曲線を照会することができる。
ステップS5において、調理曲線に基づいて調理器具を制御する。
本発明の一実施例において、調理曲線は、少なくとも一つの調理段階を含む。例えば、調理曲線は、吸水段階、加熱段階、沸騰段階、蒸らし段階などを含んでもよい。ここで、各調理段階は、それぞれに対応する制御パラメータを有する。例を挙げると、吸水段階は、制御パラメータ情報が、吸水温度及び/又は継続期間などを含んでもよい。加熱段階は、制御パラメータ情報が、加熱方法、加熱電力などを含んでもよい。調理曲線における少なくとも一つの調理段階に対応する制御パラメータに基づいて、それぞれ各段階において、調理しようとする米飯を調理するように調理器を制御する。具体的には、調理曲線を解析して制御パラメータを取得し、制御パラメータに基づいて調理器具を制御することができる。
本発明の一実施例において、少なくとも一つの調理段階は、吸水段階を含んでもよい。さらに具体的には、各吸水段階は、いずれもそれぞれの吸水温度及び/又は継続期間を有する。長粒米は短粒米と比べ、吸水率が高く、膨張率が比較的大きく、短粒米は吸水率が低く、膨張率が小さいため、本発明の一部の実施例によると、長粒米の吸水段階における吸水温度が短粒米の前記吸水段階における吸水温度より低く、及び/又は長粒米の吸水段階における継続期間が短粒米の前記吸水段階における継続期間より小さいように調節することができる。本発明の好ましい一実施例において、長粒米に対して、吸水段階を設置しなくてもよい。
これにより、吸水率の高く、膨張率の大きい長粒米が、調理プロセスにおいて水分が早期に吸収されるため、調理された米飯の糊化が不十分であり、且つ調理された米飯の上部がひどく乾くという問題を回避するとともに、吸水率の低く、膨張率の小さい短粒米が、水分の吸収量が比較的少ないため、口当たりが比較的悪くなるという問題を回避することができる。したがって、調理された米飯の口当たりをある程度で向上させることができる。
本発明の一実施例において、長粒米の吸水段階における吸水温度を50℃以下に設定し、短粒米の吸水段階における温度を40℃〜65℃であるように設定し、及び/又は、長粒米の吸水段階における継続期間を10分間以下に設定し、短粒米の吸水段階における継続期間を2分間〜30分間に設定してもよい。
本発明の一実施例において、少なくとも一つの調理段階は、加熱段階を含んでもよい。加熱段階は、対応する加熱方法及び加熱電力を有する。本発明の一部の実施例によると、長粒米に対して、加熱段階における加熱方法を継続加熱に調整し、加熱段階における加熱電力を全電力に調整することができ、短粒米に対して、調理しようとする米飯の量に基づいて加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整することができる。例えば、調理しようとする米の量が多い場合、連続加熱方法及び大電力を用いて調理しようとする米を加熱し、調理しようとする米の量が少ない場合、間欠加熱方法及び比較的小さい電力を用いて調理しようとする米を加熱する。このように、加熱段階において長粒米に対して全電力で継続加熱を行うことにより、調理プロセスにおいて、長粒米が早期かつ過量に吸水して膨張することを回避し、さらに、水分が早期に吸収されるため、調理された米飯の上部がひどく乾くという問題を回避し、調理器具が沸騰段階に入る際に、沸騰を維持するための十分な水分を有することが保証される。また、短粒米の量に基づいて短粒米の加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整することにより、短粒米の量が比較的多い場合、連続加熱方法で短粒米を加熱し、及び/又は、比較的大きい加熱電力で短粒米を加熱し、短粒米の量が比較的少ない場合、間欠加熱方法で短粒米を加熱し、及び/又は、比較的小さい加熱電力で短粒米を加熱して、短粒米がより十分に吸水されることが保証されるので、良好な口当たりが保証される。
また、本発明の一実施例によると、調理器具の調理制御方法は、加熱段階が終了した後、沸騰段階に入るように調理器具を制御するステップをさらに含む。沸騰段階に入るように調理器具を制御することにより、米を調理するプロセスにおいて水分を十分に吸収することができ、さらに、調理された米飯の口当たりを向上させることができる。具体的には、加熱段階において米を調理する際に十分な水分がある場合、沸騰段階において十足な水分が米の沸騰を維持することができるので、沸騰された米の口当たりがよりよくなる。無論、沸騰段階の後に、さらに、蒸らし段階に入るように調理器具を制御してもよく、これにより、調理された米飯の口当たりを向上させることができる。
さらに、電気調理器具を制御するプロセスにおいて、電気調理器具の調理状態パラメータ(例えば鍋の中の米飯の含水量、沸騰の有無など)に基づいて制御パラメータを調整することができる。
本発明の実施例における調理器具の調理制御方法によると、調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得し、取得された米の種類の識別子に基づいて対応する米の種類を取得し、またユーザの調理の好み情報を受信し、その後、ユーザの調理の好み情報と米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得し、取得された調理曲線に基づいて調理器具を制御することにより、即ち、異なる米の種類、口当たり、風味又はユーザの調理の好みに基づいて調理器具を制御することにより、調理器具の調理効果を大きく向上させ、ユーザの異なる使用ニーズを満たすことができる。
本発明の一実施例において、調理状態パラメータは、リアルタイムでクラウドサーバーにフィードバックされ、記憶され分析される。調理器具は、フィードバックされた調理状態パラメータに基づいて調理曲線を調整し、つまり、調理器具は、調理プロセス及び調理状態パラメータがフィードバックされるプロセスにおいて閉ループの改善プロセスを形成することができる。調理器具は、機械学習機能を有し、絶えず学習することにより、調理器具の調理効果は、調理器具の使用につれて絶えず改善され、更によくユーザの使用ニーズを満たすことができる。
図2は、本発明の実施例に係る調理器具の調理制御装置のブロック概略図である。図2に示すように、該調理器具の調理制御装置は、第1取得モジュール10と、受信モジュール20と、第2取得モジュール30と、第3取得モジュール40と、制御モジュール50とを含む。
具体的には、第1取得モジュール10は、調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得するためのものである。
ここで、米の種類の識別子は、米の種類を一意的に識別するための識別情報である。
本発明の一実施例において、第1取得モジュール10は、調理器具又は移動端末に設置されてもよく、米の種類の識別子を取得するためのものである。さらに具体的には、米の種類の識別子は、調理器具自身が備えるファインダによりスキャンすることで取得されてもよく、又はユーザの移動端末によりスキャンすることで取得されてよい。ここで、移動端末は、携帯電話、ラップトップ、タブレットPCなどの端末装置を含むが、これらに限定されない。
本発明の一実施例において、第1取得モジュール10は、米袋における二次元コードをスキャンすることにより、米の種類の識別子を取得し、又は、ユーザの電子商取引購入記録に基づいて、米の種類の識別子を取得し、又は、調理器具若しくは移動端末を介して米の種類の識別子を入力することができる。例えば、調理器具又は移動端末は、ヒューマンコンピュータインタラクションインタフェースを提供し、又は音声入力の提示を行うことができ、ユーザがヒューマンコンピュータインタフェースにより、又は音声により米の種類の識別子を入力する。
受信モジュール20は、ユーザの調理の好み情報を受信するためのものである。
具体的には、受信モジュール20は、調理器具又は移動端末に設置されてもよく、さらに具体的には、受信モジュール20は、操作インタフェース、音声インタラクションインタフェース又は設定オプションなどを提供することができるので、ユーザは、調理器具が提供する操作インタフェースにより調理の好み情報を入力し、又は音声方式により調理の好み情報を入力し、又は設定オプションにより調理の好み情報を選ぶことができる。
本発明の一実施例において、ユーザの調理の好み情報は、ユーザに選ばれる米飯の口当たり情報と、粘度情報と、風味情報とのうちの一種又は複数種を含んでもよい。
第2取得モジュール30は、第1取得モジュール10により取得された米の種類の識別子に基づいて対応する米の種類を取得するためのものである。
具体的には、調理器具のクラウドサーバーには、異なる米の種類の識別子と対応する米の種類との対応関係の米の種類のデータベースが記憶されている。第2取得モジュール30は、クラウドサーバーに該米の種類の識別子に対応する米の種類を照会するデータ要求を送信して、米の種類の識別子に対応する米の種類を取得することができる。
ここで、米の種類は、一般的には長粒米と短粒米とに分かれ、長粒米は、糸苗米、猫牙米、タイ米などを含むが、これらに限定されない。短粒米は、東北米、真珠米、江蘇円米などを含むが、これらに限定されない。
第3取得モジュール40は、受信モジュール20により受信された調理の好み情報と第2取得モジュール30により取得された米の種類とに基づいて、対応する調理曲線を取得するためのものである。
本発明の一実施例において、クラウドサーバーには、異なる米の種類及び異なるユーザの調理の好み情報にそれぞれ対応する調理曲線の調理プログラムデータベースが記憶されている。第3取得モジュール40は、ユーザの調理の好み情報と米の種類とに基づいて調理プログラムデータベースを照会して、対応する調理曲線を取得することができる。
ここで、制御モジュール50は、取得された調理曲線に基づいて調理器具を制御するためのものである。
本発明の一実施例において、調理曲線は、少なくとも一つの調理段階を含む。例えば、調理曲線は、吸水段階、加熱段階、沸騰段階、蒸らし段階などを含んでもよい。ここで、各調理段階は、それぞれに対応する制御パラメータを有する。例を挙げると、吸水段階は、制御パラメータ情報が、吸水温度及び/又は継続期間などを含んでもよい。加熱段階は、制御パラメータ情報は、加熱方法、加熱電力などを含んでもよい。制御モジュール50は、調理曲線における少なくとも一つの調理段階に対応する制御パラメータに基づいて、それぞれ各段階において、調理しようとする米飯を調理するように調理器具を制御する。具体的には、調理曲線を解析して制御パラメータを取得し、制御パラメータに基づいて調理器具を制御することができる。
本発明の一実施例において、少なくとも一つの調理段階は、吸水段階を含んでもよい。さらに具体的には、各吸水段階は、いずれもそれぞれの吸水温度及び/又は継続期間を有する。長粒米は短粒米と比べ、吸水率が高く、膨張率が比較的大きく、短粒米は吸水率が低く、膨張率が小さいため、本発明の一部の実施例によると、制御モジュール50は、加熱モジュールを制御することにより、長粒米の吸水段階における吸水温度が短粒米の前記吸水段階における吸水温度より低く、及び/又は、長粒米の吸水段階における継続期間が短粒米の前記吸水段階における継続期間より小さくなるように制御する。本発明の好ましい一実施例において、長粒米に対して、吸水段階を設置しなくてもよい。
これにより、吸水率の高く、膨張率の大きい長粒米が、調理プロセスにおいて、水分が早期に吸収されるため、調理された米飯の糊化が不十分であり、且つ調理された米飯の上部がひどく乾くという問題を回避するとともに、吸水率の低く、膨張率の小さい短粒米が、水分の吸収量が比較的少ないため、口当たりが比較的悪くなるという問題を回避することができる。したがって、調理された米飯の口当たりをある程度で向上させることができる。
本発明の一実施例において、長粒米の吸水段階における吸水温度を50℃以下に設定し、短粒米の吸水段階における温度を40℃〜65℃に設定し、及び/又は、長粒米の吸水段階における継続期間を10分間分以下に設定し、短粒米の吸水段階における継続期間を2分間〜30分間に設定してもよい。
本発明の一実施例において、少なくとも一つの調理段階は、加熱段階を含む。さらに具体的には、加熱段階は、それぞれの加熱方法及び加熱電力を有する。本発明の一部の実施例によると、長粒米に対して、制御モジュール50は、加熱段階における加熱方法が継続加熱であるように制御し、加熱段階における加熱電力が全電力であるように制御する。短粒米に対して、制御モジュール50は、調理しようとする米飯の量に基づいて加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整することができ、例えば、調理しようとする米の量が多い場合、制御モジュール50は、連続加熱方法及び大電力を用いて調理しようとする米を加熱するように制御し、調理しようとする米の量が少ない場合、制御モジュール50は、間欠加熱方法及び比較的小さい電力を用いて調理しようとする米を加熱する。このように、制御モジュール50が加熱段階において長粒米に対して全電力で継続加熱を行うように制御することにより、調理プロセスにおいて、長粒米が早期かつ過量に吸水し膨張することを回避し、さらに、水分が早期に吸収されるため、調理された米飯の上部がひどく乾くという問題を回避し、調理器具が沸騰段階に入る際に、沸騰を維持するための十分な水分を有することが保証される。また、制御モジュール50は、短粒米の量に基づいて短粒米の加熱段階における加熱方法及び加熱電力を制御することにより、短粒米の量が比較的多い場合、連続加熱方法で短粒米を加熱し、及び/又は比較的大きい加熱電力で短粒米を加熱し、短粒米の量が比較的少ない場合、間欠加熱方法で短粒米を加熱し、及び/又は比較的小さい加熱電力で短粒米を加熱し、短粒米がより十分に吸水されることが保証されるので、調理による良好な口当たりが保証される。
また、本発明の一実施例によると、調理器具の調理制御装置は、加熱段階が終了した後沸騰段階に入るように調理器具を制御する制御モジュール50をさらに含む。制御モジュール50は、沸騰段階に入るように調理器具を制御することにより、米を調理するプロセスにおいて水分を十分に吸収することができるようにし、さらに、調理された米飯の口当たりを向上させることができる。具体的には、加熱段階において米を調理する際に十分な水分がある場合、沸騰段階において十足な水分が米の沸騰を維持することができるので、沸騰された米の口当たりが更によくなる。無論、沸騰段階の後に、制御モジュール50は、さらに、蒸らし段階に入るように調理器具を制御してもよく、これにより、調理された米飯の口当たりを向上させることができる。
さらに、制御モジュール50は、調理器具を制御するプロセスにおいて、調理器具の調理状態パラメータ(例えば鍋の中の米飯の含水量、沸騰の有無など)に基づいて制御パラメータを調整することができる。
本発明の一実施例において、調理状態パラメータは、リアルタイムでクラウドサーバーにフィードバックされ、記憶され分析されることができる。調理器具は、フィードバックされた調理状態パラメータに基づいて調理曲線を調整し、つまり、調理器具は、調理プロセス及び調理状態パラメータがフィードバックされるプロセスにおいて閉ループの改善プロセスを形成することができる。調理器具は、機械学習機能を有し、絶えず学習することにより、調理器具の調理効果が、調理器具の使用につれて絶えず改善されるので、更によくユーザの使用ニーズを満たすことができる。
本発明の実施例に係る調理器具の調理制御装置によると、第2取得モジュールは、第1取得モジュールにより取得された米の種類の識別子に基づいて米の種類を取得し、第3取得モジュールは、第2取得モジュールにより取得された米の種類と受信モジュールにより受信されたユーザの調理の好み情報とに基づいて、対応する調理曲線を取得し、制御モジュールは、取得された調理曲線に基づいて調理器具の調理モジュールを制御し、即ち、異なる米の種類、口当たり、風味又はユーザの調理の好みに基づいて調理器具の加熱モジュールを制御することにより、調理器具の調理効果を大きく向上させ、ユーザの使用ニーズを満たすことができる。
以下、図3に合わせて本発明の調理器具の調理制御プロセスを説明する。
図3は、本発明の一実施例に係る調理器具の調理制御システムの作動原理の概略図である。
図3に示すように、移動端末によりユーザの調理の好み情報及び米の種類の識別子を取得することを例として説明する。ユーザは、移動端末における家電操作システム2により調理の好み情報及び米の種類の識別子を入力し、又は、二次元コードのスキャン1により米の種類の識別子を取得し、取得された米の種類の識別子に基づいてクラウドサーバー300内のデータ処理モジュール5に該米の種類の識別子に対応する米の種類を照会するデータ要求を送信し、クラウドサーバー300のデータ処理モジュール5は、上記データ要求を受信し、該データ要求に基づいて米の種類のデータベース6を照会して米の種類の識別子に対応する米の種類を取得する。その後、クラウドサーバー300内のデータ処理モジュール5は、取得されたユーザの調理の好み情報及び米の種類に基づいて調理プログラムデータベース7の対応する調理曲線を照会し、データ処理モジュール5は、さらに、取得された調理曲線を解析して制御パラメータを取得し、取得された制御パラメータを家電操作システム2により調理制御システム3に同期させ、調理制御システム3は、取得された制御パラメータに基づいて調理器具の加熱システム4を制御する。このように、調理器具は、異なる米の種類及びユーザの調理の好み情報に基づいて対応する調理曲線を取得し、調理曲線に基づいて調理器具の調理プロセスを対応的に調節するという目的を実現し、ユーザの異なる調理ニーズを満たすことができる。
本実施例において、家電操作システム2は、移動端末100内に存在してもよく、炊飯器200内に存在してもよい。
また、該調理制御システムの作動原理の概略図から分かるように、調理器具の調理プロセスにおいて、加熱システムは、調理制御システム及び家電操作システムにより調理状態パラメータをクラウドサーバーにフィードバックして記憶し分析することができ、調理器具は、フィードバックされた調理状態パラメータに基づいて絶えず調理曲線を調整することができる。つまり、調理器具は、調理プロセス及び調理状態パラメータがフィードバックされるプロセスにおいて閉ループの改善プロセスを形成することができる。調理器具は、機械学習機能を有し、絶えず学習することにより、調理器具の調理効果が、調理器具の使用につれて絶えず改善されるので、更によくユーザの使用ニーズを満たすことができる。
上述のように、本発明の実施例に係る調理器具は、第1取得モジュール及び第2取得モジュールにより米の種類を取得し、受信モジュールによりユーザの好み情報を受信し、第3モジュールが、取得された米の種類及びユーザの好み情報に基づいて対応する調理曲線を照会し、該曲線に基づいて調理器具の調理プロセスを制御するので、異なる米の種類、口当たり、風味又はユーザの調理の好みに基づいて調理器具を制御することにより、調理器具の調理効果を大きく向上させ、ユーザの異なる使用ニーズを満たすことができる。
なお、本発明の実施例は、上記調理器具の調理制御装置を含む調理器具をさらに提供する。
該調理器具は、異なる米の種類、口当たり、風味又は、ユーザの調理の好みに基づいて調理方法を調節することにより、調理器具の調理効果を大きく向上させ、ユーザの異なる使用ニーズを満たすことができる。
本発明の調理器具の調理制御方法、装置及び調理器具の作動原理が理解されやすいように、図4及び図5に合わせて調理器具の調理制御フローを以下に説明する。
図4は、本発明の具体的な一実施例に係る調理器具の調理段階における制御方法のフローチャートである。図4に示すように、該調理器具の調理段階における制御方法は、以下のステップS402〜S416を含んでもよい。
S402において、調理器具内の調理しようとする米の種類を取得する。
S404において、調理しようとする米が短粒米であるか否かを判断し、短粒米である場合、ステップS406に入り、そうでない場合、ステップS408に進む。
S406において、短粒米の吸水段階における吸水温度が長粒米の吸水段階における吸水温度より高くなるように調整し、短粒米の吸水段階における継続期間が長粒米の吸水段階における継続期間より大きくなるように調整する。
S408において、他の機能に移行し、例えば、調理しようとする米が長粒米である場合、長粒米を調理する制御パラメータを調整する。
S410において、吸水段階が終了したか否かを判断し、終了した場合、ステップS412に進み、そうでない場合、ステップS406に戻る。
S412において、調理しようとする米の量に基づいて、加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整する。
S414において、加熱段階が終了した後、沸騰段階に入るように調理器具を制御する。
S416において、沸騰段階が終了した後、蒸らし段階に入るように調理器具を制御する。
図5は、本発明のもう一つの具体的な実施例に係る調理器具の調理段階における制御方法のフローチャートである。図5に示すように、該調理器具の調理段階における制御方法は、以下のステップS502〜S516を含んでもよい。
S502において、調理しようとする米の種類を取得する。
S504において、長粒米で炊飯するか否かを判断し、そうである場合、ステップS506に進み、そうでない場合、ステップS508に進む。
S506において、長粒米の吸水段階における吸水温度が短粒米の吸水段階における吸水温度より低くなるように調整し、長粒米の吸水段階における継続期間が短粒米の吸水段階における継続期間より小さくなるように調整し、吸水がないように制御するのが最も好ましい。
S508において、他の機能に移行し、例えば、調理しようとする米が短粒米である場合、短粒米を調理する制御パラメータを調整する。
S510において、吸水段階が終了したか否かを判断し、終了した場合、ステップS512に進み、そうでない場合、ステップS506に戻る。
S512において、加熱段階における加熱方法を継続加熱に調整し、加熱段階における加熱電力を全電力に調整する。
S514において、加熱段階が終了した後、沸騰段階に入るように調理器具を制御する。
S516において、沸騰段階が終了した後、蒸らし段階に入るように調理器具を制御する。
本発明の説明において、「一実施例」、「一部の実施例」、「例」、「具体的な例」、或いは「一部の例」などの用語を参考した説明とは、前記実施例或いは例に合わせて説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特性が、本発明の少なくとも一つの実施例或いは例に含まれることである。本明細書において、上記用語に対する例示的な説明は、必ずしも同じ実施例或いは例を示すものではない。また、説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特性は、いずれか一つ或いは複数の実施例又は例において適切に結合することができる。なお、相互に矛盾しない限り、当業者は、本明細書において説明された異なる実施例又は例、及び異なる実施例又は例の特徴を結合し、組み合わせることができる
以上に本発明の実施例を示して説明したが、上記実施例は、例示的なものであり、本発明を限定するものと理解してはいけない。当業者は、本発明の範囲内に、上記実施例に対して変化、修正、取り替え及び変形を行うことができる。
10 第1取得モジュール
20 受信モジュール
30 第2取得モジュール
40 第3取得モジュール
50 制御モジュール
100 移動端末
200 炊飯器
300 クラウドサーバー

Claims (21)

  1. 調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得するステップと、
    ユーザの調理の好み情報を受信するステップと、
    前記米の種類の識別子に基づいて対応する米の種類を取得するステップと、
    前記調理の好み情報と前記米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得するステップと、
    前記調理曲線に基づいて前記調理器具を制御するステップと、を含む、
    ことを特徴とする調理器具の調理制御方法。
  2. 前記調理曲線は、少なくとも一つの調理段階を含み、各調理段階は、それぞれに対応する制御パラメータを有し、
    前記調理曲線に基づいて前記調理器具を制御するステップは、具体的に、
    前記少なくとも一つの調理段階に対応する制御パラメータに基づいて、それぞれ前記少なくとも一つの調理段階において調理しようとする米飯を調理するように前記調理器具を制御するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の調理器具の調理制御方法。
  3. 前記米の種類は、長粒米と短粒米とを含み、前記少なくとも一つの調理段階は、吸水段階を含み、前記吸水段階に対応する制御パラメータは、吸水温度及び/又は継続期間を含み、
    前記長粒米の前記吸水段階における吸水温度は、前記短粒米の前記吸水段階における吸水温度より低く、及び/又は、
    前記長粒米の前記吸水段階における継続期間は、前記短粒米の前記吸水段階における継続期間より小さい、
    ことを特徴とする請求項2に記載の調理器具の調理制御方法。
  4. 前記長粒米の前記吸水段階における吸水温度は50℃以下で、前記短粒米の前記吸水段階における吸水温度は40℃〜65℃であり、及び/又は、
    前記長粒米の前記吸水段階における継続期間は10分間以下で、前記短粒米の前記吸水段階における継続期間は2分間〜30分間である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の調理器具の調理制御方法。
  5. 前記米の種類は長粒米と短粒米とを含み、前記少なくとも一つの調理段階は加熱段階を含み、前記加熱段階に対応する制御パラメータは加熱方法と加熱電力とを含み、
    前記調理の好み情報と前記米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得するステップは、具体的に、
    前記米の種類が前記長粒米である場合、前記加熱段階における加熱方法を継続加熱に調整し、前記加熱段階における加熱電力を全電力に調整し、
    前記米の種類が前記短粒米である場合、前記調理しようとする米飯の量に基づいて前記加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御方法。
  6. 前記調理曲線に基づいて前記調理器具を制御するステップは、具体的に、
    前記加熱段階が終了した後、沸騰段階に入るように前記調理器具を制御するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の調理器具の調理制御方法。
  7. 前記米の種類の識別子は、前記調理器具自身が備えるファインダによりスキャンすることで取得され、又は、ユーザの移動端末によりスキャンすることで取得される、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御方法。
  8. 米袋における二次元コードをスキャンすることにより、前記米の種類の識別子を取得し、又は、前記ユーザの電子商取引購入記録に基づいて、前記米の種類の識別子を取得し、又は、ユーザが調理器具又は移動端末を介して前記米の種類の識別子を入力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御方法。
  9. 前記ユーザの調理の好み情報は、ユーザに選ばれる米飯の口当たり情報と、粘度情報と、風味情報との中の一種又は複数種を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御方法。
  10. 前記調理器具は、炊飯器、誘導加熱調理器又は電気圧力鍋を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御方法。
  11. 調理しようとする米飯の米の種類の識別子を取得するための第1取得モジュールと、
    ユーザの調理の好み情報を受信するための受信モジュールと、
    前記米の種の識別子に基づいて対応する米の種類を取得するための第2取得モジュールと、
    前記調理の好み情報と前記米の種類とに基づいて対応する調理曲線を取得するための第3取得モジュールと、
    前記調理曲線に基づいて前記調理器具を制御するための制御モジュールと、を含む、
    ことを特徴とする調理器具の調理制御装置。
  12. 前記調理曲線は、少なくとも一つの調理段階を含み、各調理段階は、それぞれに対応する制御パラメータを有し、
    前記制御モジュールは、具体的に、
    前記少なくとも一つの調理段階に対応する制御パラメータに基づいて、それぞれ前記少なくとも一つの調理段階において調理しようとする米飯を調理するように前記調理器を制御するためのものである、
    ことを特徴とする請求項11に記載の調理器具の調理制御装置。
  13. 前記米の種類は長粒米と短粒米とを含み、前記少なくとも一つの調理段階は吸水段階を含み、前記吸水段階に対応する制御パラメータは吸水温度及び/又は継続期間を含み、
    前記長粒米の前記吸水段階における吸水温度は、前記短粒米の前記吸水段階における吸水温度より低く、及び/又は、
    前記長粒米の前記吸水段階における継続期間は、前記短粒米の前記吸水段階における継続期間より小さい、
    ことを特徴とする請求項12に記載の調理器具の調理制御装置。
  14. 前記長粒米の前記吸水段階における吸水温度は50℃以下で、前記短粒米の前記吸水段階における吸水温度は40℃〜65℃でにあり、及び/又は、
    前記長粒米の前記吸水段階における継続期間は10分間以下で、前記短粒米の前記吸水段階における継続期間は2分間〜30分間である、
    ことを特徴とする請求項13に記載の調理器具の調理制御装置。
  15. 前記米の種類は長粒米と短粒米とを含み、前記少なくとも一つの調理段階は加熱段階を含み、前記加熱段階に対応する制御パラメータは加熱方法と加熱電力とを含み、
    前記第3取得モジュールは、具体的に、
    前記米の種類が前記長粒米である場合、前記加熱段階における加熱方法を継続加熱に調整し、前記加熱段階における加熱電力を全電力に調整し、
    前記米の種類が前記短粒米である場合、前記調理しようとする米飯の量に基づいて前記加熱段階における加熱方法及び加熱電力を調整するためのものである、
    ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御装置。
  16. 前記制御モジュールは、具体的に、
    前記加熱段階が終了した後、沸騰段階に入るように前記調理器具を制御するためのものである、
    ことを特徴とする請求項15に記載の調理器具の調理制御装置。
  17. 前記米の種類の識別子は、前記調理器具自身が備えるファインダによりスキャンすることで取得され、又は、ユーザの移動端末によりスキャンすることで取得される、
    ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御装置。
  18. 米袋における二次元コードをスキャンすることにより、前記米の種類の識別子を取得し、又は、前記ユーザの電子商取引購入記録に基づいて、前記米の種類の識別子を取得し、又は、ユーザが調理器具又は移動端末を介して前記米の種類の識別子を入力する、
    ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御装置。
  19. 前記ユーザの調理の好み情報は、ユーザに選ばれる米飯の口当たり情報と、粘度情報と、風味情報との中の一種又は複数種を含む、
    ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御装置。
  20. 前記調理器具は、炊飯器、誘導加熱調理器又は電気圧力鍋を含む、
    ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の調理器具の調理制御装置。
  21. 請求項11乃至20のいずれか一項に記載の調理制御装置を含む、
    ことを特徴とする調理器具。
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