JPH1014757A - 保温釜 - Google Patents

保温釜

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JPH1014757A
JPH1014757A JP17017296A JP17017296A JPH1014757A JP H1014757 A JPH1014757 A JP H1014757A JP 17017296 A JP17017296 A JP 17017296A JP 17017296 A JP17017296 A JP 17017296A JP H1014757 A JPH1014757 A JP H1014757A
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JP
Japan
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heat retention
temperature
time
heat
warmth
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JP17017296A
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English (en)
Inventor
Kazuya Miyake
一也 三宅
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保温経過時間が確実に把握でき、保温状態の
評価が本体の故障に起因するものなのか、あるいは保温
経過時間が長いことに起因するものなのかが容易にわか
る保温釜を提供する。 【解決手段】 保温制御手段72は、高温と低温の複数の
保温温度にご飯を保温できる。保温を開始した後、保温
経過時間を36時間以上LCD22に表示する。タイマ
ー動作時間を長時間に設定して予約炊飯を行なうと、保
温制御手段72は保温温度を低温にできなくなる。したが
って、保温保証時間を超えてご飯を保温したためご飯の
乾燥や変質が進み、また保温臭が悪化していることを使
用者が容易に認識できるので、ご飯の保温状態の劣化が
製品の故障なのか、長時間の保温のせいなのかを容易に
判断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保温経過時間を確
実に把握することのできる保温釜に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、この種の保温機
能を有する炊飯器などの保温釜においては、鍋内のご飯
の保温状態を改善する手法として、通常68〜76℃に
ある飯の保温温度を、一時的に60〜68℃程度の低温
保温にすることによって、メイラード反応を抑制して飯
の黄ばみおよび臭いの発生を防ぐとともに、脂肪酸の酸
化劣化に伴う保温臭の発生を抑制するようにするものが
採用されており、製品化されている。
【0003】上述したように保温下限温度を60℃程度
に設定する理由は、ご飯を腐敗させる腐敗菌の殆どは5
5℃以上では胞子化して増殖しないということと、糊化
したご飯の澱粉が60℃未満の低温になると早期に老化
して硬くなることに起因している。
【0004】ところで、特開平8−456号公報、特開
平1−170424号公報、特開昭63−127716
号公報、実開昭60−9416号公報、実公昭60−2
0335号公報、実公昭60−20334号公報、実公
昭51−20845号公報等に記載されているように従
来から炊飯終了後に保温になった場合や、切状態からス
イッチ操作で保温を開始した場合に、保温の経過時間を
時計やタイマー、または炊飯予約時刻の時刻表示部にて
表示するものが種々提案され実用化されている。この保
温経過時間の表示時間は12時間程度が多く、また、前
述したように60〜68℃程度の低温に飯温を下げた保
温を併用した保温釜の場合には、保温状態が改善される
ことから、24時間ないし36時間までの保温経過時間
を表示し、所定の温度に到達すると経過時間の表示を時
計時刻表示に切替えたり、保温経過時間が所定の到達時
間となった時点で計時を停止して点滅させたり、あるい
は時間表示を消滅する構成が採用されている。この保温
経過時間の表示はいずれもご飯の保温状態を考慮した場
合の保温保証時間の限度を一つの目安として設定された
ものであり、保温経過時間の表示がなされていない場合
には、保温保証時間が過ぎているので保温を止めて下さ
いという意図や、保温保証時間を超過した保温なので保
温状態は保証しませんという意図を表わしたものであ
る。
【0005】しかしながら、実際に使用される保温経過
時間の特定は困難で、各家庭や使用状況により長かった
り短かったりする。この結果、前述した保温保証時間よ
り長く保温する場合もある。このように保温保証時間を
超えて保温した場合に、従来のように保温経過時間の表
示が終了していると、現在の保温経過時間が36時間な
のか、48時間なのか、あるいはそれ以外なのか分から
ず、このため、保温経過時間とともに悪化するご飯の保
温状態が、どの程度の時間保温した結果であるかを使用
者が認識することができないので、ご飯の保温状態の悪
化を保温釜の故障と誤解する場合があるという問題点が
あった。そこで、保温経過時間を表示しないことによ
り、使用者の認識のもとに保温経過時間をある程度管理
させて、誤解を少なくすることも考えられるが、この場
合には使用者が炊飯が終了して保温を開始した時刻を覚
えていなければならない手間があり、また、記憶は非常
に曖昧で、精度のよい時間管理ができなくなるので、実
用的にはやはり経過時間の表示がある方が好ましい。
【0006】ところで、従来の低温での保温と高温での
保温とを組み合わせた保温釜においては、保温モードが
低温であるか、通常の温度(高温)であるかを表示する
機能を有するものはあったが、現在保温中のご飯の保温
温度が高いのか低いのかを表示するものはなかった。こ
のため、低温モードでの保温がある程度進行している最
中にご飯を食すると、ややさめたて食味が劣ると感じる
場合がある。このような場合にも使用者が、保温釜の故
障によりご飯の保温状態が悪化したと誤解することがあ
る。
【0007】さらにまた、上述したように使用者が、保
温性能が悪いと感じて保温釜が故障したと誤解した場
合、店や修理店に修理を依頼することが当然予想され
る。このような場合、実際には何の故障箇所もないにも
かかわらず、故障があることを前提として製品に対する
クレームの原因解析をしなければならないという問題点
があった。しかも、製品自体には何の故障箇所もなく使
用者の使用方法に起因するのであるにもかかわらず、修
理を依頼された側はそれを認識することができないの
で、使用者の製品に対するクレームを迅速に解消するの
が困難であるいう問題点もあった。
【0008】したがって本発明は、保温経過時間が確実
に把握でき、保温状態の評価が本体の故障に起因するも
のなのか、あるいは保温経過時間が長いことに起因する
ものなのかが容易にわかる保温釜を提供することを目的
とする。また、本発明は、現在保温中のご飯の保温温度
が高いのか低いのかが容易にわかる保温釜を提供するこ
とを目的とする。さらに、本発明は保温性能が悪いと使
用者が感じた場合に、その原因が製品の故障に起因する
ものなのか、ユーザーの使い方に起因するものなのかを
容易に判断することができる保温釜を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の保温釜
は、前記目的を達成するために、保温を開始した後、保
温の経過時間を36時間以上表示し続ける表示手段を備
えたことを特徴とするものである。
【0010】この場合、保温保証時間である12時間な
いし36時間を超えた保温をしたときにも、従来のよう
に時計表示部が時計の表示に切替わる等、経過時間の表
示がなくなることがなく、何時間保温したご飯なのかが
即時にわかるので、保温保証時間を超えて保温したか
ら、乾燥や変質が進み、また保温臭が悪化したご飯にな
っていることを使用者が容易に認識でき、保温状態の劣
化が製品の故障によるものなのか、長時間の保温による
ものなのかが容易にわかる。
【0011】また、請求項2の発明の保温釜は、前記目
的を達成するために、炊飯後は、68℃以上の高温と、
68℃未満の低温の組み合わせにてご飯を保温する保温
制御手段と、保温経過時間を36時間以上表示し続ける
表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】この場合、低温での保温と高温での保温と
を組み合わせることにより長時間保温した状態でのご飯
の劣化を抑制することができるので、保温保証時間が長
くなっており、このような保温保証期間が長くなったと
きには、36時間を超過した保温経過時間の表示を特に
有効に活用することができる。
【0013】さらに、請求項3の発明の保温釜は、前記
目的を達成するために、前記表示手段が、保温の途中で
停電があり電源が復帰したときに保温を再開する場合
に、停電期間の時間も保温経過時間として累積して表示
することを特徴とするものである。
【0014】この場合、保温中に電源プラグを外すなど
して停電があったとしても次に電源が復電し保温を再開
したときに、停電していた時間も累積して保温経過時間
の表示を行うので、実質的な保温経過時間を表示するこ
とができ、精度よく保温経過時間の管理を行うことがで
きる。
【0015】
【発明の実施形態】以下、電磁誘導加熱式炊飯器に適用
した本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。全体断面図を示す図1において、1は器本体で
あり、これは上面を開口した有底筒状の内枠2と、この
内枠2を内部に備え器本体1の外殻を形成する外枠3
と、外枠3の底側を覆う底板4とにより構成される。容
器収容部たる内枠2はガラス繊維入りPET樹脂製で、
この内枠2に着脱自在に収容される鍋5の外面形状にほ
ぼ相似した形状に形成されている。
【0016】被炊飯物である米や水、および保温時に被
保温物であるご飯が収容される鍋5の形状は、上面を開
口した有底筒状に形成されているが、この鍋5の外側面
の最上部には、水平に外方へ突出した鍋フランジ部6が
形成される。この鍋フランジ部6が外枠3の上端面上に
形成される鍋支持部7に載ることにより吊設状態に支持
される。また、鍋5は、熱伝導性および耐蝕性に優れた
例えばアルミニウムなどを主体にした鍋本体8と、この
鍋本体8の外底面部から側面下部にかけて設けられた磁
性金属材料からなる発熱層9とにより形成される。
【0017】10は、内枠2の外側に備えられ、鍋5の発
熱層9を電磁誘導により発熱させる鍋加熱装置に相当す
る加熱コイルである。この加熱コイル10は、内枠2の外
側面において、鍋5の側面下部から底面にかけての曲面
部の発熱層9に対向する位置に、螺旋状に巻き付け固定
される。加熱コイル10の外側には、酸化鉄などを主体と
した高透磁率の材料をプラスチック材料に混ぜた、絶縁
性を有するコイルカバー11を備えてある。また、12は、
鍋5の発熱層9の近傍に設けられ、内部に負特性サーミ
スタを備えた鍋温度検出手段たる鍋温度センサであり、
また13は、発熱層9と加熱コイル10の近傍に位置して、
内枠2の外面に設けられた温度ヒューズである。
【0018】14は、加熱コイル10に所定の高周波電流を
供給するためのインバータ回路部品15を備えた加熱基板
である。この加熱基板14は、器本体1の内部に設けられ
た支え16によって、モータ17を備えた冷却ファン18とと
もに、器本体1の底部と支え16との間に配設される。冷
却ファン18に対向する底板4の底部には、吸気口19が設
けられるとともに、加熱基板14の一側に対向する底板4
の側面には、排気口20が設けられる。支え16は、加熱基
板14の一側において直立状態に設けられており、この支
え16と器本体1の前面との間には、表示操作手段として
の操作パネル21を形成するLCD22,LED23および各
種のスイッチ24を備えた表示操作部品25と、インバータ
回路部品15以外の電源回路部品26が、基板27に搭載され
た状態で設けてある。この操作パネル21の構成について
は、後述する図2の説明の中で詳述する。そして、モー
タ17への通電により冷却ファン18を回転させると、吸気
口19から取り込まれた空気が、加熱基板14から基板27を
通って排気口20に送り出され、支え16と底板4との間に
囲まれた空間内の各部品を強制冷却するようになってい
る。なお、28は、外枠3の下部後側に設けられた電源コ
ード29を巻取るコードリールである。
【0019】30は、鍋5の上部開口部を開閉自在に覆う
蓋体である。この蓋体30は、蓋体30の上側部材に相当す
る外蓋31と、この外蓋31の下側外周に沿って設けられた
外蓋カバー32と、外蓋31の下側に空間を形成しつつ嵌合
され、鍋5の上部開口部を直接覆うアルミニウムなどの
金属材料からなる蓋下面板33とにより構成される。この
蓋下面板33の下面には凹凸面34が形成されているととも
に、下面側の外周縁部には鍋5の内側面の最上部に嵌合
するように外周凸部35が形成されていて、鍋5の内側面
の最上部との間にフランジラップ部35Aが形成されてい
る。36は外蓋カバー32と蓋下面板33との間に挾んで保持
された蓋パッキンであり、蓋体30の閉塞時にこの蓋パッ
キン36の下端が前記鍋5の鍋フランジ部6に密着する。
器本体1の後面上部にはヒンジ軸37が軸支される一方、
ヒンジ軸37の反対側の蓋体30または器本体1の前側に
は、蓋体31と器本体1とを係止するクランプボタン38が
設けられる。そして、図示してはいないが、ヒンジ軸37
の内部には、蓋体30を常時開く方向に付勢するねじりコ
イルばねなどの弾性部材が設けてあり、クランプボタン
38を押動操作することによって、ヒンジ軸37を回転中心
として蓋体30を開くことができるようになっている。
【0020】蓋体31の下面をなす蓋下面板33の上面側す
なわち裏側には、炊飯時と保温時に蓋下面板33を加熱す
るコードヒータ39が設けられている。この蓋ヒータたる
コードヒータ39は、内枠2の外側面上部に設けられた保
温加熱用のコードヒータなどの側面ヒータ40と電気的に
並列回路を構成している。さらに、蓋下面板33の裏側に
は、蓋体30の下面の温度を検出するための負特性サーミ
スタからなる蓋温度センサ41が設けられている。コード
ヒータ39および蓋温度センサ41は、いずれも両面粘着テ
ープを介在したアルミ箔42により蓋下面板33に固定して
あり、アルミ箔42の上面には、所定の空間を形成しつ
つ、外蓋カバー32と蓋下面板33とともに断熱板43が取付
け固定される。また、蓋下面板33の略中心には、蒸気侵
入孔44が形成されており、この蒸気侵入孔44に臨んでバ
ケット45が設けられている。このバケット45内の上側に
は、縦壁46と仕切板47とが設けられている一方、下側に
は戻孔48が形成されているとともに逆止弁49が取り付け
られている。そして、このバケット45を外側から覆うよ
うに蒸気口51を有する蒸気口カバー50が取り付けられて
いて、バケット45と蒸気口カバー50との間隙により蒸気
通路52が形成されている。そして、炊飯時に蒸気が蒸気
侵入孔44から蒸気通路52を通過して、蒸気口51から蓋体
30の外部に放出される一方、該蒸気圧が過剰となるとバ
ケット45内にも侵入し、逆止弁49が開いて戻孔48から還
流される構成となっている。なお、53は、蓋温度センサ
41を蓋下面板33の上面で挾着するためのセンサ押えであ
る。
【0021】コードヒータ39および側面ヒータ40は、ト
ライアック(図示せず)などの通断電制御素子と直列に
接続され、蓋温度センサ41の検出温度に応じて所定の温
度に蓋下面板33を温度管理するとともに、内枠2を加熱
する構成となっている。また、コードヒータ39および側
面ヒータ40を用いて、所定の通電時間制御にて炊飯時お
よび保温時に蓋下面板33および内枠2を加熱する構成で
あってもよい。前記加熱基板14に搭載されたインバータ
回路部品15から高周波電流を加熱コイル10に供給する
と、加熱コイル10に交番磁界が発生して、磁界中に位置
する鍋5の発熱層9に渦電流が発生し、この渦電流がジ
ュール熱に変換されることで、発熱層9が発熱して鍋5
内の被炊飯物または被保温物を加熱する構成になってい
る。
【0022】次に、図2に基づき操作パネル21の構成を
詳述すると、操作パネル21は正面からみて上部に表示手
段たるLCD22およびLED23を備えるとともに、下部
にスイッチ24を備えている。LCD22は、現在時刻を表
示する現在時刻表示部22Aと、炊飯または低温保温の予
約時刻を表示する予約時刻表示部22Bを備えて構成され
る。また、LED23は、炊飯行程時に点灯する炊飯LE
D23Aと、普通保温時に点灯する普通保温LED23B
と、低温保温時に点灯する低温保温LED23Cと、予約
炊飯設定時に点灯する予約LED23Dとにより構成され
る。さらに、スイッチ24は、炊飯動作の開始を指示する
炊飯スイッチ24Aと、保温動作の開始を指示する保温ス
イッチ24Bと、全ての動作を中止し切状態にする切スイ
ッチ24Cと、保温時の再加熱を指示する保温再加熱スイ
ッチ24Dと、予約動作の開始を指示する予約スイッチ24
Eと、LCD22に表示される現在時刻およびタイマー時
刻の調整開始を指示する時計スイッチ24Fと、この現在
時刻およびタイマー時刻の時,分を調整する時調整スイ
ッチ24G及び分調整スイッチ24Hとを備えている。
【0023】図3は、電気的構成を示すブロック図であ
る。同図において、61はマイクロコンピュータ(以下、
単にマイコンと称する。)であり、これはいずれも図示
しないが、周知のマイクロプロセッサを構成する制御装
置および演算装置の他に、計時装置,ROMやRAMな
どからなる記憶装置,および入出力装置を備えて構成さ
れる。マイコン61の入力側には、前記操作パネル21のス
イッチ24における炊飯スイッチ24A、保温スイッチ24
B、切スイッチ24C、保温再加熱スイッチ24D、予約ス
イッチ24E、時計スイッチ24F、時調整スイッチ24G、
分調整スイッチ24Hとともに、鍋温度センサ12と、蓋温
度センサ41と、鍋5の有無を検知する負荷検知回路62
と、マイコン61へのリセット信号を出力するリセット回
路63が各々接続される。また、64は電源の停電発生を検
知する停電検知回路であり、この停電検知回路64が停電
を検知すると、停電バックアップ回路65がマイコン61の
記憶装置に記憶された内容を保持するように構成してい
る。
【0024】一方、マイコン61の出力側には、前記加熱
コイル10に所定の高周波電流を供給する加熱手段たるI
H加熱装置66と、蓋ヒータに相当するコードヒータ39お
よび胴ヒータに相当する側面ヒータ40を通断電制御する
トライアックなどを含む胴蓋加熱装置67と、圧電ブザー
を備えたブザー報知手段68と、前述のLCD22およびL
ED23が各々接続される。そして、スイッチ24の各入力
信号と、鍋温度センサ12および蓋温度センサ41からの各
温度データ信号と、鍋5の発熱負荷入力データによる負
荷検知回路62からの負荷検知信号と、リセット回路63か
らのリセット信号と、停電検知回路64からの停電信号と
をマイコン61に入力し、予めこのマイコン61の記憶装置
にプログラムされた制御シーケンスに従い、マイコン61
から出力される制御信号に基づき、IH加熱装置66,胴
蓋加熱装置67,ブザー報知手段68,LCD22およびLE
D23を制御しつつ、炊飯から保温に至る一連の動作と、
予約炊飯などを行なう構成となっている。
【0025】次に、図4に基づきマイコン61の機能構成
を詳述する。71は、主に加熱コイル10により鍋5を電磁
誘導加熱しながら、ひたし炊きからむらしに至る炊飯動
作を制御する炊飯制御手段である。この炊飯制御手段71
は、鍋5内の米の吸水が進行し、鍋5の温度が沸騰温度
を超えた所定の炊き上げ温度になったら、むらし加熱を
行ない、このむらしが13分程度経過したら、炊飯を終
了して、次の保温制御手段72による保温を行なうもので
ある。保温制御手段72は、加熱コイル10により鍋5を電
磁誘導加熱しながら、鍋5内のご飯を所定の保温温度に
制御する機能を有しているが、本実施例の保温制御手段
72は、鍋温度センサ12からの検出温度に基づいて、ご飯
を通常の68〜76℃の高温に保温する普通保温制御手
段73と、ご飯を65℃±5℃,好ましくは65±3℃の
低温に保温する低温保温制御手段74とを備えており、そ
のいずれか一方により保温動作が選択的に行なわれるよ
うになっている。なお、炊飯中やむらし中および保温中
には、コードヒータ39により蓋下面板33を加熱し、この
蓋下面板33への結露を防止する構成となっている。
【0026】前記保温制御手段72は、マイコン61内の計
時装置を利用して、炊飯制御手段71による炊飯が終了す
ると、普通保温制御手段73による普通保温を行ない、そ
の後所定時間(例えば6時間)が経過すると、自動的に
低温保温制御手段74による低温保温に切替え、この低温
保温が別の所定時間(例えば5時間)を経過すると、再
び普通保温制御手段73による普通保温に戻す保温制御切
替手段75を備えている。また、この保温制御切替手段75
は、炊飯が終了してから所定時間(例えば12時間)以
内に保温スイッチ24Bを操作すると、保温制御手段72に
よる保温制御を、普通保温から低温保温、あるいは、低
温保温から普通保温に切替える機能を有している。そし
て、保温スイッチ24Bにより保温温度を普通保温から低
温保温に切替える操作を行なうと、保温制御切替手段75
は、低温保温制御手段74により保温温度を低温にすると
ともに、前記LCD23の予約時刻表示部22Bにより、低
温保温から普通保温に戻す時刻(制御を普通保温制御手
段73に戻す時刻ではなく、鍋5内のご飯が普通保温の温
度に戻る時刻を示す。)を表示させ、この表示時刻にご
飯が高温になるように、保温制御手段72を予約動作させ
る。この際、保温制御切替手段75は、低温保温から普通
保温のご飯温度に戻すまでの時間を考慮して、例えば1
時間程度前に普通保温にするように保温制御手段72を制
御する。本実施例の場合、予約時刻表示部22Bには、保
温スイッチ24Bにより低温保温に切替えたときの現在時
刻に6時間を加算した時刻を表示させるようになってい
る。
【0027】ここで、予約時刻表示部22Bに表示される
予約時刻でそのまま低温保温を行なっても構わない場合
は、何も操作を行なわなくてもよいが、予約時刻を任意
に変えたい場合には、時調整スイッチ24Gおよび分調整
スイッチ24Hを操作すれば、その後、この変更した予約
時刻により低温保温が行なわれる。すなわち、本実施例
の保温制御切替手段75は、低温保温制御手段74による低
温保温経過時間を可変して、所定の時刻に保温制御手段
72の保温温度を低温から高温にする低温保温予約手段76
を備えている。なお、炊飯を行なわずに保温スイッチ24
Bにより保温動作を開始した場合は、鍋5内に冷や飯を
収容した場合が考えられるので、先ず、普通保温制御手
段73による普通保温を行ない、その後、保温スイッチ24
Bを押しても、ご飯の腐敗防止のため、ブザー報知手段
68により操作無効を報知するとともに、低温保温制御手
段74による低温保温を行なわないように構成している。
【0028】77は、切状態で予約時刻表示部22Bに表示
される所定の時刻に、炊飯を終了して保温を開始させる
予約炊飯手段である。ここでいう所定の時刻は、時調整
スイッチ24Gおよび分調整スイッチ24Hを操作すること
により任意に設定できる。また、予約炊飯手段77は、切
状態で予約スイッチ24Eを押したときに動作するように
なっている。78は、予約炊飯手段77による予約炊飯を開
始してから、炊飯終了の予約時刻までのタイマー動作時
間が、所定時間(例えば14時間)以上の場合に、炊飯
終了後の保温制御手段72による保温温度を高温に自動選
択して、低温の保温を禁止する禁止手段たる低温保温禁
止手段である。
【0029】次に、上記構成につき、その作用を図5〜
図9のフローチャートを参照して説明する。図5は、予
約炊飯機能の処理手順を示すものである。同図におい
て、炊飯予約時刻を予め設定し、予約スイチ24Eを押し
て予約炊飯手段77による予約炊飯を開始すると(ステッ
プS1)、炊飯予約時刻の55分前に炊飯制御手段71に
よる炊飯が開始し、炊飯予約時刻にはご飯が炊き上がっ
て、保温制御手段72による保温に切替わるようになって
いる。また、ステップS1にて予約炊飯を開始すると、
低温保温禁止手段78は炊飯予約時刻から現在時刻を減算
したタイマー動作時間を演算し(ステップS2)、この
タイマー動作時間が14時間未満の場合には、前記低温保
温制御手段74による低温保温を許可する一方(ステップ
S3,S4)、タイマー動作時間が14時間以上の場合に
は、保温制御切替手段75によって行なわれる普通保温制
御手段73から低温保温制御手段74への時間管理に基づく
自動切替えと、保温スイッチ24Bによる低温保温制御手
段74への切替を同時に禁止する(ステップS3,S
5)。また、ステップS5に至った場合には、保温スイ
ッチ24Bを操作すると、ブザーにより保温スイッチ24B
の操作無効を報知するようになっている。
【0030】次に、普通保温と低温保温の切替え手順を
図6に基づき説明すると、炊飯制御手段71による炊飯動
作が終了すると(ステップS11)、ステップS12に移行
し、保温制御手段72は先ず普通保温制御手段73による普
通保温を開始する。同時に、操作パネル22の普通保温L
ED23Bが点灯するとともに、普通保温制御手段73は鍋
5内の保温温度を73℃に設定し、68〜76℃の普通
保温を行う。そして、次のステップS13では、保温制御
切替手段75により、炊飯が終了してから6時間経過した
か否かを判断し、6時間経過していなければ、さらにス
テップS14において、保温スイッチ24Bが操作されたか
否かを判断する。保温スイッチ24Bを操作しないまま、
炊飯終了後6時間が経過した場合、または、炊飯終了後
6時間が経過する前に、保温スイッチ24Bを操作した場
合は、次のステップS15に移行して、低温保温制御手段
74による低温保温を開始する。
【0031】このステップS15では、普通保温LED23
Bおよび低温保温LED23Cが点灯するとともに、低温
保温制御手段74は鍋5内の保温温度を65℃に設定し、
60〜68℃未満の低温保温を行う。そして、次のステ
ップS16において、保温制御切替手段75により、低温保
温が5時間経過したか否かを判断し、5時間経過してい
なければ、さらにステップS17において、保温スイッチ
24Bが操作されたか否かを判断する。保温スイッチ24B
を操作しないまま、低温保温が5時間経過した場合、ま
たは、低温保温が5時間経過する前に、保温スイッチ24
Bを操作した場合は、次のステップS18に移行して、前
記ステップS12と同様の普通保温制御手段73による普通
保温を再び開始する。
【0032】その後、ステップS19に移行し、保温制御
切替手段75は保温スイッチ24Bが操作されたか否かを判
断する。そして、保温スイッチ24Bが操作されたなら
ば、保温制御切替手段75は炊飯終了から12時間が経過
したか否かを判断する(ステップS20)。このとき、炊
飯終了から12時間を経過していなければ、ステップS
15の手順に戻って、低温保温制御手段74による低温保温
を行なう。一方、炊飯終了から12時間を経過していれ
ば、次のステップS21に移行して、ブザーを報知し、こ
の保温スイッチ24Bの操作を無効化して、ステップS19
の手順に戻る。つまり、炊飯終了から12時間経過後
は、低温保温制御手段74による低温保温は行なわれな
い。
【0033】一方、保温時におけるコードヒータ39すな
わち蓋ヒータの制御手順を図7に基づき説明する。ステ
ップS31にて炊飯制御手段71による炊飯が終了し、次の
ステップS32の保温動作が開始すると、保温制御手段72
は、鍋5内のご飯が所定の保温制御温度に達しているか
否かを判断する(ステップS33)。そして、鍋5内のご
飯が所定の保温制御温度に達していなければ、200秒
断電(オフ)→30秒通電(オン)→150秒断電→3
0秒通電の後、100秒断電/30秒通電の通断電サイ
クルを繰り返して、コードヒータ39を通断電制御する
(ステップS34)。この間、保温制御手段72は、ステッ
プS33の手順に基づき、引き続き上記保温制御温度を監
視する。一方、ステップS33において、鍋5内のご飯が
所定の保温制御温度に達すると、今度はステップS35に
移行して、蓋温度センサ41の検出温度が鍋温度センサ12
の検出温度すなわち鍋5の保温温度よりも3℃高くなる
ように、コードヒータ39を温度制御しながら蓋下面板33
を加熱する。例えば、普通保温時のご飯温度を73℃に
するために鍋温度センサ12の温度を71℃に設定した場
合は、蓋温度センサ41の制御温度は74℃(71℃+3
℃)になる。そして、ステップS36において、保温を開
始してから6時間が経過したら、ステップS37に移行し
て、蓋温度センサ41の検出温度が鍋5の保温温度よりも
1℃高くなるように、コードヒータ39を温度制御しなが
ら蓋下面板33を加熱する。例えば、6時間前の蓋温度セ
ンサの制御温度が74℃なら6時間以降は72℃とな
る。また、保温温度が低温保温状態にあるときには、低
温保温の鍋温度センサ12の温度が基準になり蓋温度の管
理が設定される。例えば、ご飯温度65℃にするため
に、鍋温度センサ12の制御温度を63℃に設定した場合
は、蓋温度センサ41の制御温度は64℃(63℃+1
℃)となる。すなわち、保温開始後普通保温を実行した
場合でも低温保温実行した場合でも6時間が経過すると
蓋温度はその時点の鍋温度センサ12の制御温度を基準と
して蓋温度を抑制する構成になっている。
【0034】また、本実施例においては保温を開始した
後6時間後に蓋の温度を抑制する構成であるが、6時間
経過する以前に保温スイッチ24Bを操作して低温保温に
切替えたときから蓋温度を抑制する構成としてもよい。
ただし、この場合にはその後5時間が経過して普通保温
の温度に戻したときも蓋温度を抑制したままにするのが
望ましい。また、保温開始後、低温保温にしないで普通
保温のみで使用する場合には、蓋温度は高めのままにし
て蓋温度を抑制しないように構成してもよい。このよう
な構成とすることにより、ご飯温度と蓋加熱によりご飯
上部の乾燥状態を好みに応じて選択できる利点が得られ
るように構成できる。なお、蓋温度は蓋温度センサ41の
みにて温度管理する構成でなくてもよく、例えば蓋温度
センサ41が所定の制御温度、例えば72℃ないし64℃
になったら8秒通電2秒断電の通断電にて5サイクルの
加熱を行い、この加熱終了後に蓋温度センサ41が72℃
ないし64℃になったら再度加熱する構成でもよく、ま
た鍋温度センサ12の感知温度が保温制御温度、例えば7
1℃ないし63℃になったら10秒通電5秒断電の通断
電にて加熱を行う構成にしてもよい。さらには蓋温度が
抑制される加熱量で制御する構成であってもよい。こう
することで蓋温度センサ41を使用しなくても蓋温度の抑
制が可能となる利点がある。また、実施例では6時間で
蓋温度を抑制する構成にて説明したがこの蓋温度の抑制
開始時間は4時間でも16時間でもよく、適宜設定可能
である。また、実施例では特に示していないが、保温コ
ースとして例えば新鮮保温と高め保温の2コースを設
け、新鮮保温コースは、飯の保温制御温度に関わらず常
時LCDに新鮮保温の表示を行い、炊飯終了後は前述し
たとおり普通の保温の後、低温保温を行い、低温保温の
後は普通保温に戻す温度管理を行う。また、切状態から
保温を開始した場合は、低温保温から開始し、低温保温
が5時間経過したら普通保温に戻す温度管理を行う。一
方、高め保温コースは、常時LCDに高め保温の表示を
行い、炊飯終了後、あるいは切状態から保温を開始した
ときも普通保温のままにする温度管理を行う。そして、
この新鮮保温コースと高め保温コースは保温選択スイッ
チにより炊飯中や予約炊飯中以外、切や保温中に常時表
示切替え可能にする。また、前述した本実施例の特徴の
一つである蓋温度の抑制は、新鮮コースのみに採用し、
新鮮保温と高め保温でご飯の保温温度の他、蓋温度の選
択も好みに応じて選択できる構成にし、使用者の実用性
を向上してもよい。
【0035】次に、操作パネル21の表示の制御手順を図
8及び図9に基づき説明する。まず、図8に示すように
炊飯制御手段71による炊飯が終了した場合(ステップS
41)、予約炊飯手段77による炊飯が終了した場合(ステ
ップS42)、保温スイッチ24Bを操作した場合(ステッ
プS43)、炊飯むらし中に停電した後電源復帰した場合
(ステップS44)のいずれかの場合には、ステップS45
に移行し、保温制御手段72は保温を開始する。同時に保
温制御手段72はマイコン61内の計時装置を利用して、保
温経過時間の計時を開始する(ステップS46)。そし
て、次のステップS47では、リセット回路63よりリセッ
ト信号が出力されているか否かを判断し、リセット信号
が出力されていれば、全加熱動作を停止し(ステップS
48)、現在時刻表示部22Aを午前12:00で点滅させ
る(ステップS49)。また、リセット信号が出力されて
いなければ、図9に示すようにステップS50において、
切スイッチ24Cがオンになっているか否かを判断する。
そして、切スイッチ24Cがオンになっていなければ、ス
テップS51に移行する。
【0036】このステップS51では、負荷検知回路62に
より鍋5が無いか否かを判断する。鍋5があればステッ
プS52で保温経過時間を表示し、次のステップS53に移
行して停電検知回路64により停電の発生を判断し、停電
の発生がない場合にはこのまま保温経過時間の表示を続
ける。また停電の発生がある場合には、ステップS54で
保温制御手段72による保温加熱を中止し、現在時刻表示
部22Aに現在の時刻を表示する(ステップS55)。そし
て、同時に保温制御手段72はマイコン61内の計時装置を
利用して、保温経過時間の計時を継続する(ステップS
56)。次に、ステップS57において電源が復帰したか否
かを判断し、電源が復帰したらステップS58に移行し、
鍋温度センサ12により停電中の鍋温度の低下が25℃以上
であるか否かを判断する。そして、鍋温度の低下が25
℃以上であれば、ステップS59において切状態として、
現在時刻表示部22Aに現在の時刻を表示する(ステップ
S60)。また、鍋温度の低下が25℃未満であれば、ス
テップS61において保温制御手段72による保温を再開
し、保温加熱を再開する(ステップS62)。続いて、ス
テップS63において保温制御手段72はマイコン61内の計
時装置を利用して、保温経過時間の計時を継続し、再び
ステップS47に戻って表示動作を続行する。
【0037】また、ステップS51でにおいて鍋5が無い
と判断した場合には、ステップS64に移行して保温制御
手段72による保温加熱を中止し、現在時刻表示部22Aに
現在の時刻を表示する(ステップS65)。続いて保温制
御手段72はマイコン61内の計時装置を利用して、保温経
過時間の計時を継続する(ステップS66)。次に、ステ
ップS67において負荷検知回路62により鍋5が無いか否
かを再度判断し、鍋5が再装着されたらステップS68に
おいて保温制御手段72による保温を再開するか否かを判
断し、保温を再開する場合には保温制御手段72による保
温を再開し、保温加熱を再開する(ステップS62)。そ
して、ステップS63において保温制御手段72はマイコン
61内の計時装置を利用して、保温経過時間の計時を継続
し、再びステップS47に戻る。また保温を再開しない場
合には、ステップS59において切状態として、現在時刻
表示部22Aに現在の時刻を表示する(ステップS60)。
【0038】一方、ステップS50において、切スイッチ
24Cがオンになっている場合には、ステップS59におい
て切状態として、現在時刻表示部22Aに現在の時刻を表
示する(ステップS60)。
【0039】次に、操作パネル21の時刻表示部の制御手
順を図10に基づき説明する。保温制御手段72が保温を
開始し、マイコン61内の計時装置を利用して、保温経過
時間の計時を開始し、経過時間の表示を開始する(ステ
ップS71)と同時にステップS72に移行して予約時刻表
示部22Bに0h(0時間)を表示する。そして、ステッ
プS73においては、ステップS72から60分経過したか
否かを判断し、60分経過していれば、ステップS74で
予約時刻表示部22Bに1h(1時間)を表示する。さら
に、ステップS75においてはステップS74から60分経
過したか否かを判断し、60分経過していれば、ステッ
プS76で予約時刻表示部22Bに2h(2時間)を表示す
る。このような計時及び表示を順次繰り返していき、ス
テップS77で予約時刻表示部22Bに98h(98時間)
を表示し、ステップS78においてステップS77から60
分経過したか否かを判断し、60分経過していれば、ス
テップS79で予約時刻表示部22Bに99h(99時間)
を点滅させて表示する。次に、ステップS80に移行して
マイコン61内の計時装置による計時を停止するが、ステ
ップS81において保温制御手段72による保温加熱は継続
する。
【0040】以上、図2に示すように操作パネル21が、
現在時刻を表示する現在時刻表示部22Aと、炊飯または
低温保温の予約時刻を表示する予約時刻表示部22Bとの
2つの表示部を備えたLCD22を有する場合について説
明してきたが、図11及び図12に示すように現在時刻、予
約時刻、保温コース、保温経過時間などを1つの表示部
でその表示を変化させることにより表示するようにして
もよい。
【0041】例えば、切状態中は図11(a) に示すように
保温コースと現在時刻(午前8:00)が表示される。
また、炊飯中は図11(b) に示すように保温コースと現在
時刻が表示されており、むらし加熱になったら図11(c)
に示すように保温コースを表示するとともに、13分間
のむらしの残り時間(分)を13から1分ごとに減じて
表示する。なお、むらし中に停電が発生した場合には、
図11(d) に示すように保温コースと現在時刻を表示し、
その後電源が復帰した場合には保温で再開し、後述する
保温状態の表示を行う。また、予約炊飯中は、図11(e)
に示すように保温コースと予約時間(午後6:00)が
表示される。
【0042】そして、保温の開始とともに保温経過時間
の計時を開始し、図12(f) 及び(g)に示すように時刻表
示部には新鮮保温と高め保温の保温コースを表示すると
ともに、経過時間を1時間単位で表示する。具体的に
は、保温開始時点を0秒とし、59分59秒までは0
h,60分になると1hを表示する。その後60分毎に
1hづつ加算し、99hまで継続して表示する。99h
になると図12(h) に示すように99の数字を点滅させ計
時を停止する。また保温再加熱中は、図12(i) に示すよ
うに保温再加熱の所用時間(例えば9分)を再加熱の残
り時間として1分ごとに減じて表示する。さらに、図12
(j) に示すように新鮮保温や高め保温の保温コースのコ
ース選択の状況を表示する他、実行中の保温温度の高/
低または温度を併記して表示するようにすれば、保温中
のご飯が低温なのか高温なのかが蓋を開けなくても分か
り、低温の場合には蓋を開ける前に、保温再加熱スイッ
チ24Dを操作してご飯を再加熱し、温かいご飯にして食
味を改善できるという利点が得られる。
【0043】また、マイコンにリセットがかかった場合
にはROMを初期状態として、図12(k) に示すように保
温コースとして新鮮を表示するとともに、時刻表示を午
前12:00として「12:00」の文字を点滅させ
る。さらに、温度センサーの短絡や断線などの故障時に
は、図12(l) に示すようにE(エラー)の記号と故障内
容を示す番号を表示する。なお、図12(m) は、上述した
12時間表示の場合の時刻表示装置のLCDを全灯させ
た状態を示す。
【0044】以上のように時計時刻や保温経過時間の表
示の他、むらしの残時間、予約炊飯の予約時間の表示、
保温再加熱の残時間の表示、リセットがかかった場合の
表示、故障を検知した時の表示が選択的に表示され、1
つの時刻表示装置にて複数種、例えば5種以上、例えば
7種の表示形態を共用できるので、最小限の表示スペー
スで5種類以上の情報を報知できるので、経済性及びス
ペースの有効利用性を大幅に向上させることができる。
【0045】また、通常の時計は図11及び図12に示すよ
うに午前午後切替えの12時間表示であるが、24時間
表示としてもよい。この場合、図13(a) に示すように2
4時間表示により現在時刻(午後6:00)を表示した
り、図13(b) に示すように保温経過時間を表示したりす
れば、午前午後の切替え表示が不要となり、さらに表示
装置の小形化を図ることができ、また、表示装置の大き
さが同一の場合には、時刻表示を大きくして見易さの改
善が行えるという利点を有する。なお、図13(c) は、2
4時間表示の場合の時刻表示装置のLCDを全灯させた
状態を示す。
【0046】上述したような本実施例の表示方法によれ
ば、切状態の場合や停電中にも新鮮保温または高め保温
の保温コースの選択状況の表示がなされているので、切
状態のときに保温スイッチ24Bを操作して保温を開始す
るときや、切状態のときに炊飯スイッチ24A又は予約ス
イッチ24Eを操作して炊飯を開始するときに、それぞれ
のスイッチ操作をする前に設定状況が確認できるので、
使用性が向上するという利点を有する。また、保温中に
電源プラグを外して別の部屋で食事をする場合でも保温
コースの表示がなされているため、食事が終わって再び
プラグをコンセントに差す時点で保温コースの設定内容
が確認でき、使用性が向上する利点も有する。なお、保
温中に停電が発生した場合は、保温加熱をいったん中止
するが、電源の復帰時点での鍋温度の低下が25℃以上の
ときには、温度の低下が大きいことから、保温を停止す
る意図があると判断し、切状態にするとともに保温経過
時間の計時をクリアーして0hに戻す。一方、停電中の
鍋温度の低下が25℃未満であまり温度低下がないときに
は、再度保温を再開する意思があると判断して、保温を
再開する。そして、このときには停電中も保温経過時間
の計時を継続し、電源が復帰したときに、停電期間の時
間も累積して保温経過時間の表示を継続する構成となっ
ている。また、保温中に鍋5が外された場合も前述した
停電処理の場合と同様に、鍋5の再装着により保温を再
開するときに鍋無し期間の時間を累積して保温経過時間
とする構成となっている。なお、本実施例においては9
9時間まで保温経過時間を表示するような構成にて説明
してきたが、36時間を超えて継続して経過時間を表示
する構成であればよく、48時間まででも、999時間
まででもよい。ただし、実際には48時間を超える保温
はまれであり、また、99までは2桁の数字表示部にて
処理可能なことから表示部(LED)の大型化を避ける
ためにも48時間以上99時間以下の保温継続時間の表
示が好ましい。また、低温保温の併用による保温状態の
改善を行った保温方法ばかりでなく、通常の高め保温に
て保温を連続して行う場合でも、同様の保温経過時間の
表示を行うものであってもよい。また、停電バックアッ
プ回路には、リチウム電池等の電源を用い、停電中も使
用状況をRAMに保持する構成になっており、過去10
〜100回分程度の炊飯の使用状況(炊飯メニュー/炊
飯量の判定結果/炊飯した時刻/炊飯時間等)と保温の
使用状況(新鮮か高めの保温コース/保温経過時間/保
温中の停電回数/停電していた時間等)を記憶する構成
になっており、別途RAMの書込み情報を確認すること
で、ユーザーの使用状況が確認できるようになってい
る。または、炊飯や保温の使用状況のデータ保持に、フ
ラッシュメモリー等の大容量メモリーを使用すれば前記
構成よりも多くの使用状況の情報が保存でき、またリチ
ウム電池等の電源が切れたり、故障した場合でも記憶が
保持できる利点が生かせる。
【0047】以上のように上記実施例によれば、保温を
開始した後、保温経過時間を36時間以上、好ましくは
48時間以上99時間までをLCD22に表示する構成
を採用しているので、保温保証時間である12時間ない
し36時間を超えて保温した場合にも、従来のように時
計表示部が時計の表示に切替わる等、保温経過時間の表
示がなくなって、何時間保温したご飯なのかわからなく
なることがない。したがって、保温保証時間を超えてご
飯を保温したためご飯の乾燥や変質が進み、また保温臭
が悪化していることを使用者が容易に認識できるので、
ご飯の保温状態の劣化が製品の故障なのか、長時間の保
温のせいなのかを容易に判断することができる。
【0048】また、実際に長時間(36時間以上)の保
温を行う場合には、典型的には以下の2つのケースが想
定される。すなわち、朝炊きスタイルの場合、午前6時
に炊飯を終了して保温を開始し、午後12時に昼食、午
後6時〜9時に夕食、その後翌朝午前6時に朝食を採る
と、ここまでで24時間の保温になる。その後夕食の午
後6時〜9時まで保温すると、合計で36時間〜39時
間程度の保温経過時間となり、36時間以上ご飯を保温
することになる。また、夜炊きスタイルの場合、午後6
時に炊飯を終了して保温を開始し、翌朝午前6時に朝
食、午後12時に昼食、午後6時〜9時に夕食を採る
と、ここまでで24時間〜27時間の保温になる。その
後、翌朝の午前6時まで保温すると36時間程度の保温
経過時間となり、その後もご飯が鍋5に入っていれば3
6時間以上ご飯を保温することになる。
【0049】アンケート調査の結果によれば、上述した
ように朝ご飯を炊いて翌日の夜まで、もしくは夜ご飯を
炊いて明後日の朝までなど36時間を超えてご飯を保温
し続けることが実際にある。このようにその保温が次の
食事のためのものである場合もあるが、余ったご飯を鍋
5内にそのまま残しておき、そのまま放置されて無条件
で36時間を超えて保温される場合もある。すなわち、
保温保証時間が24時間ないし36時間程度の場合で
も、実用上やむなく(使用者が食事を意図せず)36時
間を超えた保温がなされる場合があるのである。このよ
うな場合でも本発明においてはその保温経過時間が表示
されるので、使用者は保温状態が悪いことが認識でき、
焼き飯にするなど食味改善を工夫する目安にすることが
できる。
【0050】特に本実施例のように低温保温と普通保温
とを組み合わせることにより、ご飯を長時間保温した際
の劣化を抑制した保温機能を備えた保温釜の場合、従来
の高めの保温温度での保証時間である12〜24時間よ
りも、保温保証時間が24〜36時間と長くなってい
る。このように保温保証時間が長くなると、従来の保温
保証時間である12〜24時間の場合とでは、同じ保温
経過時間でもご飯の劣化状況などの認識が相違してくる
ことが予想される。例えば、保温保証時間が12〜24
時間の保温釜では36時間以上保温したご飯は、一律に
そのまま食するには適しないと判断するであろうが、保
温保証時間が24〜36時間の保温釜であれば、36時
間をわずかに超過した程度であればそのまま食せると判
断したり、あるいは48時間程度までであれば焼き飯に
するなど食味改善を工夫したりするなど、36時間を超
過した保温経過時間の表示を有効に活用することが可能
である。
【0051】その上、本実施例においては、停電検知回
路64により停電の発生を判断し、停電の発生があった場
合に、電源が復帰したら鍋温度センサ12により停電中の
鍋温度の低下が25℃以上であるか否かを判断し、鍋温
度の低下が25℃未満であれば、保温制御手段72による
保温を再開し、この場合には表示手段が、停電期間の時
間も保温経過時間として累積して表示を行うような構成
となっている。このため、台所などの設置してある保温
釜を、食事の際には電源プラグを外して別の部屋に移動
し、再度電源プラグをコンセントに差し保温を再開する
場合など、保温中に電源プラグを外すことがあっても状
況に応じてこの停電期間中も経過時間を累積して、前回
までの経過時間に加算した本質的な保温経過時間を表示
するので、停電の度に経過時間が0hから再開され本質
的な保温経過時間とかけ離れた保温経過時間が表示され
るという不具合が防止できる。このような構成は、保温
保証時間が24〜36時間と長く、36時間以上保温経
過時間を表示する本実施例のような保温釜においては特
に有効である。また、夜間等に保温をしているときに電
力会社の都合や落雷等で一時的に停電があった場合、停
電の継続していた時間にもよるが、鍋5の温度低下が比
較的少ないときには、電源復帰後に保温を再開し、停電
していた時間を累積して本質的な保温経過時間を表示す
るので、表示時間が狂うことなく精度のよい保温経過時
間の管理を行うことができる。また、停電継続時間が長
く鍋温度が大幅に下がったときには、再通電後に保温を
再開しても、通常の保温温度に回復するまでに時間がか
かり、使用者が完全に温度が回復していないご飯を食す
ることが生じうる。そうすると使用者は、冷や飯状態で
食味が低下たご飯を食することになるため、前述した保
温経過時間が表示されない場合と同様に、保温釜が故障
していると誤解を招く恐れがある。そこでこのように鍋
温度が大幅に下がったときには、再通電後保温を中止
し、保温経過時間を0hにクリアーすることによりこの
不具合を防止することができる。
【0052】さらに、保温経過時間などの使用状況を記
憶可能とすることにより、万一、保温性能が悪いと使用
者が感じた場合、店や修理店または工場でその記憶情報
を解析することで、保温経過時間が長すぎたり、長時間
停電が継続したなどの時間等の使用状況を確認すること
ができる。これにより、保温性能が悪い原因が、製品の
故障に起因するものなのか、ユーザーの使い方に起因す
るものなのかを判断することができるため、製品に対す
るクレームの原因解析に活用できる。
【0053】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、実施例では保温機能を備えた
電磁誘導加熱式の炊飯器にて説明したが、シーズヒータ
などで鍋5を加熱する電熱式の保温釜でもよく、保温は
コードヒータにより行なうものでもよい。また、実施例
における各種の時間や温度の管理、および各スイッチ24
からの操作方法などは、本発明の趣旨に基づき各種変形
可能である。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明の保温釜は、保温を開始
した後、保温の経過時間を36時間以上表示し続ける表
示手段を備えるものであるので、保温保証時間である1
2時間ないし36時間を超えた保温をした場合にも、従
来のように時計表示部が時計の表示に切替わる等、経過
時間の表示がなくなることがなく、何時間保温したご飯
なのかが即時にわかるので、保温保証時間を超えて保温
したから、乾燥や変質が進み、また保温臭が悪化したご
飯になっていることを使用者が容易に認識でき、保温状
態の劣化が製品の故障によるものなのか、長時間の保温
によるものなのかが容易にわかる。
【0055】また、請求項2の発明の保温釜は、炊飯後
は、68℃以上の高温と、68℃未満の低温の組み合わ
せにてご飯を保温する保温制御手段と、保温経過時間を
36時間以上表示し続ける表示手段とを備えたものであ
るので、低温での保温と高温での保温とを組み合わせる
ことにより長時間保温した状態でのご飯の劣化を抑制す
ることができるので、保温保証時間が長くなっており、
このような保温保証期間が長くなったときには、36時
間を超過した保温経過時間の表示を特に有効に活用する
ことができる。
【0056】さらに、請求項3の発明の保温釜は、前記
表示手段が、保温の途中で停電があり電源が復帰したと
きに保温を再開する場合に、停電期間の時間も保温経過
時間として累積して表示するものであるので、保温中に
電源プラグを外すなどして停電があったとしても次に電
源が復電し保温を再開したときに、停電していた時間も
累積して保温経過時間の表示を行うので、実質的な保温
経過時間を表示することができ、精度よく保温経過時間
の管理を行うことができる。特に、保温経過時間などの
使用状況を記憶可能とすることにより、24〜36時間
といった保温保証時間を超えて長時間の保温を残飯に保
管等の理由でやむなくした場合や、故意に長時間の保温
をした場合に、保温状態が悪化した理由が製品の故障で
あるのか、長時間の保温のためであるかが、使用者また
はサービスマン、製造者が容易に確認でき、長時間保温
機能に起因する保温性能の誤解の防止及び、故障の有無
の確認によるスピーディな修理が可能となり、保温性能
のよい保温釜を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す保温釜の全体断面図で
ある。
【図2】同上操作パネルの正面図である。
【図3】同上電気的構成を示すブロック図である。
【図4】同上マイコンの機能構成を示すブロック図であ
る。
【図5】同上予約炊飯機能の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】同上普通保温と低温保温の切替え手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】同上コードヒータの制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】同上操作パネルの時刻表示部の制御手順を示す
フローチャートである。
【図9】同上操作パネルの時刻表示部の制御手順を示す
フローチャートである。
【図10】同上操作パネルの時刻表示部の保温経過時間
を示す制御手順を示すフローチャートである。
【図11】同上操作パネルの時刻表示部の表示の別例を
示す概略図である。
【図12】同上操作パネルの時刻表示部の表示の別例を
示す概略図である。
【図13】同上操作パネルの時刻表示部の表示のさらに
別例を示す概略図である。
【符号の説明】
22 LCD(表示手段) 25 表示操作部品(表示手段) 72 保温制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保温を開始した後、保温の経過時間を3
    6時間以上表示し続ける表示手段を備えたことを特徴と
    する保温釜。
  2. 【請求項2】 炊飯後は、68℃以上の高温と、68℃
    未満の低温の組み合わせにてご飯を保温する保温制御手
    段と、保温経過時間を36時間以上表示し続ける表示手
    段とを備えたことを特徴とする保温釜。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、保温の途中で停電があ
    り電源が復帰したときに保温を再開する場合に、停電期
    間の時間も保温経過時間として累積して表示することを
    特徴とする請求項1又は2に記載の保温釜。
JP17017296A 1996-06-28 1996-06-28 保温釜 Pending JPH1014757A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061729A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ジャー炊飯器
JP2009284930A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Corp ジャー炊飯器

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