JP3412468B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP3412468B2
JP3412468B2 JP22970697A JP22970697A JP3412468B2 JP 3412468 B2 JP3412468 B2 JP 3412468B2 JP 22970697 A JP22970697 A JP 22970697A JP 22970697 A JP22970697 A JP 22970697A JP 3412468 B2 JP3412468 B2 JP 3412468B2
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慈 有久
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるい
は業務用に使用する炊飯器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、例えば、図6
に示されるような構成であった。図において1は上面が
開口する炊飯器本体で、この本体1内に米と水を入れる
鍋2が着脱自在に収納されている。この炊飯器本体1内
部には、鍋2を加熱するための加熱手段3が配設されて
いる。この加熱手段3の中央部には鍋2の温度を検出す
る鍋センサー4が配設されている。5は炊飯器本体の上
面開口部を開閉自在に覆う蓋で、この蓋5は上枠6の上
部に一体成形されたヒンジ部材7にピン8を介して回転
自在に支持されている。蓋5には放熱板9が固定されて
おり、この放熱板9には鍋2内の温度を検知する蓋セン
サー10がアルミテープにより貼り付けられている。 【0003】また、11は制御基板であり、加熱手段3
への通電状態や鍋センサー4と蓋センサー10からの信
号及び操作表示部12の信号を入出力制御している。特
に制御基板11は蓋センサー10の温度検知信号によ
り、炊飯中の炊飯量判定工程で鍋2内の米と水の量を判
定し、その判定結果により、加熱手段3への通電状態を
決定している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の炊飯器では、鍋2を着脱する際、蓋5の開閉が必要
であり、特に蓋5を閉じる場合、蓋5の上面の本体手前
側を押さえなければならず、操作部を蓋上面の手で押さ
える可能性のある範囲に配設すると、操作部のキーを誤
って押してしまうという課題があった。 【0005】また、このような炊飯器では、ご飯を炊飯
している最中に蓋5を開けられた場合、蓋センサー10
は正しい鍋2内の温度を検知できなくなるため、正常な
炊飯量の判定ができず炊飯量にあった最適な炊飯ができ
ないという課題があった。本発明は、上記課題を解決す
るもので、蓋を閉める際に操作部に誤って触れてしまっ
ても誤操作にならない構成の炊飯器を実現することを第
1の目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、[請求項1] 本体の上部を覆う蓋と、
前記本体内に着脱自在に収納される鍋を加熱するための
加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給する制御手段
と、前記蓋に配置され少なくとも炊飯開始の指示及び炊
飯機能の選択を指示および炊飯動作等の動作を取り消す
指示をするための操作部と、前記蓋内に配置されたフロ
ートとフロート検知とからなり前記フロートの移動によ
り前記蓋の開閉検知を行う蓋開閉手段とを備え、前記制
御手段は、前記フロート検知から前記蓋が開いた状態で
ある出力信号を入力している時は、少なくとも前記操作
部の炊飯開始キーから出力された信号を入力しても、そ
の信号を受け付けずに炊飯器の状態を変更せず、少なく
とも炊飯動作等の動作を取り消す取り消しキーにより炊
飯状態や保温状態を取り消すことができるようにしたも
のである。 【0007】 【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、本体の上
部を覆う蓋と、前記本体内に着脱自在に収納される鍋を
加熱するための加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給
する制御手段と、前記蓋に配置され少なくとも炊飯開始
の指示及び炊飯機能の選択を指示および炊飯動作等の動
作を取り消す指示をするための操作部と、前記蓋内に配
置されたフロートとフロート検知とからなり前記フロー
トの移動により前記蓋の開閉検知を行う蓋開閉手段と
備え、前記制御手段は、前記フロート検知から前記蓋が
開いた状態である出力信号を入力している時は、少なく
とも前記操作部の炊飯開始キーから出力された信号を入
力しても、その信号を受け付けずに炊飯器の状態を変更
せず、少なくとも炊飯動作等の動作を取り消す取り消し
キーにより炊飯状態や保温状態を取り消すことができる
ようにしたことにより、蓋が開いている状態や、蓋を閉
めようとしているときに誤って、炊飯スタートキーを押
してしまっても誤操作を防止することができ、かつ、蓋
を開けた状態でも、炊飯や保温の取り消しができる。 【0008】 【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1の実施例について、図1〜図4を用
いて説明する。図1のブロック図に示すように、鍋31
は米と水を入れ、インバータ32により駆動される加熱
コイルからなる加熱手段33により加熱される。鍋セン
サー34は、鍋31の底の温度を検知するもので、蓋セ
ンサー35は炊飯器の蓋部の温度を検知するものであ
る。また、蓋開閉検知手段36は、鍋31の上面を覆う
蓋の開閉状態を検知するものである。 【0009】制御手段37は、鍋センサー34の出力と
蓋センサー35の出力とを入力し、鍋31内の米と水の
量,すなわち炊飯量を判定する炊飯量判定手段38と、
この炊飯量判定手段38の出力により加熱手段33の加
熱出力を決定し、鍋センサー34の出力と蓋センサー3
5の出力を入力して炊飯シーケンスに基づいてインバー
タ32を制御して加熱手段33の加熱出力を制御し、さ
らに炊飯器の状態を表示する表示手段39と炊飯器の異
常等を報知する報知手段40とに信号を出力する炊飯制
御手段41と、炊飯シーケンスを記憶する記憶手段42
とで構成されている。操作手段43は、記憶手段42に
記憶されている炊飯シーケンスを選択したり炊飯を開始
する信号を記憶手段42に出力するものである。 【0010】この炊飯器の具体例を図2〜図4に示す。
図2において、44は上面が開口する炊飯器本体で、こ
の本体44内に米と水を入れる鍋31が着脱自在に収納
されている。この本体44内部には鍋31を加熱する加
熱コイルからなる加熱手段33と、加熱手段33を駆動
するインバータ32を搭載したインバータ基板45が配
設されている。この加熱手段33の中央部には鍋31の
温度を検知する鍋センサー34が配設されている。46
は炊飯器本体44の上面開口部を開閉自在に覆う蓋で、
この蓋46は上枠47の上部に一体成形されたヒンジ部
材48にピン49を介して回転自在に支持されている。 【0011】蓋46には放熱板50が固定されており、
この放熱板50には鍋31内の温度を検知する蓋センサ
ー35が密着するように取り付けられている。また、蓋
46内には制御基板51が配設されている。この制御基
板51は制御手段であるマイクロコンピュータ52と表
示手段であるLCD53と報知手段であるブザー54と
操作手段43などを搭載している。更に蓋46内にはフ
ロート56とフロート検知57とからなる蓋開閉検知手
段36が配設されている。 【0012】マイクロコンピュータ52は、鍋センサー
34の出力と蓋センサー35の出力とを入力し、鍋31
内の米と水の量、すなわち炊飯量を判定する炊飯量判定
手段38と、この炊飯量判定手段38の出力により加熱
手段33の加熱出力を決定し、鍋センサー34の出力と
蓋センサー35の出力を入力して炊飯シーケンスに基づ
いてインバータ32を制御して加熱手段33の加熱出力
を制御し、さらに炊飯器の状態を表示するLCD53と
炊飯器の異常等を報知するブザー54とに信号を出力す
る炊飯制御手段41と、炊飯シーケンスを記憶する記憶
手段42とを構成している。操作手段43は、マイクロ
コンピュータ52内の記憶手段42に記憶されている炊
飯シーケンスを選択したり炊飯を開始する信号をマイク
ロコンピュータ52に出力するものである。 【0013】図3は、この実施例の炊飯器の蓋46を上
部から見たときの蓋前方の外観図である。この図を見て
分かるように、蓋46の上面前方には表示手段39であ
る現在時刻や選択されている保温コースや新米度や炊飯
メニュー及び蓋の開閉状態等を表示するLCD53と、
操作手段43である炊飯開始のための炊飯キー58と、
予約炊飯を行うための予約キー59と、保温を開始する
ための保温キー60と、炊飯や保温を取り消す取り消し
キー61と、保温の温度を選択する保温コースキー62
と、米の状態に合わせて最適な炊飯シーケンスを選択す
るための新米度キー63と、炊飯メニューを選択するた
めのメニューキー64と、LCD53に表示している時
刻を変更するための時キー65及び分キー66が配置さ
れている。 【0014】図4は、蓋開閉検知手段36を拡大した図
である。フロート56は球状のマグネットであり、フロ
ート検知57はフロート56の磁気により接点を開閉す
るリードスイッチである。フロート56は傾斜のある溝
67上に乗っているため、蓋46が閉じた状態ではフロ
ート56がフロート検知57側に移動し、逆に蓋46が
開いた状態ではフロート56がフロート検知57と反対
側に移動する。このフロート56の移動によりフロート
検知57への磁気の影響が変わるためフロート検知57
の接点が開閉し、蓋の開閉検知が可能となるのである。 【0015】上記構成において動作を説明する。マイク
ロコンピュータ52は、蓋開閉検知手段36であるフロ
ート検知57から蓋46が開いた状態である出力信号を
入力しているときは、蓋46上面にある操作手段43で
ある炊飯キー58と、予約キー59と、保温キー60
と、取り消しキー61と、保温コースキー62と、新米
度キー63と、メニューキー64と、時キー65及び分
キー66から出力された信号を入力してもその信号を受
け付けずに炊飯器の状態を変更しない。 【0016】このように本実施例によれば、蓋46を開
けて米と水を入れた鍋31を本体44内に収納した後蓋
46を閉めるときに、当然蓋46の上面前方部を押さえ
る必要があるが、その時たまたま指が炊飯キー58にか
かってしまっても、炊飯キー58が押されたことをマイ
クロコンピュータ52は受け付けないので炊飯を開始し
ない。従って、蓋46の上面前方に操作手段43があっ
ても、蓋46を閉める際に誤って操作手段43を押して
しまっても誤操作を防止することができる。 【0017】(実施例2) 以下、本発明の第2の実施例について、図1〜図4を用
いて説明するが、構成は実施例1と同じであるため、動
作のみを説明する。マイクロコンピュータ52は、蓋開
閉検知手段36であるフロート検知57から蓋46が開
いた状態である出力信号を入力しているときは、蓋46
上面にある操作手段43である炊飯キー58から出力さ
れた信号を入力してもその信号を受け付けずに炊飯器の
状態を変更しない。 【0018】このように本実施例によれば、蓋46を開
けて米と水を入れた鍋31を本体44内に収納した後蓋
46を閉めるときに、当然蓋46の上面前方部を押さえ
る必要があるが、その時たまたま指が炊飯キー58にか
かってしまっても、炊飯キー58が押されたことをマイ
クロコンピュータ52は受け付けないので炊飯を開始し
ない。従って、蓋46の上面前方に炊飯キー58があっ
ても、蓋46を閉める際に誤って炊飯キー58を押して
しまっても誤操作を防止することができ、その他のキー
は受け付けるため、例えばご飯を保温中に蓋46を開け
鍋31を本体44から抜き取った後、保温状態を取り消
したい場合、蓋46を開けたまま取り消しキー61を押
しても保温を取り消すことができる。 【0019】さらに、万一炊飯途中や保温途中に蓋開閉
検知手段36が故障してしまっても取り消しキー61に
より炊飯状態や保温状態を取り消すことができるので、
加熱手段33への通電を停止できる。 【0020】(実施例3) 以下、本発明の第3の実施例について、図1〜図4を用
いて説明するが、構成は実施例1と同じであるため、動
作のみを説明する。マイクロコンピュータ52は、蓋開
閉検知手段36であるフロート検知57から蓋46が開
いた状態である出力信号を入力しているときは、LCD
53に蓋46が開いた状態であることを表示する信号を
出力するとともに、蓋46上面にある操作手段43であ
る炊飯キー58と、予約キー59と、保温キー60と、
取り消しキー61と、保温コースキー62と、新米度キ
ー63と、メニューキー64と、時キー65及び分キー
66から出力された信号を入力してもその信号を受け付
けずに炊飯器の状態を変更しない。 【0021】このように本実施例によれば、蓋46を開
けて米と水を入れた鍋31を本体44内に収納した後蓋
46を閉めるときに、当然蓋46の上面前方部を押さえ
る必要があるが、その時たまたま指が炊飯キー58にか
かってしまっても、炊飯キー58が押されたことをマイ
クロコンピュータ52は受け付けないので炊飯を開始し
ない。従って、蓋46の上面前方に操作手段43があっ
ても、蓋46を閉める際に誤って操作手段43を押して
しまっても誤操作を防止することができる。さらにLC
D53の表示により蓋46を開けた状態で操作部のキー
を押したときに、キーが受け付けなくても故障したとい
う間違った考えをすることはない。また逆に蓋開閉検知
手段36が故障したことを知ることができる。 【0022】(実施例4) 以下、本発明の第4の実施例について、図1〜図4を用
いて説明するが、構成は実施例1と同じであるため、動
作のみを説明する。マイクロコンピュータ52は、蓋開
閉検知手段36であるフロート検知57から蓋46が開
いた状態である出力信号を入力しているときは、蓋46
上面にある操作手段43である炊飯キー58と、予約キ
ー59と、保温キー60と、取り消しキー61と、保温
コースキー62と、新米度キー63と、メニューキー6
4と、時キー65及び分キー66から出力された信号を
入力してもその信号を受け付けず、報知手段40である
ブザー54に信号を出力し動作させ、かつ炊飯器の状態
を変更しない。 【0023】このように本実施例によれば、蓋46を開
けて米と水を入れた鍋31を本体44内に収納した後蓋
46を閉めるときに、当然蓋46の上面前方部を押さえ
る必要があるが、その時たまたま指が炊飯キー58にか
かってしまっても、炊飯キー58が押されたことをマイ
クロコンピュータ52は受け付けないので炊飯を開始し
ない。従って、蓋46の上面前方に操作手段43があっ
ても、蓋46を閉める際に誤って操作手段43を押して
しまっても誤操作を防止することができ、かつ蓋46を
開けた状態で操作部のキーを押したときに、キーが受け
付けないことを知らせることができる。 【0024】(実施例5) 以下、本発明の第5の実施例について、図1〜図4を用
いて説明するが、構成は実施例1と同じであるため、動
作のみを説明する。マイクロコンピュータ52は、蓋開
閉検知手段36であるフロート検知57から蓋46が開
いた状態である出力信号を入力しているときと、出力信
号が蓋46の閉じた状態である出力信号に切り替わって
から約1秒間は、蓋46上面にある操作手段43である
炊飯キー58と、予約キー59と、保温キー60と、取
り消しキー61と、保温コースキー62と、新米度キー
63と、メニューキー64と、時キー65及び分キー6
6から出力された信号を入力してもその信号を受け付け
ずに炊飯器の状態を変更しない。 【0025】このように本実施例によれば、フロート5
6は、蓋46を開閉すると溝67上を移動するが、蓋4
6が閉まる前にフロート検知57側に移動してしまった
り、フロート検知57の検知精度により、蓋46が完全
に閉まっていなくても閉まった状態である信号を出力し
ても、蓋46を開けて米と水を入れた鍋31を本体44
内に収納した後蓋46を閉めるときに、当然蓋46の上
面前方部を押さえる必要があるが、その時たまたま指が
炊飯キー58にかかってしまっても、炊飯キー58が押
されたことをマイクロコンピュータ52は確実に受け付
けないので炊飯を開始しない。従って、蓋46の上面前
方に操作手段43があっても、蓋46を閉める際に誤っ
て操作手段43を押してしまっても確実に誤操作を防止
することができる。 【0026】(実施例6) 以下、本発明の第6の実施例について、図1〜図4を用
いて説明するが、構成は実施例1と同じであるため、動
作のみを説明する。マイクロコンピュータ52は、蓋開
閉検知手段36であるフロート検知57から蓋46が開
いた状態である出力信号を入力しているときは、蓋46
上面にある操作手段43である炊飯キー58から出力さ
れた信号を入力してもその信号を受け付けずに炊飯器の
状態を変更しない。但し、この状態でも、マイクロコン
ピュータ52は炊飯キー58から出力された信号を連続
して3秒間に3回入力することにより、信号を受け付け
て炊飯を開始する。 【0027】このように本実施例によれば、蓋46を開
けて米と水を入れた鍋31を本体44内に収納した後蓋
46を閉めるときに、当然蓋46の上面前方部を押さえ
る必要があるが、その時たまたま指が炊飯キー58にか
かってしまっても、炊飯キー58を1回押しただけでは
マイクロコンピュータ52は入力を受け付けないので炊
飯を開始しない。従って、蓋46の上面前方に炊飯キー
58があっても、蓋46を閉める際に誤って炊飯キー5
8を押してしまっても誤操作を防止することができ、蓋
開閉検知手段36が故障してしまっても、炊飯キー58
を続けて3回押すことにより正常に炊飯を開始させるこ
とができる。 【0028】(実施例7) 以下、本発明の第7の実施例について、図1〜図5を用
いて説明するが、構成は実施例1と同じであるため、動
作について図5により説明する。図5は本発明の実施例
の炊飯器においてご飯を炊飯するときの炊飯シーケンス
と、鍋センサー34及び蓋センサー35の検知温度を示
している。図の実線は鍋センサー34の検知温度を示し
ており、点線は蓋センサー35の検知温度を示してい
る。炊飯量判定工程において、鍋センサー34の検知温
度が所定温度θ2に達してから、蓋センサー35の検知
温度が所定温度θ3に達するまでの時間T1によって鍋
31内の炊飯量を判定し、その後は炊飯量に応じて加熱
出力を調節して沸騰維持工程を進め、鍋センサー34の
検知温度が所定温度θ4に達するとむらし工程に入る。 【0029】ここで上記炊飯量判定工程中に蓋46を開
けてしまうと、蓋センサー35は鍋46内の正常な温度
を検知できなくなるため検知温度が所定温度θ3に達す
るまでの時間T1が延びてしまい、正しく炊飯量を判定
できなくなる。そこで、マイクロコンピュータ52は、
炊飯時の炊飯量工程中に蓋開閉検知手段36であるフロ
ート検知57から蓋46が開いた状態である出力信号を
入力した場合は、報知手段40であるブザー54に信号
を出力し動作させる。 【0030】このように本実施例によれば、炊飯時の炊
飯量工程中に蓋46を開けてしまった場合、ブザー54
により正常な炊飯量判定ができないことを知らせること
ができ、いつでも正確な炊飯量判定によりおいしいご飯
を炊くことができる。 【0031】 【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明は、
本体の上部を覆う蓋と、前記本体内に着脱自在に収納さ
れる鍋を加熱するための加熱手段と、前記加熱手段に電
力を供給する制御手段と、前記蓋に配置され少なくとも
炊飯開始の指示及び炊飯機能の選択を指示および炊飯動
作等の動作を取り消す指示をするための操作部と、前記
蓋内に配置されたフロートとフロート検知とからなり前
記フロートの移動により前記蓋の開閉検知を行う蓋開閉
手段とを備え、前記制御手段は、前記フロート検知から
前記蓋が開いた状態である出力信号を入力している時
は、少なくとも前記操作部の炊飯開始キーから出力され
た信号を入力しても、その信号を受け付けず に炊飯器の
状態を変更せず、少なくとも炊飯動作等の動作を取り消
取り消しキーにより炊飯状態や保温状態を取り消すこ
とができるようにしたことにより、蓋が開いている状態
や、蓋を閉めようとしているときに誤って、炊飯スター
トキーを押してしまっても誤操作を防止することがで
き、かつ、蓋を開けた状態でも、炊飯や保温の取り消し
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器のブロック図 【図2】同、炊飯器の要部破断断面図 【図3】同、炊飯器の蓋上面前方外観図 【図4】同、炊飯器の蓋開閉検知手段の要部断面図 【図5】同、炊飯器の炊飯シーケンスを示した図 【図6】従来例の炊飯器の要部破断断面図 【符号の説明】 31 鍋 33 加熱手段 36 蓋開閉検知手段 37 制御手段 39 表示手段 40 報知手段 43 操作手段 44 本体 46 蓋 53 LCD 54 ブザー 58 炊飯キー
フロントページの続き (72)発明者 河野 一典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 柴田 雅章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−327551(JP,A) 特開 平2−92313(JP,A) 特開 平8−308729(JP,A) 特開 昭63−154109(JP,A) 特開 昭63−158017(JP,A) 特開 昭61−222416(JP,A) 実開 昭62−109023(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 109 A47J 27/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 本体の上部を覆う蓋と、前記本体内に着
    脱自在に収納される鍋を加熱するための加熱手段と、前
    記加熱手段に電力を供給する制御手段と、前記蓋に配置
    され少なくとも炊飯開始の指示及び炊飯機能の選択を指
    示および炊飯動作等の動作を取り消す指示をするための
    操作部と、前記蓋内に配置されたフロートとフロート検
    知とからなり前記フロートの移動により前記蓋の開閉検
    知を行う蓋開閉手段とを備え、前記制御手段は、前記フ
    ロート検知から前記蓋が開いた状態である出力信号を入
    力している時は、少なくとも前記操作部の炊飯開始キー
    から出力された信号を入力しても、その信号を受け付け
    ずに炊飯器の状態を変更せず、少なくとも炊飯動作等の
    動作を取り消す取り消しキーにより炊飯状態や保温状態
    を取り消すことができるようにした炊飯器。
JP22970697A 1997-06-13 1997-08-26 炊飯器 Expired - Fee Related JP3412468B2 (ja)

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