JP2012231915A - 電気炊飯器 - Google Patents
電気炊飯器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012231915A JP2012231915A JP2011102020A JP2011102020A JP2012231915A JP 2012231915 A JP2012231915 A JP 2012231915A JP 2011102020 A JP2011102020 A JP 2011102020A JP 2011102020 A JP2011102020 A JP 2011102020A JP 2012231915 A JP2012231915 A JP 2012231915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- inner pot
- cooked
- cooking
- total number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Abstract
【解決手段】昇温工程は、被調理物の合数を判定する合数判定工程を含み、合数判定工程において判定された合数を、炊き上げ工程におけるワークコイル64の加熱量を設定するための複数のランクに区分して、合数判定工程において判定された合数が、Cランクに区分されると、炊き上げ工程において長粒米が沸騰するまでのワークコイル64の加熱量を、通常の加熱量よりも増加させる。
【選択図】図6
Description
なお、以下の説明では、図1における左側を炊飯器1の前側とし、図1における右側を炊飯器1の後側として前後方向を規定する。また、図1における手前側を炊飯器1の左側とし、図1における奥側を炊飯器1の右側として左右方向を規定する。
また、操作パネル部53には、液晶表示部61が配設される。液晶表示部61には、ユーザーによって選択された炊飯器1の機能等が表示される。操作パネル部53の下方(外ケース21の内側)には、操作基板62が配設される。
なお、内ケース24と外ケース21及び底部材23との間、即ち炊飯器本体20の内部には、炊飯器1を構成する各部材が配設される。例えば、炊飯器本体20の内部には、内ケース24の前方に後述する制御基板63が配設される。さらに、炊飯器本体20の内部には、ワークコイル64や、保温ヒータ65や、センタセンサ66等が配設される。
なお、センタセンサ66によって検出された内鍋10の温度が所定温度に到達すると、炊飯工程は炊き上げ工程(ステップS2)へ移行する。
また、図4に示すように、昇温工程において、ワークコイル64は、マイコン制御装置40によって100%の出力で駆動され、内鍋10を加熱するワークコイル64の加熱量が最大となるように設定される。一方、保温ヒータ65及び蓋ヒータ35は、駆動されない(加熱しない)。
なお、前記「100%の出力」とは、ワークコイル64の出力の一実施形態であり、これに限定するものではない。即ち、ワークコイル64は、その加熱量が通常の加熱量よりも大きくなるような出力で駆動されればよい。
マイコン制御装置40は、ステップS10の処理を行った後、ステップS11へ移行する。
なお、前記「100%の出力」とは、ワークコイル64の出力の一実施形態であり、これに限定するものではない。即ち、ワークコイル64は、その加熱量が通常の加熱量よりも大きくなるような出力で駆動されればよい。
マイコン制御装置40は、ステップS11の処理を行った後、ステップS12へ移行する。
マイコン制御装置40は、内鍋10の温度が所定温度Tに到達したと判定した場合、つまりセンタセンサ66によって検出された内鍋10の温度(内鍋10の内部に収容された長粒米及び炊飯水の上昇温度)が所定温度Tに到達した場合には、ステップS13へ移行する。
一方、マイコン制御装置40は、内鍋10の温度が所定温度Tに到達していないと判定した場合、つまりセンタセンサ66によって検出された内鍋10の温度(内鍋10の内部に収容された長粒米及び炊飯水の上昇温度)が所定温度Tに到達していない場合には、再びステップS12へ移行する。
マイコン制御装置40は、ステップS13の処理を行った後、ステップS14へ移行する。
一方、マイコン制御装置40は、ステップS13において演算した経過時間Sが、所定時間Saよりも大きくないと判定した場合、つまりステップS13において演算した経過時間Sが、所定時間Sa以下である場合には、ステップS15へ移行する。
マイコン制御装置40は、ステップS13において演算した経過時間Sが、所定時間Sbよりも大きいと判定した場合、つまりステップS13において演算した経過時間Sが、所定時間Sbより大きく所定時間Sa以下である場合には、ステップS18へ移行する。
一方、マイコン制御装置40は、ステップS13において演算した経過時間Sが、所定時間Sbよりも大きくないと判定した場合、つまりステップS13において演算した経過時間Sが、所定時間Sb以下である場合には、ステップS16へ移行する。
なお、内鍋10の内部に収容された長粒米及び炊飯水が沸騰すると、炊き上げ工程は蒸らし工程(ステップS3)へ移行する。
また、図4に示すように、炊き上げ工程において、保温ヒータ65及び蓋ヒータ35は、駆動されない(加熱しない)。
ここで、前記所定出力、換言すれば内鍋10を加熱するワークコイル64の加熱量とは、上述の如く昇温工程の合数判定工程において判定された3つのランク(Aランク、Bランク、Cランク)に応じて、以下のように設定されるものである。
また、合数判定工程において判定されたランクがBランクである場合、ワークコイル64は、90%の出力で駆動され、内鍋10を加熱するワークコイル64の加熱量が、Cランクより若干小さくなるように設定される。
また、合数判定工程において判定されたランクがAランクである場合、ワークコイル64は、80%の出力で駆動され、内鍋10を加熱するワークコイル64の加熱量が、Bランクより若干小さくなるように設定される。
なお、前記「100%の出力」、前記「90%の出力」、及び前記「80%の出力」とは、ワークコイル64の出力の一実施形態であり、これに限定するものではない。即ち、ワークコイル64は、その加熱量が、Cランクにおいて通常の加熱量よりも大きくなるような出力で駆動され、BランクにおいてCランクの加熱量より小さくなるような出力で駆動され、AランクにおいてBランクの加熱量より小さくなるような出力で駆動されればよい。
また、長粒米の炊き上げ時に、ワークコイル64の加熱量が、内鍋10に収容された長粒米の合数に応じて3つのランクに区分されて、それぞれのランクに応じて適宜な加熱量となるように設定される。なお、ここで適宜な加熱量とは、長粒米の吸水性が小さいという特性に対応して長粒米が美味しく炊き上がるとともに、ふきこぼれ等の炊飯時の問題が生じない程度の加熱量を指すものである。
なお、炊飯工程を経た後には、炊き上がった長粒米(ご飯)の冷却工程、保温工程等へ移行される。
また、Aランク、Bランク、Cランクは、本発明に係る「複数のランク」の一実施形態であり、上述の如き構成に限定するものではない。例えば、本発明に係る「複数のランク」は、3つのランクに区分するものではなく、4つや5つのランクに区分する構成であってもよい。かかる場合には、炊き上げ工程におけるワークコイル64の加熱量をより細かく設定することができる。
一方、内鍋10の内部に収容された長粒米を炊飯水に一定時間だけ浸漬した場合、長粒米は吸水性が小さいため、炊飯水を殆ど吸収せず体積が増加しない。したがって、図7(b)に示すように、内鍋10の内部の底部分であっても、長粒米は略隙間なく密集することはない(粒と粒との間に隙間が形成される)。つまり、ワークコイル64によって加熱された熱は、(短粒米の場合とは異なり)長粒米だけではなく粒と粒との間の隙間の炊飯水を介してセンタセンサ66に伝達される。よって、ワークコイル64によって加熱された熱は、短粒米の場合よりも長粒米の場合の方がセンタセンサ66に伝達され難く、所定温度に到達する時間は長くなる。
より詳細には、内鍋10の内部に収容された被調理物が液体である場合には、被調理物が米である場合よりも、内鍋10の温度を検出するセンタセンサ66により検知される温度上昇の時間が長くなる。つまり、内鍋10の内部に収容された被調理物が液体である場合には、被調理物が米である場合よりも、センタセンサ66によって検出される温度の上がり方が遅くなる。つまり、マイコン制御装置40は、調理工程において内鍋10を加熱する場合に、センタセンサ66によって検出される温度の上がり方を検出することによって、内鍋10の内部に収容された被調理物が液体であるか、又は米(長粒米又は短粒米)であるかを判定するものである。
長粒米を内部に収容する内鍋10と、
前記内鍋10を加熱するワークコイル64(内鍋加熱手段)と、
前記ワークコイル64(内鍋加熱手段)の加熱量を制御するマイコン制御装置40(制御手段)と、
前記内鍋10や長粒米の温度を検出するセンタセンサ66(内鍋温度検出手段)と、
を具備して、
少なくとも昇温工程と炊き上げ工程とを有する炊飯工程を前記マイコン制御装置40(制御手段)により実行可能な電気炊飯器であって、
前記昇温工程は、被調理物の合数を判定する合数判定工程を含み、
前記合数判定工程において判定された合数を、前記炊き上げ工程における前記ワークコイル64(内鍋加熱手段)加熱量を設定するためのAランク、Bランク、Cランク(複数のランク)に区分して、
前記合数判定工程において判定された合数が、前記複数のランクのうち最大のランクであるCランクに区分されると、前記炊き上げ工程において長粒米が沸騰するまでの前記ワークコイル64(内鍋加熱手段)の加熱量を、通常の加熱量よりも増加させるものである。
被調理物として液体の調理が可能であって、
前記マイコン制御装置40(制御手段)は、前記合数判定工程において判定された合数が、前記最大のランクであるCランクに区分されると、被調理物が液体であると判定し、前記炊き上げ工程において液体が沸騰するまでの前記ワークコイル64(内鍋加熱手段)の加熱量を最大とするものである。
Claims (2)
- 被調理物を内部に収容する内鍋と、
前記内鍋を加熱する内鍋加熱手段と、
前記内鍋加熱手段の加熱量を制御する制御手段と、
前記内鍋や被調理物の温度を検出する内鍋温度検出手段と、
を具備して、
少なくとも昇温工程と炊き上げ工程とを有する炊飯工程を前記制御手段により実行可能な電気炊飯器であって、
前記昇温工程は、被調理物の合数を判定する合数判定工程を含み、
前記合数判定工程において判定された合数を、前記炊き上げ工程における前記内鍋加熱手段の加熱量を設定するための複数のランクに区分して、
前記合数判定工程において判定された合数が、前記複数のランクのうち最大のランクに区分されると、前記炊き上げ工程において被調理物が沸騰するまでの前記内鍋加熱手段の加熱量を、通常の加熱量よりも増加させる、
ことを特徴とする電気炊飯器。 - 前記電気炊飯器は、
被調理物として液体の調理が可能であって、
前記制御手段は、前記合数判定工程において判定された合数が、前記最大のランクに区分されると、被調理物が液体であると判定し、前記炊き上げ工程において液体が沸騰するまでの前記内鍋加熱手段の加熱量を最大とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011102020A JP2012231915A (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 電気炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011102020A JP2012231915A (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 電気炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012231915A true JP2012231915A (ja) | 2012-11-29 |
Family
ID=47432906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011102020A Pending JP2012231915A (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 電気炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012231915A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016192145A1 (zh) * | 2015-06-05 | 2016-12-08 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具及烹饪器具的烹饪控制方法、装置 |
KR20180024630A (ko) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 쿠쿠전자주식회사 | 증기 배출부의 점검 기능을 지닌 전기 압력 조리기 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07265199A (ja) * | 1994-04-01 | 1995-10-17 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2001087130A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-03 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 炊飯器 |
JP2005296247A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2007000327A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
-
2011
- 2011-04-28 JP JP2011102020A patent/JP2012231915A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07265199A (ja) * | 1994-04-01 | 1995-10-17 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2001087130A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-03 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 炊飯器 |
JP2005296247A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2007000327A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016192145A1 (zh) * | 2015-06-05 | 2016-12-08 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具及烹饪器具的烹饪控制方法、装置 |
JP2018518343A (ja) * | 2015-06-05 | 2018-07-12 | 佛山市順徳区美的電熱電器制造有限公司 | 調理器具、調理器具の調理制御方法及び調理制御装置 |
US10743702B2 (en) | 2015-06-05 | 2020-08-18 | Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co., Limited | Cooking appliance, and cooking control method and device thereof |
KR20180024630A (ko) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | 쿠쿠전자주식회사 | 증기 배출부의 점검 기능을 지닌 전기 압력 조리기 |
KR102492446B1 (ko) * | 2016-08-30 | 2023-01-27 | 쿠쿠전자 주식회사 | 증기 배출부의 점검 기능을 지닌 전기 압력 조리기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102482678B1 (ko) | 가스 검출 장치, 조리 장치 및 그 제어 방법 | |
CN103108576A (zh) | 多功能烹调器 | |
CN108720577A (zh) | 一种控制方法和设备 | |
CN110353469B (zh) | 烹饪器具、烹饪的方法及计算机存储介质 | |
JP6447079B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP2000041838A (ja) | 電気鍋 | |
JP5863452B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP6341080B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
CN108937524A (zh) | 显示烹饪倒计时时间的方法和装置、存储介质及烹饪器具 | |
JP2012231915A (ja) | 電気炊飯器 | |
JP5724467B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP2015016385A (ja) | 炊飯器 | |
JP2011217874A (ja) | 電気炊飯器 | |
CN112107216B (zh) | 烹饪器具的控制方法及烹饪器具 | |
JP2008023134A (ja) | 炊飯器 | |
JP5888389B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP2013106817A (ja) | 炊飯器 | |
JP5795931B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP5855056B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP5724648B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP4193747B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP4026611B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP2008206541A (ja) | 加熱調理器 | |
JP4033164B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP3034165B2 (ja) | 炊飯器における炊飯容量判別方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141111 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141212 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150609 |