JP6778850B2 - 炊飯器 - Google Patents

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本発明は、炊飯器に関し、特に、液晶表示部を備えた炊飯器に関する。
従来、この種の炊飯器においては、白米、無洗米等の各種炊飯メニュー、現在時刻、タイマー炊飯予約時刻、炊飯完了残時間、調理時完了残時間、保温経過時間などの炊飯、調理、保温に関する各種の情報を、これらの動作状態(待機中、セット中、セット後、炊飯又は保温動作中など)に応じて液晶表示部に表示されるように構成されている。
また、従来の炊飯器の液晶表示部においては、文字部の表示位置が予め表示部の所定の位置に固定されており、固定表示された文字部に対して、所定のマーカー部を移動(点灯)させることで、選択されている文字部を使用者に認識させるように構成されている。また、時刻、時間等の数字の表示には、7セグメントの液晶によるセグメント表示方式が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、最近では、上述したセグメント表示方式の液晶表示部とは別に、文字や絵表示の可能なドットマトリクス表示方式の液晶表示部を設け、数字と同時に文字や絵図を任意の位置に表示することができるように構成されたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
このように、従来、この種の炊飯器においては、セグメント表示方式の液晶表示部に加えてドットマトリクス表示方式の液晶表示部を組み合わせることで、現在時刻やタイマー予約時刻、保温経過時間、各種動作状態などを文字や絵図を組み合わせた豊富な情報内容で、使用者に対してわかりやすく表示し、炊飯器に関する各種情報の視認性を向上させている。
特開2002−202499号公報 特開2004−222936号公報
しかしながら、上記従来の炊飯器においては、炊飯に関する各種情報の視認性を向上させ、炊飯器の使い勝手を向上させるという観点からは、未だ改善の余地があった。
すなわち、上記従来の炊飯器において、ドットマトリクス表示方式の液晶表示部に表示される情報には、セグメント表示方式の液晶表示手段で表示可能な情報と同等の情報しか表示されておらず、ドットマトリクス表示方式の液晶表示部を活用し、使用者の操作性を向上させるような高度な情報表示がなされていなかった。
また、上記従来の炊飯器においては、使用者が選択した炊飯ニューによる炊飯の残時間を表示しているが、炊飯開始時から炊飯の残時間を表示している炊飯メニューと、例えば、おかゆや炊込みなど、使用者が設定した調理方法に影響されやすく、炊飯開始から所定時間後にしか残時間の表示ができない炊飯メニューとがあった。そのため、使用者は、炊飯開始から所定時間後にしか残時間が表示されない炊飯メニューの炊飯の目安時間を確認する場合、取扱説明書等に記載された各炊飯メニューの炊飯の目安時間を確認しなければ
ならず、使い勝手が悪くなる可能性があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、ドットマトリクス表示方式の液晶表示部を備えた炊飯器において、ドットマトリクス表示方式の液晶表示部の表示方法を改善することで、炊飯開始から所定時間後にしか残時間の表示ができない炊飯メニューについても、炊飯開始時に炊飯の目安時間をドットマトリクス表示方式の液晶表示部に表示することで、使用者が選択した炊飯メニューの炊飯の目安時間を取扱い説明書等で確認する必要がなく、使い勝手のよい炊飯器を提供することを目的とする。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、炊飯器本体と、炊飯器本体内に着脱自在に収納されるとともに、米と水とを含む被炊飯物が収容される鍋と、炊飯器本体内に配置されており、鍋を加熱する加熱部と、炊飯器本体の上方を開閉自在に覆う蓋と、蓋に配置されており、使用者が鍋内に収容された被炊飯物の炊飯メニューを選択する操作部と、操作部で選択された炊飯メニューを表示するドットマトリクス表示方式の液晶表示部と、液晶表示部を駆動制御する表示制御部と、被炊飯物を炊飯するための複数の炊飯メニューの炊飯の目安時間が記憶された記憶部と、操作部で選択された炊飯メニューに基づき、炊飯メニューに対応した所定の炊飯工程を実行する加熱制御部と、を備え、炊飯工程は、鍋内の被炊飯物に水を吸収させる予熱工程と、被炊飯物を沸騰させる昇温工程と、被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程と、沸騰維持工程後に被炊飯物を蒸らす蒸らし工程と、を有しており、前記表示制御部は、炊飯開始時に所定時間の間、使用者によって選択された炊飯メニューに応じて、前記記憶部に記憶された炊飯メニューの炊飯の目安時間を前記液晶表示部に表示するように構成され、
前記目安時間は、第1の時間から、前記第1の時間より長い第2の時間までの幅を持って表示され、前記液晶表示部には、前記第1の時間と前記第2の時間が表示される、炊飯器。
このような構成によって、ドットマトリックス表示方式の液晶表示部の視認性の良さを活かし、使用者が操作部で選択した全ての炊飯メニューに対応して、記憶部に記憶された炊飯メニューの炊飯の目安時間を液晶表示部に表示させることができる。そのため、使用者は、取り扱い説明書等を確認することなく、選択した炊飯メニューの炊飯の目安時間を確認することができ、炊飯器の使い勝手を向上させることができる。
本発明の炊飯器によれば、ドットマトリクス表示方式の液晶表示部の視認性の良さを活かし、使用者が取扱い説明書等を確認することなく、選択した炊飯メニューの炊飯の目安時間を確認することができ、使い勝手のよい炊飯器を提供することができる。
本発明の実施の形態1における炊飯器の部分断面図 本発明の実施の形態1における炊飯器の液晶表示部を中心とする操作パネル部分の拡大断面図 本発明の実施の形態1における炊飯器のドットマトリクス表示方式の液晶表示部を搭載した時の制御回路構成を示す図 本発明の実施の形態1における炊飯器の炊飯の目安時間の表示画面を示す図 本発明の実施の形態1における炊飯器の炊飯中の表示画面を示す図 (A)本発明の実施の形態1における炊飯器の通常炊飯時の炊飯工程における鍋内の温度の変化を示した温度曲線図、(B)本発明の実施の形態1における炊飯器の吸水時間短縮時の炊飯工程における鍋内の温度の変化を示した温度曲線図 本発明の実施の形態1における炊飯器の炊飯の目安時間の画面を表示するフローチャート図 本発明の実施の形態1における炊飯器の予熱工程の省略時の炊飯の目安時間の表示画面を示す図
第1の発明は、炊飯器本体と、炊飯器本体内に着脱自在に収納されるとともに、米と水とを含む被炊飯物が収容される鍋と、炊飯器本体内に配置されており、鍋を加熱する加熱部と、炊飯器本体の上方を開閉自在に覆う蓋と、蓋に配置されており、使用者が鍋内に収容された被炊飯物の炊飯メニューを選択する操作部と、操作部で選択された炊飯メニューを表示するドットマトリクス表示方式の液晶表示部と、液晶表示部を駆動制御する表示制御部と、被炊飯物を炊飯するための複数の炊飯メニューの炊飯の目安時間が記憶された記憶部と、操作部で選択された炊飯メニューに基づき、炊飯メニューに対応した所定の炊飯工程を実行する加熱制御部と、を備え、炊飯工程は、鍋内の被炊飯物に水を吸収させる予熱工程と、被炊飯物を沸騰させる昇温工程と、被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程と、沸騰維持工程後に被炊飯物を蒸らす蒸らし工程と、を有しており、前記表示制御部は、炊飯開始時に所定時間の間、使用者によって選択された炊飯メニューに応じて、前記記憶部に記憶された炊飯メニューの炊飯の目安時間を前記液晶表示部に表示するように構成され、前記目安時間は、第1の時間から、前記第1の時間より長い第2の時間までの幅
を持って表示され、前記液晶表示部には、前記第1の時間と前記第2の時間が表示される、炊飯器としたものである。
これにより、ドットマトリックス表示方式の液晶表示部の視認性の良さを活かし、使用者が操作部で選択した全ての炊飯メニューに対応して、記憶部に記憶された炊飯メニューの炊飯の目安時間を液晶表示部に表示させることができる。そのため、使用者は、取り扱い説明書等を確認することなく、選択した炊飯メニューの炊飯の目安時間を確認することができ、炊飯器の使い勝手を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、表示制御部は、炊飯開始時に、2秒以上、かつ、60秒以下の範囲で、使用者が選択した炊飯メニューによる炊飯の目安時間を表示する構成としたものである。
これにより、使用者に炊飯開始時の必要な時だけ炊飯の目安時間を見落とすことなく認識させることができ、炊飯器の使い勝手をさらに向上させることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、予熱工程の実行時間を短縮させる短縮制御部を更に備え、表示制御部は、短縮制御部によって予熱工程の時間が短縮された場合には、予熱工程が短縮された場合の炊飯メニューによる炊飯の目安時間を液晶表示部に再度表示する構成としたものである。
これにより、使用者に予熱工程の時間が短縮された場合の炊飯の目安時間を認識させるができ、炊飯器の使い勝手をさらに向上させることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3の発明において、鍋の内部の温度を検出する鍋温度検出部と、蓋の内部の温度を検出する蓋温度検出部と、を更に備え、鍋温度検出部及び蓋温度検出部のいずれか一方が所定温度以上を検出した場合には、炊飯の目安時間を表示しない構成としたものである。
これにより、炊飯の目安時間が確定できない場合に、不要な情報を使用者に誤認識させることがなく、炊飯器の使い勝手をさらに向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の炊飯器の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、以下に示す実施の形態は、本発明の技術的思想を具体的に実現するための炊飯器を例示するものであって、本発明をこの炊飯器に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適用し得るものであ
る。
(実施の形態1)
本発明の炊飯器の実施の形態1について、以下、図1〜図8を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における炊飯器の部分断面図である。また、図2は、本発明の実施の形態1における炊飯器の液晶表示部を中心とする操作パネル部分の拡大断面図である。さらに、図3は、本発明の実施の形態1における炊飯器のドットマトリクス表示方式の液晶表示部を搭載した時の制御回路構成を示す図である。また、図4は、本発明の実施の形態1における炊飯器の炊飯の目安時間の表示画面を示す図である。さらに、図5は、本発明の実施の形態1における炊飯器の炊飯中の表示画面を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態における炊飯器100は、炊飯器本体70と、炊飯器本体70に収納される鍋71と、炊飯器本体70内に配置された加熱部72と、炊飯器本体70の上方を開閉自在に覆う蓋75と、を有している。
炊飯器本体70には、鍋71が収納される有底筒状の鍋収納部70aが形成されており、鍋71は鍋収納部70aに着脱自在に収納される。
鍋収納部70aの底面部には、鍋収納部70aに収納された鍋71を誘導加熱する加熱部72が配置されている。また、鍋収納部70aの中央部には、鍋収納部70aに鍋71が収納された際に、鍋71の底面と接触し、鍋71の温度を検出する鍋温度検知部73が配置されている。鍋温度検知部73は、鍋71の温度を検知し、加熱制御部である完成制御ユニット74へ信号を送るように構成されている。そして、加熱制御部である完成制御ユニット74は、鍋温度検知部73の信号に基づき、加熱部72の通電量を制御し、鍋71の加熱量を可変することで、鍋71の温度を炊飯・保温時に適温に制御するように構成されている。
炊飯器本体70の上部には、炊飯器本体70の上方を開閉自在に覆う蓋75が配置されている。蓋75は、炊飯器本体70の後部に形成されたヒンジ部79のヒンジ軸80に軸支されている。また、蓋75の前部には、蓋係合部82が配置されている。蓋係合部82は、蓋75が炊飯器本体70に対して閉状態とされた際に、炊飯器本体70の前方に配置されたフックボタン83と係合し、炊飯または保温中に蓋75が開くのを防止している。また、使用者によりフックボタン83が押されると、蓋係合部82とフックボタン83との係合が加除され、ヒンジ部79に設けられたヒンジバネ81の力によって、蓋75が炊飯器本体70に対して開状態となるように構成されている。
蓋75の上部には、使用者が鍋71内に収納された被炊飯物を炊飯する炊飯コースなどを選択する操作部85と、操作部で選択された炊飯メニュー等を表示するドットマトリックス表示方式の液晶表示部84とを有する操作パネル76が設けられている。また、蓋75の内部には、蓋75の内部の温度を検知する蓋温度検知部77が配置されている。
図2に示すように、操作パネル76には、十分に広く大きな表示面積を有する液晶表示部84が配置されており、その周囲には、使用者が各種の操作を行う操作部85が配置されている。
液晶表示部84は、ドットマトリックス表示方式の液晶パネル86によって構成されており、液晶パネル86は、操作パネル76の中央部に配置されている。操作部85は、決定/機能スイッチ85a、下スイッチ85b、上スイッチ85c、取消/切スイッチ85d、予約スイッチ85e、炊飯スイッチ85f、お米スイッチ85g、炊き方スイッチ8
5h、スチーム保温/再加熱スイッチ85i等の各種操作スイッチにより構成されている。
操作パネル76の内側(裏面側)には、表示制御部であるマイコン基板87が設けられている。
図3に示すように、表示制御部であるマイコン基板87上には、例えば、電気回路部品としてマイコン制御ユニット88、記憶部であるEEPROM90、LCD駆動回路89、及びマイコン制御ユニット88用のバックアップ電源91などが設けられており、液晶パネル取付部材としての合成樹脂製の液晶ホルダーを介してドットマトリクス表示方式の液晶パネル86が設置されるようになっている。
マイコン基板87上のマイコン制御ユニット88には、各操作スイッチである決定/機能スイッチ85a〜スチーム保温/再加熱スイッチ85iを介して入力された使用者の指示内容を判断する所望の認識手段が設けられており、認識手段で認識された使用者の指示内容に応じて、液晶パネル86の表示画面上に、使用者が指示した指示内容などの必要な表示を行うとともに、使用者の指示内容に応じた所望の炊飯/調理又は保温機能、所望のお米選択に対応して選択可能な炊き方、炊き方に対応した所定の加熱パターンを設定し、設定した内容に基づき、炊飯制御手段又は保温加熱制御手段を適切に作動させて所望の炊飯/調理又は保温を行うように構成されている。
したがって、使用者は、各操作スイッチである決定/機能スイッチ85a〜スチーム保温/再加熱スイッチ85iを使って、炊飯/調理又は保温、タイマー予約モード、白米又は無洗米等のお米選択、ふつう、かため、やわらか等の炊き方、時刻設定の選択設定内容を入力すれば、入力した内容に対応した機能内容がマイコン制御ユニット88内の認識手段を介して、炊飯/調理および保温加熱パターン等の設定部に自動的に設定入力され、対応する炊飯/調理又は保温加熱制御が所望の制御パターンで適切になされる。
図4及び図5に示すように、液晶表示部84を構成する液晶パネル86には、現在時刻、炊飯時間の目安などが表示される。液晶パネル86の表示を変える場合、使用者は、各操作スイッチを操作することで、表示内容を変更することができる。例えば、図2に示す待機中の画面状態において、炊飯スイッチ85fを操作すると、図4に示す炊飯時間の目安を表示する画面表示となる。図4に示す炊飯時間の目安を表示する画面表示は、2秒以上、かつ、60秒以下の範囲で、表示が維持され、その後、図5に示す炊飯中の表示となるように構成されている。
次に、図6〜図8を参照して炊飯工程を説明する。図6(A)は、本発明の実施の形態1における炊飯器の通常炊飯時の炊飯工程における鍋内の温度の変化を示した温度曲線図であり、図6(B)は、本発明の実施の形態1における炊飯器の吸水時間短縮時の炊飯工程における鍋内の温度の変化を示した温度曲線図である。また、図7は、本発明の実施の形態1における炊飯器の炊飯の目安時間の画面を表示するフローチャート図である。さらに、図8は、本発明の実施の形態1における炊飯器の予熱工程の省略時の炊飯の目安時間の表示画面を示す図である。
図6(A)及び図6(B)に示すように、炊飯工程は、鍋71内の被炊飯物に水を吸収させる予熱工程Iと、水を吸収した被炊飯物を沸騰するまで昇温加熱する昇温工程IIと、この被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程IIIと、この沸騰維持工程IIIの後に被炊飯物を所定時間蒸らす蒸らし工程IVと、を有している。
図7に示すように、本実施形態の炊飯器100においては、炊飯開始時に鍋温度検知部
73で検知された温度が所定温度(例えば60℃)以上か否かを判定し(S101)、60℃以上の場合(「Y」の場合)、図5に示す炊飯中の画面を液晶パネル86に表示する(S102)。一方、60℃未満の場合(「N」の場合)、炊飯開始から一定時間(例えば10秒)経過しているか否かを判定し(S103)、10秒経過していない場合(「N」の場合)、さらに炊飯スイッチ85fがオンされたか否かを判定し(S105)、炊飯スイッチ85fがオフの場合(「N」の場合)、予熱工程Iを実行し(S106)、図4に示す予熱工程Iの実行時の炊飯の目安時間を液晶パネル86の画面に表示する(S107)。
上記において、炊飯スイッチ85fがオンの場合(「Y」の場合)、予熱工程Iを省略し(S108)、図8に示す予熱工程Iの省略時の炊飯の目安時間を液晶パネル86の画面に表示する(S109)。
炊飯開始からの一定時間、例えば10秒経過している場合(「Y」の場合)、予熱工程Iを実行し(S110)、図4に示す予熱工程Iの実行時の炊飯の目安時間を液晶パネル86の画面に表示する(S111)。
予熱工程Iの実行時の炊飯の目安時間を液晶パネル86の画面に表示(S111)、または予熱工程Iの省略時の炊飯の目安時間を液晶パネル86に表示(S109)してから一定時間、例えば3秒経過しているか否かを判定し(S113)、3秒経過している場合(「Y」の場合)は、炊飯中の画面を液晶パネル86に表示し(S114)、保温工程へ移行する(S115)。
このような構成にすることにより、使用者が取扱い説明書等を確認することなく、炊飯器に適合した調理の目安となる情報を使用者に認識させることができる。
以上のように、本発明の炊飯器によれば、ドットマトリクス表示方式の液晶表示部の視認性の良さを活かし、使用者が取扱い説明書等を確認することなく、選択した炊飯メニューの炊飯の目安時間を確認することができ、使い勝手のよい炊飯器を提供することが可能となるので、家庭用及び業務用の炊飯器の分野・用途に好適に適用することができる。
70 炊飯器本体
70a 鍋収納部
71 鍋
72 加熱部
73 鍋温度検知部
74 完成制御ユニット
75 蓋
76 操作パネル
77 蓋温度検知部
79 ヒンジ部
80 ヒンジ軸
81 ヒンジバネ
82 蓋係合部
83 フックボタン
84 液晶表示部
85 操作部
85a 決定/機能スイッチ
85b 下スイッチ
85c 上スイッチ
85d 取消/切スイッチ
85e 予約スイッチ
85f 炊飯スイッチ
85g お米スイッチ
85h 炊き方スイッチ
85i スチーム保温/再加熱スイッチ
86 液晶パネル
87 マイコン基板
88 マイコン制御ユニット
89 LCD駆動回路
90 EEPROM
91 バックアップ電源
100 炊飯器

Claims (5)

  1. 炊飯器本体と、
    前記炊飯器本体内に着脱自在に収納されるとともに、米と水とを含む被炊飯物が収容される鍋と、
    前記炊飯器本体内に配置されており、前記鍋を加熱する加熱部と、
    前記炊飯器本体の上方を開閉自在に覆う蓋と、
    前記蓋に配置されており、使用者が前記鍋内に収容された被炊飯物の炊飯メニューを選択する操作部と、
    前記操作部で選択された炊飯メニューを表示するドットマトリクス表示方式の液晶表示部と、
    前記液晶表示部を駆動制御する表示制御部と、
    被炊飯物を炊飯するための複数の炊飯メニューの炊飯の目安時間が記憶された記憶部と、
    前記操作部で選択された炊飯メニューに基づき、炊飯メニューに対応した所定の炊飯工程を実行する加熱制御部と、を備え、
    前記炊飯工程は、前記鍋内の被炊飯物に水を吸収させる予熱工程と、前記被炊飯物を沸騰させる昇温工程と、前記被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程と、前記沸騰維持工程の後に前記被炊飯物を蒸らす蒸らし工程と、を有しており、
    前記表示制御部は、炊飯開始時に所定時間の間、使用者によって選択された炊飯メニューに応じて、前記記憶部に記憶された炊飯メニューの炊飯の目安時間を前記液晶表示部に表示するように構成され、前記目安時間は、第1の時間から、前記第1の時間より長い第2の時間までの幅を持って表示され、前記液晶表示部には、前記第1の時間と前記第2の時間が表示される、炊飯器。
  2. 前記表示制御部は、前記炊飯開始時に、2秒以上、かつ、60秒以下の範囲で、使用者が選択した炊飯メニューによる炊飯の目安時間を表示する、請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記予熱工程の実行時間を短縮させる短縮制御部を更に備え、前記表示制御部は、前記短縮制御部によって前記予熱工程の時間が短縮された場合には、前記予熱工程が短縮された場合の炊飯メニューによる炊飯の目安時間を前記液晶表示部に再度表示する、請求項1
    または2に記載の炊飯器。
  4. 前記鍋の内部の温度を検出する鍋温度検出部と、前記蓋の内部の温度を検出する蓋温度検出部と、を更に備え、前記鍋温度検出部及び前記蓋温度検出部のいずれか一方が所定温度以上を検出した場合には、前記炊飯の目安時間を表示しない、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載の炊飯器。
  5. 前記表示制御部は、前記予熱工程が短縮された場合の前記目安時間を、所定時間以上、前記液晶表示部に表示するように構成されている、請求項3に記載の炊飯器。
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