JP6016493B2 - 電子調理機器 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態にかかる炊飯器100を斜め上方から見た概略斜視図である。
図2を参照して、炊飯器本体1には、被加熱物の一例としての米や水などを収容するための内鍋7が収納されている。
回転体25は、蓋体側部材27と、この蓋体側部材27の内鍋7側の表面に着脱可能に取り付けられた内鍋側部材28とを有している。蓋体側部材27と内鍋側部材28との間には、第1,第2撹拌体兼用傘ギア30と、第1撹拌体用ギア31A,32A,33Aと、第2撹拌体用ギア31B,32B,33Bとが配置されている。回転軸29の回転駆動は、第1,第2撹拌体兼用傘ギア30および第1撹拌体用ギア31A,32A,33Aを介して第1撹拌体用回動軸34Aに伝わると共に、第1,第2撹拌体兼用傘ギア30および第2撹拌体用ギア31B,32B,33Bを介して第2撹拌体用回動軸34Bに伝わる。これにより、回転軸29が回転すれば、第1,第2撹拌体26A,26Bを第1,第2撹拌体用回動軸34A,34Bを中心に回動させて、図2,図3に示す非撹拌状態から図4に示す撹拌状態に切り替えたり、上記撹拌状態から上記非撹拌状態に切り替えたりすることが可能になっている。
図5を参照して、蓋体2の上面の前部には表示部の一例としての液晶表示部5と、液晶表示部5を囲むように配置された複数の操作スイッチ6とが設けられている。
操作状態表示部5fは、操作スイッチ6での操作が無効状態となっていることを表示する。
炊飯器100は、上記炊飯器本体1と、炊飯器本体1内に収納される内鍋7と、炊飯器本体1の上部に開閉可能に取り付けられ、内鍋7を覆うように閉じることが可能な蓋体2と、蓋体2を閉じたときに内鍋7側とは反対側に位置する外蓋21と、蓋体2を閉じたときに内鍋7側に位置する内蓋22と、内蓋22を加熱するための蓋ヒータ4aと、内鍋7の側面を加熱することで内鍋7内の被加熱物を保温するための保温ヒータ4bと、炊飯器本体1内の下側に配置され、内鍋7を誘導加熱するための誘導コイル4cと、内鍋7の温度を検知するための温度センサ15aと、内鍋7に収容された被加熱物の重量を検知するための重量センサ15bと、蓋体2に着脱可能に取り付けられた回転体25とを含む。なお、誘導コイル4cは加熱部の一例である。
図8は、炊飯器100の制御系の構成の概要を表わしたブロック図である。
図10は、図8の制御構成の内のサブ制御系の詳細を表わしたブロック図である。一部、説明のためにメイン制御系の構成も図示されている。
炊飯器100では、炊飯メニューや調理メニューが選択され、該メニューに対応したプログラムを実行しているときには、操作スイッチ6のすべてのスイッチの入力を無効とする。この、操作スイッチ6の入力が無効とされて操作を無効とする状態を、「キーロック状態」と称する。
図11は、メインCPU10aにおいて、操作ボタン6の操作を有効な状態とするか無効な状態とするかを判断する処理の流れを表わすフローチャートである。図11の処理は、メインCPU10aがROM11aに記憶されるプログラムを読み出してRAM12aに展開しつつ実行し、図8〜図10の各部を制御することによって実現される。
本実施の形態にかかる炊飯器100において上記の動作が行なわれることで、所定の条件が満たされると操作ボタン6の操作を無効とするキーロック状態に自動的に移行する。そのため、操作ボタン6に手等が接触したことによって意図しない動作が開始する、という誤動作を防止することができる。特に、図示されたように蓋体2の上面に操作スイッチ6が配置されている場合には手や物が接触することで操作ボタン6が操作される可能性が高いために、上記の動作によって効果的に誤動作を防止することができる。
Claims (5)
- 被加熱物を収容するための収容部を収納した本体部と、
前記本体部に対して開閉可能であって、前記本体部に対して閉状態のときに前記収容部の開口部を閉じるように構成された蓋体と、
前記蓋体の外面に配置された操作スイッチと、
前記本体部に対する前記蓋体の開閉状態を検知するための検知手段と、
前記操作スイッチの操作を有効とする第1の状態と、前記操作スイッチの操作を無効とする第2の状態との切り替えを制御するための制御部とを備え、
前記蓋体の内部には前記収容部に収容された被加熱物を撹拌する撹拌部が設けられており、
前記蓋体の外面に前記撹拌部を操作する操作スイッチをさらに備え、
前記制御部は、前記第1の状態において、前記操作スイッチからの操作を受け付けた時に、前記蓋体が前記本体部に対して開状態から閉状態とされた時点、または、最終操作からの経過時間が予め規定された所定時間に達しているという第1の条件を満たすか否かを判定し、前記第1の条件を満たすと判定した場合、前記第1の状態から前記第2の状態に移行する、電子調理機器。 - 前記制御部は、前記第1の条件が満たされたことで前記第2の状態に移行した後、前記第2の状態において前記蓋体が前記本体部に対して開状態となったことが検知されると、前記第1の条件が満たされたことでの前記第2の状態を解除する、請求項1に記載の電子調理機器。
- 前記制御部は、前記蓋体が前記本体部に対して開状態であることが検知されると前記第2の状態とする、請求項1または2に記載の電子調理機器。
- 前記制御部は、前記第1の条件が満たされたことで前記第2の状態に移行した後に前記蓋体が前記本体部に対して開状態となり、その後、再度、前記蓋体が前記本体部に対して閉状態となったことが検知されると、前記第2の状態から前記第1の状態に移行する、請求項3に記載の電子調理機器。
- 炊飯機能を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の電子調理機器。
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