JP2517365B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2517365B2
JP2517365B2 JP63196925A JP19692588A JP2517365B2 JP 2517365 B2 JP2517365 B2 JP 2517365B2 JP 63196925 A JP63196925 A JP 63196925A JP 19692588 A JP19692588 A JP 19692588A JP 2517365 B2 JP2517365 B2 JP 2517365B2
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cooking
rice
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heating
pan
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池本  大輔
健一 大阪
冨士雄 大田
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は調理工程を絵で表示する調理器に関する。
(ロ)従来の技術 従来の調理器例えば炊飯器では、炊飯の工程を使用者
に知らせるためにその工程名を表示部に印刷しておき、
その工程名の近くに配設した発光ダイオード等の表示素
子を工程に応じて順次点灯したり(特開昭61-137519号
公報等)、或いは工程名そのものを液晶表示素子によっ
て順次表示するようにしている。
また、鍋無し警報表示や調理コース表示も上記と同様
に行なっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述のように従来の調理器では、調理工程名をLEDの
点灯位置或いは液晶表示素子によって表示しているのみ
であり、現在行なわれている調理工程の具体的状況まで
は分からなかった。即ち、“予熱”、“炊飯”等の工程
名を表示するだけでは、鍋の加熱量、鍋内の調理物の様
子がどうなっているか充分把握することができなかっ
た。
そこで本発明は、調理工程を模式する絵素の組み合わ
せにより調理工程を視覚的に表現してより分かり易く表
示できる調理器を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、温度検知手段及び計時手段の情報に基ずい
て調理工程を判別し加熱手段を制御する調理制御手段
と、該調理制御手段によって判別された調理工程を表示
する表示手段を備え、該表示手段は複数の絵素で構成し
た調理工程表示部を有し、前記絵素の組み合せ状態を変
化させて調理工程を表示するように構成したものであ
る。
(ホ)作用 本発明は上記のように構成しているので、各種の調理
工程を複数の絵素の組み合せを変化させて模式的に表現
し、現在の調理工程を視覚的により分かり易すく表示す
る。
(ヘ)実施例 以下本発明の実施例を図面に従って説明する。第1図
は本発明が実施された調理器の概略ブロツク図、第2図
は操作パネル部を示す。(1)は炊飯及び調理制御を行
なうマイクロコンピユータで、内蔵するROM(2)に予
め記憶された調理プログラムに従って後述の制御動作を
行なう。(3)は電気ヒータ等で構成される加熱部で、
これにより米、水等の調理物を収納した鍋(4)が加熱
される。(5)は鍋(4)内に収納された調理物の温度
を間接的に検出するサーミスタより成る温度センサー
で、前記鍋(4)の外底部及び前記鍋(4)を施蓋する
蓋(6)に設けられており、温度情報はマイクロコンピ
ュータ(1)に送られる。(7)は前記鍋(4)の有無
を検知する鍋検知部、(8)は前記蓋(6)の開閉を検
知する蓋検知部で、調理準備未完了の報知もしくは調理
動作の禁止を行なうために用いられる。(9)はクロツ
ク信号を発生するクロツク部で、マイクロコンピユータ
(1)に計時機能を与え、時間による調理工程の判別、
現在時刻の表示、或いはタイマー調理を可能とする。
(10)は調理の終了或いはキー入力の確認等を報知する
ブザーである。
(11)は操作パネル部に設けたキー入力部で、第2図
に示すようにメニユーキー(12)、とりけし/保温キー
(13)、スタートキー(14)、時刻セツトキー(15)、
時間調節キー(16)、タイマー予約キー(17)から成
る。メニユーキー(12)は白米(炊き込み、おこわ)、
白米高速、おかゆ、玄米、パスタ、温泉卵の各調理コー
スを選択するもので、マイクロコンピュータ(1)は選
択されたコースに応じた調理プログラムを前記ROM
(2)から読み出す。スタートキー(14)は選択された
炊飯・調理コースの開始を指示する。そしてマイクロコ
ンピュータ(1)は、ROM(2)から読み出したプログ
ラムに従い、鍋(4)の温度及び時間情報に基づいて前
記加熱装置(3)による鍋(4)の加熱を制御するよう
に構成されている。
(18)は操作パネル部に設けた液晶表示器より成る表
示部で、調理工程を絵で表示する工程表示部(19)、現
在時刻等の時間を表示する時間表示部(20)、前記メニ
ユーキー(12)で選択されたコース名を表示するメニユ
ー表示部(21)を備えている。(18)′はLEDで構成さ
れた補助表示部である。そして工程表示部(19)は、昔
ながらの鍋(釜)による炊飯を模式して予熱、炊飯、む
らし及び保温等の複数の調理工程を1つの絵の中でその
絵素の組み合わせを変化させて表示するもので、鍋(2
2)、蓋(23)、米或いはその他の具を示す調理物(2
4)、水位線或いは御飯の上面を示す水平線(25)、沸
立つ湯を示す波線(26)、弱火加熱を示す小炎(27)、
強火加熱を示す大炎(28)、立昇る湯気を示す湯気(2
9)、勢いよく吹出す湯気を示す湯気(30)等の絵素で
構成されており、その点灯及び消灯はマイクロコンピュ
ータ(1)によって制御される。
次に動作について述べる。ここで白米コースを選択し
た場合の動作を例にとり、第3図に示す白米炊飯温度特
性図及び第4図を参照して説明する。まず、鍋(4)内
に米と水を収納し、施蓋した後メニユーキー(12)を操
作して白米コースを選択する。白米コースが選択される
と工程表示部(19)には、第4図(a)に示すように複
数の絵素のうち鍋(22)、蓋(23)、調理物(24)、水
平線(25)を点灯した炊飯前パターンが表示される。こ
のパターンは調理物(24)の点灯によりパスタ・温泉卵
等のゆで調理と区別するもので、おかゆ・玄米コースで
も表示される。またこの時、鍋検知部(7)或いは蓋検
知部(8)により調理準備が正常に行なわれていないこ
とが検出されると、前記炊飯前パターンを点滅表示して
使用者に対して正常な準備がされていないことを報知す
る。これと同時にブザー(10)による報知を行なっても
よい。また鍋検知部(7)の出力により鍋(22)を、蓋
検知部(8)の出力により蓋(23)を各々点滅するよう
にしてもよい。
そして正常に準備が行なわれた状態でスタートキー
(14)が押されると、マイクロコンピュータ(1)はRO
M(2)に記憶された白米コース用の調理プログラムを
読み出し、このプログラムに従って炊飯制御を開始す
る。まず、予熱工程(I)を実行すべく加熱部(3)に
よる鍋(4)の加熱を開始すると同時に、工程表示部
(19)には第4図(b)に示すような前記炊飯前パター
ンに小炎(27)を追加点灯した予熱工程パターンを表示
する。このパターンによって吸水のための弱火による加
熱中である様子を報知する。マイクロコンピュータ
(1)は、加熱部(3)による加熱で温度上昇する鍋
(4)内の温度を温度センサー(5)より送られてくる
温度情報を基にして検知し、米の吸水に適した温度を検
知すると、加熱を停止すると共に、計時機能を動作させ
て所定時間T1の計時を開始し、この計時が終了すると予
熱工程(I)の終了を判別する。
予熱工程(I)が終了すると、引続き炊飯工程(II)
を実行すべく加熱部(3)による鍋(4)の加熱を再開
する。それと同時に、工程表示部(19)に表示中の前記
予熱パターンに大炎(28)を追加点灯すると共に、水平
線に代わって破線(26)を点灯させ、さらに湯気(30)
を点滅させて第4図(c)に示す炊飯工程パターンを表
示する。このパターンによって炊き上げのための強火に
よる加熱中である様子を報知する。
加熱部(3)による加熱が続くと鍋(4)内の水分が
蒸発し、いわゆるドライアップ状態を経て鍋(4)の温
度が急に上昇する。マイクロコンピュータ(1)は温度
センサー(5)によってドライアップ後の炊き上り温度
を検出すると、炊飯工程(II)の終了を判別する。
炊飯工程(II)が終了すると、引続きむらし工程(II
I)を実行すべく加熱部(3)による鍋(4)の加熱を
停止若しくは減少させると共に、予め定めたむらし時間
(T2)の計数を開始する。それと同時に工程表示部(1
9)に表示中の前記炊飯パターンの大炎(28)及び湯気
(30)を消灯し、波線(26)に代わる水平線(25)を点
灯し、さらに湯気(29)を点灯した第4図(d)に示す
むらし工程パターンを表示する。このむらし工程パター
ンにより炊飯終了後炊き上った御飯から湯気が立昇り、
しかも弱火(予熱)によってむらしが行なれている様子
を報知する。そしてマイクロコンピュータ(1)は前記
むらし時間(T2)の計数が終了すると、むらし工程の終
了を判別すると共に、ブザー(10)を駆動して御飯の炊
き上りを報知する。
むらし工程が終了すると引続き保温工程(IV)を実行
すべく、加熱部(3)による鍋(4)の保温加熱が行な
われる。それと同時に工程表示部(19)にはむらし工程
パターンに代えて小炎(27)を消灯した第4図(e)に
示す保温工程パターンが表示される。このパターンによ
って炊き上がった御飯を保温中である様子を報知する。
次にパスタコースを選択しての調理動作について第5
図及び第6図を参照して説明する。まずメニユーキー
(12)によってパスタコースが選択されると、工程表示
部(19)には第6図(a)に示す調理前パターンが表示
される。そして鍋(4)内に水を収納して施蓋後スター
トキー(14)を押すと、加熱部(3)による強火加熱が
開始され、湯沸工程(I)′が実行される。それと同時
に工程表示部(19)には、小炎(27)、大炎(28)及び
破線(26)が点灯した第6図(b)に示す湯沸工程パタ
ーンが表示される。湯沸工程(I)′は温度センサー
(5)によって沸騰点が検出されるまで行なわれ、沸騰
点が検出されるとブザー(10)を駆動すると共に、沸騰
点付近の高温に湯温を維持する加熱制御を行なってゆで
工程(II)′を実行する。
操作者はブザーによってパスタ投入時期を知り、パス
タを投入すると共に、施蓋した後スタートキー(14)を
再度押す。スタートキー(14)が再度押されると、予め
設定されたゆで時間T3の計時が行なわれる。そしてゆで
工程(II)′の間、工程表示部(19)には大炎(28)が
消灯され湯気(29)が点灯された第6図(c)に示すゆ
で工程パターンが表示される。そして前記時間T3の計時
を行なうとゆで工程(II)′の終了を判別し、ブザー
(10)を駆動してパスタのゆで上がりを報知すると共
に、加熱部(3)の加熱を停止してゆで上がり工程(II
I)′に移る。そしてゆで上がり工程(III)′となる
と、工程表示部(19)には鍋(22)、水平線(5)、湯
気(29)を点灯した第6図(d)に示すゆで上がり工程
パターンが表示される。
(ト)発明の効果 以上述べた様に本発明は、鍋内の調理物の温度を検知
する温度検知手段及び計時手段によって調理工程を判別
し加熱手段を制御する調理制御手段と、この調理制御手
段によって判別された調理工程を表示する表示手段を備
え、この表示手段は複数の絵素で構成した調理工程表示
部を有し、前記絵素の組み合わせ状態を変化させて調理
工程を1つの絵で表示するように構成したものであるか
ら、1つの絵の中で複数の調理コースの複数の調理工程
を表わすことができると共に、絵素の組み合わせによっ
て調理工程、或いは鍋無し、蓋の開成等の異常状態を模
式的に表現でき、調理状況を視覚的により分かり易すく
表示することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が実施された調理器の概略ブロツク図、
第2図は同調理器の操作パネル部を示す上面図、第3図
は白米炊飯時の温度特性図、第4図は白米炊飯中の工程
表示部の表示状態の変化を示す説明図、第5図はパスタ
調理時の温度特性図、第6図はパスタ調理中の工程表示
部の表示状態の変化を示す説明図である。 (1)……マイクロコンピユータ、(3)……加熱部、
(4)……鍋、(5)……温度センサー、(9)……ク
ロツク部、(11)……キー入力部、(18)……表示部、
(19)……工程表示部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍋内に収納された調理物を加熱する加熱手
    段と、前記鍋内の調理物の温度を検知する温度検知手段
    と、計時手段と、前記温度検出手段及び前記計時手段の
    情報を基に調理工程を判別し前記加熱手段を制御する調
    理制御手段と、該調理制御手段によって判別された調理
    工程を表示する表示手段を備え、該表示手段は複数の絵
    素で構成した調理工程表示部を有し、前記絵素の組み合
    わせ状態を変化させて調理工程を表示するようにしたこ
    とを特徴とする調理器。
JP63196925A 1988-08-05 1988-08-05 調理器 Expired - Lifetime JP2517365B2 (ja)

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KR102059197B1 (ko) * 2013-03-22 2019-12-24 김경희 요리 완료를 경보하는 자동 요리 냄비
CN109744857B (zh) * 2017-11-02 2020-12-22 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 电烹饪器及其蒸菜提示方法、提示装置

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