JP2001087130A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2001087130A
JP2001087130A JP27383599A JP27383599A JP2001087130A JP 2001087130 A JP2001087130 A JP 2001087130A JP 27383599 A JP27383599 A JP 27383599A JP 27383599 A JP27383599 A JP 27383599A JP 2001087130 A JP2001087130 A JP 2001087130A
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rice
heating
user
rice cooker
heating condition
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JP27383599A
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English (en)
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Toshiaki Kawai
敏明 河合
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーの個々の好みにもより適合した炊飯
を行わせることが可能な炊飯器を提供する。 【解決手段】 吸水・昇温・炊き上げ・むらしの各炊飯
工程毎の加熱条件を、予め設定された標準加熱条件か
ら、加熱条件変更スイッチ23i・23j・23k・2
3mの操作によって、ユーザー所望の加熱条件に変更し
得るように構成する。これにより、各工程での加熱条件
を標準加熱条件としたときの炊き上げ状態に充分に満足
できない場合でも、各工程での加熱条件をユーザー自ら
が適宜変更することによって、ユーザーの好みにより合
致した加熱条件を求めて炊飯を行わせることが可能にな
るので、味へのこだわりの強いユーザーにも充分に満足
感を与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白米や早炊き・炊
込みなどからユーザーが選択した炊飯メニューに応じて
炊飯加熱運転を行うように構成された炊飯器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の例えばマイコン炊飯ジャーと称さ
れる電気炊飯器では、通常、炊飯器本体の前面上部側に
液晶表示部が設けられ、また、マイコンと共に内蔵され
ているメモリに、例えば白米や早炊き・炊込みなどの各
種炊飯メニューに対応する炊飯加熱条件が予め記憶され
ている。そして、液晶表示部に炊飯メニューを表示さ
せ、この中から、ユーザーが所望の炊飯メニューを選択
して炊飯開始スイッチを押すと、選択された炊飯メニュ
ーに対応する炊飯加熱条件を読み出し、この条件に従っ
て、炊飯加熱運転がフルオートで実行されるようになっ
ている。
【0003】このときの運転について、例えば本発明の
説明図である図4(a)を参照して説明すると、大きく
は、所定の温度で一定時間保持してお米に吸水させるた
めの吸水工程、その後に火力を強め沸騰するまで加熱す
る昇温工程、沸騰後に完全に水が無くなるまで加熱する
炊き上げ工程、ユーザーの選択に応じて挿入されるおこ
げ工程、所定のむらし温度で保持するむらし工程に分け
て制御されている。
【0004】すなわち、例えば「白米」の場合には、吸
水工程で例えば49℃−900秒のような加熱条件が設
定され、また、昇温工程では火力が、炊き上げ工程では
火力と終了温度が、おこげ工程やむらし工程では各保持
温度等が、それぞれ各種炊飯メニューに応じて予め設定
され記憶されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に設定された加熱条件はあくまで標準的なもので、これ
に、通常は「かため」や「やわらかめ」をユーザーによ
って選択設定し得るように構成されている。これらの設
定があった場合には、前記吸水工程での加熱条件に所定
の変更を加えて炊飯が行われる。
【0006】こうして炊き上がったご飯で、大半のユー
ザーには充分に満足感を感じさせ得るものの、炊き上が
ったご飯のかたさややわらかさ以外の例えば粘りや歯応
えなども加えてより質の高いご飯を炊き上げようとする
と、これには個人差もあり、また、このようなご飯の質
には上記吸水工程での加熱条件と共に、その後の工程で
の各加熱条件が複雑にからんでくるため、標準的な加熱
条件は確立し難い。このため、例えば味へのこだわりの
強い一部のユーザーがより美味しいご飯を望む場合等に
は、これに充分には応えられないという問題が生じてい
る。
【0007】本発明は、上記した問題点に鑑みなされた
もので、その目的は、ユーザーの個々の好みにもより適
合した炊飯を行わせることが可能な炊飯器を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の請求項1
の炊飯器は、吸水・昇温・炊き上げ・むらしの各工程毎
の加熱条件に従って炊飯加熱運転を制御する運転制御手
段を備える炊飯器であって、加熱条件変更スイッチと、
各工程毎の加熱条件を予め設定された標準加熱条件から
加熱条件変更スイッチの操作に応じてユーザー加熱条件
に変更する加熱条件変更手段とを設けていることを特徴
としている。
【0009】このような構成の炊飯器では、各工程での
加熱条件を標準加熱条件としたときの炊き上げ状態に充
分に満足できない場合でも、各工程での加熱条件をユー
ザー自らが適宜変更することによって、ユーザーの好み
により合致した加熱条件を求めて炊飯を行わせることが
可能になるので、例えば味へのこだわりの強いユーザー
にも充分に満足感を与えることができる。
【0010】請求項2の炊飯器は、請求項1の炊飯器に
おいて、標準加熱条件からの変更が所定の範囲内に制限
されていることを特徴としている。
【0011】すなわち、標準加熱条件に対して大きく異
なる条件がユーザー加熱条件として設定された場合に
は、例えば焦げ過ぎが生じるなど、正常な炊飯が行われ
なくなるおそれがある。そこで、このような不具合が生
じることなく正常な炊飯が確保される範囲内で標準加熱
条件からの変更が可能なように構成しておくことで、ユ
ーザーは自分の好みにあった加熱条件を安心して求める
ことができ、加熱条件の変更設定操作が容易になる。
【0012】請求項3の炊飯器は、請求項1又は2の炊
飯器において、炊飯器本体に設けられた液晶パネルに、
加熱条件変更スイッチの操作に応じて標準加熱条件から
変更されるユーザー加熱条件を表示させる表示制御手段
を設けていることを特徴としている。
【0013】この構成においては、標準加熱条件からの
変更を液晶パネルの表示を見て確認しながら行うことが
できるので、これによっても、加熱条件の変更設定操作
が容易になる。
【0014】請求項4の炊飯器は、請求項3の炊飯器に
おいて、ユーザー加熱条件を確認するための確認操作ス
イッチを設け、設定されたユーザー加熱条件を確認操作
スイッチの操作時に上記液晶パネルに表示させる制御を
上記表示制御手段が行うことを特徴としている。
【0015】この構成によれば、確認操作スイッチを操
作すれば、その時点で設定されているユーザー加熱条件
が液晶パネルに表示されるので、例えば、さらに加熱条
件を変更する操作を、この時点で表示された条件を基準
にして行うことができる。これによっても、より自分好
みの炊飯を行わせる加熱条件を求める操作が容易にな
る。
【0016】請求項5の炊飯器は、請求項1から4のい
ずれかの炊飯器において、標準加熱条件から変更された
ユーザー加熱条件を取消して標準加熱条件に戻すための
リセット操作手段を、炊飯加熱運転を中断させるときに
操作される取消スイッチとは別に設けていることを特徴
としている。
【0017】この構成によれば、例えば炊飯加熱運転中
にユーザー加熱条件の設定を行えるようにすることも可
能であり、この場合に、ユーザー加熱条件の取消しはリ
セット操作手段で行うようになっているので、誤って取
消スイッチを押して炊飯加熱運転を中断させてしまうと
いうような不具合が生じることが防止される。
【0018】請求項6の炊飯器は、請求項1から5のい
ずれかの炊飯器において、各工程毎の加熱条件にユーザ
ー加熱条件が含まれたユーザープログラムを複数記憶す
るユーザープログラム記憶手段と、これらユーザープロ
グラムの中から1つを選択すべく操作されるユーザーメ
ニュー選択スイッチとを設け、選択されたユーザープロ
グラムに従って前記運転制御手段が炊飯加熱運転を制御
することを特徴としている。
【0019】この構成によれば、例えば季節や炊き上が
りの時間帯など、ご飯を食するときの環境条件等も加味
し、これら環境条件が相違する毎に、より美味しく感じ
られるユーザ加熱条件をそれぞれ求めてユーザープログ
ラムとして記憶させておくことで、以降は、ユーザーメ
ニュー選択スイッチの操作だけで、いつでも自分好みの
ご飯を炊き上げることが可能となる。
【0020】請求項7の炊飯器は、請求項6の炊飯器に
おいて、白米やおこわ・おかゆなどの複数の炊飯メニュ
ーにそれぞれ対応させて各工程毎の標準加熱条件を予め
設定する一方、各炊飯メニュー毎に、標準加熱条件から
ユーザー加熱条件に変更し得るように形成していること
を特徴としている。
【0021】この構成によれば、通常の白米の炊飯時だ
けでなく、例えばおこわやおかゆなどを炊飯する場合
も、より好みにあった加熱条件を求めてユーザープログ
ラムとして設定できるので、さらに使い勝手が向上す
る。上記のように複数のユーザープログラムを記憶させ
るユーザープログラム記憶手段として、請求項8の炊飯
器のように、磁気ディスクなどの外部記憶媒体にユーザ
ープログラムを記憶させるべく、炊飯器本体に外部記憶
媒体への情報の書き込み・読み出し手段を設けた構成と
することによって、より多様なユーザープログラムを記
憶させることができる。
【0022】請求項9の炊飯器は、請求項1から8のい
ずれかの炊飯器において、炊飯器本体内に前記運転制御
手段によって通電制御される加熱手段を複数設け、これ
ら加熱手段への通電量の比を標準加熱条件から変更して
ユーザー加熱条件として設定し得るように形成している
ことを特徴としている。
【0023】この構成によれば、さらに複数の加熱手段
への通電量の比をユーザーが標準条件から変更して設定
し得るようになっているので、例えば炊飯量に応じた通
電比を求めて設定することで、さらに好みに合った炊飯
を行わせることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図7に示すよう
に、本実施形態に係る炊飯器は、炊飯器本体1と、この
炊飯器本体1の上部に取付けられた蓋体2と、炊飯器本
体1の略中央に形成されている下方への凹入空間に着脱
自在に装着された内鍋3とを備えている。炊飯器本体1
は、有底筒状の外ケース4と、上記凹入空間を囲う内ケ
ース5と、これらケース4・5の各上端側を相互に連接
するように設けられた肩ケース6とを備え、これらの間
に機器配設空間7が形成されている。
【0025】この機器配設空間7には、内ケース5の中
心線上における底部側に、センタセンサユニット8が配
置されている。このユニット8には、内ケース5を貫通
して上方に突出するセンサ取付部8a内に、サーミスタ
等からなる温度センサ9が設けられている。センサ取付
部8aは上下動可能に構成され、バネによってその上限
位置に位置するように付勢されている。
【0026】上記センサ取付部8aは、内鍋3の装着時
に、この内鍋3の底壁によってやや押し下げられた状態
となる。これによって、上記温度センサ9が内鍋3の底
壁面にほぼ密着した状態で、この内鍋3の温度が検出さ
れる。さらにセンタセンサユニット8には内鍋検出スイ
ッチ10が取付けられ、このスイッチ10は、センサ取
付部8aが上記のように押し下げられた位置で閉成し、
内鍋3が取り外されてセンサ取付部8aが上昇した位置
で開成するように構成されている。
【0027】上記センタセンサユニット8の側方には、
このユニット8を囲うようにドーナツ状に巻装された第
1の電磁誘導コイル11Aが、内ケース5の底壁に下側
から近接させて配置されている。また、内ケース5にお
ける底部外周側の湾曲部に沿うように、第2の電磁誘導
コイル11Bが、さらに、その上方における内ケース5
の円筒部外周に第3の電磁誘導コイル11Cがそれぞれ
設けられている。
【0028】また、第3電磁誘導コイルの上方における
内ケース5の外周に、抵抗加熱式の電気ヒータ12Aが
さらに巻装され、また、肩ケース6の上端内周側には、
後述する放熱板15を加熱してこの放熱板15での結露
を防止するための肩ヒータ12Bが設けられている。以
下では、炊飯加熱運転時に通電される加熱手段としての
上記各第1〜第3電磁誘導コイル11A〜11Cをワー
クコイル11、電気ヒータ12Aと肩ヒータ12Bとを
保温ヒータ12と各々総称して説明する。
【0029】蓋体2は、その後端側(図において右端
側)で肩ケース6の上端にヒンジ機構13によって回動
自在に取付けられている。一方、蓋体2の前端側には、
内ケース5の上面開口を覆う閉位置(図示の位置)でこ
の蓋体2を炊飯器本体1にロックするためのロック機構
14が設けられている。また、この蓋体2の下面には放
熱板15が取付けられており、この放熱板15の中心箇
所に蒸気口キャップ16が、また、このキャップ16の
上方に調圧弁ユニット17がそれぞれ設けられている。
【0030】このような構成の炊飯器では、お米と水と
が収容された内鍋3が炊飯器本体1にセットされたとき
の炊飯加熱運転が次のように行われる。すなわち、ワー
クコイル11への通電が開始され、これに伴って内鍋3
に渦電流が生じて発熱することにより、内鍋3の温度が
上昇してお米と水とが加熱される。ワークコイル11へ
の通電状態を継続して沸騰温度(炊き上がり温度)に達
したことが検出されると、ほぼこの温度に保持するよう
な通電量の制御が行われ、さらに、この状態で水がお米
に次第に吸収され、水が無くなって炊き上げ状態になる
と、内鍋3に上記沸騰温度からの急激な温度上昇変化が
生じる。このような温度変化が検出されると、内鍋3の
温度を沸騰温度付近まで低下させるようにワークコイル
11への通電制御が行われ、この状態を所定時間維持す
ることによって、炊き上がったご飯の蒸らしが行われ
る。
【0031】こうしてご飯の炊き上げを終了すると、保
温運転に自動的に移行する。この保温運転では、ワーク
コイル11への通電量を低下させ、また、前記保温ヒー
タ12への通電を開始して、炊き上げ後のご飯を例えば
72℃程度の保温温度に保持する。なお、この保温運転
での目標加熱温度として、上記した72℃と、例えば6
4℃とを切換得るようになっている。長時間保温する場
合には64℃の低温保温を選択することで、ご飯の乾燥
や黄ばみ、臭いなどの発生が抑えられる。さらに、保温
運転中に再加熱運転を開始させ得るようにもなってお
り、この運転では、加熱力を強めた運転が所定時間行わ
れ、これによって、特に上記した低温保温状態のご飯を
暖めて食べごろの温度にすることができる。
【0032】このような炊飯加熱運転や保温運転が行わ
れているときには、例えば炊き上がりまでの残時間や、
保温経過時間などが、炊飯器本体1の前面(図において
左側の面)に表示される。すなわち、炊飯器本体1の前
面側は前方への膨出状に形成され、この部位における上
部側は肩ケース6の前面壁6aが湾曲状に形成されて、
この炊飯器本体1の前面上部側の外装ケースを構成する
前面壁6aに、後述する操作表示部20が設けられてい
る。
【0033】この前面壁6aの内側に、二枚重ね構造の
液晶パネル21が斜めに傾斜させて配置されている。さ
らにこの液晶パネル21の内側に、運転制御装置として
の後述するマイクロコンピュータが搭載された制御回路
基板22が設けられている。この基板22には、その下
側の部位に、操作スイッチ23が紙面に直交する方向に
複数並べて取付けられ、これら操作スイッチ23は、前
面壁6aを貫通する先端側のタクトキーを前面側から押
下操作することによって、操作信号が上記運転制御装置
に入力されるようになっている。
【0034】操作表示部20には、図1(a)に示すよ
うに、前記液晶パネル21での文字表示領域を透過視認
させる液晶表示部21aが中央に設けられ、この液晶表
示部21aの左右および下側を囲うように、上記した複
数の操作スイッチ23、すなわち、図において右側か
ら、前記した炊飯加熱運転を開始させるための炊飯スイ
ッチ23a、予約運転を開始させるための予約スイッチ
23b、液晶表示部21aに表示される「白米」・「早
炊き」・「炊込み」…などの炊飯メニューを選択するた
めのメニュースイッチ23c、液晶表示部21aに表示
される現在時刻の修正や予約運転での炊き上がり時刻の
設定時に操作される「分」設定スイッチ23dおよび
「時」設定スイッチ23e、前記した再加熱運転を開始
させるための再加熱スイッチ23f、炊飯加熱運転や保
温運転等の中断や設定操作時における設定内容の取消を
行うための取消スイッチ23g、前記保温運転を開始さ
せるための保温スイッチ23hが配置されている。
【0035】さらに中央下側に、後述するマイプログラ
ムの設定を行うときに操作されるマイプログラムスイッ
チ23i・左シフトスイッチ23j・右シフトスイッチ
23k・セットスイッチ23mが配置されている。
【0036】図2には、上記のような炊飯加熱運転や保
温運転等を制御する制御ブロック図を示している。同図
において、30は運転制御装置(運転制御手段)として
の機能を有するマイクロコンピュータ(以下、マイコン
と略記する)で、このマイコン30に、前記した温度セ
ンサ9で検出される内鍋温度信号と、内鍋検出スイッチ
10で検出される内鍋有無信号とが、それぞれ温度セン
サ検知回路31・鍋検知回路32を介して入力される。
マイコン30は、これら各信号を監視しながら、前記し
た炊飯加熱運転や保温運転時には、メモリ30aに予め
記憶されている加熱条件に従って、メインヒーター駆動
回路33を介してワークコイル11への通電制御を、ま
た、保温ヒーター駆動回路34を介して保温ヒータ12
への通電を制御する。
【0037】なお、同図において、35は交流100V
又は200Vの商用電源、36は温度ヒューズ、37は
整流回路である。また、38はブザーであって、例えば
炊飯加熱運転でご飯が炊き上がった時などに、ブザー駆
動回路39を介してブザー38に通電され、「ピッ」と
いうようなブザー音が報知される。
【0038】さらに、上記マイコン30には、前記した
各操作スイッチ23a〜23mが接続され、これらを利
用者が操作したときの操作信号がマイコン30に入力さ
れて、前記した炊飯加熱運転や保温運転等の運転モード
が設定され、また、これら操作の過程での液晶パネル2
1での表示の切換えがこのマイコン30によって制御さ
れる。
【0039】例えば図3(a)には、二枚重ね構造の液
晶パネル21での表側パネルに形成されている全ての表
示文字パターンを示している。このうち、待機状態のと
きには、同図(b)に示すように、現在時刻と、炊飯メ
ニューとを表示する制御がマイコン30によって行われ
る。なお、同図に示されている「ふつう」および「つや
つや長持ち」は、前回の炊飯加熱運転時に選択された炊
飯条件・保温条件で、「つやつや長持ち」は前記した低
温保温が選択されたことを示している。
【0040】同図(c)は、上記の待機状態から予約運
転が設定され、この運転における炊飯加熱運転を開始さ
せるまでの表示状態を示している。このとき、設定され
た炊き上がり時刻、選択された炊飯メニュー、および
「ふつう」と「つやつや長持ち」との炊飯条件・保温条
件が「予約1」に設定されて、この設定内容での運転が
行われていることを示している。
【0041】一方、同図(d)は、前記メニュースイッ
チ23cの操作で「炊込み」が選定され、その後に炊飯
スイッチ23aを押すことによって開始された炊飯加熱
運転中の表示状態である。なお、同図の場合には、上記
炊飯スイッチ23aを二度押しすることによって「おこ
げ」の炊飯条件が追加され、また、「つやつや高温」の
保温条件、すなわち、前記した72℃程度の通常の保温
条件が選択された炊飯加熱運転が行われており、炊き上
がりまでの残時間が「10分」になったことを示してい
る。
【0042】ここで、上記のような炊飯加熱運転での具
体的な制御内容について、図4(a)を参照して説明す
る。なお、同図には、炊飯メニューが「白米」のときの
加熱制御温度や時間、火力についての具体数値例を
(b)〜(f)に付記している。通常は、これら各テー
ブル中の「標準」の欄に記載されている標準加熱条件が
選択されて運転が制御される。
【0043】まず、炊飯スイッチ23aが押されて運転
が開始されると、所定の短時間t0の間に、前記内鍋検
出スイッチ10や温度センサ9からの検出信号に基づい
て、内鍋3の有無や水温が確認される。次いで、前記ワ
ークコイル11への通電が開始され、まず吸水工程とし
ての温度制御が行われる。この吸水工程では、同図
(b)に示すように、標準条件では900秒程度の間、
例えば49℃に保持する制御が行われる。
【0044】これに続く昇温工程では、ワークコイル1
1への通電量を増加させる制御に切換えられる。なお、
この工程の当初に、例えば通電量を一定にしたときの温
度上昇度合いが検出され、これから、内鍋3に収容され
ているお米の合数が判定される。そして、その後のワー
クコイル11への通電量、すなわち火力が、同図(c)
に示すように、上記で判定された合数(A〜D)に応
じ、例えば合数が多いAのときにはフルパワーの90
%、合数が少ないDのときには70%に通電量を制御し
て、沸騰が検知されるまでこの加熱運転が継続される。
【0045】この運転を継続して沸騰状態になったこと
が検知されると、次いで炊き上げ工程での制御に移行す
る。この工程では、火力を同図(d)のテーブル中に示
すような値に変更し、この運転を、同図(d)における
炊き上げ温度T2のテーブル中に記載されている温度が
検出されるまで継続する。そして、この炊き上げ温度T
2に達したことが検出されると、次いで、炊飯開始前の
操作で「おこげ」が選択されている場合は、その後の温
度を同図(e)のテーブル中に記載の温度T3に保持す
る運転を所定時間継続する。そして、その後のむらし工
程で、同図(f)のテーブル中に記載のむらし温度T4
に保持する運転を所定時間継続して炊飯加熱運転を終了
する。その後は、前記した保温運転に自動的に移行す
る。
【0046】こうして炊き上がったご飯の状態は、上記
した各工程の時間や温度等の加熱条件に大きく依存す
る。そこで、本実施形態の炊飯器においては、各工程に
おける条件を、同図(b)〜(f)中に記載されている
標準加熱条件に対し、これよりも高め、または低め(時
間条件では長めまたは短め)に、それぞれユーザーが自
ら変更して、各工程での標準加熱条件を組合せた標準プ
ログラムとは異なる条件でお米を炊き上げ、これによっ
て、ユーザーがより自分の好みに合った炊飯を行わせる
ことが可能となっている。以下、ユーザーが、上記のよ
うに標準加熱条件とは異なる加熱条件を設定してユーザ
ープログラムを作成し、登録する際の手順について説明
する。
【0047】例えば、前記図3(b)の待機画面が表示
されている状態でマイプログラムスイッチ23iを押す
と、この画面から、図1(b)に示す画面に切換わる。
これは、二枚重ね構造の液晶パネル21での表側のパネ
ル表示が消え、裏側のパネルの表示画面に切換わったも
ので、上方から「吸水時間」「吸水温度」「昇温火力」
…など、標準条件から変更可能な7つの設定項目が並べ
て表示され、各項目毎に、「標準」を挟んで「長」
「短」(又は「高」「低」)の選択条件が表示されてい
る。なお、「おこげ」の項目には「なし」の選択条件が
さらに付加され、また、7つの設定項目の下側に「リセ
ット」の項がさらに表示されている。
【0048】マイプログラムスイッチ23iが押されて
上記画面に切換わった当初には、図示してはいないが、
各設定項目中の最上段の「吸水時間」が白黒反転表示さ
れており、また、各選択条件は、中央の「標準」(或い
は、前回の操作で選択された選択条件)が白黒反転表示
されている。そこで、まず、「吸水時間」の条件を「標
準」よりも長くしたい場合には左シフトスイッチ23j
を押す操作を行う。これにより、白黒反転表示が「標
準」から「長」に切換わる。一方、「標準」よりも短く
したい場合には右シフトスイッチ23kを押すことで、
白黒反転表示が「標準」から「短」に切換わる。このよ
うな操作に続いてセットスイッチ23mを押すことで、
このときに白黒反転されている選択条件が記憶される。
すなわち、上記のような操作に応じて、マイプログラム
での吸水時間t1として、前記図4(b)に示すよう
に、標準の900秒に対して、「長」が選択された場合
には1020秒、「短」が選択された場合には780秒
が、前記メモリ30aに記憶される。
【0049】上記のように吸水時間t1を選択してセッ
トスイッチ23mを押した時点で、同時に、図1(b)
における設定項目の白黒反転表示が「吸水時間」から二
段目の「吸水温度」に切換わる。そこで、この状態か
ら、左右のシフトスイッチ23j・23kを操作してこ
の吸水温度条件を上記同様に選択し、再度セットスイッ
チ23mを押すことで、この吸水温度条件も標準条件か
ら必要に応じて高め・低めに設定される。
【0050】以降、同様の操作で、順次、昇温火力・炊
き上げ温度・炊き上げ火力の条件を選択して設定するこ
とができ、また、おこげ条件については、このおこげ工
程を必要としない場合には「なし」を選択し、必要とす
る場合には標準温度、若しくはこれよりも高め・低めの
いずれかを選択する。最後にむらし工程での温度条件
を、「高」「標準」「低」のうちから左右のシフトスイ
ッチ23j・23kを操作して選択し、セットスイッチ
23mを押すことで、選択されたむらし工程での温度条
件が記憶される。そして、この後にマイプログラムスイ
ッチ23iを再度押すことで、上記7項目の各選択条件
がマイプログラム(ユーザープログラム)として前記メ
モリ30aに記憶(登録)され、マイプログラムのセッ
ト操作が終了する。この時点で登録受付けを示すように
「ピッ」というようなブザー報知が行われて、画面は前
記待機画面に切換わる。
【0051】なお、むらし工程での条件選択後にセット
スイッチ23mを押すと、このときの選択条件が記憶さ
れると同時に、反転表示が「むらし」から「リセット」
に移動する。この状態で、マイプログラムスイッチ23
iを押すと上記のようにマイプログラムとして登録され
るが、セットスイッチ23mを押すとマイプログラムは
リセットされ、各項目の選択条件は全て「標準」に戻さ
れてマイプログラムとしての登録は行われずに、待機画
面に切換える制御が行われる。
【0052】図5には、上記のようなマイプログラムの
設定操作に応じて液晶表示部21aでの表示を切換制御
する前記マイコン30での制御フローチャートを示して
いる。すなわち、同図(a)に示すように、マイプログ
ラムスイッチ23iが押されてON信号がマイコン30
に入力されるとこの制御が開始され、まず、図1(b)
に示したマイプログラム設定画面への切換えが行われる
(ステップS1)。次いで、吸水時間t1のセット操作
に対応する制御が行われる(S2)。この制御は、図5
(b)に示すように、左右のシフトスイッチ23j・2
3kの操作に応じ、前記「長」「標準」「短」の選択条
件の白黒反転の切換えを行い(ステップS21・S2
2)、また、セットスイッチ23mが操作されてこれの
ON信号が入力されると(S23)、この時点で選択さ
れている選択条件を記憶して(S24)、設定項目での
白黒反転表示を「吸水時間」から「吸水温度」に切換え
る(S25)。
【0053】以降、同様な手順にて、同図(a)に示す
ように、吸水温度・昇温火力・炊き上げ温度・炊き上げ
火力・おこげ温度・むらし温度の各セット操作に対応す
る制御(S3〜S8)が行われ、その後にマイプログラ
ムスイッチ23iが押されると(S9)、各セット条件
の組合せをマイプログラムとして登録し(S10)、表
示画面を元の待機画面に切換えて(S11)、このとき
のマイプログラム設定操作に対応する制御を終了する。
【0054】図6には、上記のような操作で登録された
マイプログラムで炊飯が開始されるときのマイコン30
での制御手順を示している。前記の待機画面が表示され
ているときに前記メニュースイッチ23cが押される
と、まず、炊飯メニューの選択表示を行う(ステップS
31)。すなわち、前記図3(b)に示したように、待
機画面中にはその右端側に、「白米」「早炊き」…が縦
に並べて表示され、その最下段に「マイプログラム」の
選択メニューが表示されている。この状態でメニュース
イッチ23cが押されると、前回の炊飯運転開始時に選
択されていた炊飯メニューを白黒反転表示させる処理を
行う。
【0055】この状態から、続けてメニュースイッチ2
3cを押す毎に、反転表示位置が順次下方向に移動す
る。したがって、当初に例えば最上段の「白米」が白黒
反転表示されたとすると、メニュースイッチ23cをそ
の後に7回押すことで「マイプログラム」が反転表示さ
れてこの炊飯メニューが選択され、この状態で炊飯スイ
ッチ23aが押されることによって、このマイプログラ
ムでの炊飯加熱運転が開始される。
【0056】このような操作に対応して、マイコン30
では、図6に示すように、前記ステップS31の処理に
続けて、メニュースイッチ23cが押される毎に炊飯メ
ニュー表示を順次切換える制御を行い(S32・S3
3)、そして、炊飯スイッチ23aが押されたとき(S
34)の炊飯メニューが「マイプログラム」の場合には
(S35)、このメニューで炊飯加熱運転を実行するた
めの準備、すなわち、登録されているマイプログラムで
の各炊飯条件を読み出す処理を行い(S36)、この条
件に従って炊飯加熱運転を実行する(S37)。
【0057】なお、ステップS35において、選択され
た炊飯メニューが「マイプログラム」以外の「早炊き」
や「炊込み」などのその他の炊飯メニューの場合には、
各々に対応して予め設定されている標準の炊飯加熱条件
を読み出して炊飯加熱運転が開始される。
【0058】以上の説明のように、本実施形態の炊飯器
においては、吸水・昇温・炊き上げ・おこげ・むらしの
各工程毎の加熱条件を、標準加熱条件からユーザー自ら
が適宜変更し得るようになっているので、例えば味への
こだわりの強いユーザーも充分に満足感が得られる炊飯
を行わせることができる。
【0059】また、標準加熱条件からの変更操作に当た
っては、これを液晶パネル21での表示画面を見て確認
しながら行うことができるので、このような変更設定操
作も容易に行うことが可能となっている。
【0060】さらに、マイプログラムスイッチ23iを
押すと、このスイッチ23iが確認操作スイッチとして
も機能して、前回選択した加熱条件が白黒反転表示され
る。したがって、さらに自分好みの炊飯を行わせるべく
加熱条件を変更する操作を、この時点で表示された条件
を基準にして行うことができ、これによっても、自分好
みの加熱条件を求める操作を容易に行うことができる。
【0061】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記形態に限定されるもので
はなく、この発明の範囲内で種々変更することが可能で
ある。例えば上記形態においては、各標準加熱条件を挟
んで高めと低めとの予め定められた3段階のうちからユ
ーザー選択を行う構成としたが、標準加熱条件から連続
的(アナログ的)に条件変更を行えるようにすることも
可能である。
【0062】なおこの場合でも、標準加熱条件からの変
更可能範囲は、所定の範囲に限定した構成とすることが
好ましい。すなわち、標準加熱条件に対して大きく異な
る条件がユーザー加熱条件として設定された場合には、
例えば焦げ過ぎになるなど、正常な炊飯が行われなくな
るおそれがある。そこで、このような不具合が生じるこ
となく正常な炊飯が確保される範囲で標準加熱条件から
の変更が可能なようにしておくことで、ユーザーは自分
の好みにあった加熱条件を安心して求めることができ、
加熱条件の変更設定操作が容易になる。また、ユーザー
加熱条件で炊飯したときに、当初は生炊き等になるおそ
れも多分に生じるので、このような場合に対応し得る再
炊きモードでの炊飯メニューを付加しておくことが望ま
しい。
【0063】一方、上記実施形態では、待機状態からマ
イプログラムスイッチ23iを押すことで、マイプログ
ラムの設定を行う例を挙げたが、これは、例えば炊飯加
熱運転中や保温加熱運転中にも行えるようにすることが
できる。この場合に、上記では、セットスイッチ23が
マイプログラムのリセット操作手段としての機能を兼用
した構成となっている。すなわち、ユーザーが選定した
加熱条件を取消すためのリセットは、マイプログラム設
定画面でリセットの表示項目が白黒反転表示されている
ときにセットスイッチ23を押すことで生じ、したがっ
て、このリセットが、炊飯加熱運転を中断させるときに
操作される取消スイッチ23eとは別のスイッチ操作で
行われるので、炊飯加熱運転中等に誤って取消スイッチ
23eを押して運転を中断させてしまうような不具合が
生じることが防止される。
【0064】また上記では、マイプログラムスイッチ2
3iを押したときにマイプログラム設定画面への切換え
が生じるように構成したが、このような切換えがマイプ
ログラムスイッチ23iを続けて二度押ししたときに生
じるようにすることも可能である。すなわち、安易に画
面の切換えが生じないようにすることで、例えば待機画
面を見ながら予約運転の設定操作中に不用意にマイプロ
グラムスイッチ23iに触れるようなことがあっても、
画面の切換えが生じないようにすることで、予約運転や
その他の設定操作時における操作性が損なわれないよう
にすることができる。
【0065】また上記では、待機画面中の炊飯メニュー
として「マイプログラム」を1つ表示させる例、すなわ
ち、マイプログラムを1つだけ、ユーザープログラム記
憶手段としての機能を有する前記メモリ30aに記憶
(登録)できるように構成した例を挙げたが、待機画面
中に「マイプログラム1」「マイプログラム2」…のよ
うに表示させて、複数のマイプログラムを登録し得るよ
うに構成することもできる。このような構成によれば、
例えば季節や炊き上がりの時間帯など、ご飯を食すると
きの環境条件、或いは食する人の年齢や気分などに応じ
て、ユーザープログラムを作成して登録しておき、適
宜、その時々に応じたユーザープログラムを前記メニュ
ースイッチ23cで選択して炊飯することで、それぞれ
より美味しく感じられるご飯をいつでも容易に炊き上げ
ることが可能となる。なお、この場合には上記メニュー
スイッチ23cをそのままユーザーメニュー選択スイッ
チとしても機能させる構成とすることができる。
【0066】また、上記のように複数のマイプログラム
を登録し得る構成とする場合に、通常の「白米」の炊飯
工程だけでなく、例えばおこわやおかゆなどのその他の
炊飯メニューについても、各々の標準加熱条件からユー
ザー加熱条件に変更したマイプログラムを作成して登録
することで、各炊飯メニュー毎に自分好みの炊飯を行わ
せることができて、さらに使い勝手が向上する。
【0067】また、上記のように複数のマイプログラム
を登録する構成では、内蔵するメモリ30a以外に、M
DやMO・ICカードなどの外部記憶媒体に記憶させる
ようにすることも可能である。すなわち、図1(a)に
破線で示すように、操作表示部20に、外部記憶媒体の
挿入口40を設け、その内側に、図示してはいないが、
上記のような記憶媒体への情報の書き込み・読み出し装
置を設けて炊飯器本体1を構成する。このように、外部
記憶媒体を利用することで、より多くのユーザープログ
ラムを記憶させることができて使い勝手が向上する。
【0068】さらに上記実施形態においては、ユーザー
が変更し得る加熱条件として、吸水工程での温度と時
間、昇温工程および炊き上げ工程での各火力、炊き上げ
工程の終了温度、おこげ工程およびむらし工程での各保
持温度とした例を挙げたが、これに、例えば炊飯器本体
1内に高さ方向の位置を変えて配置している3個の電磁
誘導コイル11A〜11Cへの通電比も加えた構成等と
することも可能である。これにより、例えば炊飯量によ
り適合させて自分好みの通電比に変更することで、さら
に好みに合った炊飯を行わせることが可能になる。
【0069】また、吸水からむらしに至る炊飯工程での
各加熱条件の他、例えば保温運転での保持温度や、前記
した再加熱運転での加熱温度等についても、予め設定さ
れている標準加熱条件から、ユーザーが変更設定し得る
ように構成することも可能である。
【0070】また上記実施形態では、液晶パネル21と
して、所定の文字パターンや数値パターンが予め形成さ
れたセグメントタイプのパネルを二枚重ね構造とした例
を示したが、例えばドット表示タイプの液晶パネルを用
いて構成することも可能である。この場合には、マイプ
ログラムスイッチ23iを押したときに、例えば前記図
4(a)に示したようなチャートを表示させ、これに、
各工程毎の加熱条件を付記していくような表示とするこ
とで、マイプログラムを作成する際の加熱条件と炊き上
がったご飯との相関性をより理解し易くなり、したがっ
て、これによって、加熱条件の変更設定操作がさらに容
易になる。また、この場合には、例えば炊飯加熱運転中
の表示も、上記のようなチャートによって進行状況を表
示させるようにすることも可能である。
【0071】また、上記実施形態では、マイコン30
が、炊飯加熱運転や保温運転等を制御する運転制御手段
の機能に加え、マイプログラムスイッチ23iや左右の
シフトスイッチ23j・23k、セットスイッチ23m
から成る加熱条件変更スイッチの操作に応じてユーザー
加熱条件に変更する加熱条件変更手段としての機能、さ
らに、液晶パネル21にユーザーにより変更された加熱
条件を表示させる表示制御手段としての機能を兼用した
構成としたが、例えば前記のようにドット表示タイプの
液晶パネルを用いてチャート等を表示させる場合等で
は、画像処理専用のマイコンを表示制御手段として別途
設けて構成すること等も可能である。
【0072】さらに上記では、ユーザープログラム設定
用に、マイプログラムスイッチ23iや左右のシフトス
イッチ23j・23k、セットスイッチ23mを既存の
スイッチに追加して設け、これによって、スイッチの誤
操作を極力回避し得るように構成した例を挙げたが、例
えばマイプログラムスイッチ23iを押してマイプログ
ラム設定画面が表示された状態では、左右のシフトスイ
ッチ23j・23kの機能が「時」設定スイッチ23e
および「分」設定スイッチ23dの操作で、セットスイ
ッチ23mの機能をメニュースイッチ23cの操作でそ
れぞれ得られるように、既存のスイッチを兼用する構成
とすることも可能であり、これによって、コストアップ
を抑えることが可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の炊飯
器においては、吸水・昇温・炊き上げ・むらしの各工程
毎の加熱条件を、標準加熱条件からユーザー自らが適宜
変更し得るようになっているので、例えば味へのこだわ
りの強いユーザーも充分に満足感が得られる炊飯を行わ
せることができる。
【0074】請求項2の炊飯器においては、標準加熱条
件からの変更が所定の範囲内に制限されているので、正
常な炊飯が確保される範囲内で、ユーザーは自分の好み
にあった加熱条件を安心して求めることができ、変更設
定操作が容易になる。
【0075】請求項3の炊飯器においては、標準加熱条
件からの変更が液晶パネルで表示されるので、これによ
っても、加熱条件の変更設定操作が容易になる。
【0076】請求項4の炊飯器においては、設定された
ユーザー加熱条件が確認操作スイッチの操作時に液晶パ
ネルに表示されるので、例えば、さらに加熱条件を変更
する操作を、この時点で表示された条件を基準にして行
うことができ、これによっても、より自分好みの加熱条
件を求める操作が容易になる。
【0077】請求項5の炊飯器においては、ユーザー加
熱条件を取消すためのリセット操作手段を、炊飯加熱運
転を中断させるときに操作される取消スイッチとは別に
設けているので、例えば炊飯加熱運転中にユーザー加熱
条件の取消しを行う場合でも、誤って取消スイッチを押
して炊飯加熱運転を中断させてしまうというような不具
合が生じることが防止される。
【0078】請求項6の炊飯器においては、複数のユー
ザープログラムを記憶させることができるので、例えば
季節や炊き上がりの時間帯など、ご飯を食するときの環
境条件等が相違する場合でも、その時々に応じたユーザ
ープログラムを選択することで、自分好みのご飯をいつ
でも容易に炊き上げることができる。
【0079】請求項7の炊飯器においては、白米やおこ
わ・おかゆなどの複数の炊飯メニュー毎に、標準加熱条
件からユーザー加熱条件に変更し得るようになっている
のでさらに使い勝手が向上する。
【0080】請求項8の炊飯器においては、外部記憶媒
体にユーザープログラムを記憶させ得るようになってい
るので、より多くのユーザープログラムを記憶させるこ
とができて使い勝手が向上する。
【0081】請求項9の炊飯器においては、炊飯器本体
内の複数の加熱手段への通電量の比もユーザー加熱条件
として変更設定できるので、例えば炊飯量に応じて自分
好みの通電比に変更することで、さらに好みに合った炊
飯を行わせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における炊飯器を示すもの
で、同図(a)は正面図、同図(b)は上記炊飯器に設
けられている液晶表示部でのマイプログラムの設定画面
および操作キーを示す説明図である。
【図2】上記炊飯器の制御ブロック図である。
【図3】上記液晶表示部での切換表示を示すものであっ
て、同図(a)は炊飯画面での全表示内容を示す説明
図、同図(b)は待機時での表示内容を示す説明図、同
図(c)は予約運転時の表示内容の説明図、同図(d)
は炊飯加熱運転時の表示内容の説明図である。
【図4】上記炊飯器における炊飯工程を示すものであっ
て、同図(a)は炊飯加熱運転における温度変化を示す
チャート、同図(b)〜(f)は炊飯加熱運転時におけ
る制御項目を示すテーブルである。
【図5】上記炊飯器におけるマイコンでの制御手順を示
すものであって、同図(a)はマイプログラム設定時の
制御手順を示すフローチャート、同図(b)はマイプロ
グラム設定時における各加熱条件のセット操作時の制御
手順を示すフローチャートである。
【図6】上記マイプログラムでの炊飯を行うときのマイ
コンでの制御手順を示すフローチャートである。
【図7】上記炊飯器の全体構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 炊飯器本体 11A〜11C 電磁誘導コイル(加熱手段) 20 操作表示部 21 液晶パネル 21a 液晶表示部 23c メニュースイッチ(ユーザーメニュー選択スイ
ッチ) 23g 取消スイッチ 23i マイプログラムスイッチ(加熱条件変更スイッ
チ・確認操作スイッチ) 23j 左シフトスイッチ(加熱条件変更スイッチ) 23k 右シフトスイッチ(加熱条件変更スイッチ) 23m セットスイッチ23m(加熱条件変更スイッ
チ、リセット操作手段) 30 マイコン(運転制御手段、加熱条件変更手段、
表示制御手段) 30a メモリ(ユーザープログラム記憶手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水・昇温・炊き上げ・むらしの各工程
    毎の加熱条件に従って炊飯加熱運転を制御する運転制御
    手段を備える炊飯器であって、 加熱条件変更スイッチと、各工程毎の加熱条件を予め設
    定された標準加熱条件から上記加熱条件変更スイッチの
    操作に応じてユーザー加熱条件に変更する加熱条件変更
    手段とを設けていることを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 標準加熱条件からの変更が所定の範囲内
    に制限されていることを特徴とする請求項1の炊飯器。
  3. 【請求項3】 炊飯器本体に設けられた液晶パネルに、
    加熱条件変更スイッチの操作に応じて標準加熱条件から
    変更されるユーザー加熱条件を表示させる表示制御手段
    を設けていることを特徴とする請求項1又は2の炊飯
    器。
  4. 【請求項4】 ユーザー加熱条件を確認するための確認
    操作スイッチを設け、設定されたユーザー加熱条件を確
    認操作スイッチの操作時に上記液晶パネルに表示させる
    制御を上記表示制御手段が行うことを特徴とする請求項
    3の炊飯器。
  5. 【請求項5】 標準加熱条件から変更されたユーザー加
    熱条件を取消して標準加熱条件に戻すためのリセット操
    作手段を、炊飯加熱運転を中断させるときに操作される
    取消スイッチとは別に設けていることを特徴とする請求
    項1から4のいずれかの炊飯器。
  6. 【請求項6】 各工程毎の加熱条件にユーザー加熱条件
    が含まれたユーザープログラムを複数記憶するユーザー
    プログラム記憶手段と、これらユーザープログラムの中
    から1つを選択すべく操作されるユーザーメニュー選択
    スイッチとを設け、選択されたユーザープログラムに従
    って前記運転制御手段が炊飯加熱運転を制御することを
    特徴とする請求項1から5のいずれかの炊飯器。
  7. 【請求項7】 白米やおこわ・おかゆなどの複数の炊飯
    メニューにそれぞれ対応させて各工程毎の標準加熱条件
    を予め設定する一方、各炊飯メニュー毎に、標準加熱条
    件からユーザー加熱条件に変更し得るように形成してい
    ることを特徴とする請求項6の炊飯器。
  8. 【請求項8】 磁気ディスクなどの外部記憶媒体にユー
    ザープログラムを記憶させるべく、炊飯器本体に外部記
    憶媒体への情報の書き込み・読み出し手段を設けている
    ことを特徴とする請求項6又は7の炊飯器。
  9. 【請求項9】 炊飯器本体内に前記運転制御手段によっ
    て通電制御される加熱手段を複数設け、これら加熱手段
    への通電量の比を標準加熱条件から変更してユーザー加
    熱条件として設定し得るように形成していることを特徴
    とする請求項1から8のいずれかの炊飯器。
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