JPH07265198A - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JPH07265198A
JPH07265198A JP6407094A JP6407094A JPH07265198A JP H07265198 A JPH07265198 A JP H07265198A JP 6407094 A JP6407094 A JP 6407094A JP 6407094 A JP6407094 A JP 6407094A JP H07265198 A JPH07265198 A JP H07265198A
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JP
Japan
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switch
rice
menu
heat retention
rice cooker
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Application number
JP6407094A
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English (en)
Inventor
Kazuya Miyake
一也 三宅
Kosaku Nakajima
光策 中島
Satoru Kitazawa
悟 北沢
Hirotaka Sarashina
広貴 更科
Toshiyuki Takahashi
敏行 高橋
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作部のスイッチ数を減らし、しかもメニュー
の確認を確実にし、かつ誤操作を防止する。 【構成】動作を停止している切状態のときに炊飯動作を
開始させる炊飯スイッチ41と、動作状態にあるとき動
作を停止して切状態にする切スイッチ43と、切状態の
ときに炊飯のメニューを「白米」「はや炊き」「おか
ゆ」に順次切替えると共に「おかゆ」メニューの後に保
温開始を行なわせるメニュー/保温スイッチ47とを設
け、メニュー/保温スイッチが保温動作の開始を選択し
てから所定時間経過すると、そのメニュー/保温スイッ
チの操作を無効化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒータを発熱制御して
各種メニューの炊飯及び保温を行なう電気炊飯器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の電気炊飯器は、外部に各種スイ
ッチ、表示器、表示ランプを設けた操作部が設けられ、
スイッチ操作により、通常の炊飯やタイマ炊飯等が可能
になっている。
【0003】このような電気炊飯器の操作パネルとして
は、図4〜図8に示す構成のものが知られている。
【0004】図4に示すものは、表示器として現在時刻
及びタイマ時刻を表示すると共にタイマ表示状態、午
前、午後を表示する例えば液晶表示器1を設けると共に
タイマ動作表示ランプ2、炊飯動作表示ランプ3、保温
動作表示ランプ4を設けている。
【0005】また、各種スイッチとして炊飯の開始と保
温の開始を交互に行なう兼用の炊飯/保温スイッチ5、
タイマ炊飯を開始するタイマ炊飯スイッチ6、動作状態
にあるとき動作を停止して切状態にする切スイッチ7、
液晶表示器1の表示を現在時刻表示にするかタイマ時刻
表示にするか切替える時計スイッチ8、液晶表示器1が
現在時刻表示を行なっているときには現在時刻を可変
し、液晶表示器1がタイマ時刻表示を行なっているとき
にはタイマ時刻を可変する時スイッチ9a及び分スイッ
チ9b、炊飯のメニューを例えば「白米」「はや炊き」
「おかゆ」に順次繰返し切替えるメニュースイッチ10
を設けている。
【0006】この操作部を設けた炊飯器は、切状態にお
いて炊飯/保温スイッチ5を操作すると炊飯を開始し、
所定時間内に再度操作すると保温を開始し、所定時間内
に再度操作すると炊飯開始に戻る。
【0007】図5に示すものは、各種スイッチとして炊
飯開始を行なう炊飯スイッチ11、タイマ炊飯スイッチ
6、動作を停止して切状態にすると共に保温開始を行な
う兼用の切/保温スイッチ12、時計スイッチ8、時ス
イッチ9a及び分スイッチ9b、メニュースイッチ10
を設けている。
【0008】この操作部を設けた炊飯器は、切状態にお
いて切/保温スイッチ12を操作すると保温を開始し、
炊飯中やタイマ動作中、保温中等切状態以外の状態で操
作すると動作を停止して切状態にする。
【0009】図6に示すものは、炊飯スイッチ11、タ
イマ炊飯スイッチ6、保温開始を行う保温スイッチ1
3、切スイッチ7、時計スイッチ8、時スイッチ9a及
び分スイッチ9b、メニュースイッチ10を設けてい
る。
【0010】図7に示すものは炊飯開始を行なうと共に
動作を停止して切状態にする兼用の炊飯/切スイッチ1
4、タイマ炊飯スイッチ6、保温スイッチ13、時計ス
イッチ8、時スイッチ9a及び分スイッチ9b、メニュ
ースイッチ10を設けている。
【0011】この操作部を設けた炊飯器は、切状態にお
いて炊飯/切スイッチ14を操作すると炊飯を開始し、
炊飯中やタイマ動作中、保温中等切状態以外の状態で操
作すると動作を停止して切状態にする。
【0012】図8に示すものは、炊飯開始、メニュー選
択及び保温開始を行なう兼用の炊飯/メニュー/保温ス
イッチ15、タイマ炊飯スイッチ6、切スイッチ7、時
計スイッチ8、時スイッチ9a及び分スイッチ9bを設
けている。
【0013】この操作部を設けた炊飯器は、炊飯/メニ
ュー/保温スイッチ15を操作すると白米メニューの炊
飯を開始し、所定時間内に再度操作するとはや炊きメニ
ューの炊飯を開始し、所定時間内に再度操作するとおか
ゆメニューの炊飯を開始し、所定時間内に再度操作する
と保温を開始し、所定時間内に再度操作すると最初の白
米メニューの炊飯開始に戻る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すものでは、
炊飯の開始と保温の開始を交互に行なう兼用の炊飯/保
温スイッチ5を設けているので、配置するスイッチの数
を減らすことができるが、炊飯を行なうつもりが誤って
スイッチ操作を2回行なってしまう場合がある。このよ
うな場合、確認は炊飯動作表示ランプ3と保温動作表示
ランプ4で行なうのみであり、見落とす場合がある。す
なわち、図4に示す操作部を設けたものでは、炊飯を開
始するのを誤って保温を開始してしまうという問題があ
った。
【0015】図5に示すものでは、切状態と保温開始を
行なう兼用の切/保温スイッチ12を設けているので、
配置するスイッチの数を減らすことができるが、切状態
にする機能が保温時にしか働かないという誤解を使用者
に与えやすく、使い勝手が悪いという問題があった。ま
た、切状態にあるにもかかわらず使用者が確実に切状態
にしようと操作すると保温動作が開始されるという問題
があった。
【0016】図6に示すものでは、全て専用のスイッチ
を使用しているので、配置するスイッチの数が多くなる
という問題があった。
【0017】図7に示すものでは、炊飯開始を行なうと
共に切状態にする兼用の炊飯/切スイッチ14を設けて
いるので、配置するスイッチの数を減らすことができる
が、切状態にする機能が炊飯時にしか働かないという誤
解を使用者に与えやすく、使い勝手が悪いという問題が
あった。また、切状態にあるにもかかわらず使用者が確
実に切状態にしようと操作すると炊飯動作が開始される
という問題があった。
【0018】図8に示すものでは、炊飯開始、メニュー
選択及び保温開始を行なう兼用の炊飯/メニュー/保温
スイッチ15を設けているので、配置するスイッチの数
をより減らすことができるが、スイッチの操作回数を誤
ると炊飯を開始するのを誤って保温を開始してしまうと
いう問題があった。また、所定時間内にスイッチ操作を
行なわなければそのときのメニューで炊飯が開始されて
他のメニューへの変更ができなくなるので、表示確認に
時間的余裕が無く、このため誤ったメニューで炊飯を開
始してしまう問題がある。
【0019】そこで本発明は、操作部のスイッチ数を減
らすことができ、しかもメニューの確認を時間的余裕を
持って確実にできると共に誤操作を極力防止でき、使い
勝手を向上できる電気炊飯器を提供する。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
ヒータを発熱制御して各種メニューの炊飯及び保温を行
なう電気炊飯器において、動作を停止している切状態の
ときに炊飯動作を開始させる炊飯スイッチと、動作状態
にあるとき動作を停止して切状態にする切スイッチと、
切状態のときに炊飯のメニューを切替えると共に所定回
数操作する毎に保温動作の開始を選択するメニュー/保
温スイッチと、このメニュー/保温スイッチが保温動作
の開始を選択してから所定時間経過すると、メニュー/
保温スイッチの操作を無効化する無効化手段を設けたも
のである。
【0021】
【作用】このような構成の発明においては、メニュー/
保温スイッチを操作すると各種メニューの炊飯が選択さ
れる。従って、メニュー/保温スイッチで所望のメニュ
ーを選択し、余裕を持って確認した後に炊飯スイッチを
操作すれば誤ったメニュー選択を極力防止できる。ま
た、メニュー/保温スイッチで保温動作を選択して所定
時間が経過した後は、たとえメニュー/保温スイッチを
誤って操作しても保温動作は維持される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0023】図1は電気炊飯器の回路構成図で、AC.
100V電源に接続する端子a,b間にリレー21の常
開接点21aを介して炊飯ヒータ22を接続すると共に
双方向性3端子サイリスタ23を介して蓋ヒータ24と
胴ヒータ25との並列回路を接続している。
【0024】前記炊飯ヒータ22は炊飯鍋の底面部に設
けられた比較的発熱容量の大きなヒータで、炊飯鍋を加
熱して炊飯を行なう。前記蓋ヒータ24は炊飯鍋を開閉
する蓋体に設けられた比較的発熱量の小さなヒータで、
炊飯鍋の保温や蓋体の内側への水滴の付着防止等を行な
う。前記胴ヒータ25は炊飯鍋を収納する炊飯器本体の
側面部に設けられた比較的発熱量の小さなヒータで、炊
飯鍋の保温等を行なう。
【0025】また、前記端子a,b間にトランス26の
1次巻線を接続している。
【0026】27は制御部本体を構成するマイクロコン
ピュータで、このマイクロコンピュータ27は内部にメ
モリ28を設けている。前記マイクロコンピュータ27
は前記トランス26の2次巻線に接続した定電圧回路2
9から動作のための一定電圧が印加されるようになって
いる。
【0027】30は停電検出回路で、この停電検出回路
30は定電圧回路29の出力電圧を検出して電源の停電
検出を行ない、電源が停電したときにはバッテリー回路
31を制御するようになっている。前記バッテリー回路
31は停電検出回路30からの停電検出出力により前記
マイクロコンピュータ27への電源をバックアップする
ようになっている。
【0028】前記マイクロコンピュータ27は、前記リ
レー21のコイル21cへの通電制御を行なうリレー駆
動回路32を制御し、また、前記サイリスタ23のゲー
トを制御するサイリスタ駆動回路33を制御する。
【0029】前記マイクロコンピュータ27には、炊飯
鍋の温度を検出する温度センサ34、時刻をカウントす
る計時回路35、操作スイッチ群36及び表示部37が
それぞれ接続されている。
【0030】前記操作スイッチ群36及び表示部37は
図2に示すように操作パネル38に設けられている。
【0031】前記操作パネル38は、操作スイッチ群3
6として炊飯スイッチ41、タイマ炊飯スイッチ42、
切スイッチ43、時計/予約スイッチ44、時スイッチ
45、分スイッチ46及びメニュー/保温スイッチ47
を設けている。
【0032】また、前記操作パネル38は、表示部とし
て現在時刻、タイマ時刻の表示及びタイマ、午前、午後
の文字表示を行なうと共に「白米」「はや炊き」「おか
ゆ」のメニューを指示表示する例えば液晶表示器51、
タイマ動作表示ランプ52、炊飯動作表示ランプ53及
び保温動作表示ランプ54を設けている。
【0033】前記炊飯スイッチ41は、炊飯器本体が動
作を停止している切状態のときに炊飯動作を開始させる
スイッチである。前記タイマ炊飯スイッチ42は、切状
態のときに前記メモリ28に記憶しているタイマ時刻に
基づいてタイマ炊飯動作を開始させるスイッチである。
前記切スイッチ43は、炊飯器本体が動作状態にあると
き動作を停止して切状態にするスイッチである。
【0034】前記時計/予約スイッチ44は、前記液晶
表示器51に表示する時刻を現在時刻にするかタイマ時
刻にするか切替えるスイッチで、操作毎に交互に切替え
る。前記時スイッチ45及び分スイッチ46は、前記液
晶表示器51に表示している時刻を調整するスイッチ
で、液晶表示器51が現在時刻を表示しているときには
現在時刻の調整を行ない、タイマ時刻を表示していると
きにはタイマ時刻の調整を行なう。
【0035】現在時刻の調整はマイクロコンピュータ2
7が計時回路35を制御して行ない、タイマ時刻の調整
はマイクロコンピュータ27がメモリ28に記憶してい
るタイマ時刻を変更することにより行なう。また、前記
停電検出回路30が停電を検出してマイクロコンピュー
タ27がバッテリー回路31により電源がバックアップ
されているときには、前記マイクロコンピュータ27は
前記計時回路35がカウントする現在時刻を前記液晶表
示器51に表示する動作を継続すると共に前記メモリ2
8に記憶しているタイマ時刻を保持する。このとき前記
液晶表示器51のタイマ、午前、午後の文字表示や「白
米」「はや炊き」「おかゆ」のメニュー指示表示は全て
消灯するようになっている。
【0036】前記メニュー/保温スイッチ47は、メニ
ューの「白米」「はや炊き」「おかゆ」を順次切替える
と共に保温開始を行なうスイッチである。
【0037】すなわち、図3に示すように、切状態のと
きには「白米」のメニューがセットされている。この状
態で前記メニュー/保温スイッチ47を操作すると、メ
ニューのセットを「はや炊き」のメニューに切替える。
この状態で前記メニュー/保温スイッチ47を操作する
と、メニューのセットを「おかゆ」のメニューに切替え
る。この状態で前記メニュー/保温スイッチ47を操作
すると、メニューの選択に変わって保温開始に切替え
る。
【0038】そして保温開始になったときは、保温開始
になってから30秒以内に前記メニュー/保温スイッチ
47の操作が行なわれると、再び最初の「白米」のメニ
ューセットに戻る。
【0039】また、保温開始になってから30秒が経過
すると以降の前記メニュー/保温スイッチ47の操作を
無効化して保温動作を固定化する。(無効化手段) なお、保温動作が開始されると前記保温動作表示ランプ
54が点灯し、炊飯鍋は例えば73℃に温度制御され
る。この保温動作を解除するには前記切スイッチ43を
操作すればよい。
【0040】前記マイクロコンピュータ27は、例えば
「白米」のメニューがセットされている状態で炊飯スイ
ッチ41が操作されると直ちに炊飯動作を開始する。ま
た、タイマ炊飯スイッチ42が操作されると設定された
タイマ時刻に基づいてその時刻に炊き上がるように所定
時間経過後に炊飯動作を開始する。
【0041】炊飯動作では、前記マイクロコンピュータ
27は、先ずひたし炊き制御を行なう。このひたし炊き
は例えば前記炊飯ヒータ22を3分間オンし、その後5
分間オフさせる。そしてひたし炊き制御が終了すると、
続いて本炊飯制御を開始する。
【0042】本炊飯制御では前記炊飯ヒータ22を前記
温度センサ34が沸騰状態を検出するまで連続通電す
る。また、前記蓋ヒータ24及び胴ヒータ25も連続通
電する。そして前記温度センサ34が沸騰状態を検出す
ると前記炊飯ヒータ22を断続通電に切替える。
【0043】そして前記温度センサ34が例えば120
℃を検出すると前記マイクロコンピュータ27は炊き上
がりを検出し、例えば15分程度のむらし制御を開始す
る。むらし制御では前記蓋ヒータ24及び胴ヒータ25
も連続通電を継続し、また、前記炊飯ヒータ22を途中
で短時間だけオンさせる。
【0044】むらし制御が終了すると前記マイクロコン
ピュータ27は保温制御を開始する。この保温制御では
前記炊飯ヒータ22をオフし、前記蓋ヒータ24と胴ヒ
ータ25により炊飯器の温度を73℃に温度制御する。
【0045】前記表示部37の液晶表示器51は、前記
マイクロコンピュータ27に制御され、タイマ動作中は
前記メモリ28に記憶しているタイマ時刻を表示し、こ
の表示を炊飯中及びむらし中も継続するようになってい
る。また、前記炊飯スイッチ41の操作により直ちに炊
飯を開始したときには表示を消灯し、炊き上がりが検出
されてむらしに移行するとむらしが終了するまでの残り
時間を表示するようになっている。
【0046】そして保温動作に移行したときには保温の
経過時間を表示するようになっている。
【0047】このような構成の実施例においては、メニ
ュー選択と保温開始を1つのメニュー/保温スイッチ4
7で行なっているので使用するスイッチの数を減らすこ
とができ、操作部38のスペースを大きくすること無く
各種スイッチを配置できる。また、メニュー/保温スイ
ッチ47でメニューを選択したときには選択したメニュ
ーの表示が行なわれるのみで炊飯は開始されないので、
選択したメニューの確認を余裕を持って行なうことがで
き、従って希望するメニューと異なるメニューを選択し
て炊飯を開始させるような誤操作はほとんど生じない。
【0048】また、保温動作を炊飯動作の継続としてで
はなく、単独で開始させるケースは冷たい御飯を暖める
など非常に少ない。従って、保温を単独で開始させる操
作と複数のメニュー選択の操作を一緒のスイッチで行な
い、しかも保温を開始させる操作をメニュー選択操作の
後にしてもほとんど支障は生じない。
【0049】また、メニュー選択時には液晶表示器51
のメニューを指示表示する部分が切替わるが、保温開始
状態になると保温動作表示ランプ54が点灯する。これ
はランプ表示が切替わるのと異なり、表示内容が大きく
変化するので、使用者にとって気が付きやすい。すなわ
ち、メニューセットするのに誤って保温開始を行なって
もその誤操作に気が付きやすく、誤操作を極力防止でき
る。
【0050】また、通常炊飯においては白米炊飯がほと
んどで、はや炊きやおかゆの炊飯は少ない。しかも保温
動作を単独で行なう場合も少ない。
【0051】このようなことから、メニュー選択のスイ
ッチと保温開始のスイッチを1つのスイッチにすること
は、切状態でメニューを常に「白米」にセットすること
で、このスイッチが操作されるケースは少なくなり、従
って誤操作が生じる可能性は保温開始のスイッチを炊飯
開始のスイッチや切スイッチ等と兼用する場合に比べて
きわめて少ない。
【0052】また、メニュー/保温スイッチ47の操作
により保温動作を開始して30秒が経過した後は、メニ
ュー/保温スイッチ47の操作を無効化して保温動作を
固定するので、保温動作中にメニュー/保温スイッチ4
7の誤操作により保温動作が中断される虞はない。
【0053】また、表示器51とし、現在時刻とタイマ
時刻を切替えて表示するものを使用しているので、表示
器51として小形のものを使用できる。そしてその時刻
表示の切替えは時計/予約スイッチ44により行ない、
かつそれぞれの時刻表示状態で時スイッチ45及び分ス
イッチ46を操作することにより現在時刻、タイマ時刻
を調整することができるので、各時刻の調整が確実にで
きる。また、切状態のときには何時でもタイマ時刻の確
認ができる。
【0054】さらに、比較的頻繁に使用する炊飯を開始
するスイッチ、タイマ炊飯を開始するスイッチ及び切状
態にするためのスイッチはそれぞれ単独のスイッチとし
ているので、使用者にとって使い勝手がよく、また誤操
作を招く虞はない。
【0055】さらに、液晶表示器51はタイマ炊飯スイ
ッチ42の操作によるタイマ炊飯時にはタイマ時間を表
示し、炊飯スイッチ41の操作による通常の炊飯時には
消灯しているので、タイマ炊飯か通常の炊飯かの区別が
表示により容易に確認できる。
【0056】さらにまた、液晶表示器51は保温動作中
は経過時間を表示するので、炊飯時と保温時との区別が
表示により容易にできる。
【0057】さらにまた、停電時には液晶表示器51は
現在時刻の表示のみで、タイマ、午前、午後の文字表示
や「白米」「はや炊き」「おかゆ」のメニュー指示表示
は全て消灯するので、停電状態か否かを表示によって容
易に確認することができる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、操
作部のスイッチ数を減らすことができ、しかもメニュー
の確認を時間的余裕を持って確実にできると共に誤操作
を極力防止でき、使い勝手を向上できる電気炊飯器を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路構成図。
【図2】同実施例の操作パネルの構成を示す図。
【図3】同実施例のメニュー/保温スイッチの操作機能
を示す流れ図。
【図4】従来の操作パネルの構成例を示す図。
【図5】従来の操作パネルの構成例を示す図。
【図6】従来の操作パネルの構成例を示す図。
【図7】従来の操作パネルの構成例を示す図。
【図8】従来の操作パネルの構成例を示す図。
【符号の説明】
22…炊飯ヒータ 27…マイクロコンピュータ 38…操作パネル 41…炊飯スイッチ 42…タイマ炊飯スイッチ 43…切スイッチ 47…メニュー/保温スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 更科 広貴 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 高橋 敏行 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータを発熱制御して各種メニューの炊
    飯及び保温を行なう電気炊飯器において、動作を停止し
    ている切状態のときに炊飯動作を開始させる炊飯スイッ
    チと、動作状態にあるとき動作を停止して切状態にする
    切スイッチと、切状態のときに炊飯のメニューを切替え
    ると共に所定回数操作する毎に保温動作の開始を選択す
    るメニュー/保温スイッチと、このメニュー/保温スイ
    ッチが保温動作の開始を選択してから所定時間経過する
    と、前記メニュー/保温スイッチの操作を無効化する無
    効化手段を設けたことを特徴とする電気炊飯器。
JP6407094A 1994-03-31 1994-03-31 電気炊飯器 Pending JPH07265198A (ja)

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JP6407094A JPH07265198A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 電気炊飯器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018222A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Sharp Corp 電子調理機器
CN106308536A (zh) * 2015-06-17 2017-01-11 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 电烹饪器的保温控制方法、装置和电烹饪器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018222A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Sharp Corp 電子調理機器
CN106308536A (zh) * 2015-06-17 2017-01-11 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 电烹饪器的保温控制方法、装置和电烹饪器

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